JP2005142867A - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 間欠受信開始時等の電源投入時に生じる直流オフセット電圧の変動を受信性能を保ったまま高速に収束させて正規の受信態勢に入るまでの時間を短縮化すること。
【解決手段】 インピーダンス切り替え回路182,192は、HPF108,109のインピーダンス値を小さくして遮断周波数を高くすること、逆にインピーダンス値を大きくして遮断周波数を低くすることができる。間欠受信動作では、無線部の電源が投入され、その後、ベースバンド部の電源が投入される。その結果、A/Dコンバータ110,111の入力端にI,Q信号の直流オフセット電圧の変動が生ずる。この変動は、HPF108,109の遮断周波数を高くして短時間に定常状態に収束させる。そして、その後、HPF108,109の遮断周波数を適切な値に戻し、受信品質をほぼ一定に維持する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信装置に関する。
無線通信システムとしてCDMA携帯電話システムがよく知られているが、そこで使用される無線通信装置における受信処理系は、例えば特許文献1に開示されているように、アンテナの受信信号を低雑音増幅器にて増幅したのち直交ミキサに与え、直交ミキサに局部発振器からのローカル信号とそれを90度移相したローカル信号とを与えて直交信号であるI信号とQ信号とをベースバンド信号に周波数変換し、それぞれをベースバンド可変増幅器にて増幅し、A/Dコンバータにてデジタル信号に変えて復調回路に出力するように構成されている。
ところで、CDMA携帯電話システムの例で言えば、無線通信装置は、基地局との間で位置情報のやり取りを行うため定期的に間欠受信動作を行っている。この間欠受信時の制御方法としては、まず、無線部(低雑音増幅器、局部発信器、直交ミキサ)及びベースバンド可変増幅器の電源をオンにした後、ベースバンド部(A/Dコンバータ、復調回路)の電源をオンにし、その後、待ち受け態勢に移行するという制御方法が採用されている。
この間欠受信時の動作において、A/Dコンバータ及び復調回路の起動時に、ベースバンド可変増幅器の出力端とA/Dコンバータの入力端との間に生じている電位差に依って受信したI信号及びQ信号の直流オフセット電圧が過渡的に変動することが起こる。このI,Q信号の直流オフセット電圧が変動した状態では、A/Dコンバータが正常に変換動作できず受信品質が劣化するので、A/Dコンバータが正常に動作可能な定常状態を得るためにはI信号とQ信号のオフセット電圧が安定するまで待つ必要がある。
特開平10−247953号公報(図1)
従来のI,Q信号の直流オフセット電圧が安定するまでの収束時間は、ベースバンド可変増幅器の出力端とA/Dコンバータの入力端との間に介在する結合キャパシタンスとA/Dコンバータの抵抗成分とで構成されるHPF(ハイパスフィルタ)に依って決定されるので、直流オフセット電圧変動の収束時間を短縮するためには、HPFの遮断周波数を高くする方法が有効であるが、遮断周波数を高くするとそれに伴って復調精度が劣化し、結果として受信性能が劣化するという問題がある。
そのため、従来では、受信性能が最良となるようにHPFの遮断周波数を固定的に設定し、動作させていたので、間欠受信時には、ベースバンド可変増幅器の電源をオンにしたときにA/Dコンバータの入力端に生じるI,Q信号の直流オフセット電圧の変動が収束するまで待ち、その後、待ち受け態勢に入るように構成していた。
ベースバンド可変増幅器の電源をオンにした後、A/Dコンバータの入力端に生じるI,Q信号の直流オフセット電圧の変動が収束するまでの待ち時間(プリヒート処理時間)が長くなると、その後に一定の待ち受け時間が必要であるので、間欠受信に必要とする全体的な時間が長くなり、結果として無線通信装置の消費電力が大きくなるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、間欠受信開始時等の電源投入時に生じる直流オフセット電圧の変動を受信性能を保ったまま高速に収束させて正規の受信態勢に入るまでの時間を短縮化することができる無線通信装置を提供することを目的とする。
本発明に係る無線通信装置は、無線受信した高周波信号をベースバンド信号に変換する手段と、前記ベースバンド信号の低周波成分を除去するハイパスフィルタと、前記ハイパスフィルタの出力信号をデジタル信号に変換して復調系に出力するA/D変換手段と、前記ハイパスフィルタのインピーダンス値を切り替えるインピーダンス切り替え手段とを具備する構成を採る。
この構成によれば、ハイパスフィルタのインピーダンス値を小さくして遮断周波数を高くすることができ、逆にハイパスフィルタのインピーダンス値を大きくして遮断周波数を低くすることができる。例えば、間欠受信動作を行う場合に、間欠受信動作の開始時にまず無線部の電源が投入され、その後、ベースバンド部の電源が投入されるので、A/D変換手段の電源を投入したときその入力端に受信ベースバンド信号の直流オフセット電圧の変動が生ずるが、この変動は、ハイパスフィルタの遮断周波数を高くすると、短時間に定常状態に収束させることができる。そして、ハイパスフィルタの遮断周波数が高いままでは、受信品質が劣化するが、本発明では、ハイパスフィルタの遮断周波数を適切な値に戻すことができるので、受信品質をほぼ一定に維持することができる。
本発明に係る無線通信装置は、請求項1記載の無線通信装置において、前記インピーダンス切り替え手段は、前記インピーダンス値を段階的に切り替える構成を採る。
この構成によれば、装置間で、上記のA/D変換手段の入力端に生ずる受信ベースバンド信号の直流オフセット電圧の変動を収束させるのに最適なハイパスフィルタのインピーダンス値にばらつきが生じている場合に、装置毎に、ハイパスフィルタのインピーダンス値を最適値に切り替えて設定することができる。
本発明に係る無線通信装置は、請求項1又は請求項2に記載の無線通信装置において、前記インピーダンス切り替え手段に、電源投入後のある期間内に前記ハイパスフィルタのインピーダンス値を下げる動作を行わせ、その後前記ハイパスフィルタのインピーダンス値を上げる動作を行わせる制御手段を具備する構成を採る。
この構成によれば、例えば、間欠受信動作を行う場合には、間欠受信動作の開始時にまず無線部の電源が投入され、その後、ベースバンド部の電源が投入され、その後に待ち受け状態に移行する。そこで、制御手段は、無線部の電源が投入された後のある期間内、前記インピーダンス切り替え手段に前記ハイパスフィルタのインピーダンス値を下げる動作を行わせる。その結果、ハイパスフィルタの遮断周波数が高くなるので、A/D変換手段の電源を投入したときその入力端に生ずる受信ベースバンド信号の直流オフセット電圧の変動は、短時間に定常状態に収束する。制御手段は、その後、前記インピーダンス切り替え手段に前記ハイパスフィルタのインピーダンス値を上げる動作を行わせる。その結果、ハイパスフィルタの遮断周波数が低くなるので、待ち受け時では良好な受信状態を維持することができる。
本発明に係る無線通信装置は、請求項3記載の無線通信装置において、電源投入指示信号を所定時間だけ遅延して前記制御手段に与える遅延手段を具備する構成を採る。
この構成によれば、遅延手段が電源投入指示信号を所定時間だけ遅延して前記制御手段に与えるので、上記の間欠受信動作を行い、かつ前記制御手段に指示を与える構成において、制御手段に対する指示を無線部に対する指示で代用することができるので、構成の簡素化が図れる。
本発明によれば、間欠受信開始時等の電源投入時に生じる直流オフセット電圧の変動を受信性能を保ったまま高速に収束させて正規の受信態勢に入るまでの時間を短縮化することができる。その結果、消費電力が低減でき、また間欠受信動作時では、待ち受け時間を延長することができる。
本発明の骨子は、無線受信した高周波信号を周波数変換したベースバンド信号をA/Dコンバータに与えてデジタル信号に変換する場合に、A/Dコンバータの入力端側に存在するハイパスフィルタの遮断周波数を増減操作できる回路を設け、間欠受信動作等の電源投入時にはハイパスフィルタの遮断周波数を高くしてA/Dコンバータの入力端に生ずる直流オフセット電圧の変動を急速に収束させ、その後、間欠受信における待ち受け時等の定常受信状態においてはハイパスフィルタの遮断周波数を良好な受信品質が得られる値に戻す操作が行えるようにすることである。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る無線通信装置の構成を示すブロック図である。図1において、受信アンテナ101にて受信された高周波信号は、低雑音増幅器102にて信号増幅された後、直交ミキサを構成するIch(Iチャネル)用のミキサ103とQch(Qチャネル)用のミキサ104とに入力される。
0/90移相器105は、搬送波周波数と同一の周波数で発振する局部発信器106からローカル信号をそのままミキサ103に与えるとともに、局部発信器106からローカル信号を90度移相してミキサ104に与える。その結果、ミキサ103は、低雑音増幅器102の出力信号を同相成分のベースバンド信号であるI信号に周波数変換して出力し、ミキサ104は、低雑音増幅器102の出力信号を直交成分のベースバンド信号であるQ信号に周波数変換して出力する。
このI信号とQ信号は、それぞれベースバンド可変増幅器107にて増幅された後、HPF(ハイパスフィルタ)108,109にて低周波成分の除去処理を受け、A/Dコンバータ110,111に入力され、デジタル信号に変換され、復調回路113に入力される。復調回路113では、デジタル信号からなるI信号とQ信号にデジタル信号処理を施し、データを取り出す。
ここで、HPF108は、ベースバンド可変増幅器107の出力端に一端が接続される結合キャパシタンス181とベースバンド可変増幅器107の出力端側に存在する抵抗成分とで構成されるが、結合キャパシタンス181の他端とA/Dコンバータ110の入力端との間に当該HPF108のインピーダンス値を切り替えるインピーダンス切り替え回路182が設けられている。
また、HPF109は、同様にベースバンド可変増幅器107の出力端に一端が接続される結合キャパシタンス191とベースバンド可変増幅器107の出力端側に存在する抵抗成分とで構成されるが、結合キャパシタンス191の他端とA/Dコンバータ111の入力端との間に当該HPF109のインピーダンス値を切り替えるインピーダンス切り替え回路192が設けられている。
そして、インピーダンス切り替え回路制御部112がインピーダンス切り替え回路182,192を同期して制御する目的で設けられている。タイミング制御部114は、ここでは間欠受信時の制御信号のみを発生するとする。この制御信号は、電源入力部A115、電源入力部B116の他、上記のインピーダンス切り替え回路制御部112にも与えられる。
電源入力部A115は、タイミング制御部114が発生する制御信号に従って低雑音増幅器102、ミキサ103,104及び局部発振器106の電源をオン・オフ制御する。電源入力部B116は、タイミング制御部114が発生する制御信号に従ってA/Dコンバータ110,111及び復調回路113の電源をオン・オフ制御する。また、インピーダンス切り替え回路制御部112は、タイミング制御部114が発生する制御信号に従って間欠受信時にインピーダンス切り替え回路182,192によるインピーダンス値切り替え動作を制御するようになっている。
次に、図1〜図6を参照して、以上のように構成される実施の形態1に係る無線通信装置における間欠受信時の動作について説明する。なお、図2は、間欠受信時のタイミングチャートである。図3は、ビット誤り率(BER)とDCオフセット電圧との関係を示す概念図である。図4は、直流オフセット電圧収束時間とHPFの遮断周波数との関係を示す概念図である。図5は、復調精度(EVM)とHPFの遮断周波数との関係を示す概念図である。図6は、HPFのインピーダンスとHPFの遮断周波数との関係を示す概念図である。
まず、本発明の理解を容易にするために、間欠受信時の一般的な動作及びそのときの特性について説明する。図2(1):間欠受信の開始とともにタイミング制御部114から電源入力部A115に対し制御信号を与え、低雑音増幅器102、ミキサ103,104及び局部発振器106の電源をオン動作させる。局部発信器106では、発振周波数を受信周波数に合わせ込む動作が行われ、無線部は受信可能状態に移行する。
図2(3):このとき、ベースバンド可変増幅器(AGC)107の出力では、無線部起動期間201に示すように、I,Q直流オフセット電圧が生じている。
図2(2):次に、無線部起動期間201の終了タイミングにて、タイミング制御部114から電源入力部B116に対して制御信号を与え、A/Dコンバータ110,111、復調回路113の電源をオン動作させ、ベースバンド処理が可能な状態にする。
図2(3)、(4):このときは、I,Q直流電圧収束時間202の開始時に示されているように、A/Dコンバータ110,111の入力端では、先に生じているベースバンド可変増幅器(AGC)107の出力端でのI,Q信号直流オフセット電圧とA/Dコンバータ110,111の入力端電圧との電位差からI,Q信号直流オフセット電圧に変動が生じる。
図3では、横軸が直流(DC)オフセット電圧[mV]、縦軸がビット誤り率(BER)であるが、図3に示すように、直流オフセット電圧が大きくなるほど、正常にA/Dコンバータ110,111が動作できずビット誤り率が大きくなり、受信品質が劣化する。
したがって、I,Q信号の直流オフセット電圧が安定するまでのI,Q直流電圧収束時間202の経過を待ち、A/Dコンバータ110,111が正常に動作可能な定常状態が得られるようにする必要がある。無線部起動期間201とその後のI,Q直流電圧収束時間202とを合わせた時間はプリヒート処理時間というが、間欠受信ではその後に一定の待ち受け時間203が必要であるので、この収束までのプリヒート処理時間が長いと、間欠受信に必要とする全体的な時間が長くなり、結果として無線通信装置の消費電力が大きくなる。
ここで、図4は、横軸がHPFの遮断周波数[Hz]、縦軸がI,Q直流オフセット電圧の収束時間[ms]であるが、図4に示すように、I,Q直流オフセット電圧の収束時間は、HPFの遮断周波数が高くなるのに伴い短縮される。一方、図5では、横軸がHPFの遮断周波数[Hz]、縦軸が復調精度(EVM)[%rms]であるが、HPFの遮断周波数が高くなると復調精度が劣化する。ところが、図6では、横軸がHPFのインピーダンス[Ω]、縦軸がHPFの遮断周波数[Hz]であるが、HPFのインピーダンスが高くなると遮断周波数[Hz]が低下する。
そこで、インピーダンス切り替え回路182,192及びインピーダンス切り替え回路制御部112は、HPF108,109のインピーダンスを増減操作するために設けてある。
即ち、図2(5)に示すように、間欠受信開始とともにタイミング制御部114からインピーダンス切り替え回路制御部112に制御信号を与え、インピーダンス切り替え回路182,192にHPF108,109のインピーダンスを下げる、つまりHPF108,109の遮断周波数を高くする操作を行わせる。
その結果、図2(5)に示すように、I,Q信号直流オフセット電圧変動を短い時間で定常状態に収束させることができる。つまり、プリヒート処理時間(無線部起動期間201)+(I,Q直流電圧収束期間202)を短くすることができる。
そして、図2(5)に示すように、その後の待ち受け時間203では、タイミング制御部114からインピーダンス切り替え回路制御部112に制御信号を与え、インピーダンス切り替え回路182,192にHPF108,109のインピーダンスを上げる、つまりHPF108,109の遮断周波数を適切な値に下げる操作を行わせる。これによって、待ち受け時203では、最適な受信状態を維持することができる。
このように、本実施の形態1によれば、HPFの遮断周波数を増減操作できるようにしたので、間欠受信時において、電源投入時に生ずるI,Q信号の直流オフセット電圧変動の収束時間を短縮し、電源投入後、A/Dコンバータが正常に変換動作を行えるまでのプリヒート時間を短縮することができるので、間欠受信時の消費電力を抑え、待ち受け時間を長くすることが可能となる。また、待ち受け時間では、受信品質を保つことができる。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2に係る無線通信装置の構成を示すブロック図である。なお、図7では、図1に示した構成と同一ないしは同等である構成要素には、同一の符号が付されている。ここでは、この実施の形態2に関わる部分を中心に説明する。
図7に示すように、実施の形態2に係る無線通信装置では、図1に示した構成において、インピーダンス切り替え回路182,192に代えて、インピーダンス切り替え回路782,792が設けられている。
インピーダンス切り替え回路782,792は、段階的にインピーダンスを切り替えることができる構成となっている。
この構成によれば、電源投入時に生ずるI,Q信号の直流オフセット電圧変動を収束させるのに最適なインピーダンス値に装置間でばらつきが生じているときでも、それぞれの装置に最適なインピーダンスの値に切り替えることが可能となる。
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3に係る無線通信装置の構成を示すブロック図である。なお、図8では、図1に示した構成と同一ないしは同等である構成要素には、同一の符号が付されている。ここでは、この実施の形態3に関わる部分を中心に説明する。
図8に示すように、実施の形態3に係る無線通信装置では、図1に示した構成において、遅延回路801が設けられている。それに伴い、タイミング制御部114に代えて、タイミング制御部802が設けられている。
タイミング制御部802は、電源入力部A115と電源入力部B116とに対してのみ制御信号を出力するようになっている。遅延回路801は、タイミング制御部802が電源入力部A115に対して送出する制御信号を所定時間だけ遅延してインピーダンス切り替え回路制御部112に与えるようになっている。
この構成によれば、インピーダンス切り替え回路制御部112に与える制御信号を無線部に与える制御信号で代用することができるので、インピーダンス切り替えの制御信号を新たに追加することなくインピーダンス切り替え制御を実現することが可能になる。
なお、実施の形態3では、実施の形態1への適用例を示したが、実施の形態2にも同様に適用することができることは言うまでもない。
本発明は、CDMA携帯電話システム等において、間欠受信開始時等の電源投入時に生じる直流オフセット電圧の変動を受信性能を保ったまま高速に収束させて正規の受信態勢に入るまでの時間を短縮化するのに好適である。
本発明の実施の形態1に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 間欠受信時のタイミングチャート ビット誤り率(BER)とDCオフセット電圧との関係を示す概念図 直流オフセット電圧収束時間とHPFの遮断周波数との関係を示す概念図 復調精度(EVM)とHPFの遮断周波数との関係を示す概念図 HPFのインピーダンスとHPFの遮断周波数との関係を示す概念図 本発明の実施の形態2に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る無線通信装置の構成を示すブロック図
符号の説明
101 アンテナ
102 低雑音増幅器
103,104 ミキサ
105 0/90移相器
106 局部発振器
107 ベースバンド可変増幅器
108,109 HPF
110,111 A/Dコンバータ
112 インピーダンス切り替え回路制御部
113 復調回路
114,802 タイミング制御部
115 電源入力部A
116 電源入力部B
181,191 結合キャパシタンス
182,192 インピーダンス切り替え回路
782,792 インピーダンス切り替え回路
801 遅延回路

Claims (4)

  1. 無線受信した高周波信号をベースバンド信号に変換する手段と、
    前記ベースバンド信号の低周波成分を除去するハイパスフィルタと、
    前記ハイパスフィルタの出力信号をデジタル信号に変換して復調系に出力するA/D変換手段と、
    前記ハイパスフィルタのインピーダンス値を切り替えるインピーダンス切り替え手段と、を具備することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記インピーダンス切り替え手段は、前記インピーダンス値を段階的に切り替える構成、を具備することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記インピーダンス切り替え手段に、電源投入後のある期間内に前記ハイパスフィルタのインピーダンス値を下げる動作を行わせ、その後前記ハイパスフィルタのインピーダンス値を上げる動作を行わせる制御手段、を具備することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 電源投入指示信号を所定時間だけ遅延して前記制御手段に与える遅延手段、を具備することを特徴とする請求項3記載の無線通信装置。
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