WO2008072531A1 - 緩衝部材 - Google Patents

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WO2008072531A1
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Tetsutomo Kuramori
Toshiaki Yamada
Tooru Konishi
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Daikin, Industries, Ltd.
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Abstract

室内機が変形してしまうのを抑制する。室内機(2)の両端部には、嵌合凹部を有する緩衝部材(1a)及び(1b)が装着される。そして、室内機(2)に装着された状態における緩衝部材(1a)の上面の室内機(2)の一方端部側の角部(71a)及び(72a)のそれぞれに、上方に向かって突出する四角柱形状の突起部(61a)及び(62a)が一体的に設けられている。また、室内機(2)に装着された状態における緩衝部材(1b)の上面の室内機(2)の他方端部側の角部(71b)及び(72b)のそれぞれに、上方に向かって突出する四角柱形状の突起部(61b)及び(62b)が一体的に設けられている。

Description

明 細 書
緩衝部材
技術分野
[0001] 本発明は、緩衝部材に関し、特に、包装体の両端部に装着される嵌合凹部を有す る緩衝部材に関する。
背景技術
[0002] 通常、空気調和機の室内機等を工場から出荷する際には、輸送時等に生じる振動 による衝撃が室内機等に伝達しないように発泡スチロールなどからなる緩衝部材が 室内機等に装着されている(例えば、特許文献 1及び特許文献 2参照)。そして、この 緩衝部材が装着された室内機などが段ボール箱などに梱包されて出荷される。
[0003] 図 12は、特許文献 1に開示された緩衝材が空気調和機の室内機に装着された状 態を示した斜視図である。上記特許文献 1の緩衝材は、図 12に示すように、室内機 4 の両端に揷入される嵌合凹部 601aを有するトレイ状の緩衝材 601である。そして、こ の緩衝材 601の 4つの側壁 610、 620、 630及び 640のうち、室内機 4のグリル 4aを 支持する側壁 610の高さが短く設定されている。
[0004] また、上記特許文献 2には、室内機等の包装体の天面又は底面を保護する緩衝材 と、当該緩衝材の外側から室内機等に掛けて結束するバンドとを備えた包装装置が 開示されている。そして、室内機等の天面に装着される緩衝材の上面中央に凹部を 設けることにより、バンド結束時に緩衝材が凸状に橈んだとしても、上段の室内機等 を緩衝材の凹部で支持することにより、上段の室内機などが荷崩れしてしまうのを抑 制している。
[0005] 特許文献 1:特開平 7— 137770号公報
特許文献 2 :特開 2005— 47552号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0006] ところで、上記特許文献 1や特許文献 2に開示されたような緩衝部材が装着されて 箱詰めされた室内機等は、輸送時や保管時など限られた収容スペースを有効利用 するために複数段に重ねて積載される場合が多い。
[0007] このような場合、上記特許文献 1に開示された緩衝材 601が装着された下段の室内 機 4には、上段の室内機の荷重が緩衝材 601の側壁 610 (室内機 4のグリル 4aに対 向する側壁)を介して室内機 4に伝達する。そのため、下段の室内機 4が上段の室内 機の荷重により変形してしまうという問題があった。
[0008] また、上記特許文献 2に開示された包装装置では、その緩衝材の上面中央の凹部 により上段の室内機等を支持しているため、上段の室内機等の荷重が当該凹部を介 して下段の室内機等に伝達する。そのため、下段の室内機等が変形してしまうという 問題点があった。
[0009] そこで、この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、包装 体が変形してしまうのを抑制することが可能な緩衝部材を提供することを目的とする。 課題を解決するための手段
[0010] 第 1の発明にかかる緩衝部材は、包装体の両端部に装着される嵌合凹部を有する 緩衝部材であって、包装体の端部に装着された状態における上面の包装体の端部 側の角部に対応した位置に上方に向かって突出する突起部、及び、包装体の端部 に装着された状態における下面の包装体の端部側の角部に対応した位置に下方に 向かって突出する突起部の少なくとも一方を備えている。
[0011] この緩衝部材では、包装体の端部に装着された状態における上面の包装体の端 部側の角部に対応した位置に上方に向かって突出する突起部が設けられていること によって、当該上面に他の包装体が載置された場合に、その包装体を突起部により 支持することになる。この際、上段の包装体からの荷重は、下段の包装体の端部に 装着された状態における上面の包装体の端部側の角部に集中する。ここで、上記の 角部は、包装体の端部に装着された状態における緩衝部材の側面部及び端面部の 両方に支持されることで十分な強度を有している。その結果、上段の包装体からの荷 重が本発明の緩衝部材が装着される下段の包装体に加わりにくくなり、当該包装体 が変形してしまうのを抑制することができる。また、包装体の端部に装着された状態に おける下面の嵌合凹部と反対側の角部に対応した位置に下方に向かって突出する 突起部が設けられている場合にも、上記と同様の効果を奏する。 [0012] 第 2の発明に力、かる緩衝部材は、第 1の発明に力、かる緩衝部材において、突起部 は、多角柱形状または円柱形状である。
[0013] この緩衝部材では、多角柱形状または円柱形状の突起部により上段の包装体を支 持して、当該緩衝部材が装着される包装体が変形してしまうのを抑制することができ
[0014] 第 3の発明に力、かる緩衝部材は、第 1又は第 2の発明に力、かる緩衝部材にお!/、て、 突起部は、包装体の端部側に対応した部分が最も高くなつている。
[0015] この緩衝部材では、包装体の端部側に対応した部分が最も高くなつているので、当 該部分に上段の包装体からの荷重を集中させることができる。これにより、包装体か ら離れた端部側に対応した部分により大きな荷重が加わる。その結果、包装体に荷 重が加わることに起因して、包装体が変形してしまうのをより抑制することができる。
[0016] 第 4の発明に力、かる緩衝部材は、第 1又は第 2の発明に力、かる緩衝部材にお!/、て、 突起部は、包装体の側面側に対応した部分が最も高くなつている。
[0017] この緩衝部材では、包装体の側面側に対応した部分が最も高くなつているので、当 該部分に上段の包装体からの荷重を集中させることができる。これにより、包装体か ら離れた側面側に対応した部分により大きな荷重が加わる。その結果、包装体に荷 重が加わることに起因して、包装体が変形してしまうのをより抑制することができる。
[0018] 第 5の発明に力、かる緩衝部材は、第 1又は第 2の発明に力、かる緩衝部材にお!/、て、 突起部は、包装体の端部側且つ側面側に対応した部分が最も高くなつて!/、る。
[0019] この緩衝部材では、包装体の端部側且つ側面側に対応した部分が最も高くなつて いるので、当該部分に上段の包装体からの荷重を集中させることができる。これによ り、包装体から離れた端部側且つ側面側に対応した部分に荷重が加わる。その結果 、包装体に荷重が加わることに起因して、包装体が変形してしまうのをさらに抑制す ること力 Sでさる。
[0020] 第 6の発明に力、かる緩衝部材は、第 3〜第 5の発明のいずれ力、にかかる緩衝部材 において、突起部の上端は、テーパ形状になっている。
[0021] この緩衝部材では、テーパ形状の最も高い部分から低い部分に沿って、上段の包 装体からの荷重を徐々に小さくすること力 Sできる。その結果、上段の包装体からの荷 重が一箇所に集中するのを防止して本発明の緩衝部材が破損してしまうのを防止す ること力 Sできる。また、突起部の上端をテーパ形状にすることによって、上段の包装体 力、ら加わる荷重の方向を分散させることができる。これにより、上段の包装体の荷重 がー方向(垂直下方向)に下段の包装体に加わる場合に比べて、包装体が変形して しまうのをより抑制することができる。
発明の効果
[0022] 以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
[0023] 第 1〜第 5の発明では、緩衝部材が装着される包装体の上方に包装体が載置され る場合であっても、上段の包装体からの荷重が下段の包装体の端部側の角部に集 中するので、下段の包装体に荷重が加わるのを抑制することができ、当該包装体が 変形してしまうのを抑制することができる。
[0024] 第 6の発明では、突起部の上端をテーパ形状することによって、テーパ形状の最も 高い部分から低い部分に沿って、上段の包装体からの荷重を徐々に小さくすること ができるので、上段の包装体からの荷重が一箇所に集中するのを防止して本発明の 緩衝部材が破損してしまうのを防止することができる。
図面の簡単な説明
[0025] [図 1]本発明の第 1実施形態による緩衝部材が室内機に装着された状態を示した斜 視図である。
[図 2]図 1に示した室内機の一方端部に装着される緩衝部材の平面図である。
[図 3]図 1に示した室内機の他方端部に装着される緩衝部材の平面図である。
[図 4]本発明の第 1実施形態による緩衝部材が装着された室内機を積載した状態を 示した正面図である。
[図 5]本発明の第 1実施形態による緩衝部材が装着された室内機を積載した状態を 示した側面図である。
[図 6]本発明の第 1実施形態の第 1変形例の緩衝部材の突起部の拡大斜視図である
[図 7]本発明の第 1実施形態の第 2変形例の緩衝部材の突起部の拡大斜視図である [図 8]本発明の第 1実施形態の第 3変形例の緩衝部材の突起部の拡大斜視図である
[図 9]本発明の第 1実施形態の第 4変形例の緩衝部材の突起部の拡大斜視図である
[図 10]本発明の第 1実施形態の第 5変形例の緩衝部材の突起部の拡大斜視図であ
[図 11]本発明の第 2実施形態による緩衝部材が室内機に装着された状態を示した斜 視図である。
[図 12]特許文献 1に開示された緩衝材が空気調和機の室内機に装着された状態を 示した斜視図である。
符号の説明
[0026] la, lb 101 a, 201a, 301a, 401a, 501a, 701a 緩衝部材
10a, 10b 嵌合凹部
61a, 62a, 61b, 62b, 161a, 261a, 361a, 461a, 561a, 761a 突起部
71a, 72a, 71b 72b, 771a 角部
発明を実施するための最良の形態
[0027] 以下、図面に基づいて、本発明に力、かる緩衝部材の実施形態について説明する。
[0028] (第 1実施形態)
図 1は、本発明の第 1実施形態による緩衝部材が空気調和機の室内機に装着され た状態を示した斜視図であり、図 2〜図 5は、図 1に示した緩衝部材の構成を詳細に 説明するための図である。以下、図 1〜図 5を参照して、本発明の第 1実施形態によ る緩衝部材の構成にっレ、て説明する。
[0029] 第 1実施形態による緩衝部材 la及び lbは、図 1に示すように、略直方体の空気調 和機の室内機 2に装着される緩衝部材であって、室内機 2の一方端部及び他方端部 にそれぞれ装着されている。これらの緩衝部材 la及び lbは、発泡スチロールからな り、室内機が複数段に載置される場合に、上段の室内機からの荷重を受ける緩衝材 として機能する。
[0030] 図 1及び図 2に示すように、緩衝部材 laには、室内機 2の一方端部に装着される嵌 合凹部 10a (図 2参照)が設けられており、室内機 2の一方端部が水平方向に当該嵌 合凹部 10aに揷入されることにより、緩衝部材 laが装着される。この緩衝部材 laは、 室内機 2の一方端部の上面を保護する天面部 20aと、下面を保護する底面部 30aと 、側面を保護する一対の側面部 41 a及び 42aと、一方端面を保護する端面部 50aと を含んでいる。上記した天面部 20a又は底面部 30aと、側面部 41a又は 42aと、端面 部 50aとは、互いに直交接続されており、嵌合凹部 10aを有する外形直方体の緩衝 部材 laが形成されている。
[0031] ここで、室内機 2の一方端部に装着された状態における天面部 20aの上面 21aの 角部 71 a及び 72aに対応した位置には、それぞれ、上方に向かって突出する四角柱 形状の突起部 61a及び 62aが設けられている。この突起部 61a及び 62aが設けられ る角部 71a及び 72aは、天面部 20a、側面部 41a ' 42a及び端面部 50aが直交接続 する部分であって、他の部分に比べて上方からの荷重に対する最も大きな強度を有 する部分である。つまり、突起部 61aに作用する上段の室内機 3からの荷重を側面部 41 a及び端面部 50aの両面で支持することができるとともに、突起部 61bに作用する 上段の室内機 3からの荷重を 42a及び側面部 50aの両面で支持することができる。す なわち、側面部 41a、側面部 42a又は端面部 50aのいずれか一つの面だけで荷重を 支持する場合に比べて、大きな荷重を支持することができる。
[0032] また、室内機 2の他方端部に装着される緩衝部材 lbは、上記した緩衝部材 laとほ ぼ同様の構成及び機能を有している。即ち、図 1及び図 3に示すように、緩衝部材 lb には、室内機 2の他方端部に装着される嵌合凹部 10b (図 3参照)が設けられており、 室内機 2の他方端部が水平方向に当該嵌合凹部 10bに揷入されることにより、緩衝 部材 lbが装着される。この緩衝部材 lbは、室内機 2の他方端部の上面を保護する 天面部 20bと、下面を保護する底面部 30bと、側面を保護する一対の側面部 41b及 び 42bと、他方端面を保護する端面部 50bとを含んでいる。上記した天面部 20b又 は底面部 30bと、側面部 41b又は 42bと、端面部 50bとは、互いに直交接続されてお り、嵌合凹部 10bを有する外形直方体の緩衝部材 lbが形成されている。
[0033] ここで、室内機 2の他方端部に装着された状態における天面部 20bの上面 21bの 角部 71b及び 72bに対応した位置には、それぞれ、上方に向かって突出する四角柱 形状の突起部 61b及び 62bが設けられている。この突起部 61b及び 62bが設けられ る角部 71b及び 72bは、天面部 20b、側面部 41b ' 42b及び端面部 50bが直交接続 する部分であって、他の部分に比べて上方からの荷重に対する最も大きな強度を有 する部分である。つまり、突起部 61bに作用する上段の室内機 3からの荷重を側面部 41b及び端面部 50bの両面で支持することができ、突起部 61bに作用する上段の室 内機 3からの荷重を 42b及び側面部 50bの両面で支持することができる。すなわち、 側面部 41b、側面部 42b又は端面部 50bのいずれか一つの面だけで荷重を支持す る場合に比べて、大きな荷重を支持することができる。
[0034] 緩衝部材が装着された室内機 2と室内機 3とを積載した場合には、図 4及び図 5に 示すように、上段の室内機 3は、下段の室内機 2に装着された緩衝部材 laの突起部 61 a及び 62aと、緩衝部材 lbの突起部 61b及び 62bとの 4つの突起部により支持さ れる。そして、上段の室内機 3の荷重は、主に、 4つの突起部 61a、 62a, 61b及び 6 2bを介して緩衝部材 la及び lbの角部 71a、 72a、 71b及び 72bに加わる。
[0035] [第 1実施形態の緩衝部材の特徴]
本実施形態の緩衝部材 la及び lbには、以下のような特徴がある。
[0036] この緩衝部材 la及び lbでは、室内機 2の端部(一方端部及び他方端部)に装着さ れた状態における上面の室内機 2の端部側の角部 71a、 72a、 71b及び 72bのそれ ぞれに、上方に向かって突出する突起部 61 a、 62a、 61b及び 62bが設けられている 。これにより、緩衝部材 la及び lbが装着された室内機 2の上方に緩衝部材が装着さ れた室内機 3が載置された場合に、下段の室内機 2に装着された緩衝部材 la及び 1 bの角部 71a、 72a, 71b及び 72bの突起部 61a、 62a, 61b及び 62bにより、上段の 室内機 3を支持することになる。この際、突起部 61a、 62a, 61b及び 62bで支持した 上段の室内機 3からの荷重は、室内機 2の端部側の角部 71 a、 72a、 71b及び 72bに 集中する。ここで、上記の角部 71a、 72aは、緩衝部材 laの端面部 50a及び側面部 4 la ' 42aの両方に支持され、角部 71b、 7baは、緩衝部材 lbの端面部 50b及び側面 部 41b ' 42bの両方に支持されることで十分な強度を有している。その結果、上段の 室内機 3からの荷重が緩衝部材 la及び lbが装着される室内機 2に加わりに《なり、 下段の室内機 2が変形してしまうのを抑制することができる。 [0037] また、上記した突起部 61a、 62a、 61b及び 62bを一体形成することによって、上段 の室内機 2を支持するための部材(例えば、支柱など)を別体で設ける必要がな!/、の で、部品点数が増加するのを防止することができる。
[0038] 次に、第 1本実施形態に係る緩衝部材の変形例について説明する。
以下に説明する第 1〜第 5の変形例は、図 1〜図 5に示した実施形態に係る緩衝部 材の突起部の形状のみを変更したものであり、その他の部分は上記した緩衝部材と 同形状である。なお、図 1〜図 5に示す実施形態と同一部材には、同一符号を付し説 明を省略する。
[0039] 上記第 1実施形態では、四角柱形状の突起部 61a、 62a, 61b及び 62bを設ける例 を示した力 S、本発明はこれに限らず、図 6に示す第 1変形例の緩衝部材 101aのよう に、上端が側面部 41aに沿って(矢印 A方向に沿って)下降するテーパ形状の突起 部 161aを設けてもよい。この場合、緩衝部材 101aでは、室内機 2の端部側 (緩衝部 材 101aの端面部 50a側)が最も高くなつているので、この最も高い部分に上段の室 内機からの荷重を集中させることができる。これにより、室内機 2から離れた端部側の 部分により大きな荷重が加わる。その結果、室内機 2に荷重が加わることに起因して 、室内機 2が変形してしまうのをより抑制することができる。また、突起部 161 aの上端 をテーパ形状にすることによって、上段の包装体から加わる荷重の方向を分散させる こと力 Sできる。これにより、上段の包装体の荷重が一方向(垂直下方向)に下段の室 内機 2に加わる場合に比べて、室内機 2が変形してしまうのをより抑制することができ
[0040] また、上記第 1実施形態の第 1変形例では、室内機 2の端部側が最も高くなつてい る突起部 61a、 62a、 61b及び 62bを設ける例を示した力 本発明はこれに限らず、 図 7に示す第 2変形例の緩衝部材 301aのように、室内機 2の側面側が最も高くなつ ている突起部 361aを設けてもよい。また、図 8に示す第 3変形例の緩衝部材 401aの ように、室内機 2の端部側、且つ、側面側が最も高くなつている突起部 461aを設けて もよい。この場合にも、第 1変形例と同様の効果を奏する。
[0041] また、上記第 1実施形態では、天面部 20a ' 20bの上面 21a ' 21bの角部 71a、 72a 、 71b及び 72bに対応した位置に突起部を設ける例を示した力 本発明はこれに限 らず、図 9に示す第 4変形例の緩衝部材 501aのように、突起部 561aに連続して側面 部 41 aに沿って(図 9の矢印 A方向に沿って)下降するテーパ部 562aと、端面部 50a に沿って(図 9の矢印 B方向に沿って)下降するテーパ部 563aとを形成してもよい。 また、この第 4変形例よる 2つのテーパ部 562a及び 563aは!/、ずれか一方だけ設け てもよい。
[0042] また、上記第 1実施形態では、四角柱形状の突起部を設ける例を示したが、本発明 はこれに限らず、図 10に示す第 5変形例の緩衝部材 201aのように、円柱形状の突 起部 26 laを設けてもよい。また、四角柱形状以外の多角柱形状の突起部を設けても よい。
[0043] (第 2実施形態)
図 11は、本発明の第 2実施形態による緩衝部材が室内機に装着された状態を示し た斜視図である。次に、図 11を参照して、本発明の第 2実施形態による緩衝部材 70 laについて説明する。
[0044] 第 2実施形態による緩衝部材 701aは、室内機 2の端部の全周を覆うようになってい る第 1実施形態の緩衝部材 la及び lbと異なり、室内機 2の端部の側面近傍だけを覆 うものである。そして、室内機 2には、 4つの緩衝部材 701aが装着されている。そして 、室内機 2の端部の側面近傍を覆うように装着された状態における天面部 720aの上 面 721aの角部 771aに対応した位置に、上方に向かって突出する四角柱形状の突 起部 76 laが設けられている。
[0045] 以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明した力 具体的な構成は、 これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は 、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許 請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
[0046] 例えば、上記実施形態では、天面部の上面の角部に対応した位置に、上方に向か つて突出する突起部を設ける例を説明したが、本発明はこれに限らず、上記した上 方に向かって突出する突起部の代わりに、底面部の下面の角部に対応した位置に、 下方に向かって突出する突出部を設けてもよい。また、上方に向かって突出する突 起部と下方に向かって突出する突起部とを両方設けてもよい。 [0047] 本発明を利用すれば、包装体が変形してしまうのを抑制することができる。

Claims

請求の範囲
包装体の両端部に装着される嵌合凹部を有する緩衝部材(la、 lb、 101a, 201a 、 301a, 401a, 501a, 701a)であって、
前記包装体の端部に装着された状態における上面の前記包装体の端部側の角部 (71 a, 72a、 71b、 72b、 771a)に対応した位置に上方に向かって突出する突起部( 61 a, 62a, 61b, 62b, 161a, 261a, 361a, 461a, 561a, 761a)、及び、前記包 装体の端部に装着された状態における下面の前記包装体の端部側の角部に対応し た位置に下方に向かって突出する突起部の少なくとも一方を備えていることを特徴と する緩衝部材(la、 lb、 101a, 201a, 301a, 401a, 501a, 701a)。
前記突起部(61a、 62a, 61b, 62b、 261a, 561a, 761a)は、多角柱形状または 円柱形状であることを特徴とする請求項 1に記載の緩衝部材(la、 lb、 201a, 501a 、 701a) o
前記突起部(161a)は、前記包装体の端部側に対応した部分が最も高くなつてい ることを特徴とする請求項 1または 2に記載の緩衝部材(101a)。
前記突起部(361a)は、前記包装体の側面側に対応した部分が最も高くなつてい ることを特徴とする請求項 1または 2に記載の緩衝部材(301a)。
前記突起部(461a)は、前記包装体の端部側且つ側面側に対応した部分が最も 高くなつていることを特徴とする請求項 1または 2に記載の緩衝部材 (401a)。
前記突起部(161a、 361a, 461a)の上端は、テーパ形状になっていることを特徴 とする請求項 3〜5のいずれ力、 1項に記載の緩衝部材(101a、 301a, 401a)。
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