JP2005137983A - 走行ウエブへの塗液の塗布方法、装置、幅方向膜厚プロフィールの調整方法並びにウエブのシワ矯正方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 塗布ヘッド2の直上流に、上流側長尺ガイドロール5が設けられ、その上流側に左右一対の補助ガイドロール8、8が設けられており、補助ガイドロール8、8は、ウエブ3をその下方から持ち上げるようにウエブ3と当接し、他方、上流側長尺ガイドロール(クラウンロール)5は、ウエブ3を上方から押し下げるようにウエブ3と当接する。ウエブ3の幅が1000mmのときに、クラウン量をゼロに設定のときには、ウエブ3の幅方向膜厚プロフィールはウエブ3の中央部分が凸となり、クラウン量を2mmに設定したときには、膜厚プロフィールはウエブ3の中央部分が凹となり、クラウン量を1mmに設定したときには、膜厚プロフィールが均一化した。
【選択図】 図3
Description
一定の張力の下で走行するウエブに塗布ヘッドを押し付けることにより塗液を連続的に塗布する走行ウエブへの塗液の塗布方法において、
前記ウエブの幅方向両端部分のパス路を延長させて、該ウエブの幅方向両端部分の長手方向の張力を高める第1工程と、
該第1工程の次に、前記ウエブの幅方向中央部分のパス路を延長させて、該ウエブの幅方向中央部分の長手方向の張力を高める第2工程とを有し、
該第2工程の次に、前記塗布ヘッドを前記ウエブに押し付けて該ウエブに塗液を塗布することを特徴とする走行ウエブへの塗液の塗布方法を提供することにより達成される。
一定の張力の下で走行するウエブを横断して延び、該ウエブに押し付けられることにより該ウエブに塗液を塗布する塗布ヘッドと、
該塗布ヘッドを挟んでその上流側と下流側とに配設され且つ前記ウエブを横断して延びる上流側及び下流側の長尺ガイドロールとを有する塗布装置において、
前記上流側長尺ガイドロールの上流に配設され、前記ウエブの幅方向両端部分と当接して、該ウエブの幅方向両端部分のパス路を延長させる一対の補助ガイドロールを有し、
前記上流側長尺ガイドロールが、両端から中央に向かうに従って徐々に直径が増大するクラウンロールで構成されていることを特徴とする塗布装置を提供することにより達成される。
一定の張力の下で走行するウエブに塗布ヘッドを押し付けて塗液を連続的に塗布したウエブの幅方向膜厚プロフィールを調整する方法であって、
前記ウエブを横断して延び且つ両端から中央に向かうに従って徐々に直径が増大するクラウンロールを前記塗布ヘッドの上流側に配置し、
該クラウンロールの上流側に、前記ウエブの幅方向両端部分と当接して該ウエブの幅方向両端部分のパス路を延長させる一対の補助ガイドロールを配置し、
前記クラウンロールのクラウン量を調整することにより前記ウエブの幅方向膜厚プロフィールを均一化することを特徴するウエブの塗膜の幅方向膜厚プロフィールの調整方法を提供することにより達成される。
互いに離間して配設された複数の長尺ガイドロールに案内されて一定の張力の下で走行するウエブに発生するシワを矯正する方法であって、
前記ウエブを横断して延び且つ両端から中央に向かうに従って徐々に直径が増大するクラウンロールと、
該クラウンロールの上流に位置し、前記ウエブの幅方向両端部分と当接して該ウエブの幅方向両端部分のパス路を延長させる一対の補助ガイドロールとを用意し、
該一対の補助ガイドロールの次に前記クラウンロールを通過させることにより前記ウエブに発生するシワを矯正することを特徴とするウエブのシワ矯正方法が提供される。
2 塗布ヘッド
3 ウエブ
5 上流側長尺ガイドロール(クラウンロール)
6 下流側長尺ガイドロール
8 補助ガイドロール
A ウエブの走行方向
α 補助ガイドロールの傾斜角度
Claims (7)
- 一定の張力の下で走行するウエブに塗布ヘッドを押し付けることにより塗液を連続的に塗布する走行ウエブへの塗液の塗布方法において、
前記ウエブの幅方向両端部分のパス路を延長させて、該ウエブの幅方向両端部分の長手方向の張力を高める第1工程と、
該第1工程の次に、前記ウエブの幅方向中央部分のパス路を延長させて、該ウエブの幅方向中央部分の長手方向の張力を高める第2工程とを有し、
該第2工程の次に、前記塗布ヘッドを前記ウエブに押し付けて該ウエブに塗液を塗布することを特徴とする走行ウエブへの塗液の塗布方法。 - 前記第1工程の前記ウエブの幅方向両端部分のパス路の延長が、前記ウエブの幅方向両端部分に補助ガイドロールを押し付けることにより行われ、
前記第2工程の前記ウエブの幅方向中央部分のパス路の延長が、前記ウエブを横断する方向に延び且つ両端から中央に向かうに従って徐々に直径が増大するクラウンロールによって行われる、請求項1に記載の走行ウエブへの塗液の塗布方法。 - 一定の張力の下で走行するウエブを横断して延び、該ウエブに押し付けられることにより該ウエブに塗液を塗布する塗布ヘッドと、
該塗布ヘッドを挟んでその上流側と下流側とに配設され且つ前記ウエブを横断して延びる上流側及び下流側の長尺ガイドロールとを有する塗布装置において、
前記上流側長尺ガイドロールの上流に配設され、前記ウエブの幅方向両端部分と当接して、該ウエブの幅方向両端部分のパス路を延長させる一対の補助ガイドロールを有し、
前記上流側長尺ガイドロールが、両端から中央に向かうに従って徐々に直径が増大するクラウンロールで構成されていることを特徴とする塗布装置。 - 前記上流側長尺ガイドロールが、前記ウエブの走行速度と同じ周速度で回転駆動される駆動ロールで構成され、
前記一対の補助ガイドロールが自由回転する従動ロールで構成されている、請求項3に記載の塗布装置。 - 前記一対の補助ガイドロールが、前記ウエブを挟んで前記上流側長尺ガイドロールとは反対側のウエブ面と当接するように配置されている、請求項3又は4に記載の塗布装置。
- 一定の張力の下で走行するウエブに塗布ヘッドを押し付けて塗液を連続的に塗布したウエブの幅方向膜厚プロフィールを調整する方法であって、
前記ウエブを横断して延び且つ両端から中央に向かうに従って徐々に直径が増大するクラウンロールを前記塗布ヘッドの上流側に配置し、
該クラウンロールの上流側に、前記ウエブの幅方向両端部分と当接して該ウエブの幅方向両端部分のパス路を延長させる一対の補助ガイドロールを配置し、
前記クラウンロールのクラウン量を調整することにより前記ウエブの幅方向膜厚プロフィールを均一化することを特徴するウエブの塗膜の幅方向膜厚プロフィールの調整方法。 - 互いに離間して配設された複数の長尺ガイドロールに案内されて一定の張力の下で走行するウエブに発生するシワを矯正する方法であって、
前記ウエブを横断して延び且つ両端から中央に向かうに従って徐々に直径が増大するクラウンロールと、
該クラウンロールの上流に位置し、前記ウエブの幅方向両端部分と当接して該ウエブの幅方向両端部分のパス路を延長させる一対の補助ガイドロールとを用意し、
該一対の補助ガイドロールの次に前記クラウンロールを通過させることにより前記ウエブに発生するシワを矯正することを特徴とするウエブのシワ矯正方法。
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JP2003375150A JP2005137983A (ja) | 2003-11-05 | 2003-11-05 | 走行ウエブへの塗液の塗布方法、装置、幅方向膜厚プロフィールの調整方法並びにウエブのシワ矯正方法 |
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JP2003375150A JP2005137983A (ja) | 2003-11-05 | 2003-11-05 | 走行ウエブへの塗液の塗布方法、装置、幅方向膜厚プロフィールの調整方法並びにウエブのシワ矯正方法 |
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2003
- 2003-11-05 JP JP2003375150A patent/JP2005137983A/ja active Pending
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