JP4503477B2 - 継手用のアダプタ - Google Patents
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この図7に示す継手1は、図示せぬ2本の配管等を90°で接続するもので、一方の配管を組み付ける中空の竹の子部2と、この竹の子部2に90°で連通し、他方の配管又は機器を組み付ける円筒部3と、を備えている。
竹の子部2は、先端側から徐々に拡開する(先端に向けて先細りの)円錐台形状が複数段形成され、嵌挿された配管に対し抜き取る方向に力がかかると抵抗する掛かり止めの役割をするようになっている。このため、竹の子部2に配管を一度組み付けると、これを抜くのは容易なことではなく、脱落が防止される。
また、嵌挿した配管と竹の子部2とは圧着状態にあり互いに回転させることができないので、組み付けたときの角度のまま維持されることになる。このため、継手1のようなエルボタイプの場合、円筒部3へ組み付ける相手配管等の位置を考慮して、円筒部3が適切な向きとなるように予め竹の子部2と配管とを組み付けなければならない。接続相手に対して円筒部3の向きがずれると、その向きの修正のためには竹の子部2に組み付けた配管を捩らなければならず、経時劣化の点で好ましくない。
これらの課題に鑑みて本発明は、継手自体が破損してしまったときに、配管から竹の子部を取り外して継手だけを交換できるようにすると共に、竹の子部と配管とを組み付けた後でも互いに回動させられるようにすることを目的とする。また、径や材質の異なる配管であっても共通の継手を適用できるようにすることを目的とする。
さらに、形状の違う竹の子部を持つアダプタを用意すれば、同じ継手で異なる配管を接続することができる、すなわち、一つの継手の竹の子部形状を配管に合わせアダプタで変更できるようになるため、部品の共通化に大きく貢献する。
継手1は、図7に示した従来品と同じもので、一方の配管を組み付ける中空の竹の子部2と、この竹の子部2に90°で連通し、他方の配管又は機器を組み付ける円筒部3と、を備えたエルボタイプである。竹の子部2は、先端側から徐々に拡開する円錐台形状が複数段形成された従来同様の形状を持つ。また、円筒部3に対しても従来同様に、差し込まれた配管或は機器の口部に周設されたフランジ等に係止する爪部4が180°間隔で2カ所に設けられている。また、その爪部4の係止を解除するための解除ボタン5が設けられており、これを押し込むと爪部4が拡開して係止が解除されるようになっている。
竹の子部13は、継手1の竹の子部2と同じく、先端側から徐々に拡開する(先端に向けて先細りの)円錐台形状が複数段形成され、嵌挿された配管に対し抜き取る方向に力がかかると抵抗する掛かり止めの役割をするようになっている。また、その最初の円錐台形状の終端にはOリング14が嵌め込まれ、配管との間の液密性を確保してある。
このような円筒部15、すなわち緩挿孔12周囲の側壁には、差込孔17と、これに対向させた貫通孔17’とを180°間隔で貫通させてある。この例の差込孔17は特に、他より肉厚のフランジ16の部分に形成されており、差し込んで装着したクリップ20の頭が突出しないよう工夫されている。また、対向2カ所の差込孔17と貫通孔17’とをこの例では同形状に形成したので、左右いずれの側からでもクリップ20を差し込むことができ、作業性が良くなっている。
本実施形態ではさらに、緩挿孔12を囲繞する側壁の壁面に段部18が周設されており、ここに、基端面11の開口から緩挿孔12に挿入されたOリング30が受け止められ支持される。そして、基端面11の開口から挿入されたスペーサ31の端面32が、段部18に支持されたOリング30を挟持する。これにより、竹の子部2との液密を確保するOリング30が移動を規制されることになる。なお、このスペーサ30の内径は、継手1の竹の子部2を緩挿する径である。
2 竹の子部
3 円筒部
4 爪部
5 解除ボタン
10 アダプタ
11 基端面
12 緩挿孔
13 竹の子部
14 Oリング
15 円筒部
16 フランジ
17 差込孔
17’貫通孔
f,f1,f2 フック
18 段部
19 切欠部
20 クリップ
21,22 脚部
30 Oリング
31 スペーサ
32 端面
33 切欠窓
34 位置決め突片
Claims (6)
- 配管を組み付ける少なくとも一つの竹の子部を備えた継手用のアダプタであって、
基端面に開口して前記継手の竹の子部を緩挿する緩挿孔を内部に形成すると共に、この緩挿孔に緩挿された前記継手の竹の子部に連通するように、先端から基端側へ所定の長さの竹の子部を形成してなり、
前記緩挿孔周囲の側壁から前記緩挿孔内へ突出可能で且つ前記側壁に引込可能とされ、前記緩挿孔内へ突出したときに前記継手の竹の子部に形成されている円錐台形状に係止する係止手段により、前記継手の竹の子部に冠着され、
前記緩挿孔周囲の側壁に、差込孔を貫通形成すると共に該差込孔に対向させた貫通孔を形成し、その貫通孔内にフックを形成してあり、
前記係止手段は、前記差込孔を通し外部からU字状のクリップを差し込んで前記緩挿孔内へ突出させ、該クリップの緩挿孔内に突出した部分が前記継手の竹の子部に複数段形成されている円錐台形状のいずれかに係止する構成であり、
前記差込孔を通し前記クリップを差し込んで係止させると前記貫通孔から突出する該クリップの脚部を折り曲げて、前記貫通孔内のフックに掛け止めることで、当該クリップの抜けが防止される、
ことを特徴とする継手用のアダプタ。 - 前記クリップの一方の脚部を他方の脚部よりも長く形成してあり、該長い方の脚部を折り曲げて、前記貫通孔内のフックに掛け止めることを特徴とする請求項1記載の継手用アダプタ。
- 前記貫通孔内にフックを二つ形成してあり、前記クリップの両脚部を折り曲げて、前記フックにそれぞれ掛け止めることを特徴とする請求項1記載の継手用アダプタ。
- 前記基端面の開口から前記緩挿孔内へ挿入したOリングを受けて支持する段部を前記緩挿孔周囲の壁面に周設し、そして、前記基端面の開口から前記緩挿孔内へ環状のスペーサを挿入して前記段部に支持されている前記Oリングをそのスペーサの端面で挟持するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の継手用のアダプタ。
- 前記スペーサは、前記基端面から前記段部に支持されている前記Oリングに当接するまでの長さを持つと共に、前記緩挿孔内へ突出する係止手段を通すための切欠窓を形成してあることを特徴とする請求項4記載の継手用のアダプタ。
- 前記基端面の開口周囲の一部に位置決め用の切欠部を形成し、この切欠部に嵌り込む位置決め突片を前記スペーサの対応部位に形成したことを特徴とする請求項5記載の継手用のアダプタ。
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Citations (3)
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-
2005
- 2005-03-30 JP JP2005097103A patent/JP4503477B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
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