JP2005145545A - 包装用緩衝材 - Google Patents

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Masakazu Takeuchi
雅和 竹内
Toshinori Muraoka
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Abstract

【課題】何重に重ねても引き抜きが容易であり、且つ収納物品の収納空間を干渉することのない突部を有する包装用緩衝材を提供する。
【解決手段】収納凹部4を取り囲む側壁部5同士が隣接するコーナ部7の上部に、コーナ部7を挟むよ両側の側壁部5に亘って一対のスリット8が上下に配置され、この一対のスリット8で挟まれた部分が切り込み部9となっている。この切り込み部9は、内側へ向けて折り込むことにより、内側の収納凹部4に向けて突出する突部としてしての機能を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は包装用緩衝材に関し、さらに詳しくは、例えば電子機器類やその付属部品類等の収納物品を包装箱に収納する際に、収納物品を安定して配置させることができる包装用緩衝材に関する。
例えば複写機、ファクシミリ、プリンタ、及びこれらの複合機等の電子機器類や、これら機器類用の付属部品類、例えば用紙カセット等を運搬し、あるいは梱包する場合には収納物品を保護するために、包装用緩衝材を用いて包装することが行われている。
近年、包装用緩衝材としては、環境への影響や資源の有効利用等の観点から再生紙を主原料としたパルプモールドによって形成されたものが用いられている(例えば、特許文献1参照。)。しかし、このような包装用緩衝材は、互いに嵌合させて何重にも重ねて置くため、包装するときに一つを引き抜く際、余計な力が必要であった。また、包装用緩衝材は、比較的薄い肉厚であるため、うまく引き抜かないと破れてしまう場合があった。
このため、図5及び図6に示すような包装用緩衝材10が提案されている。なお、図5は包装用緩衝材10を斜め上から見た状態を示す斜視図、図6は包装用緩衝材10を斜め下方から見た状態を示す斜視図である。
この包装用緩衝材10は、載置、収納される収納物品の形状に応じて凹み部11が形成されたものであり、この凹み部11の側壁12に内側に向けて突出した突部(リブ)13が形成されている。このような突部13が形成されているため、包装用緩衝材10同士を重ね合わされると、この突部13が両者の嵌合を途中で阻止して両者を引き離し易くしている。図6に破線で示す突部13は、下に重ねられる包装用緩衝材10のものを表している。すなわち、このように下側に位置する包装用緩衝材10の突部13が、上側に位置する包装用緩衝材10の底部14に突き当たるため、両者の深い嵌合は阻止されるようになっている。
特開2002−274572号公報(第4頁、図1)
しかしながら、上述の包装用緩衝材10に形成された突部13は、収納物品を収納する空間に干渉しない大きさ、形状である必要があるため小さいものであり、包装用緩衝材10同士を強く押し込むと、一方の包装用緩衝材10が突部13を乗り越えて奥まで嵌合してしまうことがあり、この場合は従来の包装用緩衝材を通常に重ねた場合より引き抜きにくくなり、破損し易くなる(破れ易くなる)という問題があった。
そこで、本発明の目的は、何重に重ねても引き抜きが容易であり、且つ収納物品の収納空間を干渉することのない突部を備える包装用緩衝材を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、梱包作業が円滑にでき、破損の虞の少ない包装用緩衝材を提供することにある。
請求項1記載の発明は、パルプモールドにより成形され、収納物品を収納する収納凹部が形成された包装用緩衝材に関するものである。この発明に係る包装用緩衝材は、前記収納凹部を形成する側壁のコーナ部に、折り曲げにより該収納凹部内へ出没する切り込み部が形成されていることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の包装用緩衝材に関するものである。この発明に係る包装用緩衝材は、前記切り込み部が、前記コーナ部の両側に亘って一対のスリットが形成されてなることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載された包装用緩衝材に関するものである。この発明に係る包装用緩衝材は、前記切り込み部が、前記収納凹部を形成する前記側壁の上部に形成され、当該収納凹部に収納される収納物品の上部を保持可能であることを特徴としている。
本発明によれば、重ね合わせた状態から一つ一つを取り出し易く、破損の発生を抑制した包装用緩衝材を実現することができる。
また、本発明によれば、重ね合わせた状態から取り出し易くするための突部が収納物品の収納に支障を来すことのない包装用緩衝材を実現することができる。
さらに、本発明によれば、収納物品を収納した状態でこの収納物品を保持することが可能な包装用緩衝材を実現することができる。
本発明を実施するための最良の形態に係る包装用緩衝材は、パルプモールドにより成形され、収納物品を収納する収納凹部が形成されたものである。この収納凹部は、パルプモールドにより成形された側壁に取り囲まれて形成される。
特に、本実施の形態では、側壁のコーナ部に、折り曲げによりこの収納凹部内へ出没する切り込み部が形成されている。この切り込みが形成された部分は、側壁のコーナ部に形成されているため、成形時は側壁のコーナ部と同じで外側から見ると角状に突出しているが、外側へ角状に突出しているがために、内側へ向けて折り込むことにより、内側の収納空間に向けて突出することが可能になる。
この切り込み部は、側壁のコーナ部の両側に亘って一対のスリットが形成されてなることが好ましい。この一対のスリットで挟まれた部分は、側壁に対して自由になるため、収納空間の内側に向けての折り曲げが可能となる。
また、この切り込み部は、収納凹部を形成する側壁の上部のコーナ部に形成すれば、この凹部に収納される収納物品の上部を保持したり、緩衝作用を及ぼすことが可能となる。
以下、本発明の実施例に係る包装用緩衝材の詳細を図1〜図4に基づいて説明する。ただし、図面は模式的なものであり、寸法の比率や形状などは現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
なお、図1は本実施例に係る包装用緩衝材1に収納空間の内側へ突部を形成していない状態を斜め上から見た斜視図、図2は包装用緩衝材1の収納空間の内側へ突部を形成した状態を斜め上から見た斜視図、図3は包装用緩衝材1に収納空間の内側へ突部を形成していない状態を斜め下から見た斜視図、図4は包装用緩衝材1の収納空間の内側へ突部を形成した状態を斜め下から見た斜視図である。
本実施例に係る包装用緩衝材1は、図示しない包装箱の内側面に沿って収納、配置されるようになっている。また、この包装用緩衝材1の構成材料は再生紙であり、パルプモールド法により成形してなる。
包装用緩衝材1は、図示しない包装箱の内側面に沿って、この内側面に略密接するように配置される外枠壁部2が周回するように形成されている。この外枠壁部2の上縁には、上壁部3が形成されている。この上壁部3は、外枠壁部3の上縁の内側に沿って周回するように環状に形成されている。また、この上壁部3で取り囲まれる部分は、下方に凹んだ収納凹部4となっている。この収納凹部4は、図1〜図4に示すように、上壁部3の内側縁を上縁とする側壁部5と、これら側壁部5の下縁に連続する底壁部6と、から大略構成されている。なお、これらの壁部には、収納する収納物品に対応して適宜凹凸が形成されている。
そして、本実施例においては、図1及び図3に示すように、収納凹部4を取り囲む側壁部5同士が隣接するコーナ部(隅部)7の上部位置には、このコーナ部7を挟むよ両側の側壁部5に亘って一対のスリット8が上下に配置されている。この一対のスリット8で挟まれた部分は、切り込み部9となっている。この切り込み部9は、包装用緩衝材1をパルプモールドにより成形したときは側壁5のコーナ部7と同じで外側から見ると角状に突出しているが、図2及び図4に示すように、内側へ向けて折り込むことにより、内側の収納凹部4に向けて突出して嵌合を阻止する突部となる。
図2に示すように、切り込み部9が収納凹部4の内側へ折り込まれときは、この収納凹部4内に、他の包装用緩衝材1を底壁部6側から嵌合しようとしても、この切り込み部9の上部が嵌合を阻止するため、包装用緩衝材1同士が深く嵌合して引き離すために力を加える必要がなくなる。このため、何重にも重ねた包装用緩衝材1の束から一つの包装用緩衝材1を引き抜く際に無理な力で引っ張らなくてもよくなり、包装用緩衝材1が破れるという不都合が発生することを回避することができる。
また、本実施例においては、収納凹部4へ収納物品を収納する際は、切り込み部9を元の状態に戻せば、収納物品の収納に支障を来すことを防止できる。
さらに、本実施例においては、切り込み部9をコーナ部7の上部に形成したことにより、収納物品を収納した状態で、この切り込み部9を収納凹部4の内側へ向けて突出させることにより、収納物品を収納凹部4内に収納した状態で保持、若しくは緩衝作用が及ぶようにすることができる。
(その他の実施例)
以上、実施例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、構成の要旨に付随する各種の設計変更が可能である。
なお、上述した実施例では、包装用緩衝材1をパルプモールドにより成形したが、他の成形技術を適用した包装用緩衝材であっても本発明を適用できることは云うまでもない。
本発明は、例えば電子機器やその付属品等の他に各種の物品の包装分野で利用することが可能である。
本発明の実施例に係る包装用緩衝材に収納空間の内側へ突部を形成していない状態を斜め上から見た斜視図である。 本実施例に係る包装用緩衝材の収納空間の内側へ突部を形成した状態を斜め上から見た斜視図である。 本実施例に係る包装用緩衝材に収納空間の内側へ突部を形成していない状態を斜め下から見た斜視図である。 本実施例に係る包装用緩衝材の収納空間の内側へ突部を形成した状態を斜め下から見た斜視図である。 従来の包装用緩衝材を斜め上方から見た状態を示す斜視図である。 従来の包装用緩衝材を斜め下方から見た状態を示す斜視図である。
符号の説明
1……包装用緩衝材、4……収納凹部、5……側壁、7……コーナ部、8……スリット、9……切り込み部

Claims (3)

  1. パルプモールドにより成形され、収納物品を収納する収納凹部が形成された包装用緩衝材であって、
    前記収納凹部を形成する側壁のコーナ部に、折り曲げにより該収納凹部内へ出没する切り込み部が形成されていることを特徴とする包装用緩衝材。
  2. 前記切り込み部は、前記コーナ部の両側に亘って一対のスリットが形成されてなることを特徴とする請求項1記載の包装用緩衝材。
  3. 前記切り込み部は、前記収納凹部を形成する前記側壁の上部に形成され、当該収納凹部に収納される収納物品の上部を保持可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された包装用緩衝材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7866126B2 (en) * 2007-04-11 2011-01-11 Tte Technology, Inc. Method to reduce the packaging foam by using extra folds in the carton

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