JP2008095922A - 配管などの接続部の保護カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】 保護カバーの取付け及び取外しを容易にすると共に、簡単な構成によって装着状態の維持を確実に果たす。
【解決手段】 本体はヒンジ部2を挟んでその両側に半円筒状のカバー部3,4を形成し、一方のカバー部3に係止部5を設け、他方のカバー部4に係止部5に係合可能である被係止部6を設けてあり、係止部5は被係止部6が挿入可能である係止孔5aを有すると共に、この係止部の外面から係止孔5aに達する溝5bを形成し、溝は係止部5の中央の位置に配置され、被係止部6は先端に爪部6aを設けている係止片からなり、爪部が係止部の係止孔の縁部に掛止め可能である。
【選択図】 図1
【解決手段】 本体はヒンジ部2を挟んでその両側に半円筒状のカバー部3,4を形成し、一方のカバー部3に係止部5を設け、他方のカバー部4に係止部5に係合可能である被係止部6を設けてあり、係止部5は被係止部6が挿入可能である係止孔5aを有すると共に、この係止部の外面から係止孔5aに達する溝5bを形成し、溝は係止部5の中央の位置に配置され、被係止部6は先端に爪部6aを設けている係止片からなり、爪部が係止部の係止孔の縁部に掛止め可能である。
【選択図】 図1
Description
この発明は、給水、給湯などのための配管同士や配管と他の部材(継手など)における接続部の保護カバーに関するものである。
例えば特開2003−336787号公報に記載の保護カバー(以下「従来例1」という。)は、主に、配管と継手との接続部を被うカバー本体と、カバー本体の自由端に設けられる係止機構とにより構成されている(公報第3頁第3欄段落0008〜第4欄段落0009参照)。
上記カバー本体は、所定の厚さの円筒体を縦割りにしたような形状の断面半円形状の2個の半円筒体を、その一端側でヒンジ部を介して接合するような形状となっており、このヒンジ部を介して拡開自在である。
上記係止機構は一方の半円筒体の自由端側に、半径方向外方へ突状に突出させて形成した係止爪部と、他方の半円筒体の自由端側に、この部分の厚みをやや厚くして、その内側に、上記係止爪部を嵌め込んで係合するための凹状に形成された係止凹部とからなる。
保護カバーの使用方法は、公報図4に示すように対向する配管間を継手で接続してから、この継手の外側を保護カバーで被せるのであるが、被せる際、保護カバーを拡開して継手の上側から取り付け、そして保護カバー本体を閉じて、係止機構の係止爪部と係止凹部とを嵌め込むことにより、保護カバーを装着固定する。
また特開2004−144220号公報に記載の断熱カバー(以下「従来例2」という。)は、断熱カバー押さえを備え、この断熱カバー押さえは折込部を挟んで第1のカバー押さえ部と第2のカバー押さえ部とを有し、第1及び第2のカバー押さえ部の自由端側に互いに離脱可能に結合する係止部と係合部とを設けているものである。係止部はL形に形成され、係合部はその先端にフックを形成している。
特開2003−336787号公報
特開2004−144220号公報
上記カバー本体は、所定の厚さの円筒体を縦割りにしたような形状の断面半円形状の2個の半円筒体を、その一端側でヒンジ部を介して接合するような形状となっており、このヒンジ部を介して拡開自在である。
上記係止機構は一方の半円筒体の自由端側に、半径方向外方へ突状に突出させて形成した係止爪部と、他方の半円筒体の自由端側に、この部分の厚みをやや厚くして、その内側に、上記係止爪部を嵌め込んで係合するための凹状に形成された係止凹部とからなる。
保護カバーの使用方法は、公報図4に示すように対向する配管間を継手で接続してから、この継手の外側を保護カバーで被せるのであるが、被せる際、保護カバーを拡開して継手の上側から取り付け、そして保護カバー本体を閉じて、係止機構の係止爪部と係止凹部とを嵌め込むことにより、保護カバーを装着固定する。
また特開2004−144220号公報に記載の断熱カバー(以下「従来例2」という。)は、断熱カバー押さえを備え、この断熱カバー押さえは折込部を挟んで第1のカバー押さえ部と第2のカバー押さえ部とを有し、第1及び第2のカバー押さえ部の自由端側に互いに離脱可能に結合する係止部と係合部とを設けているものである。係止部はL形に形成され、係合部はその先端にフックを形成している。
従来例1によれば、係止機構の係止爪部を係止凹部に掛け止めることによって、保護カバー本体を装着するので、いわゆるワンタッチで容易に装着及びその解除をすることができるが、装着解除し易い分だけ半円筒体の装着状態の維持が容易でなく、設置場所によっては上記維持のための固定手段が新たに必要となることが推測される。
従来例2によれば、第1のカバー押さえ部と第2のカバー押さえ部とが折込部を介して折り畳まれた時、係合部はL形の係止部内の隙間にスライドさせて止める。したがって、係合部は係止部に係止されると、フックを介してその結合が経時的に維持され、また離脱する方向に第1のカバー押さえ部と第2のカバー押さえ部とが位置ずれしない限り係合は解除されない利点がある。しかしながら、断熱カバーを取り外すには、係合部を強く引っ張ってもフックの存在により容易に離脱できないので、第1のカバー押さえ部又は第2のカバー押さえ部のいずれか一方を横にスライドさせて、係合を解く必要があるので、取り外しをより一層し易くすることが改善点であった。
この発明の目的は、保護カバーの取付け及び取外しを容易にすると共に、簡単な構成によって装着状態の維持を確実に果たし得るようにすることにある。
従来例2によれば、第1のカバー押さえ部と第2のカバー押さえ部とが折込部を介して折り畳まれた時、係合部はL形の係止部内の隙間にスライドさせて止める。したがって、係合部は係止部に係止されると、フックを介してその結合が経時的に維持され、また離脱する方向に第1のカバー押さえ部と第2のカバー押さえ部とが位置ずれしない限り係合は解除されない利点がある。しかしながら、断熱カバーを取り外すには、係合部を強く引っ張ってもフックの存在により容易に離脱できないので、第1のカバー押さえ部又は第2のカバー押さえ部のいずれか一方を横にスライドさせて、係合を解く必要があるので、取り外しをより一層し易くすることが改善点であった。
この発明の目的は、保護カバーの取付け及び取外しを容易にすると共に、簡単な構成によって装着状態の維持を確実に果たし得るようにすることにある。
この発明の第1の特徴は、ヒンジ部と、このヒンジ部を挟んでその両側に形成してある半円筒状のカバー部と、一方のカバー部に設けてある係止部及び他方のカバー部に設けてあって上記係止部に係合可能である被係止部とを備えていることにある。上記係止部は上記被係止部が挿入可能である係止孔を有すると共に、この係止部の外面から上記係止孔に達する溝を形成してある。
この発明の第2の特徴は、上記第1の特徴を備え、溝が係止部の中央の位置に配置されており、被係止部が先端に爪部を設けている係止片からなり、上記爪部が係止部の係止孔の縁部に掛止め可能であることにある。
この発明の第2の特徴は、上記第1の特徴を備え、溝が係止部の中央の位置に配置されており、被係止部が先端に爪部を設けている係止片からなり、上記爪部が係止部の係止孔の縁部に掛止め可能であることにある。
この発明によれば、係止部に係止孔に達する溝を切り込んであるために、係止部と被係止部との係合及び離脱が円滑に行え、保護カバーの取付け及び取外し操作が容易となり、そして簡単な構成によってカバー部の装着状態の維持を確実に果たし得る。
この発明に係る実施の形態について図面を参照して説明する。
図1〜図6に示す配管などの接続部の保護カバー1はプラスチックによって成形されており、保護カバー本体がヒンジ部2と半円筒状のカバー部3,4とからなるものである。
半円筒状のカバー部3,4はヒンジ部2を挟んでその両側に形成されている。半円筒状のカバー部3,4はヒンジ部2を中心として拡開可能であって、自由端側が互いに接触可能である。保護カバー1は使用時(図6)にヒンジ部2を中心としてカバー部3,4を閉じることによって円筒状になり、また不使用時(図1)にヒンジ部2を中心としてカバー部3,4を開放することによってほぼW形になるように成形されている。換言すれば、カバー部3,4は閉鎖時には円筒形を形成し、その内部で後述する配管用保護部材12,13の端末部12a,13aを抱合することができ、開放時にはほぼW形になって抱合状態を解除することができる。
図1〜図6に示す配管などの接続部の保護カバー1はプラスチックによって成形されており、保護カバー本体がヒンジ部2と半円筒状のカバー部3,4とからなるものである。
半円筒状のカバー部3,4はヒンジ部2を挟んでその両側に形成されている。半円筒状のカバー部3,4はヒンジ部2を中心として拡開可能であって、自由端側が互いに接触可能である。保護カバー1は使用時(図6)にヒンジ部2を中心としてカバー部3,4を閉じることによって円筒状になり、また不使用時(図1)にヒンジ部2を中心としてカバー部3,4を開放することによってほぼW形になるように成形されている。換言すれば、カバー部3,4は閉鎖時には円筒形を形成し、その内部で後述する配管用保護部材12,13の端末部12a,13aを抱合することができ、開放時にはほぼW形になって抱合状態を解除することができる。
保護カバー1において、カバー部3,4の互いに接合する自由端側には、両カバー部を結合するための係止部5と被係止部6を設けてある。係止部5と被係止部6とは互いに係合及びその離脱が自在である。
係止部5は一方のカバー部3側に、被係止部6は他方のカバー部4側にそれぞれ設けてある。係止部5は係止孔5a及び溝5bを設けてある。係止孔5aは係止部5内に形成されている。溝5bは係止部5の外周面から係止孔5aに達するように切り込まれている。係止部5は溝5bによって弾性変形が容易になっている。被係止部6は先端に爪部6aを有する突片状に形成されている。
係止部5と被係止部6との係合及び離脱関係について説明する。
被係止部6は係止孔5a内に差し込み可能であり、この係止孔から離脱可能である。
このことから、被係止部6は係止孔5aに差し込まれている状態では爪部6aが係止孔5aの縁部に掛止されるために、カバー部3,4は互いに結合され、円筒状になって保護カバー1が使用状態になる。
また被係止部6が係止部5に係止されている状態から離脱するためには、被係止部を係止孔5a内から基端部側(図5右端部側)に係止部5のばね力に抗して引っ張ることにより、係止部は溝5bの存在によって容易に弾性変形するから、被係止部が係止孔から外れて、カバー部3,4は互いの結合が解除される。
係止部5は一方のカバー部3側に、被係止部6は他方のカバー部4側にそれぞれ設けてある。係止部5は係止孔5a及び溝5bを設けてある。係止孔5aは係止部5内に形成されている。溝5bは係止部5の外周面から係止孔5aに達するように切り込まれている。係止部5は溝5bによって弾性変形が容易になっている。被係止部6は先端に爪部6aを有する突片状に形成されている。
係止部5と被係止部6との係合及び離脱関係について説明する。
被係止部6は係止孔5a内に差し込み可能であり、この係止孔から離脱可能である。
このことから、被係止部6は係止孔5aに差し込まれている状態では爪部6aが係止孔5aの縁部に掛止されるために、カバー部3,4は互いに結合され、円筒状になって保護カバー1が使用状態になる。
また被係止部6が係止部5に係止されている状態から離脱するためには、被係止部を係止孔5a内から基端部側(図5右端部側)に係止部5のばね力に抗して引っ張ることにより、係止部は溝5bの存在によって容易に弾性変形するから、被係止部が係止孔から外れて、カバー部3,4は互いの結合が解除される。
保護カバー1は、図7及び図8に示すように第1及び第2の管体10,11を被覆している第1及び第2の配管用保護部材12,13の端末部12a,13aの対向間を覆うことができる長さを有している。保護カバー1におけるカバー部3,4の側壁3a,4aが第1及び第2の配管用保護部材12,13の端末部12a,13aの外周面に接している。側壁3a,4aを端末部12a,13aの外周面に密着させることにより、雨水などが側壁の内面と端末部12a,13aの外周面との間の隙間から浸入して、保護カバー内に浸み込むことを抑制することができる。
図7〜図9に示す配管の接続部17において、基端部側(図9左端部側)がヒートポンプなどに通じている第1の管体10と、また基端部側(同図右端部側)が貯留タンクなどに通じている第2の管体11とは、いずれも外周面が第1及び第2の配管用保護部材12,13によって被覆されている。第1及び第2の配管用保護部材12,13は、発泡プラスチック部材によって管状に成形されており、第1及び第2の管体10,11をほぼ全長に亘って覆っている。第1及び第2の配管用保護部材12,13は、第1及び第2の管体10,11が給湯管であれば保温パイプとしても機能し、また給水管であれば断熱パイプとしても機能している。
第1及び第2の管体10,11の先端部側は第1及び第2の配管用保護部材12,13の端末部12a,13aの先端面からそれぞれ突出されている。第1及び第2の管体10,11の突出された端部10a,11aの突合せ端部間はジョイント部材14によって接続されている。
図9に示すようにジョイント部材14は内部に筒状の連結部材15を設けてある。ジョイント部材14の一端側(図9左端側)の開口部14aと連結部材15の一端外周の間に第1の管体1の端部10aが嵌め込まれており、他端側の開口部14bと連結部材の一端外周の間に第2の管体11の端部11aが嵌め込まれており、第1の管体と第2の管体とがジョイント部材を介して一本の通路を形成している。
第1及び第2の管体10,11の先端部側は第1及び第2の配管用保護部材12,13の端末部12a,13aの先端面からそれぞれ突出されている。第1及び第2の管体10,11の突出された端部10a,11aの突合せ端部間はジョイント部材14によって接続されている。
図9に示すようにジョイント部材14は内部に筒状の連結部材15を設けてある。ジョイント部材14の一端側(図9左端側)の開口部14aと連結部材15の一端外周の間に第1の管体1の端部10aが嵌め込まれており、他端側の開口部14bと連結部材の一端外周の間に第2の管体11の端部11aが嵌め込まれており、第1の管体と第2の管体とがジョイント部材を介して一本の通路を形成している。
第1及び第2の配管用保護部材12,13の端末部12a,13aの対向空間は、図7及び図8に示すように、保護カバー体16によって保護されている。
保護カバー体16は端末部12a,13aの対向空間を覆うことによって、第1及び第2の管体10,11の各端部10a,11aが差し込まれているジョイント部材14の外側を覆い、図示していないテープなどによって固定されている。保護カバー体16は、図10及び図11に示すように第1及び第2の配管用保護部材12,13と同一部材を用い、内部に孔16aを有する筒状に成形されている。保護カバー体16は長さ方向に切り込み16bを設けて、この切り込みを中心として外側に開くことができる。
保護カバー体16は端末部12a,13aの対向空間を覆うことによって、第1及び第2の管体10,11の各端部10a,11aが差し込まれているジョイント部材14の外側を覆い、図示していないテープなどによって固定されている。保護カバー体16は、図10及び図11に示すように第1及び第2の配管用保護部材12,13と同一部材を用い、内部に孔16aを有する筒状に成形されている。保護カバー体16は長さ方向に切り込み16bを設けて、この切り込みを中心として外側に開くことができる。
保護カバー1の使用方法について説明する。
予め、図9に示すように第1及び第2の配管用保護部材12,13で保護され、端末部12a,13aから突出されている第1及び第2の管体10,11の各端部10a,11a間をジョイント部材14によって接続し、接続後に保護カバー体16を端末部12a,13a間に配置固定して対向空間を覆っておく。
保護カバー1の取付け操作は次のとおりである。
保護カバー体16によって端末部12a,13a間の対向間が被覆されている状態で、図7に示すように、保護カバー1を第1及び第2の配管用保護部材12,13の端末部12a,13aの対向間の上方に配置して、ヒンジ部2を中心としてカバー部3,4を端末部12a,13aを抱きかかえるようにしながら閉じて行くと、自由端側は徐々に接近し、やがて係止部5と被係止部6とが接触する位置に達した段階で、被係止部を係止孔5a内に差し入れ、爪部6aを通じて係止部に掛け止め、カバー部3,4間を結合する。この結果、図7及び図8に示すように、配管の接続部17は保護カバー1によって保護される。
保護カバー1の取外し操作は次のとおりである。
被係止部6が係止部5に係止されている図8に示す状態から、カバー部4を図左方に強く引っ張ることによって、係止部5は溝5bによって弾性変形され、引っ張り力が係止する力を超えると、被係止部6は係止部5からの係合が離脱されるから、カバー部3,4間の結合が解除される。この結果、保護カバー1を配管の接続部17から外すことができる。
予め、図9に示すように第1及び第2の配管用保護部材12,13で保護され、端末部12a,13aから突出されている第1及び第2の管体10,11の各端部10a,11a間をジョイント部材14によって接続し、接続後に保護カバー体16を端末部12a,13a間に配置固定して対向空間を覆っておく。
保護カバー1の取付け操作は次のとおりである。
保護カバー体16によって端末部12a,13a間の対向間が被覆されている状態で、図7に示すように、保護カバー1を第1及び第2の配管用保護部材12,13の端末部12a,13aの対向間の上方に配置して、ヒンジ部2を中心としてカバー部3,4を端末部12a,13aを抱きかかえるようにしながら閉じて行くと、自由端側は徐々に接近し、やがて係止部5と被係止部6とが接触する位置に達した段階で、被係止部を係止孔5a内に差し入れ、爪部6aを通じて係止部に掛け止め、カバー部3,4間を結合する。この結果、図7及び図8に示すように、配管の接続部17は保護カバー1によって保護される。
保護カバー1の取外し操作は次のとおりである。
被係止部6が係止部5に係止されている図8に示す状態から、カバー部4を図左方に強く引っ張ることによって、係止部5は溝5bによって弾性変形され、引っ張り力が係止する力を超えると、被係止部6は係止部5からの係合が離脱されるから、カバー部3,4間の結合が解除される。この結果、保護カバー1を配管の接続部17から外すことができる。
図示する保護カバー1によれば、係止部5と被係止部6との互いの係合によってカバー部3,4間の装着(結合)の維持を確保することができ、経時的にも配管の接続部17の保護機能が低下せず、また係止部5には係止孔5aに達する溝5bを設けているので、保護カバーの取外し時では、係止部に負荷が及んだ際に係止部が容易に弾性変形して、結合解除操作がし易い利点がある。また簡単な構成によってカバー部3,4間の結合の維持が確保できると同時に、結合及びその解除操作がし易い。
この発明に係る保護カバーは、図7に示すような直線型の接続部17に適用されるものに限られず、配管などのT型や十字型などの接続部にも使用することができ、例えば図12に示す保護カバー1Aは配管などのT型接続部に使用するものである。
保護カバー1Aの特徴は第1の保護カバー本体1a1と、これに交差するように形成されている第2の保護カバー本体1a2とから構成されているところにある。
保護カバー1Aの説明上、この保護カバーと前記保護カバー1と共通する構成部分は双方の符号を一致させて対応関係を明確にし、詳細な説明を省略する。
第2の保護カバー本体1a2は第1の保護カバー本体1a1のカバー部4に連続されている。第1の保護カバー本体1a1のカバー部8,9はヒンジ部7を中心として連なり、半円筒状に形成されており、その自由端が互いに接触可能である。カバー部9は第1の保護カバー本体1a1のカバー部4と一体に形成されている。カバー部8,9は係止部5及び被係止部6を通じて離脱可能に結合される。
保護カバー1Aの特徴は第1の保護カバー本体1a1と、これに交差するように形成されている第2の保護カバー本体1a2とから構成されているところにある。
保護カバー1Aの説明上、この保護カバーと前記保護カバー1と共通する構成部分は双方の符号を一致させて対応関係を明確にし、詳細な説明を省略する。
第2の保護カバー本体1a2は第1の保護カバー本体1a1のカバー部4に連続されている。第1の保護カバー本体1a1のカバー部8,9はヒンジ部7を中心として連なり、半円筒状に形成されており、その自由端が互いに接触可能である。カバー部9は第1の保護カバー本体1a1のカバー部4と一体に形成されている。カバー部8,9は係止部5及び被係止部6を通じて離脱可能に結合される。
管体(図7では第1及び第2の管体10,11)は給湯管や給水管に限られない。また接続部17における接続対象は図示する配管同士に限られず、配管と継手、配管と継手以外の部材、配管を除くその他部材同士であっても良い。
1,1A 保護カバー
1a1 第1の保護カバー本体
1a2 第2の保護カバー本体
2 ヒンジ部
3,4 カバー部
5 係止部
5a 係止孔
5b 溝
6 被係止部
6a 爪部
7 ヒンジ部
8 カバー部
9 カバー部
10 第1の管体
10a 第1の管体の端部
11 第2の管体
11a 第2の管体の端部
12 第1の配管用保護部材
12a 第1の配管用保護部材の端末部
13 第2の配管用保護部材
13a 第2の配管用保護部材の端末部
14 ジョイント部材
17 接続部
1a1 第1の保護カバー本体
1a2 第2の保護カバー本体
2 ヒンジ部
3,4 カバー部
5 係止部
5a 係止孔
5b 溝
6 被係止部
6a 爪部
7 ヒンジ部
8 カバー部
9 カバー部
10 第1の管体
10a 第1の管体の端部
11 第2の管体
11a 第2の管体の端部
12 第1の配管用保護部材
12a 第1の配管用保護部材の端末部
13 第2の配管用保護部材
13a 第2の配管用保護部材の端末部
14 ジョイント部材
17 接続部
Claims (2)
- ヒンジ部と、このヒンジ部を挟んでその両側に形成してある半円筒状のカバー部と、一方のカバー部に設けてある係止部及び他方のカバー部に設けてあって上記係止部に係合可能である被係止部とを備えており、
上記係止部は上記被係止部が挿入可能である係止孔を有すると共に、この係止部の外面から上記係止孔に達する溝を形成してある
ことを特徴とする配管などの接続部の保護カバー。 - 溝は係止部の中央の位置に配置されており、被係止部は先端に爪部を設けている係止片からなり、上記爪部が係止部の係止孔の縁部に掛止め可能であることを特徴とする請求項1記載の配管などの接続部の保護カバー。
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2006
- 2006-10-16 JP JP2006281399A patent/JP2008095922A/ja active Pending
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