JP2929867B2 - フューエルチューブの結合装置 - Google Patents

フューエルチューブの結合装置

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JP2929867B2
JP2929867B2 JP4286304A JP28630492A JP2929867B2 JP 2929867 B2 JP2929867 B2 JP 2929867B2 JP 4286304 A JP4286304 A JP 4286304A JP 28630492 A JP28630492 A JP 28630492A JP 2929867 B2 JP2929867 B2 JP 2929867B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フューエルタンクに連
結されたフューエルチューブとフューエルポンプに連結
されたフューエルチューブとを連結するフューエルチュ
ーブの結合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、メインフューエルタンクに連結さ
れたフューエルチューブとフューエルポンプに連結され
たフューエルチューブとを連結する場合に、従来使用さ
れていたフレア継手結合や、ゴムホースでの結合に比べ
て作業性が向上するワンタッチコネクターが使用されて
いる。
【0003】このワンタッチコネクターを使用したフュ
ーエルチューブの結合装置の一例が特開昭57−107
493号公報に示されている。
【0004】図9に示される如く、このフューエルチュ
ーブの結合装置は、挿入側導管70とハウジング72と
保持エレメント74とを備えており、挿入側導管70の
先端部近傍には、導管の外側に突出したリング状の凸部
76が形成されている。また、ハウジング72の先端部
近傍には、周囲に等間隔で開口部78が設けられてい
る。保持エレメント74は弾性部材からなるU字状とさ
れ、脚部74A、74Bがそれぞれハウジング72の開
口部78に挿入可能とされており、脚部74A、74B
の先端部には、外側へ向けて爪部80がそれぞれ突出し
ている。これらの爪部80はハウジング72の開口部7
8の縁部に係合するようになっている。
【0005】また、図10に示される如く、挿入側導管
70をハウジング72に挿入し、ハウジング72の開口
部78に保持エレメント74を挿入すると、保持エレメ
ント74の脚部74A、74Bが、それぞれ挿入側導管
70の凸部76の係止壁76Aに対向する位置となる。
これによって、挿入側導管70がハウジング72から抜
けるのを防止することができる。さらに、挿入側導管7
0の先端部には、弾性リング82が巻着されており、挿
入側導管70とハウジング72との間を密封している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このフ
ューエルチューブの結合装置においては、挿入側導管7
0とハウジング72とは、保持エレメント74の脚部7
4A、74Bと挿入側導管70の凸部76との係合によ
ってのみ結合されている。従って、車体の振動等によっ
て、挿入側導管70とハウジング72との軸方向の相対
移動や、挿入側導管70の撓み等が発生し易すい。この
ため、弾性リング82に変形応力が作用し易く、弾性リ
ング82の寿命が短くなる。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、弾性リングに
作用する変形応力を低減し、弾性リングの寿命を長くす
ることができるフューエルチューブの結合装置を得るこ
とが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
フューエルチューブの結合装置は、連結端部近傍に第1
の係合凸部が形成されると共にこの第1の係合凸部から
連結端部と反対側へ離間した位置に第2の係合凸部が形
成された挿入側導管と、この挿入側導管が挿入されると
ともに前記第1の係合凸部と係合する係合爪部を有する
導管連結コネクタと、この導管連結コネクタと前記挿入
側導管との間に設けられた弾性リングと、前記導管連結
コネクタをフューエルタンクに固定するための固定手段
と、この固定手段に結合され前記挿入側導管の第2の係
合凸部と係合する係合部を有する支持部材と、を備えた
ことを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の請求項1記載のフューエルチューブの
結合装置では、導管連結コネクタは固定手段によってフ
ューエルタンクに固定されており、導管連結コネクタの
係合爪部が挿入側導管の第1の係合凸部に係合してい
る。これとともに、固定手段に結合された支持部材の係
合部が、挿入側導管の第2の係合凸部と係合し、支持部
材によって挿入側導管が支持されている。従って、挿入
側導管の連結端部近傍と導管連結コネクタとの相対位置
が、固定手段と支持部材とによって決められており、車
体の振動等による挿入側導管の連結端部近傍と導管連結
コネクタとの軸方向の相対移動や、挿入側導管連結端部
近傍の撓み等が発生し難くなっている。このため、弾性
リングに作用する変形応力が低減し、弾性リングの寿命
を長くすることができる。
【0010】また、挿入側導管の連結端部近傍と導管連
結コネクタとの相対位置が、固定手段と支持部材とによ
って決められているため、挿入側導管と導管連結コネク
タとの不完全な結合が困難となり、結合の信頼性が向上
する。さらに、固定手段に結合された支持部材の係合部
が、挿入側導管の第2の係合凸部と係合し、支持部材に
よって挿入側導管が支持されているため、導管連結コネ
クタの係合爪部と挿入側導管の第1の係合凸部との係合
が外れた場合にも、挿入側導管が脱落することがない。
【0011】
【実施例】本発明のフューエルチューブの結合装置の第
1実施例について図1〜図4に従って説明する。
【0012】図4に示される如く、フューエルタンク1
0には、フューエルチューブ12が連結されており、こ
のフューエルチューブ12には、フューエルポンプ(図
示省略)に連結された挿入側導管としてのフロアフュー
エルチューブ14が結合装置16によって結合されてい
る。
【0013】図1に示される如く、フューエルタンク1
0の壁面10Aには、固定手段の一部としての金属製ブ
ラケット18が結合されている。このブラケット18は
L字状に屈曲されており、一方の屈曲片18Aがフュー
エルタンク10の壁面10Aに溶着されている。ブラケ
ット18の他方の屈曲片18Bには、矩形状の切欠き2
0が形成されており、この切欠き20の周縁部には、屈
曲片18Aと反対側へ向けてフランジ22が形成されて
いる。
【0014】ブラケット18には固定手段の他の一部と
しての樹脂製のボデーアッシー24が取付けられてい
る。
【0015】図3に示される如く、ボデーアッシー24
は長尺状とされており、長手方向両端部には、図示を省
略した貫通孔が穿設されており、これらの貫通孔と同軸
的にウエルドナット26が固定されている。また、ボデ
ーアッシー24の長手方向中間部には、二層とされたブ
ロック状の段部28が設けられている。
【0016】図1に示される如く、段部28の下段部の
内側には、ボデーアッシー24の長手方向に沿った長尺
状の凹部30が形成されており、段部28の上段部の内
側には、凹部30と連通する円筒形の凹部34がボデー
アッシー24の長手方向に沿って3個形成されている。
ボデーアッシー24の段部28の形成面と反対側の面に
は、一対のフック部36が設けられており、これらのフ
ック部36はブラケット18の切欠き20に挿入されて
いる。また、フック部36には爪部36Aが設けられて
おり、これらの爪部36Aは、ブラケット18のフラン
ジ22の先端部22Aに係合している。
【0017】ボデーアッシー24には導管連結コネクタ
38が取付けられている。この導管連結コネクタ38は
大径部分38Aと小径部分38Bと、これらの間に設け
られた中径部分38Cとを有している。導管連結コネク
タ38の大径部分38Aはボデーアッシー24の凹部3
0内に配設されており、導管連結コネクタ38の中径部
分38Cは、ボデーアッシー24の凹部34内に嵌合さ
れている。また、導管連結コネクタ38の小径部分38
Bは、ボデーアッシー24の段部28の頂部28Aに穿
設された貫通孔40を貫通しており、小径部分38Bの
外周に設けられた爪部42が貫通孔40の周縁部にボデ
ーアッシー24の外側から係合している。
【0018】図2に示される如く、導管連結コネクタ3
8の小径部分38Bの先端部38Dには、フューエルタ
ンク10へ伸びるフューエルチューブ12が連結されて
いる。導管連結コネクタ38の大径部分38Aの先端部
には、導管連結コネクタ38の内側へ向けて係合爪部4
4が形成されている。
【0019】導管連結コネクタ38には、フロアフュー
エルチューブ14が挿入されており、このフロアフュー
エルチューブ14の連結端部14Aは、ボデーアッシー
24の凹部34に達している。また、フロアフューエル
チューブ14の連結端部14A近傍には、フロアフュー
エルチューブ14の外側へ向けてリング状の第1の係合
凸部46が形成されている。この第1の係合凸部46の
連結端部14A側は傾斜面46Aとなっており、連結端
部14Aと反対側は導管連結コネクタ38の係合爪部4
4のと係合面46Bとなっている。また、フロアフュー
エルチューブ14と導管連結コネクタ38の中径部分3
8Cとの間には、弾性リング48が設けられており、フ
ロアフューエルチューブ14と導管連結コネクタ38の
中径部分38Cとの間を密封している。
【0020】フロアフューエルチューブ14の第1の係
合凸部46から連結端部14Aと反対側へ離間した位置
に、フロアフューエルチューブ14の外側へ向けてリン
グ状の第2の係合凸部50が形成されている。この第2
の係合凸部50の連結端部14A側は傾斜面50Aとな
っており、連結端部14Aと反対側も傾斜面50Bとな
っている。第2の係合凸部50の傾斜面50Bには、支
持部材としてのクランプ52の係合部としての側壁部5
2Eが係合している。
【0021】図3に示される如く、クランプ52は長尺
状とされており、長手方向両端部にはフランジ52A、
52Bが設けられている。これらのフランジ52A、5
2Bには、それぞれ貫通孔54が穿設されており、これ
らの貫通孔54にはボルト56が挿入されている。これ
らのボルト56は、ボデーアッシー24のウエルドナッ
ト26に螺合されており、クランプ52はボデーアッシ
ー24に固定されている。クランプ52の長手方向中間
部は、基部52Cと、この基部52Cの一方の端部に揺
動可能に軸支された揺動部52Dとで構成されている。
基部52Cと揺動部52Dとの互いに対向する部位に
は、半円筒状の凹部58が3対形成されており、凹部5
8には、フロアフューエルチューブ14が挿入されてい
る。また、基部52Cには図示を省略したロック機構が
設けられており、揺動部52Dが基部52Cに当接した
状態で揺動部52Dを固定できるようになっている。
【0022】次に、本実施例のフューエルチューブの結
合装置の組付手順について説明する。
【0023】導管連結コネクタ38をボデーアッシー2
4に取付け、ボデーアッシー24をフューエルタンク1
0に溶着されたブラケット18に固定する。次に、ボデ
ーアッシー24にクランプ52をボルト56で固定す
る。この状態で、導管連結コネクタ38にフロアフュー
エルチューブ14を挿入して、第1の係合凸部46と導
管連結コネクタ38の係合爪部44とを係合させる。そ
の後、クランプ52の揺動部52を基部52Cに当接さ
せ固定して、凹部58にフロアフューエルチューブ14
を挿入するとともに、第2の係合凸部50にクランプ5
2を係合させる。
【0024】この場合、フロアフューエルチューブ14
の第1の係合凸部46と導管連結コネクタ38の係合爪
部44とが確実に係合されていないと、フロアフューエ
ルチューブ14の第2の係合凸部50が、クランプ52
の揺動部52と基部52Cとの間に挟まれて揺動部52
を基部52Cに当接させることができない。これによっ
て、フロアフューエルチューブ14の第1の係合凸部4
6と導管連結コネクタ38の係合爪部44との係合不良
を防止することができる。
【0025】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
のフューエルチューブの結合装置においては、導管連結
コネクタ38は、ブラケット18とボデーアッシー24
とによって、フューエルタンク10に固定されており、
導管連結コネクタ38の係合爪部46が、フロアフュー
エルチューブ14の第1の係合凸部46に係合してい
る。これとともに、ボデーアッシー24に結合されたク
ランプ52の側壁部52Eが、フロアフューエルチュー
ブ14の第2の係合凸部50に係合し、ボデーアッシー
24によってフロアフューエルチューブ14が支持され
ている。
【0026】従って、フロアフューエルチューブ14の
連結端部14A近傍と導管連結コネクタ38との相対位
置が、ブラケット18とボデーアッシー24とクランプ
52とによって決められており、車体の振動等によるフ
ロアフューエルチューブ14の連結端部14A近傍と導
管連結コネクタ38との軸方向の相対移動や、フロアフ
ューエルチューブ14の連結端部14A近傍の撓み等が
発生し難くなっている。このため、弾性リング48に作
用する変形応力が低減し、弾性リング48の寿命を長く
することができる。
【0027】また、フロアフューエルチューブ14の連
結端部14A近傍と導管連結コネクタ38との相対位置
が、ブラケット18とボデーアッシー24とクランプ5
2とによって決められているため、フロアフューエルチ
ューブ14と導管連結コネクタ38と不完全な結合が困
難となり、結合の信頼性が向上する。さらに、ボデーア
ッシー24に結合されたクランプ52の側壁部52E
が、フロアフューエルチューブ14の第2の係合凸部5
0に係合し、ボデーアッシー24によってフロアフュー
エルチューブ14が支持されているため、導管連結コネ
クタ38の係合爪部44と、フロアフューエルチューブ
14の第1の係合凸部46との係合が外れた場合にも、
フロアフューエルチューブ14が脱落することがない。
【0028】次に、本発明のフューエルチューブの結合
装置の第2実施例について図5及び図6に従って説明す
る。
【0029】なお、第1実施例と同一部材に付いては、
同一符号をふしてその説明を省略する。
【0030】図5に示される如く、本実施例では支持部
材としてのクランプ53が第1クランプ55と第2クラ
ンプ57とに二分割されている。第1クランプ55は長
尺状とされおり、長手方向両端部にはフランジ55A、
55Bが設けられている。これらのフランジ55A、5
5Bには、それぞれ貫通孔54が穿設されており、これ
らの貫通孔54にはボルト56が挿入されている。これ
らのボルト56は、ボデーアッシー24のウエルドナッ
ト26に螺合されており、第1クランプ55はボデーア
ッシー24に固定されている。
【0031】第1クランプ55の長手方向中間部は基部
55Cとされており、この基部55Cの長手方向両端部
には、係合部59がそれぞれ形成されている。また、第
2クランプ57は、第1クランプ55の基部55Cと対
向するブロック状とされ、その長手方向両端部には係合
爪57Aが形成されており、これらの係合爪57Aを第
1クランプ55の係合部59に係合することで、第2ク
ランプ57は、第1クランプ55に固定される。また、
第1クランプ55の基部55Cと第2クランプ57との
互いに対向する部位には、半円筒状の凹部58が3対形
成されており、凹部58には、フロアフューエルチュー
ブ14が挿入されている。
【0032】なお、第2クランプ57を、フロアフュー
エルチューブ14の軸方向に沿って第1クランプ55の
方向(図5の矢印Y方向)へ移動することによって、第
2クランプ57の係合爪57Aが第1クランプ55の係
合部59に係合するようになっている。
【0033】次に、本実施例のフューエルチューブの結
合装置の組付手順について説明する。
【0034】なお、第1実施例と同一組付手順について
はその説明を省略する。ボデーアッシー24にクランプ
53の第1クランプ55をボルト56で固定する。この
状態で、第1クランプ55の基部55Cの凹部58にセ
ットしたフロアフューエルチューブ14を導管連結コネ
クタ38に挿入して、第1の係合凸部46と導管連結コ
ネクタ38の係合爪部44とを係合させる。
【0035】その後、図6(A)に示される如く、第2
クランプ57の凹部58をフロアフューエルチューブ1
4に合わせ、第2クランプ57をフロアフューエルチュ
ーブ14の軸方向に沿って第1クランプ55の方向(図
6(A)の矢印Y方向)へ移動し、係合爪57Aを第1
クランプ55の係合部59に係合する。
【0036】従って、フロアフューエルチューブ14の
第2の係合凸部50が、第1クランプ55の凹部58上
にある場合(図6(A)の状態)、即ち、フロアフュー
エルチューブ14の第1の係合凸部46と導管連結コネ
クタ38の係合爪部44とが確実に係合されていない場
合にも、第2クランプ57を図6(A)の矢印Y方向へ
移動することによって、第2クランプ57がフロアフュ
ーエルチューブ14の第2の係合凸部50を押圧し、フ
ロアフューエルチューブ14を図6(A)の矢印Y方向
へ移動する。このため、第1クランプ55と第2クラン
プ57とが完全に係合した(図6(B)の状態)場合に
は、フロアフューエルチューブ14の第1の係合凸部4
6と導管連結コネクタ38の係合爪部44とが確実に係
合される。
【0037】従って、第1実施例と同様な効果が得られ
るとともに、第1クランプ55と第2クランプ57とを
完全に係合することによって、フロアフューエルチュー
ブ14と導管連結コネクタ38とを確実に結合すること
ができるため、フロアフューエルチューブ14と導管連
結コネクタ38との結合信頼性がさらに向上し、かつ組
付作業性も向上する。
【0038】なお、上記各実施例では、フロアフューエ
ルチューブ14の第2の係合凸部50にクランプ52の
側壁部52Eを係合させたが、これに代えて、図7に示
される如く、クランプ52の基部52Cと揺動部52D
との対向する凹部58に、基部52Cに揺動部52Dを
当接させた状態でリング状となる係合部としての溝部6
0を設けて、この溝部60内に、フロアフューエルチュ
ーブ14の第2の係合凸部50を挿入する構成としても
良く、この場合には、クランプ52によって、フロアフ
ューエルチューブ14の軸線方向に沿った両方向の移動
を確実に阻止することができる。
【0039】また、上記各実施例では、金属製ブラケッ
ト18にボデーアッシー24を固定したが、これに代え
て図8に示される如く、フロアパネル64に貫通孔を穿
設し、フロアパネル64にボデーアッシー24を固定す
る構成としても良い。
【0040】
【発明の効果】本発明は、挿入側導管の第1の係合凸部
に係合する導管連結コネクタを、固定手段によってフュ
ーエルタンクに固定するとともに、固定手段に結合され
た支持部材の係合部が、挿入側導管の第2の係合凸部に
係合する構成としたので、弾性リングに作用する変形応
力を低減し、弾性リングの寿命を長くすることができる
という優れた効果を有する。
【0041】また、挿入側導管の連結端部近傍と導管連
結コネクタとの相対位置が、固定手段と支持部材とによ
って決められているため、挿入側導管と導管連結コネク
タとの不完全な結合が困難となり、結合の信頼性が向上
するという優れた効果を有する。
【0042】さらに、固定手段に結合された支持部材の
係合部が、挿入側導管の第2の係合凸部と係合し、支持
部材によって挿入側導管が支持されているため、導管連
結コネクタの係合爪部と挿入側導管の第1の係合凸部と
の係合が外れた場合にも、挿入側導管が脱落することが
ないという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のフューエルチューブの結
合装置を示す断面図である。
【図2】図1の2−2線に沿った一部断面図である。
【図3】本発明の第1実施例のフューエルチューブの結
合装置を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例のフューエルチューブの結
合装置が適用されたフューエルタンクを示す斜視図であ
る。
【図5】本発明の第2実施例のフューエルチューブの結
合装置を示す分解斜視図であるる。
【図6】(A)及び(B)は本発明の第2実施例のフュ
ーエルチューブの作用を説明する図5の6−6線断面図
である。
【図7】本発明の他の実施例のフューエルチューブの結
合装置を示す断面図である。
【図8】本発明の他の実施例のフューエルチューブの結
合装置を示す斜視図である。
【図9】従来例のフューエルチューブの結合装置を示す
分解斜視図である。
【図10】従来例のフューエルチューブの結合装置を示
す断面図である。
【符号の説明】
10 フューエルタンク 12 フューエルチューブ 14 フロアフューエルチューブ(挿入側導管) 14A 連結端部 16 結合装置 18 ブラケット(固定手段) 20 切欠き 24 ボデーアッシー(固定手段) 36 フック部 38 導管連結コネクタ 44 係合爪部 46 第1の係合凸部 46B 係合面 48 弾性リング 50 第2の係合凸部 52 クランプ(支持部材) 52C 基部 52D 揺動部 52E 側壁部(係合部) 53 クランプ(支持部材) 55 第1クランプ 57 第2クランプ 58 凹部 60 溝部(係合部)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結端部近傍に第1の係合凸部が形成さ
    れると共にこの第1の係合凸部から連結端部と反対側へ
    離間した位置に第2の係合凸部が形成された挿入側導管
    と、この挿入側導管が挿入されるとともに前記第1の係
    合凸部と係合する係合爪部を有する導管連結コネクタ
    と、この導管連結コネクタと前記挿入側導管との間に設
    けられた弾性リングと、前記導管連結コネクタをフュー
    エルタンクに固定するための固定手段と、この固定手段
    に結合され前記挿入側導管の第2の係合凸部と係合する
    係合部を有する支持部材と、を備えたことを特徴とする
    フューエルチューブの結合装置。
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CN109163162A (zh) * 2018-11-02 2019-01-08 珠海格力电器股份有限公司 接头、管安装结构及净饮装置

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