JP2005150074A - 角筒状電池とその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 角形と円筒形それぞれの長所を兼ね合わせた、特性に優れる角筒状電池を提供する。また、角筒状電池の製造時における不良発生を抑制し、生産性に優れる角筒状電池の製造方法を提供する。
【解決手段】 極板群と、電解質と、極板群および電解質を収容する電池ケースとを含む角筒状電池であって、電池ケースの側面は、円筒状の頭部と、極板群および電解質を収容する角筒状の胴部と、胴部と頭部との間に位置する遷移部を含み、胴部は、平面部と、隣接する平面部の間を曲面でつなぐコーナー部とを含み、遷移部は、コーナー部と遷移部との境界から、頭部と遷移部との境界にかけて連続した曲面を有し、曲面の横断面の曲率半径が、境界から境界にかけて、コーナー部の横断面の曲率半径から頭部の半径へと連続的に変化していることを特徴とする角筒状電池とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、角筒状電池とその製造方法とに関する。
近年、携帯機器の発展などに伴い、一次電池、二次電池を含め、電池の役割がますます重要視されている。電池を搭載する機器の小型化、高機能化の競争は激しく、主に、小型、高容量かつ高出力が実現可能な電池が市場から求められている。
このような電池として、従来、角形あるいは円筒形の電池が一般的である。それぞれ、例えば、複数の電池を集積する際の積層・集積などの空間効率が高い、生産性が高い、などの特長を有している。しかし、換言すれば、角形の電池では、例えば、電池を密閉するための封口が円筒形の電池に比べて難しく、また、円筒形の電池では、例えば、複数の電池を積層・集積する際に角形の電池に比べてデッドスペースが大きいなどの課題を有している。
これら課題を解決するために、極板群などを収容する胴部が角筒状であり、封口を行う頭部が円筒状である電池ケースを有する電池が開示されている(例えば、特許文献1、特許文献2および特許文献3などに記載)。このような電池とすることによって、角形および円筒形の電池の長所を兼ね合わせた、特性が高い電池が期待される。
また、直方体になるように成形した極板群を角筒状の電池ケースに収容する技術が特許文献4に開示されている。より具体的には、図18Aに示すように、円筒状に捲回された極板群102を、角度を90°ずつずらしながら配置した金型103によって四方向から加熱・加圧し、その横断面が直方形状になるように極板群102を成形する技術が特許文献4に開示されている。
特開昭63−207048号公報 特開2002−141100号公報 特開2002−208380号公報 特開平7−226212号公報
特許文献1および特許文献3に開示されているような電池を実際に作製するためには、例えば、角筒状の缶の開口端部を円筒状に成形することによって電池ケースを形成する方法が考えられる。しかしながら、その際、缶に膨れ、皺などが発生する可能性がある。例えば、図17は、極板群および電解質を収容する胴部が角筒状であり、頭部が円筒状である従来の電池ケースの一例を示す模式図である。角筒状の缶の開口端部を単に円筒状に成形するだけでは、図17に示す電池ケース101の領域Aに膨れが発生したり、領域Bに皺が発生したりする場合がある。これらの不具合が発生すると、封口が困難になったり、不具合が生じた箇所から電池ケースの亀裂が生じて漏液が発生したりする可能性がある。また、歩留まりなどの生産性の観点からも、これらの不具合が発生する可能性の低減が求められている。
これらの問題を解決するために、例えば、特許文献2では、円筒状の電池ケースに極板群を収容し、その開口端部を封口して密閉した後に、角筒状の胴部を形成している。しかしながら、この方法では、角筒状の胴部を形成する際に極板群の変形が余儀なくされ、極板群内で短絡や活物質の脱落が発生する可能性がある。
また、特許文献4に示す方法では、極板群102の巻き終わり部104が成形後の直方体の辺上に位置する場合、円筒状の極板群102を直方体に成形する際(図18A)や、角筒状の電池ケース105に極板群102を収容する際などに、内部短絡が発生したり、電池ケース105への挿入不良を起こしたりするなどの可能性がある。
そこで本発明は、角形と円筒形それぞれの長所を兼ね合わせた、特性に優れる角筒状電池を提供することを目的とする。また、角筒状電池の製造時における不良発生を抑制し、生産性に優れる角筒状電池の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の角筒状電池は、極板群と、電解質と、前記極板群および前記電解質を収容する電池ケースとを含む角筒状電池であって、前記電池ケースの側面は、円筒状の頭部と、前記極板群および前記電解質を収容する角筒状の胴部と、前記胴部と前記頭部との間に位置する遷移部とを含み、前記胴部は、平面部と、隣接する前記平面部の間を曲面でつなぐコーナー部とを含み、前記遷移部は、前記コーナー部と前記遷移部との第1の境界から、前記頭部と前記遷移部との第2の境界にかけて連続した曲面を有し、前記連続した曲面の横断面の曲率半径が、前記第1の境界から前記第2の境界にかけて、前記コーナー部の横断面の曲率半径から前記頭部の半径へと連続的に変化していることを特徴としている。
また、本発明の角筒状電池は、正極板と負極板とをセパレータを介して積層し、捲回した極板群と、電解質と、前記極板群および前記電解質を収容する電池ケースとを含む角筒状電池であって、前記電池ケースの側面は、円筒状の頭部と、前記極板群および前記電解質を収容する角筒状の胴部と、前記胴部と前記頭部との間に位置する遷移部とを含み、前記胴部は、平面部と、隣接する前記平面部の間を曲面でつなぐコーナー部とを含み、前記遷移部は、前記コーナー部と前記遷移部との第1の境界から、前記頭部と前記遷移部との第2の境界にかけて連続した曲面を有し、前記連続した曲面の横断面の曲率半径が、前記第1の境界から前記第2の境界にかけて、前記コーナー部の横断面の曲率半径から前記頭部の半径へと連続的に変化しており、前記極板群の横断面の形状が、角筒状、多角形状または扁平形状であり、前記電池ケースにおける前記コーナー部の内周面の曲率半径よりも前記極板群におけるコーナー部の横断面の曲率半径が大きく、前記極板群の巻き終わり部が前記電池ケースにおける前記コーナー部に位置するように、前記極板群が前記電池ケースに収容されていることを特徴としていてもよい。
次に、本発明の角筒状電池の製造方法は、正極板と負極板とをセパレータを介して積層し、捲回した極板群と、電解質と、前記極板群および前記電解質を収容する電池ケースとを含む角筒状電池の製造方法であって、
(i)正極板と負極板とをセパレータを介して積層し、捲回した極板群を、前記極板群の横断面が角筒状、多角形状または扁平形状となるように押圧する工程と、
(ii)側面に、平面部と、隣接する前記平面部の間を曲面でつなぐコーナー部とが形成された角筒状の電池ケースに、前記押圧した極板群と電解質とを収容する工程と、
(iii)前記電池ケースの開口部を封口体によって密閉する工程とを含み、
前記工程(i)において、前記電池ケースにおける前記コーナー部の内周面の曲率半径よりも前記極板群におけるコーナー部の横断面の曲率半径が大きく、かつ、前記極板群の巻き終わり部が押圧後の前記極板群におけるコーナー部に位置するように、前記極板群を押圧することを特徴としている。
本発明によれば、角形と円筒形それぞれの長所を兼ね合わせた、特性に優れる角筒状電池を提供することができる。また、角筒状電池の製造時における不良発生を抑制し、生産性に優れる角筒状電池の製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態において、同一の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略する場合がある。
図1に示すように、本発明の角筒状電池51(以下、単に「電池」ともいう)は、極板群52と、電解質(図示せず)と、極板群52および電解質を収容する電池ケース1とを含む電池である。また、電池ケース1における極板群52を収容する部分が角筒状の形状を有している。角筒状の形状の具体例は、実施の形態に後述する。極板群52を収容している部分以外の電池ケース1の形状は特に限定されず、例えば、円筒状であっても、角筒状であってもよい。なかでも、実施の形態1に説明するように、頭部が円筒状であることが好ましい。
本発明の電池51では、電池ケース1の材料、サイズなどは特に限定されない。一般的な電池に用いられる材料を用いることができる。例えば、鉄−Niメッキ缶などからなる電池ケースであればよい。電池の種類に応じて、任意に設定すればよい。
本発明の電池51では、極板群52の材質、構造、構成などは特に限定されない。一般的な電池に用いられる極板群を用いることができる。例えば、極板群52が、正極板と負極板とをセパレータを介して積層し、捲回した極板群であってもよい。極板群52の形状は特に限定されず、例えば、円筒状の極板群であっても、角筒状の極板群であってもよい。なかでも、図8に説明するように、極板群52が、正極板と負極板とをセパレータを介して積層し、捲回した極板群であり、かつ、横断面の形状が角筒状、多角形状または扁平形状である極板群であってもよい。本発明の電池51では、電池ケース1における極板群52を収容する部分が角筒状であるため、極板群も上記形状とすれば、より容積効率が高い電池とすることができる。
本発明の電池51に用いられる電解質は特に限定されない。固体、液体などを問わず、一般的な電池に用いられる電解質を用いることができる。
極板群52および電解質を選択することによって、本発明の電池51は、アルカリマンガン、ニッケルカドミウム、ニッケル水素電池、リチウム電池など、一次電池、二次電池を問わず、様々な種類の電池とすることができる。
本発明の電池51では、その他必要に応じて、一般的に電池に用いられる部材を含んでいてもよい。例えば、後述する封口体とともに電池ケースを密閉するためのガスケット、極板群から電流を集めるための集電体、極板群あるいは集電体と、端子とを電気的に接続するリードなどを含んでいてもよい。これらの部材の構造、部材間の位置関係などは、一般的な電池と同様であればよい。
(実施の形態1)
本発明の電池51では、電池ケース1の形状に1つの特徴がある。
図2〜図5に、本発明の電池51に用いられる電池ケース1の一例を示す。図3は、図2に示す電池ケース1の胴部3の横断面3aの形状を示す断面図である。本明細書における横断面とは、電池ケース1の中心軸に垂直な方向に切断した断面を意味している。図4および図5は、それぞれ、図2に示す電池ケース1の遷移部4の横断面4aおよび頭部2の横断面2aの形状を示す断面図である。なお、図2のように電池ケース1の形状を説明する図においては、極板群などを収容し、その開口端部を封口体などによって封口する前の状態を示す(即ち、電池ケース1のみを示す)場合がある。
図2に示すように、電池ケース1は、円筒状の頭部2と、極板群および電解質を収容する角筒状の胴部3と、胴部3と頭部2との間に位置する遷移部4とを含んでいる。電池ケース1の側面に着目すると、電池ケース1の側面は、円筒状の頭部2と、極板群および電解質を収容する角筒状の胴部3と、胴部3と頭部2との間に位置する遷移部4とを含んでいるともいえる。胴部3(の側面)は、平面部5と、隣接する平面部5の間を曲面でつなぐコーナー部6(第1のコーナー部)とを含んでいる。このような胴部3の横断面3aの形状は、図3に示すように、平面部5に対応する直線部5aと、コーナー部6に対応する曲線部6aとを含む形状である。遷移部4は、胴部3のコーナー部6と遷移部4との境界7から、頭部2と遷移部4との境界8にかけて連続した曲面9を有している。このような遷移部4の横断面4aの形状は、図4に示すように、曲面9に対応する曲線部9aを含む形状である。また、曲面9の横断面の曲率半径が(即ち、曲線部9aの曲率半径が)、境界7から境界8にかけて、コーナー部6の横断面の曲率半径(即ち、曲線部6aの曲率半径)から頭部2の半径10へと連続的に変化している。
このような電池とすることによって、角形と円筒形それぞれの長所を兼ね合わせた、特性に優れる電池を提供することができる。例えば、頭部が円筒状であることによって、封口性(密閉性)が高い電池とすることができる。また、極板群および電解質などが収容される胴部が角筒状であることによって、複数の電池を積層、集積した際に、スペース効率が高い電池とすることができる。また、図17に示すような従来の電池ケース101とは異なり、本発明の電池に用いられる電池ケース1では、製造時に皺、膨れなどの不具合の発生を抑制することができる。このため、電池ケース1の亀裂や、亀裂に伴う電解液の漏液などを抑制することができ、信頼性が高い電池とすることができる。
頭部2の形状およびサイズなどは、円筒状である限り特に限定されない。なお、頭部2の横断面2aの形状は完全な円である必要はなく、少なくとも略円状であればよい。頭部2の半径10は、必要な電池の容量などに応じて決定すればよい。一例として、胴部3の対向平面間距離がSCサイズの電池の径と同等の電池である場合は、例えば、22mm〜18mmの範囲であり、なかでも、22mm〜20mmの範囲が好ましい。また、頭部2の半径10は、例えば、胴部3の対向平面間距離よりも小さくてもよい。
胴部3の形状、サイズなどは、角筒状である限り特に限定されない。ただし、本発明の電池では、図2に示すように、胴部3の各コーナー(角筒の各辺)が、所定のアール形状を有している。胴部3のコーナー部6が有する曲率半径は、必要な電池の容量などに応じて決定すればよい。一例として、胴部3の対向平面間距離がSCサイズの電池の径と同等の電池である場合は、例えば、10mm〜5mmの範囲であり、なかでも、8mm〜6mmの範囲が好ましい。また、胴部3の横断面3aの形状は、略正方形状であってもよい。
遷移部4が有する曲面9は、その曲率半径が、境界7から境界8にかけて、コーナー部6の曲率半径から頭部2の半径へと連続的に変化していればよい。
本発明の電池51では、曲面9の横断面の形状(即ち、曲線部9a)が円弧の一部であり、曲線部9aは、遷移部4における曲面9以外の部分と(即ち、図4に示す直線部11と)接円を形成して連接していてもよい。
本発明の電池51では、曲面9が円錐面の一部であってもよい。
本発明の電池51では、曲面9上において境界7の中心と境界8とを最短距離で結ぶ直線が、電池ケースの中心軸の方向に対して成す角度θが14°〜22°の範囲であってもよい。なかでも角度θが、15°〜20°の範囲が好ましい。このような角度θを図6に示す。角度θを14°以上とすることによって、遷移部4の幅(領域)を小さくすることができ、その分余分な(充放電に寄与しない)空間の体積を減らすことができる。なお、このとき曲面9が円錐面の一部であれば、上記最短距離で結ぶ直線は円錐面の母線となる直線である。境界7の中心とは、例えば、境界7が円弧の一部である場合、その両端から等分の距離にある点である。
本発明の電池51では、電池ケース1の頭部2に、頭部2の外側面から内方に向かって突出した環状の溝がさらに形成されていてもよい。このような電池ケースの一例を図7に示す。図7に示す電池ケース1では、上述したような溝12が頭部2に形成されている。このような電池ケースを用いた場合、電池の製造工程上、溝12と頭部2の開口端部との間に、円筒形の電池と同様のかしめ方法によって封口体をかしめて固定できるため、より密閉性(封口性)が高い電池とすることができる。また、溝12は、円筒状の頭部2の側面に形成されるため、極板群および電解質が収容される胴部3の容積に影響を与えないように形成することができる。このため、溝12が形成されることによる電池の容量などの減少を最小限に抑制することができる。
溝12は、環状である限り、頭部2の側面に形成される位置などは特に限定されない。例えば、電池ケース1の中心軸に垂直な面に形成されていればよい。また、溝12は、頭部2と遷移部4との境界8の直上に形成されていてもよい。
なお、図1、図2、図6および図7における電池ケース1の外形線以外の線は、電池ケースを構成する各部を分かりやすくするために描かれた線であり、実際の電池ケース上に必ずしも見られるとは限らない。以降の図においても同様である。また、平面部5は完全な平面である必要は必ずしもなく、従って平面部5に対応する直線部5aは完全な直線である必要は必ずしもない。直線部11についても同様である。
(実施の形態2)
本発明の電池51では、極板群52の形状、配置方法にまた別の特徴がある。
図8に、本発明の電池の一例を示す。図8は、本発明の電池51における極板群52が収容されている部分を、その横断面で切断した断面模式図である。
図8に示す電池では、極板群52は、正極板53と負極板54とをセパレータ55を介して積層し、捲回した極板群である(図8における拡大図A)。ここで、極板群52の横断面の形状は角筒状である。また、電池ケース1におけるコーナー部(第1のコーナー部)の横断面の内周面の曲率半径よりも、極板群52におけるコーナー部(第2のコーナー部)の横断面の曲率半径の方が大きい。さらに、極板群52の巻き終わり部13が、第1のコーナー部に位置するように、極板群52が電池ケース1に収容されている。なお、電池ケース1における極板群52が収容されている部分の形状は、角筒状である。例えば、実施の形態1で説明した電池ケース1を用いればよい。
このような構成とすることによって、以下に示すような効果を得ることができる。電池ケース1における極板群52が収容されている部分の形状が角筒状であることから、極板群52の横断面の形状が角筒状であることによって、容積効率に優れる電池とすることができる。また、極板群52の巻き終わり部13が第1のコーナー部に位置することによって、巻き終わり部が電池ケースの平面部に位置する場合に比べて、最外周に位置する極板のエッジが原因の内部短絡を抑制できる。巻き終わり部が電池ケースの平面部に位置する場合、図18Bに示すように、巻き終わりの部分によって極板群に応力が発生すると考えられるからである。また、巻き終わり部13が第1のコーナー部に位置する場合、極板群52の収容効率を最も大きくすることができる。さらに、極板群52の巻き終わり部13が第1のコーナー部に位置し、かつ、第1のコーナー部の横断面の内周面の曲率半径よりも第2のコーナー部の横断面の曲率半径が大きいことによって、電池を製造する際に、電池ケース1への極板群52の挿入不良を抑制することができる。
電池ケース1におけるコーナー部の横断面の内周面の曲率半径とは、例えば、図8に示す曲線部14aの曲率半径であればよい。また、極板群52におけるコーナー部の横断面の曲率半径とは、例えば、図8に示す曲線部15aの曲率半径であればよい。
極板群52の横断面の形状は、図8に示す角筒状に限られず、多角形状あるいは扁平形状であってもよい。いずれの場合においても、上述した効果を得ることができる。電池の容積効率の観点からは、極板群52の横断面の形状が角筒状であることが好ましい。
本発明の電池51では、正極板および負極板から選ばれる少なくとも1つの極板において、巻き終わり部となる端面のエッジの一部が削り取られていてもよい。このような極板の一例を図9Bに示す。図9Aに示す正極板53では、巻き終わり部13となる端面は通常の状態のままである。これに対して、図9Bに示す正極板53では、巻き終わり部13となる端面のエッジの一部が削り取られている。このようなエッジ加工は、例えば、回転するグラインダーに巻き終わり部となる極板の端面を接触させることによって行うことができる。このようなエッジ加工を行うことによって、極板群52を捲回して形成する際に、端面のエッジによる短絡の発生を抑制することができる。また、極板群52を電池ケース1に収容する際の挿入不良を抑制することができる。
なお、図9Bに示す例では、正極板53における巻き終わり部13となる端面の片面のエッジが削り取られているが、両面のエッジが削り取られていてもよい。片面のエッジが削り取られている場合、エッジの削り取られた面が外周面に配置されるように極板群を捲回、形成することが好ましい。また、負極板に対して同様のエッジ加工が施されていてもよい。正極板と負極板との双方の極板に対して同様のエッジ加工が施されていてもよい。
(実施の形態3)
本発明の電池51は、実施の形態1および実施の形態2に説明した特徴のいずれか一方を備えていればよいが、その双方を備えていてもよい。
即ち、正極板と負極板とをセパレータを介して積層し、捲回した極板群と、電解質と、極板群および電解質を収容する電池ケースとを含む角筒状電池であって、
電池ケースの側面は、円筒状の頭部と、極板群および電解質を収容する角筒状の胴部と、胴部と頭部との間に位置する遷移部とを含み、胴部は、平面部と、隣接する平面部の間を曲面でつなぐコーナー部とを含み、遷移部は、コーナー部と遷移部との第1の境界から、頭部と遷移部との第2の境界にかけて連続した曲面を有し、連続した曲面の横断面の曲率半径が、第1の境界から第2の境界にかけて、コーナー部の横断面の曲率半径から前記頭部の半径へと連続的に変化しており、かつ、
極板群の横断面の形状が、角筒状、多角形状または扁平形状であり、電池ケースにおけるコーナー部の内周面の曲率半径よりも極板群におけるコーナー部の横断面の曲率半径の方が大きく、極板群の巻き終わり部が電池ケースにおけるコーナー部に位置するように、極板群が電池ケースに収容されていることを特徴としていてもよい。
換言すれば、図2に示すような電池ケース1に極板群52が収容されており、胴部3の横断面が図8に示すようであればよい。このような電池では、実施の形態1および実施の形態2に説明した効果を得ることができる。
(実施の形態4)
本発明の角筒状電池の製造方法について説明する。
上述した本発明の角筒状電池は、例えば、以下に示す角筒状電池の製造方法によって得ることができる。
本発明の角筒状電池の製造方法は、正極板と負極板とをセパレータを介して積層し、捲回した極板群と、電解質と、極板群および電解質を収容する電池ケースとを含む角筒状電池の製造方法である。本発明の電池の製造方法の一例を、図10および図11を用いて説明する。
最初に、図10に示すように、正極板と負極板とをセパレータを介して積層し、捲回した極板群52を、極板群52の横断面が角筒状、多角形状または扁平形状となるように押圧する(工程(i))。このとき、極板群52を収容する電池ケースにおけるコーナー部の内周面の曲率半径よりも、極板群52におけるコーナー部の横断面の曲率半径が大きくなるように極板群52を押圧すればよい。また、極板群52の巻き終わり部13が押圧後の極板群52におけるコーナー部に位置するように、極板群52を押圧すればよい。
極板群52を押圧するためには、例えば、図10に示すような金型61を用いればよい。金型61の形状、数などは、図10に示す例に限定されず、任意に設定すればよい。
次に、側面に、平面部5と、隣接する平面部5の間を曲面でつなぐコーナー部6とが形成された角筒状の電池ケース21に、押圧した極板群52と電解質(図示せず)とを収容する(工程(ii))。このとき、角筒状の電池ケース21に極板群52を収容する方法は、特に限定されず、一般的な方法を用いればよい。角筒状の電池ケース21は、例えば、実施の形態1で説明した電池ケース1における胴部3と同様の横断面形状を有するケースを用いればよい。
最後に、電池ケース21の開口部を封口体によって密閉する(工程(iii))。このような製造方法では、工程(i)において形成される極板群52の形状は以下に示す特徴を有している。具体的には、極板群52を収容する電池ケースにおけるコーナー部の内周面の曲率半径よりも、極板群52におけるコーナー部の横断面の曲率半径が大きい。また、同時に、極板群52の巻き終わり部13は、押圧後の極板群52におけるコーナー部に位置している。このため、電池ケースに極板群を収容する際に、極板群の挿入不良を抑制できる。また、極板群に含まれる極板の端面が原因となる内部短絡を抑制できる。即ち、角筒状電池の製造時における不良の発生が抑制された、生産性に優れる電池の製造方法とすることができる。
なお、電解質の電池ケース21への収容は、極板群52の収容前に行ってもよいし、極板群52の収容後に行ってもよい。また、極板群52の収容と同時に行うこともできる。
本発明の製造方法では、上記工程(ii)において、極板群52の巻き終わり部が電池ケース21におけるコーナー部に位置するように、極板群52を電池ケース21に収容してもよい。角筒状電池の製造時における不良の発生がより抑制された、より生産性に優れる電池の製造方法とすることができる。
本発明の製造方法は、例えば、図12に示す装置によって行うことができる。最初に、正極板と負極板とを、セパレータを介しながら巻き芯62の周りに捲回して円筒状の極板群52を形成する。このとき、極板群52は、受けローラー65および駆動ローラー63によって支持され、かつ、駆動ローラー63によって回転される。駆動ローラー63は、加圧機構64によって極板群52に一定の圧力で密着することができる。加圧機構64は、コントローラ67に接続されている。極板群52の巻き終わりは、レーザにより巻き終わりを検出する検出センサ66で検出される。このとき、極板群52の巻き終わり部13が、押圧後の極板群52におけるコーナー部に位置するように、極板群52を保定すればよい。その後、金型61によって円筒状の極板群62を角筒状や多角形状、扁平形状などに形成すればよい。さらに、図11に示すように、極板群52の巻き終わり部13の位置を保持したまま、電池ケース21の位置に合わせて収容すればよい。
例えば、図12に示す装置を用い、水酸化ニッケルを活物質として含む幅45mm、長さ200mm、厚さ0.52mmの正極板と、水素吸蔵合金を活物質として含む幅45mm、長さ340mm、厚さ0.33mmの負極板とを、親水化処理を施したポリプロピレン製セパレータを介して横断面が角筒状の極板群を形成し、角筒状の電池ケースに電解質とともに収容したところ、極板群の巻き終わり部が押圧後の極板群におけるコーナー部に位置するように極板群を保定した場合には、電池ケースへの挿入不良はほぼ発生しなかった。これに対して、極板群の巻き終わり部を押圧後の極板群におけるコーナー部に位置するように極板群を保定しなかった場合(即ち、巻き終わり部が極板群の任意の位置に存在する場合)には、電池ケースへの挿入不良と内部短絡とが合わせて4.9%の頻度で発生した。なお、この評価は、それぞれの場合について、1000個の電池を作製して行った。
本発明の製造方法では、上記工程(ii)と工程(iii)との間に、
(a)角筒状の電池ケース21の開口部の近傍を円筒状に形成することによって、円筒状の頭部2と、角筒状の胴部3と、胴部3と頭部2との間に位置する遷移部4とを含む電池ケース1を形成する工程(例えば、図13に示す電池ケース1を形成する工程である)と、
(b)上記工程(a)において形成した電池ケース1の頭部2の側面に、頭部2の外側面から頭部2の内方に向かって突出した環状の溝12を形成する工程と(例えば、図14に示す溝12を形成する工程である)とをさらに含み、
上記工程(iii)が、図15に示すように、上記工程(b)において形成した溝12に対応する環状の支持部22の上に封口体23を配置した後に、頭部2の開口端部24を内方に折り曲げ、開口端部24と支持部22との間に封口体23をかしめて固定することによって、電池ケース1を密閉する工程(工程(c))を含んでいてもよい。
このとき、工程(a)において、図13に示すように、胴部3のコーナー部6と遷移部4との境界7から、頭部2と遷移部4との境界8にかけて連続した曲面9を有する遷移部4を形成すればよい。また、曲面9の横断面の曲率半径が、境界7から境界8にかけて、コーナー部6の横断面の曲率半径から頭部2の半径へと連続的に変化している遷移部4を形成すればよい。
また、工程(b)において、曲面9の横断面の形状が円弧の一部であり、曲面9の横断面は、遷移部4における曲面9以外の部分と接円を形成して連接しているように遷移部4を形成してもよい。
このような製造方法とすることによって、上述した効果とともに、さらに、角形と円筒形それぞれの長所を兼ね合わせた、特性に優れる電池51を製造することができる。また、その際、電池ケース1に、膨れ、皺などの不具合が発生することを抑制することができるため、より生産性に優れる製造方法とすることができる。また、頭部2の側面に溝12を形成することによって、溝12と頭部2の開口端部24との間に、円筒形の電池と同様のかしめ方法によって封口体23をかしめて固定できるため、より密閉性(封口性)が高い電池を製造することができる。
上記工程(a)において、上述したような曲面9を有する遷移部4を含む電池ケース1を形成する方法は特に限定されない。例えば、多段式(多段絞り)の成形方法を用いればよい。多段式の成形方法によって頭部2を形成する際には、例えば、角筒状の電池ケース21の底部から開口部の方向に対して金型、中子の形状を段階的に変化させて成形すればよい。なお、上記工程(a)において形成する電池ケースの頭部および胴部の形状などは、実施の形態1で説明した本発明の電池と同様であればよい。
本発明の製造方法では、上記工程(a)において、曲面9上において境界7の中心と境界8とを最短距離で結ぶ直線が電池ケース1の中心軸の方向に対して成す角度θが14°〜22°の範囲である遷移部4を形成してもよい。なかでも、角度θが15°〜20°の範囲である遷移部4を形成することが好ましい。電池ケース1に、膨れ、皺などの不具合が発生することをより抑制することができるため、より生産性に優れる製造方法とすることができる。角度θが14°よりも小さい場合、電池の体積効率が低下する可能性がある。また、角度θが22°よりも大きい場合、例えば、上述した多段式の成形方法において、金型から材料が抜けない可能性がある。
本発明の製造方法では、上記工程(a)の前に、(A)角筒状の電池ケース21における開口部のコーナー部6近傍(例えば、図11)における領域C)を、予め内方にかしめる工程、をさらに含んでいてもよい。このような製造方法とすることによって、電池ケースに膨れ、皺などの不具合が発生することをさらに抑制することができるため、より生産性に優れる電池の製造方法とすることができる。
上記工程(b)において、溝12を形成する方法は特に限定されない。例えば、図16に示すように、電池ケース1の外側面から電池ケース1の中心軸の方向に押圧力を付与した状態で、電池ケース1を回転させながら頭部2の側面に溝付け用のローラー25を押し当てることによって、環状の溝12を形成してもよい(工程(B))。このとき、例えば、ローラー25を押し当てながら、ローラー25を頭部2の開口端の方向へ変位させれば、電池ケース1の肉厚が偏肉することを抑制できる。また、ローラー25を押し当てる位置が、境界8の直上であってもよい。境界8の直上に溝12が形成された電池ケース1を形成することができる。
上記工程(c)において、封口体23を配置した後に、頭部2の開口部24を内方に折り曲げ、開口部24と支持部22との間に封口体23をかしめて固定する方法は、特に限定されない。円筒状の電池ケースを用いた電池の製造方法において一般的に用いられる方法を用いればよい。
なお、図15では、電池ケース1、極板群52、封口体23以外の部材は省略してある。実際の電池では、必要に応じて、封口体23とともに電池ケース1を密閉するためのガスケットや、極板群から電流を集めるための集電体や、極板群あるいは集電体と端子とを電気的に接続するリードなどを通常含んでいる。これらの部材は、上記(ii)の工程から上記(iii)の工程の間の任意の時点で配置すればよい。その方法は、一般的な方法を用いればよい。図15に示す電池ケース1に限らず、本発明の電池、および、本発明の電池の製造方法においてすべて同様である。
以上説明したように、本発明によれば、角形と円筒形それぞれの長所を兼ね合わせた、特性に優れる角筒状電池を提供することができる。また、角筒状電池の製造時における不良発生を抑制し、生産性に優れる角筒状電池の製造方法を提供することができる。
また、本発明の角筒状電池の種類は特に限定されず、例えば、アルカリマンガン、ニッケルカドミウム、ニッケル水素、リチウムイオンなどの様々な一次電池、二次電池に本発明を適用することができる。また、電池のサイズも特に限定されない。例えば、携帯機器などに用いる小型の電池から、ハイブリッド自動車などに用いる大型の電池まで、本発明を適用することができる。
本発明の電池の一例の一部を破断して示した正面図である。 本発明の電池に用いられる電池ケースの一例を示す斜視図である。 図2に示す電池ケースの胴部を、電池ケースの中心軸に垂直な方向に切断した断面(横断面)の形状を示す断面図である。 図2に示す電池ケースの遷移部を、電池ケースの中心軸に垂直な方向に切断した断面(横断面)の形状を示す断面図である。 図2に示す電池ケースの頭部を、電池ケースの中心軸に垂直な方向に切断した断面(横断面)の形状を示す断面図である。 本発明の電池に用いられる電池ケースにおける角度θを説明するための斜視図である。 本発明の電池に用いられる電池ケースの別の一例を示す要部正面図である。 本発明の電池の別の一例を示す模式図である。 従来の電池における極板の形状の一例を示す模式図である。 本発明の電池における極板の形状の一例を示す模式図である。 本発明の電池の製造方法における工程の一例を示す模式図である。 本発明の電池の製造方法における工程の一例を示す模式図である。 本発明の電池の製造方法を実現できる装置の一例を示す模式図である。 本発明の電池の製造方法における工程の一例を説明するための斜視図である。 本発明の電池の製造方法における工程の一例を説明するための正面図である。 本発明の電池の製造方法における工程の一例を説明するための断面図である。 本発明の電池の製造方法における工程の一例を示す模式図である。 従来の電池に用いられる電池ケースの一例を示す斜視図である。 従来の電池の製造方法における工程の一例を示す模式図である。 従来の電池の一例を示す模式断面図である。
符号の説明
1、21、101、105 電池ケース
2 頭部
2a、3a、4a 横断面
3 胴部
4 遷移部
5 平面部
5a、11 直線部
6 コーナー部
6a、9a、14a、15a 曲線部
7、8 境界
9 曲面
10 半径
12 溝
13、104 巻き終わり部
22 支持部
23 封口体
24 開口端部
25 ローラー
51 電池
52、102 極板群
53 正極板
54 負極板
55 セパレータ
61、103 金型
62 巻き芯
63 駆動ローラー
64 加圧機構
65 受けローラー
66 検出センサ
67 コントローラ

Claims (17)

  1. 極板群と、電解質と、前記極板群および前記電解質を収容する電池ケースとを含む角筒状電池であって、
    前記電池ケースの側面は、円筒状の頭部と、前記極板群および前記電解質を収容する角筒状の胴部と、前記胴部と前記頭部との間に位置する遷移部とを含み、
    前記胴部は、平面部と、隣接する前記平面部の間を曲面でつなぐコーナー部とを含み、
    前記遷移部は、前記コーナー部と前記遷移部との第1の境界から、前記頭部と前記遷移部との第2の境界にかけて連続した曲面を有し、
    前記連続した曲面の横断面の曲率半径が、前記第1の境界から前記第2の境界にかけて、前記コーナー部の横断面の曲率半径から前記頭部の半径へと連続的に変化していることを特徴とする角筒状電池。
  2. 前記極板群は、正極板と負極板とをセパレータを介して積層し、捲回した極板群であり、
    前記極板群の横断面の形状が、角筒状、多角形状または扁平形状であり、
    前記電池ケースにおける前記コーナー部の内周面の曲率半径よりも前記極板群におけるコーナー部の横断面の曲率半径が大きく、
    前記極板群の巻き終わり部が前記電池ケースにおける前記コーナー部に位置するように、前記極板群が前記電池ケースに収容されている請求項1に記載の角筒状電池。
  3. 前記正極板および前記負極板から選ばれる少なくとも1つの極板において、巻き終わり部となる端面のエッジの一部が削り取られている請求項1に記載の角筒状電池。
  4. 前記連続した曲面の横断面の形状が円弧の一部であり、前記連続した曲面の横断面は、前記遷移部における前記連続した曲面以外の部分と接円を形成して連接している請求項1に記載の角筒状電池。
  5. 前記連続した曲面が、円錐面の一部である請求項4に記載の角筒状電池。
  6. 前記連続した曲面上において前記第1の境界の中心と前記第2の境界とを最短距離で結ぶ直線が前記電池ケースの中心軸の方向に対して成す角度が、14°〜22°の範囲である請求項1に記載の角筒状電池。
  7. 前記電池ケースにおける前記コーナー部の肉厚が、前記平面部の肉厚よりも大きい請求項1に記載の角筒状電池。
  8. 前記頭部に、前記頭部の外側面から内方に向かって突出した環状の溝がさらに形成されている請求項1に記載の角筒状電池。
  9. 前記環状の溝が、前記第2の境界の直上に形成されている請求項8に記載の角筒状電池。
  10. 正極板と負極板とをセパレータを介して積層し、捲回した極板群と、
    電解質と、
    前記極板群および前記電解質を収容する電池ケースとを含む角筒状電池であって、
    前記電池ケースの側面は、円筒状の頭部と、前記極板群および前記電解質を収容する角筒状の胴部と、前記胴部と前記頭部との間に位置する遷移部とを含み、
    前記胴部は、平面部と、隣接する前記平面部の間を曲面でつなぐコーナー部とを含み、
    前記遷移部は、前記コーナー部と前記遷移部との第1の境界から、前記頭部と前記遷移部との第2の境界にかけて連続した曲面を有し、
    前記連続した曲面の横断面の曲率半径が、前記第1の境界から前記第2の境界にかけて、前記コーナー部の横断面の曲率半径から前記頭部の半径へと連続的に変化しており、
    前記極板群の横断面の形状が、角筒状、多角形状または扁平形状であり、
    前記電池ケースにおける前記コーナー部の内周面の曲率半径よりも前記極板群におけるコーナー部の横断面の曲率半径が大きく、
    前記極板群の巻き終わり部が前記電池ケースにおける前記コーナー部に位置するように、前記極板群が前記電池ケースに収容されていることを特徴とする角筒状電池。
  11. 正極板と負極板とをセパレータを介して積層し、捲回した極板群と、電解質と、前記極板群および前記電解質を収容する電池ケースとを含む角筒状電池の製造方法であって、
    (i)正極板と負極板とをセパレータを介して積層し、捲回した極板群を、前記極板群の横断面が角筒状、多角形状または扁平形状となるように押圧する工程と、
    (ii)側面に、平面部と、隣接する前記平面部の間を曲面でつなぐコーナー部とが形成された角筒状の電池ケースに、前記押圧した極板群と電解質とを収容する工程と、
    (iii)前記電池ケースの開口部を封口体によって密閉する工程とを含み、
    前記工程(i)において、前記電池ケースにおける前記コーナー部の内周面の曲率半径よりも前記極板群におけるコーナー部の横断面の曲率半径が大きく、かつ、前記極板群の巻き終わり部が押圧後の前記極板群におけるコーナー部に位置するように、前記極板群を押圧することを特徴とする角筒状電池の製造方法。
  12. 前記工程(ii)において、前記極板群の巻き終わり部が前記電池ケースにおける前記コーナー部に位置するように、前記極板群を前記電池ケースに収容する請求項11に記載の角筒状電池の製造方法。
  13. 前記工程(ii)と前記工程(iii)との間に、
    (a)前記角筒状の電池ケースの開口部の近傍を円筒状に形成することによって、円筒状の頭部と、角筒状の胴部と、前記胴部と前記頭部との間に位置する遷移部とを含む電池ケースを形成する工程と、
    (b)前記頭部の側面に、前記頭部の内方に向かって突出した環状の溝を形成する工程とをさらに含み、
    前記工程(iii)が、
    (c)前記形成した溝に対応する環状の支持部の上に封口体を配置した後に、前記頭部の開口端部を内方に折り曲げ、前記開口端部と前記支持部との間に前記封口体をかしめて固定することによって、前記電池ケースの開口部を前記封口体によって密閉する工程を含み、
    前記工程(a)において、
    前記電池ケースにおける前記コーナー部と前記遷移部との第1の境界から、前記頭部と前記遷移部との第2の境界にかけて連続した曲面を有する前記遷移部を形成し、
    前記曲面の横断面の曲率半径が、前記第1の境界から前記第2の境界にかけて、前記コーナー部の横断面の曲率半径から前記頭部の半径へと連続的に変化している請求項11に記載の角筒状電池の製造方法。
  14. 前記工程(a)の前に、
    (A)前記電池ケースにおける前記開口部の前記コーナー部近傍を、予め内方にかしめる工程をさらに含む請求項13に記載の角筒状電池の製造方法。
  15. 前記工程(b)が、
    (B)前記電池ケースの外側の面から前記電池ケースの中心軸の方向に押圧力を付与した状態で、前記電池ケースを回転させながら前記頭部の側面に溝付け用のローラーを押し当てることによって、前記環状の溝を形成する工程を含む請求項13に記載の角筒状電池の製造方法。
  16. 前記工程(B)において、
    前記頭部の側面に押し当てた前記ローラーを前記電池ケースの開口部の方向に変位させながら、前記環状の溝を形成する請求項15に記載の角筒状電池の製造方法。
  17. 前記工程(B)において、
    前記ローラーを押し当てる位置が、前記第2の境界の直上である請求項15に記載の角筒状電池の製造方法。
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