JP2006022887A - カバー付きクランプ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】取付用の開口16を有する金属製のクランプリング12と、クランプリング12の開口16に対応した開口24を有するカバー本体22及びカバー本体22の開口24を閉鎖する蓋部30とを有するクランプカバー14とを備えて成るカバー付きクランプ装置10において、クランプカバー14をカバー本体22の内周面でクランプリング12に対して幅方向に固定し、クランプカバー14の幅をクランプリング12の幅と同等以下となす。
【選択図】 図2
Description
図中200はカバー付クランプ装置であって、実質的にクランプ力を受け持つ金属製且つ板ばね製のクランプリング202と、樹脂製のカバー204とから成っている。
またこのクランプリング202は、周方向に沿って複数箇所に径方向外方に突出する突出部210を有している。
尚カバー本体212は、図8にも示しているようにその開口214をクランプリング202の開口206に合致させる状態に、かかるクランプリング202に装着される。
換言すれば、カバー本体212は幅方向両端面部を形成する板状部220によりクランプリング202を幅方向(軸方向)に挟み込むことによって、クランプリング202に対し幅方向に固定状態となる。
この蓋部216は開口214を閉鎖するためのもので、先端部に掛止突起(掛止部)224が設けられている。
他方、カバー本体212の他端部には対応する被掛止凹部(被掛止部)226が設けられており、開口214を閉鎖した蓋部216が、これら掛止突起224と被掛止凹部226との掛止に基づいて開口214を閉鎖する状態にロックされる。
図9はそのカバー付きクランプ装置の取付けの方法をクランプ作用とともに示している(但しここではクランプ作用を明らかにするためカバーを取り除いて示している)。
即ちクランプリング202が配管228,232に対し誤装着される場合がある。
この場合、クランプリング202の外周面に装着されたカバー204は、蓋部216で開口214を閉鎖しようとしても、これを行うことができない。
具体的には、蓋部216の掛止突起224を被掛止凹部226に掛止させることができない。
クランプ装置200におけるカバー204は、主としてそのような目的のために設けられている。
232はそのボールタップ244側の配管で、228は水道水の供給用の配管であり、それら配管228と232との接続部がクランプ装置200にてクランプされている。
またこうした問題は、図7に示したクランプ装置200のみならず金属製のクランプリングの外周面にカバーを装着してなるクランプ装置を用いたときに共通して生ずる問題である。
これらの場合において、クランプリングに固定用嵌合口を設ける一方、クランプカバーにおけるカバー本体の内周面に固定用の嵌合爪を突設し、これを嵌合口に嵌め入れることによって、クランプカバーをクランプリングに対して幅方向に固定するようになすことができる(請求項3)。
またクランプカバーをクランプリングに固定するために別部品を必要としたり、接着を行ったりする必要を無くすことができ、クランプ装置の製造性も良好となって製造コストも低減できる。
図1〜図3において、10は本実施形態のカバー付クランプ装置で、実質的にクランプ力を受け持つ金属製且つ板ばね製のクランプリング12と、樹脂製のクランプカバー14とから成っている。
またこのクランプリング12は、周方向に沿って複数箇所に径方向外方に突出する突出部20を有している。
このカバー本体22の内周面には、周方向に沿って複数箇所に径方向内向きの突出部32と、それら突出部32の間において凹所34が形成されており、それら凹所34内にクランプリング12の各突出部20を嵌合させる状態にクランプリング12に装着されている。
カバー本体22は、それら凹所34への突出部20の嵌合によってクランプリング12に対し周方向に固定状態とされている。
ここで係入溝18の長手方向端部は各突出部20の付根に位置しており、その係入溝18の長手方向端に嵌合爪36が嵌合していることによって、後述する配管端部のフランジ部234の係入溝18への係入の障害とはならない。
即ちこの実施形態において、カバー本体22はクランプリング12に対しその内周面で固定されている。
この概略U字状を成すカバー本体22の周方向の一端からは、上記蓋部30が薄肉の可撓部38を介して延び出している。
これら一対のアーム40のそれぞれの外面には、掛止突起(掛止部)42が設けられている。
他方カバー本体22の他端部には対応する被掛止凹部(被掛止部)44が設けられており、図2及び図3にも示しているように開口24を閉鎖した蓋部30が、これら掛止突起42と被掛止凹部44との掛止に基づいて、開口24を閉鎖する状態にロックされるようになっている。
本実施形態では、クランプカバー22に設けた嵌合爪36のクランプリング12の係入溝18への嵌合に基づいてクランプカバー14、詳しくはカバー本体22の固定がなされており、そのためクランプカバー14の幅をクランプリング12の幅と同等幅となすことができる。
図示のように本実施形態のクランプ装置10を用いて配管228,232をクランプするには、先ず配管228の嵌入部230を相手側の他方の配管232内に嵌入させ、その状態でクランプ装置10を、蓋部30を開いた状態でクランプリング12の開口16及びクランプカバー14の開口24を通じて軸直角方向に嵌め合わせる。そして各配管228,232の一対のフランジ部234を互いに合せた状態でクランプリング12の係入溝18に係入させる。
一方クランプリング12が正しく装着されていない場合には、蓋部30を閉鎖状態にロックすることができない。
またクランプカバー14をクランプリング12に固定するために別部品を必要としたり、接着を行ったりする必要を無くして、クランプ装置10の製造性を良好となし、製造コストも低減することができる。
12 クランプリング
14 クランプカバー
16,24 開口
18 係入溝
22 カバー本体
30 蓋部
36 嵌合爪
38 可撓部
42 掛止突起(掛止部)
44 被掛止凹部(被掛止部)
Claims (4)
- (イ)周方向の所定箇所に取付用の開口を有し、該開口を通じて一対の配管にまたがって嵌着され、それら配管をクランプする金属製のクランプリングと、
(ロ)(a)該クランプリングの開口に対応した開口を有し、該クランプリングの外周面に装着されるリング状のカバー本体及び(b)カバー本体の周方向の一端から可撓部を介して延び出し、該カバー本体の開口を閉鎖する蓋部を有し、該カバー本体の周方向の他端部及び該蓋部の先端部の一方に掛止部が、他方に被掛止部が形成されていて、該蓋部がそれら掛止部と被掛止部との掛止作用で該開口を閉鎖する状態にロックされるクランプカバーと、
を備えて成るカバー付きクランプ装置において、
前記クランプリングに対して、前記クランプカバーを前記カバー本体の内周面で固定してあることを特徴とするカバー付きクランプ装置。 - 請求項1において、前記クランプカバーの軸方向の幅が前記クランプリングの幅に対し同等以下となしてあることを特徴とするカバー付きクランプ装置。
- 請求項1,2において、前記クランプリングに固定用の嵌合口を設ける一方、前記クランプカバーにおけるカバー本体の内周面に固定用の嵌合爪を突設し、該嵌合爪を該嵌合口に嵌合させて該クランプカバーを前記クランプリングに対して幅方向に固定してあることを特徴とするカバー付きクランプ装置。
- 請求項1〜3の何れかにおいて、前記クランプ装置は管端部にフランジ部を有する一対の配管を、それらフランジ部を合せた状態でクランプするものであり、前記クランプリングにはそれらフランジ部を合せた状態で係入させる係入溝が幅方向中間部に設けてあることを特徴とするカバー付きクランプ装置。
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2004
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