JP2005128373A - 光ケーブルのテンションメンバ固定装置 - Google Patents

光ケーブルのテンションメンバ固定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 所定の固定力でテンションメンバを安定させて固定できる光ケーブルのテンションメンバ固定装置を得る。
【解決手段】 光ケーブルのテンションメンバ30を配置するテーブル部3aと突部3bとを設けられた台座3、テンションメンバ30をテーブル部3a及び突部3bとともに挟み込めるように台座3に対向配置された固定部材4、固定部材4を台座3側に押圧してテンションメンバ30を固定するための固定具5、テンションメンバ30がテーブル部3aと突部3bとに接触するよう付勢する付勢部材6備える。
【選択図】 図1




Description

この発明は、多心光ファイバケーブルのテンションメンバを固定する装置に関するものである。
従来の光ケーブルのテンションメンバ固定装置は、例えば、側面に貫通孔を有する筒状体と、この筒状体の内部に貫通孔を有する押圧具を移動可能に形成し、さらに押圧具をばねにより一方へ付勢して、筒状体の貫通孔を押圧具により常時閉じるように構成したものがある。この装置によれば、ばね力に抗して押圧具を移動させて筒状体の貫通孔と押圧具の貫通孔とを合わせて両貫通孔にテンションメンバを挿通可能状態とし、テンションメンバを貫通孔に挿通させ、その後押圧具に加わるばね力によりテンションメンバを固定することができる。
特開2000−89069号公報
従来の光ケーブルのテンションメンバ固定装置は、押圧具に加わるばね力によりテンションメンバを固定する構成であるので、通常作業では人力で押圧具をばね力に抗して押し下げ、その状態でテンションメンバを筒状体に挿入することから、ばね力をあまり強くすることが難しく固定力が弱く、固定力にばらつきが生じるという問題点がある。
この発明は以上のような問題点を解消するためになされたもので、所定の固定力でテンションメンバを安定させて固定できる光ケーブルのテンションメンバ固定装置を得ることを目的とする。
この発明の光ケーブルのテンションメンバ固定装置は、光ケーブルのテンションメンバを配置するテーブル部と前記テーブル部から立設した突部とを設けられた台座、テンションメンバを前記テーブル部及び前記突部とともに挟みこめるように前記テーブル部に対向配置された固定部材、前記固定部材を前記台座側に押圧してテンションメンバを固定するための固定具、テンションメンバが前記テーブル部と前記突部とに接触するよう付勢する付勢部材を備えたものである。
この発明の光ケーブルのテンションメンバ固定装置によれば、付勢部材がテンションメンバをテーブル部と突部とに接触するよう付勢するので、テンションメンバの位置決めを容易にすることができる。また、テーブル部及び突部と固定部材の3個所でテンションメンバを挟み込んでいるので、テンションメンバを安定した状態で固定させることができる。さらに固定具により固定部材を押圧してテンションメンバを固定しているので安定した固定力を得ることができる。
実施の形態1.
この発明による光ケーブルのテンションメンバ固定装置の一実施の形態を説明する。図1は、実施の形態1による光ケーブルのテンションメンバ固定装置を示す外観斜視図、図2は図1に示す矢視Aからの側面図である。図1において、光ケーブルのテンションメンバ固定装置1は、電子機器など(不図示)を搭載した機器本体のベース部2に台座3、固定部材である金具4、固定具であるねじ5、付勢部材である板ばね6を設けられて構成されている。
また、図1において、台座3はアルミ材質でほぼブロック状にダイキャスト成形されている。また、台座3は、ベース部2から所定長さ離れた位置に平面状のテーブル部3aを設けられ、その一方の縁部からほぼ直角に立設した突部3bを設けられている。
これらテーブル部3a及び突部3bはそれぞれ光ケーブル(不図示)のテンションメンバ30とその長さ方向に沿って所定の長さで接触するように所定の幅を有している。また、図2に示すように、テーブル部3aは、ねじ5が螺合する雌ねじ部を他方の縁部側に設けられている。また、突部3bの先端とベース部2との間の距離Bは、テンションメンバ30の直径よりも大きく、突部3bの立設長さCはテンションメンバ30の直径よりも小さく形成されている。
また、図1において、金具4が台座3のテーブル部3aと突部3bとに対向配置されている。この金具4は板金製であり、平板の一端側にねじ5のねじ部が貫通する貫通孔を有し、他端側が曲げ加工されてR面取り部4aが形成されている。図2に示すように、金具4は、R面取り部4aを有する曲げ部分が突部3bの先端に当接するように配置され、かつその当接部分は突部3bの先端に当接時にその先端との間に微小な隙間Dを形成する。
また、金具4もテーブル部3a及び突部3bと同様に、テンションメンバ30の長さ方向に沿って所定の長さで接触するように所定の幅を有している。
なお、この実施の形態1では金具4を板金製としたがダイキャストなどでも良く、他端部のR面取り部4aもC面取りでも良い。
また、図1において、ステンレス鋼材製の板ばね6が台座3の両側にテーブル部3aを挟んで配置され、その一端をテーブル部3a側でベース部2の取付け面(この取付け面はテーブル部3aの平面に平行に形成されている。)に固定され、他端が突部3bを超えて突出する大きさに形成されている。
また、板ばね6が突部3bを超えて突出した部分とベース部2との間には、テンションメンバ30が入り込める空間E(図2に示す)が設けられている。
この実施の形態1では、図2に示すように、板ばね6がテンションメンバ30を付勢してテンションメンバ30がテーブル部3aと突部3bとに接触している場合、板ばね6の付勢力がテンションメンバ30に対し法線上に作用するように、テンションメンバ30の直径約2mmに対して、角度θが約45度になるようなテーブル部3aとベース部2との距離、板ばね6の取付け位置を設定している。
さらに、図2に二点鎖線で示すように、板ばね6の適切な付勢力が得られかつテンションメンバ30を取付け易いように、テンションメンバ30がない状態では板ばね6の突部3bに交差する部分が突部3bの先端よりもベース部2側に位置するように設けられている。
これにより、テンションメンバ30を突部3bの先端と金具4との間に入れた瞬間では、板ばね6の成す角度θが45度以上となり、突部3b方向へ付勢する力が比較的大きくなり、テンションメンバ30を容易に突部3bに接触する位置に配置することができる。なお、テンションメンバ30がテーブル部3aと突部3bとに接触した状態では、板ばね6の角度θが45度なのでテーブル部3a側と突部3b側との双方にほぼ均等の付勢力が加わり、優れた位置決め効果を有する。
この実施の形態1では、テンションメンバ30がない状態では、板ばねの突部3bに交差する部分が突部3bの先端よりもベース部2側に位置するようにしているが、例えば、板ばね6よりも弾性力の大きい付勢部材を用いるならば、突部3bの先端よりベース部2から離れていても良い。
また、テンションメンバ30配置後は、板ばね6の角度θが45度になるようにしているが、板ばね6がテンションメンバ30をテーブル部3a側と突部3b側とに付勢できれば良く、板ばね6の角度θが約5度以上90度未満になるように設定すれば良い。
次に、図により光ケーブルのテンションメンバ固定装置1によるテンションメンバ30の固定方法を説明する。図3は、テンションメンバの固定方法を示す説明図であり、図3(a)はテンションメンバ取付け前を示し、図3(b)はテンションメンバ取付け中を示し、図3(c)はテンションメンバ取付け後を示す。図3(a)において、テンションメンバ30の取付け前には、光ケーブルのテンションメンバ固定装置1のねじ5を台座3の雌ねじ部に螺合して第1の位置である仮締め位置に配置し、金具4が台座3に対向して所定範囲で揺動可能にしておく。
次に、図3(a),(b)に示すように、テンションメンバ30を空間Eに配置し、テンションメンバ30を突部3bに軽く押し当てながら板ばね6のばね力に抗しつつ突部3bの先端まで移動させ、隙間Dにテンションメンバ30を入れるように押し込む。これにより、金具4が突部3bの先端から離れるので、テンションメンバ30を金具4と台座3との間に入れることができる。
この図3(b)に示す状態では、板ばね6の角度θが45度以上であるので、テンションメンバ30に対する板ばね6の付勢力は、図3(b)中の左方向への付勢力の方が下側への付勢力よりも大きい。(すなわち、さらにテンションメンバ30を押し込んだ場合、板ばね6の付勢力は突部3b側への付勢力の方がテーブル部3a側への付勢力よりも大きくなる。)この状態から、さらにテンションメンバ30を図示右側に押し込むと、板ばね6の付勢力により自然にテンションメンバ30が突部3bの先端側から側面側に移動し、図3(c)に示すようにテンションメンバ30がテーブル部3aと突部3bに接触した位置決め部に配置される。
この図3(c)に示す状態では、板ばね6の付勢力がテンションメンバ30に対してテーブル部3a側と突部3b側とにほぼ均等に加わっているので、テンションメンバ30が安定して位置決めされている。
次に、ねじ5を締結方向に回動して第2の位置である本締め位置に配置することにより、金具4を台座3側に押圧してテンションメンバ30をテーブル部3a及び突部3bと金具4により3箇所で挟みこみ固定する。
以上説明したように、この実施の形態1による光ケーブルのテンションメンバ固定装置1によれば、テンションメンバ30を配置するテーブル部3aと突部3bとを設けられた台座3、テンションメンバ30をテーブル部3a及び突部3bとともに挟みこめるようにテーブル部3aに対向配置された金具4、金具4を台座3側に押圧してテンションメンバ30を固定するためのねじ5、テンションメンバ30がテーブル部3aと突部3bとに接触するよう付勢する板ばね6を備えたので、テンションメンバ30を3箇所で挟みこみ固定位置を安定させるとともに、板ばね6の弾性力に加え、ねじ5のねじ締めによる所定の固定力でテンションメンバ30を安定させて固定することができる。
また、板ばね6がテンションメンバ30をテーブル部3aと突部3bとに接触させた位置で位置決めしているので、テンションメンバ30の固定位置を安定させることができる。
また、板ばね6がテンションメンバ30の位置決め時にテンションメンバ30をテーブル部3a側と突部3b側とにほぼ均等に付勢する角度になるように、テンションメンバ30の直径に対して、テーブル部3aとベース部2の取付け面との距離、板ばねの取付け位置を設定しているので、より安定してテンションメンバ30を位置決めすることができる。
さらに、テンションメンバ30がない状態では、板ばね6の突部3bに交差する部分が突部3bの先端よりベース部2側に位置させ、テンションメンバ30の取付け作業中及び固定時に板ばね6が適度に弾性変形するようにしているので、テンションメンバ30に対して適切な付勢力を加えることができる。
また、板ばね6を台座3の両側にテーブル部2aを挟んで設け、テンションメンバ30の長さ方向に沿って離間した2箇所でテンションメンバ30を付勢するようにしているので、容易にテンションメンバ30を台座3上のテーブル部3aと突部3bに一様に接触させることができる。
また、テーブル部3a及び突部b並びに金具4によりテンションメンバ30を挟みこむとともにそれらがテンションメンバ30の長さ方向に沿って所定長さ接触するように形成しているので、少ない当り面に固定力を加える従来装置に比してテンションメンバ30の損傷や変形を少なくできる。
また、突部3bの側に空間Eを設け、金具4と突部3bの先端との間に隙間Dが生じるように金具4が台座3に対して傾斜すると共に、金具4にR面取り部4aを設けているので、テンションメンバ30の取付け作業において、前述のとおりテンションメンバ30を容易に台座3と金具4との間に配置することができる。
なお、この実施の形態1では、金具4にR面取り部4aを設けて隙間Dを形成したが、突部3bの先端にR面取りまたはC面取りを設けて隙間Dを形成しても良いことは言うまでもない。また、テンションメンバ30の固定作業において、テンションメンバ30の配置を片手でもできるので、もう片手で電気ドライバー等によりねじ5を締結させるようにすれば作業効率を向上させることができる。
実施の形態2.
この発明による光ケーブルのテンションメンバ固定装置の他の実施態様を説明する。図4は実施の形態2による光ケーブルのテンションメンバを示す説明図である。図において、図1乃至図3と同一符号は同一または相当部分を示し説明を省略する。光ケーブルのテンションメンバ固定装置1aは、略コ字状の板ばね6aを有している。この板ばね6aは図1乃至図3に示す台座3の両側に設けられた板ばね6を一体化したものであり連結部6a1を有している。テンションメンバ30の固定方法は、図1乃至図3に示すものと同等なので説明を省略する。この実施の形態2による光ケーブルのテンションメンバ固定装置1aによれば、板ばね6aを一体化することで、図1に示す光ケーブルのテンションメンバ固定装置1の効果に加え、部品点数を削減できるという効果がある。
実施の形態3.
この発明による光ケーブルのテンションメンバ固定装置の他の実施態様を説明する。図5は実施の形態3による光ケーブルのテンションメンバ固定装置を示す説明図である。図において、図1乃至図4と同一符号は同一または相当部分を示し説明を省略する。図において、光ケーブルのテンションメンバ固定装置1bは、略コ字状の板ばね6bを有し、板ばね6bには連結部6b1と連結部6b1の中央部分に金具4をテーブル部3a側から支持する支持片6b2を有している。テンションメンバ30の固定方法は、図1乃至図4に示すものと同等なので説明を省略するが、特に板ばね6bの新たな作用のみ説明すると、支持片6b2が金具4を支持しているので、テンションメンバ30を突部3bに軽く当てながら突部3bの先端側へ板ばね6bのばね力に抗して移動させると、支持片6b2が金具4を突部3bから離間する方向へ移動させる。したがって、この実施の形態3によるテンションメンバ固定装置1bによれば、図1に示すテンションメンバ固定装置1の効果に加え、テンションメンバ30を金具4と台座3との間に入れ易く、作業効率を向上できるという効果がある。
実施の形態4.
この発明による光ケーブルのテンションメンバ固定装置の他の実施態様を説明する。図6は実施の形態4による光ケーブルのテンションメンバ固定装置を示す説明図、図7は図6に示す矢視A1からの側面図である。図において、図1乃至図5と同一符号は同一または相当部分を示し説明を省略する。図6において、光ケーブルのテンションメンバ固定装置1cは、電子機器など(不図示)を搭載した機器本体のベース部2に台座3、固定部材である金具7、固定具であるねじ8、付勢部材であるコイルばね9を設けられて構成されている。
また、図6において、金具7が台座3のテーブル部3aと突部3bとに対向配置されている。この金具7は板金製であり、金具4(図1に示す)と同様にR面取り部7aが形成されると共に、一端側に絞り加工により形成された筒状の係合部7b(図7に示す)を有している。この係合部7bにはねじ8のねじ部が貫通する。図7に示すように、金具7は、R面取り部7aを有する曲げ部分が突部3bの先端に当接するように配置され、かつその当接部分は突部3bの先端に当接時に先端との間に微小な隙間Dを形成する。また、係合部7bは、ねじ8の本締結時にねじ8に当接され押圧される。
また、金具7もテーブル部3a及び突部3bと同様に、テンションメンバ30の長さ方向に沿って所定の長さで接触するように所定の幅を有している。
なお、この実施の形態1では金具7を板金製としたがダイキャストなどでも良く、他端部のR面取り部7aもC面取りでも良い。
また、図6において、付勢部材であるコイルばね9が金具7とねじ8との間に設けられている。コイルばね9は一端側が係合部7bの立設部分の周囲に当接し、他端側がねじ8のねじ頭に当接して金具7を台座3aのテーブル部3a側及び突部3b側に常時付勢するように取付けられている。
次に、光ケーブルのテンションメンバ固定装置1cによるテンションメンバ30の固定方法を説明する。図8は、テンションメンバの固定方法を示す説明図であり、図8(a)はテンションメンバ取付け前を示し、図8(b)はテンションメンバ取付け中を示し、図8(c)はテンションメンバ取付け後を示す。図8(a)において、テンションメンバ30の取付け前には、光ケーブルのテンションメンバ固定装置1のねじ8を台座3の雌ねじ部に螺合して第1の位置である仮締め位置に配置し、係合部7bの先端とねじ8のねじ頭との間を所定長さ離間させて、金具7が台座3に対向して所定範囲で揺動可能にしておく。
次に、図8(a),(b)に示すように、テンションメンバ30を空間Eに配置し、テンションメンバ30を突部3bに軽く押し当てながら板ばね6のばね力に抗しつつ突部3bの先端まで移動させ、隙間Dにテンションメンバ30を入れるように押し込む。これにより、金具7が突部3bの先端から離れるので、テンションメンバ30を金具7と台座3との間に入れることができる。
この図8(b)に示す状態では、コイルばね9が金具7を介してテンションメンバ30を台座3側へ付勢している。この状態から、さらにテンションメンバ30を図示右側に押し込むと、コイルばね9の付勢力により自然にテンションメンバ30が突部3bの先端側から側面側に移動し、図8(c)に示すようにテンションメンバ30がテーブル部3aと突部3bに接触した位置決め部に配置される。
次に、ねじ8を締結方向に回動させて第2位置である本締め位置に移動させることにより、ねじ8のねじ頭が係合部7bに当接して金具7を台座3側に押圧し、テンションメンバ30をテーブル部3a及び突部3bと金具7により3箇所で挟みこみ固定する。
以上説明したように、この実施の形態4による光ケーブルのテンションメンバ固定装置1cによれば、ねじ8がテンションメンバ30をテーブル部3aに配置するための仮締め位置とテンションメンバ30を固定する本締め位置とに移動可能に設けられ、金具7はねじ8が仮締め位置に位置する場合に所定間隔で移動可能に設けられ、コイルばね9は金具7とねじ8とに当接して設けられて金具7を介してテンションメンバ30がテーブル部3aと突部3bとに接触するように付勢するので、図1に示す光ケーブルのテンションメンバ固定装置1と同等の効果を有すると共に簡易な構造とすることができる。
実施の形態5.
この発明による光ケーブルのテンションメンバ固定装置の他の実施態様を説明する。図9は実施の形態5による光ケーブルのテンションメンバ固定装置を示す説明図である。図において、図1乃至図8と同一符号は同一または相当部分を示し説明を省略する。図9において、光ケーブルのテンションメンバ固定装置1dは、電子機器など(不図示)を搭載した機器本体のベース部2に台座3、固定部材である金具10、固定具であるねじ8、付勢部材であるコイルばね9を設けられて構成されている。
また、図9において、金具10が台座3のテーブル部3aと突部3bとに対向配置されている。この金具10は金具7(図6に示す)と同様に板金製であり、その構造もほとんど一致しており、金具10のR面取り部10aはR面取り部7a(図6に示す)に相当し、係合部10bは係合部7b(図6に示す)に相当する。また、金具10は屈曲部10cを有しており、テンションメンバ30がテーブル部3aと突部3bとに接触している場合、金具10を介したコイルばね9の付勢力がテンションメンバ30に対し法線上に作用するように設定されている。
また、金具10もテーブル部3a及び突部3bと同様に、テンションメンバ30の長さ方向に沿って所定の長さで接触するように所定の幅を有している。
なお、この実施の形態5では金具10を板金製としたがダイキャストなどでも良く、他端部のR面取り部10aもC面取りでも良い。
この実施の形態5によるテンションメンバ固定装置1dによるテンションメンバ固定方法は、図6に示すテンションメンバ固定装置と同等なので説明を省略する。この光ケーブルのテンションメンバ固定装置1aによれば、金具10にテンションメンバ30への付勢力がその法線上に作用するように形成した屈曲部10cを有するので、図6に示す光ケーブルのテンションメンバ固定装置1cの効果に加え、テンションメンバ30を安定させて位置決め固定できるという効果がある。
この発明の実施の形態1による光ケーブルのテンションメンバ固定装置を示す説明図である。 図1に示す矢視Aからの側面図である。 テンションメンバの固定方法を示す説明図である。 この発明の実施の形態2による光ケーブルのテンションメンバ固定装置を示す説明図である。 この発明の実施の形態3による光ケーブルのテンションメンバ固定装置を示す説明図である。 この発明の実施の形態4による光ケーブルのテンションメンバ固定装置を示す説明図である。 図6に示す矢視A1からの側面図である。 テンションメンバの固定方法を示す説明図である。 この発明の実施の形態5による光ケーブルのテンションメンバ固定装置を示す説明図である。
符号の説明
1〜1d 光ケーブルのテンションメンバ固定装置、 2 ベース部、 3 台座、 3a テーブル部、 3b 突部、 4 金具、 4a R面取り部、 5 ねじ、 6 板ばね、 7 金具、 7a R面取り部、 7b 係合部、 8 ねじ、 9 コイルばね、 10 金具、 10a R面取り部、 10b 係合部、 10c 屈曲部。

Claims (7)

  1. 光ケーブルのテンションメンバを配置するテーブル部と前記テーブル部から立設した突部とを設けられた台座、
    テンションメンバを前記テーブル部及び前記突部とともに挟み込めるように前記台座に対向配置された固定部材、
    前記固定部材を前記台座側に押圧してテンションメンバを固定するための固定具、
    テンションメンバが前記テーブル部と前記突部とに接触するよう付勢する付勢部材
    を備えたことを特徴とする光ケーブルのテンションメンバ固定装置。
  2. 台座のテーブル部は平面状であり、
    前記台座の突部は前記テーブル部の縁部からほぼ直角にテンションメンバの直径よりも小さく立設し、
    固定部材は板状であり一端が前記テーブル部に当接し他端が前記突部に当接可能に配置され、
    固定具は前記固定部材の一端側を押圧することで前記固定部材を前記台座側に押圧し、 付勢部材は弾性を有する板状体であり、一端が前記テーブル部側で固定され他端が前記突部を超えて突出し、
    前記付勢部材が前記突部を超えて突出した部分にはテンションメンバが入り込める空間を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ケーブルのテンションメンバ固定装置。
  3. 付勢部材はテンションメンバの長さ方向に沿った台座の両側に設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ケーブルのテンションメンバ固定装置。
  4. 付勢部材は他端が連なるように連結部を設けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載の光ケーブルのテンションメンバ固定装置。
  5. 付勢部材は連結部が台座のテーブル部側から固定部材を支持するよう形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の光ケーブルのテンションメンバ固定装置。
  6. 台座のテーブル部は平面状であり、
    前記台座の突部は前記テーブル部の縁部からほぼ直角にテンションメンバの直径よりも小さく立設し、
    固定部材は一端が前記テーブル部に当接し他端が前記突部に当接可能に配置されると共に、前記突部との当接部分に面取り部を有して前記突部との当接時に隙間を形成し、
    固定具は前記固定部材の一端側に係合し、かつ第1及び第2の位置に移動可能に形成され、前記第1の位置では前記固定部材を所定範囲で移動可能とし、前記第2の位置にて前記固定部材の一端側を押圧することで前記固定部材を前記台座側に押圧し、
    付勢部材は前記固定部材と前記固定具とに当接して前記固定部材を前記台座側に常時付勢する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ケーブルのテンションメンバ固定装置。
  7. 固定部材はテンションメンバへの付勢力が法線上に作用するように屈曲部を形成されていることを特徴とする請求項6に記載の光ケーブルのテンションメンバ固定装置。
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