JP2005129863A - ダブルクラッドファイバへの励起光入射方法 - Google Patents

ダブルクラッドファイバへの励起光入射方法 Download PDF

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実 ▲吉▼田
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Abstract

【課題】ダブルクラッドファイバの励起光を容易に且つ確実に除去する。
【解決手段】光増幅成分がドープされたコア1と、コア1を周囲に設けられた第1クラッド2と、第1クラッド2の周囲に設けられた第2クラッド3と、を有し、少なくとも一方のファイバ端部がテーパー状に形成されてファイバ端部表面に第1クラッド2が露出すると共に、そのファイバ端面に、コア1’とコア1’の周囲に設けられたクラッド2’とを備えたシングルモードファイバ30が、ダブルクラッドファイバ10の第1クラッドから出射される励起光がシングルモードファイバ30のクラッド2’に入射されるように接続されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ダブルクラッドファイバへの励起光入射方法に関するものである。
ダブルクラッドファイバは、光を伝搬するだけでなく、その伝搬する光を増幅することができるため、ファイバレーザ、光増幅器等の光学装置において広く利用されている。
図7(a)は、ダブルクラッドファイバ10のファイバ縦断面を示す。
このダブルクラッドファイバ10は、そのファイバ中心から、光増幅成分として希土類元素がドープされたコア1と、そのコア1の周囲に設けられコア1より屈折率の低い第1クラッド2と、その第1クラッド2の周囲に設けられ第1クラッド2より屈折率の低い第2クラッド3と、から構成されている。
ダブルクラッドファイバ10では、第1クラッド2に入射された励起光が、第1クラッド2と第2クラッド3との界面で反射を繰り返しながら、第2クラッド3に囲まれた領域を伝搬し、その励起光がコア1を通過する際にコア1にドープされた希土類元素を最外殻電子が励起した反転分布状態にさせ、その誘導放出によってコア1を伝搬する光を増幅する。
このダブルクラッドファイバ10を光増幅媒体としたファイバレーザ、光増幅器等の光学装置には、光アイソレータ、WDM(Wavelength Division Multiplexing:波長分割多重方式)カプラ等の光学素子が組み込まれる。一般に、光アイソレータ、WDMカプラ等の光学素子の入出力部は、図7(b)に示すようなシングルモードファイバ30で構成されているため、ダブルクラッドファイバ10の入射端及び出射端には、シングルモードファイバ30が接続される場合が多い。
ところで、ダブルクラッドファイバ10の第1クラッド2に入射された励起光は、コア1を通過する際にコア1に吸収され、徐々に減衰するものであるが、全てが吸収されるわけではないので、上述のような光学装置では、ダブルクラッドファイバ10のコア1に吸収されなかった励起光がシングルモードファイバ30のクラッド2’に入射してしまう。
このシングルモードファイバ30のクラッド2’に入射された励起光は、ある程度のファイバ長を伝搬すればシングルモードファイバ30のファイバ外に放出されるが、高出力の光学装置においては、非線形効果を抑えるために、ダブルクラッドファイバ10の出射側に接続されたシングルモードファイバ30のファイバ長は短い方が好ましいので、そのまま、励起光が光学素子に入射して光学素子を損傷させてしまう恐れがある。
そこで、特許文献1では、ダブルクラッドファイバの出射端の第2クラッドを一定長除去し、第1クラッドの外周囲に高屈折率材料を塗布することにより、励起光を除去する方法が開示されている。
図8は、特許文献1で開示されている光増幅器を示す模式図である。
この光増幅器では、信号光が伝送路8aから分波器11、アイソレータ13、WDMカプラ14を経て、ダブルクラッドファイバ10のコアに入射される。また、信号光の一部は、分波器11により入力モニタ用PD(フォトダイオード)12へ分岐されている。さらに、WDMカプラ14は、励起LD15と接続されており、励起LD(レーザダイオード)15からの励起光をダブルクラッドファイバ10の第1クラッドに光学的に結合するようになっている。また、ダブルクラッドファイバ10からの増幅された信号光は、アイソレータ16及び分波器17を経由して伝送路8bに出力され、その出力光量をモニタするために、分波器17により信号光の一部を出力モニタ用PD18へ分岐している。さらに、ダブルクラッドファイバ10の出射端の第2クラッドは一定長除去され、その除去部分に高屈折率材料19が塗布されている。
特許文献1には、この光増幅器のダブルクラッドファイバ10の出射端において、第1クラッドを伝搬する励起光が高屈折率材料19を介してファイバ外に漏れるため、出力端の第1クラッド端面で励起光は出力されないと記載されている。但し、この方法は、ダブルクラッドファイバ10を構成する第2クラッド3が、低屈折率のポリマーで形成されているダブルクラッドファイバに限定され、複数の細孔を有する石英ガラスで形成されているダブルクラッドファイバには適応できない。
また、特許文献2では、ファイバレーザの出射部を構成するダブルクラッドファイバのファイバ端部の第2クラッドを、ファイバ端面に行くに従って縮径したテーパー状に形成することにより、励起光を除去する方法が開示されている。
図9は、特許文献2で開示されているファイバレーザの出射部を示す模式図である。
このファイバレーザの出射部を構成するダブルクラッドファイバ10のファイバ端部Bでは、第2クラッド3がファイバ端面に行くに従って縮径したテーパー状に形成されることにより、第2クラッド3を形成する層がファイバ端面に行くに従って薄くなって、第2クラッド3による第1クラッド2内の励起光の閉じこめ効果が小さくなっているため、フォーカシング光学系9からの励起光がテーパー状に形成されたファイバ端部Bを介してファイバ外へ放出されると記載されている。なお、ファイバ端部Aの表面は、ファイバ端部での反射を防ぐために、粗面化されている。
また、上述の2つの励起光の除去方法とは別に、ダブルクラッドファイバ10のファイバ端面にシングルモードファイバ30を接続すると共に、シングルモードファイバ30のクラッド2’をテーパー状に形成する方法も知られている。この方法では、そのテーパー状の部分で励起光の伝搬角度がクラッド2’内で伝搬可能な臨界角度を超えることになり、励起光がクラッド2’の周囲へ放出されることになる。
特開2000−252559号公報 特許第3325585号公報
しかしながら、このような励起光の除去方法では、励起光のパワーが比較的低い場合には特に問題にならないが、5Wクラスの励起光を用いる高出力のファイバレーザ、光増幅器等の光学装置においては、十分に励起光を除去することができない。さらに、特許文献1のような励起光の除去方法では、ダブルクラッドファイバ10の出射端に塗布された高屈折率材料9自体が熱に弱いため、発熱による光学装置の光学特性の変化が予想されるだけでなく、高出力の光学装置においては、その出射端に接続されるアイソレータ等の光学素子で発熱を招き、その光学素子に損傷を与える恐れがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、高屈折材料を用いないで、ダブルクラッドファイバの励起光を容易に且つ確実に除去することにある。
本発明のダブルクラッドファイバへの励起光入射方法は、光増幅成分がドープされたコアと、該コアの周囲に設けられた第1クラッドと、該第1クラッドの周囲に設けられた第2クラッドと、を有し、少なくとも一方のファイバ端部が先細りに形成されてファイバ端部表面に該第1クラッドが露出すると共に、ファイバ端面に該コア及び第1クラッドが露出したダブルクラッドファイバへの励起光の入射方法であって、上記ダブルクラッドファイバの第1クラッドに対し、上記先細りのファイバ端部の第1クラッドから出射されるように励起光を入射することを特徴とする。
上記の方法によれば、ダブルクラッドファイバの少なくとも一方のファイバ端部が先細りに形成されて、そのファイバ端部表面に第1クラッドが露出すると共に、そのファイバ端面にコア及び第1クラッドが露出している。そのため、先細りに形成されたファイバ端部(第1クラッド)の外殻によって、第1クラッド内を伝搬してきた励起光の伝搬角度が、第1クラッド内で励起光を閉じこめておくことのできる最大角度(臨界角度)を超えるようになる。これにより、第1クラッドに入射した励起光は、ファイバ端部の第1クラッドから出射されることになり、ダブルクラッドファイバの励起光を容易に且つ確実に除去することができる。
本発明のダブルクラッドファイバへの励起光入射方法は、上記ダブルクラッドファイバの先細りのファイバ端部には、コアと該コアの周囲に設けられたクラッドとを備えた被接続光ファイバが、該ダブルクラッドファイバの第1クラッドから出射される励起光が該被接続光ファイバのクラッドに入射されるように接続されていてもよい。
上記の方法によれば、ダブルクラッドファイバの先細りのファイバ端部に、コアとそのコアの周囲に設けられたクラッドとを備えた被接続光ファイバが接続され、ダブルクラッドファイバの第1クラッドから出射される励起光が被接続光ファイバのクラッドに入射されるので、被接続光ファイバのクラッドから励起光を出射することができる。
本発明のダブルクラッドファイバへの励起光入射方法は、上記ダブルクラッドファイバと上記被接続光ファイバとの接続部において、それらのファイバ径が略同一であってもよい。
一般に、融着接続において、ファイバ径の異なる光ファイバ同士を接続する場合、互いのファイバ端面を加熱すると、ファイバ径の小さい方の光ファイバは、その熱容量が小さく、早く溶融してしまうため、光ファイバ同士を均一に加熱することができない。さらに、ファイバ径の小さい方の光ファイバは、ファイバ径の大きい方の光ファイバに比べて、曲がりやすいため、ファイバ径の異なる光ファイバ同士を精度よく配置することは困難である。そのため、ファイバ径の異なる光ファイバ同士を低損失で接続することは、困難といえる。
上記の方法によれば、ダブルクラッドファイバと被接続光ファイバとの接続部において、それらのファイバ径が略同一であるので、容易に且つ低損失でダブルクラッドファイバと被接続光ファイバとを融着接続によって接続することができる。
本発明のダブルクラッドファイバへの励起光入射方法は、上記ダブルクラッドファイバの先細りに形成されたファイバ端部表面が粗面に形成されていてもよい。
上記の方法によれば、ダブルクラッドファイバの先細りに形成されたファイバ端部表面が粗面に形成されているので、その粗面に形成されたファイバ端部表面によって、励起光が散逸され、励起光をファイバ外へ出射することができる。
本発明のダブルクラッドファイバへの励起光入射方法は、上記ダブルクラッドファイバの先細りに形成されたファイバ端部表面、及び/又は、上記被接続光ファイバの接続部におけるファイバ端部表面が粗面に形成されていてもよい。
上記の方法によれば、ダブルクラッドファイバの先細りに形成されたファイバ端部表面、及び/又は、上記被接続光ファイバの接続部におけるファイバ端部表面が粗面に形成されているので、その粗面に形成されたファイバ端部表面によって、励起光が散逸され、励起光をファイバ外へ出射することができる。
本発明によれば、ダブルクラッドファイバの少なくとも一方のファイバ端部が先細りに形成されて、そのファイバ端部表面に第1クラッドが露出すると共に、そのファイバ端面にコア及び第1クラッドが露出しているので、先細りに形成されたファイバ端部(第1クラッド)の外殻によって、第1クラッド内を伝搬してきた励起光の伝搬角度が、第1クラッド内で励起光を閉じこめておくことのできる最大角度(臨界角度)を超えるようになるため、第1クラッドに入射した励起光は、ファイバ外へ出射されることになる。これにより、ダブルクラッドファイバの励起光を容易に且つ確実に除去することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
《発明の実施形態1》
以下に、本発明の実施形態1に係る励起光の入射方法について説明する。
まず、励起光を入射するダブルクラッドファイバ複合体を作製する方法について、図2を用いて工程を追って説明する。
図2は、ダブルクラッドファイバ複合体50aを作製する各工程を示す。
<準備工程>
まず、ダブルクラッドファイバと、エッチング液と、被接続光ファイバとしてシングルモードファイバと、光ファイバ融着接続装置と、を準備する。
図1(a1)及び(a2)は、実施形態1に使用するダブルクラッドファイバ10を示しており、(a1)は、その斜視図であり、(a2)は、そのファイバ縦断面の模式図である。
このダブルクラッドファイバ10は、ファイバ中心をなし光増幅成分がドープされたコア1と、コア1の周囲に設けられた第1クラッド2と、第1クラッド2の周囲に設けられた第2クラッド3と、を備えている。
コア1は、石英から構成され、光増幅成分としてエルビウム(Er)、ネオジム(Nd)及びイッテルビウム(Yb)等の希土類元素、ゲルマニウム(Ge)及びクロム(Cr)等がドープされており、第1クラッド2より屈折率が高くなっている。
第1クラッド2は、石英から構成され、ファイバ横断面の外郭形状を、例えば、D字形状とするのが好ましい。なお、D字形状としているのは以下の理由による。第1クラッドのファイバ横断面の外郭形状をコアと同心の円形とした場合には、第2クラッドで囲まれた領域内を伝播する励起光にはコアの周りを周回してコアを通過することがないスキュー光が含まれることとなるため、コアにドープされた希土類元素を十分に反転分布状態にすることができず、コアを伝搬する光を大きく増幅することができない。そこで、このスキュー光を低減するために、第1クラッドのファイバ横断面の外郭形状は、D字形状をはじめとする非円形状になっている。
第2クラッド3は、低屈折率のポリマーから構成され、第1クラッド2の屈折率(石英の屈折率)より低くなっている。なお、第2クラッド3は、フッ素等がドープされた石英から構成されていてもよいが、後述の第2クラッド除去工程において、第2クラッド3を単に剥がして除去するのではなく、エッチングして除去する必要がある。
このダブルクラッドファイバ20は、第1クラッド2に入射された励起光が第1クラッド2と第2クラッド3との界面で反射を繰り返しながら第2クラッド3で囲まれた領域内を伝搬し、その励起光がコア1を通過する際にコア1の光増幅成分を活性化させ、その光増幅成分がコア1を伝搬する光を増幅するように構成されたものである。
エッチング液は、ファイバ構成材料(石英)を溶解させることができる溶液であり、例えば、フッ化水素、フッ硝酸(フッ化水素及び硝酸の混合物)及びフッ化アンモニウム等の水溶液である。
シングルモードファイバ30は、図7(b)に示すように、全体が石英から構成され、ファイバ中心をなすコア1’と、コア1’の周囲に設けられコア1’より屈折率が低いクラッド2’と、を備えている。そのファイバ径の大きさは、ダブルクラッドファイバ10の第1クラッド2の外径より小さくなっている。このシングルモードファイバ30は、入射された光がコア1’とクラッド2’との界面で反射を繰り返しながら、コア1’内を伝搬するように構成されたものである。
図6は、一般的に用いられている光ファイバ融着接続装置100の構成を示す。
この光ファイバ融着接続装置100は、接続対象である一対の光ファイバF1,F2のそれぞれを保持するファイバ保持部(不図示)と、そのファイバ保持部で保持された光ファイバF1,F2を挟むように配設された一対の電極6a,6bと、両電極6a,6bに接続された電源7とを備えている。ファイバ保持部は、一対の光ファイバF1,F2の少なくとも一方をその長手方向に移動させる移動機構を備えている。一対の電極6a,6bは、それぞれが針状に形成されており、その先端同士が対向するように設けられている。この光ファイバ融着接続装置100では、電極間隔、電極径、放電電流、放電時間等の設定が可能である。
<第2クラッド除去工程>
ダブルクラッドファイバ10のファイバ端部の第2クラッド3を剥がす。これにより、図2(a)に示すようなファイバ端部の第2クラッド3が除去され第1クラッド2が露出したダブルクラッドファイバ10aが得られる。
<エッチング工程>
ダブルクラッドファイバ10aのファイバ端部をエッチング液に浸漬した後、所定の速度でダブルクラッドファイバ10aをエッチング液から引き上げる。このとき、ダブルクラッドファイバ10aはファイバ端に向かってエッチング液への浸漬時間が長くなっているため、その外径が、ファイバ端に向かってテーパー状に小さくなっている。
さらに、テーパー状に形成されたダブルクラッドファイバのファイバ端部において、そのファイバ径の大きさがシングルモードファイバ30のファイバ径と略一致する位置で、ファイバ軸に対して垂直に切断する。これにより、図2(b)に示すような、ファイバ端部が先細り(テーパー状)に形成されてファイバ端部表面に第1クラッド2が露出すると共に、ファイバ端面にコア1及び第1クラッド2が露出したダブルクラッドファイバ10bが得られる。
なお、ダブルクラッドファイバ10bのファイバ端部のファイバ径と、接続するシングルモードファイバ30のファイバ径との差が無いようにエッチングするのが望ましいが、両者のファイバ径差が、エッチング後のファイバ径の大きい方のファイバのファイバ径の20%以内の範囲に収まるように加熱及び延伸すればよい。これによれば、接続部分での接続損失が少なく、且つ、強度上の問題もない接続構造をとることができる。
<接続工程>
まず、図2(c)に示すように、ダブルクラッドファイバ10bとシングルモードファイバ30とを光ファイバ融着接続装置100にセットして、両者のファイバ端部を突き合わすと共に、ファイバ側方から両者のコア1及び1’の位置を確認して、ダブルクラッドファイバ10bのコア1の中心軸とシングルモードファイバ30のコア1’の中心軸とを略一致させる。
次いで、一対の電極6a,6b間で放電を生じさせ、その間のファイバの突き合わせ部分を加熱する。これにより、図2(d)に示すように突き合わせ部分が融着しダブルクラッドファイバ10bとシングルモードファイバ30とが接続され、接続界面において、ダブルクラッドファイバ10bのファイバ径が、シングルモードファイバ30のファイバ径と略同一となるダブルクラッドファイバ複合体50aが得られる。
このようにして得られたダブルクラッドファイバ複合体50aは、ダブルクラッドファイバ10のファイバ端部がテーパー状に形成されて、そのファイバ端部表面に第1クラッド2が露出すると共に、そのファイバ端面にシングルモードファイバが接続されている。そのため、テーパー状に形成された第1クラッド2の外殻によって、第1クラッド2内を伝搬してきた励起光の伝搬角度が、第1クラッド2内で励起光を閉じこめておくことのできる最大角度(臨界角度)を超えるようになる。これにより、第1クラッド2に入射した励起光が、伝搬角度を変えながらシングルモードファイバ30側に入射して、そのクラッド2’からファイバ外へ出射されることになり、ダブルクラッドファイバ10の励起光を容易に且つ確実に除去することができる。
さらに、ダブルクラッドファイバ複合体50aの接続部分表面60を、電子ビームを照射したり、目の粗いヤスリ等で研磨したりして粗面に形成することにより、粗面に形成された接続部分表面60で励起光が散逸され、励起光をより効率的にファイバ外へ出射することができる。
《発明の実施形態2》
以下に、本発明の実施形態2に係る励起光の入射方法について説明する。
まず、励起光を入射するダブルクラッドファイバ複合体を作製する方法について、図3を用いて工程を追って説明する。
図3は、ダブルクラッドファイバ複合体50bを作製する各工程を示す。
<準備工程>
エッチング液を使用しない点の他は、実施形態1と実質的に同じであるため、その説明を省略する。
<第2クラッド除去工程>
ダブルクラッドファイバ10のファイバ中間部の第2クラッド3を剥がす。これにより、図3(a)に示すようなファイバ中間部の第2クラッド3が除去され第1クラッド2が露出したダブルクラッドファイバ10a’が得られる。
<加熱延伸工程>
ダブルクラッドファイバ10aの第2クラッド3を除去したファイバ中間部を、加熱及び延伸して、その中央のファイバ径をシングルモードファイバ30のファイバ径の大きさに略一致させる。これにより、図3(b)に示すように、ファイバ中間部において、その中央に行くに従ってその径の大きさが縮径するように形成されたダブルクラッドファイバ10b’が得られる。
なお、ダブルクラッドファイバ10a’のファイバ中間部の中央のファイバ径と、接続するシングルモードファイバ30のファイバ径との差が無いように加熱及び延伸するのが望ましいが、両者のファイバ径差が、加熱及び延伸後のファイバ径の大きい方のファイバのファイバ径の20%以内の範囲に収まるように加熱及び延伸すればよい。これによれば、接続部分での接続損失が少なく、且つ、強度上の問題もない接続構造をとることができる。
<切断工程>
ダブルクラッドファイバ10b’をファイバ中間部のその中央でファイバ軸に対して垂直に切断する。これにより、図3(c)に示すようなダブルクラッドファイバ10c’が得られる。
<接続工程>
まず、図3(d)に示すように、ダブルクラッドファイバ10c’とシングルモードファイバ30とを光ファイバ融着接続装置100にセットして、両者のファイバ端部を突き合わすと共に、ファイバ側方から両者のコア1及び1’の位置を確認して、ダブルクラッドファイバ10c’のコア1の中心軸とシングルモードファイバ30のコア1’の中心軸とを略一致させる。
次いで、一対の電極6a,6b間で放電を生じさせ、その間のファイバの突き合わせ部分を加熱する。これにより、図3(e)に示すように突き合わせ部分が融着しダブルクラッドファイバ10c’とシングルモードファイバ30とが接続され、接続界面において、ダブルクラッドファイバ10c’のファイバ径が、シングルモードファイバ30のファイバ径と略同一となる光ファイバ複合体50bが得られる。
このようにして得られたダブルクラッドファイバ複合体50bは、ダブルクラッドファイバ10のファイバ端部が先細りに形成されて、そのファイバ端部表面に第1クラッド2が露出すると共に、そのファイバ端面にシングルモードファイバが接続されている。そのため、先細りに形成された第1クラッド2の外殻によって、第1クラッド2内を伝搬してきた励起光の伝搬角度が、第1クラッド2内で励起光を閉じこめておくことのできる最大角度(臨界角度)を超えるようになる。これにより、第1クラッド2に入射した励起光が、伝搬角度を変えながらシングルモードファイバ30側に入射して、そのクラッド2’からファイバ外へ出射されることになり、ダブルクラッドファイバ10の励起光を容易に且つ確実に除去することができる。
また、接続界面において、ダブルクラッドファイバ10c’側のコアの径が、接続界面側に行くに従って縮径しているので、シングルモードファイバ30のコア1’の径と略一致する位置で接続することにより、ダブルクラッドファイバ10と、ダブルクラッドファイバ10のコア1の径より小さいコア1’を有するシングルモードファイバ30とを接続することができる。これにより、ダブルクラッドファイバ10を入射側に、シングルモードファイバ30を出射側に、それぞれ配置した場合、ダブルクラッドファイバ10のコア1の信号光を漏らすことなく、シングルモードファイバ30のコア1’に伝搬することができる。
さらに、実施形態1と同様に、ダブルクラッドファイバ複合体50bの接続部分表面60を、電子ビームを照射したり、目の粗いヤスリ等で研磨したりして粗面に形成することにより、粗面に形成された接続部分表面60で励起光が散逸され、励起光をより効率的にファイバ外へ出射することができる。
《発明の実施形態3》
以下に、本発明の実施形態3に係る励起光の入射方法について説明する。
まず、励起光を入射するダブルクラッドファイバ複合体を作製する方法について、図4を用いて工程を追って説明する。
図4は、ダブルクラッドファイバ複合体50cを作製する各工程を示す。
<準備工程>
図1(b1)及び(b2)は、実施形態3に使用するダブルクラッドファイバ20を示しており、(b1)は、その斜視図であり、(b2)は、そのファイバ縦断面の模式図である。
このダブルクラッドファイバ20は、全体が石英から構成され、ファイバ中心をなし光増幅成分がドープされたコア1と、コア1の周囲に設けられた第1クラッド2と、第1クラッド2の周囲に設けられた第2クラッド3と、第2クラッド3の周囲に設けられたサポート部4と、を備えている。
コア1及び第1クラッド2の構成は、ダブルクラッドファイバ10と同様である。
第2クラッド3は、複数の細孔3aを有しており、その屈折率(実効屈折率)は、複数の細孔3a内の空気の屈折率と、その細孔3a以外の部分の石英の屈折率とが複合したものとなり、第1クラッド2の屈折率(石英の屈折率)より低くなっている。
このダブルクラッドファイバ20は、ダブルクラッドファイバ10と同様に、第1クラッド2に入射された励起光が第1クラッド2と第2クラッド3との界面で反射を繰り返しながら第2クラッド3で囲まれた領域内を伝搬し、その励起光がコア1を通過する際にコア1の光増幅成分を活性化させ、その光増幅成分がコア1を伝搬する光を増幅するように構成されたものである。
このダブルクラッドファイバ20をダブルクラッドファイバ10の代わりに使用する他は、実施形態1と実質的に同じであるため、その説明を省略する。
<加熱工程>
ダブルクラッドファイバ20のファイバ端部を、光ファイバ融着接続装置100等によって加熱して、第2クラッド3に含まれる複数の細孔3aを溶融滅失する。これにより、図4(a)に示すようなファイバ端部の第2クラッド3が中実化したダブルクラッドファイバ20aが得られる。
<エッチング工程>
ダブルクラッドファイバ20aのファイバ端部をエッチング液に浸漬した後、所定の速度でダブルクラッドファイバ20aをエッチング液から引き上げる。このとき、ダブルクラッドファイバ20aはファイバ端に向かってエッチング液への浸漬時間が長くなっているため、その外径が、ファイバ端に向かってテーパー状に小さくなっている。
さらに、テーパー状に形成されたダブルクラッドファイバのファイバ端部において、そのファイバ径の大きさがシングルモードファイバ30のファイバ径と略一致する位置で、ファイバ軸に対して垂直に切断する。これにより、図4(b)に示すような、ファイバ端部が先細り(テーパー状)に形成されてファイバ端部表面に中実化した第2クラッド3、第1クラッド2及びサポート部4からなる中実クラッドが露出すると共に、ファイバ端面にコア1及びその中実クラッドが露出したダブルクラッドファイバ20bが得られる。
なお、ダブルクラッドファイバ20bのファイバ端部のファイバ径と、接続するシングルモードファイバ30のファイバ径との差が無いようにエッチングするのが望ましいが、両者のファイバ径差が、エッチング後のファイバ径の大きい方のファイバのファイバ径の20%以内の範囲に収まるようにエッチングすればよい。これによれば、接続部分での接続損失が少なく、且つ、強度上の問題もない接続構造をとることができる。
<接続工程>
まず、図4(c)に示すように、ダブルクラッドファイバ20bとシングルモードファイバ30とを光ファイバ融着接続装置100にセットして、両者のファイバ端部を突き合わすと共に、ファイバ側方から両者のコア1及び1’の位置を確認して、ダブルクラッドファイバ20bのコア1の中心軸とシングルモードファイバ30のコア1’の中心軸とを略一致させる。
次いで、一対の電極6a,6b間で放電を生じさせ、その間のファイバの突き合わせ部分を加熱する。これにより、図4(d)に示すように突き合わせ部分が融着しダブルクラッドファイバ20bとシングルモードファイバ30とが接続され、接続界面において、ダブルクラッドファイバ20bのファイバ径が、シングルモードファイバ30のファイバ径と略同一となっている光ファイバ複合体50cが得られる。
このようにして得られたダブルクラッドファイバ複合体50cは、ダブルクラッドファイバ20のファイバ端部がテーパー状に形成されて、そのファイバ端部表面に中実化した第2クラッド3、第1クラッド2及びサポート部からなる中実クラッドが露出すると共に、そのファイバ端面にシングルモードファイバが接続されている。そのため、テーパー状に形成された中実クラッドの外殻によって、第1クラッド2内を伝搬してきた励起光の伝搬角度が、第1クラッド2内で励起光を閉じこめておくことのできる最大角度(臨界角度)を超えるようになる。これにより、第1クラッド2に入射した励起光が、伝搬角度を変えながらシングルモードファイバ30側に入射して、そのクラッド2’からファイバ外へ出射されることになり、励起光を容易に且つ確実に除去することができる。
また、実施形態1のように第1クラッド2だけをエッチングするのではなく、中実化した第2クラッド3、第1クラッド2及びサポート部からなる中実クラッドをエッチングすることになる。そのため、中実クラッドのテーパー勾配を大きく形成し易くなり、伝搬角度を大きく変えることができるので、励起光をより効果的にファイバ外へ出射することができる。
さらに、実施形態1及び2と同様に、ダブルクラッドファイバ複合体50cの接続部分表面60を、電子ビームを照射したり、目の粗いヤスリ等で研磨したりして粗面に形成することにより、粗面に形成された接続部分表面60で励起光が散逸され、励起光をより効率的にファイバ外へ出射することができる。
《発明の実施形態4》
以下に、本発明の実施形態4に係る励起光の入射方法について説明する。
まず、励起光を入射するダブルクラッドファイバ複合体を作製する方法について、図5を用いて工程を追って説明する。
図5は、ダブルクラッドファイバ複合体50dを作製する各工程を示す。
<準備工程>
エッチング液を使用しない点の他は、実施形態3と実質的に同じであるため、その説明を省略する。
<加熱延伸工程>
ダブルクラッドファイバ20のファイバ中間部を、加熱及び延伸して、その中央のファイバ径をシングルモードファイバ30のファイバ径の大きさに略一致させる。これにより、図5(a)に示すように、ファイバ中間部において、その中央部に行くに従ってその径の大きさが縮径するように形成されたダブルクラッドファイバ20a’が得られる。
なお、ダブルクラッドファイバ20a’のファイバ中間部の中央のファイバ径と、接続するシングルモードファイバ30のファイバ径との差が無いように加熱及び延伸するのが望ましいが、両者のファイバ径差が、加熱及び延伸後のファイバ径の大きい方のファイバのファイバ径の20%以内の範囲に収まるように加熱及び延伸すればよい。これによれば、接続部分での接続損失が少なく、且つ、強度上の問題もない接続構造をとることができる。
<切断工程>
ダブルクラッドファイバ20a’をファイバ中間部の中央でファイバ軸に対して垂直に切断する。これにより、図5(b)に示すようなダブルクラッドファイバ20b’が得られる。
<接続工程>
まず、図5(c)に示すように、ダブルクラッドファイバ20b’とシングルモードファイバ30とを光ファイバ融着接続装置100にセットして、両者のファイバ端部を突き合わすと共に、ファイバ側方から両者のコア1及び1’の位置を確認して、ダブルクラッドファイバ20b’のコア1の中心軸とシングルモードファイバ30のコア1’の中心軸とを略一致させる。
次いで、一対の電極6a,6b間で放電を生じさせ、その間のファイバの突き合わせ部分を加熱する。これにより、図5(d)に示すように突き合わせ部分が融着しダブルクラッドファイバ20b’とシングルモードファイバ30とが接続され、接続界面において、ダブルクラッドファイバ20b’のファイバ径が、シングルモードファイバ30のファイバ径と略同一となっている光ファイバ複合体50dが得られる。
このようにして得られたダブルクラッドファイバ複合体50dは、ダブルクラッドファイバ10のファイバ端部が先細りに形成されて、そのファイバ端部表面に中実化した第2クラッド3、第1クラッド2及びサポート部4からなる中実クラッドが露出すると共に、そのファイバ端面にシングルモードファイバ30が接続されている。そのため、先細りに形成された中実クラッドの外殻によって、第1クラッド2内を伝搬してきた励起光の伝搬角度が、第1クラッド2内で励起光を閉じこめておくことのできる最大角度(臨界角度)を超えるようになる。これにより、第1クラッド2に入射した励起光が、伝搬角度を変えながらシングルモードファイバ30側に入射して、そのクラッド2’からファイバ外へ出射されることになり、ダブルクラッドファイバ20の励起光を容易に且つ確実に除去することができる。
また、実施形態2と同様に、接続界面において、ダブルクラッドファイバ20b’側のコアの径が、接続界面側に行くに従って縮径しているので、シングルモードファイバ30のコア1’の径と略一致する位置で接続することにより、ダブルクラッドファイバ20と、ダブルクラッドファイバ20のコア1の径より小さいコア1’を有するシングルモードファイバ30とを接続することができる。これにより、ダブルクラッドファイバ20を入射側に、シングルモードファイバ30を出射側に、それぞれ配置した場合、ダブルクラッドファイバ20のコア1の信号光を漏らすことなく、シングルモードファイバ30のコア1’に伝搬することができる。
さらに、ダブルクラッドファイバ20を加熱及び延伸することによって、ダブルクラッドファイバ20のファイバ径を縮径化すると同時に、第2クラッド3の細孔3aが滅失することになるので、工程を増やさずに第2クラッドを中実化することができる。
また、実施形態1、2及び3と同様に、ダブルクラッドファイバ複合体50bの接続部分表面60を、電子ビームを照射したり、目の粗いヤスリ等で研磨したりして粗面に形成することにより、粗面に形成された接続部分表面60で励起光が散逸され、励起光をより効率的にファイバ外へ出射することができる。
以上説明したように、本発明のダブルクラッドファイバへの励起光入射方法は、ダブルクラッドファイバの励起光を容易に且つ確実に除去することができるので、ファイバレーザ、光増幅器等の光学装置について有用である。
本発明の実施形態に係るダブルクラッドファイバを示す模式図である。 本発明の実施形態1に係るダブルクラッドファイバ複合体50aの作製方法を示す模式図である。 本発明の実施形態2に係るダブルクラッドファイバ複合体50bの作製方法を示す模式図である。 本発明の実施形態3に係るダブルクラッドファイバ複合体50cの作製方法を示す模式図である。 本発明の実施形態4に係るダブルクラッドファイバ複合体50dの作製方法を示す模式図である。 一般的に用いられている光ファイバ融着接続装置100を示す模式図である。 従来の光ファイバのファイバ縦断面の模式図である。 従来のダブルクラッドファイバを用いた光ファイバアンプの構成例を示す模式図である。 従来のダブルクラッドファイバを用いたファイバレーザの出射部を示す模式図である。
符号の説明
1,1’ コア
2 第1クラッド
3 第2クラッド
3a 細孔
4 サポート部
6a,6b 電極
7 電源
8a,8b 伝送路
9 フォーカシング光学系
10,20 ダブルクラッドファイバ
11,17 分波器
12 入力モニタ用PD
13,16 アイソレータ
14 WDMカプラ
15 励起LD
18 出力モニタ用PD
19 出力端
30 シングルモードファイバ
50 光ファイバ複合体
60 接続部分表面
100 光ファイバ融着接続装置

Claims (5)

  1. 光増幅成分がドープされたコアと、該コアの周囲に設けられた第1クラッドと、該第1クラッドの周囲に設けられた第2クラッドと、を有し、少なくとも一方のファイバ端部が先細りに形成されてファイバ端部表面に該第1クラッドが露出すると共に、ファイバ端面に該コア及び第1クラッドが露出したダブルクラッドファイバへの励起光入射方法であって、
    上記ダブルクラッドファイバの第1クラッドに対し、上記先細りのファイバ端部の第1クラッドから出射されるように励起光を入射することを特徴とするダブルクラッドファイバへの励起光入射方法。
  2. 請求項1に記載されたダブルクラッドファイバへの励起光入射方法において、
    上記ダブルクラッドファイバの先細りのファイバ端部には、コアと該コアの周囲に設けられたクラッドとを備えた被接続光ファイバが、該ダブルクラッドファイバの第1クラッドから出射される励起光が該被接続光ファイバのクラッドに入射されるように接続されていることを特徴とするダブルクラッドファイバへの励起光入射方法。
  3. 請求項2に記載されたダブルクラッドファイバへの励起光入射方法において、
    上記ダブルクラッドファイバと上記被接続光ファイバとの接続部において、それらのファイバ径が略同一であることを特徴とするダブルクラッドファイバへの励起光入射方法。
  4. 請求項1に記載されたダブルクラッドファイバへの励起光入射方法において、
    上記ダブルクラッドファイバの先細りに形成されたファイバ端部表面が粗面に形成されていることを特徴とするダブルクラッドファイバへの励起光入射方法。
  5. 請求項2又は3に記載されたダブルクラッドファイバへの励起光入射方法において、
    上記ダブルクラッドファイバの先細りに形成されたファイバ端部表面、及び/又は、上記被接続光ファイバの接続部におけるファイバ端部表面が粗面に形成されていることを特徴とするダブルクラッドファイバへの励起光入射方法。
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