JP2005143601A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 高反発領域を増大し飛距離の向上を図る。
【解決手段】 フェース部3を有するゴルフクラブヘッド1である。フェース部3は、厚さt1が最も大きくかつスイートスポットSSを含む中央領域を形成する中央厚肉部11と、この中央厚肉部11の周りに形成され、かつ、フェース部3の周縁に向かって厚さが漸減する環状の厚肉変化部12と、この厚肉変化部12の周りに設けられ、かつ、厚さが中央厚肉部11よりも小さい周辺薄肉部13とを含む。周辺薄肉部13は、厚さt3が最も小さい第1の薄肉部13aと、それよりも大きい厚さt2をなす第2の薄肉部13bとを含む。第1の薄肉部13aは、周辺薄肉部13のソール側部分、トウ側部分又はヒール側部分の少なくとも一つの部分に設けられる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、高反発領域を増大しアベレージゴルファの飛距離を向上させるのに役立つゴルフクラブヘッドに関する。
ゴルフクラブヘッド、とりわけウッド型のゴルフクラブヘッドにあっては、打球の飛距離性能が重視される。このため、ゴルフメーカ各社から、ヘッドの反発係数をより高くするため種々の提案がなされている。ヘッドの反発係数を高くする方法の一つとして、フェース部の背面に環状の薄肉部分を設け打球時にフェースが十分に撓むようにした構造が知られている(下記特許文献1ないし2参照)。また、フェース部の任意の領域に、厚さを減じた薄肉部を設けることが知られている(下記特許文献3ないし4参照)。
特開平9−192273号公報 特開平9−299519号公報 特表WO99/36132号公報 特開2001−29523号公報
従来の手法は、反発係数の値を高くすることに着目しているが、広い「領域」に高反発領域を設けるものではない。一方、アベレージゴルファに対して、常にフェース面の同じ位置で打撃することを期待するのは無理がある。従って、アベレージゴルファらの飛距離を効果的に向上させるためには、単にヘッドの反発係数の数値を追求するのではなく、フェース部のより広い範囲に高反発領域を形成しうることが重要になる。しかるに、従来のヘッドについては、この点についての試みが未だ十分になされていない。
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、フェース部に、スイートスポットを含む中央領域を形成する中央厚肉部と、この中央厚肉部の周りに形成されフェース部の外縁に向かって厚さが漸減する環状の厚肉変化部と、この厚肉変化部の周りに設けられかつ厚さが中央厚肉部よりも小さい周辺薄肉部とを設けるとともに、周辺薄肉部に、厚さが異なる第1ないし第2の薄肉部をさらに含ませ、かつ、これらの位置を適切に限定することを基本として、フェース面の高反発化領域を増大しうるゴルフクラブヘッドを提供することを目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、ボールを打球するフェース部を有するゴルフクラブヘッドであって、前記フェース部は、厚さが最も大きくかつ実質的に均一の厚さでスイートスポットを含む中央領域を形成する中央厚肉部と、この中央厚肉部の周りに形成され、かつ、フェース部の周縁に向かって厚さが漸減する環状の厚肉変化部と、この厚肉変化部の周りに設けられ、かつ、前記厚さが前記中央厚肉部よりも小さい周辺薄肉部とを含み、前記周辺薄肉部は、厚さが最も小さく実質的に一定の厚さをなす第1の薄肉部と、この第1の薄肉部よりも大きい厚さで実質的に一定の厚さをなす第2の薄肉部とを含み、しかも前記第1の薄肉部は、前記周辺薄肉部のソール側部分、トウ側部分又はヒール側部分の少なくとも一つの部分に設けられることを特徴とするゴルフクラブヘッドである。
また請求項2記載の発明は、前記周辺薄肉部は、前記第1の薄肉部と前記第2の薄肉部との間に、該第2の薄肉部から第1の薄肉部に向かって厚さが漸減する薄肉変化部が設けられたことを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項3記載の発明は、前記厚肉変化部は、トウ側及び/又はヒール側に最も幅が大となる最大幅部を有するとともに、前記第1の薄肉部は、前記周辺薄肉部のトウ側部分及びヒール側部分に設けられ、かつ、前記第2の薄肉部は、前記周辺薄肉部のクラウン側部分及びソール側部分に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項4記載の発明は、前記厚肉変化部の最大幅部は、5mm以上かつ15mm以下であることを特徴とする請求項3に記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項5記載の発明は、前記厚肉変化部は、トウ側及びヒール側での厚さの変化率が15〜70%であり、かつ、クラウン側及びソール側での厚さの変化率が22〜70%であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドである。
本発明のゴルフクラブヘッドのフェース部は、厚さが大きい中央厚肉部の周りに周辺薄肉部が設けられる。周辺薄肉部は、厚さがより薄い第1の薄肉部と、これよりも厚さが大きい第2の薄肉部とを含み、かつ、第1の薄肉部は、周辺薄肉部のソール側部分、トウ側部分又はヒール側部分の少なくとも一つの部分に設けられる。このような第1の薄肉部は、フェース部における高反発領域を従来に比して拡大しうる。また中央厚肉部と周辺薄肉部との間には、フェース部の外縁に向かって厚さが漸減する環状の厚肉変化部が設けられる。これにより、スイートスポットを外して打球した場合でも、フェース部の撓みが均一化し、残響音を長引かせ打球フィーリングを向上することもできる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1は本実施形態のゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある。)1の斜視図、図2はその組み立て前の分解斜視図、図3はフェース面側から見たヘッドの基準状態の正面図、図4(A),(B)は図3のA−A及びB−Bの各部分端面図をそれぞれ示す。なおヘッドの基準状態は、ヘッドに定められた規定のライ角α、ロフト角β(リアルロフト角)でヘッド1を水平面HPに接地させた状態とする。
図において、本実施形態のヘッド1は、ボールを打球する面であるフェース面2を有するフェース部3と、前記フェース面2の上縁2aに連なりヘッド上面をなすクラウン部4と、フェース面2の下縁2bに連なりヘッド底面をなすソール部5と、クラウン部4とソール部5との間を継ぎフェース面2のトウ側縁2cからバックフェースを通りフェース面2のヒール側縁2dにのびるサイド部6と、フェース部3とクラウン部4とサイド部6とのヒール側での交わり部の近傍に配されかつ図示しないシャフトの一端が装着されるホーゼル7とを具え、かつ内部に中空部が設けられたウッド型のものが例示される。なおホーゼル7は、シャフト差込孔7aを有する円筒状をなしており、その軸中心線CLを基準としてライ角αを定める。
本実施形態のヘッド1は、図2に示されるように、略お椀状をなすフェース部材M1と、ヘッド本体部材M2とを溶接して形成された2ピース構造のものが例示される。フェース部材M1は、フェース部2と、その周囲に連設されてヘッド後方にのびる縁部eとからなる。ヘッド本体部材M2は、クラウン主要部4a、ソール主要部5a、サイド主要部6a及びホーゼル部7が一体に形成されている。
例えばフェース部材M1は鍛造により、ヘッド本体M2は鋳造によりそれぞれ形成できる。ただし、これに限られず、他の材料、他の成型法により製造しても良い。またヘッド内部の中空部は、そのままでも良いし、また発泡樹脂や錘部材などが配される場合がある。この場合、充填材等はフェース部の反発性を損ねないよう、該フェース部3の背面に接触しないように配するが良い。
またヘッド1は、例えばアルミニウム合金、チタン、チタン合金、ステンレス、マレージング鋼その他の各種の金属材料により形成することができる。例えばヘッドが2以上の部品からなる場合、それぞれに異なる材料を用いることができる。またヘッド1の一部ないし全体に、繊維強化樹脂が用いられる場合もあるが、好ましいのはチタン合金である。フェース部材M1には、例えば高強度かつ低弾性のチタン合金、とりわけTi−15V−6Cr−4Al、Ti−4.5Al−3V−2Mo−2Fe(SP700)、Ti−6Al−4V、Ti−15V−3Cr−3Al−3Sn等が好適である。ヘッド本体M2については、例えばTi−6Al−4Vの他、非チタン材としてSUS630、マレージング鋼等が好適である。
本発明のヘッド1のフェース部3は、図3ないし図5(フェース部3を背面から見た図)に示されるように、中央厚肉部11と、この中央厚肉部11の周りに形成され、かつ、フェース部3の周縁に向かって厚さが漸減する環状の厚肉変化部12と、この厚肉変化部12の周りに設けられ、かつ、厚さが前記中央厚肉部11よりも小さい周辺薄肉部13とを含んで形成される。
中央厚肉部11は、フェース部3の中で厚さが最も大きくかつ実質的に均一の厚さt1で形成され、かつ、スイートスポットSSを含んでフェース部3の中央領域を形成している。スイートスポットSSは、図4(A)に示されるように、ヘッド重心Gからフェース面2に立てた法線Nが該フェース面2と交わる点である。
中央厚肉部11の好ましい厚さt1は、使用する材料との兼ね合いによって適宜定められる。このため特に限定はされないが、好ましくは2.6mm以上よりましくは2.7mm以上、さらに好ましくは2.8mm以上が望ましい。中央厚肉部11は、ボールの頻繁な打撃が予定されているため、前記厚さt1が2.6mm未満の場合、フェース部3の耐久性が低下し繰り返しの打球により変形乃至破損等を招くおそれがある。
逆に中央厚肉部11の厚さt1が大きすぎる場合、フェース部3の耐久性は向上するものの、打球時におけるフェース部3の撓みが小さくなり反発性が低下するため飛距離が小さくなる傾向がある。このような観点より、前記厚さt1は、前記下限値のいずれかとの組み合わせにおいて3.2mm以下、より好ましくは3.0mm以下、さらに好ましくは2.9mm以下が望ましい。なおフェース部3の厚さは、フェース面2に凹溝状のフェースライン(図示せず)が設けられている場合にはこのフェースラインを除いた部分で測定される。
また中央厚肉部11は、実質的に一定の厚さで形成される。これにより、スイートスポットSSを含む中央領域に、より広い範囲で大きい厚さ部分を形成でき、フェース部3の強度をより一層高めるのに役立つ。実質的に一定とは、厳密に一定である必要はなく、製造工程等に起因した厚さのバラツキ等があっても構わない趣旨である。一つの目安として、少なくとも厚さが±0.2mm程度でばらつくような態様は実質的に一定の範囲に含まれ得る。
また中央厚肉部11が形成する中央領域は、スイートスポットSSを含む一定の領域であれば特に形状に制限はない。好ましい態様として、図3、図5に示されるように、スイートスポットSSを中心として、フェース面2の周縁2aないし2eにほぼ相似形をなす横長楕円状の領域が好適である。これにより、打点がフェース面2のトウ、ヒール方向にばらつきやすいアベレージゴルファに対しても、有効に中央厚肉部11を打点位置として提供しうる。
また中央領域の面積も特に制限はないが、小さすぎるとフェース部3の強度が低下しやすく、逆に大きすぎても反発性が低下しやすい。このような観点より、中央厚肉部11が形成する中央領域の面積は、フェース面2の表面積(フェースラインがあるときはこれを埋めた表面積)の20%以上、より好ましくは35%以上が望ましく、上限については、前記下限値のいずれかとの組み合わせにおいて例えば60%以下、より好ましくは50%以下が望ましい。
フェース面2の面積等を確定する際のフェース面2の周縁2aないし2dは、これらが明瞭な稜線をなす場合には該稜線とする。しかし、明りょうな稜線が無い場合には、先ず図6(A)に示されるように、ヘッド重心Gとスイートスポット点SSとを結んだ直線を含む多数の平面E1、E2…でフェース部分を切断し、その各断面において、図6(B)に示すようにフェース外面輪郭線Lfを求める。そして、フェース面の中心側から外側にフェース外面輪郭線Lfの曲率半径rを測定していき該曲率半径rが初めて200mmとなる位置Peを前記周縁として定めるものとする。
前記厚肉変化部12は、中央厚肉部11の周りに形成され、かつ、フェース部3の周縁に向かって滑らかに厚さが漸減しながら周辺薄肉部13へ連なる。このような厚肉変化部12は、中央厚肉部11と周辺薄肉部13との厚さの差に基づき、フェース部3に剛性段差が形成されるのを抑制して打球時の応力集中を防ぎ、フェース部3の耐久性を向上させる。
また厚肉変化部12は、スイートスポットを外して打球した場合でもフェース部3の撓みを均一化させるのに役立つ。従来のヘッドでは、このような厚肉変化部12が設けられていない。このため、とりわけ、スイートスポットSSよりもトウ又はヒール側で打球した場合には、フェース部の撓みが極端に小さくなり、飛距離の低下が大きいものである。またフェース部3が均一に撓むことができないことから、打球時に様々な周波数音(振動)が生じ、かつ、残響音が短い打球音となり、フィーリング的にも好ましいものではなかった。これに対して、本実施形態のヘッド1では、トウ又はヒール方向にミスショットした場合でもフェース部の撓みが均一化され、飛距離の大きなロスを防ぐとともに残響音を長引かせて打球フィーリングを向上させ得る。
本実施形態の厚肉変化部12は、一定の幅ではなく、図3に示されるようにトウ側及びヒール側に最も幅が大となる最大幅部12t、12hを持っている。この最大幅部12t、12hの幅W1は、好ましくは5mm以上かつ15mm以下が望ましい。また厚肉変化部12は、クラウン側及びソール部側は本実施形態では3〜10mmの幅W2で形成される。また厚肉変化部12は、トウ側及びヒール側において、厚さの変化率が15〜70%、クラウン側及びソール側での厚さの変化率が22〜70%であることが望ましい。ここで、厚さの変化率は、厚肉変化部12の幅で厚肉変化部12の最大厚さと最小厚さとの差を除したものである。このように、トウ及びヒール側に幅の大きい最大幅部12t、12hを設けたことにより、上級者から初級者までゴルファの打点に幅広く対応することができる。
前記周辺薄肉部13は、厚肉変化部12に連なり、本例ではフェース部の外縁までの領域を形成している。この周辺薄肉部13は、厚さt3が最も小さく実質的に一定の厚さをなす第1の薄肉部13aと、この第1の薄肉部13aよりも大きい厚さt2で実質的に一定の厚さをなす第2の薄肉部13bとが含まれている。つまり、本発明のヘッド1は、いわゆるフェース周辺薄肉構造を採用しつつ、その周辺薄肉部の中にさらに厚さの差が設けられている。そして、厚さt3が最も小さい第1の薄肉部13aが、周辺薄肉部13のトウ側部分A1、ソール側部分A2又はヒール側部分A3の少なくとも一つの部分に設けられる。この実施形態では、第1の薄肉部13aは、周辺薄肉部13のトウ側部分A1及びヒール側部分A3に設けられ、クラウン側部分A4及びソール側部分A3は第2の薄肉部13bによって形成された態様が示されている。
また、周辺薄肉部13におけるトウ側部分A1、ヒール側部分A3、クラウン側部分A4及びソール側部分A2は、それぞれ図7に示すように、ヘッド1の基準状態において、スイートスポットSSとヘッド重心Gとを通る垂直面VPと、この垂直面VPに対して60度で傾く第1の斜面F1と、この第1の斜面F1に対してさらに60度で傾く第2の斜面F2とを仮想設定する。これら3つの平面は、いずれも前記法線Nを共通の交線として交わる。そして、これら第1ないし第2の斜面F1ないしF2で区分されるトウ側、ソール側、ヒール側及びクラウン側の各領域を、それぞれトウ側部分A1、ソール側部分A2、ヒール側部分A3及びクラウン側部分A4として仮想設定される。
第1の薄肉部13aは、それが設けられる部分に高反発領域を拡大させる。このため、従来のヘッドに比べて高反発化された領域をさらに拡げることが可能になる。クラウン側部分A4は、第1の薄肉部13aで形成することは好ましくない。クラウン側部分A4は、薄い厚さで形成されるこのクラウン部4と連なっているため、クラウン側部分A4に第1の薄肉部13aを形成すると、ヘッドの耐久性が低下しやすくなるためである。
数多くのアベレージゴルファの打点位置を調べたところ、スイートスポットSSに対してトウ又はヒール方向のばらつきが多いことが判明した。ところが、トウ、ヒール方向でミスショットした場合、クラウン部やソール部側でミスショットした場合に比べて飛距離の低下が大きい。これは、ヘッドのギア効果が原因と考えられている。ギア効果とは、ヘッドのトウ側ないしヒール側でボールを打球した場合、ヘッドは重心G周りの垂直軸周りに回転運動し、他方、ボールには、これとは逆向きの力が作用してサイドスピンを発生させる現象をいう。ギア効果によって生じるサイドスピンは、ボールを右又は左方向に曲げる力として働き、飛距離のロスが大きくなる。
一方、図8に示すように、ボールBがフェース面Fに接触した瞬間、ボールにはバックスピンをかける力f1が生じるのに抗じて、ボールBの内部にはこれとは逆向きにねじれようとする内部摩擦力f2が働く。このような現象は、近年のコンピュータ解析の結果により明らかとなっており、一般に「リコイル現象」と呼ばれる。この内部摩擦力f2はバックスピンの妨げとなるから、リコイル現象が強く表れるヘッドほどバックスピン量は少なくなる。またリコイル現象は、ボールとフェース面との接触時間が長いヘッドほど強く生じる。つまり打球時に良く撓んで反発性能に優れたヘッドほど、その効果が大きく生じる。同様の現象がギア効果によるサイドスピンについても生じ得る。
本実施形態のヘッド1では、トウ側部分A1及びヒール側部分A2に、第1の薄肉部13aが設けられているため、この厚さが最も薄いトウ側及びヒール側でミスショットした場合、リコイル現象は強く表れる。この結果、ボールには、ギア効果に伴うサイドスピンの作用が少なくなる。このため、飛距離のロスを小さくできる。
以上のように、周辺薄肉部13の中のトウ側部分A1及びヒール側部分A3に第1の薄肉部13aを形成することによって、アベレージゴルファの打点に応じて高反発領域を広く設定でき、より有効に飛距離を増大させるとともに、打球音にも優れたヘッドを提供できる。
また本実施形態のヘッド1は、周辺薄肉部13において、第1の薄肉部13aと第2の薄肉部13bとの間に、第2の薄肉部13bから第1の薄肉部13aに向かって厚さが漸減する薄肉変化部13cが設けられている。従って、周辺薄肉部13においても、厚さの差に伴う剛性段差の発生を防止でき、フェース部3の耐久性をより一層向上させることができる。このような効果を高めるため、薄肉変化部13cの幅W3は、好ましくは3mm以上、より好ましくは5mm以上とし、また10mm以下、さらには7mm以下が望ましい。
第1の薄肉部13aの厚さt3は、特に制限されるものではないが、小さすぎるとこの部分の強度を低下させ打球時に割れ等が生じるおそれがあり、逆に大きすぎると高反発領域の拡大化が得られない傾向がある。好ましくは第1の薄肉部13aの厚さt3は1.70mm以上、より好ましくは1.80mm以上であり、同上限については前記下限のいずれかのとの組み合わせにおいて2.30mm以下、より好ましくは2.20mm以下、さらに好ましくは2.00mm以下が望ましい。
また第2の薄肉部13bの厚さt2も、特に制限されるものではないが、小さすぎると周辺薄肉部13の強度を低下させるおそれがあり、逆に大きすぎると周辺薄肉構造による反発性能の向上効果が得られない傾向がある。このような観点より、第2の薄肉部13bの厚さt2は、好ましくは2.00mm以上、より好ましくは2.10mm以上であり、同上限については前記下限値のいずれかのとの組み合わせにおいて2.50mm以下、より好ましくは2.40mm以下、さらに好ましくは2.30mm以下が望ましい。
またフェース部3の全体的なバランスを考慮すると、中央厚肉部の厚さt1と、周辺薄肉部13の各厚さt2ないしt3との好ましい相対関係は次の通りである。
先ず第1の薄肉部13aの厚さt3と、中央厚肉部11の厚さt1との比(t3/t1)は、好ましくは0.55以上、より好ましくは0.60以上、さらに好ましくは0.65以上であり、上限については、前記下限値のいずれかとの組み合わせにおいて0.85以下、より好ましくは0.80以下、さらに好ましくは0.75以下である。
また第2の薄肉部13bの厚さt2と、中央厚肉部11の厚さt1との比(t2/t1)は、好ましくは、0.65以上、より好ましくは0.70以上、さらに好ましくは0.72以上であり、同上限については、前記下限値のいずれかとの組み合わせにおいて0.90以下、より好ましくは0.85以下、さらに好ましくは0.84以下である。
さらに第1の薄肉部13aの厚さt3と、第2の薄肉部13bの厚さt2との比(t3/t2)は、好ましくは0.68以上、より好ましくは0.75以上が望ましく、同上限については、前記下限値のいずれかとの組み合わせにおいて0.95以下、より好ましくは0.85以下、さらに好ましくは0.84以下である。
また中央厚肉部11、第1の薄肉部13a及び第2の薄肉部13bをそれぞれフェース面2に投影した際の各面積をS1、S2及びS3とするとき、例えば面積比(S2/S1)は0.2以上、より好ましくは0.3以上であり、かつ、上限については0.65以下、より好ましくは0.55以下である。また面積比(S3/S1)は、0.1以上、より好ましくは0.13以上であり、かつ、上限については0.3以下、より好ましくは0.25以下である。またフェース面の面積をSとするとき、比(S1/S)は0.15以上0.50以下が望ましい。
図9、図10には、本発明の他の実施形態を示している。図9の実施形態では、周辺薄肉部13において、第1の薄肉部13aは、前記周辺薄肉部のトウ側部分A1、ソール側部分A2及びヒール側部分A3に連続して設けられた態様を示す。第2の薄肉部13bは、前記周辺薄肉部13のクラウン側部分A4に設けられている。
また、図10の実施形態では、周辺薄肉部13において、第1の薄肉部13aは、前記周辺薄肉部13のソール側部分A2に設けられており、第2の薄肉部13bが、トウ側部分A1、クラウン側部分A4及びヒール側部分A3に連続して設けられた態様を示している。このような実施形態のヘッド1は、高反発領域をソール側により大きく拡大することができる。
ヘッド体積が360cm3 でリアルロフト角10゜のドライバーのヘッドを表1の仕様に基づき試作した。各ヘッドは、いずれも図2に示したようにお椀状の鍛造品からなるフェース部材と、鋳造品からなるヘッド本体とを溶接して製造した。なおフェース部材の材料には、Ti−15V−6Cr−4Al(DAT55G)を、またヘッド本体の材料にはTi−6Alー4Vをそれぞれ使用した。そして、各供試ヘッドにシャフトを固着して全長45インチのウッド型ゴルフクラブを製造した。また比較のために、周辺薄肉部が1種類の厚さで形成されたもの(比較例1、2)、厚肉変化部を有しないもの(比較例3)についても合わせて製造した。テストの要領は次の通りである。
<高反発領域の総面積>
ヘッドの反発係数は、U.S.G.A.の Procedure for Measureing the Velocity Ratio of a Club Head for Conformance to Rule 4-1e, Revision 2 (February 8, 1999) に基づき測定した。ボールを衝突させる位置は、図11に示すように、フェース面2のスイートスポットSSを原点として、上下左右それぞれ3mm間隔で行った。そして、反発係数が0.830の領域を測定してグラフ化するとともにその面積を測定した。評価は、比較例1の高反発領域の面積を100とする指数により行った。数値が大きいほど高反発化領域が大きく良好である。また、比較例1、実施例1〜3の結果を図12〜図15により、グラフ化した。
<実打テスト>
7名のゴルファー(HDCP15〜25)による10球づつの実打テストを実施し、打球の平均飛距離(キャリー+ラン)を測定した。また打球音についてはフィーリングにより5点法で評価した。数値が大きいほど良好である。
<耐久試験>
(株)ミヤマエ製のショットロボIII を使用して、ヘッドスピード51m/sでスイートスポット打点で3ピースゴルフボールを連続して3000発打球し、フェース部に割れや損傷等が生じないかを確認した。
テストの結果などを表1に示す。
Figure 2005143601
Figure 2005143601
テストの結果、実施例のものは高反発領域が拡大されていることが確認できる。また実際のゴルファによる実打テストにおいても、飛距離が増大していることが確認できる。
本発明の実施形態を示すヘッドの全体斜視図である。 ヘッドの分解斜視図である。 フェース面側から見たその正面図である。 (A)は図3のA−A部分端面図、(B)は同B−B部分端面図である。 フェース部を切り出した部分斜視図である。 フェース面の周縁を説明する(A)はヘッドの正面図、(B)はその断面図である。 ヘッドの正面図である。 リコイル現象を説明するボールとフェース面との衝突の瞬間を示す断面略図である。 本発明の他の実施形態を示すフェース部を切り出した部分斜視図である。 本発明のさらに他の実施形態を示すフェース部を切り出した部分斜視図である。 フェース部の反発係数を測定方法を説明するフェース面の正面略図である。 比較例のスイートエリアを示す測定結果のグラフである。 実施例1のスイートエリアを示す測定結果のグラフである。 実施例2のスイートエリアを示す測定結果のグラフである。 実施例3のスイートエリアを示す測定結果のグラフである。 比較例1のフェース部を背面から見た斜視図である。
符号の説明
1 ゴルフクラブヘッド
2 フェース面
3 フェース部
4 クラウン部
5 ソール部
6 サイド部
7 ホーゼル
11 中央厚肉部
12 厚肉変化部
13 周辺薄肉部
13a 第1の薄肉部
13b 第2の薄肉部
A1 トウ側部分
A2 ソール側部分
A3 ヒール側部分
A4 クラウン側部分
SS スイートスポット

Claims (5)

  1. ボールを打球するフェース部を有するゴルフクラブヘッドであって、
    前記フェース部は、厚さが最も大きくかつ実質的に均一の厚さでスイートスポットを含む中央領域を形成する中央厚肉部と、
    この中央厚肉部の周りに形成され、かつ、フェース部の周縁に向かって厚さが漸減する環状の厚肉変化部と、
    この厚肉変化部の周りに設けられ、かつ、前記厚さが前記中央厚肉部よりも小さい周辺薄肉部とを含み、
    前記周辺薄肉部は、厚さが最も小さく実質的に一定の厚さをなす第1の薄肉部と、この第1の薄肉部よりも大きい厚さで実質的に一定の厚さをなす第2の薄肉部とを含み、
    しかも前記第1の薄肉部は、前記周辺薄肉部のソール側部分、トウ側部分又はヒール側部分の少なくとも一つの部分に設けられることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 前記周辺薄肉部は、前記第1の薄肉部と前記第2の薄肉部との間に、該第2の薄肉部から第1の薄肉部に向かって厚さが漸減する薄肉変化部が設けられたことを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記厚肉変化部は、トウ側及び/又はヒール側に最も幅が大となる最大幅部を有するとともに、
    前記第1の薄肉部は、前記周辺薄肉部のトウ側部分及びヒール側部分に設けられ、かつ、前記第2の薄肉部は、前記周辺薄肉部のクラウン側部分及びソール側部分に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記厚肉変化部の最大幅部は、5mm以上かつ15mm以下であることを特徴とする請求項3に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記厚肉変化部は、トウ側及びヒール側での厚さの変化率が15〜70%であり、かつ、クラウン側及びソール側での厚さの変化率が22〜70%であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
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