JP2005140739A - 位置検出方法、位置検出装置および同装置を備えた単軸ロボット、表面実装機、部品試験装置、スカラ型ロボット - Google Patents

位置検出方法、位置検出装置および同装置を備えた単軸ロボット、表面実装機、部品試験装置、スカラ型ロボット Download PDF

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Abstract

【課題】 バックアップ電源の消費量を抑えつつ、断電時に検出される回転絶対位置の信頼性を向上させる。
【解決手段】 通電時には、R/Dコンバータ42においてレゾルバ10を正弦波励磁してその応答信号から回転角θを求める一方、該応答信号をサンプルホールド回路60においてサンプルホールドして波形データを取得し、このデータからモータ9の回転量を検出し、絶対位置検出回路36においてこの回転量と回転角θとからモータ9の回転絶対位置を検出する。断電後は、レゾルバ10をパルス励磁してその応答信号をサンプルホールドすることにより波形データを取得し、この波形データに基づいて断電後のモータ9の回転量を検出し、絶対位置検出回路においてこの回転量と主電源復帰後の検出回転角とからモータ9の回転絶対位置を検出する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、停電、断線等により駆動モータの高速回転中に電力供給が遮断された場合でも、駆動モータの回転絶対位置を精度良く検出することができる位置検出方法、位置検出装置および同装置を備えた単軸ロボット、表面実装機、部品試験装置、スカラ型ロボットに関するものである。
従来から、直交配置された2つの単軸ロボットによりテーブルを2次元的に移動させるXYテーブルが広く知られている。この種のXYテーブルはその利用分野が広く、例えばプリント基板上に自動的に部品を実装するいわゆる表面実装機等にも適用されている。
この種のXYテーブルでは、各単軸ロボットの駆動モータに位置検出手段として例えばレゾルバが組込まれており、レゾルバを励磁したときの応答信号に基づいてテーブルのX軸方向およびY軸方向の位置制御が行われるようになっているが、例えば、駆動中に停電等が発生して電源が遮断されると、レゾルバに対する励磁電圧の供給が遮断されてモータの多回転にわたる回転絶対位置(基準位置からの回転数+1回転中の回転角)が検出できなくなる一方で、駆動モータが慣性により回転してしまい、その後の位置制御に支障をきたすという問題があった。そこで、この点を解決すべく例えば特許文献1に開示されるような位置検出装置が提案されている。
この装置は、主電源がオンの時にはレゾルバを正弦波励磁し、その誘起電圧の検出に基づいて駆動モータの絶対回転位置の検出を行う。そして、停電等により主電源がオフ(断電)されると、その時点の絶対回転位置に基づいて駆動モータの回転量(基準位置からの回転数)を演算して記憶する。そして、断電中は、バックアップ電源を使ってレゾルバをパルス励磁し、その誘起電圧の検出に基づいて駆動モータの回転変化量を検出し、記憶されている回転量を補正する。こうして主電源が復帰すると、レゾルバの出力に基づいて駆動モータの回転角を求め、この回転角と記憶されている回転量とから駆動モータの絶対回転位置を検出するように構成されている。
特開昭63−214617号公報
特許文献1に開示される位置検出装置によると、通電時にはレゾルバを正弦波励磁することによりレゾルバからの応答信号が滑らかな正弦波となるため精度良く回転絶対位置を検出することができ、また断電時にはパルス励磁することによりレゾルバからの応答信号を得るためバックアップ電源の消費を軽減することができるという利点がある。
ところが、上記のように断電(停電等)発生後にレゾルバをパルス励磁に切換えるため、レゾルバからの応答信号が間欠的な信号となり断電発生前後の該信号の連続性が失われるため、モータの回転量(補正値)に誤差が生じ易く、最終的に求められる絶対回転位置の信頼性が必ずしも高くないという欠点がある。そこで、励磁信号(パルス信号)のデユーディ比を大きくする、あるいは発信周期を短くすることも考えられるが、これではバックアップ電源の消費軽減効果が減殺されることとなり得策ではない。従って、この点を解決することが望まれる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであって、断電時におけるバックアップ電源の消費を軽減しながら、主電源復帰後に検出される回転絶対位置の信頼性を高めることを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の位置検出方法は、レゾルバが組付けられた回転軸の前記レゾルバを正弦波励磁することによりその出力である正弦波出力に基づいて前記回転軸の多回転にわたる回転絶対位置を検出しながら、主電源が遮断された断電時には、バックアップ電源を使って前記レゾルバをパルス励磁することによりその出力であるパルス出力に基づいて前記回転軸の回転量を検出し、主電源復帰後に、この回転量と前記正弦波出力に基づいて検出される回転軸の回転角とに基づいて前記回転絶対位置を検出する方法であって、レゾルバからの前記正弦波出力を所定周期でサンプルホールドすることにより前記回転軸の回転に対応した波形出力データを取得する一方、断電発生後は、レゾルバからの前記パルス出力をサンプルホールドすることにより前記回転軸の回転に対応した波形出力データを取得し、前記各出力データに基づいて断電発生前後の前記回転軸の回転量を連続的に検出することにより、この回転量と主電源復帰後に検出される前記回転角とに基づいて前記回転絶対位置を検出するようにしたものである(請求項1)。
また、本発明の位置検出装置は、レゾルバが組付けられた回転軸の前記レゾルバを正弦波励磁することによりその出力である正弦波出力に基づいて前記回転軸の多回転にわたる回転絶対位置を検出しながら、主電源が遮断された断電時には、バックアップ電源を使って前記レゾルバをパルス励磁することによりその出力であるパルス出力に基づいて前記回転軸の回転量を検出し、主電源復帰後に、この回転量と前記正弦波出力に基づいて検出される回転軸の回転角とに基づいて前記回転絶対位置を検出する装置であって、前記正弦波出力に基づいて前記回転軸の回転角を検出する回転角検出手段と、レゾルバからの前記正弦波出力を所定周期でサンプルホールドすることにより前記回転軸の回転に対応した波形出力データを生成する第1データ生成手段と、断電発生後、レゾルバからの前記パルス出力をサンプルホールドすることにより前記回転軸の回転に対応した波形出力データを生成する第2データ生成手段と、前記第1および第2データ生成手段により生成される波形出力データに基づいて断電発生前後にわたる前記回転軸の回転量を連続的に検出する回転量検出手段と、前記主電源の復帰後に前記回転角検出手段により検出される回転角と前記回転量検出手段により検出される回転量とに基づいて回転軸の前記回転絶対位置を検出する絶対位置検出手段とを備え、断電発生時には、少なくとも前記各データ生成手段および回転量検出手段を前記バックアップ電源によりバックアップするように構成されているものである(請求項2)。
この位置検出装置においては、前記断電の発生を検知する断電検知手段と、この断電検知手段による断電発生の検知に基づいて前記サンプルホールドのタイミングを切換える切換手段と、前記第1および第2データ生成手段である共通のデータ生成手段とを備えているのがより好ましい(請求項3)。
また、請求項2又は3に記載の位置検出装置においては、前記レゾルバを励磁する励磁手段を有し、この励磁手段が、断電発生後の前記パルス励磁の際には断電発生前の前記正弦波励磁に比べて振幅が小さい励磁電圧を前記レゾルバに印加するように構成されているのがより好ましい(請求項4)。
また、本発明は、一軸方向に往復移動可能に支持された可動部と、モータを駆動源として前記可動部を前記一軸方向に移動させる駆動機構と、前記モータに組込まれるレゾルバと、このレゾルバの出力に基づいて回転軸である前記モータの出力軸の多回転にわたる回転絶対位置を検出する位置検出装置とを備えた単軸ロボットにおいて、前記位置検出装置として請求項2乃至4の何れかに記載の位置検出装置を備えているものである(請求項5)。
また、本発明は、部品吸着用の一乃至複数のヘッドを備えたヘッドユニットを移動させるモータ駆動のロボットと、前記ロボットの作動により前記ヘッドユニットを移動させながら前記ヘッドにより部品供給部から電子部品を吸着して目的位置である実装作業位置にセットされた基板上に実装する表面実装機において、前記ロボットのモータにそれぞれ組込まれるレゾルバと、このレゾルバの出力に基づいて回転軸である前記モータの出力軸の多回転にわたる回転絶対位置を検出する位置検出装置と、前記ヘッドユニットを所望の位置に移動させるべく前記位置検出装置により求められる前記モータの回転絶対位置に基づいて前記ロボットを駆動制御する制御手段とを備え、さらに、前記位置検出装置として請求項2乃至4の何れかに記載の位置検出装置を備えているものである(請求項6)。
また、本発明は、部品吸着用の一乃至複数のヘッドを備えたヘッドユニットを移動させるモータ駆動のロボットと、前記ロボットの作動により前記ヘッドユニットを移動させながら前記ヘッドにより部品供給部から電子部品を吸着して目的位置である検査手段に移載して各種検査を行う部品試験装置において、前記ロボットのモータにそれぞれ組込まれるレゾルバと、このレゾルバの出力に基づいて回転軸である前記モータの出力軸の多回転にわたる回転絶対位置を検出する位置検出装置と、前記ヘッドユニットを所望の位置に移動させるべく前記位置検出装置により求められる前記モータの回転絶対位置に基づいて前記ロボットを駆動制御する制御手段とを備え、さらに、前記位置検出装置として請求項2乃至4の何れかに記載の位置検出装置を備えているものである(請求項7)。
また、本発明は、先端に作業用のヘッド部分を具備し、旋回可能に支持されるアームと、このアームを旋回駆動するモータと、このモータに組込まれるレゾルバと、このレゾルバの出力に基づいて回転軸である前記モータの出力軸の多回転にわたる回転絶対位置を検出する位置検出装置とを備え、前記回転絶対位置に基づき前記アームの旋回位置を検出するようにしたスカラ型ロボットにおいて、前記位置検出装置として請求項2乃至4の何れかに記載の位置検出装置を備えているものである(請求項8)。
本発明の位置検出方法(請求項1)によると、通常の通電時には、レゾルバを正弦波励磁することによりその正弦波出力に基づいて回転軸の回転絶対位置を検出するため高い精度で回転絶対位置を検出することができ、また、停電等の断電時には、レゾルバをパルス励磁するので、断電時の消費電力を軽減することができる。しかも、断電発生時の前後を通してレゾルバの出力をサンプルホールドすることによって回転軸の回転に対応した連続性のある波形出力データを取得し、このような波形出力データに基づいて断電発生前後の回転軸の回転量を連続的に検出するようにしているため、回転量を精度良く検出することができ、その結果、主電源復帰後の回転絶対位置をより精度良く検出できるようになる。従って、断電時の消費電力を軽減する一方で、主電源復帰後に検出される回転絶対位置の信頼性を高めることができる。
なお、請求項の記載において「正弦波励磁」とは、励磁信号(励磁電圧)として所定周波数の正弦波信号をレゾルバに与えて励磁することを意味し、「パルス励磁」とは、励磁信号(励磁電圧)として所定周波数のパルス信号をレゾルバに与えて励磁することを意味するものである。また、「回転角」とは、回転軸の1回転中における基準位置との角度差を意味し、「回転量」とは、同軸の基準位置からの多回転にわたる回転数を意味し、「回転絶対位置」とは、前記「回転量」に加えて「1回転中の回転角」まで特定した位置を意味するものである。さらに、「主電源復帰後」とは、主電源が遮断された後、通電状態に復帰する(又は復帰させる)ことを意味する。
一方、本発明の位置検出装置(請求項2)によると、通電時には、レゾルバからの正弦波出力に基づき回転軸の回転絶対位置が検出される一方で第1データ生成手段において回転軸の回転に対応した波形出力データが生成される。そして、停電等、断電状態が発生すると、レゾルバからのパルス出力に基づき、第2データ生成手段において回転軸の回転に対応した波形出力データが生成され、これら第1および第2データ生成手段により生成される出力データに基づき、回転量検出手段において前記回転軸の回転量が求められる。そして、主電源が復帰すると、回転量検出手段において求められた回転量と前記主電源の復帰後に前記回転角検出手段により検出される回転角とに基づいて回転軸の前記回転絶対位置が検出されることとなる。従って、この装置によると、請求項1に係る位置検出方法を良好に実施することができ、従って上記の効果、すなわち断電時の消費電力を軽減する一方で、主電源復帰後に検出される回転絶対位置の信頼性を高めるという効果を得ることができる。
この位置検出装置において、特に請求項3に係る構成によると、共通のデータ生成手段をつかって前記波形出力データを生成することができるため、装置構成を合理的に簡素化することができる。具体的には、通電時にはレゾルバからの正弦波出力のピーク値を一定周期でサンプルホールドする一方、断電後はレゾルバからのパルス出力のタイミングで該出力をサンプルホールドするように、断電の発生に同期してタイミング切換えを行うことにより、共通のデータ生成手段で前記波形出力データを生成することができる。
また、請求項4に係る構成によると、断電中の消費電力をより低く抑えることが可能となり、バックアップ電源を節約することができるようになる。
一方、本発明に係る単軸ロボット(請求項5)によると、上記のような位置検出装置を備えているので、停電等が生じた場合でも、主電源復帰後には出力軸の回転絶対位置を高い精度で検出することができる。従って、可動部に搭載される各種部材を目標位置に対してより精度良く移動させることが可能となる。しかも、断電時の消費電力を軽減することができるため、バックアップ電源(電池)を節約することもできる。
また、本発明に係る表面実装機(請求項6)および部品試験装置(請求項7)によると、ロボットを駆動するモータの出力軸の位置検出装置として上記のような位置検出装置を備えているため、停電等が生じた場合でも、主電源復帰後には出力軸の回転絶対位置を高い精度で検出することができる。従って、ヘッドユニットを目標位置に対してより精度良く移動させることが可能となる。しかも、断電時の消費電力を軽減することができるため、装置のバックアップ電源(電池)を節約することもできる。
また、本発明に係るスカラ型ロボット(請求項8)によると、アームを旋回駆動するモータの出力軸の位置検出装置として上記のような位置検出装置を備えているため、停電等が生じた場合でも、主電源復帰後には出力軸の回転絶対位置を高い精度で検出することができる。従って、アーム(ヘッド部分)を目標位置に対してより精度良く移動させることが可能となる。しかも、断電時の消費電力を軽減することができるため、装置のバックアップ電源(電池)を節約することもできる。
本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は本発明に係る表面実装機(本発明に係る位置検出方法・同装置が適用される表面実装機)を概略的に示している。同図に示すように表面実装機(以下、実装機と略す)の基台1上には、プリント基板搬送用のコンベア2が配置され、プリント基板3がこのコンベア2上を搬送されて所定の装着作業位置で停止されるようになっている。
上記コンベア2の両側には、部品供給部4が配置されている。これら部品供給部4には、多数列のテープフィーダー4aが設けられている。各テープフィーダー4aは、それぞれ、IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状のチップ部品を所定間隔おきに収納、保持したテープがリールから導出されるように構成されており、後述するヘッドユニット6により部品が取出されるに伴い間欠的に部品を繰り出すように構成されている。
上記基台1の上方には、部品装着用のヘッドユニット6が装備されている。このヘッドユニット6は、部品供給部4とプリント基板3が位置する部品装着部とにわたって移動可能とされ、X軸方向(コンベア2と平行な方向)及びY軸方向(コンベア2と直交する方向)に移動することができるようになっている。
すなわち、上記基台1上には、Y軸方向の固定レール7と、Y軸サーボモータ9により回転駆動されるボールねじ軸8とが配設され、上記固定レール7上にヘッドユニット支持部材11が配置され、この支持部材11に設けられたナット部分12が上記ボールねじ軸8に螺合している。また、上記支持部材11には、X軸方向のガイド部材13と、X軸サーボモータ15により駆動されるボールねじ軸14とが配設され、上記ガイド部材13にヘッドユニット6が移動可能に保持され、このヘッドユニット6に設けられたナット部分(図示せず)がボールねじ軸14に螺合している。そして、Y軸サーボモータ9の作動により上記支持部材11がY軸方向に移動するとともに、X軸サーボモータ15の作動によりヘッドユニット6が支持部材11に対してX軸方向に移動するようになっている。
また、Y軸サーボモータ9及びX軸サーボモータ15には、それぞれレゾルバ10,16が組込まれており、これらレゾルバ10,16からの出力に基づいて上記ヘッドユニット6の位置制御が行われるようになっている。
図示を省略するが、レゾルバ10,16は、例えばサーボモータ9,15の出力軸に固定される1相の励磁コイルを備えた回転子と、90°位相のずれた2相の出力コイルを備えた固定子とを有する1相励磁2相出力型のものであり、励磁コイルに励磁電圧(励磁信号)を与えることによって出力コイルに生じる誘起電圧、すなわち出力軸の回転角度位置に応じた誘起電圧を応答信号として後記コントローラに出力するようになっている。
ヘッドユニット6には部品装着用の複数の実装用ヘッド18が搭載されており、当実施形態では6本の実装用ヘッド18がX軸方向に等間隔で一列に並べて搭載されている。
実装用ヘッド18は、それぞれヘッドユニット6のフレームに対してZ軸方向の移動及びR軸(ノズル中心軸)回りの回転が可能とされ、サーボモータを駆動源とする昇降駆動手段および回転駆動手段により駆動されるようになっている。また、各実装用ヘッド18には、その先端(下端)に不図示の吸着ノズルが装着されており、図外の負圧供給手段から吸着ノズル先端に負圧が供給されることにより、この負圧による吸引力で部品を吸着するようになっている。
前記基台1上には、さらにヘッドユニット6による部品の吸着状態を画像認識するための撮像ユニット20が設けられている。撮像ユニット20は、例えばCCDラインセンサ有するカメラと多数のLEDを備えた照明装置とからなり、ヘッドユニット6が撮像ユニット20上を移動する間に、各実装用ヘッド18に吸着されている部品をその下側から撮像するように構成されている。
この実装機による基本的な実装動作は次の通りである。
実装動作が開始されると、まず、ヘッドユニット6が部品供給部4に移動して各実装用ヘッド18による部品の吸着が行われる。具体的には、実装用ヘッド18が対象となるテープフィーダー4aの上方に配置された後、実装用ヘッド18が昇降することによりテープ内の部品を吸着ノズルにより吸着した状態でテープフィーダー4aから取出す。
部品の吸着が完了すると、ヘッドユニット6が部品供給部4からプリント基板3上へ移動する。この移動途中、ヘッドユニット6が撮像ユニット20上を通過することにより各実装用ヘッド18に吸着された部品がそれぞれ撮像され、その画像に基づいて各実装用ヘッド18による部品の吸着状態(吸着誤差)が求められるとともに、この吸着誤差に基づいて目標位置の再設定が行われる。
そして、ヘッドユニット6がプリント基板3上に到達すると、各実装用ヘッド18の昇降に伴い最初の部品がプリント基板3上に実装され、以後、ヘッドユニット6が間欠的に実装位置に移動しながら順次残りの吸着部品をプリント基板3上に実装する。
こうして全ての部品がプリント基板3上に実装されると、ヘッドユニット6が部品供給部4上にリセットされ、以後、ヘッドユニット6が部品供給部4とプリント基板3との間を往復移動しながらプリント基板3上に所定数の部品が実装されることとなる。
上記のような実装機には、論理演算を実行する周知のCPU、そのCPUを制御する種々のプログラムなどを予め記憶するROMおよび装置動作中に種々のデータを一時的に記憶するRAM等から構成されるコントローラが設けられている。
図2は、このコントローラのうち本発明の主要部に対応する部分の構成、すなわちヘッドユニット6を駆動する前記サーボモータ9,15の回転位置検出を行う部分(以下、位置検出機能部分30という;本発明の位置検出装置)の構成をブロック図で示している。
同図に示すように位置検出機能部分30は、実装機の主電源がオンの状態(通電時という)でのみ作動する第1動作部32と、バックアップ電源66によりバックアップされて常時、すなわち通電時のみならず停電発生時等(断電時という)にも作動する第2動作部34とを有している。
第1動作部32は、正弦波励磁回路40、R/D(レゾルバ/デジタル)コンバータ42および波形整形回路44等を含んでいる。
正弦波励磁回路40は、レゾルバ10(16)に対する励磁信号として図3(a)に示すような所定周波数の正弦波信号を出力するもので、通電時には、後述する励磁切換回路52を介してこの励磁信号がレゾルバ10(16)の前記励磁コイルに与えられる。
R/Dコンバータ42は、レゾルバ10(16)から出力される応答信号に基づきサーボモータ9(15)の回転角θ(出力軸の回転角;出力軸の1回転中における基準位置との角度差)を求めて後記絶対位置検出回路36に出力するもので、通電時には、正弦波励磁回路40から出力される励磁信号により励磁(正弦励磁)されたレゾルバ10(16)からの正弦波出力(図3(b))に基づいて回転角θを求める。
波形整形回路44は、後記サンプルホールド回路60において応答信号をサンプルホールドするためのタイミング信号を生成するもので、正弦波励磁回路40から出力される励磁信号をパルス波形に変換し、励磁信号のうち特定周期のピーク値(絶対値)に同期するタイミングでパルス信号を出力する。具体的には、図3(c)に示すように、正弦波励磁したときにレゾルバ10(16)から出力される応答信号(正弦波出力)のピーク値でタイミング信号が出力され得るように前記励磁信号をパルス波形に変換する。
一方、第2動作部34は、絶対位置検出回路36,断電検知回路50,パルス励磁回路52,励磁切換回路54,タイミング切換回路56,振幅調整回路58,サンプルホールド回路60,コンパレータ62および回転量記憶回路64等を含んでいる。
絶対位置検出回路36は、前記R/Dコンバータ42から出力される回転角θと回転量記憶回路64から出力される回転量(出力軸の基準位置からの多回転にわたる回転数)とに基づいて現時点の出力軸の回転絶対位置(回転量に加えて出力軸1回転中の回転角まで特定した位置)を求めるもので、当実装機は、ここで求められた回転絶対位置に基づいて前記サーボモータ9,15が駆動制御される。なお、当実施形態では、前記R/Dコンバータ42により本発明の回転角検出手段が構成されるとともに、絶対位置検出回路36により本発明の絶対位置検出手段が構成されている。
断電検知回路50(断電検知手段)は、断線や停電等の断電状態を検知して検知信号を出力するもので、例えば図5(a)(b)に示すように、停電等の発生により主電源(コントローラの制御電源)の電圧が所定値Vsまで降下すると、その時点でパルス励磁回路52およびタイミング切換回路56に対して検知信号を出力する。
パルス励磁回路52は、レゾルバ10(16)に対する励磁信号として図4(a)に示すようなパルス波を出力するもので、断電時には、励磁切換回路52を介してこの励磁信号がレゾルバ10(16)の前記励磁コイルに与えられる。なお、パルス励磁回路52は、正弦波励磁回路40から出力される励磁信号に比べて充分に振幅が小さい信号を前記レゾルバ10(16)に出力するように構成されている。
励磁切換回路54は、レゾルバ10(16)に与える励磁信号を切換えるもので、通電時は正弦波励磁回路40から出力される正弦波の励磁信号をレゾルバ10(16)に与え、断電時には、すなわち断電検知回路50からの断電検知信号が入力された時には、パルス励磁回路52から出力されるパルス波の励磁信号をレゾルバ10(16)に与える。つまり、当実施形態では、上記正弦波励磁回路40、パルス励磁回路52およびこの励磁切換回路54により本発明の励磁手段が構成されている。
タイミング切換回路56(切換手段)は、サンプルホールド回路60における応答信号のサンプルホールドタイミングを切換えるもので、通電時は波形整形回路44から出力されるタイミング信号をそのままサンプルホールド回路60に出力し、断電時には、パルス励磁回路52から出力される励磁信号に同期したタイミング、具体的には、図4(c)に示すように、パルス励磁したときにレゾルバ10(16)から出力される応答信号(パルス出力)がピーク値となるタイミングの信号を生成してサンプルホールド回路60に出力する。
振幅調整回路58は、レゾルバ10(16)からの応答信号のうち、例えば断電時のパルス出力を、通電時の正弦波出力を基準にして振幅調整するものである。つまり、上記の通り、断電時には通電時に比べて振幅の小さい励磁信号がレゾルバ10(16)に与えられるため、これに伴い断電時の応答信号の振幅もその分だけ通電時に比べて小さくなる。振幅調整回路58では、このような断電時の応答信号の振幅が通電時と等価となるように振幅調整して出力する。なお、振幅調整回路58は、通電時にはレゾルバ10(16)からの応答信号をそのままサンプルホールド回路60に出力するようになっている。
サンプルホールド回路60は、振幅調整回路58を経たレゾルバ10(16)からの応答信号(誘起電圧)をタイミング切換回路56からのタイミング信号に応じてサンプルホールドするものである。具体的に説明すると、通電時には、図3(c)に示すように、波形整形回路44から出力されるタイミング信号に基づいてレゾルバ10(16)からの応答信号をサンプルホールドし、断電時には、図4(c)に示すように、タイミング切換回路56で生成されたタイミング信号に基づいて前記応答信号をサンプルホールドする。
コンパレータ62は、サンプルホールド回路60でサンプルホールドされたデータ(波形出力データ)に所定の閾値を設定して当該データを2値化し、サンプルホールドされたデータを出力軸の回転量検出に適した矩形波データに変換して出力するものである。
回転量記憶回路64は、コンパレータ62で生成された矩形波データに基づいて出力軸の回転量を演算し、その結果をCPU36に出力するものである。
なお、当実施形態では、上記サンプルホールド回路60により本発明のデータ生成手段(第1および第2データ生成手段を兼ねる共通のデータ生成手段)が、上記コンパレータ62および回転量記憶回路64により本発明の回転量検出手段がそれぞれ構成されている。
以上のような位置検出機能部分30の構成によると、サーボモータ9,15による回転絶対位置の検出は次のようにして行われる。以下、図6を参照しつつ説明する。なお、図6は、縦軸に電圧を、横軸に時間をとり、(イ)レゾルバ10(16)に与えられる励磁信号、(ロ)レゾルバ10(16)からの応答信号、(ハ)サンプルホールド後の応答信号、(ニ)サンプルホールド後の応答信号を2値化して得られる矩形波データをそれぞれ示したもので、時点t0は、断電検知回路50により断電発生が検知された時点を示している。
まず、通電時(時点t0以前)では、第1動作部32および第2動作部34は、共に主電源による電力供給を受けて作動しており、正弦波励磁回路40からの励磁信号(正弦波信号;図6(イ))がレゾルバ10(16)に与えられる。これによりレゾルバ10(16)が正弦波励磁され、その応答信号(正弦波出力;図6(ロ))がR/Dコンバータ42に出力されて出力軸の回転角θが求められる。
また、これと並行して、レゾルバ10(16)からの応答信号が振幅調整回路58を経てサンプルホールド回路60に出力され、図6(ハ)に示すような正弦波データが生成され、さらにこのデータに基づきコンパレータ62で図6(二)に示すような矩形波データが生成され、この矩形波データから回転量記憶回路64において出力軸の回転量が求められる。
そして、R/Dコンバータ42で求められた出力軸の回転角θと、回転量記憶回路64で求められた回転量とに基づき、絶対位置検出回路36においてサーボモータ9,15(出力軸)の回転絶対位置が求められる。
こうして通電中は、上記のようにして絶対位置検出回路36で求められた回転絶対位置に基づいて前記サーボモータ9,15が駆動制御されることとなる。
このようなサーボモータ9,15の駆動制御状態において、例えば停電等、断電状態が発生すると、主電源からの電力供給が遮断されて位置検出機能部分30のうち第1動作部32が停止するものの、第2動作部34はバックアップ電源66によりバックアップされて継続的に作動する。
断電が発生すると(時点t0以後)、励磁切換回路54の切換えにより、パルス励磁回路52からの励磁信号(パルス信号;図6(イ))がレゾルバ10(16)に与えられる。これによりレゾルバ10(16)がパルス励磁され、その応答信号(パルス出力;図6(ロ))が振幅調整回路58に出力される。そして、この応答信号が振幅調整回路58で波形整形された後、サンプルホールド回路60に出力されて波形出力データが生成され(図6(ハ))、さらにこのデータに基づきコンパレータ62で矩形波データ(図6(ニ))が生成され、この矩形波データから回転量記憶回路64において出力軸の回転量が求められる。
そして、主電源が復帰すると、回転量記憶回路64で求められる回転量と主電源復帰後にR/Dコンバータ42で求められる出力軸の回転角θとに基づき、絶対位置検出回路36においてサーボモータ9,15(出力軸)の回転絶対位置が求められる。
以上のような実装機によると、ヘッドユニット6を駆動する前記サーボモータ9,15の位置検出に関し、通常の通電時には、レゾルバを正弦波励磁することによりその正弦波出力に基づいてサーボモータ9,15(出力軸)の回転絶対位置を検出するため高い精度で回転絶対位置を検出することができる。しかも、断電発生時(図6の時点t0)の前後を通してレゾルバ10(16)からの応答信号を連続的にサンプルホールドすることにより図6(ハ)に示すように出力軸の回転に対応した連続性のある波形出力データを取得し、さらにこの波形出力データをコンパレータ62で2値化して回転量を検出することにより出力軸の回転量を連続的に検出するようにしているため、主電源復帰後の回転絶対位置をより精度良く検出できる。すなわち、このように断電発生時の前後を通じて出力軸の回転量を途切れることなく検出することによって誤差を伴うことなく回転量を正確に検出することが可能となる。そのため、例えば従来技術で説明した特許文献1のように、断電時に記憶した回転量を断電後のレゾルバからの応答信号(パルス出力)に基づいて補正する方法と比べると、検出される回転量の精度が高いものとなる。従って、主電源復帰後のサーボモータ9,15の回転絶対位置をより精度良く検出することができるようになる。
その上、断電時には、レゾルバ10(16)をパルス励磁することによりそのパルス出力に基づいて回転絶対位置を検出するため、断電時の消費電力(バックアップ電源66の消費)も軽減することもできる。
従って、上記実装機によると、断電時の消費電力を軽減する一方で、主電源復帰(再起動)後のヘッドユニット6の位置制御をより精度良く行うことができるようになる。
なお、上記実施形態中では詳しく説明していないが、図1および図2に示す表面実装機では、上記のようにヘッドユニット支持部材11にX軸方向のガイド部材13とX軸サーボモータ15により駆動されるボールねじ軸14とが配設され、ガイド部材13にヘッドユニット6が移動可能に保持され、このヘッドユニット6に設けられたナット部分がボールねじ軸14に螺合することにより、X軸サーボモータ15の作動によりヘッドユニット6が支持部材11に対してX軸方向に移動するようになっており、従って、上記実施形態では、これら支持部材11等により本発明の単軸ロボットも構成されることとなる。つまり、ヘッドユニット6により単軸ロボットの可動部が、支持部材11、ガイド部材13、ボールねじ軸14、X軸サーボモータ15により駆動機構が、コントローラの前記位置検出機能部分30により本発明の位置検出装置がそれぞれ構成されることとなる。
ところで、以上説明した実装機は、本発明に係る表面実装機(本発明に係る位置検出方法・同装置が適用される表面実装機)の一形態であって、その具体的な構成、位置検出方法・同装置の具体的な構成は本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、実施形態では、コントローラの位置検出機能部分30のうち第2動作部34にのみサンプルホールド回路60,コンパレータ62および回転量記憶回路64を設け、タイミング切換回路56によってサンプルホールドのタイミングを切換えることによって通電時も断電時も共通の回路60等を使って出力軸の回転量を検出するように構成しているが、勿論、第1動作部32に別途独立のサンプルホールド回路等を設け、この第1動作部32に設けたサンプルホールド回路等により通電時の出力軸の回転量を検出するように構成してもよい(この場合には、第1動作部32のサンプルホールド回路により本発明の第1データ生成手段が構成され、第2動作部34のサンプルホールド回路60により本発明の第2データ生成手段が構成される)。つまり、通電時の出力軸の回転量と断電時の出力軸の回転量とを別個独立の回路で検出するように構成してもよい。しかし、実施形態のように、第2動作部34のサンプルホールド回路60等を共用する構成によれば、コントローラ(位置検出機能部分30)の構成を合理的に簡素化することができるという利点がある。
また、実施形態のコントローラ(位置検出機能部分30)では、パルス励磁回路52は、正弦波励磁回路40から出力される励磁信号に比べて振幅(電圧)が小さい励磁信号を前記レゾルバ10(16)に出力するように構成されているが、勿論、正弦波励磁回路40から出力される励磁信号と同等、あるいはそれ以上の振幅の信号であってもよい。但し、実施形態の構成によれば、断電中の消費電力を低く抑えることが可能となるため、バックアップ電源66をより節約することができるという利点がある。
また、実施形態の断電検知回路50は、主電源の電圧が所定値Vsまで降下すると、その時点で検知信号を出力するようになっているが(図5(a)(b)参照)、断電の検知方法はこれ以外の方法であってもよく、例えば図7(a)(b)に示すように、正弦波励磁回路40から出力される励磁信号の振幅(電圧)が所定値VDsまで降下してから一定時間(t)経過することにより断電を検知するように構成してもよい。あるいは、断電検知の確実性を高めるために、図5および図7に示した検知方法の双方を採用し、主電源の電圧が所定値Vsとなる時点又は上記一定時間(t)が経過する時点のいずれか遅い時点で検知信号を出力するように構成してもよい。
また、実施形態のコントローラ(位置検出機能部分30)では、絶対位置検出回路36を第2作動部34に設けているが、例えば第1作動部32に設けるように構成してもよい。この場合、R/Dコンバータと絶対位置検出回路36とをCPUにより一体に構成することもできる。
また、上記実施形態では、本発明を表面実装機に適用した例であるが、例えば、本発明は、ICチップ等の電子部品を検査する部品試験装置に適用することも可能である。
図8は、本発明に係る部品試験装置(本発明に係る位置検出方法・同装置が適用される部品試験装置)を示す平面図である。
図8に示すように、部品試験装置70の基台71には、ベアチップがダイシングされた状態のウェハWaを上下多段に収納したカセット72を装着可能なカセット設置部73が設けられている。このカセット設置部73に装着されたカセット72は、図略の搬送機構により基台71に形成された開口部74の下方位置に搬送され、この位置でベアチップがヘッド75によって取上げられる。ヘッド75は、基台71上でY軸方向に延びるレール76に沿って、上記開口部74から部品待機部77までベアチップを搬送するようになっている。
部品待機部77は、基台71上でX軸方向に延びる一対のレール78の間に配置されており、この部品待機部77に搬送されたベアチップが、各レール78に沿って駆動する一対のヘッドユニット79、80により基台71上の検査ソケット81まで搬送され、所定の検査が実行されることとなる。なお、ヘッドユニット79(80)には、ベアチップを吸着可能な2つの検査用ヘッド79a(81a)が並べて設けられている。
そして、検査ソケット81における検査の結果、不良品であると判定されたベアチップは、各ヘッドユニット79、80により不良品回収部88の不良品用トレイ89に搬送される一方、良品であると判定されたベアチップは、各ヘッドユニット79、80により基台71上の部品収納部90まで搬送されるとともに、この部品収納部90において、テープフィーダー用のベーステープ91内に収容され、このベーステープ91に図略のカバーテープが張付けられることとなる。
なお、不良品回収部88の不良品用トレイ89が満載状態になると、そのトレイ89が図外のトレイ移動機構によりトレイ排出部92に移送されるとともに、不良品回収部88に隣接したトレイ待機部93にあるトレイ94がヘッドユニット79、80により不良品回収部88に移送され、かつ、図外のトレイ移動機構によりトレイ待機部83に空トレイ載置部85から空トレイが移送されるようになっている。
このような部品試験装置において、前記ヘッド75およびヘッドユニット79,80は、モータを駆動源とするボールネジ機構によりレール76、78に沿ってそれぞれ移動するように構成されており、前記モータに組み込まれるレゾルバからの応答信号に基づいて該モータの回転絶対位置が検出されることによりヘッド75およびヘッドユニット79,80の位置制御が行われるように構成されている。そして、この部品試験装置を統括的に制御するコントローラに、前記モータの位置検出を行う部分として上記実施形態の表面実装機と同様の位置検出機能部分(図2参照)が設けられ、この位置検出機能部によりヘッド75およびヘッドユニット79,80をそれぞれ駆動する前記モータの回転絶対位置の検出が行われるようになっている。
このような部品試験装置によると、ヘッド75およびヘッドユニット79,80をそれぞれ駆動するモータの回転絶対位置の検出に関し、断電時の消費電力を軽減しながら検出値(回転絶対位置)の信頼性を高めることができ、従って、ヘッド75等の位置制御、特に、断電発生後、再起動してからのヘッド75等の位置制御をより精度良く行うことが可能となる。
また、上記実施形態では、本発明を表面実装機に適用した例であるが、例えば、本発明は、いわゆる単軸ロボットに適用することも可能である。
図9は、本発明に係る単軸ロボット(本発明に係る位置検出方法・同装置が適用される単軸ロボット)を断面図で概略的に示している。
この図に示すように、単軸ロボット101は、ベース102及びカバー103等から構成される一軸方向に細長のケーシングを有し、このケーシングに可動部材104を移動可能に備えるとともに、ケーシング内に設けられた駆動機構105により可動部材104を駆動するように構成されている。
駆動機構105は、上記ベース102上に固定されて一軸方向に延びるガイドレール110と、このガイドレール110と平行に延びて上記ベース102に回転自在に支持されるボールねじ軸111と、このボールねじ軸111を回転駆動するモータ112とを有しており、上記可動部材104が上記ガイドレール110に移動可能に装着されるとともに、可動部材104に一体に内蔵されたナット部材104aが上記ボールねじ軸111に螺合装着されている。そして、駆動源であるモータ112により回転軸であるボールねじ軸111が正逆回転駆動されると、これに応じて可動部材104がガイドレール110に沿って一軸方向に移動するように構成されている。なお、可動部材104には、上記ケーシングに形成されたスリット103aから外部に露出する取付部104bが設けられており、この取付部104bに各種作業用部材が装着されるようになっている。
上記駆動機構105においてボールねじ軸111は、同図に示すように前後両端部分(左右両端部分)がベース102に固定された支持台114,115にベアリング116,117を介して回転自在に支持されている。ボールねじ軸111の後端は、支持台115よりも更に後方に延設されており、この延設部分111aに上記モータ112が組付けられている。
モータ112は、モータ本体部122とレゾルバ124とを有している。モータ本体部122は、ステータ122aとロータ122bとからなり、ロータ122bは、キー118を介してボールねじ軸111の延設部分111aに相対回転不能な状態で一体に結合されている。一方、ステータ122aは、上記ロータ122bに対向するように該ロータの外側に配置されてモータ112のフレーム部材120に固定されている。このフレーム部材120は、ベース102に固定されて上記カバー103等と協働して上記ケーシングを形成するように構成されているとともに、ボールねじ軸111の前側に向かって開口する中空部を有しており、上記ステータ122aは、この中空部の内壁部分に固定されている。なお、フレーム部材120の奥端部(同図では左側端部)にはベアリング126が配設されており、上記ボールねじ軸111の端部(延設部分11aの端部)がこのベアリング126を介してフレーム部材120に回転可能に支持されている。
レゾルバ124は、例えば上記実施形態のものと同様の1相励磁2相出力型のものであり、ボールねじ軸111の延設部分111aに固定される1相の励磁コイルを備えた回転子124bと、90°位相のずれた2相の出力コイルを備えた固定子124aとを有している。そして、上記励磁コイルに励磁電圧(励磁信号)が与えられることによって出力コイルに生じる誘起電圧、すなわち出力軸の回転角度位置に応じた誘起電圧を応答信号として出力するようになっている。
そして、前記モータ122のコントローラに、前記モータの回転位置検出を行う部分として上述した実施形態の表面実装機と同様の位置検出機能部分(図3参照)が設けられ、この位置検出機能部により前記モータ122の回転絶対位置の検出が行われるようになっている。
このような単軸ロボットによると、可動部材104を駆動するモータの回転絶対位置の検出に関し、断電時の消費電力を軽減しながら検出値(回転絶対位置)の信頼性を高めることができ、従って、可動部材104に取付られる作業用部材の位置制御、特に、停電等の断電発生後、主電源が復帰(再起動)してからのヘッド75等の位置制御をより精度良く行うことが可能となる。
さらに本発明は、いわゆるスカラ型ロボットに適用することも可能である。
図10は、本発明に係るスカラ型ロボット(本発明に係る位置検出方法・同装置が適用されるスカラ型ロボット)を概略的に示している。
この図に示すスカラ型ロボットは、円筒状に形成された中空の基台201と、水平関節型のアーム202と、このアーム202の先端部に装備された作業用のヘッド部分203とで構成されている。上記アーム202は、図示の例では第1アーム202aと第2アーム202bとからなり、第1アーム202aの基端部が垂直な回動軸である第1軸204を介して上記基台201に回動自在に連結されるとともに、この第1アーム202aの先端部に第2アーム202bの基端部が、垂直な回動軸である第2軸205を介して回動自在に連結されている。また、第2アーム202bの先端部には垂直方向の作動軸206が昇降及び旋回可能に設けられ、この作動軸206の下端に上記ヘッド部分203が設けられており、このヘッド部分203に作業用部材を取付け得るようになっている。
上記基台201の内部には第1軸モータ210が装備され、このモータ210によって第1軸204が回動されることにより第1アーム202aが旋回するようになっている。また、上記第2アーム202b上にはハウジング207が設けられ、このハウジング207内に図外の第2軸モータ、Z軸モータ及びR軸モータが配置され、第2軸モータによって第2軸205が駆動されることにより第2アーム202bが第1アーム202aに対して旋回するとともに、Z軸モータ及びR軸モータの駆動によって作動軸206の昇降及び回転が行なわれるようになっている。
上記基台201の側部には配線、配管用の小室208が連設され、この小室208と上記ハウジング207との間には、電気配線やエアー等の配管を内部に通した可撓性パイプ209が接続されている。
基台201の内部に配置される第1軸モータ210は、回転軸である出力軸が上向きとなるように配置されたモータ本体部分211と、その下端部に組付けられるレゾルバ212とを有しており、上記モータ本体部分211の出力軸が減速機213を介して上記第1軸204に連結されている。レゾルバ222は、例えば上記実施形態のものと同様の1相励磁2相出力型のものであり、図示を省略するが、モータ本体部分の出力に固定される1相の励磁コイルを備えた回転子と、90°位相のずれた2相の出力コイルを有し、モータ本体部分のボディに固定される固定子とを有している。そして、上記励磁コイルに励磁電圧(励磁信号)が与えられることによって出力コイルに生じる誘起電圧、すなわち出力軸の回転角度位置に応じた誘起電圧を応答信号として出力するようになっている。
なお、基台201の内部に配置される第1軸モータ210は、第2アーム202bに搭載される第2軸モータも第1軸モータ210と同様にモータ本体部分とレゾルバとを有しており、モータ本体部分の出力軸が減速機を介して第2軸205に連結されている。
そして、上記1軸モータ210および第2軸モータのコントローラに、前記各モータの回転位置検出を行う部分として上述した実施形態の表面実装機と同様の位置検出機能部分(図3参照)が設けられ、この位置検出機能部により前記モータ210の回転絶対位置の検出が行われるようになっている。
このようなスカラ型ロボットによると、アーム202を駆動するモータ210等の回転絶対位置の検出に関し、断電時の消費電力を軽減しながら検出値(回転絶対位置)の信頼性を高めることができ、従って、上記ヘッド部分203に取付られる作業用部材の位置制御、特に、停電等の断電発生後、主電源が復帰(再起動)してからの位置制御をより精度良く行うことが可能となる。
本発明に係る表面実装機(本発明に係る位置検出方法・同装置が適用される表面実装機)を示す平面図である。 表面実装機のコントローラに含まれる機能構成のうち、ヘッドユニットを駆動するためのサーボモータの位置検出を行う部分(位置検出機能部分)を示すブロック図である。 サーボモータの回転絶対位置を検出するための各種信号を示す図(主電源から電力供給を受けているとき状態(通電時))で、(a)はレゾルバに与えられる励磁信号、(b)はレゾルバからの応答信号、(c)はレゾルバからの応答信号をサンプルホールドするためのタイミング信号、(d)レゾルバからの応答信号がサンプルホールドされることにより生成される波形データ信号をそれぞれ示している。 サーボモータの回転絶対位置を検出するための各種信号を示す図(主電源からの力供給が遮断された状態(断電時))で、(a)はレゾルバに与えられる励磁信号、(b)はレゾルバからの応答信号、(c)はレゾルバからの応答信号をサンプルホールドするためのタイミング信号、(d)レゾルバからの応答信号がサンプルホールドされることにより生成される波形データ信号をそれぞれ示している。 断電検知回路による断電の発生検知方法を説明する図である。 サーボモータの回転絶対位置を検出するための各種信号を示す図で、(イ)はレゾルバに与えられる励磁信号、(ロ)はレゾルバからの応答信号、(ハ)応答信号をサンプルホールドすることにより生成された波形データ信号、(二)は(ハ)の波形データを二値化することにより得られる矩形波データをそれぞれ示している。 断電検知回路による断電の発生検知方法を説明する図である。 本発明に係る部品試験装置(本発明に係る位置検出方法・同装置が適用される部品試験装置)を示す平面図である。 本発明に係る単軸ロボット(本発明に係る位置検出方法・同装置が適用される単軸ロボット)を示す平面図である。 本発明に係るスカラ型ロボット(本発明に係る位置検出方法・同装置が適用されるスカラ型ロボット)を示す平面図である。
符号の説明
9,15 サーボモータ
10,16 レゾルバ
30 位置検出機能部分
32 第1動作部
34 第2動作部
36 絶対位置検出回路
42 R/Dコンバータ
40 正弦波励磁回路
44 波形整形回路
50 断電検出回路
54 励磁切換回路
56 タイミング切換回路
58 振幅調整回路
60 サンプルホールド回路
62 コンパレータ
64 回転量記憶回路

Claims (8)

  1. レゾルバが組付けられた回転軸の前記レゾルバを正弦波励磁することによりその出力である正弦波出力に基づいて前記回転軸の多回転にわたる回転絶対位置を検出しながら、主電源が遮断された断電時には、バックアップ電源を使って前記レゾルバをパルス励磁することによりその出力であるパルス出力に基づいて前記回転軸の回転量を検出し、主電源復帰後に、この回転量と前記正弦波出力に基づいて検出される回転軸の回転角とに基づいて前記回転絶対位置を検出する方法であって、
    レゾルバからの前記正弦波出力を所定周期でサンプルホールドすることにより前記回転軸の回転に対応した波形出力データを取得する一方、断電発生後は、レゾルバからの前記パルス出力をサンプルホールドすることにより前記回転軸の回転に対応した波形出力データを取得し、前記各出力データに基づいて断電発生前後の前記回転軸の回転量を連続的に検出することにより、この回転量と主電源復帰後に検出される前記回転角とに基づいて前記回転絶対位置を検出することを特徴とする位置検出方法。
  2. レゾルバが組付けられた回転軸の前記レゾルバを正弦波励磁することによりその出力である正弦波出力に基づいて前記回転軸の多回転にわたる回転絶対位置を検出しながら、主電源が遮断された断電時には、バックアップ電源を使って前記レゾルバをパルス励磁することによりその出力であるパルス出力に基づいて前記回転軸の回転量を検出し、主電源復帰後に、この回転量と前記正弦波出力に基づいて検出される回転軸の回転角とに基づいて前記回転絶対位置を検出する装置であって、
    前記正弦波出力に基づいて前記回転軸の回転角を検出する回転角検出手段と、
    レゾルバからの前記正弦波出力を所定周期でサンプルホールドすることにより前記回転軸の回転に対応した波形出力データを生成する第1データ生成手段と、
    断電発生後、レゾルバからの前記パルス出力をサンプルホールドすることにより前記回転軸の回転に対応した波形出力データを生成する第2データ生成手段と、
    前記第1および第2データ生成手段により生成される波形出力データに基づいて断電発生前後にわたる前記回転軸の回転量を連続的に検出する回転量検出手段と、
    前記主電源の復帰後に前記回転角検出手段により検出される回転角と前記回転量検出手段により検出される回転量とに基づいて回転軸の前記回転絶対位置を検出する絶対位置検出手段とを備え、
    断電発生時には、少なくとも前記各データ生成手段および回転量検出手段を前記バックアップ電源によりバックアップするように構成されていることを特徴とする位置検出装置。
  3. 請求項2に記載の位置検出装置において、
    前記断電の発生を検知する断電検知手段と、
    この断電検知手段による断電発生の検知に基づいて前記サンプルホールドのタイミングを切換える切換手段と、
    前記第1および第2データ生成手段である共通のデータ生成手段と
    を備えていることを特徴とする位置検出装置。
  4. 請求項2又は3に記載の位置検出装置において、
    前記レゾルバを励磁する励磁手段を有し、この励磁手段は、断電発生後の前記パルス励磁の際には断電発生前の前記正弦波励磁に比べて振幅が小さい励磁電圧を前記レゾルバに印加する
    ことを特徴とする位置検出装置。
  5. 一軸方向に往復移動可能に支持された可動部と、モータを駆動源として前記可動部を前記一軸方向に移動させる駆動機構と、前記モータに組込まれるレゾルバと、このレゾルバの出力に基づいて回転軸である前記モータの出力軸の多回転にわたる回転絶対位置を検出する位置検出装置とを備えた単軸ロボットにおいて、
    前記位置検出装置として請求項2乃至4の何れかに記載の位置検出装置を備えていることを特徴とする単軸ロボット。
  6. 部品吸着用の一乃至複数のヘッドを備えたヘッドユニットを移動させるモータ駆動のロボットと、前記ロボットの作動により前記ヘッドユニットを移動させながら前記ヘッドにより部品供給部から電子部品を吸着して目的位置である実装作業位置にセットされた基板上に実装する表面実装機において、
    前記ロボットのモータにそれぞれ組込まれるレゾルバと、
    このレゾルバの出力に基づいて回転軸である前記モータの出力軸の多回転にわたる回転絶対位置を検出する位置検出装置と、
    前記ヘッドユニットを所望の位置に移動させるべく前記位置検出装置により求められる前記モータの回転絶対位置に基づいて前記ロボットを駆動制御する制御手段とを備え、さらに、
    前記位置検出装置として請求項2乃至4の何れかに記載の位置検出装置を備えていることを特徴とする表面実装機。
  7. 部品吸着用の一乃至複数のヘッドを備えたヘッドユニットを移動させるモータ駆動のロボットと、前記ロボットの作動により前記ヘッドユニットを移動させながら前記ヘッドにより部品供給部から電子部品を吸着して目的位置である検査手段に移載して各種検査を行う部品試験装置において、
    前記ロボットのモータにそれぞれ組込まれるレゾルバと、
    このレゾルバの出力に基づいて回転軸である前記モータの出力軸の多回転にわたる回転絶対位置を検出する位置検出装置と、
    前記ヘッドユニットを所望の位置に移動させるべく前記位置検出装置により求められる前記モータの回転絶対位置に基づいて前記ロボットを駆動制御する制御手段とを備え、さらに、
    前記位置検出装置として請求項2乃至4の何れかに記載の位置検出装置を備えていることを特徴とする部品試験装置。
  8. 先端に作業用のヘッド部分を具備し、旋回可能に支持されるアームと、このアームを旋回駆動するモータと、このモータに組込まれるレゾルバと、このレゾルバの出力に基づいて回転軸である前記モータの出力軸の多回転にわたる回転絶対位置を検出する位置検出装置とを備え、前記回転絶対位置に基づき前記アームの旋回位置を検出するようにしたスカラ型ロボットにおいて、
    前記位置検出装置として請求項2乃至4の何れかに記載の位置検出装置を備えていることを特徴とするスカラ型ロボット。
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