JP2005135524A - 記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ディスクなどの記録媒体へ情報の記録再生を行う記録再生装置において、ヘッドユニットを案内するガイドシャフトをバネ力の退化しない付勢手段により強力に付勢して取付安定性を向上するとともに、ユニット全体の構造的な厚さが大きくならないようにする。
【解決手段】記録媒体の記録面に対して平行に移動させて情報の記録再生を行うようにしたヘッドユニット115と、前記ヘッドユニットの平行移動を案内するガイドシャフト16,17と、前記ガイドシャフトを常時付勢する付勢手段と、前記付勢手段の付勢力と均衡する抗力によりガイドシャフトの高さ位置を調整するようにした保持手段とを備えてなる記録再生装置であり、線材を曲げ加工して形成した線バネ22,23で付勢手段を構成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、コンピュータ、AV機器に内蔵あるいは周辺機器として普及している記録再生装置の光ピックアップを主体に構成したヘッドユニットの移動を案内するガイドシャフトの付勢手段に関するものである。
大量の情報を記録することができる光ディスク(例えば、CD−R/RW、DVD−R/RW/RAM)を記録媒体とする記録再生装置は、特にパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)では不可欠なものであり、パソコン本体に内蔵するか、いわゆる外付けとしてケーブルで接続するようにしている。また、AV機器においてもDVDを記録媒体として情報の記録再生が行われるようになっており、記録再生装置の信頼性、耐久性が高く要求されている。
図13はノート型パソコンの外観を示すもので、記録再生装置D1はパソコン本体PC1の側部に内蔵され、ディスクトレイにより光ディスクをロード/アンロードするようにしている。一般にノート型パソコンの場合、きわめて扁平に構成しなければならないため、ディスクトレイをロード/アンロードする機構は省略されており、ディスクトレイのロードは、使用者が指先で押し込むように操作している。
このようなノート型パソコンに採用される記録再生装置は、図14に示すごとくユニット構成されており、これもきわめて扁平な形態となる。同図において、符号101はディスクトレイであり、このディスクトレイはガイドレール102に案内されてシャーシケース103内に収まる。
前記ディスクトレイ101の中央には、直下に配したスピンドルモータの駆動軸に固定されたターンテーブル104が配置され、このターンテーブルで光ディスクの中心孔をクランプし、回転力を伝達するようにしている。そして、符号105は光ピックアップを主体とするヘッドユニットであり、ディスクトレイに形成されたスリット101a内を半径方向に移動し、光ディスクへの情報の記録再生を行うようにしている。
また、図15はデスクトップ型パソコンの外観を示すもので、記録再生装置D2はパソコン本体PC2の前面部に内蔵され、ディスクトレイにより光ディスクをロード/アンロードするようにしている。デスクトップ型パソコンの場合、ディスクトレイをロード/アンロードするローディング機構が組み込まれており、モータによってローディング機構を駆動することにより、自動的にディスクトレイをロード/アンロードするようにしている。
このようなデスクトップ型パソコンに採用される記録再生装置は、ノート型パソコンに採用される記録再生装置と同様に、図16に示すごとくユニット構成されている。同図において、符号107はディスクトレイであり、このディスクトレイはローディング機構(図示せず)によって筐体108内に収容される。
前記筐体108内には、ディスクトレイ107をローディングしたときに作動するピックアップベース109が内設されている。該ピックアップベース109にはスピンドルモータ110が固定されており、該スピンドルモータの駆動軸にはターンテーブル111が固定され、その中心に永久磁石112aを内蔵したガイドリング112が固定されている。そして、前記ターンテーブルの直上にはクランパホルダ113が配置され、該クランパホルダの開口113aにディスククランパ114が遊嵌状態で載置されており、これにより、ディスクトレイ107がローディングされたとき、ピックアップベース109が上昇し、ターンテーブル111と永久磁石112aで磁気吸引されるディスククランパ114とで光ディスクの中心孔部分を狭持してクランプし、回転力を伝達するようにしている。また、符号115は光ピックアップを主体とするヘッドユニットであり、ピックアップベース109上をディスク半径方向に移動し、光ディスクへの情報の記録再生を行うようにしている。
ところで、前記ヘッドユニットをディスクトレイ101内あるいはピックアップベース109上で半径方向へ移動可能とするために、一般にヘッドユニット105(115)をヘッドベース106(116)に固定し、このヘッドベース106(116)をガイドシャフトに摺動可能に取り付け、前記ヘッドベースをスクリューシャフトのリード溝で平行移動するように構成されている。
かかる構成の場合、光ピックアップの光軸の傾き、スピンドルモータの傾き、そして特にガイドシャフトの取付誤差により光ピックアップと光ディスクの記録面との相対的な傾き及び距離を正確に定めることができなかった。その誤差は完成品ごとに区々であり、後工程においてその誤差の修正を可能とする試みが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これは図17に示すごとく、シャーシ117に螺合した調整ネジ118の座部で係止されるようにガイドシャフト119を配置し、更にこのガイドシャフトとシャーシ間に圧縮コイルバネ120を介装したもので、調整ネジ118を回転することにより上方に付勢されたガイドシャフト119の高さ位置を調整するようにしたものである。また、図18は圧縮コイルバネに代えて板バネ121を介装したもので、同様に調整ネジ118を回転することによりガイドシャフト121の高さ位置を調整するようにしたものである。
特開平11−203801号公報
このようにガイドシャフトを上方に付勢しつつ調整ネジで高さ位置を調整する場合、その付勢力はガイドシャフトを変形させない範囲において可能な限り強いことが望ましい。即ち、パソコン本体に振動が加わったとき、バネが撓んでヘッドユニットが振動するようなことがなく、また、時間の経過に伴いバネ力が低下しないことが重要な条件となる。
ところが、図17の構成による場合、バネ力を確保しつつ且つ応力特性を良好なものとするためには、圧縮コイルバネのコイルの巻回数を多くしなければならず、圧縮コイルバネの全長が長くなる。この長くなった圧縮コイルバネを介装するにはユニット全体の構造的な厚さを大きくしなければならず、パソコン本体の薄型化へ影響を及ぼすことになる。更に、ガイドシャフトの基準となる高さ位置が大きく変更されてしまうことになり、大幅な設計変更が必要となる。
一方、図18の構成による場合において、圧縮コイルバネの場合と同様にバネ力を確保しつつ且つ応力特性を良好なものとするためには、板バネのバネ部を長くしたものを採用しなければならず、板バネ全体のサイズが大きくなり、小型化に不利となる。また、板バネはバネ定数が急峻なため付勢力にバラツキがでやすく、高い信頼性を得ることが困難であった。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、ガイドシャフトを強力に付勢できるとともに、バネ力の退化のない付勢手段を提供するものであり、併せて、ユニット全体の構造的な厚さが大きくならないようにすることを目的とするものである。
そこで、本発明は、以下に述べる各手段により上記課題を解決するようにした。即ち、請求項1記載の発明では、記録媒体の記録面に対して平行に移動させて情報の記録再生を行うようにしたヘッドユニットと、前記ヘッドユニットの平行移動を案内するガイドシャフトと、前記ガイドシャフトを常時付勢する付勢手段と、前記付勢手段の付勢力と均衡する抗力によりガイドシャフトの高さ位置を調整するようにした保持手段とを備えてなる記録再生装置であり、線材を曲げ加工して形成した線バネで付勢手段を構成する。
また、請求項2記載の発明では、前記請求項1記載の発明において、前記付勢手段が線材の撓み及び捻りの作用によって前記ガイドシャフトに2方向の付勢力を与えるようにする。
また、請求項3記載の発明では、前記請求項1乃至請求項2記載の発明において、前記付勢手段が、前記ガイドシャフトが当接する当接部と、付勢力を発生する弾性部と、シャーシに固定される固定部とを有し、前記ガイドシャフトが該当接部を押圧するときに該弾性部に発生する線材の撓み及び捻りの作用によって前記ガイドシャフトを付勢するようにする。
請求項1記載の発明によれば、ガイドシャフトを常時付勢する付勢手段を、線材を曲げ加工して形成した線バネで構成し、ガイドシャフトを線材の撓みや捻りの作用、即ち、反力を利用して付勢するようにしたので、ガイドシャフトへの付勢力を安定させることができ、故に、ガイドシャフトの保持状態を常に安定させることができる。また、線材を曲げ加工して形成した線バネはバネ定数が緩やかであることから、圧縮コイルバネや板バネのようにバネ力を確保しつつ且つ応力特性を良好なものとするためにコイルの巻回数を多くしたり板バネのバネ部を長くしたりする必要がないため、記録再生装置を小型化することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、線材の撓み及び捻りの作用によってガイドシャフトに高さ方向と水平方向の2方向の付勢力を与えるようにしたので、安定した付勢力によってガイドシャフトの高さ位置を決めることができるとともに、ガイドシャフトの水平方向の位置ずれを抑制することが可能になる。
また、請求項3記載の発明によれば、付勢手段をガイドシャフトが当接する当接部と、付勢力を発生する弾性部と、シャーシに固定される固定部とで構成し、該当接部、弾性部、固定部を線材の曲げ加工により一体的に構成したので、組み立て作業の効率を向上させることができる。また、ガイドシャフトが該当接部を押圧するときに該弾性部に発生する線材の撓み及び捻りの作用によってガイドシャフトを付勢するようにしたので、該弾性部に発生する付勢力を、該当接部を介して効率的且つ安定的にガイドシャフトに作用させることができる。
記録媒体の記録面に対して平行に移動させて情報の記録再生を行うようにしたヘッドユニットと、該ヘッドユニットの平行移動を案内するガイドシャフトと、該ガイドシャフトを常時付勢する付勢手段と、該付勢手段の付勢力と均衡する抗力によりガイドシャフトの高さ位置を調整するようにした保持手段とを備え、付勢手段を線材を曲げ加工して形成した線バネで構成し、線材の撓みと捻りの作用によって前記ガイドシャフトに付勢力を与えるようにする。
以下、本発明の一実施例を図1乃至図11に基づいて説明する。なお、従来と同一の構成の部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
図1は本発明を実施した記録再生装置であり、図2はその背面図である。記録再生装置1の基本構成は上述した記録再生装置D2とほとんど同じである。図1及び図2に示す記録再生装置1は、ディスクトレイ107がローディング機構2によって駆動される。ローディング機構2はフレーム3に配設されており、主に駆動モータ4と伝達シャフト5で構成され、駆動モータ4の駆動軸にはギヤ6が固定されており、伝達シャフト5の一端には、ギヤ6と噛合するギヤ7が固定され、他端にはウォームギア8が固定されている。ウォームギヤ8はフレーム表面側に配置されているピニオンギヤ9に噛合しており、該ピニオンギヤはディスクトレイ裏面に形成されたラックギア10に噛合している。駆動モータ4は記録再生装置1の後方側に配設されており、駆動モータ4の駆動力は、ギヤ6、ギヤ7、伝達シャフト5、ウォームギヤ8を介して記録再生装置1の前方側に伝達され、ピニオンギヤ9を介してディスクトレイ107に伝達される。
ピックアップベース109は、昇降ベース11とともにフレーム3の開口部3aに配設されており、前端部分の2カ所が弾性部材を介して昇降ベース11に固定され、後端部分の2カ所が弾性部材を介してフレーム3に固定されるフローティング構造となっている。昇降ベース11は、ピックアップベース109とともに片持ち状態で揺動可能に支持されており、前端部分が昇降機構12によって支点13を中心に昇降可能なように支持されている。ピックアップベース109には、スピンドルモータ110が固定されており、その近傍には光ピックアップを主体とするヘッドユニット115が配設されている。
スピンドルモータ110の駆動軸にはターンテーブル111が固定されており、ディスクトレイ107がローディングされたとき、ピックアップベース109が上昇し、ターンテーブル111と記録再生装置1のカバー部材14の開口14aに配設されたディスククランパ15とで光ディスクの中心孔部分を狭持してクランプすることにより、回転力を伝達するようにしている。なお、ディスククランパ15は、カバー部材14とクランパホルダ27との間に回転自在に狭持されており、クランパホルダ27は、カバー部材14にネジ止め固定されている。
一方、ヘッドユニット115は、図3に示すごとくスピンドルモータ110を中心とする半径方向に伸びた2本のガイドシャフト16,17に案内されて移動可能であり、送りモータ116によって駆動されるスクリューシャフト(図示せず)のリード溝によって移動し、光ディスクへの情報の記録再生を行うようにしている。
ガイドシャフト16,17は、ヘッドユニット115の両側にそれぞれ平行となるように配設され、ピックアップベース109に固定保持される。ガイドシャフト16の一端はピックアップベース109に固定されている固定部材18の凹部に勘合されて固定され、他端は圧縮コイルバネが挿通され且つピックアップベース109に螺合した調整ネジ19で係止されており、調整ネジ19によって高さ調整が施されている。一方、ガイドシャフト17は、本発明である後述する付勢手段によって付勢され、付勢手段の付勢力と均衡する抗力によってガイドシャフトの高さ位置を調整するための調整ネジ20、21によって高さ調整が施されてピックアップベース109に固定保持される。
ここで、本発明である付勢手段について詳細を説明する。本発明である付勢手段は、線材を曲げ加工して形成した線バネ22,23であり、ガイドシャフト17の両端部分に配設される。線バネ22は、図4乃至図6に示すごとく線材を曲げ加工して形成されており、線材を図中Y軸方向に向かって置いたとき、線材の一端がX軸方向にP字状に折曲形成され(図中d−h)、他端がZ軸方向にコ字状となるように折曲形成され(図中b−e)、且つ、他端の先端部分がX軸方向に折曲されている(図中a−b)。線バネ22の形成区間a−bはガイドシャフト17が当接する当接部、形成区間b−eは付勢力を発生する弾性部、形成区間d−hはシャーシに固定される固定部としてそれぞれ機能している。なお、線バネ23は、図3に示すごとく線バネ22とは配置方向が逆向きとなるので、線バネ22とは面対称となるように形成されている。
図7及び図8は、図3中、点線円で囲まれたガイドシャフト17の一端部分を拡大した図である。ピックアップベース109のガイドシャフト取付部において、ガイドシャフト17の両端部が位置する部分には上方に隆起した台座部24が形成されており、線バネ22は、この台座部24を利用してピックアップベース109に固定保持される。即ち、線バネ22の前記固定部(d−h)において、形成区間e−hにおける線バネ22に捻り力によってピックアップベース109を狭持するように前記形成区間e−hをピックアップベース109に狭装し、形成区間d−eを台座部24の側部24aとピックアップベース109の側壁109aとの間に形成される空間に介在させるように、線バネ22をピックアップベース109に取着する。このように取着された線バネ22は、前記形成区間e−hでピックアップベース109を狭持し、前記形成区間d−eが台座部24の側部24aとピックアップベース109の側壁109aで狭持されることにより、強固にピックアップベース109に固定保持される。また、台座部24には調整ネジ21が螺合する螺合孔25が穿設されており、台座部24の下面には螺合孔25の周壁25aが形成されている。この周壁25aは線バネ22の形成区間g−hと当接することにより、該形成区間g−hのY軸方向の移動を規制し、線バネ22を定位置に位置決めする役割を有している。なお、線バネ23が配置されるガイドシャフト17の他端部分の構成も同一であるので、ここでの説明は省略する。
次に、ガイドシャフト17をピックアップベース109に取り付けたときの状態について説明する。ガイドシャフト17の両端部には、調整ネジ21(20)を挿通するための貫通孔17aが穿設されており、図11に示すごとく調整ネジ21(20)を該貫通孔17aに挿通してフレーム109の台座部24の螺合孔25に螺合させることによりガイドシャフト17をフレーム109に取り付ける。このとき、調整ネジ21(20)の座部21aによってバネ部材22(23)の付勢力と均衡する抗力がガイドシャフト17に加えられるため、ガイドシャフト17が調整された高さ位置に固定保持される。また、台座部24にはストッパ26が切り起こし形成されており、ガイドシャフト17をフレーム109に取り付けたときのX軸方向の移動を規制する。
ガイドシャフト17をフレーム109に固定保持する過程において、ガイドシャフト17がバネ部材22の前記当接部(a−b)に当接させ、該当接部を押圧すると、図9に示すごとく線バネ22の前記弾性部(b−e)において図中A方向に撓みが発生するため、その反力によってZ軸方向に付勢力が発生する。また、前記当接部を更に押圧すると、図10に示すごとく前記弾性部において図中B方向に捻りが発生するため、その反力によってX軸方向に付勢力が発生する。従って、図11に示すごとくガイドシャフト17をフレーム109に取り付けたときは、ガイドシャフト17と線バネ22の当接部が当接するP点において、ガイドシャフト17がX軸方向とZ軸方向の2方向に付勢され、高さ方向(X軸方向)の付勢力に対しては調整ネジ21によってバネ部材22のX軸方向の付勢力と均衡する抗力が与えられ、水平方向(Z軸方向)の付勢力に対してはストッパ26によってZ軸方向の付勢力と均衡する抗力が与えられるため、ガイドシャフト17の高さ方向及び水平方向の位置決め及び固定保持が安定的になされる。なお、ガイドシャフト17の他端の取付におけるバネ部材23との関係についても同様である。
以上の説明から明らかなように、ガイドシャフトを常時付勢する付勢手段をバネ定数が緩やかである線バネで構成し、線バネの撓みと捻りの作用による反力を利用してガイドシャフトを2方向の付勢力で付勢するようにしたので、ガイドシャフトの付勢力を安定させることができ、ガイドシャフトの保持状態を常に安定させることができる。
また、付勢手段としてバネ定数が緩やかである線バネを使用しているので、付勢手段を大型化する必要がないことから、ガイドシャフト取付部の省スペース化が可能になり、記録再生装置を小型化することができる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
例えば、上記実施例では、付勢手段としての線バネの形状を図4に示すごとく方形状としたが、その形状を限定するものではなく、図12に示すごとく線バネ22(23)の弾性部の形状を三角形状にしてもよい。図12に示す線バネにおいても、ガイドシャフトと当接する当接部(a−b)を押圧することにより、弾性区間(b−d)に撓みと捻れが発生するため、その反力によりガイドシャフトを高さ方向(図中Z軸方向)と水平方向(図中X軸方向)に付勢することができる。なお、線バネの形状は、自身の撓みや捻りの反力によってガイドシャフトを少なくとも高さ方向に付勢できる形状であれば問題はない。
また、本発明である付勢手段は、ヘッドユニットがガイドシャフトにより案内されて摺動する構成を有する装置であれば、記録媒体を光ディスクとする光ディスク装置に限らずに適用可能である。
本発明の記録再生装置の斜視図である。 本発明の記録再生装置の背面図である。 本発明の記録再生装置に内設されるピックアップベースの平面図である。 本発明の第1実施例である線バネの斜視図である。 本発明の第1実施例である線バネの上面図である。 本発明の第1実施例である線バネの側面図である。 ピックアップベースのガイドシャフト取付部の要部拡大斜視図である。 ピックアップベースのガイドシャフト取付部の要部拡大背面図である。 ガイドシャフトを取り付けるときの線バネの撓み状態を説明するための図である。 ガイドシャフトを取り付けるときの線バネの捻り状態を説明するための図である。 ピックアップベースに対するガイドシャフトの取付状態を説明するための図である。 本発明の他の実施例である線バネの斜視図である。 記録再生装置を内蔵したノート型パソコンの外観図である。 記録再生装置の外観図である。 記録再生装置を内蔵したデスクトップ型パソコンの外観図である。 記録再生装置の外観図である。 従来のガイドシャフトの付勢手段の例を示す側面図である。 従来のガイドシャフトの付勢手段の他の例を示す側面図である。
符号の説明
1・・・・・・・・・記録再生装置
2・・・・・・・・・ローディング機構
3・・・・・・・・・フレーム
4・・・・・・・・・駆動モータ
5・・・・・・・・・伝達シャフト
6,7・・・・・・・ギヤ
8・・・・・・・・・ウォームギヤ
9・・・・・・・・・ピニオンギヤ
10・・・・・・・・ラックギヤ
11・・・・・・・・昇降ベース
12・・・・・・・・昇降機構
13・・・・・・・・支点
14・・・・・・・・カバー部材
15・・・・・・・・ディスククランパ
16,17・・・・・ガイドシャフト
18・・・・・・・・固定部材
19,20,21・・調整ネジ
22,23・・・・・線バネ
24・・・・・・・・台座部
25・・・・・・・・螺合孔
26・・・・・・・・ストッパ
27・・・・・・・・クランパホルダ
101,107・・・ディスクトレイ
102・・・・・・・ガイドレール
103・・・・・・・シャーシケース
104,111・・・ターンテーブル
105,115・・・ヘッドユニット
106,116・・・ヘッドベース
108・・・・・・・筐体
109・・・・・・・ピックアップベース
110・・・・・・・スピンドルモータ
112・・・・・・・ガイドリング
113・・・・・・・クランパホルダ
114・・・・・・・ディスククランパ
117・・・・・・・シャーシ
118・・・・・・・調整ネジ
119・・・・・・・ガイドシャフト
120・・・・・・・圧縮コイルバネ
121・・・・・・・板バネ

Claims (3)

  1. 記録媒体の記録面に対して平行に移動させて情報の記録再生を行うようにしたヘッドユニットと、
    前記ヘッドユニットの平行移動を案内するガイドシャフトと、
    前記ガイドシャフトを常時付勢する付勢手段と、
    前記付勢手段の付勢力と均衡する抗力によりガイドシャフトの高さ位置を調整するようにした保持手段と、
    を備えてなる記録再生装置であり、
    線材を曲げ加工して形成した線バネで付勢手段を構成したことを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記付勢手段は、線材の撓み及び捻りの作用によって前記ガイドシャフトに2方向の付勢力を与えることを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  3. 前記付勢手段は、前記ガイドシャフトが当接する当接部と、付勢力を発生する弾性部と、シャーシに固定される固定部とを有し、前記ガイドシャフトが該当接部を押圧するときに該弾性部に発生する線材の撓み及び捻りの作用によって前記ガイドシャフトを付勢することを特徴とする請求項1又は2記載の記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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