JP2005133289A - 杭孔掘削装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は杭孔底の掘削土砂を上刃によって下方に押えて押圧及び掘削圧による上下刃の変形破損を防止し、かつ上記同心円板の下面中央の掘削刃によって中央の土砂を掘削して、これを杭孔壁に渦巻形誘導羽根の回動によって円滑に圧密し、地上に排土することなく杭孔を掘削することを目的とする。
【解決手段】 鋼管ケーシング1の下端に該ケーシング1の径よりも大径の同心円底板2を係止し、該底板2の外周部分2’に1個又は複数の切欠部3を形成し、該切欠部3の一端に上記ケーシング1の回転方向aに向う下向傾斜刃4を、他端に上向傾斜刃5を配設し、これらの傾斜刃4,5の背面と上記外周部分2’又は上記ケーシング1の側面とを接続板6で固定してなり、上記底板2の下面中央部に設けた下向掘削刃7から上記ケーシング1の外周円に至る渦巻形誘導羽根8を設けてなる杭孔掘削装置。
【選択図】 図4

Description

本発明は杭孔を排土することなく掘削土を杭孔壁に圧密させながら杭孔を開削する技術に関するものである。
従来、鋼管ケーシングの下端部に拡径同心円板を設け、該円板の下面中心部から上記ケーシングの円周部に至る弯曲刃体を設け、該刃体によって掘削土砂を弯曲部で掘削孔壁面に誘導圧密しようとしたが、掘削及び土砂誘導圧密を円滑に行うことは困難であった。
又上記同心円板に形成した下刃は土砂の抵抗によって破損し易く、かつ上刃は切削土砂を下方に押える作用はあるが、押圧に耐え難く破損し易いという嫌いがあった(例えば特許文献1)。
特開2003−27475号公報
本発明は杭孔底の掘削が良好で上刃(上向傾斜刃)及び下刃(下向傾斜刃)によってケーシングの外周部を掘削し、掘削土砂を上刃によって下方に押えて押圧及び掘削圧による上下刃の変形破損を防止し、
かつ上記同心円板の下面中央の掘削刃によって中央の土砂を掘削して、これを杭孔壁に渦巻形誘導羽根の回動によって円滑に圧密し、地上に排土することなく杭孔を掘削することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明は
第1に鋼管ケーシングの下端に該ケーシングの径よりも大径の同心円底板を係止し、該底板の外周部分に1個又は複数の切欠部を形成し、該切欠部の一端に上記ケーシングの回転方向に向う下向傾斜刃を、他端に上向傾斜刃を配設し、これらの傾斜刃の背面と上記外周部分とを接続板で固定し、又は上向傾斜刃と上記ケーシングの側面と、下向傾斜刃と上記外周部分とを接続板で固定してなり、上記底板の下面中央部に設けた下向掘削刃から上記ケーシングの外周円に至る渦巻形誘導羽根を設けてなる杭孔掘削装置、
第2に上記ケーシングの外周円に至るに代り該外周円に向う渦巻形誘導羽根を設けた上記第1発明記載の杭孔掘削装置、
第3に上記底板の上面に突設した雄部と、上記ケーシングの下端に凹設した雌部とを上下方向及び横方向に着脱自在に雌雄係止する上記第1又は第2発明記載の杭孔掘削装置、
第4に上記底板の上面と上記ケーシングの下端とを溶接により固定係止する上記第1又は第2発明記載の杭孔掘削装置、
第5に上記底板の上面に同心円のコンクリート杭の下端金具を溶着し、該コンクリート杭の外周に上記ケーシングを同心円に配置した上記第1〜第3発明のいずれかに記載の杭孔掘削装置、
第6に上記底板の上面に上記ケーシングの内周に嵌合する同心短筒を溶着し、該底板の上面中央部に現場打コンクリート柱との係合形鋼を突設し、又は突設することなく、上記ケーシング内に鉄筋を配筋可能に形成した上記第1〜第3発明のいずれかに記載の杭孔掘削装置、
第7に上記底板の上記渦巻形誘導羽根に囲まれる部分に、該底板に上記コンクリート杭又は上記ケーシングの内部に至る掘削土取込孔を穿設した上記第1〜第5発明のいずれかに記載の杭孔掘削装置、
によって構成される。
本発明は上述のように構成したので、杭孔掘削に当り、鋼管ケーシングの下端に該ケーシングの径よりも大径の同心円底板を係止し、該底板の下面中央部の下向掘削刃による掘削土は渦巻形誘導羽根によって掘削された土砂と共に外周部に圧密誘導され、これを下向傾斜刃による掘削土と共に上記底板の上面に送り込まれ、圧密掘削孔壁を形成するばかりでなく、上向傾斜刃によって掘削上昇反力を押えて円滑に無排土で杭孔を掘削し得て上向及び下向傾斜刃の変形や損傷を防止し得る効果がある。
又上記ケーシングを上記底板から分離して地上に引上げケーシング内のコンクリート管をコンクリート杭として埋設し得るし、同心円底板によってアンカー杭となり耐震性及び液状化現象に対応することができる。
さらに現場打ち生コンクリート鋼筋杭を容易に施工し得るものである。
地面16に配置したクローラによって櫓17を設立し、該櫓17に直立リーダー18を支持し、該リーダー18に昇降摺動自在に電気又は油圧モータ19を支持し、クローラに設けたホイストに巻き取られたワイヤロープによって上記モータ19を懸垂し、かつ下方に牽引する(図11)。
上記モータ19の出力軸19’には鋼管ケーシング1の上端部を装着し(図3(イ)図)、該モータ19の正方向(矢印a)の回動によって上記ケーシング1を正方向に回動させ、下端部を地面16下にホイスト及びワイヤロープの牽引力によって推進させる。
上記ケーシング1の下端には該ケーシング1の径dよりも大きい径Dよりなる同心円の底板2を配置する。
上記底板2の上面には雄部9を突設し、上記ケーシング1の下端に形成した雌部10とを雌雄係合させる。
雄部9は図1(ロ)図、図4、図5に示すように上端部を横方向に屈曲9’してなる、雌部10は雄部9の横幅より若干大きい入口を有し、その上端部に上記横方向屈曲部9’を受入れる横向溝10’を形成して横方向に着脱自在に雌雄係止し、かつ該係止を反対回転によって上下方向に着脱自在とすることができる。
上記係止は着脱自在であるが図8(イ)(ロ)図に示すように溶接11によって固定状態に係止することによって上記ケーシング1を上記底板2と一緒に埋設することができる。
又、図2に示すように上記底板2の上面に同心円位置にコンクリート管又はプレストレストコンクリート杭12の下端金具12’を溶着し、該下端金具12’の対称位置に複数のステイ板12”をラジアル方向に溶着する。上記杭12は中空コンクリート管である。
ステイ板12”の外端は上記雄部9の内接円に一致し、上記ケーシング1の下端の雌部10に雄部9を係止した状態において該ケーシング1は上記コンクリート杭12との間に間隙tを介在させ得て該ケーシング1をコンクリート杭12に容易に摺動挿入させることができる。
さらに図5及び図6(イ)(ロ)(ハ)図に示すように高層ビル等の現場打ち杭孔では上記底板2の上面中央部に係合形鋼14を溶接により直立固定する。
この係合形鋼14は図示するようにH形鋼(100mm)をメインポールとし、上端部及び中程の対称位置に横向係合突起14’を溶接固定するが建設現場のビルが低い場合に用いるが、引抜力が掛る高いビルでは上記係合形鋼14を省略する(図7)。
上記底板2の下面中央部には下向掘削刃7を設け(図1(ハ)図)、該刃7の中央部から上記ケーシング1の外周円に至り又は向う渦巻形誘導羽根8を下面に沿って設ける。
上記羽根8は回転方向aと反対側に弯曲し、曲率半径は外側に行くに従って漸次拡大し、図8(ニ)図に示すように対称位置に2個設けることができるし、図1(ニ)図に示すように外側に土砂誘導溝8’を形成し又は形成することなく(図21)、下縁に切削刃8”を形成する。
上記下向掘削刃7の刃は平刃、ジグザグ刃又はV形刃とすることができる。
さらに上記底板2の外周部分2’即ち雄部9の外側にある部分に1個又は対称位置に扇形切欠部3を形成する。又中心から開き角120度位置に各1個合計3個の扇形切欠部3を形成することができる。
上記切欠部3のそれぞれ一端に上記ケーシング1の回転方向aに向う下向傾斜刃4を屈曲形成し、他端に該方向aと反対方向に向う上向傾斜刃5を屈曲形成する(図5、図6、図7)。
又図1(イ)(ロ)(ハ)図、図2(イ)〜(ホ)図、図3(イ)〜(ハ)図及び図4に示すように上向傾斜刃5を上記切欠部3の他端から切離し、これを上記ケーシング1の下端部側面に溶接固定して、ケーシング1の下端と上記底板2の上面とが雌雄部9,10の係止時に、該上向傾斜刃5の下端が上記切欠部3の他端に接するように形成することができる。
上記下向及び上向傾斜刃4,5のそれぞれ背面と上記底板2の下面及び上面とを直交接続板6,6で溶接接続固定する(図4〜図8)。
これに対し、図1(イ)図〜図2(ホ)図では上向傾斜刃5の内側縁を上記ケーシング1の下端外側面に溶着固定し、該刃5の背面と上記ケーシング1の下端外側面とを接続板6で固定し、
上記ケーシング1と上記底板2とを係止した状態において上向傾斜刃5の下端を上記切欠部3の他端に連接させる。
従って電気又は油圧モータ19を回動し、出力軸19’に装着した上記ケーシング1を矢印a方向に回動し、下端に係止した上記底板2を同方向に回動させて該底板2及びケーシング1を地面16下に推進させる(図11)。
このようにすると、上記底板2の下面中央部に設けた下向掘削刃7が地盤を掘削し、掘削土は渦巻形誘導羽根8によって上記底板2の外周部分2’に誘導されると同時に、外周部分2’では下向傾斜刃4によって地盤が掘削され、掘削土は上記誘導羽根8によって切削誘導された掘削土と共に切欠部3から上向傾斜刃5によって上記底板2上に案内され、該底板2及び上記ケーシング1は下方に推進し、杭孔を形成することができる。
下向傾斜刃による掘削土中には渦巻形誘導羽根8及び下向掘削刃7による掘削土が誘導されて包含されて上記底板2の上面に圧密状態に上昇し杭壁20を圧密形成することができる。
図8(イ)(ロ)図に示すように同心円底板2と上記ケーシング1の下端とを溶接11して一体に係止した場合は地中掘削ケーシング1はそのまま鋼管杭として用いられる。
又図1、図4に示すように上記雄部9と雌部10とを係止した場合は杭孔掘削後ケーシング1を上昇させることによって両部9,10は分離し、かつ上記ケーシング1のみ地上に上昇させることができる。
図3(イ)図に示すようにコンクリート杭12の上端開口部をキャップ12aで閉鎖し、セメントミルク20’を注入し間隙t内に充填し、その後上記ケーシング1を図3(ロ)(ハ)図に示すように地上に反対方向に回転(逆転)させて引抜くことによって上向傾斜板5が地盤(孔壁)とコンクリート杭12との間に土砂及び又はセメントミルクが下方に圧密されてソイルセメント層20”が形成される。
そうすることによって上記底板2上面に下端金具12’を溶接固定したコンクリート杭又はプレストレストコンクリート杭12を杭孔内に残留してコンクリート杭とする。
さらに図5、図6に示すように上記ケーシング1を地上に引上げる以前に埋設状態の該ケーシング1内に鉄筋15を配筋し、生コンクリートを該ケーシング1及び同心短筒13内に打設し硬化後、上記ケーシング1を地面16上に引上げることによって現場打コンクリート柱を形成することができる。
上記現場打ちでは設計建設物が高層であれば上記底板2の上面中央部に立設した係合形鋼14を上記コンクリート柱内に埋設して引抜力に対抗し、低層の場合は係合形鋼14を設ける必要はない(図7)。
上述のように同心円底板2の中央部に設けた下向掘削刃7によって掘削された土砂の一部は渦巻形誘導羽根8に囲まれる部分に穿設された1個又は複数の掘削土取込孔27から上記コンクリート杭12の内部空間又は鋼管ケーシング1(図8参照)の内部空間sに一部取込まれて図12に示すようにコンクリート杭12又は鋼管ケーシング1(図8参照)の内部空間s内を一部充填29する(図12参照)。
このように同心円底板2の外周上面及びコンクリート杭12又は鋼管ケーシング1の外面に圧密される掘削土砂の一部(30〜40%)が上記コンクリート杭12又は上記ケーシング1の内部空間に取込まれて該空間に充填されるため、図14に示すコンクリート杭12又は鋼管ケーシング1の打設地盤28の横方向地圧が緩和され、該打設地盤28の外周地盤の変動による構築物への影響が軽減され、かつ該打設地盤28の盛上りが軽減される。
上記ケーシング1の内周と上記コンクリート杭12の外周との間の上記間隙tは上記コンクリート杭12の弯曲(地上に横向に配置した状態で日光による加熱で上向に反る)に対応するもので、上記コンクリート杭12の下端金具12’又は上記底板2に上記ケーシング1の下端部案内ガイド34を溶着固定し、上記ケーシング1及び上記コンクリート杭12の下端部を同心円に支持することができる(図17、図18、図19)。
上記ケーシング1の下端外周面に設けた上向傾斜刃5は上記ケーシング1を矢印b方向(図18(イ)図)に逆転上昇させる際、ケーシング1の外周部にある土砂を下方に圧密する。
又上記底板2がアンカーの役目を果し、耐震性アンカー杭と言うことができ、液状化現象に対応できる。
上記底板2の中央部を図20(イ)図及び(ハ)図に示すように円錐状に凸又は凹とプレス加工し、中心部に水又はセメントミルク排出口2a及びゴム等による逆止弁2bを設けることができる。
尚図1中21で示すものは粘土切り螺旋、図2(ハ)(ニ)図中22はコンクリート杭12の節であって節杭を形成する。又図6(イ)(ロ)図中14”は係合形鋼14の下端ステイ板、図8(ロ)図中23はケーシング1の外周螺旋、図9中8aは渦巻誘導羽根8の基部傾斜面、図10中24は埋設杭引抜用管、25は該管24の推進用螺旋傾斜刃、26は既埋設杭の底板2に設けた上記雄部4と係止する雌部である。又30は上記取込孔27への土砂取込用刃板、31は該刃板29の補強板、32は上記取込孔27から取込まれる土砂の上昇案内螺旋、図16中33は上向傾斜刃5の着脱装置、35は上記ケーシング1の下端部補強部、36はケーシング1の下端内面に設けた補強案内ガイド、36’は案内斜面である。
(イ)図は本発明の杭孔掘削装置を示す正面図、(ロ)図は(イ)図を右方から見た側面図、(ハ)図は(イ)図の底面図、(ニ)図は(ハ)図A−A線による縦断端面図である。 (イ)図は鋼管ケーシング内に間隙を介してコンクリート杭を配設した状態の縦断正面図、(ロ)図は(イ)図の縦断側面図、(ハ)図は上記コンクリート杭が節杭である縦断正面図、(ニ)図は(ハ)図の縦断側面図、(ホ)図は(イ)図B−B線による平面図である。 (イ)(ロ)図は図2(ハ)(ニ)図の実施状態縦断面図、(ハ)図は図2(イ)(ロ)図の実施状態縦断面図である。 図1の斜視図である。 現場打コンクリート杭の掘削装置の斜視図である。 (イ)図は図5の縦断正面図、(ロ)図は(イ)図の縦断側面図、(ハ)図は(イ)図C−C線による横断平面図である。 係合形鋼(引抜き)のない場合における図6(イ)図C−C線による横断平面図である。 (イ)図は同心円底板と鋼管ケーシング下端とを溶接した状態の正面図、(ロ)図は上記ケーシングの中程に螺旋を巻回した状態の正面図、(ハ)図は(イ)図の底面図、(ニ)図は渦巻形誘導羽根を2条設けた状態を示す(イ)図の底面図である。 下向掘削刃及び渦巻形誘導羽根の実施例の正面図である。 (イ)図は埋設杭引抜用管の正面図、(ロ)図は(イ)図の斜視図である。 杭孔掘削状態の縦断面図である。 コンクリート杭内に土砂を取込んだ状態の一部縦断側面図である。 (イ)(ロ)図は渦巻形誘導羽根の内部に掘削土取込孔を穿設した状態の底面図である。 コンクリート杭打設地盤の平面図である。 掘削土取込孔から取込まれる充填土砂の誘導螺旋を示すケーシングの一部縦断正面図である。 取替可能な上向傾斜刃の正面図である。 (イ)(ロ)(ハ)図は各種コンクリート杭下端部とケーシング下端部との関係を示す切欠正面図である。 (イ)図は上向及び下向傾斜刃を示す正面図、(ロ)図は雌雄係合部を示す側面図である。 (イ)(ロ)図はコンクリート杭の実施例を示す正面図である。 (イ)図は水又はセメントミルク排出口及び逆止弁を設けた上記底板の縦断面図、(ロ)(ハ)図は上記底板を円錐上に凸又は凹にプレス加工した状態の縦断面図である。 (イ)(ロ)図は渦巻形誘導羽根の他例の底面図である。 図21(イ)図B−B線による渦巻形誘導羽根の拡大縦断面図である。 (イ)図は下端部内面に補強案内ガイドを設けたケーシングの斜視図、(ロ)図は(イ)図のガイドを分割して設けたケーシングの斜視図、(ハ)図は(イ)(ロ)図C−C線による上端部の縦断面図である。
符号の説明
1 鋼管ケーシング
2 同心円底板
2’ 外周部分
3 切欠部
a 回転方向
4 下向傾斜刃
5 上向傾斜刃
6 接続板
7 下向掘削刃
8 渦巻形誘導羽根
9 雄部
10 雌部
11 溶接
12 コンクリート杭
12’ 下端金具
13 同心短筒
14 係合形鋼
15 鉄筋
27 掘削土取込孔

Claims (7)

  1. 鋼管ケーシングの下端に該ケーシングの径よりも大径の同心円底板を係止し、
    該底板の外周部分に1個又は複数の切欠部を形成し、
    該切欠部の一端に上記ケーシングの回転方向に向う下向傾斜刃を、他端に上向傾斜刃を配設し、これらの傾斜刃の背面と上記外周部分とを接続板で固定し、又は上向傾斜刃と上記ケーシングの側面と、下向傾斜刃と上記外周部分とを接続板で固定してなり、
    上記底板の下面中央部に設けた下向掘削刃から上記ケーシングの外周円に至る渦巻形誘導羽根を設けてなる杭孔掘削装置。
  2. 上記ケーシングの外周円に至るに代り該外周円に向う渦巻形誘導羽根を設けた請求項1記載の杭孔掘削装置。
  3. 上記底板の上面に突設した雄部と、上記ケーシングの下端に凹設した雌部とを上下方向及び横方向に着脱自在に雌雄係止する請求項1又は2記載の杭孔掘削装置。
  4. 上記底板の上面と上記ケーシングの下端とを溶接により固定係止する請求項1又は2記載の杭孔掘削装置。
  5. 上記底板の上面に同心円のコンクリート杭の下端金具を溶着し、該コンクリート杭の外周に上記ケーシングを同心円に配置した請求項1〜3のいずれかに記載の杭孔掘削装置。
  6. 上記底板の上面に上記ケーシングの内周に嵌合する同心短筒を溶着し、該底板の上面中央部に現場打コンクリート柱との係合形鋼を突設し、又は突設することなく、上記ケーシング内に鉄筋を配筋可能に形成した請求項1〜3のいずれかに記載の杭孔掘削装置。
  7. 上記底板の上記渦巻形誘導羽根に囲まれる部分に、該底板に上記コンクリート杭又は上記ケーシングの内部に至る掘削土取込孔を穿設した請求項1〜5のいずれかに記載の杭孔掘削装置。
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