JP2005138962A - 荷役車両 - Google Patents

荷役車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2005138962A
JP2005138962A JP2003377746A JP2003377746A JP2005138962A JP 2005138962 A JP2005138962 A JP 2005138962A JP 2003377746 A JP2003377746 A JP 2003377746A JP 2003377746 A JP2003377746 A JP 2003377746A JP 2005138962 A JP2005138962 A JP 2005138962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
counterweight
cargo handling
weight
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003377746A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4388345B2 (ja
Inventor
Yuji Mori
優治 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2003377746A priority Critical patent/JP4388345B2/ja
Publication of JP2005138962A publication Critical patent/JP2005138962A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4388345B2 publication Critical patent/JP4388345B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Jib Cranes (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】 カウンタウエイトの重量を確実に支持し、また、カウンタウエイト移動機構の性能向上などを図ることができるリーチスタッカなどの荷役車両を提供する。
【解決手段】 カウンタウエイト5Aと車両本体後部4aとの間に設けたウエイト移動装置21と、油圧シリンダ18とによってカウンタウエイトを移動可能とする。ウエイト移動装置としてはレール22とローラ23の他、レールとスライド部材、ラックとピニオンなどでもよい。カウンタウエイトを自動で後方移動させる場合には、コントローラにより、昇降装置を短時間だけ作動させてコンテナの持上げ動作を行わせ、このときにロードセンサによって検出される後輪の軸重検出値が所定値よりも小さい場合には油圧シリンダを作動させてカウンタウエイトを後方側へ移動させるという処理を、軸重検出値が所定値以上となるまで繰り返し、その後、昇降装置によるコンテナの持上げ動作を続行させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は例えばコンテナを吊り下げるスプレッダを昇降装置を介して装備したフォークリフトやコンテナキャリア(リーチスタッカ)等の荷役車両に関する。
港湾などでは、コンテナの運搬などを行うために例えばコンテナを吊り下げるスプレッダをマストやブーム等の昇降装置を介して装備したフォークリフトやコンテナキャリア(リーチスタッカ)等の荷役車両が用いられている。これらの荷役車両では、コンテナ等の荷物を車両本体の前方側において昇降するため、この昇降時に前記荷物との重量バランスをとるためのカウンタウエイトが、車両本体の後部に搭載されている。
実開平5−85789号公報
上記のような荷役車両において、積載重量(荷役可能な荷物の重量)を増加さる方法としては、カウンタウエイトの質量を大きくする方法や、カウンタウエイトを車両重心位置から遠い位置に配置する方法がある。しかし、これらの方法では、荷役車両の質量や寸法が大きくなるため、荷役車両の旋回半径が大きくなるなど、取り回しが悪化する上、軸重の増加によりタイヤへの負荷が大きくなる。
この点、上記の特許文献1には自走型建設機械に可動式カウンタウエイト装置を備えるという技術が開示されている。しかしながら、この可動式カウンタウエイト装置はカウンタウエイトを油圧シリンダで吊り下げる構成のものであるため、例えばコンテナの荷役作業を行うリーチスタッカなどの大型の荷役車両に搭載される非常に質量の大きいカウンタウエイトに対しては、その重量を支持することが難しい。
従って本発明は上記の事情に鑑み、カウンタウエイトを移動可能にして積載重量の向上を図り、且つ、カウンタウエイトの重量を確実に支持することができ、また、カウンタウエイト移動機構の性能向上などを図ることができるリーチスタッカなどの荷役車両を提供することを課題とする。
上記課題を解決する第1発明の荷役車両は、車両本体と、前記車両本体に搭載されて前記車両本体の前方側で荷物を昇降する昇降手段と、前記車両本体の後部に搭載されたカウンタウエイトとを有する荷役車両において、
前記カウンタウエイトの下面側に配設されて前記車両本体の後部と前記カウンタウエイトとの間に位置し、前記カウンタウエイトを車両前後方向に移動自在に支持するウエイト移動手段と、
前記車両本体に搭載され、前記カウンタウエイトを車両前後方向に駆動するウエイト駆動手段とを有することを特徴とする。
また、第2発明の荷役車両は、第1発明の荷役車両において、
前記ウエイト駆動手段は車両前後方向に伸縮する油圧シリンダであり、
前記カウンタウエイトの下面側の車幅方向中央部に車両前後方向に沿い且つ前記カウンタウエイトの前面側が開口した凹部を形成して、この凹部内に前記油圧シリンダを配設したことを特徴とする。
また、第3発明の荷役車両は、第1発明の荷役車両において、
前記ウエイト駆動手段は車両前後方向に伸縮する油圧シリンダであり、
この油圧シリンダを、前記カウンタウエイトの上方側に配設したことを特徴とする。
また、第4発明の荷役車両は、第1発明の荷役車両において、
前記カウンタウエイトと前記ウエイト移動手段との間にウエイト支持固定手段を介設し、このウエイト支持固定手段に前記カウンタウエイトを着脱可能に取り付けたことを特徴とする。
また、第5発明の荷役車両は、第1又は第4発明の荷役車両において、
前記ウエイト移動手段は車両前後方向に延びたレール又はラックと、前記レールに沿って転動する複数のローラ、前記レールと摺動可能に係合する複数のスライド部材、又は、前記ラックと噛合する複数のピニオンとを有してなり、
前記レール又は前記ラックは前記カウンタウエイト側又は前記ウエイト支持固定手段側に設け、前記ローラ、前記スライド部材又は前記ピニオンは前記車両本体後部側に設けたことを特徴とする。
また、第6発明の荷役車両は、第1発明の荷役車両において、
前記ウエイト移動手段は車両前後方向に延びたレール又はラックと、前記レールに沿って転動する複数のローラ、前記レールと摺動可能に係合する複数のスライド部材、又は、前記ラックと噛合する複数のピニオンとを有してなり、
前記レール又は前記ラックは前記カウンタウエイトの下面に前記カウンタウエイトと一体に形成し、前記ローラ、前記スライド部材又は前記ピニオンは前記車両本体後部側に設けたことを特徴とする。
また、第7発明の荷役車両は、第1乃至第6発明の何れかの荷役車両において、
前記車両本体の後輪の車軸にかかる軸重を検出する荷重検出手段と、
前記昇降手段を短時間だけ作動させて前記荷物の持上げ動作を行わせ、このときに前記荷重検出手段によって検出される前記後輪の軸重検出値が所定値よりも小さい場合には前記ウエイト駆動手段を作動させて前記カウンタウエイトを前記車両本体の後方側へ移動させるという処理を、前記軸重検出値が前記所定値以上となるまで繰り返し、前記軸重検出値が前記所定値以上となったときに前記昇降手段による前記荷物の持上げ動作を続行させるように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、第8発明の荷役車両は、第1乃至第7発明の何れかの荷役車両であって、この荷役車両が、前記昇降手段として、起伏動作と伸縮動作とを行う伸縮ブームの先端にスプレッダを有してなる昇降装置を備えたリーチスタッカであることを特徴とする。
第1発明の荷役車両によれば、カウンタウエイトがウエイト移動手段とウエイト駆動手段によって車両前後方向に移動可能であるため、昇降手段によって荷物を持上げる際にはカウンタウエイトを車両後方側へ移動させて重量バランスをとることにより荷役車両の積載重量を向上させ、それ以外のときにはカウンタウエイトを車両前方側に移動させて荷役車両の車格(リヤーオーバーハング等)を小さくした状態で旋回や走行ができる。このため、他の同等車格の荷役車両と比較して荷役能力を向上させることができる。また、他の同等荷役能力の荷役車両と比較して荷役車両をコンパクト化することでき、リヤアクスルへの負荷軽減によりリヤアクスルのダウンサイジングができる。しかも、ウエイト移動手段がカウンタウエイトの下面側に配設されて車両本体後部とカウンタウエイトとの間に位置しているため、カウンタウエイトの重量を、ウエイト移動手段を介して車両本体で確実に支持することができる。このため、非常に質量の大きいカウンタウエイトを搭載するリーチスタッカなどの大型の荷役車両にも適用可能なものとなる。
第2発明の荷役車両によれば、カウンタウエイトの凹部内に油圧シリンダを配設したため、この部分の構成がコンパクトになり、且つ、油圧シリンダがカウンタウエイト内に隠れて見栄えもよくなる。
第3発明の荷役車両によれば、油圧シリンダをカウンタウエイトの上方側に配設したため、油圧シリンダを配設するための凹部などをカウンタウエイトに設ける必要がなく、カウンタウエイトの重心を低くして、荷役車両の重心を低くすることができるため、更に荷役車両が左右に倒れにくくなって荷役車両の安定性が向上する。
第4発明の荷役車両によれば、カウンタウエイトをウエイト支持固定手段に着脱可能に取り付けたため、例えば作業状況に応じてカウンタウエイトを取り替える必要がある場合などには、ウエイト支持固定手段からカウンタウエイトを取り外して容易に取り替えることができる。
第5発明の荷役車両によれば、レール又はラックはカウンタウエイト側又はウエイト支持固定手段側に設け、ローラ、スライド部材又はピニオンは車両本体後部側に設けたため、カウンタウエイトを再び車両後方側に移動したときに車両前方側においてレールがローラ若しくはスライド部材から外れ、又は、ラックがピニオンから外れても、カウンタウエイトを再び車両前方側に移動するときに確実にレールとローラ若しくはスライド部材、又は、ラックとピニオンを元の係合状態に復帰させることができる。
第6発明の荷役車両によれば、レール又はラックをカウンタウエイトの下面にカウンタウエイトと一体に形成するため、レール又はラックをカウンタウエイトに取り付ける手間を要せず、部品点数も低減するため、組み立て作業が容易となり、コスト低減も図ることができる。
第7発明の荷役車両によれば、制御手段により、昇降手段を短時間だけ作動させて荷物の持上げ動作を行わせ、このときに荷重検出手段によって検出される後輪の軸重検出値が所定値よりも小さい場合にはウエイト駆動手段を作動させてカウンタウエイトを車両本体の後方側へ移動させるという処理を、軸重検出値が所定値以上となるまで繰り返し、軸重検出値が所定値以上となったときに昇降手段による荷物の持上げ動作を続行させるように制御するため、確実にカウンタウエイトの後方移動を行うことができて荷役車両の安定性を向上させることができる。
第8発明の荷役車両によれば、荷役車両が、大型の荷役車両であるリーチスタッカであり、非常に質量の大きなカウンタウエイトが搭載されるため、上記第1〜第7発明の効果が、より顕著である。
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づき詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係るリーチスタッカの側面図、図2(a)は図1のA部拡大断面図、図2(b)は図2(a)のB方向矢視図である。また、図3は前記リーチスタッカに搭載したカウンタウエイトの移動ロジックを示すブロック図、図4は図3に示すコントローラによるカウンタウエイト移動制御のフローチャート、図5は前記リーチスタッカにおけるコンテナ側とカウンタウエイト側の重量バランスを示す説明図である。
図1に示すリーチスタッカ1は全長が例えば10m以上にもなる大型の荷役車両であり、港湾などにおいて、荷物であるコンテナ2の積み下ろしや運搬などの荷役作業を行うために用いられる。
図1に示すように、リーチスタッカ1は車両本体4と、車両本体4に搭載され車両本体4の前方側(図中左側)でコンテナ2を昇降する昇降手段としての昇降装置3と、車両本体4の後部4aに搭載されたカウンタウエイト5とを有している。カウンタウエイト5は最も質量の大きい(例えば13トン程度)カウンタウエイト5Aと、この下側に配設されたカウンタウエイト5Bとに分割されている。下部のカウンタウエイト5Bは質量が例えば7トン程度のものであり、5C,5D,5Eのごとく分割してもよい。
車両本体4は、車両本体4の幅方向(以下、車幅方向という)に一対設けられた前輪6及び後輪7を有し、車両本体4に搭載されたエンジン8によって前輪6を回転駆動することにより走行可能となっている。また、エンジン8は走行だけでなく、昇降装置3などを駆動するための動力源、即ち、油圧ポンプを駆動して後述する各部の油圧シリンダ等への油圧供給を行うための動力源ともなっている。
車両本体4の上部にはキャブ9とタワー10とが設けられている。タワー10は車両本体4の後方寄りに設けられている。キャブ10内にはオペレータがリーチスタッカ1を操作するための各種の操作機器や、作業状況などを表示するディスプレイなどが装備されている。
昇降装置3はタワー10に起伏可能に支持された伸縮ブーム11と、伸縮ブーム11の先端に取り付けられたスプレッダ12と、チルトシリンダ(油圧シリンダ)13とを有している。スプレッダ12はツイストロックピン17によってコンテナ2を保持することができる。伸縮ブーム11は基端部がタワー10に回動自在に結合されたアウタブーム14と、基端側がアウタブーム14内に出入自在(伸縮自在)に設けられ且つ先端にスプレッダ12が取り付けられたインナブーム15と、アウタブーム14とインナブーム15との間に設けられたテレスコピックシリンダ(油圧シリンダ)16とを有している。チルトシリンダ13はアウタブーム14と車両本体4との間に車幅方向に一対設けられている。従って、伸縮ブーム11は図1中に一点鎖線で示すようにチルトシリンダ13によって起伏動作(昇降動作)をし、且つ、テレスコピックシリンダ16によって伸縮動作をする。
そして、本実施の形態では最も重いカウンタウエイト5Aが、ウエイト駆動手段としての油圧シリンダ18によって車両本体4の前後方向(以下、車両前後方向という)に駆動されるようになっている。
図2に基づいて詳述すると、カウンタウエイト5Aの下面側にはウエイト移動手段としてのウエイト移動装置21が配設されている。ウエイト移動装置21は車両本体後部4aとカウンタウエイト5Aとの間に位置しており、カウンタウエイト5Aを車両前後方向に移動自在に支持している。つまり、重量物のカウンタウエイト5Aは、ウエイト移動装置21によって車両前後方向に移動可能であり、且つ、その重量がウエイト移動装置21を介して車両本体後部4aに確実に支持されている。
ウエイト移動装置21はレール22と、レール22に沿って(レール22の下面に接して)、転動(その場で回転)するローラ23とを有してなるものである。そして、レール22はカウンタウエイト5Aの下面5A−1に車幅方向に間隔を有して一対配設され、図示しないボルト、溶接、接着などの固定手段によって前記下面5A−1に固定されている。或いは、鋳造などにより、レール22をカウンタウエイト5Aと一体に形成してもよい。ローラ23は車両本体後部4aのローラ取付部4bに回転自在に複数取り付けられており、車両前後方向に所定の間隔を有している。即ち、図示例では、各レール22に対して各々3個のローラ23が車両前後方向に所定の間隔(等間隔)で配設されている。
また、カウンタウエイト5Aの下面5A−1側には、凹部5A−2が形成されている。この凹部5A−2は、下面5A−1側の車幅方向中央部に、車両前後方向に沿い、且つ、カウンタウエイト5Aの前面5A−3側が開口した状態で形成されている。そして、この凹部5A−2内にカウンタウエイト駆動用の油圧シリンダ18が配設されている。油圧シリンダ18は一端(シリンダ本体18aの基端部)が車両本体後部4aに形成されたシリンダ取付部4cに取り付けられ、他端(ピストンロッド18bの先端部)がカウンタウエイト5Aの凹部5A−2内に形成されたシリンダ取付部5A−4に取り付けられており、矢印Cのように車両前後方向に伸縮動作をするようになっている。油圧シリンダ18が伸長したときには、この油圧シリンダ18に駆動されて図2中に一点鎖線で示すようにカウンタウエイト5Aが、車両本体4の後方側に移動する。逆に、油圧シリンダ18が縮退したときには、この油圧シリンダ18に駆動されてカウンタウエイト5Aが、車両本体4の前方側に移動する。
次に、図3に基づき、カウンタウエイト5Aの移動ロジックについて説明する。図3に示すように、カウンタウエイト5Aの移動操作は手動と自動の両方が可能となっている。手動と自動の切り替えは、例えばキャブ9内に備えた自動/手動の切替スイッチをオペレータ24が操作することによって行うことができる。
手動の場合には、オペレータ24が例えばキャブ9内でディスプレイに表示される作業状況(コンテナの荷重、伸縮ブームの角度や長さなど)を確認しながら、手動スイッチ25をON/OFF操作(後方移動のON/OFF操作又は前方移動のON/OFF操作)をして、車両本体4に備えた油圧回路のソレノイドバルブ26を操作することにより、油圧シリンダ18を伸長動作させてカウンタウエイト5Aを車両後方側に移動させる、又は、油圧シリンダ18を縮退動作させてカウンタウエイト5Aを車両前方側に移動させる。
自動の場合には、ロードセンサ28の軸重検出信号に基づき、車両本体4に備えたコントローラ27によって自動的にカウンタウエイト18の移動操作を行う(詳細後述)。ロードセンサ28は図1に示すよう後輪7の車軸(リヤアクスル)29に設けられており、この車軸29にかかるリーチスタッカ1の荷重(軸重)を検出し、この軸重検出信号を図3に示すようにコントローラ27へ出力するようになっている。
ここで、図3、図4及び図5に基づき、コントローラ27によるカウンタウエイト5Aの移動制御について説明する。なお、図4のフローチャートの各処理にはS1〜S5の符号を付した。
例えばオペレータの手動操作により伸縮ブーム3を適宜の長さと起伏角度にして、所定の場所に載置されているコンテナ2をスプレッダ12で保持した後、コントローラ27では、まず、昇降装置3(チルトシリンダ13)を作動させてコンテナ2の持上げ動作を行わせる(ステップS1)。このときの吊り上げ動作は短時間(ロードセンサ28での軸重検出が可能な程度の短時間)だけ行うようにする。そして、このときにロードセンサ28によって検出された軸重検出値Wを入力する(ステップS2)。
コンテナ2を持上げるときの車両前後の重量バランスは図5のようになる。即ち、コンテナ2の重量も含めた昇降装置3の総質量をWB 、車両本体4の質量をWC 、カウンタウエイト5Aの重量をWW 、昇降装置3の重心距離(前輪6の接地点である支点から重心までの距離)をLB 、車両本体4の重心距離をLC 、カウンタウエイト5Aの重心距離をLW とすると、コンテナ2を持上げるには、(WB B≦WC C +WW W の式が成り立つ必要がある。一方、コンテナ2の重量が大きくて上式の左辺の方が大きい場合には、ステップS1で吊り上げ動作を行ったときにロードセンサ28の軸重検出値Wがゼロになる。従って、ロードセンサ28の軸重検出値Wがゼロになった場合には、上式が成り立つようにカウンタウエイト5Aを後方側に移動することより、車両前後の重量バランスをとるようにすればよい。
そこで、コントローラ27では、軸重検出値Wが所定値Wo以上であるか否かを判定する(ステップS3)。この場合、所定値Woは原理的にはゼロでもよいが、上式の左辺と右辺が等しい場合だけでなく左辺のほうが右辺よりも大きき場合にも軸重検出値Wがゼロになってしまうこと、また、ロードセンサ28の検出誤差などのマージンを考慮する必要があることから、ゼロよりも大きな適宜の値とする。
ステップS3の判定の結果、軸重検出値Wが所定値Woよりも小さい場合には、カウンタウエイト5Aを車両後方側へ移動させる。即ち、コントローラ27からON/OFF操作信号を出力して、車両本体4に備えた油圧回路のソレノイドバルブ26を操作することにより、カウンタウエイト駆動用の油圧シリンダ18を伸長動作させてカウンタウエイト5Aを車両本体4の車両後方側に移動させる。このときカウンタウエイト5Aは所定の距離だけ車両後方側に移動させる。その後、ステップS1〜ステップS4の処理を、軸重検出値Wが所定値Wo以上になるまで繰り返す。なお、カウンタウエイト5Aを所定の距離だけ車両後方に移動させるには、例えば所定の時間だけ油圧シリンダ18を作動させるようにしてもよく、或いは、カウンタウエイト5Aの位置或いは油圧シリンダ18のストロークを検出するセンサを設け、このセンサのカウンタウエイト位置検出値又は油圧シリンダストローク検出値をコントローラ27にフィードバックすることにより、確実にカウンタウエイト5Aを所定の距離だけ移動させるようにすることもできる。
そして、ステップS3の判定の結果、軸重検出値Wが所定値Wo以上となった場合には、コンテナ2を持ち上げても車両本体4が前に倒れるおそれがないため、昇降装置3(チルトシリンダ13)によるコンテナ2の持上げ動作を続行させる(ステップS5)。
手動又は自動でコンテナ2を持上げた後は、手動又は自動で、昇降装置3を作動させてコンテナ2を適切な位置(走行姿勢位置等、車両重心が車両中心に近い状態になる)まで移動させた後に油圧シリンダ18を作動させてカウンタウエイト5Aを車両前方側に移動させる。かくして、リーチスタッカ1の車格(リヤオーバーハング等)を小さくすることができ、この状態でリーチスタッカ1の旋回や走行を行うことができる。
以上のように、本実施の形態1によれば、カウンタウエイト5Aがウエイト移動装置21と油圧シリンダ18によって車両前後方向に移動可能であるため、昇降装置3によってコンテナ2を持上げる際にはカウンタウエイト5Aを車両後方側へ移動させて重量バランスをとることによりリーチスタッカ1の積載重量を向上させ、それ以外のときにはカウンタウエイト5Aを車両前方側に移動させてリーチスタッカ1の車格(リヤーオーバーハング等)小さくした状態で旋回や走行ができる。このため、他の同等車格の荷役車両と比較して荷役能力を向上させることができる。また、他の同等荷役能力の荷役車両と比較して荷役車両をコンパクト化することできるため、リヤアクスル29への負荷軽減によりリヤアクスル29のダウンサイジングができる。しかも、ウエイト移動装置21がカウンタウエイト5Aの下面5A−1側に配設されて車両本体後部4aとカウンタウエイト5Aとの間に位置しているため、カウンタウエイト5Aの重量を、ウエイト移動装置21を介して車両本体4で確実に支持することができる。このため、非常に質量の大きいカウンタウエイト5Aを搭載するリーチスタッカ1にも適用可能なものとなる。
また、本実施の形態1によれば、カウンタウエイト5Aの凹部5A−2内に油圧シリンダ18を配設したため、この部分の構成がコンパクトになり、且つ、油圧シリンダ18がカウンタウエイト5A内に隠れて見栄えもよくなる。
また、本実施の形態1によれば、レール22はカウンタウエイト5A側に設け、ローラ23は車両本体後部4a側に設けたため、カウンタウエイト5Aを車両後方側に移動したときに車両前方側においてレール22がローラ23から外れても、カウンタウエイト5Aを再び車両前方側に移動するときに確実にレール22とローラ23を元の係合状態に復帰させることができる。
つまり、図2(a)に一点鎖線で示すようにカウンタウエイト5Aを車両後方側に移動したときには、カウンタウエイト5Aの後端側が下方に下がり、前端側が上方に上がるようなモーメントが作用する。このため、仮にローラ23をカウンタウエイト5A側に設けてレール22を車両本体後部4a側に設けた場合には、車両後方側のローラ23が多少下方に下がるおそれがあり、このときにはカウンタウエイト5Aを車両前方側に移動させようとしても当該ローラ23がレール22に対して元の係合状態に復帰しにくくなるおそれがある。これに対して、レール22をカウンタウエイト5A側に設けてローラ23を車両本体後部4a側に設けた場合には、カウンタウエイト5Aが車両後方側に移動したときに車両前方側においてレール22がローラ23から外れても、レール22の前端側は上方に上がることになるため、カウンタウエイト5Aを車両後方側に移動するときに確実にレール22をローラ23に対して元の係合状態に復帰させることができる。
また、本実施の形態1によれば、レール22をカウンタウエイト5Aの下面5A−1にカウンタウエイト5Aと一体に形成した場合には、レール22をカウンタウエイト5Aに取り付ける手間を要せず、部品点数も低減するため、組み立て作業が容易となり、コスト低減も図ることができる。
また、本実施の形態1によれば、コントローラ27により、昇降装置3を短時間だけ作動させてコンテナ2の持上げ動作を行わせ、このときにロードセンサ28によって検出される後輪7の軸重検出値Wが所定値Woよりも小さい場合には油圧シリンダ18を作動させてカウンタウエイト5Aを車両後方側へ移動させるという処理を、軸重検出値Wが所定値Wo以上となるまで繰り返し、軸重検出値Wが所定値Wo以上となったときに昇降装置3によるコンテナ2の持上げ動作を続行させるように制御するため、確実にカウンタウエイト5Aの後方移動を行うことができてリーチスタッカ1の安定性を向上させることができる。
<実施の形態2>
図6(a)は本発明の実施の形態2に係るリーチスタッカの要部断面図、図6(b)は図6(a)のD方向矢視図である。
図6に示すように、本実施の形態2では、昇降装置21が、上記実施の形態1のローラに代えて、スライド部材31を有している。スライド部材31は車両本体4aに複数取り付けられており、車両前後方向に所定の間隔を有している。即ち、図示例では、各レール22に対して各々3個のスライド部材31が車両前後方向に所定の間隔(等間隔)で配設されている。これらのスライド部材31に対して、カウンタウエイト5A側のレール22は摺動可能に係合している。なお、スライド部材31とレール22との間にボールを介設して両者の摺動が円滑になるようにしてもよい。油圧シリンダ18が伸縮すると、スライド部材31に対してレール22が車両前後方向に摺動し、カウンタウエイト5Aが車両前後方向に移動する。その他の構成は上記実施の形態1と同様である。
従って、本実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様の作用効果が得られる。
<実施の形態3>
図7は本発明の実施の形態3に係るリーチスタッカの要部断面図である。
図7に示すように、本実施の形態3では、カウンタウエイト5Aとウエイト移動装置21との間にウエイト支持固定手段としてのウエイト支持台41が介設されている。レール22はウエイト支持台41の下面41a側にボルト、溶接、接着などの固定手段によってに固定されている。また、レール22はウエイト支持台41と一体に形成してもよい。そして、カウンタウエイト5Aはウエイト支持台41の上面41b側にウエイト支持台41に対してボルトなどの着脱手段により、着脱可能に取り付けられている。その他の構成は上記実施の形態1と同様である。
従って、本実施の形態3のリーチスタッカによれば、上記実施の形態3と同様の作用効果が得られ、しかも、カウンタウエイト5Aをウエイト支持台41に着脱可能に取り付けたため、例えば作業状況に応じてカウンタウエイト5Aを取り替える必要がある場合などには、ウエイト支持台41からカウンタウエイト5Aを取り外して容易に取り替えることができる。
<実施の形態4>
図8は本発明の実施の形態4に係るリーチスタッカの要部側面図である。
図8に示すように、本実施の形態4では、カウンタウエイト駆動用の油圧シリンダ18が、カウンタウエイト5Aの上方側に配設されている。車両本体後部4a側に設けられたシリンダ取付部4cはカウンタウエイト5Aより高い位置まで延長され、カウンタウエイト5A側のシリンダ取付部5A−4はカウンタウエイト5Aの上面5A−5に形成されている。油圧シリンダ18は一端(シリンダ本体18aの基端部)がシリンダ取付部4cに取り付けられ、他端(ピストンロッド18bの先端部)がシリンダ取付部5A−4に取り付けられて、車両前後方向に伸縮動作をするようになっている。その他の構成は上記実施の形態1と同様である。なお、本実施の形態4のカウンタウエイト5Aには、上記実施の形態1のような油圧シリンダを設けるための凹部は形成されていない。
従って、本実施の形態4によれば、上記実施の形態1と同様の作用効果が得られ、しかも、油圧シリンダ18をカウンタウエイト5Aの上方側に配設したため、油圧シリンダ18を配設するための凹部などをカウンタウエイト5Aに設ける必要がなく、カウンタウエイト5Aの重心を低くして、リーチスタッカの重心を低くすることができるため、更にリーチスタッカが左右に倒れにくくなってリーチスタッカの安定性が向上する。
<実施の形態5>
図9は本発明の実施の形態5に係るリーチスタッカの要部断面図である。
図9に示すように、本実施の形態5では、昇降装置21が、上記実施の形態1のレールとローラとに代えて、ラック51とピニオン52とを有している。ラック51とピニオン52は互いに噛合している。ラック51はカウンタウエイト5Aの下面5A−1に車幅方向に間隔を有して一対配設され、図示しないボルト、溶接、接着などの固定手段によって前記下面5A−1に固定されている。或いは、鋳造などにより、ラック51をカウンタウエイト5Aと一体に形成してもよい。ピニオン52は車両本体後部4aのピニオン取付部4dに回転自在に複数取り付けられており、車両前後方向に所定の間隔を有している。即ち、図示例では、各ラック51に対して各々3個のピニオン52が車両前後方向に所定の間隔(等間隔)で配設されている。
また、ピニオン52は車両本体4に搭載したウエイト駆動手段としての油圧モータ53によって回転駆動されるようになっている。油圧モータ53は、エンジンによって駆動される油圧ポンプから供給される油圧によって回転駆動される。油圧モータ53によってピニオン52が一方向に回転駆動されると、ラック51とともにカウンタウエイト5Aは図9中に一点鎖線で示すように車両本体4の後方側へ移動する。油圧モータ53によってピニオン52が他方向に回転駆動されると、ラック51とともにカウンタウエイト5Aは車両本体4の前方側へ移動する。
なお、本実施の形態5では油圧シリンダに代えて油圧モータ53をウエイト駆動手段として備えているため、本実施の形態5のカウンタウエイト5Aには、上記実施の形態1のような油圧シリンダを設けるための凹部は形成されていない。また、手動(手動スイッチ)又は自動(コントローラ)でカウンタウエイト5Aを車両後方側に移動させる場合、上記実施の形態1ではソレノイドバルブを操作して油圧シリンダを作動させるが、本実施の形態5では油圧回路のソレノイドバルブを操作して油圧モータ53を作動させることになる。その他の構成は上記実施の形態1と同様である
従って、本実施の形態5においても、上記実施の形態1と同様の作用効果が得られる。
なお、本発明は特に大型の荷役車両であるリーチスタッカに適用して有用なものであるが、必ずしもこれに限定するものではなく、例えばフォークリフトなどの荷役車両にも適用することができる。即ち、車両本体に搭載されて車両本体の前方側で荷物を昇降する昇降手段と、車両本体の後部に搭載されたカウンタウエイトとを有する各種の荷役車両に広く適用することができる。
本発明は荷役車両に関するものであり、リーチスタッカなどの荷役車両に搭載するカウンタウエイトを車両前後方向に移動可能にする場合に適用して有用なものである。
本発明の実施の形態1に係るリーチスタッカの側面図である。 (a)は図1のA部拡大断面図、(b)は(a)のB方向矢視図である。 前記リーチスタッカに搭載したカウンタウエイトの移動ロジックを示すブロック図である。 図3に示すコントローラによるカウンタウエイト移動制御のフローチャートである。 前記リーチスタッカにおけるコンテナ側とカウンタウエイト側の重量バランスを示す説明図である。 (a)は本発明の実施の形態2に係るリーチスタッカの要部断面図、(b)は(a)のD方向矢視図である。 本発明の実施の形態3に係るリーチスタッカの要部断面図である。 本発明の実施の形態4に係るリーチスタッカの要部側面図である。 本発明の実施の形態5に係るリーチスタッカの要部断面図である。
符号の説明
1 リーチスタッカ
2 コンテナ
3 昇降装置
4 車両本体
4a 車両本体後部
4b ローラ取付部
4c シリンダ取付部
4d ピニオン取付部
5,5A,5B,5C,5D カウンタウエイト
5A−1 下面
5A−2 凹部
5A−3 前面
5A−4 シリンダ取付部
6 前輪
7 後輪
8 エンジン
9 キャブ
10 タワー
11 伸縮ブーム
12 スプレッダ
13 チルトシリンダ
14 アウタブーム
15 インナブーム
16 テレスコピックシリンダ
17 ツイストロックピン
18 油圧シリンダ
18a シリンダ本体
18b ピストンロッド
21 ウエイト移動装置
22 レール
23 ローラ
24 オペレータ
25 手動スイッチ
26 ソレノイドバルブ
27 コントローラ
28 ロードセンサ
29 車軸(リヤアクスル)
31 スライド部材
41 ウエイト支持台
41a 下面
41b 上面
51 ラック
52 ピニオン
53 油圧モータ

Claims (8)

  1. 車両本体と、前記車両本体に搭載されて前記車両本体の前方側で荷物を昇降する昇降手段と、前記車両本体の後部に搭載されたカウンタウエイトとを有する荷役車両において、
    前記カウンタウエイトの下面側に配設されて前記車両本体の後部と前記カウンタウエイトとの間に位置し、前記カウンタウエイトを車両前後方向に移動自在に支持するウエイト移動手段と、
    前記車両本体に搭載され、前記カウンタウエイトを車両前後方向に駆動するウエイト駆動手段とを有することを特徴とする荷役車両。
  2. 請求項1に記載の荷役車両において、
    前記ウエイト駆動手段は車両前後方向に伸縮する油圧シリンダであり、
    前記カウンタウエイトの下面側の車幅方向中央部に車両前後方向に沿い且つ前記カウンタウエイトの前面側が開口した凹部を形成して、この凹部内に前記油圧シリンダを配設したことを特徴とする荷役車両。
  3. 請求項1に記載の荷役車両において、
    前記ウエイト駆動手段は車両前後方向に伸縮する油圧シリンダであり、
    この油圧シリンダを、前記カウンタウエイトの上方側に配設したことを特徴とする荷役車両。
  4. 請求項1に記載の荷役車両において、
    前記カウンタウエイトと前記ウエイト移動手段との間にウエイト支持固定手段を介設し、このウエイト支持固定手段に前記カウンタウエイトを着脱可能に取り付けたことを特徴とする荷役車両。
  5. 請求項1又は4に記載の荷役車両において、
    前記ウエイト移動手段は車両前後方向に延びたレール又はラックと、前記レールに沿って転動する複数のローラ、前記レールと摺動可能に係合する複数のスライド部材、又は、前記ラックと噛合する複数のピニオンとを有してなり、
    前記レール又は前記ラックは前記カウンタウエイト側又は前記ウエイト支持固定手段側に設け、前記ローラ、前記スライド部材又は前記ピニオンは前記車両本体後部側に設けたことを特徴とする荷役車両。
  6. 請求項1に記載の荷役車両において、
    前記ウエイト移動手段は車両前後方向に延びたレール又はラックと、前記レールに沿って転動する複数のローラ、前記レールと摺動可能に係合する複数のスライド部材、又は、前記ラックと噛合する複数のピニオンとを有してなり、
    前記レール又は前記ラックは前記カウンタウエイトの下面に前記カウンタウエイトと一体に形成し、前記ローラ、前記スライド部材又は前記ピニオンは前記車両本体後部側に設けたことを特徴とする荷役車両。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の荷役車両において、
    前記車両本体の後輪の車軸にかかる軸重を検出する荷重検出手段と、
    前記昇降手段を短時間だけ作動させて前記荷物の持上げ動作を行わせ、このときに前記荷重検出手段によって検出される前記後輪の軸重検出値が所定値よりも小さい場合には前記ウエイト駆動手段を作動させて前記カウンタウエイトを前記車両本体の後方側へ移動させるという処理を、前記軸重検出値が前記所定値以上となるまで繰り返し、前記軸重検出値が前記所定値以上となったときに前記昇降手段による前記荷物の持上げ動作を続行させるように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする荷役車両。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の荷役車両であって、この荷役車両が、前記昇降手段として、起伏動作と伸縮動作とを行う伸縮ブームの先端にスプレッダを有してなる昇降装置を備えたリーチスタッカであることを特徴とする荷役車両。

JP2003377746A 2003-11-07 2003-11-07 荷役車両 Expired - Lifetime JP4388345B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003377746A JP4388345B2 (ja) 2003-11-07 2003-11-07 荷役車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003377746A JP4388345B2 (ja) 2003-11-07 2003-11-07 荷役車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005138962A true JP2005138962A (ja) 2005-06-02
JP4388345B2 JP4388345B2 (ja) 2009-12-24

Family

ID=34688340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003377746A Expired - Lifetime JP4388345B2 (ja) 2003-11-07 2003-11-07 荷役車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4388345B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008110877A (ja) * 2006-10-27 2008-05-15 Manitowoc Crane Companies Ltd 可変位置カウンタウエイトを装備している自走式リフトクレーン
JP2009007164A (ja) * 2007-04-09 2009-01-15 Manitowoc Crane Companies Ltd 可変位置カウンタウエイトを装備している自走式リフトクレーン
CN101624165B (zh) * 2008-07-07 2011-06-29 徐州重型机械有限公司 组合平衡重装置及采用该装置的起重机
WO2013105282A1 (ja) * 2012-01-13 2013-07-18 Fukayo Mitsuharu 建設機械
US8511489B2 (en) 2006-10-27 2013-08-20 Manitowoc Cranes, Llc Mobile lift crane with variable position counterweight
CN103342297A (zh) * 2013-07-08 2013-10-09 徐州重型机械有限公司 一种滑动式平衡重安装架及起重机
CN103407913A (zh) * 2013-08-26 2013-11-27 徐州重型机械有限公司 一种滑动式平衡配重装置及起重机
CN104210968A (zh) * 2014-08-06 2014-12-17 徐州重型机械有限公司 一种平衡重滑移控制方法及系统
US9278834B2 (en) 2009-08-06 2016-03-08 Manitowoc Crane Group, LLC Lift crane with moveable counterweight
KR101608405B1 (ko) * 2015-08-07 2016-04-01 이텍티디에이 주식회사 작업 안정성이 우수한 트럭크레인
KR20160036692A (ko) * 2014-09-25 2016-04-05 삼성중공업 주식회사 선저청소로봇의 컨테이너장치
WO2018156616A1 (en) * 2017-02-21 2018-08-30 Cnh Industrial America Llc Sensor cover and ballast systems and methods
US10179722B2 (en) 2014-01-27 2019-01-15 Manitowoc Crane Companies, Llc Lift crane with improved movable counterweight
US10183848B2 (en) 2014-01-27 2019-01-22 Manitowoc Crane Companies, Llc Height adjustment mechanism for an auxiliary member on a crane
JP2019520285A (ja) * 2016-07-08 2019-07-18 テレックス グローバル ゲーエムベーハー カウンターウェイト調整装置を有するクレーンおよびクレーン上のカウンターウェイトを調整する方法
JP2019206807A (ja) * 2018-05-28 2019-12-05 日立建機株式会社 作業機械

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103754774B (zh) * 2014-01-15 2015-04-15 徐州市久发工程机械有限责任公司 多功能吊管机
CN103727176B (zh) * 2014-01-15 2015-06-10 徐州市久发工程机械有限责任公司 移动式配重

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008110877A (ja) * 2006-10-27 2008-05-15 Manitowoc Crane Companies Ltd 可変位置カウンタウエイトを装備している自走式リフトクレーン
US8985353B2 (en) 2006-10-27 2015-03-24 Manitowoc Crane Companies, Llc Mobile lift crane with variable position counterweight
US10336589B2 (en) 2006-10-27 2019-07-02 Manitowoc Crane Companies, Llc Mobile lift crane with variable position counterweight
US11884522B2 (en) 2006-10-27 2024-01-30 Grove U.S. L.L.C. Mobile lift crane with variable position counterweight
US8511489B2 (en) 2006-10-27 2013-08-20 Manitowoc Cranes, Llc Mobile lift crane with variable position counterweight
US8827092B2 (en) 2006-10-27 2014-09-09 Manitowoc Crane Companies, Llc Mobile lift crane with variable position counterweight
EP2829500A3 (en) * 2007-04-09 2015-03-18 Manitowoc Crane Companies, LLC Mobile lift crane with variable position counterweight
JP2009007164A (ja) * 2007-04-09 2009-01-15 Manitowoc Crane Companies Ltd 可変位置カウンタウエイトを装備している自走式リフトクレーン
CN101624165B (zh) * 2008-07-07 2011-06-29 徐州重型机械有限公司 组合平衡重装置及采用该装置的起重机
US9278834B2 (en) 2009-08-06 2016-03-08 Manitowoc Crane Group, LLC Lift crane with moveable counterweight
US11261064B2 (en) 2009-08-06 2022-03-01 Manitowoc Cranes, Llc Lift crane with moveable counterweight
US10457530B2 (en) 2009-08-06 2019-10-29 Manitowoc Cranes, Llc Lift crane with moveable counterweight
WO2013105282A1 (ja) * 2012-01-13 2013-07-18 Fukayo Mitsuharu 建設機械
CN103342297A (zh) * 2013-07-08 2013-10-09 徐州重型机械有限公司 一种滑动式平衡重安装架及起重机
CN103407913A (zh) * 2013-08-26 2013-11-27 徐州重型机械有限公司 一种滑动式平衡配重装置及起重机
US10179722B2 (en) 2014-01-27 2019-01-15 Manitowoc Crane Companies, Llc Lift crane with improved movable counterweight
US10183848B2 (en) 2014-01-27 2019-01-22 Manitowoc Crane Companies, Llc Height adjustment mechanism for an auxiliary member on a crane
JP2020007154A (ja) * 2014-01-27 2020-01-16 マニタウォック クレイン カンパニーズ, エルエルシーManitowoc Crane Companies, Llc 改良された可動式カウンタウエイトを備えた吊り上げクレーン
US11208303B2 (en) 2014-01-27 2021-12-28 Manitowoc Crane Companies, Llc Lift crane with improved movable counterweight
CN104210968A (zh) * 2014-08-06 2014-12-17 徐州重型机械有限公司 一种平衡重滑移控制方法及系统
KR101690923B1 (ko) * 2014-09-25 2016-12-30 삼성중공업 주식회사 선저청소로봇의 컨테이너장치
KR20160036692A (ko) * 2014-09-25 2016-04-05 삼성중공업 주식회사 선저청소로봇의 컨테이너장치
KR101608405B1 (ko) * 2015-08-07 2016-04-01 이텍티디에이 주식회사 작업 안정성이 우수한 트럭크레인
JP2019520285A (ja) * 2016-07-08 2019-07-18 テレックス グローバル ゲーエムベーハー カウンターウェイト調整装置を有するクレーンおよびクレーン上のカウンターウェイトを調整する方法
US11167962B2 (en) 2016-07-08 2021-11-09 Tadano Demag Gmbh Crane having a counterweight adjustment device, and method for adjusting a counterweight on a crane
WO2018156616A1 (en) * 2017-02-21 2018-08-30 Cnh Industrial America Llc Sensor cover and ballast systems and methods
JP2019206807A (ja) * 2018-05-28 2019-12-05 日立建機株式会社 作業機械

Also Published As

Publication number Publication date
JP4388345B2 (ja) 2009-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4388345B2 (ja) 荷役車両
CN105036004B (zh) 一种轻型双向堆垛车
CN102491239A (zh) 一种叉车及其防倾翻控制方法、防倾翻控制系统
CN204529229U (zh) 全方位作业履带式叉车
JP2010030771A (ja) フォークリフトのチルト装置及び該装置を備えたフォークリフト
CN105776081A (zh) 一种多功能叉车
JP2004224458A (ja) 自走式作業機械
CN200985267Y (zh) 一种全方位码垛机
KR20140145756A (ko) 리치 타입 지게차의 레그 구조
EP1711428B1 (en) Forklift truck for mounting on the rear of a carrying vehicle with a fork side shifting attachment
CN109677316B (zh) 一种侧叉吊装道路清障车
JP5557523B2 (ja) リーチ式フォークリフト
CN2895374Y (zh) 改装型叉车
CN211198503U (zh) 货叉架组件、叉车门架组件及叉车
CN211198508U (zh) 叉车用散料转运装置及叉车
CN205773130U (zh) 一种多功能叉车
KR102006394B1 (ko) 화물차량 일체형 지게장치 및 이를 구비하는 지게장치 일체형 기능성 화물차량
KR200405942Y1 (ko) 시야확보가 가능한 지게차의 마스트 조립체
KR200322579Y1 (ko) 크레인 리프트 트럭
JPH0551888U (ja) 高所作業車
CN103043566A (zh) 一种起升器属具
JP3650024B2 (ja) フォークリフト
JP5459732B2 (ja) サイドフォークリフト
JP2002087786A (ja) ピッキングフォークリフト
CN203065106U (zh) 一种起升器属具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Written amendment

Effective date: 20090713

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090915

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091002

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009