JP2008095917A - 配管の接続部の保護装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 構成な簡単によって雨水などの浸み込みを抑え、配管用保護部材などの耐久性の向上を図る。
【解決手段】 第1及び第2の管体1,2の外周を管状の第1及び第2の配管用保護部材3,4で被覆し、各配管用保護部材の端末部3a,4aの先端面からそれぞれ突出している第1及び第2の管体1,2の各端部1a,2a間をジョイント部材6で接続し、対向する第1及び第2の配管用保護部材の端末部3a,4a間の空間をカバー部材11で覆い、第1及び第2の配管用保護部材の端末部3a,4aに端末部を被覆する第1及び第2の保護キャップ7,8を嵌め込み、各保護キャップは第1及び第2の管体が挿入可能である挿入孔7a,8aを開け、各挿入孔は第1及び第2の管体の外周面に密着可能である。
【選択図】 図1
【解決手段】 第1及び第2の管体1,2の外周を管状の第1及び第2の配管用保護部材3,4で被覆し、各配管用保護部材の端末部3a,4aの先端面からそれぞれ突出している第1及び第2の管体1,2の各端部1a,2a間をジョイント部材6で接続し、対向する第1及び第2の配管用保護部材の端末部3a,4a間の空間をカバー部材11で覆い、第1及び第2の配管用保護部材の端末部3a,4aに端末部を被覆する第1及び第2の保護キャップ7,8を嵌め込み、各保護キャップは第1及び第2の管体が挿入可能である挿入孔7a,8aを開け、各挿入孔は第1及び第2の管体の外周面に密着可能である。
【選択図】 図1
Description
この発明は、建物内外における給水、給湯などのための配管の接続部の保護装置に関するものである。
例えば特開2003−269659号公報に記載の貯湯式給湯機において、公報図3に示すようにヒートポンプユニットで加熱した高温の温水を貯湯缶体内に貯めて、風呂の湯水として利用する技術が開示されている。また特開2006−125679号公報に記載の給湯装置において、ヒートポンプにより水を沸かし、貯湯タンクに溜めた湯を風呂等の熱源とする技術が開示されている。
通常、ヒートポンプと貯留タンク(貯湯缶体又は貯湯タンク)とはいずれも室外に設置され、双方は給湯管によって互いに接続され、給湯管の外周面側は保護部材(断熱又は保温部材)によって被覆されている(実開平5−79194号公報など)。
ところで、ヒートポンプの製造業者と貯留タンクの製造業者とは必ずしも同一ではないので、ヒートポンプに接続されている給湯管の径と、貯留タンクに接続されている給湯管の径とが一致していない場合があり、このような場合には、従来、図13に示すような配管の接続構造を採用している例がある。すなわち、
図13において、ヒートポンプに通じている第1の管体101と、貯留タンクに通じている第2の管体102との突合っている端部101a,102aをジョイント部材106で接続するものである。ジョイント部材106の図13左端側の開口部106a1が第1の管体101の端部101aが嵌め込み可能の径を、右端側の開口部106a2が第2の管体102の端部102aが嵌め込み可能の径を有しているものである。
第1及び第2の管体101,102はほぼ全長に亘って管状の第1及び第2の配管用保護部材103,104で被覆されている。そして、第1及び第2の配管用保護部材103,104の端末部103a,104aからは第1及び第2の管体101,102の端部側が突出され、突出された端部101a,102aがジョイント部材106内に差し込まれ、第1及び第2の配管用保護部材103,104は対向端部間が筒状のカバー部材111によって保護されている。
特開2003−269659号公報
特開2006−125679号公報
実開平5−79194号公報
通常、ヒートポンプと貯留タンク(貯湯缶体又は貯湯タンク)とはいずれも室外に設置され、双方は給湯管によって互いに接続され、給湯管の外周面側は保護部材(断熱又は保温部材)によって被覆されている(実開平5−79194号公報など)。
ところで、ヒートポンプの製造業者と貯留タンクの製造業者とは必ずしも同一ではないので、ヒートポンプに接続されている給湯管の径と、貯留タンクに接続されている給湯管の径とが一致していない場合があり、このような場合には、従来、図13に示すような配管の接続構造を採用している例がある。すなわち、
図13において、ヒートポンプに通じている第1の管体101と、貯留タンクに通じている第2の管体102との突合っている端部101a,102aをジョイント部材106で接続するものである。ジョイント部材106の図13左端側の開口部106a1が第1の管体101の端部101aが嵌め込み可能の径を、右端側の開口部106a2が第2の管体102の端部102aが嵌め込み可能の径を有しているものである。
第1及び第2の管体101,102はほぼ全長に亘って管状の第1及び第2の配管用保護部材103,104で被覆されている。そして、第1及び第2の配管用保護部材103,104の端末部103a,104aからは第1及び第2の管体101,102の端部側が突出され、突出された端部101a,102aがジョイント部材106内に差し込まれ、第1及び第2の配管用保護部材103,104は対向端部間が筒状のカバー部材111によって保護されている。
図13に示す接続構造の課題として、第1及び第2の配管用保護部材103,104の端末部103a,104aの対向空間はカバー部材111によって覆われているものの、雨水がカバー部材の両端面から内部に浸入して、第1及び第2の配管用保護部材103,104の端末部103a,104aの端面を流れて軸心の孔103b,104bと第1及び第2の管体101,102の外周面との間に浸入してカビが発生し、保護部材などの耐久性を損なう問題があった。
この発明の目的は、構成な簡単によって雨水などの浸み込みを抑え、保護部材などの耐久性の向上を図ることにある。
この発明の目的は、構成な簡単によって雨水などの浸み込みを抑え、保護部材などの耐久性の向上を図ることにある。
この発明の第1の特徴は、複数の管体の各外周をそれぞれ被覆している管状の配管用保護部材と、各配管用保護部材の端末部の先端面からそれぞれ突出している上記管体の各端部間を接続しているジョイント部材と、上記各配管用保護部材の端末部間の空間を覆うカバー部材とを備えていることにある。上記各配管用保護部材の各端末部には端末部をそれぞれ被覆する保護キャップを嵌め込んであり、上記各保護キャップには上記各管体が挿入可能である挿入孔を開けてあり、上記各保護キャップの挿入孔は、それぞれの挿入孔を挿通する管体の外周面に密着可能である。
この発明の第2の特徴は、上記第1の特徴を前提とし、カバー部材の外側を覆う外保護カバーを備えていることにある。
この発明の第3の特徴は、上記第1又は第2の特徴を前提とし、外保護カバーが第1の保護キャップと第2の保護キャップとの間に跨って配置されていることにある。
この発明の第2の特徴は、上記第1の特徴を前提とし、カバー部材の外側を覆う外保護カバーを備えていることにある。
この発明の第3の特徴は、上記第1又は第2の特徴を前提とし、外保護カバーが第1の保護キャップと第2の保護キャップとの間に跨って配置されていることにある。
この発明によれば、各管体の端末部に保護キャップを設けることによって、それぞれの管体の端末部の損傷を防止でき、そしてカバー部材内に雨水が浸入しても、各配管用保護部材の孔と上記管体の外周面との間に浸入することを抑え、カビなどの発生を抑え、配管用保護部材などの耐久性を確保することができ、簡単な構成によって配管の接続部の保護を図ることができる。
この発明に係る第1の実施の形態について図1〜図11を参照して説明する。
図1及び図2に示す配管の接続部の保護装置において、基端部側(図左端部側)がヒートポンプなどに通じている第1の管体1と、また基端部側(図右端部側)が貯留タンクなどに通じている第2の管体2とは、いずれも外周面が第1及び第2の配管用保護部材3,4によって被覆されている。第1及び第2の配管用保護部材3,4は、発泡プラスチック部材によって軸心に孔3b,4bを有する管状に成形されており、第1及び第2の管体1,2をほぼ全長に亘って覆っている。第1及び第2の配管用保護部材3,4は、第1及び第2の管体1,2が給湯管であれば保温パイプとしても機能し、また給水管であれば断熱パイプとしても機能している。
第1及び第2の管体1,2の先端部側は第1及び第2の配管用保護部材3,4の端末部3a,4aの先端面からそれぞれ突出されている。第1及び第2の管体1,2の突出された端部1a,2aの突合せ端部間はジョイント部材6によって接続されている。
図2に示すようにジョイント部材6は内部に筒状の連結部材6bを設けてある。ジョイント部材6の一端側(図2左端側)の開口部6a1と連結部材6bの一端外周の間に第1の管体1の端部1aが嵌め込まれており、他端側の開口部6a2と連結部材の一端外周の間に第2の管体2の端部2aが嵌め込まれており、第1の管体と第2の管体とがジョイント部材を介して一本の通路を形成している。
図1及び図2に示す配管の接続部の保護装置において、基端部側(図左端部側)がヒートポンプなどに通じている第1の管体1と、また基端部側(図右端部側)が貯留タンクなどに通じている第2の管体2とは、いずれも外周面が第1及び第2の配管用保護部材3,4によって被覆されている。第1及び第2の配管用保護部材3,4は、発泡プラスチック部材によって軸心に孔3b,4bを有する管状に成形されており、第1及び第2の管体1,2をほぼ全長に亘って覆っている。第1及び第2の配管用保護部材3,4は、第1及び第2の管体1,2が給湯管であれば保温パイプとしても機能し、また給水管であれば断熱パイプとしても機能している。
第1及び第2の管体1,2の先端部側は第1及び第2の配管用保護部材3,4の端末部3a,4aの先端面からそれぞれ突出されている。第1及び第2の管体1,2の突出された端部1a,2aの突合せ端部間はジョイント部材6によって接続されている。
図2に示すようにジョイント部材6は内部に筒状の連結部材6bを設けてある。ジョイント部材6の一端側(図2左端側)の開口部6a1と連結部材6bの一端外周の間に第1の管体1の端部1aが嵌め込まれており、他端側の開口部6a2と連結部材の一端外周の間に第2の管体2の端部2aが嵌め込まれており、第1の管体と第2の管体とがジョイント部材を介して一本の通路を形成している。
図1及び図2において、第1の管体1及び第2の管体2における端部1a,2aを接続するための空間12が保護手段である第1及び第2の保護キャップ7,8、外保護カバー10及びカバー部材11によって保護されている。
各保護キャップ7,8は第1及び第2の配管用保護部材3,4の端末部3a,4aを保護するために、各端末部に嵌め込まれている。各保護キャップ7,8の材質としてプラスチックなどを用いるが、省資源や環境保護に寄与する見地から再生プラスチックを使用するのが良い。保護キャップ7,8はその内径が配管用保護部材3,4の端末部3a,4aの外径より幾分短く設定されており、上記各端末部が圧入状態に差し込まれている(図2及び図3)。このために、保護キャップ7,8は各配管用保護部材3,4の端末部3a,4aから容易に離脱しない。
また保護キャップ7,8は図4〜図6に示すようにその側壁に第1の管体1及び第2の管体2を通すための挿入孔7a,8aを開けてある。第1の保護キャップ7の挿入孔7aは第1の管体1の径に、第2の保護キャップ8の挿入孔8aは第2の管体2の径に対応している。挿入孔7a,8aは挿入される第1の管体1及び第2の管体2の外周面が密着可能である。密着させることにより、雨水などが保護キャップ7,8の挿入孔7a,8aの内面と第1の管体1及び第2の管体2の外周面との間の隙間から浸み込んで、保護キャップ内へ浸入することを抑制することができる。
各保護キャップ7,8は第1及び第2の配管用保護部材3,4の端末部3a,4aを保護するために、各端末部に嵌め込まれている。各保護キャップ7,8の材質としてプラスチックなどを用いるが、省資源や環境保護に寄与する見地から再生プラスチックを使用するのが良い。保護キャップ7,8はその内径が配管用保護部材3,4の端末部3a,4aの外径より幾分短く設定されており、上記各端末部が圧入状態に差し込まれている(図2及び図3)。このために、保護キャップ7,8は各配管用保護部材3,4の端末部3a,4aから容易に離脱しない。
また保護キャップ7,8は図4〜図6に示すようにその側壁に第1の管体1及び第2の管体2を通すための挿入孔7a,8aを開けてある。第1の保護キャップ7の挿入孔7aは第1の管体1の径に、第2の保護キャップ8の挿入孔8aは第2の管体2の径に対応している。挿入孔7a,8aは挿入される第1の管体1及び第2の管体2の外周面が密着可能である。密着させることにより、雨水などが保護キャップ7,8の挿入孔7a,8aの内面と第1の管体1及び第2の管体2の外周面との間の隙間から浸み込んで、保護キャップ内へ浸入することを抑制することができる。
カバー部材11は、図1に示すように第1及び第2の各配管用保護部材3,4の端末部3a,4a間の空間を覆っている。カバー部材11は、第1及び第2の管体1,2の各端部1a,2aが差し込まれているジョイント部材6の外側を覆い、図示していないテープなどによって固定されている。カバー部材11は、図7及び図8に示すように第1及び第2の配管用保護部材3,4と同一部材を用い、内部に孔11aを有する筒状に成形されている。カバー部材11は長さ方向に割り溝11bを設けて、この割り溝を中心として外側に開くことができる。
図9〜図11に示す外保護カバー10はプラスチックによって成形されている。外保護カバー10は長さ方向にヒンジ部10aを設けてあり、このヒンジ部の両側が半円形状のカバー部10b,10cとなっている。外保護カバー10は使用時(図10)にヒンジ部10aを中心としてカバー部10b,10cを閉じることによって筒状になり、また不使用時(図11)にヒンジ部10aを中心としてカバー部10b,10cを開放することによってほぼM形になるように成形されている。外保護カバー10において、カバー部10b,10cの互いに接合する自由端側には、両カバー部を結合するための係止部10dと被係止部10eを設けてある。係止部10dは一方のカバー部10b側に設けてあって、内部に係止孔10d1を形成している。被係止部10eは他方のカバー部10c側に設けてあって、先端に係止爪10e1を有する突片状に形成されている。被係止部10eは係止部10dの係止孔10d1内に差し込み可能である。被係止部10eは係止孔10d1に差し込まれている状態では係止爪10e1が係止孔10d1の縁に係止されるために、カバー部10b,10cは互いに結合され、筒状になって外保護カバー10が使用状態になる。
外保護カバー10は、図1及び図3に示すように第1及び第2の配管用保護部材3,4の端末部3a,4aの対向間の空間を覆うことができ、図示の例ではカバー部材11の全体を被覆すると共に、その長さが対向して位置している保護キャップ7,8に亘るものに設定され、図示の例では保護キャップ全体を覆っている。
外保護カバー10は、図1及び図3に示すように第1及び第2の配管用保護部材3,4の端末部3a,4aの対向間の空間を覆うことができ、図示の例ではカバー部材11の全体を被覆すると共に、その長さが対向して位置している保護キャップ7,8に亘るものに設定され、図示の例では保護キャップ全体を覆っている。
第1の管体1及び第2の管体2の接続部の保護方法について説明する。
まず、第1の配管用保護部材3の端末部3aに第1の保護キャップ7を、第2の配管用保護部材4の端末部4aに第2の保護キャップ8を被せて、各保護キャップによって第1及び第2の配管用保護部材の各端末部を保護する。
ついで、第1の管体1の端部1aを第1の保護キャップ7の挿入孔7aに押し込んで、第1の管体を第1の配管用保護部材3の孔3b内に通し、同様にして第2の管体2の端部2aを第2の保護キャップ8の挿入孔8aに押し込んで、第2の管体を第2の配管用保護部材4の孔4b内に通し、第1及び第2の保護キャップ7,8の側壁から第1及び第2の管体1,2の端部を突出させる。
その後、図2に示すように第1の管体1の端部1aと、第2の管体2の端部2aとをジョイント部材6によって接続する。
接続後、カバー部材11を第1の配管用保護部材3の端末部3aと第2の配管用保護部材4の端末部4aとの間の接続部の空間12(図2)に配置し、このカバー部材を固定してから、図1に示すように、カバー部材の外側及び保護キャップ7,8を囲むように外保護カバー10で覆って、係止部10dと被係止部10eとを用いてカバー部10b,10c間を結合する。
まず、第1の配管用保護部材3の端末部3aに第1の保護キャップ7を、第2の配管用保護部材4の端末部4aに第2の保護キャップ8を被せて、各保護キャップによって第1及び第2の配管用保護部材の各端末部を保護する。
ついで、第1の管体1の端部1aを第1の保護キャップ7の挿入孔7aに押し込んで、第1の管体を第1の配管用保護部材3の孔3b内に通し、同様にして第2の管体2の端部2aを第2の保護キャップ8の挿入孔8aに押し込んで、第2の管体を第2の配管用保護部材4の孔4b内に通し、第1及び第2の保護キャップ7,8の側壁から第1及び第2の管体1,2の端部を突出させる。
その後、図2に示すように第1の管体1の端部1aと、第2の管体2の端部2aとをジョイント部材6によって接続する。
接続後、カバー部材11を第1の配管用保護部材3の端末部3aと第2の配管用保護部材4の端末部4aとの間の接続部の空間12(図2)に配置し、このカバー部材を固定してから、図1に示すように、カバー部材の外側及び保護キャップ7,8を囲むように外保護カバー10で覆って、係止部10dと被係止部10eとを用いてカバー部10b,10c間を結合する。
図示する配管の接続部の保護装置によれば、第1及び第2の配管用保護部材の端末部3a,4aに第1及び第2の保護キャップ7,8を嵌め込むことにより、配管用保護部材の端末部の損傷を防止でき、そして雨水などがカバー部材11内に浸入しても、第1及び第2の配管用保護部材の孔3b,4bの内周面と第1及び第2の管体1,2の外周面との間に雨水などが浸み込んで、各保護キャップ内へ浸入しにくくし、カビなどの発生を抑え、配管用保護部材などの耐久性向上を図ることができ、また上記端末部の納まりが良くなると共に接続部の仕上がりをきれいにすることができ、さらに簡単な構成と低コストによって目的を達成することができる。また保護手段として、第1及び第2の保護キャップ7,8及びカバー部材11の他に、外保護カバー10を使用することによって接続部の保護が強化されると共に、雨水の浸入を抑制することができ、さらに第1及び第2の管体1,2が給湯管や給水管のような場合には保温又は断熱の効果が高められる。
図1では、配管の接続タイプは直線型であったが、そのタイプはこの例に限定されず、T型や十字型などであっても良い。
図12に示す配管の接続部の保護装置においては、第1の管体1と第2の管体2とが対向され、これらの管体と交差するように第3の管体13が配置され、いずれもT形のジョイント部材6Aによって第1乃至第3の管体の端部が連通状態に結合されている。第1乃至第3の管体1,2,13を被覆している配管用保護部材3,4,5の各端末部3a,4a,5aには第1乃至第3の保護キャップ7,8,9が嵌め込まれている。
配管用保護部材5は配管用保護部材3,4と実質的に同一構成であり、また第3の保護キャップ9は保護キャップ7,8と実質的に同一の構成である。
配管用保護部材3,4,5の各端末部間の空間12Aは、カバー部材(図示せず。)及び保護キャップ7,8,9を平面形状がT形の外保護カバー10Aによって被覆され、保護されている。
図12に示す配管の接続部の保護装置においては、第1の管体1と第2の管体2とが対向され、これらの管体と交差するように第3の管体13が配置され、いずれもT形のジョイント部材6Aによって第1乃至第3の管体の端部が連通状態に結合されている。第1乃至第3の管体1,2,13を被覆している配管用保護部材3,4,5の各端末部3a,4a,5aには第1乃至第3の保護キャップ7,8,9が嵌め込まれている。
配管用保護部材5は配管用保護部材3,4と実質的に同一構成であり、また第3の保護キャップ9は保護キャップ7,8と実質的に同一の構成である。
配管用保護部材3,4,5の各端末部間の空間12Aは、カバー部材(図示せず。)及び保護キャップ7,8,9を平面形状がT形の外保護カバー10Aによって被覆され、保護されている。
第1乃至第3の管体1,2,13は給湯管や給水管に限られない。
第1乃至第3の保護キャップ7,8,9に関して、相互間において、管径に大きな差がない場合には同一の保護キャップを使用しても良い。また外保護カバー10及びカバー部材11の構成は図示されているものに限定されない。外保護カバー10は、第1の保護キャップ7と第2の保護キャップ8との間に跨って配置され、図1に示す例では第1及び第2の保護キャップ7,8全体を被覆し、また外保護カバー10Aは、第1の保護キャップ7、第2の保護キャップ8及び第3の保護キャップ9の間に跨って配置され、図12に示す例では第1乃至第3の保護キャップ7,8,9全体を被覆しているが、必ずしも全体を覆うことを要しない。
また外保護カバー10のカバー部10b,10cの結合手段は上例の係止部10d及び被係止部10eに限られず、例えば一方の係止部を凹部に形成し、他方に被係止部を凹部に掛け止めることができる爪部に形成しても良く、その構成は適宜である。
第1乃至第3の保護キャップ7,8,9に関して、相互間において、管径に大きな差がない場合には同一の保護キャップを使用しても良い。また外保護カバー10及びカバー部材11の構成は図示されているものに限定されない。外保護カバー10は、第1の保護キャップ7と第2の保護キャップ8との間に跨って配置され、図1に示す例では第1及び第2の保護キャップ7,8全体を被覆し、また外保護カバー10Aは、第1の保護キャップ7、第2の保護キャップ8及び第3の保護キャップ9の間に跨って配置され、図12に示す例では第1乃至第3の保護キャップ7,8,9全体を被覆しているが、必ずしも全体を覆うことを要しない。
また外保護カバー10のカバー部10b,10cの結合手段は上例の係止部10d及び被係止部10eに限られず、例えば一方の係止部を凹部に形成し、他方に被係止部を凹部に掛け止めることができる爪部に形成しても良く、その構成は適宜である。
1 第1の管体(管体)
1a 第1の管体の端部(管体の端部)
2 第2の管体(管体)
2a 第2の管体の端部(管体の端部)
3 第1の配管用保護部材(配管用保護部材)
3a 第1の配管用保護部材の端末部(配管用保護部材の端末部)
3b 第1の配管用保護部材の孔
4 第2の配管用保護部材(配管用保護部材)
4a 第2の配管用保護部材の端末部(配管用保護部材の端末部)
4b 第2の配管用保護部材の孔
5 第3の配管用保護部材(配管用保護部材)
5a 第3の配管用保護部材の端末部(配管用保護部材の端末部)
6,6A ジョイント部材
7 第1の保護キャップ
7a 挿入孔
8 第2の保護キャップ
8a 挿入孔
9 第3の保護キャップ
10 外保護カバー
11 カバー部材
12,12A 空間
13 第3の管体
1a 第1の管体の端部(管体の端部)
2 第2の管体(管体)
2a 第2の管体の端部(管体の端部)
3 第1の配管用保護部材(配管用保護部材)
3a 第1の配管用保護部材の端末部(配管用保護部材の端末部)
3b 第1の配管用保護部材の孔
4 第2の配管用保護部材(配管用保護部材)
4a 第2の配管用保護部材の端末部(配管用保護部材の端末部)
4b 第2の配管用保護部材の孔
5 第3の配管用保護部材(配管用保護部材)
5a 第3の配管用保護部材の端末部(配管用保護部材の端末部)
6,6A ジョイント部材
7 第1の保護キャップ
7a 挿入孔
8 第2の保護キャップ
8a 挿入孔
9 第3の保護キャップ
10 外保護カバー
11 カバー部材
12,12A 空間
13 第3の管体
Claims (3)
- 複数の管体の各外周をそれぞれ被覆している管状の配管用保護部材と、
各配管用保護部材の端末部の先端面からそれぞれ突出している上記管体の各端部間を接続しているジョイント部材と、
上記各配管用保護部材の端末部間の空間を覆うカバー部材と
を備えており、
上記各配管用保護部材の各端末部には端末部をそれぞれ被覆する保護キャップを嵌め込んであり、
上記各保護キャップには上記各管体が挿入可能である挿入孔を開けてあり、
上記各保護キャップの挿入孔は、それぞれの挿入孔を挿通する管体の外周面に密着可能である
ことを特徴とする配管の接続部の保護装置。 - カバー部材の外側を覆う外保護カバーを備えていることを特徴とする請求項1記載の配管の接続部の保護装置。
- 外保護カバーは、第1の保護キャップと第2の保護キャップとの間に跨って配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配管の接続部の保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006281227A JP2008095917A (ja) | 2006-10-16 | 2006-10-16 | 配管の接続部の保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006281227A JP2008095917A (ja) | 2006-10-16 | 2006-10-16 | 配管の接続部の保護装置 |
Publications (1)
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JP2008095917A true JP2008095917A (ja) | 2008-04-24 |
Family
ID=39378970
Family Applications (1)
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JP2006281227A Pending JP2008095917A (ja) | 2006-10-16 | 2006-10-16 | 配管の接続部の保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008095917A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20180002783U (ko) * | 2017-03-20 | 2018-10-01 | 강현우 | 보온 외장재의 빗물 유입 방지용 커버 |
-
2006
- 2006-10-16 JP JP2006281227A patent/JP2008095917A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20180002783U (ko) * | 2017-03-20 | 2018-10-01 | 강현우 | 보온 외장재의 빗물 유입 방지용 커버 |
KR200488320Y1 (ko) * | 2017-03-20 | 2019-01-14 | 강현우 | 보온 외장재의 빗물 유입 방지용 커버 |
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