JP2006122780A - 塗布方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原反ロールより繰り出され、搬送速度Vで走行するウェブWの表面に第1の塗布手段により塗布液を塗布し、L1離れた位置にある第2の塗布手段によりウェブWの裏面に塗布液を塗布し、L2離れた位置にある巻き心にウェブが巻き取られる生産形態における、製品ロールの交換時において、未塗布のウェブが新規の巻き心に巻き込まれるという問題を排除する。
【解決手段】原反ロールの繰り出し終了の際に、塗布手段による塗布を終了させ、終了後の原反ロールを新規の原反ロールに交換し、支持体を連続走行させながら第1の塗布手段による塗布を開始させ、T2経過後に第2の塗布手段による塗布を開始させ、T1経過後に製品ロールを新規の巻き心に交換し、T2≦L1/Vの際に、T1>(L1+L2)/Vとなるように調整し、T2>L1/Vの際に、T1>T2+L2/Vとなるように調整する。
【選択図】 図4

Description

本発明は塗布方法及び装置に係り、特に、原反ロールより繰り出され、ガイドローラなどの走行案内手段により支持されて連続走行する可撓性支持体上に、複数の塗布手段により、下地層、磁気記録層等となる薄膜を塗布し、巻き芯に巻き取られる可撓性支持体の塗布に好適な塗布方法及び装置に関する。
写真感光材料や磁気記録媒体は、連続走行する帯状の支持体(以下、「ウェブ」という)上に磁性液等の所定の塗布液を塗布して塗布膜を形成する塗布工程を経て製造される。特に、磁気記録テープ等の磁気記録媒体は、近年、放送用やコンピュータ用として急速に容量、記録密度が向上しており、膜厚が極薄く、膜厚分布が均一であり、かつ表面が平滑な磁性層を得ることのできる塗布技術が求められている。
その他、光学補償フィルム、反射防止フィルム、防眩性フィルム等の光学フィルム等の製造にもこのような塗布技術が求められている。
このような大量生産される工業的用途に適用される塗布技術として、原反ロールより繰り出され、ガイドローラなどの走行案内手段により支持されて連続走行するウェブ上に、複数の塗布手段により、下地層、磁気記録層等となる薄膜を塗布し、乾燥後のウェブが巻き芯に巻き取られる形態のものが多い。そして、このような生産形態における各種改良技術も多数提案されている(特許文献1、2参照。)。
このうち、特許文献1は、原反ロールより繰り出されウェブの片面に磁性層の塗布を行なった後に、ウェブの反対面にバックコート層の塗布を行い、巻き芯に巻き取る形態のもので、ウェブにかかるテンションとウェブの温度を最適化することにより、異方性の小さい磁気記録媒体を得る提案である。
特許文献2は、幅広のフィルム(ウェブ)を巻き芯に巻き取る際に、ウェブにかかるテンションを最適化することにより、巻き長や巻き径の如何に拘らず最適なトラバースカッティングを行う内容の提案である。
特開2000−40230号公報 特開平8−26538号公報
ところで、上記のような、原反ロールより繰り出され連続走行するウェブ上に、複数の塗布手段により塗布を行い複数層の薄膜層を形成し、乾燥後のウェブを巻き芯に巻き取って製品ロールを得る形態の製造装置において、生産性を向上させるべく、原反ロールの繰り出し終了の際に、ウェブの走行を停止させずに、塗布手段による塗布を終了させ(又は塗布手段を塗布位置から退避させ)、繰り出し終了後の原反ロールを新規の原反ロールに交換するとともに、巻き取り終了後の製品ロールを新規の巻き芯に交換し、新規の原反ロールよりウェブを繰り出して、塗布を再開させる形態が採られることが多い。
しかしながら、このような形態の製造装置において、製品ロールの交換時に未塗布のウェブが新規の巻き芯に巻き込まれるという問題を生じることが多い。すなわち、原反ロール交換後の塗布を再開する際に、複数の塗布手段を再起動させる(又は塗布手段を退避位置から塗布位置に復帰させる)訳であるが、再開のタイミングが悪いと、ウェブに未塗布部分を生じたり、1層のみの塗布層が形成されたりする。
この場合であっても、製品ロールの交換時の直前に未塗布のウェブが製品ロールの最外周部分に巻き込まれるのであれば、人手等によりその部分を検査して廃棄するのは容易である。これに対し、製品ロールを新規の巻き芯に交換した直後に未塗布のウェブが新規の巻き芯に巻き込まれる場合、その部分を検査して廃棄するのは容易ではない。また、これを放置して製品ロールを出荷した場合には、不良品としてクレームとなる。
そのため、製品ロールの破壊検査を行ったり、製品ロールを他の巻き芯に巻き戻しして検査して廃棄することとなり、大幅なコスト上昇要因となるうえ、生産性を大幅に低下させることとなる。ところが、従来の技術(特許文献1、2等)では、このような問題点に対処することができなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、原反ロールより繰り出され、連続走行するウェブ上に複数の塗布手段により、バックコート層、下地層、磁気記録層等となる薄膜が複数層塗布され、乾燥後のウェブが巻き芯に巻き取られる生産形態における、製品ロールの交換時において、未塗布のウェブが新規の巻き芯に巻き込まれるという問題を排除でき、膜厚分布が均一であり、良質な塗布層を形成でき、かつ、稼働率の向上、歩留りの向上が達成できる塗布方法及び装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明は、前記目的を達成するために、帯状可撓性の支持体が巻回された原反ロールより前記支持体を繰り出し、前記支持体を搬送速度Vで連続走行させながら、前記支持体の表面に第1の塗布手段によって第1の塗布液を塗布し、該第1の塗布液の乾燥後に前記支持体の裏面又は表面に前記第1の塗布手段より前記支持体の走行方向下流側にL1離れた位置にある第2の塗布手段によって第2の塗布液を塗布し、該第2の塗布液の乾燥後に前記第2の塗布手段より前記支持体の走行方向下流側にL2離れた位置にある巻き芯によって前記支持体を巻き取って製品ロールとする塗布方法であって、前記原反ロールの繰り出し終了の際に、前記第1及び第2の塗布手段による前記第1及び第2の塗布液の塗布を終了させ、前記支持体を連続走行させながら、原反ロール交換手段により繰り出し終了後の前記原反ロールを新規の原反ロールに交換し、前記新規の原反ロールより前記支持体を繰り出して、前記支持体を連続走行させながら、前記支持体の表面に前記第1の塗布手段による前記第1の塗布液の塗布を開始させ、前記第1の塗布液の塗布開始後の所定時間T2経過後に前記第2の塗布手段による前記第2の塗布液の塗布を開始させ、前記第1の塗布液の塗布開始後の所定時間T1経過後に製品ロール交換手段により巻き取り終了後の前記製品ロールを新規の巻き芯に交換し、T2≦L1/Vの際に、T1>(L1+L2)/Vとなるように調整し、T2>L1/Vの際に、T1>T2+L2/Vとなるように調整することを特徴とする塗布方法を提供する。
請求項1に係る本発明によれば、支持体の搬送速度V、所定距離L1及びL2、所定時間T1及びT2を最適範囲に調整するので、製品ロールの交換時において、未塗布のウェブ(支持体)が新規の巻き芯に巻き込まれるという問題を排除できる。
なお、所定距離L1は、第1の塗布手段と第2の塗布手段との直線距離を指すものではなく、第1の塗布手段と第2の塗布手段との間の支持体の走行距離を意味する。同様に、L2は、第2の塗布手段と巻き芯との直線距離を指すものではなく、第2の塗布手段と巻き芯との間の支持体の走行距離を意味する。
請求項2に係る本発明は、帯状可撓性の支持体が巻回された原反ロールより前記支持体を繰り出し、前記支持体を搬送速度Vで連続走行させながら、前記支持体の表面に第1の塗布手段によって第1の塗布液を塗布し、該第1の塗布液の乾燥後に前記支持体の裏面又は表面に前記第1の塗布手段より前記支持体の走行方向下流側にL1離れた位置にある第2の塗布手段によって第2の塗布液を塗布し、該第2の塗布液の乾燥後に前記支持体を巻き芯に巻き取って製品ロールとする塗布方法であって、前記原反ロールの繰り出し終了の際に、前記第1及び第2の塗布手段による前記第1及び第2の塗布液の塗布を終了させ、前記支持体を連続走行させながら、原反ロール交換手段により繰り出し終了後の前記原反ロールを新規の原反ロールに交換し、前記新規の原反ロールより前記支持体を繰り出して、前記支持体を連続走行させながら、前記支持体の表面に前記第1の塗布手段による前記第1の塗布液の塗布を開始させ、前記第1の塗布液の塗布開始後の所定時間T2経過後に前記第2の塗布手段による前記第2の塗布液の塗布を開始させ、製品ロール交換手段により巻き取り終了後の前記製品ロールを新規の巻き芯に交換し、T2=L1/Vとなるように調整することを特徴とする塗布方法を提供する。
請求項2に係る本発明によれば、支持体の搬送速度V、所定距離L1、所定時間T2を最適条件に調整するので、製品ロールの交換時において、未塗布のウェブ(支持体)が新規の巻き芯に巻き込まれるという問題を排除できる。特に、第1の塗布液の塗布開始点と第2の塗布液の塗布開始点とを一致させることができ、片面塗布部をなくすることが可能となるので、ウェブの無駄部分を減少させることができる。
請求項3に係る本発明は、帯状可撓性の支持体が巻回された原反ロールより前記支持体を繰り出し、前記支持体を搬送速度Vで連続走行させながら、前記支持体の表面に第1の塗布手段によって第1の塗布液を塗布し、該第1の塗布液の乾燥後に前記支持体の裏面又は表面に第2の塗布手段によって第2の塗布液を塗布し、該第2の塗布液の乾燥後に前記第2の塗布手段より前記支持体の走行方向下流側にL2離れた位置にある巻き芯によって前記支持体を巻き取って製品ロールとする塗布方法であって、前記原反ロールの繰り出し終了の際に、前記第1及び第2の塗布手段による前記第1及び第2の塗布液の塗布を終了させ、前記支持体を連続走行させながら、原反ロール交換手段により繰り出し終了後の原反ロールを新規の原反ロールに交換し、前記新規の原反ロールより前記支持体を繰り出して、前記支持体を連続走行させながら、前記支持体の表面に前記第1の塗布手段による前記第1の塗布液の塗布を開始させ、前記第2の塗布手段より前記支持体の走行方向上流側にL3離れた位置にある検出手段により前記支持体における前記第1の塗布液の塗布開始部分の走行位置を検出し、該検出時より所定時間T4経過後に前記第2の塗布手段による前記第2の塗布液の塗布を開始させ、前記検出時より所定時間T3経過後に製品ロール交換手段により巻き取り終了後の前記製品ロールを新規の巻き芯に交換させ、T4≦L3/Vの際に、T3>(L3+L2)/Vとなるように調整し、T4>L3/Vの際に、T3>T4+L2/Vとなるように調整することを特徴とする塗布方法を提供する。
請求項3に係る本発明によれば、支持体の搬送速度V、所定距離L2及びL3、所定時間T3及びT4を最適範囲に調整するので、製品ロールの交換時において、未塗布のウェブ(支持体)が新規の巻き芯に巻き込まれるという問題を排除できる。
なお、所定距離L3は、検出手段と第2の塗布手段との直線距離を指すものではなく、検出手段と第2の塗布手段との間の支持体の走行距離を意味する。また、既述したように、所定距離L2は、第2の塗布手段と巻き芯との直線距離を指すものではなく、第2の塗布手段と巻き芯との間の支持体の走行距離を意味する。
請求項4に係る本発明は、帯状可撓性の支持体が巻回された原反ロールより前記支持体を繰り出し、前記支持体を搬送速度Vで連続走行させながら、前記支持体の表面に第1の塗布手段によって第1の塗布液を塗布し、該第1の塗布液の乾燥後に前記支持体の裏面又は表面に第2の塗布手段によって第2の塗布液を塗布し、該第2の塗布液の乾燥後に前記支持体を巻き芯に巻き取って製品ロールとする塗布方法であって、前記原反ロールの繰り出し終了の際に、前記第1及び第2の塗布手段による前記第1及び第2の塗布液の塗布を終了させ、前記支持体を連続走行させながら、原反ロール交換手段により繰り出し終了後の原反ロールを新規の原反ロールに交換し、前記新規の原反ロールより前記支持体を繰り出して、前記支持体を連続走行させながら、前記支持体の表面に前記第1の塗布手段による前記第1の塗布液の塗布を開始させ、前記第2の塗布手段より前記支持体の走行方向上流側にL3離れた位置にある検出手段により前記支持体における前記第1の塗布液の塗布開始部分の走行位置を検出し、該検出時より所定時間T4経過後に前記第2の塗布手段による前記第2の塗布液の塗布を開始させ、製品ロール交換手段により巻き取り終了後の前記製品ロールを新規の巻き芯に交換し、T4=L3/Vとなるように調整することを特徴とする塗布方法を提供する。
請求項4に係る本発明によれば、支持体の搬送速度V、所定距離L3、所定時間T4を最適条件に調整するので、製品ロールの交換時において、未塗布のウェブ(支持体)が新規の巻き芯に巻き込まれるという問題を排除できる。特に、第1の塗布液の塗布開始点と第2の塗布液の塗布開始点とを一致させることができ、片面塗布部をなくすることが可能となるので、ウェブの無駄部分を減少させることができる。
請求項5に係る本発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の塗布方法において、前記製品ロール交換手段にダミー巻き芯を設け、該ダミー巻き芯に塗布液の塗布されていない前記支持体を巻き取らせることを特徴とする。このように、製品ロール交換手段にダミー巻き芯が設けられ、これに塗布液の塗布されていないウェブ(支持体)を巻き取らせるのであれば、連続生産の作業性が一層向上する。
請求項6に係る本発明は、帯状可撓性の支持体が巻回された原反ロールより前記支持体を繰り出し、前記支持体を連続走行させながら、前記支持体の表面に第1の塗布手段によって第1の塗布液を塗布し、該第1の塗布液の乾燥後に前記支持体の裏面又は表面に第2の塗布手段によって第2の塗布液を塗布し、該第2の塗布液の乾燥後に前記支持体を巻き芯に巻き取って製品ロールとする塗布装置であって、前記原反ロールの繰り出し終了の際に、前記第1及び第2の塗布手段による前記第1及び第2の塗布液の塗布を終了させ、前記支持体を連続走行させながら、原反ロール交換手段により繰り出し終了後の原反ロールを新規の原反ロールに交換し、前記新規の原反ロールより前記支持体を繰り出して、前記支持体を連続走行させながら、前記支持体の表面に前記第1の塗布手段による前記第1の塗布液の塗布を開始させ、前記第1の塗布液の塗布開始後の所定時間T2経過後に前記第2の塗布手段による前記第2の塗布液の塗布を開始させ、前記第1の塗布液の塗布開始後の所定時間T1経過後に製品ロール交換手段により巻き取り終了後の前記製品ロールを新規の巻き芯に交換させるようになっており、前記所定時間T1及びT2が調整可能となっていることを特徴とする塗布装置を提供する。
請求項6に係る本発明によれば、所定時間T1及びT2が調整可能となっているので、支持体の搬送速度や塗布手段等の配置等との関係を最適化することにより、製品ロールの交換時において、未塗布のウェブ(支持体)が新規の巻き芯に巻き込まれるという問題を排除できる。
請求項7に係る本発明は、帯状可撓性の支持体が巻回された原反ロールより前記支持体を繰り出し、前記支持体を連続走行させながら、前記支持体の表面に第1の塗布手段によって第1の塗布液を塗布し、該第1の塗布液の乾燥後に前記支持体の裏面又は表面に第2の塗布手段によって第2の塗布液を塗布し、該第2の塗布液の乾燥後に前記支持体を巻き芯に巻き取って製品ロールとする塗布装置であって、前記原反ロールの繰り出し終了の際に、前記第1及び第2の塗布手段による前記第1及び第2の塗布液の塗布を終了させ、前記支持体を連続走行させながら、原反ロール交換手段により繰り出し終了後の原反ロールを新規の原反ロールに交換し、前記新規の原反ロールより前記支持体を繰り出して、前記支持体を連続走行させながら、前記支持体の表面に前記第1の塗布手段による前記第1の塗布液の塗布を開始させ、前記第1の塗布手段より前記支持体の走行方向下流側に設けられた検出手段により前記支持体における前記第1の塗布液の塗布開始部分の走行位置を検出し、該検出時より所定時間T4経過後に前記第2の塗布手段による前記第2の塗布液の塗布を開始させ、前記検出時より所定時間T3経過後に製品ロール交換手段により巻き取り終了後の前記製品ロールを新規の巻き芯に交換させるようになっており、前記所定時間T3及びT4が調整可能となっていることを特徴とする塗布装置を提供する。
請求項7に係る本発明によれば、所定時間T3及びT4が調整可能となっているので、支持体の搬送速度や塗布手段等の配置等との関係を最適化することにより、製品ロールの交換時において、未塗布のウェブ(支持体)が新規の巻き芯に巻き込まれるという問題を排除できる。
以上説明したように、本発明によれば、支持体の搬送速度V、所定距離L1及びL2、所定時間T1及びT2を最適範囲に調整するので、製品ロールの交換時において、未塗布のウェブ(支持体)が新規の巻き芯に巻き込まれるという問題を排除できる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の各実施態様について説明する。図1は、本発明の塗布装置(塗布ライン)10の全体構成図である。
塗布ライン10において、ウェブWが巻回されたロール等よりなる送り出し部12より送り出されるウェブWは、複数のガイドローラG、G…によってガイドされて、第1の塗布手段であるエクストルージョン方式の塗布装置14によってウェブWの表面に第1の塗布液が塗布され、第1乾燥ゾーン16によって塗布膜が乾燥され、第2の塗布手段であるエクストルージョン方式の塗布装置18によってウェブWの裏面に第2の塗布液が塗布され、第2乾燥ゾーン20によって塗布膜が乾燥され、巻き取りロール等よりなる巻き取り機22により、表裏両面に塗布層が形成されたウェブWが巻き取られるようになっている。
この塗布ライン10において、5箇所に溝付き吸引ドラム(グルーブドサクションドラム)24が設けられている。具体的には、溝付き吸引ドラム24は、送り出し部12と塗布装置14との間、塗布装置14と第1乾燥ゾーン16との間、第1乾燥ゾーン16と塗布装置18との間、塗布装置18と第2乾燥ゾーン20との間、及び、第2乾燥ゾーン20と巻き取り機22との間にそれぞれ配置されており、本塗布ライン10におけるウェブWの安定した搬送を担保している。
なお、図1において、原反ロール交換手段及び製品ロール交換手段の図示は省略されている。
第1の塗布手段である塗布装置14と第2の塗布手段である塗布装置18は、いずれもエクストルージョン方式の塗布装置であり、塗布ヘッド14A(18A)と、塗布ヘッド14A(18A)の前後に配され、ウェブWを張架しつつ塗布ヘッド14A(18A)に押し付ける一対の支持ローラ14B、14C(18B、18C)より構成される。
図2は、塗布ヘッド14A(18A)の一部を切断して示す斜視図であり、図3は、塗布ヘッド14A(18A)の先端部分とウェブWとの位置関係を示す概略断面図である。
図2及び図3に示されるように、塗布ヘッド14A(18A)には、塗布液を供給できるような下記の液供給系が設けられている。すなわち、塗布ヘッド14A(18A)の本体26には、長手方向(ウェブWの幅方向)に延びた液溜め部28と、液溜め部28と連通するとともに、長手方向(ウェブWの幅方向)においてウェブWと対向し、開口部より塗布液を吐出するスリット30と、液溜め部28へ塗布液を供給する液供給口32と、液溜め部28から塗布液を引き抜く液排出口34と、を備えている。
液溜め部28は、「ポケット」又は「マニホールド」とも称され、その断面が略円形をなし、図2に示されるように、ウェブWの幅方向に略同一の断面形状をもって延長された液溜め機能を有する空洞部である。その有効長さは、通常、塗布幅と同等又は若干長く設定される。液溜め部28の貫通した両端開口部は、図2に示されるように、本体26の両端部に取付けられる閉鎖板36、38により閉止されている。なお、既述の液供給口32は閉鎖板36に、液排出口34は閉鎖板38にそれぞれ設けられている。
スリット30は、液溜め部28からウェブWに向け、通常、0. 01〜0. 5mmの開口幅をもって塗布ヘッド14A(18A)の本体26内部を貫通し、かつ液溜め部28と同じようにウェブWの幅方向に延長された比較的狭隘な流路であり、ウェブWの幅方向の開口長さは塗布幅と略同等に設定される。なお、スリット30におけるウェブWに向けた流路の長さは、塗布液の液組成、物性、供給流量、供給液圧、等の諸条件を考慮して適宜設定し得る。すなわち、塗布液がウェブWの幅方向に均一な流量と液圧分布をもって層流状にスリット30から供給できればよい。
次に、塗布ヘッド14A(18A)の先端部分について、図3を参照しながら説明する。スリット30は、塗布ヘッド14A(18A)の本体26(図2参照)のフロントエッジ40とバックエッジ42とにより形成される。塗布ヘッド14A(18A)の本体26の上面(ウェブWと対向する面)には、上流側より、フロントエッジ面40a、バックエッジ面42aがそれぞれ形成されている。
図3に示されるように、フロントエッジ面40aは断面が略直線状に、バックエッジ面42aは、断面が山型に形成されている。また、フロントエッジ面40aの後端エッジ部40bとバックエッジ面42aの先端エッジ部42bとには所定の段差が設けられ、塗布液Fの所定厚さの膜が形成できるようになっている。
なお、図2に示されるフロントエッジ面40a、バックエッジ面42aの断面形状は一例であり、他の断面形状、たとえば円弧状、放物線状等、各種の形状が採用できる。
スリット30の、液溜め部28との境界部から開口部までの距離(ウェブWに向けた流路の長さ)は、スリット30のウェブWの幅方向の開口長さ、塗布液の液組成、物性、供給流量、供給液圧、等の諸条件により異なるが、スリット30のウェブWの幅方向の開口長さが1000〜1200mm程度の場合には30〜80mmの範囲が好ましく採用できる。
塗布ヘッド14A及び塗布ヘッド18Aは、いずれも独自の昇降手段(図示略)を備えており、この昇降手段を作動させることにより、それぞれの塗布ヘッド14A、塗布ヘッド18Aによる塗布を停止させたり、塗布を再開させたりできるように構成されている。このような昇降手段としては、各種の1軸駆動手段が採用できる。
たとえば、エアシリンダ、油圧シリンダ、リニアモータ、超音波モータ、ねじ部材とモータの組み合わせ(たとえば、ボールねじとステッピングモータとの組み合わせ)等、公知の各種手段が採用できる。すなわち、昇降手段としては、塗布ヘッド14A(18A)を、待機位置と塗布位置に確実に移動させ得る手段であればよい。
なお、昇降手段(1軸駆動手段)に加えて、塗布ヘッド14A及び塗布ヘッド18Aの停止位置を確実にするためのストッパや、塗布ヘッド14A及び塗布ヘッド18Aの位置を検出する位置センサーを設けることもできる。
次に、本発明に使用される各種材料について説明する。ウェブWとしては、樹脂フィルム、紙(レジンコーティッド紙、合成紙、等)、金属箔(アルミニウムウェブ等)等を使用できる。樹脂フィルムの材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリアミド、PET(ポリエチレンテレフタレート)、二軸延伸を行ったポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアミドイミド、ポリイミド、芳香族ポリアミド、セルローストリアセテート、セルロースアセテートプロピオネート、セルロースダイアセテート等の公知のものが使用できる。これらのうち、特にポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアミドが好ましく使用できる。
ウェブWの幅としては、0. 1〜3mが、ウェブWの長さとしては、1000〜100000mが、ウェブWの厚さとしては、0. 5〜100μmのものがそれぞれ一般的に採用される。ただし、これ以外のサイズの適用も妨げられるものではない。
これらのウェブWは、あらかじめコロナ放電、プラズマ処理、易接着処理、熱処理、除塵処理などを行っておいてもよい。ウェブWの表面粗さRaはカットオフ値0.25mmにおいて3〜10nmが好ましい。
また、ウェブWには、あらかじめ接着層等の下地層を設け乾燥硬化させたもの、裏面に他の機能層があらかじめ形成されたもの、等を用いてもよい。
塗布液の液組成としては、目的に応じて公知の各種の組成が選択できる。
磁性体を含む塗布液を使用し、磁性層を形成する場合には、磁性層に使用する強磁性粉末としては、特に制限されるべきものではないが、α−Feを主成分とする強磁性金属粉末、六方晶フェライト粉末が好ましい。
磁性体を含まない塗布液を使用し、非磁性層を形成する場合には、塗布液に含まれる非磁性の構成は制限されないが、通常、少なくとも樹脂からなり、好ましくは、粉体、たとえば、無機粉末又は有機粉末が樹脂中に分散されたものが挙げられる。
次に、図1に示される塗布ライン10を使用した塗布方法について説明する。先ず、定常時の塗布作業について説明する。
ウェブWが巻回されたロール等よりなる送り出し部12よりウェブWが送り出され、所定の速度で走行しながら、複数のガイドローラG、G…によってガイドされて、第1の塗布手段(塗布装置)14によってウェブWの表面に第1の塗布液が塗布される。そして、第1乾燥ゾーン16によって塗布膜が乾燥され、第2の塗布手段(塗布装置)18によってウェブWの裏面に第2の塗布液が塗布され、第2乾燥ゾーン20によって塗布膜が乾燥され、巻き取りロール等よりなる巻き取り機22により、表裏両面に塗布層が形成されたウェブWが巻き取られる。
次に、本発明の特徴部分である、原反ロールの交換作業及び製品ロールの交換作業(非定常作業)について、第1の実施態様から第4の実施態様まで順に説明する。
図4は、本発明の第1実施態様を説明する概念図であり、(A)は、定常時の塗布作業を示し、(B)及び(C)は、非定常作業を示す。
図4(A)に示されるように、ウェブWの搬送速度がVであり、塗布装置14から塗布装置18までの距離がL1(図のウェブWの破線の長さ)であり、塗布装置18から巻き取り機22の巻き芯22Aまでの距離がL2(図のウェブWの実線の長さ)である。ウェブWの搬送速度Vとしては、たとえば50〜1000m/分とできる。
なお、送り出し部12には繰り出し中の原反ロール12Aと、新規の原反ロール12Bが設けられており、巻き取り機22には巻き取り中の巻き芯22Aと新規の巻き芯22Bが設けられている。
次いで、図4(B)に示されるように、原反ロール12Aの繰り出し終了の際に、塗布装置14、18の塗布ヘッド14A、18Aを図示しない昇降手段により待機位置まで下降させることにより、第1及び第2の塗布手段(塗布装置)14、18による第1及び第2の塗布液の塗布を終了させる。
次いで、ウェブWを搬送速度Vで連続走行させながら、送り出し部12の原反ロール交換手段(詳細の図示は略す)により繰り出し終了後の原反ロール12Aを新規の原反ロール12Bに交換する。
次いで、図4(C)に示されるように、新規の原反ロール12BよりウェブWを繰り出して、ウェブWを搬送速度Vで連続走行させながら、塗布装置14の塗布ヘッド14Aを図示しない昇降手段により塗布位置まで上昇させることにより、ウェブWの表面に塗布装置14による第1の塗布液の塗布を開始(再開)させる。
そして、第1の塗布液の塗布開始後の所定時間T2経過後に、塗布装置18の塗布ヘッド18Aを図示しない昇降手段により塗布位置まで上昇させることにより、ウェブWの裏面に塗布装置18による第2の塗布液の塗布を開始(再開)させる。
更に、第1の塗布液の塗布開始後の所定時間T1経過後に、巻き取り機22の製品ロール交換手段(詳細の図示は略す)により巻き取り終了後の製品ロール(巻き芯)22Aを新規の巻き芯22Bに交換する。
以上に説明した本発明の第1実施態様において、新規の巻き芯22Bに未塗布のウェブWが巻き込まれないようにするには、T2≦L1/Vの際に、T1>(L1+L2)/Vとなるように調整し、T2>L1/Vの際に、T1>T2+L2/Vとなるように調整することが必要である。
このような本発明の第1実施態様によれば、ウェブWの搬送速度V、所定距離L1及びL2、所定時間T1及びT2を最適範囲に調整するので、製品ロールの交換時において、未塗布のウェブWが新規の巻き芯22Bに巻き込まれるという不具合を有効に防止できる。
次に、本発明の第2実施態様について説明する。なお、本第2実施態様は、先の第1実施態様の図4と同様の構成を採用することより、新たな図示は省略する。
本第2実施態様において、図4(A)に示される定常時の塗布作業から、図4(B)に示される非定常作業までは第1実施態様と同一のフローを採用する。なお、本第2実施態様において、所定距離L2及び所定時間T1の調整は不要である。
図4(B)以降において、送り出し部12の原反ロール交換手段(詳細の図示は略す)により繰り出し終了後の原反ロール12Aを新規の原反ロール12Bに交換する。
次いで、図4(C)に示されるように、新規の原反ロール12BよりウェブWを繰り出して、ウェブWを搬送速度Vで連続走行させながら、塗布装置14の塗布ヘッド14Aを図示しない昇降手段により塗布位置まで上昇させることにより、ウェブWの表面に塗布装置14による第1の塗布液の塗布を開始(再開)させる。
そして、第1の塗布液の塗布開始後の所定時間T2経過後に、塗布装置18の塗布ヘッド18Aを図示しない昇降手段により塗布位置まで上昇させることにより、ウェブWの裏面に塗布装置18による第2の塗布液の塗布を開始(再開)させる。
更に、巻き取り機22の製品ロール交換手段(詳細の図示は略す)により巻き取り終了後の製品ロール(巻き芯)22Aを新規の巻き芯22Bに交換する。
以上に説明した本発明の第2実施態様において、新規の巻き芯22Bに未塗布のウェブWが巻き込まれないようにするには、T2=L1/Vとなるように調整することが必要である。
このような本発明の第2実施態様によれば、支持体の搬送速度V、所定距離L1、所定時間T2を最適条件に調整するので、製品ロールの交換時において、未塗布のウェブWが新規の巻き芯22Bに巻き込まれるという問題を排除できる。
次に、本発明の第3実施態様について説明する。図5は、本発明の第3実施態様を説明する概念図であり、(A)は、定常時の塗布作業を示し、(B)及び(C)は、非定常作業を示す。なお、本発明の第1実施態様を説明する図4と同一、類似の部材については同様の符号を附し、その詳細な説明を省略する。
図5(A)に示されるように、ウェブWの搬送速度がVであり、検出手段23から塗 布装置18までの距離がL3(図のウェブWの破線の長さ)である。この検出手段23は、ウェブWにおける第1の塗布液の塗布開始部分の走行位置を検出するもので、公知の検知手段(フォトセンサ、レーザ検知装置等)が使用できる。
次いで、図5(B)に示されるように、原反ロール12Aの繰り出し終了の際に、塗布装置14、18の塗布ヘッド14A、18Aを図示しない昇降手段により待機位置まで下降させることにより、第1及び第2の塗布手段(塗布装置)14、18による第1及び第2の塗布液の塗布を終了させる。
次いで、ウェブWを搬送速度Vで連続走行させながら、送り出し部12の原反ロール交換手段(詳細の図示は略す)により繰り出し終了後の原反ロール12Aを新規の原反ロール12Bに交換する。
次いで、図5(C)に示されるように、新規の原反ロール12BよりウェブWを繰り出して、ウェブWを搬送速度Vで連続走行させながら、塗布装置14の塗布ヘッド14Aを図示しない昇降手段により塗布位置まで上昇させることにより、ウェブWの表面に塗布装置14による第1の塗布液の塗布を開始(再開)させる。
そして、検出手段23によりウェブWにおける第1の塗布液の塗布開始部分の走行位置を検出し、検出時より所定時間T4経過後に、塗布装置18の塗布ヘッド18Aを図示しない図示しない昇降手段により塗布位置まで上昇させることにより、ウェブWの裏面に塗布装置18による第2の塗布液の塗布を開始(再開)させる。
更に、この検出時より所定時間T3経過後に、巻き取り機22の製品ロール交換手段(詳細の図示は略す)により巻き取り終了後の製品ロール(巻き芯)22Aを新規の巻き芯22Bに交換する。
以上に説明した本発明の第3実施態様において、新規の巻き芯22Bに未塗布のウェブWが巻き込まれないようにするには、T4≦L3/Vの際に、T3>(L3+L2)/Vとなるように調整し、T4>L3/Vの際に、T3>T4+L2/Vとなるように調整することが必要である。
このような本発明の第3実施態様によれば、ウェブWの搬送速度V、所定距離L2及びL3、所定時間T3及びT4を最適範囲に調整するので、製品ロールの交換時において、未塗布のウェブWが新規の巻き芯22Bに巻き込まれるという不具合を有効に防止できる。
次に、本発明の第4実施態様について説明する。なお、本第4実施態様は、先の第3実施態様の図5と同様の構成を採用することより、新たな図示は省略する。
本第2実施態様において、図5(A)に示される定常時の塗布作業から、図5(B)に示される非定常作業までは第3実施態様と同一のフローを採用する。なお、本第4実施態様において、所定距離L4及び所定時間T4の調整は不要である。
図5(B)以降において、送り出し部12の原反ロール交換手段(詳細の図示は略す)により繰り出し終了後の原反ロール12Aを新規の原反ロール12Bに交換する。
次いで、図5(C)に示されるように、新規の原反ロール12BよりウェブWを繰り出して、ウェブWを搬送速度Vで連続走行させながら、塗布装置14の塗布ヘッド14Aを図示しない昇降手段により塗布位置まで上昇させることにより、ウェブWの表面に塗布装置14による第1の塗布液の塗布を開始(再開)させる。
そして、検出手段23によりウェブWにおける第1の塗布液の塗布開始部分の走行位置を検出し、検出時より所定時間T4経過後に、塗布装置18の塗布ヘッド18Aを図示しない図示しない昇降手段により塗布位置まで上昇させることにより、ウェブWの裏面に塗布装置18による第2の塗布液の塗布を開始(再開)させる。
更に、巻き取り機22の製品ロール交換手段(詳細の図示は略す)により巻き取り終了後の製品ロール(巻き芯)22Aを新規の巻き芯22Bに交換する。
以上に説明した本発明の第4実施態様において、新規の巻き芯22Bに未塗布のウェブWが巻き込まれないようにするには、T4=L3/Vとなるように調整することが必要である。
このような本発明の第4実施態様によれば、支持体の搬送速度V、所定距離L3、所定時間T4を最適条件に調整するので、製品ロールの交換時において、未塗布のウェブWが新規の巻き芯22Bに巻き込まれるという問題を排除できる。
次に、本発明の第5実施態様について説明する。なお、本第5実施態様は、製品ロール交換手段に関するもので、既述の本発明の第1〜第4実施態様と組み合わせて適用できる。
図6は、塗布ライン10のうち巻き取り機22の部分を示す構成図である。図6において、巻き取り機22は、巻き取り終了後の製品ロール(巻き芯)22Aと、新規の巻き芯22Bと、ダミー巻き芯22Cと、製品ロール交換手段25とにより構成されている。製品ロール交換手段25は、巻き芯22Aと、巻き芯22Bと、ダミー巻き芯22Cとを軸支する部材であり、図示しない駆動手段により回転中心25Aの回りに時計方向に間欠的に(120度毎に)回転駆動されるようになっている。
また、巻き芯22A、巻き芯22B、及びダミー巻き芯22Cは、それぞれ図示しない駆動手段により時計方向に回転駆動され、ウェブWの巻き取りができるようになっている。
次に、本第5実施態様の、巻き取り機22における製品ロール交換手段25の作用について説明する。
巻き取り終了時において、製品ロール交換手段25が、回転中心25Aの回りに時計方向に120度回転駆動され、製品ロール(巻き芯22A)とダミー巻き芯22Cとが交換され、塗布液の塗布されていないウェブWがダミー巻き芯22Cに巻き取られる。
そして、塗布液の塗布されていないウェブWの、ダミー巻き芯22Cへの巻き取りが終了した時点において、製品ロール交換手段25が、回転中心25Aの回りに時計方向に120度回転駆動され、ダミー巻き芯22Cと新規の巻き芯22Bが交換され、第1及び第2の塗布液が塗布されたウェブWが新規の巻き芯22Bに巻き取られる。
このような本発明の第5実施態様によれば、製品ロール交換手段25にダミー巻き芯22Cが設けられ、これに塗布液の塗布されていないウェブWを巻き取らせるので、連続生産の作業性が一層向上する。
以上、本発明に係る塗布装置及び方法の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、各種の態様が採り得る。
たとえば、本実施形態の例では、図1〜図3に示されるエクストルージョン塗布方法を採用したが、このような塗布方法に限らず、各種の態様、たとえば、グラビアコート方法、ロールコート方法、スライドコート方法、バーコート方法、カーテンコート方法等も採用できる。
また、本実施形態では、塗布ヘッド14A(18A)の前後に一対のガイドローラ14B、14C(18B、18C)を設け、この一対のガイドローラによりウェブWを支持しながら、ウェブWを塗布ヘッド14A(18A)に押し付けて塗布を行っているが、ウェブWが支持ローラに巻き掛けられて支持されながら塗布ヘッド14A(18A)により塗布を行う態様も採用できる。
更に、本実施形態では、塗布ヘッド14A(18A)及び塗布ヘッド14が昇降手段により上下に移動する態様が採用されているが、塗布ヘッド14A(18A)及び塗布ヘッド14を固定し、一対のガイドローラ14B、14C(18B、18C)(又はウェブWが巻き掛けられている支持ローラ)を上下に移動させる態様も採用できる。
図1に示される塗布ライン10を使用して、本発明の第1実施態様によって、ウェブWに塗布液を塗布した。
ウェブWとして、幅550mm、厚さ62μmのPEN(ポリエチレンナフタレート)を使用した。ウェブWの原反ロール12Aとして、長さ5000mのウェブWを巻回したロールを準備した。ウェブWの走行速度Vを150m/分とした。
第1の塗布装置14と第2の塗布装置18との距離L1は150mであり、第2の塗布装置18と巻き取り機22の巻き芯との距離L2は100mである。また、第1の塗布液の塗布再開後に、第2の塗布液の塗布を再開させるまでの所定時間T2を0.5分と1.5分の2段階に変化させた。
そして、第1の塗布液の塗布再開後に、製品ロール交換手段により巻き取り終了後の製品ロールを新規の巻き芯に交換させるまでの所定時間T1を1.0〜3.5分まで6段階に変化させた。
次に、ウェブWの表面に塗布する磁性層用の第1の塗布液の処方を以下に示す。なお、「部」の表示は「重量部」 を意味する。
(第1の塗布液)
・強磁性金属微粉末 100部
組成Fe /Zn /Ni=92/4/4
Hc:2000Oe
BET法による比表面積:58m2 /g
針状比:5.0
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 12部
重合度:300
・ポリエステルポリウレタン樹脂 3部
・α−Al2 3 (アルミナ) 1部
平均粒径:0.5μm
・カーボンブラック 1.5部
平均粒径:0.1μm
・ブチルステアレート 0.5部
・ステアリン酸 1部
・メチルエチルケトン 200部
ウェブWの裏面に塗布するバックコート層用の第2の塗布液の処方を以下に示す。
(第2の塗布液)
・無機粉末(TiO2 ) 100部
平均粒径:0.05μm
BET法による比表
・カーボンブラック 20部
平均粒径:0.018μm
・塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体 12部
・ポリエステルウレタン樹脂 5部
・ブチルアルコール 1部
・ステアリン酸 1部
・メチルエチルケトン 200部
ウェブWの表面に第1の塗布装置14により磁性層用の第1の塗布液を乾燥後の厚さが1.9μmになるように塗布し、乾燥後のウェブWの裏面に第2の塗布装置18によりバックコート層用の第2の塗布液を乾燥後の厚さが0.4μmになるように塗布した。乾燥後のウェブWが巻き取られた新規の巻き芯(製品ロール)を破壊し、心近傍のウェブW表裏面の塗布層(磁性層及びバックコート層)の有無を目視検査により判定した。
以上の実験条件と評価結果を図7の表に纏める。
図7(A)の表は、第1の塗布液の塗布再開後に、第2の塗布液の塗布を再開させるまでの所定時間T2を1.5分に設定したものであり、このときのL1/Vは1.0分であり、T2>L1/Vとなることより、本発明の最適条件とするには、T1>T2+L2/Vとなるように調整する必要がある。
図7(A)の表において、上記の本発明の最適条件に該当するのは(T1>T2+L2/Vであるのは)、水準4、5及び6であり、これらの条件における、ウェブW表裏面の塗布層(磁性層及びバックコート層)は、「有」であり、判定は○である。
一方、上記の本発明の最適条件に該当しないのは(T1≦T2+L2/Vであるのは)、水準1、2及び3であり、これらの条件における、ウェブW表裏面の塗布層(磁性層及びバックコート層)は、「無」であり(水準3は磁性層のみ「有」)、判定は×である。
図7(B)の表は、第1の塗布液の塗布再開後に、第2の塗布液の塗布を再開させるまでの所定時間T2を0.5分に設定したものであり、このときのL1/Vは1.0分であり、T2≦L1/Vとなることより、本発明の最適条件とするには、T1>(L1+L2)/Vとなるように調整する必要がある。
図7(B)の表において、上記の本発明の最適条件に該当するのは(T1>(L1+L2)/Vであるのは)、水準3、4、5及び6であり、これらの条件における、ウェブW表裏面の塗布層(磁性層及びバックコート層)は、「有」であり、判定は○である。
一方、上記の本発明の最適条件に該当しないのは(T1≦(L1+L2)/Vであるのは)、水準1及び2であり、これらの条件における、ウェブW表裏面の塗布層(磁性層及びバックコート層)は、「無」であり(水準2はバックコート層のみ「有」)、判定は×である。
本発明に係る塗布装置の全体構成図 塗布ヘッドの一部を切断して示す斜視図 図2の塗布ヘッドの先端部分とウェブとの位置関係を示す概略断面図 本発明の第1実施態様を説明する概念図 本発明の第3実施態様を説明する概念図 塗布ラインのうち巻き取り機の部分を示す構成図 実施例と比較例の条件と評価結果を示す表
符号の説明
10…塗布装置(塗布ライン)、12…送り出し部、塗布ヘッド(塗布手段)、14…塗布装置(第1の塗布手段)、16…第1乾燥ゾーン、18…塗布装置(第2の塗布手段)、20…第2乾燥ゾーン、22…巻き取り機、24…溝付き吸引ドラム、G…ガイドローラ、W…可撓性支持体(ウェブ)

Claims (7)

  1. 帯状可撓性の支持体が巻回された原反ロールより前記支持体を繰り出し、前記支持体を搬送速度Vで連続走行させながら、前記支持体の表面に第1の塗布手段によって第1の塗布液を塗布し、該第1の塗布液の乾燥後に前記支持体の裏面又は表面に前記第1の塗布手段より前記支持体の走行方向下流側にL1離れた位置にある第2の塗布手段によって第2の塗布液を塗布し、該第2の塗布液の乾燥後に前記第2の塗布手段より前記支持体の走行方向下流側にL2離れた位置にある巻き心によって前記支持体を巻き取って製品ロールとする塗布方法であって、
    前記原反ロールの繰り出し終了の際に、前記第1及び第2の塗布手段による前記第1及び第2の塗布液の塗布を終了させ、前記支持体を連続走行させながら、原反ロール交換手段により繰り出し終了後の前記原反ロールを新規の原反ロールに交換し、
    前記新規の原反ロールより前記支持体を繰り出して、前記支持体を連続走行させながら、前記支持体の表面に前記第1の塗布手段による前記第1の塗布液の塗布を開始させ、前記第1の塗布液の塗布開始後の所定時間T2経過後に前記第2の塗布手段による前記第2の塗布液の塗布を開始させ、
    前記第1の塗布液の塗布開始後の所定時間T1経過後に製品ロール交換手段により巻き取り終了後の前記製品ロールを新規の巻き心に交換し、
    T2≦L1/Vの際に、T1>(L1+L2)/Vとなるように調整し、
    T2>L1/Vの際に、T1>T2+L2/Vとなるように調整することを特徴とする塗布方法。
  2. 帯状可撓性の支持体が巻回された原反ロールより前記支持体を繰り出し、前記支持体を搬送速度Vで連続走行させながら、前記支持体の表面に第1の塗布手段によって第1の塗布液を塗布し、該第1の塗布液の乾燥後に前記支持体の裏面又は表面に前記第1の塗布手段より前記支持体の走行方向下流側にL1離れた位置にある第2の塗布手段によって第2の塗布液を塗布し、該第2の塗布液の乾燥後に前記支持体を巻き心に巻き取って製品ロールとする塗布方法であって、
    前記原反ロールの繰り出し終了の際に、前記第1及び第2の塗布手段による前記第1及び第2の塗布液の塗布を終了させ、前記支持体を連続走行させながら、原反ロール交換手段により繰り出し終了後の前記原反ロールを新規の原反ロールに交換し、
    前記新規の原反ロールより前記支持体を繰り出して、前記支持体を連続走行させながら、前記支持体の表面に前記第1の塗布手段による前記第1の塗布液の塗布を開始させ、前記第1の塗布液の塗布開始後の所定時間T2経過後に前記第2の塗布手段による前記第2の塗布液の塗布を開始させ、
    製品ロール交換手段により巻き取り終了後の前記製品ロールを新規の巻き心に交換し、
    T2=L1/Vとなるように調整することを特徴とする塗布方法。
  3. 帯状可撓性の支持体が巻回された原反ロールより前記支持体を繰り出し、前記支持体を搬送速度Vで連続走行させながら、前記支持体の表面に第1の塗布手段によって第1の塗布液を塗布し、該第1の塗布液の乾燥後に前記支持体の裏面又は表面に第2の塗布手段によって第2の塗布液を塗布し、該第2の塗布液の乾燥後に前記第2の塗布手段より前記支持体の走行方向下流側にL2離れた位置にある巻き心によって前記支持体を巻き取って製品ロールとする塗布方法であって、
    前記原反ロールの繰り出し終了の際に、前記第1及び第2の塗布手段による前記第1及び第2の塗布液の塗布を終了させ、前記支持体を連続走行させながら、原反ロール交換手段により繰り出し終了後の原反ロールを新規の原反ロールに交換し、
    前記新規の原反ロールより前記支持体を繰り出して、前記支持体を連続走行させながら、前記支持体の表面に前記第1の塗布手段による前記第1の塗布液の塗布を開始させ、前記第2の塗布手段より前記支持体の走行方向上流側にL3離れた位置にある検出手段により前記支持体における前記第1の塗布液の塗布開始部分の走行位置を検出し、該検出時より所定時間T4経過後に前記第2の塗布手段による前記第2の塗布液の塗布を開始させ、
    前記検出時より所定時間T3経過後に製品ロール交換手段により巻き取り終了後の前記製品ロールを新規の巻き心に交換させ、
    T4≦L3/Vの際に、T3>(L3+L2)/Vとなるように調整し、
    T4>L3/Vの際に、T3>T4+L2/Vとなるように調整することを特徴とする塗布方法。
  4. 帯状可撓性の支持体が巻回された原反ロールより前記支持体を繰り出し、前記支持体を搬送速度Vで連続走行させながら、前記支持体の表面に第1の塗布手段によって第1の塗布液を塗布し、該第1の塗布液の乾燥後に前記支持体の裏面又は表面に第2の塗布手段によって第2の塗布液を塗布し、該第2の塗布液の乾燥後に前記支持体を巻き心に巻き取って製品ロールとする塗布方法であって、
    前記原反ロールの繰り出し終了の際に、前記第1及び第2の塗布手段による前記第1及び第2の塗布液の塗布を終了させ、前記支持体を連続走行させながら、原反ロール交換手段により繰り出し終了後の原反ロールを新規の原反ロールに交換し、
    前記新規の原反ロールより前記支持体を繰り出して、前記支持体を連続走行させながら、前記支持体の表面に前記第1の塗布手段による前記第1の塗布液の塗布を開始させ、前記第2の塗布手段より前記支持体の走行方向上流側にL3離れた位置にある検出手段により前記支持体における前記第1の塗布液の塗布開始部分の走行位置を検出し、該検出時より所定時間T4経過後に前記第2の塗布手段による前記第2の塗布液の塗布を開始させ、
    製品ロール交換手段により巻き取り終了後の前記製品ロールを新規の巻き心に交換し、
    T4=L3/Vとなるように調整することを特徴とする塗布方法。
  5. 前記製品ロール交換手段にダミー巻き心を設け、該ダミー巻き心に塗布液の塗布されていない前記支持体を巻き取らせることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の塗布方法。
  6. 帯状可撓性の支持体が巻回された原反ロールより前記支持体を繰り出し、前記支持体を連続走行させながら、前記支持体の表面に第1の塗布手段によって第1の塗布液を塗布し、該第1の塗布液の乾燥後に前記支持体の裏面又は表面に第2の塗布手段によって第2の塗布液を塗布し、該第2の塗布液の乾燥後に前記支持体を巻き心に巻き取って製品ロールとする塗布装置であって、
    前記原反ロールの繰り出し終了の際に、前記第1及び第2の塗布手段による前記第1及び第2の塗布液の塗布を終了させ、前記支持体を連続走行させながら、原反ロール交換手段により繰り出し終了後の原反ロールを新規の原反ロールに交換し、
    前記新規の原反ロールより前記支持体を繰り出して、前記支持体を連続走行させながら、前記支持体の表面に前記第1の塗布手段による前記第1の塗布液の塗布を開始させ、前記第1の塗布液の塗布開始後の所定時間T2経過後に前記第2の塗布手段による前記第2の塗布液の塗布を開始させ、
    前記第1の塗布液の塗布開始後の所定時間T1経過後に製品ロール交換手段により巻き取り終了後の前記製品ロールを新規の巻き心に交換させるようになっており、
    前記所定時間T1及びT2が調整可能となっていることを特徴とする塗布装置。
  7. 帯状可撓性の支持体が巻回された原反ロールより前記支持体を繰り出し、前記支持体を連続走行させながら、前記支持体の表面に第1の塗布手段によって第1の塗布液を塗布し、該第1の塗布液の乾燥後に前記支持体の裏面又は表面に第2の塗布手段によって第2の塗布液を塗布し、該第2の塗布液の乾燥後に前記支持体を巻き心に巻き取って製品ロールとする塗布装置であって、
    前記原反ロールの繰り出し終了の際に、前記第1及び第2の塗布手段による前記第1及び第2の塗布液の塗布を終了させ、前記支持体を連続走行させながら、原反ロール交換手段により繰り出し終了後の原反ロールを新規の原反ロールに交換し、
    前記新規の原反ロールより前記支持体を繰り出して、前記支持体を連続走行させながら、前記支持体の表面に前記第1の塗布手段による前記第1の塗布液の塗布を開始させ、前記第1の塗布手段より前記支持体の走行方向下流側に設けられた検出手段により前記支持体における前記第1の塗布液の塗布開始部分の走行位置を検出し、該検出時より所定時間T4経過後に前記第2の塗布手段による前記第2の塗布液の塗布を開始させ、
    前記検出時より所定時間T3経過後に製品ロール交換手段により巻き取り終了後の前記製品ロールを新規の巻き心に交換させるようになっており、
    前記所定時間T3及びT4が調整可能となっていることを特徴とする塗布装置。
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JP2009015962A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 Fujifilm Corp 磁気記録媒体及び磁気記録媒体の製造方法
JP2009189920A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Toppan Printing Co Ltd 積層フィルムの製造方法
JP6383517B1 (ja) * 2017-12-26 2018-08-29 株式会社小林製作所 両面塗布方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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