JP2005147074A - 配管取付部構造 - Google Patents

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JP2005147074A
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Masanori Akagi
正紀 赤木
Hideki Nishikido
英樹 錦戸
Kazuyuki Tsurumi
和之 鶴見
Masashi Matsubara
賢史 松原
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Sanoh Industrial Co Ltd
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Toyota Motor Corp
Sanoh Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】 リテイナにより配管を完全結合状態に確実に保持する。
【解決手段】 作業者は、キャップ10の取付面10Aに形成された連結孔16に配管12の先端部としてのジョイント30を挿入し、完全結合状態に組付けた後に、リテイナ保持部18に係止されたリテイナ40を待機位置からロック位置へ移動することでジョイント30の嵌合部32をキャップ10の取付面10Aに形成された連結孔16に完全に挿入した完全結合状態に保持する。この際、リテイナ40がリテイナ保持部18に係止されており、リテイナ40の組付け忘れが発生し難いようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は配管取付部構造に係り、特に、自動車等の車両における配管取付部構造に関する。
従来、自動車等の車両における配管取付部構造としては、燃料配管の先端部に配設されたジョイントを介して、燃料配管を燃料タンクに連通する開口部に取り付ける際に、前記開口部の周囲に形成されたリテイナ保持部のリテイナ挿入窓からリテイナを挿入することで、前記開口部にジョイントを完全結合状態に保持する構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第2943722号公報
しかしながら、特許文献1の配管取付部構造では、作業者は、燃料配管を燃料タンクに連通する開口部に完全結合状態に組付けた後に、リテイナ保持部のリテイナ挿入窓に、リテイナを挿入する必要がある。この結果、リテイナの組付け忘れが発生し易く、リテイナにより配管を完全結合状態に保持できない恐れがある。
本発明は上記事実を考慮し、リテイナにより配管を完全結合状態に確実に保持できる配管取付部構造を得ることが目的である。
請求項1記載における本発明の配管取付部構造は、取付面に形成された連結孔に先端部が挿入され完全結合状態になる配管と、
取付面に形成されたリテイナ保持部と、
該リテイナ保持部に前記取付け面に沿った方向へ移動可能に係止されており、待機位置からロック位置へ移動することで、前記配管を前記連結孔との完全結合状態に保持するリテイナと、
を有することを特徴とする。
従って、作業者は、取付面に形成された連結孔に配管の先端部を挿入し、完全結合状態に組付けた後に、リテイナ保持部に係止されたリテイナを取付け面に沿って待機位置からロック位置へ移動することで、リテイナにより配管を連結孔との完全結合状態に保持できる。この際、リテイナがリテイナ保持部に係止されているため、リテイナの組付け忘れが発生し難い。このため、リテイナにより配管を完全結合状態に確実に保持できる。
請求項2記載における本発明は、請求項1記載の配管取付部構造において、前記リテイナにおける前記配管を前記連結孔との完全結合状態に保持するロック部の内径が、前記配管の先端部の外径に比べて小さいことを特徴とする。
従って、請求項1に記載の内容に加えて、リテイナにおける配管を連結孔との完全結合状態に保持するロック部の内径が、配管の先端部の外径に比べて小さいため、取付面に形成された連結孔に配管の先端部を挿入し、完全結合状態に組付けるより先にリテイナをロック位置に移動した場合には、リテイナのロック部に配管の先端部が干渉する。この結果、取付面に形成された連結孔に配管を組付けることができない。このため、配管の不完全結合状態を防止できる。
請求項1記載における本発明の配管取付部構造は、取付面に形成された連結孔に先端部が挿入され完全結合状態になる配管と、取付面に形成されたリテイナ保持部と、リテイナ保持部に前記取付け面に沿った方向へ移動可能に係止されており、待機位置からロック位置へ移動することで、配管を連結孔との完全結合状態に保持するリテイナと、を有するため、リテイナにより配管を完全結合状態に確実に保持できるという優れた効果を有する。
請求項2記載における本発明は、請求項1記載の配管取付部構造において、リテイナにおける配管を連結孔との完全結合状態に保持するロック部の内径が、配管の先端部の外径に比べて小さいため、請求項1に記載の効果に加えて、配管の不完全結合状態を防止できるという優れた効果を有する。
本発明における配管取付部構造の一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
図3に示される如く、本実施形態では、燃料タンクに取付けられる燃料ポンプのキャップ10に燃料配管12が連結されており、キャップ10の取付面10Aには燃料配管12を連結するための連結孔16が形成されている。
なお、連結孔16に立設されたパイプ17は燃料ポンプのポンプ室に連通している。
キャップ10の取付面10Aにおける連結孔16の周囲には、リテイナ保持部18が設けられており、リテイナ保持部18はその一側面にリテイナ通過窓20を備えている。なお、リテイナ通過窓20は、底面、上面、及び、2つの側面により4方向が囲まれた開口となっている。また、リテイナ保持部18は、内部にリテイナ通過窓20の底面と同じ表面高さを有するリテイナガイド面を備えており、リテイナ保持部18の内周部は連結孔16を中心とする円形の壁面28を形成している。
燃料配管12の先端部に配設されたジョイント30は、連結孔16とほぼ同じ直径を有する嵌合部32、嵌合部32の上部に形成されるフランジ型ストッパ部34、フランジ型ストッパ部34の更に上部に形成される本体部36、及び、本体部36の側面に固定される燃料配管連結部38を備えている。
ジョイント30の嵌合部32及び燃料配管連結部38は、共に環状の部材であり、嵌合部32及び燃料配管連結部38は、本体部36の内部で連通されている。また、フランジ型ストッパ部34は、その外径がほぼリテイナ保持部18の円形壁面28の内径と等しく、且つ、フランジ型ストッパ部34の板厚は、フランジ型ストッパ部34の上面とリテイナ保持部18のリテイナガイド面とが面一となる厚さに設定されている。
ジョイント30は嵌合部32を連結孔16に嵌合させることにより、キャップ10に組み付けられており、ジョイント30が適正にキャップ10に組み付けられ完全結合状態になると、フランジ型ストッパ部34の上面は、リテイナ保持部18のリテイナガイド面と同じ高さとなる。また、ジョイント30はキャップ10にリテイナ40によって完全結合状態に保持され、ロック状態になる。
なお、リテイナ40の脚部は、リテイナ通過窓20の開口高さと同じ板厚、及び、リテイナ通過窓20の開口幅と同じ幅を有している。
図1に示される如く、リテイナ40には内周部が円弧状のロック部42が形成されている。また、リテイナ40が待機位置にある場合には、リテイナ40におけるロック部42の左右外側に形成された係合腕部46の先端爪部46Aが、リテイナ保持部18に形成された平面視三角形状の係合凹部48に係合しており、リテイナ40はリテイナ保持部18に組付いた状態に保持されるようになっている。
図2に示される如く、リテイナ40がロック位置にある場合には、リテイナ40におけるロック部42の左右外側に形成された係合腕部46の先端爪部46Aが、リテイナ保持部18に形成された平面視台形状の係合凸部49に係合しており、リテイナ40はロック位置に保持されるようになっている。
なお、図4に示す燃料配管12の先端部としてのジョイント30の嵌合部32の外径D1に比べて、図6に示すリテイナ40のロック部42の内径D2が小さく設定されており、ロック部42の内径D2と、図2に示すジョイント30の本体部36の外径D3とは略同じに設定されている(D1>D2≒D3)。
従って、リテイナ40はリテイナ通過窓20内を、キャップ10の取付面10Aに沿った方向(図1の矢印A方向及び矢印B方向)へ移動可能になっており、図1に示す待機位置から図2に示すロック位置へ移動することで、ジョイント30を連結孔16との完全結合状態に保持できるようになっていると共に、ジョイント30をキャップ10に組み付けるより先にリテイナ40を待機位置からロック位置に移動した場合には、図5に示される如く、リテイナ40のロック部42にジョイント30の嵌合部32が干渉するようになっている。
なお、図4及び図5の符号50はシール材を示している。また、図示を省略したが、キャップ10を有する燃料ポンプは燃料タンクの内部に組み付けられており、燃料タンクには、その上部から燃料ポンプを挿入するための開口が形成されている。また、燃料タンクの開口の周囲には、開口周辺のシール性を確保するためのガスケットが配設されており、燃料ポンプは、燃料タンクの壁面と、キャップ10の周縁部との間にガスケットが挟持されるように、開口から燃料タンクの内部に挿入されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、作業者は、キャップ10の取付面10Aに形成された連結孔16に配管12の先端部としてのジョイント30を挿入し、完全結合状態に組付けた後に、リテイナ保持部18に係止されたリテイナ40を、図1に示す待機位置から図2に示すロック位置へ移動することで、燃料配管12の先端部に配設されたジョイント30の嵌合部32をキャップ10の取付面10Aに形成された連結孔16に完全に挿入した完全結合状態に保持することができる。
この際、図1に示す待機位置では、リテイナ40がリテイナ保持部18に係止されているため、リテイナ40の組付け忘れが発生し難い。この結果、リテイナ40により配管12の先端部としてのジョイント30を完全結合状態に確実に保持できる。
また、本実施形態では、配管の先端部としてのジョイント30の嵌合部32の外径D1に比べて、ロック部42の内径D2が小さく設定されている(D1>D2)。
このため、ジョイント30をキャップ10に組み付けるより先に、リテイナ40を待機位置からロック位置に移動した場合には、図5に示される如く、ジョイント30をキャップ10に組み付ける際に、リテイナ40のロック部42にジョイント30の嵌合部32が干渉する。この結果、キャップ10の取付面10Aに形成された連結孔16に配管12の先端部としてのジョイント30を組付けることができない。このため、配管12の不完全結合状態を防止できる。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。また、本発明の配管取付部構造は、燃料タンクに取付けられる燃料ポンプのキャップ10以外の部位においても適用可能であり、燃料配管以外の配管にも適用可能である。
本発明の一実施形態に係る配管取付部構造におけるリテイナが待機位置にある状態を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る配管取付部構造におけるリテイナがロック位置にある状態を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る配管取付部構造を示す分解斜視図である。 図2の4−4線に沿った拡大断面図である。 本発明の一実施形態に係る配管取付部構造の作用を説明する図4に対応した断面図である。 本発明の一実施形態に係る配管取付部構造におけるリテイナを示す平面図である。
符号の説明
10 燃料ポンプのキャップ
10A 取付面
12 燃料配管(配管)
16 連結孔
18 リテイナ保持部
30 ジョイント
32 ジョイントの嵌合部
34 ジョイントのフランジ型ストッパ部
36 ジョイントの本体部
40 リテイナ
42 リテイナのロック部
46 リテイナの係合腕部
46A 係合腕部の先端爪部
48 リテイナ保持部の係合凹部

Claims (2)

  1. 取付面に形成された連結孔に先端部が挿入され完全結合状態になる配管と、
    取付面に形成されたリテイナ保持部と、
    該リテイナ保持部に前記取付け面に沿った方向へ移動可能に係止されており、待機位置からロック位置へ移動することで、前記配管を前記連結孔との完全結合状態に保持するリテイナと、
    を有することを特徴とする配管取付部構造。
  2. 前記リテイナにおける前記配管を前記連結孔との完全結合状態に保持するロック部の内径が、前記配管の先端部の外径に比べて小さいことを特徴とする請求項1に記載の配管取付部構造。
JP2003388972A 2003-11-19 2003-11-19 配管取付部構造 Pending JP2005147074A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014119008A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Hitachi Metals Ltd 配管支持装置

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