JP2005142587A - 積層コンデンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ブリッジ回路を構成するように各々の端子を介して結線されたダイオードの各々に並列接続して用いるのに適したコンデンサ素子を与える、いわゆるワンチップ状態の積層コンデンサを提供する。
【解決手段】 コンデンサ本体の側面上の異なる位置に4個の端子電極を形成する。コンデンサ本体は、複数の誘電体層11〜15とコンデンサ素子を与えるように特定の誘電体層を挟んで対向する状態で形成された複数の内部電極23〜27とを備える。端子電極のうちの隣り合う2個を1組とする各組の端子電極の間にコンデンサ素子がそれぞれ取り出されるように、内部電極23〜27の各々が対応の1個の端子電極にのみ接続される。端子電極の各々に接続される内部電極23〜27の積層方向での順序と同じ順序をもって、端子電極が、コンデンサ本体の側面上で周方向に配列される。
【選択図】 図3

Description

この発明は、積層コンデンサに関するもので、特に、3個以上の端子電極を備える積層コンデンサに関するものである。
図9には、4個のダイオードD1〜D4をもって構成されたブリッジ回路1が示されている。4個のダイオードD1〜D4は、各々の端子T1〜T4を介して結線されることによって、ブリッジ回路1を構成している(たとえば、非特許文献1参照)。
このようなブリッジ回路1に関連して、ダイオードD1〜D4の保護のため、より特定的には、サージ電流吸収のため、図9において破線で示すように、ダイオードD1〜D4の各々にコンデンサ素子C1〜C4を並列接続して用いることがある。
上述したようなブリッジ回路1は、しばしば、パッケージ化された1個の部品として取り扱えるような形態をもって提供されている。このようなブリッジ回路1の部品形態は、ブリッジ回路1を組み立てるための手間を省き、また、ブリッジ回路1の取り扱いを容易にする。
これに対して、コンデンサ素子C1〜C4については、ブリッジ回路1がパッケージ化されているにもかかわらず、それぞれ別々のディスクリートな部品として用意され、このようなディスクリートな部品としてのコンデンサ素子C1〜C4の各々を、個々に、ダイオードD1〜D4の対応のものと並列接続するように実装しているのが現状である。
そのため、実装コストが高くついたり、また、コンデンサ素子C1〜C4の各々を実装するための回路パターンを回路基板側で用意しておく必要がある、という問題がある。
工藤利夫著,「マイコン時代に学ぶ電子用語の基礎解説」,初版,株式会社技術評論社,昭和57年3月1日,p.222−223
そこで、この発明の目的は、上述したような問題を解決し得る、積層コンデンサを提供しようとすることである。
この発明に係る積層コンデンサは、上述した技術的課題を解決するため、相対向する2つの主面とこれら2つの主面間を連結する側面とを有するコンデンサ本体と、コンデンサ本体の側面上の異なる位置に形成された3個以上の端子電極とを備える。コンデンサ本体は、主面の延びる方向に延びかつ積層された複数の誘電体層と、複数個のコンデンサ素子を与えるように特定の誘電体層を挟んで対向する状態で形成された3枚以上の内部電極とを備える。そして、上記3個以上の端子電極のうちの隣り合う2個を1組とする各組の端子電極の間に各コンデンサ素子がそれぞれ取り出されるように、内部電極の各々が端子電極のうちの1個にのみ接続されるとともに、端子電極の配列順序は、当該端子電極の各々に接続される内部電極の積層方向での順序と同じ順序をもって、端子電極がコンデンサ本体の側面上で周方向に配列されるように選ばれることを特徴としている。
この発明において、コンデンサ本体は、たとえば、直方体状のように、複数の側面を有していて、端子電極は、これら複数の側面の各々上に分布するように形成されることが好ましい。
この発明によれば、たとえば、ブリッジ回路を構成する3個以上の電気素子の各端子にそれぞれ接続されるための3個以上の端子電極がコンデンサ本体の側面上の異なる位置に形成され、コンデンサ本体は、複数の誘電体層と、複数個のコンデンサ素子を与えるように特定の誘電体層を挟んで対向する状態で形成された3枚以上の内部電極とを備え、3個以上の端子電極のうちの隣り合う2個を1組とする各組の端子電極の間に各コンデンサ素子がそれぞれ取り出されるように、内部電極の各々が端子電極のうちの1個にのみ接続されるとともに、端子電極の配列順序については、当該端子電極の各々に接続される内部電極の積層方向での順序と同じ順序をもって、端子電極がコンデンサ本体の側面上で周方向に配列されるように選ばれた、積層コンデンサが提供される。
したがって、この積層コンデンサは、いわゆるワンチップの状態で取り扱うことができ、ブリッジ回路用として用いられる場合には、その端子電極を、ブリッジ回路を構成する電気素子の各々の端子に接続するだけで、ブリッジ回路の電気素子の各々にコンデンサ素子を並列接続した状態として、電気素子に対して、サージ電流吸収のような保護等の機能を働かせ得る状態とすることができる。
このことから、コンデンサ素子を電気素子に並列接続するための手間を大幅に省くことができ、実装のためのコストを低減することができる。特に、ブリッジ回路がパッケージ化されているとき、このような効果が特に有効に働く。
また、この発明によれば、各コンデンサ素子が取り出される組をなす端子電極が互いに隣り合うように位置されているので、ブリッジ回路用として用いられる場合には、端子電極とブリッジ回路に備える端子との接続において、隣り合う端子電極の各々を、ブリッジ回路を構成する各電気素子の両端の端子にそれぞれ接続すればよいので、各端子に接続されるべき端子電極を容易に選び出すことができるとともに、接続の誤りも生じにくくすることができる。
この発明において、コンデンサ本体が複数の側面を有するとき、端子電極が複数の側面の各々上に分布するように形成されると、各端子電極を、互いに隣り合う端子電極に対して十分な距離を保ちながら無理なく側面上に形成できるようになる。このことは、また、内部電極についても、各々の引出し部のパターンを無理なく設計できることをも意味する。
図1ないし図3は、この発明の第1の実施形態による積層コンデンサ10を説明するためのもので、図1は、積層コンデンサ10が与える等価回路図であり、図2は、積層コンデンサ10の外観を示す平面図であり、図3は、図2に示した積層コンデンサ10を構成する誘電体層11〜15をそれぞれ示す平面図である。
この積層コンデンサ10は、図9に示したブリッジ回路1と組み合わせて使用することができ、この場合には、図9に示したコンデンサ素子C1〜C4を与えるものである。
より詳細には、積層コンデンサ10は、図2に示すように、相対向する2つの主面16および17とこれら2つの主面16および17間を連結する4つの側面18、19、20および21とを有するコンデンサ本体22と、コンデンサ本体22の側面18〜21の各々上に1個ずつ分布するように形成された4個の端子電極TE1、TE2、TE3およびTE4とを備えている。
上述のコンデンサ本体22は、図3に示すように、主面16および17の延びる方向に延びかつ積層された、たとえばセラミック誘電体からなる複数の誘電体層11〜15と、これら誘電体層11〜15上にそれぞれ形成された3枚以上の内部電極23〜27とを備えている。これら内部電極23〜27は、図1に示したコンデンサ素子C1〜C4を与えるように、コンデンサ本体22に備える誘電体層11〜15を含む複数の誘電体層のうちの特定のものを挟んで対向する状態となっている。なお、誘電体層11上に、内部電極23を覆って、他の誘電体層が形成されるようにされてもよいことは言うまでもない。
図3を図2とともに参照すればわかるように、内部電極23および27は端子電極TE1にのみ接続され、内部電極24は端子電極TE2にのみ接続され、内部電極25は端子電極TE3にのみ接続され、内部電極26は端子電極TE4にのみ接続されている。
ここで、端子電極TE1〜TE4の配列順序に注目すると、端子電極TE1〜TE4の各々に接続される内部電極23〜27の積層方向での順序と同じ順序をもって、端子電極TE1〜TE4がコンデンサ本体22の側面18〜21上で周方向に配列されている。より具体的に説明すると、内部電極については、内部電極23、24、25、26、27の順序で積層方向に並んでいる。内部電極23、24、25、26および27は、それぞれ、端子電極TE1、TE2、TE3、TE4およびTE1に接続されている。したがって、端子電極TE1〜TE4について、内部電極23、24、25、26、27の順序と同じ順序とは、端子電極TE1、TE2、TE3、TE4、TE1の順序ということになり、この端子電極TE1、TE2、TE3、TE4、TE1の順序でコンデンサ本体22の側面18〜21上で周方向に配列されているということになる。
内部電極23および24の対向によってコンデンサ素子C1が形成され、このコンデンサ素子C1が隣り合う端子電極TE1およびTE2の間に取り出される。同様に、内部電極24および25の対向によってコンデンサ素子C2が形成され、このコンデンサ素子C2が端子電極TE2およびTE3の間に取り出される。また、内部電極25および26の対向によってコンデンサ素子C3が形成され、このコンデンサ素子C3が端子電極TE3およびTE4の間に取り出される。また、内部電極26および27の対向によってコンデンサ素子C4が形成され、このコンデンサ素子C4が端子電極TE4およびTE1の間に取り出される。
なお、コンデンサ素子C1〜C4の各容量をより大きくするため、図3に示した誘電体層12〜15の積層をさらに繰り返すようにしてもよい。
このようにして、積層コンデンサ10は、図1に示すように、4個のコンデンサ素子C1〜C4がブリッジ回路の形に結線された等価回路を実現する。
この積層コンデンサ10は、いわゆるワンチップの状態であり、また、図9に示した端子T1〜T4にそれぞれ対応する端子電極TE1〜TE4を備えているので、端子電極TE1〜TE4をそれぞれ端子T1〜T4に接続するように実装すれば、図9において破線で示すように、ダイオードD1〜D4の各々にコンデンサ素子C1〜C4の各々が並列接続された状態が得られる。
したがって、ブリッジ回路1が1個のパッケージで構成されるときには、いわゆるワンチップ状態にある積層コンデンサ10は、次のような便利な使用方法も可能にする。すなわち、ブリッジ回路1を構成するパッケージのたとえば上面に端子T1〜T4が設けられている場合、この上面に積層コンデンサ10を搭載し、端子電極TE1〜TE4を端子T1〜T4に接続するといった簡単な作業によって、積層コンデンサ10を所望の実装状態とすることができる。
上述の使用方法を可能にするため、積層コンデンサ10の端子電極TE1〜TE4の各々の位置は、ブリッジ回路1の端子T1〜T4の各々の位置に対応していることが好ましい。
なお、図9に示したブリッジ回路1において、たとえば、端子T1およびT4間にダイオードD4が接続されない場合、上述した積層コンデンサ10において、端子電極TE1およびTE4間にコンデンサ素子C4が接続されないように、すなわち、端子電極TE1およびTE4間が絶縁されるようにする変更も可能である。このような変更を行なうには、図3に示した内部電極27を形成しないようにすればよい。また、同様の変更が、所望に応じて、他の端子電極間でも行なうことができる。
図4ないし図7は、この発明の第2の実施形態による積層コンデンサ30を説明するためのもので、図4は、積層コンデンサ30が適用されるブリッジ回路3を示す回路図であり、図5は、積層コンデンサ30が与える等価回路図であり、図6は、積層コンデンサ30の外観を示す平面図であり、図7は、積層コンデンサ30を構成する複数の誘電体層31〜39をそれぞれ示す平面図である。
まず、図4を参照して、積層コンデンサ30が適用されるブリッジ回路3は、8個のダイオードD11〜D18が、各々の端子T11〜T18を介して結線されて構成されたものである。
他方、積層コンデンサ30は、図5に示すように、ブリッジ回路3を構成する8個のダイオードD11〜D18の各々に並列接続して用いるための8個のコンデンサ素子C11〜C18を備えている。
より詳細には、積層コンデンサ30は、図6に示すように、相対向する2つの主面40および41とこれら主面40および41間を連結する4つの側面42、43、44および45とを有するコンデンサ本体46と、コンデンサ本体46の4つの側面42〜45のそれぞれに2個ずつ分布して形成された8個の端子電極TE11〜TE18とを備えている。
コンデンサ本体46は、図7に示すように、主面40および41の延びる方向に延びかつ積層された複数の誘電体層31〜39と、誘電体層31〜39の各々上に形成された3枚以上の内部電極47〜55とを備えている。これら内部電極47〜55は、誘電体層31〜39を含む複数の誘電体層のうちの特定のものを挟んで対向している。なお、誘電体層31上に、内部電極47を覆って、他の誘電体層が形成されるようにされてもよいことは言うまでもない。
図7を図6とともに参照すればわかるように、内部電極47および55は端子電極TE11にのみ接続され、内部電極48は端子電極TE12にのみ接続され、内部電極49は端子電極TE13にのみ接続され、内部電極50は端子電極TE14にのみ接続され、内部電極51は端子電極TE15にのみ接続され、内部電極52は端子電極TE16にのみ接続され、内部電極53は端子電極TE17にのみ接続され、内部電極54は端子電極TE18にのみ接続される。
ここで、端子電極TE11〜TE18の配列順序に注目すると、端子電極TE11〜TE18の各々に接続される内部電極47〜55の積層方向での順序と同じ順序をもって、端子電極TE11〜TE18がコンデンサ本体46の側面42〜45上で周方向に配列されている。より具体的に説明すると、内部電極については、内部電極47、48、49、50、51、52、53、54、55の順序で積層方向に並んでいる。内部電極47、48、49、50、51、52、53、54および55は、それぞれ、端子電極TE11、TE12、TE13、TE14、TE15、TE16、TE17、TE18およびTE11に接続されている。したがって、端子電極TE11〜TE18について、内部電極47、48、49、50、51、52、53、54、55の順序と同じ順序とは、端子電極TE11、TE12、TE13、TE14、TE15、TE16、TE17、TE18、TE11の順序ということになり、この端子電極TE11、TE12、TE13、TE14、TE15、TE16、TE17、TE18、TE11の順序でコンデンサ本体46の側面42〜45上で周方向に配列されているということになる。
隣り合う端子電極TE11およびTE12の間には、内部電極47および48の対向によって形成されたコンデンサ素子C11が取り出される。隣り合う端子電極TE12およびTE13の間には、内部電極48および49の対向によるコンデンサ素子C12が取り出される。隣り合う端子電極TE13およびTE14の間には、内部電極49および50の対向によるコンデンサ素子C13が取り出される。隣り合う端子電極TE14およびTE15の間には、内部電極50および51の対向によるコンデンサ素子C14が取り出される。隣り合う端子電極TE15およびTE16の間には、内部電極51および52の対向によるコンデンサ素子C15が取り出される。隣り合う端子電極TE16およびTE17の間には、内部電極52および53の対向によるコンデンサ素子C16が取り出される。隣り合う端子電極TE17およびTE18の間には、内部電極53および54の対向によるコンデンサ素子C17が取り出される。隣り合う端子電極TE18およびTE11の間には、内部電極54および55の対向によるコンデンサ素子C18が取り出される。
なお、コンデンサ素子C11〜C18の各容量をより大きくするため、図7に示した誘電体層32〜39の積層をさらに繰り返すようにしてもよい。
このようにして、図5に示すように、端子電極TE11〜TE18を介して8個のコンデンサ素子C11〜C18がブリッジ回路を構成するように結線された、積層コンデンサ30が得られる。
この積層コンデンサ30は、前述した積層コンデンサ10の場合と同様の使用方法に基づき、たとえば、図4に示したブリッジ回路3と組み合わせて使用することができる。
すなわち、積層コンデンサ30の端子電極TE11〜TE18の各々がブリッジ回路3の端子T11〜T18の対応のものに接続されることによって、ダイオードD11〜D18の各々にコンデンサ素子C11〜C18の各々が並列接続され、これらコンデンサ素子C11〜C18をダイオードD11〜D18のサージ電流吸収用として機能させることができる。
このとき、積層コンデンサ30の端子電極TE11〜TE18の各々の位置が、ブリッジ回路3の端子T11〜T18の各々の位置に対応していることが好ましい。
なお、図4に示したブリッジ回路3において、たとえば、端子T11およびT18間にダイオードD18が接続されない場合、上述した積層コンデンサ30において、端子電極TE11およびTE18間にコンデンサ素子C18が接続されないように、すなわち、端子電極TE11およびTE18間が絶縁されるようにする変更も可能である。このような変更を行なうには、図7に示した内部電極39を形成しないようにすればよい。また、同様の変更が、所望に応じて、他の端子電極間でも行なうことができる。
図8は、この発明の第3の実施形態による積層コンデンサ30aを示す、図6に相当する図である。図8において、図6に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図8に示した積層コンデンサ30aにおいては、図6に示した積層コンデンサ30に比べて、コンデンサ本体46aの側面42〜45の各々上に、それぞれ、端子電極TE19〜TE22がさらに加えられていることを特徴としており、全体として12個の端子電極TE11〜TE22が、3個ずつ、側面42〜45の各々上に分布して形成されている。
このような積層コンデンサ30aのためのコンデンサ本体46aを得るためには、図7に示した内部電極47および48の間、内部電極49および50の間、内部電極51および52の間、ならびに内部電極53および54の間に、それぞれ、内部電極および誘電体層を追加し、この追加された内部電極に端子電極TE19〜TE22がそれぞれ接続されるようにすればよい。
図8に示した積層コンデンサ30aによれば、図4に示したブリッジ回路3において、ダイオードD11〜D18の数を12個まで増やしたブリッジ回路に対して適用されることができる。
同様の方法により、適用されるべきブリッジ回路のダイオードの数に応じて、端子電極、内部電極および誘電体層の各数を増減することができる。
以上、この発明を図示した実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他、種々の実施形態が可能である。
たとえば、積層コンデンサにおいて、形成される内部電極の数およびパターン、与えられるコンデンサ素子の数および接続態様、ならびに端子電極の数および位置等については、適宜変更することができる。
また、積層コンデンサの外観形状は、図示の実施形態では、2つの主面とこれら2つの主面間を連結する4つの側面とを有する直方体の形状であったが、たとえば、三角柱、多角柱、円柱等の他の形状であってもよい。
また、この発明に係る積層コンデンサがブリッジ回路に適用される場合、ブリッジ回路に備える電気素子としては、図示した実施形態のように、ダイオードに限らず、たとえば、ホイーストンブリッジ回路を構成する抵抗等の他の電気素子であってもよい。
この発明の第1の実施形態による積層コンデンサ10が与える等価回路図である。 図1に示した積層コンデンサ10の外観を示す平面図である。 図2に示したコンデンサ本体22に備える複数の誘電体層11〜15をそれぞれ示す平面図である。 この発明の第2の実施形態による積層コンデンサ30が適用されるブリッジ回路3を示す回路図である。 図4に示したブリッジ回路3と組み合わせて有利に用いられる積層コンデンサ30が与える等価回路図である。 図5に示した積層コンデンサ30の外観を示す平面図である。 図6に示したコンデンサ本体46に備える複数の誘電体層31〜39をそれぞれ示す平面図である。 この発明の第3の実施形態による積層コンデンサ30aの外観を示す平面図である。 この発明にとって興味あるブリッジ回路1を示す回路図である。
符号の説明
1,3 ブリッジ回路
10,30,30a 積層コンデンサ
11〜15,31〜39 誘電体層
16,17,40,41 主面
18〜21,42〜45 側面
22,46,46a コンデンサ本体
23〜27,47〜55 内部電極
C1〜C4,C11〜C18 コンデンサ素子
TE1〜TE4,TE11〜TE22 端子電極

Claims (2)

  1. 相対向する2つの主面と前記2つの主面間を連結する側面とを有するコンデンサ本体と、
    前記コンデンサ本体の前記側面上の異なる位置に形成された3個以上の端子電極と
    を備え、
    前記コンデンサ本体は、前記主面の延びる方向に延びかつ積層された複数の誘電体層と、複数個のコンデンサ素子を与えるように特定の前記誘電体層を挟んで対向する状態で形成された3枚以上の内部電極とを備え、
    前記3個以上の端子電極のうちの隣り合う2個を1組とする各組の端子電極の間に各前記コンデンサ素子がそれぞれ取り出されるように、前記内部電極の各々が前記端子電極のうちの1個にのみ接続されるとともに、前記端子電極の配列順序は、当該端子電極の各々に接続される前記内部電極の積層方向での順序と同じ順序をもって、前記端子電極が前記コンデンサ本体の前記側面上で周方向に配列されるように選ばれる、
    積層コンデンサ。
  2. 前記コンデンサ本体は複数の前記側面を有し、前記端子電極は、前記複数の側面の各々上に分布するように形成されている、請求項1に記載の積層コンデンサ。
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