JP2005142630A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 モノクロ画像の印刷処理を行うときに、トンボやキャプション等が付加されているためにカラー印刷モードが実行されるのを防止する。
【解決手段】 プリントサーバ12の付加オブジェクト判定部50は、画像データにアプリケーション32等が付加した付加オブジェクトの有無を判定し、抽出し、色変換部52は、付加オブジェクトに対する色変換を行う。画像色判定部54は、画像データの画像色を抽出し、プリントコントローラ26は、カラー印刷モードと単色印刷モードを切り換える。これにより、ユーザーがモノクロ画像の印刷ジョブを送信したときに、付加オブジェクトが付加されていると、この付加オブジェクトをモノクロ画像に変換することにより、単色印刷モードで印刷処理が行われる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像データないし描画命令に基づいた画像処理を行う画像処理装置に関する。
DTP(Desktop Publishing)は、パーソナルコンピュータやワークステーション等の処理装置上で、画像の作成、加工、編集等を行うことによりページレイアウトを作成し、このページレイアウトに基づいて印刷版を露光するためのフィルムの作成を行ったり(CEPS)、印刷版に直接書き込んで印刷用の刷版を作成する(CTP:Computer to Plate)。
また、DTPでは、実際の刷版の作成や刷版を用いた印刷に先立って校正を行う時には、WYSIWYG機能を用いて、モニタに表示したページレイアウトをレーザープリンタ等のカラー印刷装置を用いて印刷出力することがある。
一方、DTPアプリケーションでは、トンボやキャプション等のページレイアウト上の画像に対する情報を自働的に付加することがある。これにより、レーザープリンタ等を用いてページレイアウトに基づいた画像を印刷出力したときに、トンボやキャプションが所定位置に形成される。
ところで、レーザープリンタ等のカラー印刷装置では、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色を用いてカラー印刷を行うカラー印刷モードに加えて、例えばK色のみを用いたモノクロ(単色)印刷モードが設けられている。
これにより、レーザープリンタでは、白黒の印刷データに対しては、単色モードでK色のみを用いた印刷処理を行うことにより、カラー印刷行ったときに比べて、印刷出力時間の短縮や印刷に必要な費用の低減を図ることができるようにしている。
また、クライアントコンピュータなどの画像処理端末から入力される画像データ又は描画命令等の印刷データに基づいて印刷処理を行うときに、印刷データにカラー印刷データ(カラー画像)が含まれているか否かを自働的に判定し、判定結果に基づいてカラー印刷モード又は白黒印刷モードに切り換えて印刷処理を行うカラー印刷装置の提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−121788号公報
しかしながら、画像処理端末でページレイアウト等の作成に用いられるDTPアプリケーションでは、トンボやキャプション等の画像をカラー画像として付加することがある。このため、ユーザーが白黒のページレイアウトを作成しても、レーザープリンタ等を用いて、このページレイアウトを印刷出力しようとしたときに、ユーザーの意図に反してカラー印刷されてしまうことがある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、ユーザが白黒などの単色画像を形成しているときに、アプリケーションがトンボやキャプション等の付加オブジェクトを自働的に付加したときにも、カラー印刷モードで印刷処理されるのを防止した画像処理装置を提案することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、所定のアプリケーションを用いて作成されて画像処理端末から入力されるページレイアウトの画像データ又は描画命令に基づいて画像処理を行う画像処理装置であって、前記ページレイアウト上に前記アプリケーションによる作成時ないし前記画像処理端末からの出力時に付加された画像である付加オブジェクトが含まれているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって付加オブジェクトと判定された画像を所定の設定色に変換する変換手段と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、画像処理端末に設けているアプリケーションを用いてユーザーが作成したページレイアウトが入力されることにより、このページレイアウト画像データ又は描画命令に基づいて画像処理を行う。
また、アプリケーションを用いてページレイアウトを作成したときや、このページレイアウトが画像処理端末から出力されるときに、ユーザーが作成していない付加オブジェクトが付加されることがある。
ここから、判定手段は、この付加オブジェクトが含まれているか否かを判定し、付加オブジェクトが含まれているときには、変換手段のよって付加オブジェクトを、C、M、Y、Kのプロセスカラーの何れかを用いて設定している設定色に変換する。
付加オブジェクトは、C=100%、M=100%、Y=100%及びK=100%のレジストカラーの全色を用いたレジストレーションカラーが用いられていることが多いが、色変換を行うことにより所望の色に変換することができる。
また、この設定色とページレイアウト上の画像の色が一致すれば、C、M、Y、Kの全色を用いた印刷処理を行う必要がなくなる。すなわち、使用する色を限定した印刷処理が可能となる。
このような本発明においては、前記設定色がK色とすることができ、また、前記設定色がプロセスカラーのうちの任意の1色とすることができる。これにより、ユーザーが作成したページレイアウトがK色のみを用いたモノクロ画像であれば、モノクロ印刷が可能となり、また、C、M、Yの単色印刷も可能となる。
また、本発明は、前記設定色がプロセスカラーの内の任意の2色又は3色とすることができ、これにより、2色印刷又は3色印刷を行うときにも、全てのプロセスカラーを使用する必要がなくなる。
このような本発明においては、変換手段によって色変換を行った付加オブジェクトを含むページレイアウトの画像データ又は描画命令に基づいて、C、M、Y、Kの全色を用いたカラー印刷を行うカラー印刷モードと、設定色に限定した単色印刷モードなどの限定色印刷モードとを切り換える切り換え手段を含むことができる。
一方、本発明では、前記設定色を前記判定手段によって否定判定された前記オブジェクトの色に設定する設定手段を含むことができる。
この発明によれば、付加オブジェクトでないと判定されたオブジェクトに用いられている色を設定色に設定する。これにより、例えば、付加オブジェクト以外の全てのオブジェクトがK色であってときに、付加オブジェクトをK色に変換し、ページレイアウト上のK色の単色画像にすることができる。
また、本発明においては、前記判定手段が前記オブジェクトの描画を指示する描画コードに基づいて判定しても良く、前記判定手段が前記オブジェクトの描画位置に基づいて判定しても良い。
さらに、本発明では、前記変換手段が前記付加オブジェクトを描画した後に、設定色以外の色成分が0になるように描画するものであっても良い。このときには、前記変換手段が、オーバープリントを設定したオブジェクトで上書き描画するものであっても良い。
以上説明したように本発明によれば、例えばモノクロでページレイアウトを作成し、このページレイアウトの印刷処理を行ったときに、付加オブジェクトによってカラー印刷モードで印刷されてしまうのを確実に防止し、効率的な印刷処理が可能となるという優れた効果が得られる。
以下に、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に適用したネットワーク10の概略構成を示している。このネットワーク10では、本発明を適用した画像処理装置として設けられているプリントサーバ12と、画像処理端末として設けられている複数のクライアント端末14とが、通信回線16を介してネットワーク接続されている。
また、プリントサーバ12には、印刷出力装置(IOT)としてプリンタ18が接続されており、プリントサーバ12は、クライアント端末14から出力される印刷ジョブを受信すると、この印刷ジョブに応じた画像処理及び印刷出力を実行する。
なお、以下では、画像処理装置としてプリントサーバ12を例に説明するが、本発明の画像処理装置は、これに限らず、クライアント端末14とネットワーク接続されたファイルサーバなどの各種の中間サーバに設けて、画像処理を行うものであっても良い。また、本発明の画像処理装置での処理結果は、プリンタ18に限らず、印刷用の刷版を作成するために画像データに基づいて感光性平版印刷版を直接露光するプレートセッターや、感光性平版印刷版への画像焼付け(露光)に用いるフィルム(原稿フィルム)を露光する露光装置等の各種の出力装置を接続することができる。
プリントサーバ12及びクライアント端末14には、ネットワークインターフェイス(ネットワークI/F)20、22が設けられており、プリントサーバ12及びクライアント端末14は、このネットワークインターフェイス20、22を介して通信回線16に接続している。
また、プリントサーバ12は、双方向インターフェース(双方向I/F)24を備えており、この双方向I/F24を介してプリンタ18に接続している。なお、プリントサーバ12は、複数台のプリンタ18が接続されたものであっても良い。
このようなプリントサーバ12は、パーソナルコンピュータ(PC)に所定機能を備えたPCIボードを追加するなどして構成することができる。また、プリントサーバ12は、キーボード、マウス等の入力デバイスと共に、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示デバイスが接続され、表示デバイスに表示した画像に対する処理及び表示画像を印刷出力するWYSIWYG機能を備えたものであっても良い。さらに、プリントサーバ12は、プリンタ18と一体であっても良く、また、別体であっても良い。
プリントサーバ12には、プリントサーバ12自体及びプリンタ18の作動を制御するプリントコントローラ26、各種のデータを記憶するHDD28及び画像処理部30が形成されている。画像処理部30では、クライアント端末14から印刷ジョブ等のジョブ(以下、印刷ジョブとする)として入力される画像データ又は描画命令などのジョブデータに基づいてラスタデータを生成するRIP処理を行う。なお、プリントサーバ12の基本的構成は、従来公知の一般的構成を適用でき、本実施の形態では詳細な説明を省略する。
一方、クライアント端末14には、DTPアプリケーション(以下、アプリケーションとする)32が設けられており、クライアント端末14では、このアプリケーション32を用いて、画像や文書の作成、加工、編集等の画像処理や文書作成等を行い、ページレイアウト等の印刷用の印刷データ(画像データや描画命令)の作成が可能となっている。
また、クライアント端末14には、プリンタドライバ(ドライバソフト)34が設けられており、クライアント端末14では、このプリンタドライバ34を用いて、アプリケーション32によって作成した印刷データを印刷ジョブとしてプリントサーバ12へ出力可能となっている。このときに、プリンタドライバ34を用いることにより、各種の印刷機能等の設定が可能となっている。
プリントサーバ12には、印刷機能設定部36が形成されており、プリントサーバ12では、クライアント端末14から送信された印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブで指定されている各種の印刷機能の設定を行い、設定した印刷機能に基づいて印刷ジョブに応じた印刷出力が得られるようにしている。
ところで、プリントサーバ12では、プリンタ18を用いて印刷処理(印刷出力)を行うときに、C、M、Y、Kの各色を用いてフルカラーで印刷するカラー印刷モードと、例えば、K色(黒色)等のC、M、Y、Kの中の何れか一色を用いた単色印刷等の限定色印刷を行う単色印刷モード(限定色印刷モード)の切り換えが可能となっており、これにより、例えば単色印刷を行うときの処理時間の短縮とコストダウン(印刷経費の節減)が図られるようにしている。
なお、プリントサーバ12では、C、M、Y、Kの中又はこれに特色を加えた中から、任意の二色ないし三色を用いた二色刷り、三色刷り等が可能となっている。
一方、クライアント端末14に設けているアプリケーション32には、トンボやキャプチャ等の付加オブジェクトを自動的に付加するものがあり、これにより、プリントサーバ12には、この付加オブジェクトを含む印刷ジョブが送信されることになる。
クライアント端末14上でアプリケーション32を用いて作成されたページレイアウトは、図2に示すように、記録紙40に印刷出力したときに、仕上がり線42として示す仮想線内に画像や文書等が配置される。すなわち、記録紙40上の仕上がり線42の内側が、クライアント端末14上でアプリケーション32を用いて画像や文書の作成、加工編集を行うときの作業可能領域となっており、クライアント端末14上でアプリケーション32を用いてページレイアウトを作成するユーザーは、仕切り線42内で画像や文書の作成、加工、編集を行っていることになる。
なお、図2で二点鎖線で示す仕上がり線42は、通常、記録紙40上には現れないようになっている。
アプリケーション32は、作成されたページレイアウト上にトンボやキャプション、色玉等の付加オブジェクトを、仕上がり線42の外側、すなわち、ユーザーの作業可能領域外に自動的に付加することがある。また、アプリケーション32やプリンタドライバ34上でユーザーが指定することにより、カラーパッチやコメント文等を付加オブジェクトとして、ページレイアウト上に自動的に付加されることがある。
これにより、例えば、記録紙40上には、ユーザーが作成したページレイアウト上の画像や文書等と共に、トンボ44やキャプション46等が付加オブジェクト48として形成される。また、カラーパッチやコメント文の付加が指定されたときには、このカラーパッチやコメント文が付加オブジェクト48として、記録紙40の仕上がり線42外の所定位置に形成される(図示省略)。
図1に示すように、プリントサーバ12には、付加オブジェクト判定部50が設けられている。この付加オブジェクト判定部50は、印刷ジョブにアプリケーション32が付加オブジェクト48を付加しているか否かを判定する。また、付加オブジェクト判定部50では、付加オブジェクト48が付加されていると判定したときに、その付加オブジェクト48の抽出を行うようになっている。
また、プリントサーバ12には、色変換部52が設けられている。この色変換部52では、付加オブジェクト判定部50によって抽出した付加オブジェクト48を、所定色となるように変換する。
さらに、プリントサーバ12には、画像色判定部54が設けられている。この画像色判定部54では、仕上がり線42内の画像の色を判定する。すなわち、仕上がり線42内の画像がC、M、Y、Kの全色を用いて形成されたフルカラーの画像であるか、また、K色(黒色)のみを用いた単色画像であるか等の判定を行う。
なお、プリントサーバ12では、C、M、Y、Kの中の任意の2色ないし3色又は特色を用いた2色印刷や3色印刷が可能となっており、このときには、画像色判定部54では、2色刷り又は3色刷りで使用されている色の判定が可能となるようにしても良い。
ここで、本実施の形態に適用したプリントサーバ12では、一例として、画像色判定部54で判定した色を用いて、色変換部52で付加オブジェクト48に対する色変換を行うようにしている。
これによりプリントサーバ12では、例えば印刷ジョブの画像が黒色などの単色画像であったときに、付加オブジェクト48を同一の単色画像として、単色印刷モードで印刷処理が実行されるようにしている。
以下に、本実施の形態の作用としてカラー画像が形成された印刷ジョブ及びモノクロ画像等の単色画像が形成された印刷ジョブに対する印刷処理を説明する。
プリントサーバ12では、クライアント端末14から送信された印刷ジョブを受信すると、先ず、印刷機能の指定を読み込み、この指定に基づいて印刷機能を設定する。この後に、印刷機能の設定に基づいた画像処理及びRIP処理を施してプリンタ18へ出力することにより、印刷ジョブの各ページレイアウトに基づいた画像が記録紙40に形成される。
ところで、ネットワーク10に設けているクライアント端末14では、アプリケーション32を用いて、ページレイアウト等を作成する。このとき、クライアント端末14上では、アプリケーション32等がページレイアウトの所定位置にトンボ44、キャプション46、色玉等の付加オブジェクト48を付加することがある。
また、プリントサーバ12が設けられているネットワーク10では、クライアント端末14上で、アプリケーション32を用いて作成されたページレイアウト等を印刷処理する時に、このページレイアウト等が印刷ジョブとしてプリントサーバ12に送信される。このとき、カラーチャートやコメント文が指定されることにより、印刷ジョブ内の各ページレイアウト上には、カラーチャートやコメント文が付加オブジェクト48として付加される。
すなわち、クライアント端末14から送信されたページレイアウト上には、ユーザーが作成した画像と異なる画像が付加オブジェクト48として付加されていることがある。
プリントサーバ12では、プリンタ18を用いて、カラー印刷モードでの印刷処理と、限定色印刷モードの一つとして単色印刷モードでの印刷処理が可能となっており、プリントサーバ12では、印刷ジョブの各ページの画像等のオブジェクトがカラーであるか単色であるかを判断し、この判断結果に基づいてカラー印刷モード又は単色印刷モードに切り換えて印刷処理を実行するようにしている。
図3には、このプリントサーバ12を用いた印刷処理の概略を示している。このフローチャートは、クライアント端末14から送信された印刷ジョブを受信すると、受信した印刷ジョブのそれぞれに対して順に実行され、最初のステップ100では、受信した印刷ジョブの画像データに対して所定の処理を施す。また、ステップ102では、印刷ジョブの1ページ分の画像処理が終了したか否かを確認する。すなわち、印刷機能の設定等に基づいた画像処理を、1ページづつ全ページに渡って順に行う。
画像処理が終了しステップ102で肯定判定されるとステップ104へ移行する。このステップ104では、仕上がり線42内に配置されているユーザーの作成した画像の画像色を抽出し、ステップ106では、全ての画像色が黒色(モノクロ)の単色画像などの限定色画像であるか否かを判定する。
ここで、ユーザーの作成した画像にカラー画像が含まれているときには、ステップ106で否定判定してステップ108へ移行し、カラー印刷モードでの印刷処理を実行する。
なお、クライアント端末14に設けているプリンタドライバ34では、モノクロなどの単色印刷の設定が可能となっているものがあり、このときには、先ず、単色印刷の指定があるか否かを判定することが好ましい。
一方、モノクロなどの単色画像などの限定色画像であると判定されると、ステップ106で肯定判定し、仕上がり線42の外側にアプリケーション32やプリンタドライバ(ドライバソフト)34が付加した付加オブジェクト48があるか否かを判定する。このとき、ステップ110で付加オブジェクト48の抽出を行い、ステップ112で付加オブジェクト48が抽出されたか否かを確認する。なお、この仕上がり線42の位置は、クライアント端末14やプリントサーバ12上で設定できるものであっても良い。
仕上がり線42の位置を予め設定するなどして明確としておくことにより、描画データ上での各画像(オブジェクト)の位置が仕上がり線42の内側となるか外側となるかを明確に判定でき、ここから、仕上がり線42の外側のオブジェクトを付加オブジェクト48として判定することができる。
ここで、付加オブジェクト48が付加されておらず、ステップ112で否定判定されたときには、全ての画像が同じ色の単色画像であるので、ステップ114へ移行し、単色印刷モード(限定色印刷モード)での印刷処理を実行する。
これに対して、例えば、トンボ44やキャプション46などの付加オブジェクト48が付加されていると判定されるときには、ステップ112で肯定判定してステップ116へ移行する。
このステップ116では、全ての付加オブジェクト48に対して色変換を施す。このときの変換色は、画像色判定部54で抽出した画像の色を用いる。これにより、例えば、画像色がクロ色のモノクロ画像であるときには、付加オブジェクト48も黒色(限定色)となるように色変換を施す。
この後に、ステップ114へ移行し、単色印刷モード(限定色印刷モード)での印刷処理を実行する。
一般に、アプリケーション34等で仕上がり線42の外側に付加する付加オブジェクト48は、C=100%、M=100%、Y=100%、K=100%のレジストレーションカラーで描画されていることが多い。
このために、付加オブジェクト48を含むページ全体の画像からカラー印刷モードと単色印刷モードを切り換えると、仕上がり線42内に配置されている画像がモノクロなどの単色画像であっても、カラー印刷モードで印刷処理されてしまうことになる。
これに対して、プリントサーバ12では、仕上がり線42内に配置されている画像の色を判断し、このときの画像がモノクロなどの単色画像であった時には、この画像の色に、付加オブジェクト48の画像を色を合わせる。
これにより、付加オブジェクト48が付加されていても、仕上がり線42内の画像が単色画像であるときには、単色印刷モードでの印刷処理を実行することができる。
したがって、単色画像をカラー印刷モードで印刷処理してしまうことにより、印刷処理に時間がかかってしまうのを防止することができると共に、例えば、モノクロ画像に対してC、M、Y等の指定された色以外の色が使用されてしまうことによる消耗品の不必要な消費を抑えることができる。
一方、以上の説明では、仕上がり線42の外側となる画像を付加オブジェクト48として抽出するようにしたが、付加オブジェクト48の抽出方法はこれに限るものではない。
付加オブジェクト48は、オブジェクト毎に異なるが、一定パターンの描画コードで描かれることが多い。ここから、付加オブジェクト48を示す描画コードを予めプリントサーバ12に登録しておいて、該当する描画パターン(描画コード)があるか否かから付加オブジェクト48の抽出を行うようにすることができる。
また、前記した如く、付加オブジェクト48には、C=100%、M=100%、Y=100%及びK=100%のレジストレーションカラーで描画されることが多いので、オブジェクトのカラー値(C、M、Y及びKの値)を参照することにより、そのオブジェクトが付加オブジェクト48であるか否かの判定を行うことができる。
一方、付加オブジェクト48がレジストレーションカラーで描画されときに、単色印刷が、例えば、モノクロ印刷に限るときには、図4に示す処理を用いることも可能である。なお、図4では、図3と同等の処理には、図3のステップ番号を用いるか又は併記している。
このフローチャートでは、受信した画像データに対する画像処理を実行する(ステップ100、102)と、ステップ120では、付加オブジェクト48の抽出を行う。また、ステップ122では、付加オブジェクト48を抽出したか否かを確認する。
ここで、付加オブジェクト48を抽出し、ステップ122で肯定判定されるとステップ124へ移行する。このステップ124では、抽出した付加オブジェクト48を単色(K色)に変換する。
このときの色変換は、付加オブジェクト48に対して、例えば図5(A)に示す描画コードを実行する。これにより、付加オブジェクト48は、黒色に描画されるように変換される。
すなわち、オーバープリントモードに設定する。この後に、C=0.001、M=0.001、Y=0.001、K=0のカラー値で、カラー設定を行うと、オーバープリントモードなので、カラー値が0に設定されているK色はノックアウトされず、0.001に設定されているC、M、Yの各色は、ノックアウトされて0.001のカラー値で描画される。このときに、0.001に対応する色濃度は、最終段のルックアップテーブルで「0」にされてしまう。
したがって、付加オブジェクト48がK色の画像となる。
なお、プリントサーバ12で、オブジェクト毎にルックアップテーブルを設定できるときには、付加オブジェクト48の色変換に対して、図5(B)に示す描画コードを用いることができる。
図4に示すフローチャートの次のステップ126では、ページレイアウト上の画像データがモノクロ(白黒)データであるか否かを確認し、モノクロデータでなければ、ステップ126で否定判定してステップ128へ移行し、カラー印刷モードで印刷処理を実行する。
これに対して、モノクロの画像データであれば、ステップ126で肯定判定してステップ130へ移行し、単色印刷モード(モノクロ印刷モード)での印刷処理を実行する。
このときに、付加オブジェクト48をモノクロ画像に変換しているので、ステップ126で、モノクロデータであるか否かを的確に判定することができる。また、カラー印刷モードで印刷処理を実行したときにも、付加オブジェクト48をK色で的確に形成することができる。
また、図6及び図7には、限定色として黒色を用いた処理の適用例を示している。これらのフローチャートは、クライアント端末14から送信されたジョブ(印刷ジョブ)を受信し、この印刷ジョブを処理するときに実行される。
図6に示すフローチャートでは、最初のステップ140で1ページ分の画像データから付加オブジェクト48の抽出を行い、ステップ142では、付加オブジェクト48を抽出したか否かを確認する。
ここで、付加オブジェクト48を抽出すると、ステップ142で肯定判定してステップ144へ移行し、抽出した付加オブジェクト48を限定色として設定している黒色の単色画像に変換する。
すなわち、画像データの処理(描画処理)に先立って付加オブジェクト48を黒色の単色画像に変換する。このときには、例えば、付加オブジェクト48に設定されているC、M、Y、K値を読み込んで、C、M、Y値をそれぞれ「0」に設定する。
次のステップ146では、受信した画像データに対する画像処理を実行し、ステップ148では、ジョブ内の全てのページに対する処理を終了したか否かを確認する。
これにより、画像処理が終了すると、ステップ148で肯定判定されてステップ150へ移行する。このステップ150では、画像データが限定色として設定している白黒データであるか否かを確認し、例えばフルカラーの画像を含む時には、ステップ150で否定判定してステップ152へ移行し、カラー印刷モードでの印刷処理を実行する。
これに対して、白黒画像であるときには、ステップ150で肯定判定してステップ154へ移行し、モノクロの単色印刷モードでの印刷処理を実行する。なお、このフローチャートでは、ステップ158でジョブの終了を確認して終了する。
また、図7に示すフローチャートでは、付加オブジェクト48を抽出して、ステップ142で肯定判定されると、ステップ160へ移行する。
このステップ160では、抽出した付加オブジェクト48に、オーバープリントオブジェクト(付加オブジェクト48と同じ画像)を描画する。このときのオブジェクトは、黒(K)以外の色(C、M、Y)が「0」とする。
これにより、付加オブジェクト48を、K色だけを残して描画することができ、これにより、他の画像が白黒画像(白黒データ)であれば、ステップ150で肯定判定され、白黒印刷モードでの印刷処理が実行される(ステップ154)。
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形態では、主にK色によって画像を形成するモノクロ印刷を例に説明したが、本発明は、これに限定するものではない。
例えば、仕上がり線42内の画像が、C、M、Yの何れかの単色であっても良い。このときには、その色を判定し、付加オブジェクト48の色に設定すればよい。
また、仕上がり線42内の画像を二色刷り又は三色刷りで形成されていても良い。このときには、その色の何れか一方又は合成色を用いて付加オブジェクト48を描画するように設定すればよい。
さらに、本発明は、ネットワーク10に設けたプリントサーバ12に限らず、任意の構成の画像処理装置に適用することができる。
本実施の形態に適用したプリントサーバ及びプリントサーバが設けられるネットワークの概略構成図である。 画像を形成した記録紙の一例を示す概略図である。 プリントサーバでの画像処理の一例を示す流れ図である。 プリントサーバでの画像処理の他の一例を示す流れ図である。 (A)及び(B)はオーバープリントを用いて付加オブジェクトの色変換を行う描画コードの一例を示す概略図である。 プリントサーバでの画像処理の他の一例を示す流れ図である。 プリントサーバでの画像処理の他の一例を示す流れ図である。
符号の説明
10 ネットワーク
12 プリントサーバ(画像処理装置)
14 クライアント端末
18 プリンタ
26 プリントコントローラ
30 画像処理部
32 アプリケーション
34 プリンタドライバ
40 記録紙
42 仕上がり線
44 トンボ
46 キャプション
48 付加オブジェクト
50 付加オブジェクト判定部(判定手段)
52 色変換部(変換手段)
54 画像色判定部(設定手段)

Claims (9)

  1. 所定のアプリケーションを用いて作成されて画像処理端末から入力されるページレイアウトの画像データ又は描画命令に基づいて画像処理を行う画像処理装置であって、
    前記ページレイアウト上に前記アプリケーションによる作成時ないし前記画像処理端末からの出力時に付加された画像である付加オブジェクトが含まれているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって付加オブジェクトと判定された画像を所定の設定色に変換する変換手段と、
    を含むことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記設定色がK色であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記設定色がプロセスカラーのうちの任意の1色であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記設定色がプロセスカラーの内の任意の2色又は3色であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記設定色を前記判定手段によって否定判定された前記オブジェクトの色に設定する設定手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記判定手段が前記オブジェクトの描画を指示する描画コードに基づいて判定することを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記判定手段が前記オブジェクトの描画位置に基づいて判定することを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記変換手段が前記付加オブジェクトを描画した後に、設定色以外の色成分が0になるように描画することを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記変換手段が、オーバープリントを設定したオブジェクトで上書き描画することを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
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