JP2005132442A - ダネッジ - Google Patents

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Kenji Owaki
健司 大脇
Shunsuke Takagi
俊輔 高木
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Abstract

【解決手段】底部1と該底部を囲むように形成された周壁2とからなるダネッジDにおいて、周壁の一部を、ダネッジの内部方向に膨出させることにより形成された底部載置柱状部3の天部3aを、ダネッジの内部方向に向かって、上方に傾斜した傾斜面として形成したものである。
【効果】ダネッジを段積みした際に、下に位置するダネッジの周壁が、外側に変形するようなことがなく、従って、下に位置するダネッジに形成された底部載置柱状部に載置されていた、上に位置するダネッジの底部が、下に位置するダネッジに形成された底部載置柱状部から外れて落下するようなことを防止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、収納される物品に応じた形状の物品収納凹部を有する合成樹脂で一体成形されたダネッジに関するものである。
従来、ダネッジの周壁の一部を、外側から内側に向かって膨出させることにより、周壁に沿って、底部載置柱状部が形成されているダネッジが、一例として、特許文献1に開示されている。このような構成を有する下に位置するダネッジの周壁に沿って形成された底部載置柱状部に、上に位置するダネッジの底部を載置することにより、物品が収納されたダネッジを段積みするように構成されている。
実公昭61−1071号公報
上述した従来のダネッジにおいては、上に位置するダネッジに重量物が収納されている場合に、下に位置するダネッジの周壁に沿って形成された、上に位置するダネッジが載置されている底部載置柱状部に、上方から大きな負荷がかかり、該上方からの負荷の外側に向かう分力により、底部載置柱状部が形成されている周壁が外側に変形し、上に位置するダネッジの底部が、下に位置するダネッジの周壁に形成された底部載置柱状部から外れるという問題があった。このように、上に位置するダネッジが、下に位置するダネッジの周壁に形成された底部載置柱状部から外れると、上に位置するダネッジが、下に位置するダネッジに収納された物品に当接し、下に位置するダネッジに収納された物品が損傷することになる。
また、上述した従来のダネッジにおいては、下に位置するダネッジの周壁に形成された底部載置柱状部に載置される、上に位置するダネッジの底部の強度や剛性が十分でないために、上に位置するダネッジの底部が、座屈等を起こし損傷するという問題があった。
本発明の目的は、上述した従来のダネッジが有する課題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、底部と該底部を囲むように形成された周壁とからなるダネッジにおいて、第1には、周壁の一部を、ダネッジの内部方向に膨出させることにより形成された底部載置柱状部の天部を、ダネッジの内部方向に向かって、上方に傾斜した傾斜面として形成したものであり、第2には、底部載置柱状部に載置される底部領域に、底部を、上方に膨出させることにより補強用凸部を形成したものである。
周壁の一部を、ダネッジの内部方向に膨出させることにより形成された底部載置柱状部の天部を、ダネッジの内部方向に向かって、上方に傾斜した傾斜面として形成したので、ダネッジを段積みした際に、下に位置するダネッジの周壁が、外側に変形するようなことがなく、従って、下に位置するダネッジに形成された底部載置柱状部に載置されていた、上に位置するダネッジの底部が、下に位置するダネッジに形成された底部載置柱状部から外れ、上に位置するダネッジが落下するようなことを防止することができる。
底部載置柱状部に載置される底部領域に、底部を、上方に膨出させることにより補強用凸部を形成したので、底部全体が、平坦な場合に比べて、強度や剛性が向上し、従って、底部の変形や損傷を防止することができる。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら、本実施例に限定されるものではない。
1は、平面形状が、略方形状の底部であり、底部1の各辺からは、外側に向かって傾斜した周壁2が、底部1を囲むように形成されており、底部1と周壁2とにより、上方が開口された箱型のダネッジDが形成されている。本実施例には、底部1の平面形状が、略長方形状に形成されている例が示されており、且つ、周壁2が、相対する長壁部2aと相対する短壁部2bとから構成されている例が示されている。また、周壁2の上端には、外側に延在する周状フランジ2cが形成されており、周状フランジ2cは、周壁2の上端から外側に、略水平に延在する水平部2c1と、水平部2c1の先端から、略下方に延在する垂下部2c2とから形成されている。
周壁2の所定個所には、周壁2の一部を、箱型のダネッジDの内部方向に膨出させることにより、底部載置柱状部3が形成されている。底部載置柱状部3は、平坦な天部3aと、周壁2に略垂直な相対する側壁3bと相対する側壁3bを連結するとともに、周壁2に略平行な側壁3cとの3側壁とから形成されており、底部載置柱状部3の底部と外側側部は、解放されている。本実施例には、周壁2の相対する長壁部2aに、それぞれ2個ずつ、底部載置柱状部3が形成されており、また、周壁2の相対する短壁部2bのうち、一方の短壁部2bに、2個の底部載置柱状部3が形成されている例が示されている。
なお、底部載置柱状部3の天部3aは、周状フランジ2cの水平部2c1より、若干、下方に位置しており、段積みされた上に位置するダネッジDaの底部1が、下に位置するダネッジDbの底部載置柱状部3に載置された状態で、水平方向に移動しようとした際には、上に位置するダネッジDaの周壁2が、下に位置するダネッジDbの底部載置柱状部3の周壁2に当接し、上に位置するダネッジDaが、下に位置するダネッジDbに対して、大きくずれないように構成されている。このように構成することにより、複数のダネッジDを、安定した状態で段積みすることができる。
底部載置柱状部3の天部3aは、図2及び図3に示されているように、該底部載置柱状部3が配設されている周壁2から、該周壁2に略平行な側壁3cに向かって、換言すれば、ダネッジDの内部方向に向かって、上方に傾斜した傾斜面として形成されている。周壁2から、該周壁2に略平行な側壁3cに向かって、換言すれば、ダネッジDの内部方向に向かって、上方に傾斜した傾斜面として形成される底部載置柱状部3の天部3aと水平面とのなす角度θ1は、1〜3度程度であることが好ましい。
以下に、図6及び図7を用いて、従来のダネッジについて説明するが、上述した本発明のダネッジに対応する部材については、本発明のダネッジDの部材に付された符号に、ダッシュ(’)を付して表すとともに、その詳細な説明は省略する。
従来のダネッジD’においては、底部載置柱状部3’の天部3a’は、周壁2’から、該周壁2’に略平行な側壁3c’に向かって、換言すれば、ダネッジD’の内部方向に向かって、若干、下方に傾斜した傾斜面として形成されており、従って、下に位置するダネッジDb’の底部載置柱状部3’の天部3a’に、上に位置するダネッジDa’の底部1が載置された場合には、上に位置するダネッジDa’の重量により、下に位置するダネッジDb’の周壁2’には、周壁2’を外側に倒そうとする分力が作用し、周壁2’が、外側に変形することになる。この周壁2’の外側への変形により、下に位置するダネッジDb’に形成された底部載置柱状部3’の天部3a’に載置されていた、上に位置するダネッジDa’の底部1’が、下に位置するダネッジDb’に形成された底部載置柱状部3’の天部3a’から外れて落下することになり、下に位置するダネッジDb’に収納されている物品を損傷することになる。
しかしながら、本発明においては、上述したように、底部載置柱状部3の天部3aが、該底部載置柱状部3が配設されている周壁2から、該周壁2に略平行な側壁3cに向かって、換言すれば、ダネッジDの内部方向に向かって、上方に傾斜した傾斜面として形成されているので、下に位置するダネッジDbの底部載置柱状部3の天部3aに、上に位置するダネッジDaの底部1が載置された場合には、上に位置するダネッジDaの重量により、下に位置するダネッジDbの周壁2には、周壁2を内側に倒そうとする分力が作用し、従って、周壁2が、外側に変形するようなことがなく、下に位置するダネッジDbに形成された底部載置柱状部3の天部3aに載置されていた、上に位置するダネッジDaの底部1が、下に位置するダネッジDbに形成された底部載置柱状部3の天部3aから外れるようなことを防止することができる。
底部載置柱状部3の天部3aに載置される、底部1の領域には、底部1を、上方に膨出させることにより、補強用凸部4が形成されている。補強用凸部4の周壁2側は、周壁2に連接されており、補強用凸部4は、上面が平坦な天部4aと、周壁2に略垂直な相対する側壁4bと、周壁2に略平行な側壁4cとから形成されている。このような、底部1を、上方に膨出させることにより形成された補強用凸部4は、底部1の裏面から見た場合には、周壁2側及び下部が解放された凹部として形成されている。
上述したように、底部載置柱状部3の天部3aに載置される、底部1の領域には、補強用凸部4が形成されているので、底部1全体が、平坦な場合に比べて、強度や剛性が向上し、従って、底部1の変形や損傷を防止することができる。
底部1の底部載置柱状部3の天部3aが載置される領域を、上方に膨出させることにより形成された補強用凸部4を構成する天部4aは、周壁2から、該周壁2に略平行な側壁4cに向かって、換言すれば、ダネッジDの内部方向に向かって、上方に傾斜した傾斜面として形成することが好ましい。周壁2から、該周壁2に略平行な側壁4cに向かって、換言すれば、ダネッジDの内部方向に向かって、上方に傾斜した傾斜面として形成される補強用凸部4の天部4aと水平面とのなす角度θ2は、1〜3度程度とすることが好ましい。また、補強用凸部4を構成する天部4aと水平面とのなす角度θ2は、底部載置柱状部3の天部3aと水平面とのなす角度θ1と略同じであることが好ましい。
上述したように、周壁2から、該周壁2に略平行な側壁3cに向かって、上方に傾斜した傾斜面として形成されている底部載置柱状部3の天部3aに対応して、補強用凸部4の天部4aを、周壁2から、該周壁2に略平行な側壁4cに向かって、上方に傾斜した傾斜面として形成することにより、下に位置するダネッジDbの底部載置柱状部3の天部3aと上に位置するダネッジDaの底部1に形成された補強用凸部4の天部4aとが、面接触状態に当接することになり、従って、安定した状態で、ダネッジDを段積みすることができるとともに、上に位置するダネッジDaの重量により、下に位置するダネッジDbの周壁2には、周壁2を内側に倒そうとする分力が効果的に作用し、従って、周壁2が、外側に変形するようなことを確実に防止することができる。
図1は、本発明のダネッジの斜視図である。 図2は、本発明のダネッジに形成された底部載置柱状部の拡大側断面図である。 図3は、本発明のダネッジに形成された底部載置柱状部付近の拡大側断面図である。 図4は、本発明のダネッジが段積みされた状態の斜視図である。 図5は、本発明のダネッジが段積みされた状態の底部載置柱状部付近の拡大側断面図である。 図6は、従来のダネッジに形成された底部載置柱状部の拡大側断面図である。 図7は、従来のダネッジが段積みされた状態の底部載置柱状部付近の拡大側断面図である。
符号の説明
D・・・・・・・・・・・・ダネッジ
1・・・・・・・・・・・・底部
2・・・・・・・・・・・・周壁
3・・・・・・・・・・・・底部載置柱状部
4・・・・・・・・・・・・補強用凸部

Claims (2)

  1. 底部と該底部を囲むように形成された周壁とからなるダネッジにおいて、前記周壁の一部を、ダネッジの内部方向に膨出させることにより形成された底部載置柱状部の天部を、ダネッジの内部方向に向かって、上方に傾斜した傾斜面として形成したことを特徴とするダネッジ。
  2. 底部載置柱状部に載置される底部領域に、底部を、上方に膨出させることにより補強用凸部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のダネッジ。
JP2003371543A 2003-10-31 2003-10-31 ダネッジ Pending JP2005132442A (ja)

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JP2008280059A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Sanko Co Ltd 蓋付きケース

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