JP6403652B2 - 掘削装置 - Google Patents
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Description
さらに、前記回転軸体1の下端嵌合部(連結孔部)12と掘削ロッドRの中間ロッド部材2の上端嵌合部(連結軸部)21とが、その一方を凹形、他方を凸形として相互に相対回転不能に凹凸嵌合する形状を有し、回転軸体1は、エア送給部13のエア出口13bが下端嵌合部12の中央に開口すると共に、回転軸体1の前記グラウト送給部14の下端部をグラウト導出菅15として当該回転軸体1の側方外部に突設し、当該グラウト導出菅15の下端の開口を当該グラウト送給部14のグラウト出口14bとし、中間ロッド部材2は、エア供給管23のエア入口23aが上端嵌合部21の中央に開口すると共に、当該中間ロッド部材2のグラウト送給管24のグラウト入口24aが中間ロッド部材2の上端嵌合部21から外れた側方に開口し、回転軸体1の前記グラウト出口14bと中間ロッド部材の前記グラウト入口24aとの間にも前記接続アダプタ6が介在し、
しかも、これらの前記接続アダプタ6は、軸方向中間部の外周のフランジ部61を境とする前記上部6a及び前記下部6bの外周を共に先細りテーパ面63とし、これに合わせて、中間ロッド部材2のグラウト供給菅24のグラウド出口24bとこれに対応する先端ロッド部材3のグラウド供給菅34のグラウド入口34a並びに回転軸体1のグラウド送給部14(グラウド導出菅15)のグラウト出口14bとこれに対応する中間ロッド部材2のグラウト送給管24のグラウト入口24aの夫々内周面を前記接続アダプタ6の前記上下部6a,6bの先細りテーパ面63に対応するテーパ面26に形成してなる構成としている。
さらに、前記回転軸体1の下端嵌合部(連結孔部)12と掘削ロッドRの中間ロッド部材2の上端嵌合部(連結軸部)21とが、その一方を凹形、他方を凸形として相互に相対回転不能に凹凸嵌合する形状を有し、やはり回転軸体1側のグラウト導出管15の下端に開口するグラウト出口14bと中間ロッド部材2側のグラウト入口24aが該凹凸嵌合部分から外れた側方位置で連通するが、このグラウト出口14bとグラウト入口24aとの間にも前記同様の接続アダプタ6が介在するから、掘削終了後の掘削ロッドRの引き上げ過程でグラウトCを注入する際、回転軸体1と中間ロッド部材2との連結部からのグラウトCの漏れも確実に防止される。
しかも、これらの前記接続アダプタ6は、軸方向中間部の外周のフランジ部61を境とする前記上部6a及び前記下部6bの外周を共に先細りテーパ面63とし、これに合わせて上記各部材のグラウト入口34a,24a及びグラウト出口34b,14bの夫々内周面、すなわち、中間ロッド部材2のグラウト供給菅24のグラウド出口24bとこれに対応する先端ロッド部材3のグラウド供給菅34のグラウド入口34a並びに回転軸体1のグラウド送給部14(グラウド導出菅15)のグラウト出口14bとこれに対応する中間ロッド部材2のグラウト送給管24のグラウト入口24aの夫々内周面を前記接続アダプタ6の前記上下部6a,6bの先細りテーパ面63に対応するテーパ面26に形成してなるため、前記接続アダプタ6のこれらグラウト出入口に対する挿嵌がテーパ嵌合によって容易になる。また、接続アダプタ6は、軸方向中間部の外周にフランジ部61を有することで、精度よく上下部6a,6bの位置決めがなされると共に、上下部6a,6bの外周面に複数本のOリング62が嵌装されることで、グラウトCの漏出がより確実に防止されるという利点がある。
10 回転駆動装置
13 エア送給路(エア送給部)
13b エア出口
14 グラウト送給路(グラウト送給路)
14b グラウト出口
15 グラウト導出管
2 中間ロッド部材
2A 第一中間ロッド部材
2B 第二中間ロッド部材
20 筒状ケーシング
201 上部ケーシング(上部側)
202 下部ケーシング(下部側)
21 連結軸部(上端嵌合部)
22 連結孔部(下端嵌合部)
23 エア供給管
23a エア入口
23b エア出口
24 グラウト供給管
24a グラウト入口
24b グラウト出口
24c 曲がり部
3 先端ロッド部材
30 筒状ケーシング
31 連結軸部(上端嵌合部)
33 エア送給路
33a エア入口
33b エア出口
34 グラウト供給管
34a グラウト入口
34b グラウト出口
35 グラウト吐出口
4 掘削ビット
5 エアハンマー
5a エアー導入口
6 接続アダプタ
6a 上部
6b 下部
61 フランジ部
62 Oリング
A 圧縮エア
C グラウト
R 掘削ロッド
Claims (3)
- 昇降自在に支持される回転駆動装置の回転軸体に、少なくとも1本の中間ロッド部材と、下端に掘削ビットを備えた先端ロッド部材とからなる掘削ロッドが一体回転可能に垂下連結され、前記回転軸体側にエア送給部及びグラウト送給部を備え、
前記掘削ロッドの中間ロッド部材の下端嵌合部と先端ロッド部材の上端嵌合部とが、その一方を凹形、他方を凸形として相互の凹凸嵌合によって連結固定され、
中間ロッド部材は、筒状ケーシング内に、中央位置で縦貫するエア供給管と側部位置で縦貫するグラウト供給管とが配設され、エア供給管のエア出口が下端嵌合部の中央に開口すると共に、グラウト送給管のグラウト出口が下端嵌合部から外れた側方に開口し、
先端ロッド部材は、筒状ケーシング内に前記掘削ビットを打撃するエアハンマーが装備され、上端嵌合部の中央に開口したエア入口からエアハンマーのエアー導入口に至るエア送給路を有すると共に、該上端嵌合部から外れた側方に開口したグラウト入口から下端部のグラウト吐出口に至るグラウト供給管が配設され、
中間ロッド部材のグラウト出口と先端ロッド部材のグラウト入口との間に、両出入口に上下部を嵌入する短筒状の接続アダプタが介在し、
さらに、前記回転軸体の下端嵌合部と掘削ロッドの中間ロッド部材の上端嵌合部とが、その一方を凹形、他方を凸形として相互に相対回転不能に凹凸嵌合する形状を有し、
回転軸体は、エア送給部のエア出口が下端嵌合部の中央に開口すると共に、回転軸体の前記グラウト送給部の下端部をグラウト導出菅として当該回転軸体の側方外部に突設し、当該グラウト導出菅の下端の開口を当該グラウト送給部のグラウト出口とし、
中間ロッド部材は、エア供給管のエア入口が上端嵌合部の中央に開口すると共に、当該中間ロッド部材のグラウト送給管のグラウト入口が中間ロッド部材の上端嵌合部から外れた側方に開口し、
回転軸体の前記グラウト出口と中間ロッド部材の前記グラウト入口との間にも前記接続アダプタが介在し、
しかも、これらの前記接続アダプタは、軸方向中間部の外周のフランジ部を境とする前記上部及び前記下部の外周を共に先細りテーパ面とし、これに合わせて、中間ロッド部材のグラウト供給菅のグラウド出口とこれに対応する先端ロッド部材のグラウド供給菅のグラウド入口並びに回転軸体のグラウド送給部のグラウト出口とこれに対応する中間ロッド部材のグラウト送給管のグラウト入口の夫々内周面を前記接続アダプタの前記上下部の先細りテーパ面に対応するテーパ面に形成してなる掘削装置。 - 上下2本の中間ロッド部材を備え、上位の第一中間ロッド部材の下端嵌合部と下位の第二中間ロッド部材の上端嵌合部とが、その一方を凹形、他方を凸形として相互の凹凸嵌合によって連結固定され、第二中間ロッド部材の筒状ケーシングが第一中間ロッド部材の筒状ケーシングよりも径大であり、
第二中間ロッド部材は、筒状ケーシングの上部側が第一中間ロッド部材の筒状ケーシングと略同径で、同下部側が先端ロッド部材の筒状ケーシングと略同径に設定され、エア供給管のエア入口が上端嵌合部の中央に開口すると共に、グラウト送給管のグラウト出口が下端嵌合部から外れた側方で且つ上端のグラウト入口よりも半径方向外側で開口し、このグラウト出入口の半径方向の位置差に対応してグラウト送給管に曲がり部が形成され、
第一中間ロッド部材のグラウト出口と第二中間ロッド部材のグラウト入口との間にも前記接続アダプタが介在してなる請求項1に記載の掘削装置。 - 前記接続アダプタは、軸方向中間部の外周にフランジ部を有すると共に、該フランジ部の上下両側の外周に複数本のOリングが嵌装されてなる請求項1又は2に記載の掘削装置。
Priority Applications (1)
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JP2015206554A JP6403652B2 (ja) | 2015-10-20 | 2015-10-20 | 掘削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015206554A JP6403652B2 (ja) | 2015-10-20 | 2015-10-20 | 掘削装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017078289A JP2017078289A (ja) | 2017-04-27 |
JP6403652B2 true JP6403652B2 (ja) | 2018-10-10 |
Family
ID=58665324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015206554A Expired - Fee Related JP6403652B2 (ja) | 2015-10-20 | 2015-10-20 | 掘削装置 |
Country Status (1)
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2015
- 2015-10-20 JP JP2015206554A patent/JP6403652B2/ja not_active Expired - Fee Related
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