JP2005128224A - ブレ告知機能付きカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】ブレ告知機能の応答性が良く、使用上で違和感を感じさせないブレ告知機能付きカメラを提供することである。
【解決手段】カメラの像ブレ状態がブレ検出部1で検出されると、ブレ制御部2では、ブレ検出部1の検出動作制御及び検出出力に基づいてブレ告知が行われるか否かが制御される。カメラ制御部3では、ブレ制御部2からの指示を受けて、ブレ告知部6によりブレ告知が行われる。ストロボの充電中は、ストロボ充電中である旨がストロボ告知部7で告知されると共に、ストロボ充電制御部5によりストロボ発光に伴う充電動作が制御され、ストロボ充電状態がストロボ充電電圧モニタ部4によりチェックされる。上記ストロボ充電電圧モニタ部4によるモニタの結果に応じて、ブレ検出部1によるブレ検出動作と、ストロボ充電制御部5によるストロボ充電動作が交互に行われる。
【選択図】 図1
【解決手段】カメラの像ブレ状態がブレ検出部1で検出されると、ブレ制御部2では、ブレ検出部1の検出動作制御及び検出出力に基づいてブレ告知が行われるか否かが制御される。カメラ制御部3では、ブレ制御部2からの指示を受けて、ブレ告知部6によりブレ告知が行われる。ストロボの充電中は、ストロボ充電中である旨がストロボ告知部7で告知されると共に、ストロボ充電制御部5によりストロボ発光に伴う充電動作が制御され、ストロボ充電状態がストロボ充電電圧モニタ部4によりチェックされる。上記ストロボ充電電圧モニタ部4によるモニタの結果に応じて、ブレ検出部1によるブレ検出動作と、ストロボ充電制御部5によるストロボ充電動作が交互に行われる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、カメラのブレを検出し、ブレ状態を使用者に告知する機能を有するカメラに関するものである。
近年、ブレ検出センサでカメラのブレ状態を検出した結果、撮影焦点距離情報、露光時間情報に基いて現在の像ぶれ量を算出し、算出結果を複数の所定値と比較して発生像ブレ量レベルを決定し、そのレベルをファインダ内の表示手段を用いて告知(表示)を行うようにしたカメラが、種々開発されている。
また、角速度センサ等の機械的振動を検出するセンサによりカメラブレ(手ブレ)を検出し、この検出結果を使用してカメラブレ量の演算、演算結果に基づくカメラブレ補正動作を行うブレ検出機能付カメラにおいて、ストロボ用昇圧回路使用中(充電中)は、センサによるブレ検出結果を基にカメラブレ量の演算を行わない、という技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。これは、上述したストロボ用昇圧回路使用中は、ノイズにより角速度センサ等の機械的振動を検出するセンサの出力が不安定になる恐れがあるためである。
また、AFセンサを利用してブレを検出する技術も、多々知られている(例えば、特許文献2乃至特許文献9参照)。
特許2897293号公報
特開2002−116475号公報
特開2003−140219号公報
特開2003−140251号公報
特開2003−149698号公報
特開2003−186071号公報
特開2003−228093号公報
特開2003−131279号公報
特開2003−140217号公報
ところで、上述した特許文献1に記載のカメラでは、ストロボ充電中はブレの検出が行えないので、ストロボ発光を伴った露出終了後は充電が完了するまではブレ検出結果を基にしたブレ告知動作といったものは行えなくなる。これにより、ブレ告知機能を有するカメラでは、ブレ告知機能が故障しているのではないかと誤解する場合があり、使い勝手が良いとは言えないものであった。
特に、電池が消耗している状態では、ストロボ充電開始からフル充電到達までの時間が長くなる傾向にあり、ブレ告知機能が作動しない時間が長く感じられる。
また、上述したAFセンサによるブレ検出は、ストロボ充電中には行われないが、これは、上述したストロボ用昇圧回路使用中は、ノイズにより角速度センサ等の機械的振動を検出するセンサの出力が不安定になる恐れがあるためである。
したがって本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ブレ告知機能の応答性が良く、使用上で違和感を感じさせないブレ告知機能付きカメラを提供することを目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、カメラ全体の制御を行うカメラ制御部と、カメラのブレ状態を検出するブレ検出部と、上記ブレ検出部の検出動作制御、並びに検出出力を基にブレ告知を行うか否かを制御するブレ制御部と、上記ブレ制御部からの指示を受けてブレ告知を行う際に使用されるブレ告知部と、ストロボ発光に伴う充電動作を制御するストロボ充電制御部と、上記ストロボ充電制御部に於けるストロボ充電状態をチェックするストロボ充電電圧モニタ部と、を具備し、上記ストロボ充電電圧モニタ部によるモニタ結果に応じて、上記ブレ検出部によるブレ検出動作と、上記ストロボ充電制御部によるストロボ充電動作を交互に行うことを特徴とする。
このような構成とすることにより、ブレ告知機能の応答性が良く、使用上で違和感を感じさせないブレ告知機能付きカメラを提供することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記ブレ検出部は、そのブレ検出動作に於いて、上記ストロボ充電制御部によるストロボ充電動作を行っているか否かで検出動作の時間間隔が異なり、ストロボ充電動作を行っている場合は、充電動作を行っていない場合より検出動作の時間間隔が長いことを特徴とする。
このような構成にすることにより、ストロボ充電動作を行っている場合でも、ブレの検出を行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明に於いて、上記ブレ検出部によるブレ検出動作の時間間隔が異なることに連動して、上記ブレ制御部に於けるブレ告知を行うか否かの判断スレッシュ値が変更可能であることを特徴とする。
このような構成にすることにより、ブレ検出動作の時間間隔に応じてブレ告知を行うことができる。
請求項4に記載の発明は、カメラ全体の制御を行うカメラ制御部と、カメラのブレ状態を検出するブレ検出部と、上記ブレ検出部の検出動作制御、並びに検出出力を基にブレ告知を行うか否かを制御するブレ制御部と、上記ブレ制御部からの指示を受けてブレ告知を行う際に使用されるブレ告知部と、ストロボ発光に伴う充電動作を制御するストロボ充電制御部と、上記ストロボ充電制御部に於けるストロボ充電状態をチェックするストロボ充電電圧モニタ部と、を具備し、上記ストロボ充電電圧モニタ部により充電電圧状態が所定の第1の電圧値に到達したと判断された際は、上記ブレ検出部によるブレ検出動作と、上記ストロボ充電制御部によるストロボ充電動作を交互に実行し、上記ストロボ充電電圧モニタ部により充電電圧状態が上記第1の電圧値より高い第2の電圧値に到達したと判断された際は、上記ストロボ充電制御部によるストロボ充電動作を停止することを特徴とする。
このような構成にすることにより、ブレ告知機能の応答性が良く、使用上で違和感を感じさせないブレ告知機能付きカメラを提供することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明に於いて、上記第1の電圧値は上記ストロボ発光を行うことが可能な最低電圧値であり、上記第2の電圧値は上記充電電圧が最大の電圧値であることを特徴とする。
このような構成にすることにより、ストロボ発光が可能な電圧に到達したらストロボ充電動作中でもブレ告知を行うことができる。
請求項6に記載の発明は、カメラ全体の制御を行うカメラ制御部と、カメラのブレ状態を検出するブレ検出部と、上記ブレ検出部の検出動作制御、並びに検出出力を基にブレ告知を行うか否かを制御するブレ制御部と、上記ブレ制御部からの指示を受けてブレ告知を行う際に使用されるブレ告知部と、ストロボ発光に伴う充電動作を制御するストロボ充電制御部と、上記ストロボ充電制御部に於けるストロボ充電状態をチェックするストロボ充電電圧モニタ部と、を具備し、ストロボ発光を伴う撮影が終了した後は、上記ブレ検出部によるブレ検出動作と、上記ストロボ充電制御部によるストロボ充電動作を交互に実行し、上記ストロボ充電電圧モニタ部により充電電圧状態が所定の電圧値に到達したと判断された際は、上記ストロボ充電制御部によるストロボ充電動作を停止することを特徴とする。
このような構成にすることにより、ブレ告知機能の応答性が良く、使用上で違和感を感じさせないブレ告知機能付きカメラを提供することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明に於いて、上記所定の電圧値は上記充電電圧が最大の電圧値であることを特徴とする。
このような構成にすることにより、ストロボ発光が可能な電圧に到達したらストロボ充電動作中でもブレ告知を行うことができる。
請求項8に記載の発明は、カメラ全体の制御を行うカメラ制御部と、カメラのブレ状態を検出するブレ検出部と、上記ブレ検出部の検出動作制御、並びに検出出力を基にブレ告知を行うか否かを制御するブレ制御部と、上記ブレ制御部からの指示を受けてブレ告知を行う際に使用されるブレ告知部と、被写体に対し補助光を発光する閃光発光部と、上記閃光発光部の補助光発光のための充電動作を制御する閃光発光充電制御部と、上記閃光発光部の充電状態をチェックする閃光発光部充電電圧モニタ部と、を具備し、上記閃光発光充電制御部により充電動作を行うに際し、少なくとも、上記閃光発光部充電電圧モニタ部により充電電圧状態が所定の第1の電圧値に到達したと判断されてから、この第1の電圧値より高い第2の電圧値に到達したと判断されるまでの間は、上記ブレ検出部によるブレ検出動作と、上記閃光発光充電制御部による充電動作を交互に実行することを特徴とする。
このような構成にすることにより、ブレ告知機能の応答性が良く、使用上で違和感を感じさせないブレ告知機能付きカメラを提供することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明に於いて、上記第1の電圧値は上記閃光発光部の発光を行うことが可能な最低電圧値であり、上記第2の電圧値は上記充電電圧が最大の電圧値であることを特徴とする。
このような構成にすることにより、ストロボ発光が可能な電圧に到達したらストロボ充電動作中でもブレ告知を行うことができる。
請求項10に記載の発明は、カメラ全体の制御を行うカメラ制御部と、カメラのブレ状態を検出するブレ検出部と、上記ブレ検出部の検出動作制御、並びに検出出力を基にブレ告知を行うか否かを制御するブレ制御部と、上記ブレ制御部からの指示を受けてブレ告知を行う際に使用されるブレ告知部と、被写体に対し補助光を発光する閃光発光部と、上記閃光発光を発光させるための電荷を蓄積する電荷蓄積素子と、上記電荷蓄積素子の充電動作を制御する閃光発光充電制御部と、上記電荷蓄積素子の充電状態をチェックする閃光発光部充電電圧モニタ部と、を具備し、上記閃光発光充電制御部により上記電荷蓄積素子の充電動作を行うに際し、上記ブレ検出部によるブレ検出動作と、上記閃光発光充電制御部による充電動作を交互に実行し、上記閃光発光部充電電圧モニタ部により充電電圧状態が所定の電圧値に到達したと判断された際は、上記閃光発光充電制御部による充電動作を停止することを特徴とする。
このような構成にすることにより、ブレ告知機能の応答性が良く、使用上で違和感を感じさせないブレ告知機能付きカメラを提供することができる。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の発明に於いて、上記所定の電圧値は上記電荷蓄積素子の充電可能電圧の最大値であることを特徴とする。
このような構成にすることにより、ストロボ発光が可能な電圧に到達したらストロボ充電動作中でもブレ告知を行うことができる。
本発明は、ストロボ充電が発光許可電圧に到達してからフル電圧になる間は、ストロボ充電とAFセンサによる像移動(ブレ)検出を交互に行うことにより、ストロボを適正に使用できる状態に短時間で移行させると同時に、カメラが有する機能(ブレ告知機能)も使用できるようにしている。
本発明によれば、少なくともストロボ充電が第1の電圧値に到達してから第2の電圧値になる間は、ストロボ充電動作とブレ検出動作を交互に行うようにしている。これにより、ストロボを適正に使用できる状態に短時間で移行させると共に、カメラが有するブレ告知機能も同時に使用することができる。ストロボ充電に伴うブレ告知機能が使用できない時間を減らすことで、より使い勝手の良いブレ告知機能付きカメラを実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明のブレ告知機能付きカメラの概念を示すブロック構成図である。
図1に於いて、このブレ告知機能付きカメラは、カメラの像ブレ状態を検出するものでAFセンサにより構成されるブレ検出部1と、このブレ検出部1の検出動作制御及び検出出力に基づいてブレ告知を行うか否かを制御するブレ制御部2と、このカメラ全体の制御を行うものでマイクロコンピュータにより構成されるカメラ制御部3と、ストロボ発光のための電荷を蓄積する電荷蓄積素子8と、この電荷蓄積素子8の充電動作を制御するストロボ充電制御部5とを有して構成されている。更に、このカメラは、ストロボ充電状態をチェックするストロボ充電電圧モニタ部4と、上記ブレ制御部からの指示を受けてブレ告知を行うブレ告知部6と、ストロボが充電中であることを表すストロボ告知部7とを有している。
このような構成に於いて、ブレ検出部1によってカメラの像ブレ状態が検出されると、ブレ制御部2に於いて、上記ブレ検出部1の検出動作制御及び検出出力に基づいて、ブレ告知が行われるか否かが制御される。カメラ制御部3では、上記ブレ制御部2からの指示を受けて、ブレ告知部6によりブレ告知が行われる。また、ストロボの充電中は、ストロボ告知部7によってストロボが充電中である旨が告知されると共に、ストロボ充電制御部5によって例えばストロボ発光に伴う充電動作が制御され、ストロボ充電状態がストロボ充電電圧モニタ部4によりチェックされる。
そして、上記ストロボ充電電圧モニタ部4によるモニタの結果に応じて、上記ブレ検出部1によるブレ検出動作と、上記ストロボ充電制御部5によるストロボ充電動作が、交互に行われる。
(第1の実施形態)
図2は、本発明の第1の実施形態に於けるブレ告知機能付きカメラの主要部分の構成を示すブロック図である。
図2は、本発明の第1の実施形態に於けるブレ告知機能付きカメラの主要部分の構成を示すブロック図である。
このブレ告知機能付きカメラは、図1に示される上述したブレ検出部1と、ブレ制御部2と、カメラ制御部3と、ストロボ充電電圧モニタ部(閃光発光部充電電圧モニタ部)4と、ストロボ充電制御部(閃光発光充電制御部)5と、電荷蓄積素子8と、レリーズ釦17と、ストロボ告知用LED(発光ダイオード)18と、ブレ告知用LED(発光ダイオード)19と、露出部20と、ストロボ発光部(閃光発光部)21と、発光制御部23とを有して構成されている。
上記ブレ制御部2は、上記ブレ検出部1で検出されたブレをサンプリングするサンプリング部11と、このサンプリング部11でサンプリングされたブレに対して演算を行うブレ演算部12と、例えばタイミングによって定数を切り替えるためのブレ判断定数を記憶しているブレ判断定数記憶部14と、このブレ判断定数記憶部14に記憶された定数と上記ブレ演算部12の演算結果とを比較してブレの有無を判断するブレ判断部13とから構成される。
ブレ判断定数記憶部14には、ブレの判断をするタイミングによって係数が変更された値がブレ判断定数として予め記憶されている。或いは、焦点距離(例えば、テレ、ワイド)に応じて異なる定数が用いられるように、複数のブレ判断定数が記憶されている。また、この他にも、ブレ判断定数は、シャッタスピード、被写体輝度、ISO感度、絞り等に応じて異なる定数を有するものであっても良い。
上記レリーズ釦17は、カメラの撮影指示を行うための釦であり、ファーストレリーズスイッチ及びセカンドレリーズスイッチに対応するものである。
上記ストロボ告知用LED18は、ストロボが充電中であるときに点滅表示して撮影者に告知するためのものである。また、ブレ告知用LED19は、撮影時にカメラブレが発生していることを撮影者に告知するべく点滅表示するものである。
上記露出部20は、上記カメラ制御部3で制御されるタイミングで露出を行うためのものであり、シャッタにより構成されている。更に、ストロボ発光部21は、発光制御部23により発光制御されるもので、被写体に対して補助光を照射するものである。この発光制御部23は、カメラ制御部3の指示に基づき、ストロボ発光部21の発光制御を行う。また、電荷蓄積素子8は、例えばコンデンサから成り、ストロボ発光部21の発光時に必要な電荷を蓄積するものであって、ストロボ充電制御部21により充電制御される。
尚、このストロボ発光部21、発光制御部23は、上述したストロボ充電電圧モニタ部4及びストロボ充電制御部5と共に、ストロボ装置22内に含まれた構成となっている。
図3は、第1の実施形態に於けるカメラの外観を示すもので、(a)は正面側から見た外観斜視図、(b)は背面側から見た外観斜視図である。
カメラ本体25には、その前面部に撮影レンズ26を有したレンズ鏡筒27が装着されている。そして、カメラ本体25の前面部には、上記レンズ鏡筒27の他に、ファインダ窓28と、図示されないAFセンサに被写体光束を導くためのAFセンサ窓29と、ストロボ装置22の発光用のストロボ発光窓30と、図示されないAEセンサに被写体光束を導くためのAEセンサ窓31と、図示されないリモコン装置を使用して撮影を行っていることを告知するためのセルフリモコン告知LED32及び該リモコン装置からの信号光を受けるリモコン受光部33とが配設されている。
カメラ本体25の上面部には、上述したレリーズ釦17の他、撮影レンズ26を駆動してズームアップ、ズームダウンを行うためのズームスイッチ35と、ストロボの発光モードを選択するためのストロボモード釦36と、ブレモードの選択及び上述したブレ判断定数を切り替えるためのブレモード釦37と、このカメラの撮影情報等を表示するためのLCD38が設けられている。
カメラ本体25の背面部には、ファインダ窓40と、ストロボ告知用LED18と、ブレ告知用LED19と、AF動作を行っていることを告知するためのAF告知用LED41が配設されている。また、図中42はフィルムを装填するための開閉自在な後蓋であり、43は装填されたフィルムのパトローネを確認可能なパトローネ窓である。
更に、カメラ本体25の側面部には、後蓋42を開閉するための後蓋ノブ45が設けられている。
次に、図4乃至図7のフローチャート及び図8のタイミングチャートを参照して、第1の実施形態に於けるカメラの撮影動作について説明する。
図4は、本実施形態に於けるカメラのメイン動作を説明するフローチャートである。
カメラ本体25に図示されない電池が装填されると、本ルーチンが開始される。そして、先ずステップS1にてカメラのイニシャライズが行われる。次いで、ステップS2に於いて、図示されないパワースイッチ(PWSW)がオンされたか否かが判断される。ここで、パワースイッチがオフにされたならば、ステップS3へ移行してパワースイッチオフの処理が行われる。その後、上記ステップS2へ移行し、パワースイッチがオンになるまでステップS2及びS3の処理が繰り返される。
上記ステップS2にてパワースイッチがオンされていれば、ステップS4へ移行する。このステップS4では、撮影レンズ26のズーム機能のチェックやストロボモードのチェック等、操作釦のキー入力のチェックが行われる。次いでステップS5にて、サブルーチン「ストロボ(ST)充電及びブレ検出告知」が実行される。尚、このサブルーチン「ストロボ(ST)充電及びブレ検出告知」の詳細については後述する。
次に、ステップS6に於いて、ストロボ装置22の充電状態が判断される。ここで、充電が完了していなければ上記ステップS2へ移行し、充電が完了していればステップS7へ移行する。
ステップS7では、ファーストレリーズスイッチ(1RSW)がオンされたか否か、すなわちレリーズ釦17が半押しされたか否かが判断される。その結果、ファーストレリーズスイッチがオンされていなければ上記ステップS2へ移行し、上述したステップS2〜S7の処理動作が繰り返される。オンされていれば(図8のt16)ステップS8へ移行する。
ステップS8にてAE(自動露光)処理が行われると、続くステップS9にてAF処理が行われる。そして、ステップS10に於いて、セカンドレリーズスイッチ(2RSW)がオンされたか否か、すなわちレリーズ釦17が全押しされたか否かが判断される。
その結果、セカンドレリーズスイッチがオンされていなければ、ステップS11に移行して、再度ファーストレリーズスイッチの状態が判断される。ここで、ファーストレリーズスイッチがオンされていれば上記ステップS10へ移行して、セカンドレリーズスイッチがオンされるまで待機する。また、ステップS11にてファーストレリーズスイッチがオフであれば、上記ステップS2へ移行する。
上記ステップS10にて、セカンドレリーズスイッチがオンされていれば、ステップS12へ移行して、ステップS9でのAF処理結果に基いてレンズの繰り出し、合焦動作が行われる。次いで、ステップS13にて、ブレモードの判断が行われる。ここで、ブレモードが選択されている場合はステップS14へ移行し、ブレモードが選択されていない場合はステップS20へ移行する。
このカメラに於いては、ブレモードが選択されている場合、露出処理の前に、再度ブレ検出が行われる。つまり、ステップS14にて、1回目のブレ検出が行われる。そして、続くステップS15にて所定時間(この場合、128mS)待機される。その後、ステップS16にて2回目のブレ検出が行われる。そして、ステップS17に於いて、上記ステップS14で得られた1回目のブレ検出結果と、上記ステップS16で得られた2回目の検出結果とから、両者の差が演算により求められる。
ステップS18では、上記ステップS17の演算結果と所定値とが比較される。ここで、上記演算結果が所定値よりも大きい場合は、ブレが生じたと判断されてステップS19に移行する。このステップS19では、シャッタスピードの値(TV値)を変更するべく再演算が行われる。この場合、ブレによる影響を低減させるために、シャッタスピードを速くする。
次に、ステップS20では、ステップS8でのAE処理結果に基づいてシャッタスピード、絞り値を制御して、フィルムに対して露出が行われる。露出が終了すると、ステップS21にて21にてレンズの繰り込み動作が行われる。その後、ステップS22にてフィルムが1コマ巻き上げられると、上記ステップS2へ移行する。
次に、上述した図4のフローチャートに於けるステップS5のサブルーチン「ストロボ(ST)充電及びブレ検出告知」の詳細な動作について説明する。
図5は、サブルーチン「ストロボ(ST)充電及びブレ検出告知」の動作を説明するフローチャートである。
本ルーチンに入ると、先ず、ステップS31にて、サブルーチン「ストロボ充電」が実行される(図8のt10)。
図6は、図5のフローチャートに於けるステップS31のサブルーチン「ストロボ充電」の詳細な動作を説明するフローチャートである。
本ルーチンに入ると、先ずステップS51にて、ストロボ装置22の充電が完了したか否かが判断される。ここで、充電が完了していれば本ルーチンを抜けるが、そうでない場合は、ステップS52にて、ストロボ装置22が充電中である旨を告知するためのストロボ告知用LED18の点滅が開始される(図8のt11)。次いで、ステップS53へ移行して充電動作が行われる。
次いで、ステップS54にてストロボ充電電圧がチェックされ、ステップS55にて、その充電電圧がフル充電電圧に到達したか否かが判断される。このフル充電電圧は、後述する第1の充電電圧よりも高い充電電圧値であって、電荷蓄積素子8の最大充電可能電圧に相当する。このステップS55にて、ストロボ充電電圧がフル充電電圧に到達したならば(図8のt15)、ステップS56に移行する。そして、このステップS56にて、ストロボ告知用LED18が消灯されると共に充電動作が停止される。その後、本ルーチンを抜ける。
一方、上記ステップS55にて、充電電圧がまだフル充電電圧に到達していない場合は、ステップS57に移行して充電電圧値が第1の充電電圧値である発光許可電圧以上になったか否かが判断される。ここで、発光許可電圧とは、フル充電電圧には到達していないものの、ストロボ装置を発光させることのできる電圧のことであり、例えば270Vである。
このステップS57にて、充電電圧が発光許可電圧以上になったならば(図8のt12)、ステップS58に移行して充電中である旨を告知するストロボ告知用LED18が消灯される。これにより、撮影者はストロボ装置22が使用可能な状態になったことを知ることができる。
また、上記ステップS57にて、上記充電電圧がまだ発光許可電圧に到達していない場合には、ステップS59に移行する。そして、このステップS59にて、ストロボ告知用LED18が点滅して、ストロボ装置22がまだ充電中であることが撮影者に対して告知される。
図5のフローチャートに戻り、ステップS31のサブルーチン「ストロボ充電」が実行されたならば、続くステップS32に於いて、ストロボ装置22の充電が完了したか否かが判断される。ここで、充電が完了していればステップS39へ移行し、完了していなければステップS33へ移行する。
ステップS33では、ブレモード釦37の操作によって、現在カメラがブレモードに設定されているか否かが判断される。ここで、ブレモードでなければ本ルーチンを抜ける。一方、ブレモードに設定されているならば、ステップS34に移行してストロボ装置22の充電電圧値が判断される。
すなわち、ステップS34にて、ストロボ装置22の充電電圧が発光許可電圧に到達していなければ、本ルーチンを抜ける。一方、上記充電電圧が発光許可電圧に到達していれば、ステップS35に移行する。
ステップS35では、前回のブレ検出から第1の所定時間(例えば512mS)が経過したか否かが判断される。ここで、上記第1の所定時間が経過していなければ本ルーチンを抜ける。一方、第1の所定時間が経過していれば、ステップS36へ移行して、ストロボ装置22の充電動作が停止される(図8のt13)。
次いで、ステップS37にて、サブルーチン「ブレ検出・判断・告知」が実行される。
図7は、図5のフローチャートに於けるステップS37及びS41のサブルーチン「ブレ検出・判断・告知」の詳細な動作を説明するフローチャートである。
本ルーチンに入ると、ステップS61にて、AFセンサ等で構成されるブレ検出部1により、ブレ検出動作が行われる。次いで、ステップS62にて、ブレ制御部2内のブレ演算部12によりブレ演算が行われる。その結果、ステップS63にて、前回のブレ演算の結果と今回のブレ演算結果との差が求められる。
次に、ステップS64に於いて、ストロボ装置22が充電中であるか否かが判断される。ここで、ストロボ装置22が充電中でなければステップS65に移行し、充電中であればステップS66へ移行する。
図9は、AFセンサ出力を演算により像ブレ相当の信号に変換した出力(ブレ量)と時間との関係を表した図である。
いま、時間t1 を充電動作時に於けるブレ検出のサンプリング間隔(本実施形態では512mS)、t2 を非充電時のサンプリング間隔(本実施形態では128mS)として、それぞれのサンプリング間隔で検出されるブレ量は充電時がΔV1 、非充電時がΔV2 である。そして、充電時、非充電時に於いて、それぞれ所定の判断スレッシュ値と比較される。
ここで、ブレ検出のサンプリング間隔を充電動作時と非充電時とで異ならせているのは、以下の理由による。
すなわち、ブレ検出のサンプリング間隔は短いが、ブレ検出の精度を高めることができるが、充電動作とブレ検出動作とを交互に行うため、充電時間が増大してしまう。そのため、充電動作中は、ブレ検出のサンプリング間隔を非充電時と比較して長くして充電動作をブレ検出動作よりも優先的に行い、充電時間を必要以上に増大することなくブレ告知を可能としている。
尚、Aは非充電時の判断スレッシュ値、Bは充電時の判断スレッシュ値である。尚、両者の判断スレッシュ値の関係はA<Bである。
ここで、A<Bとしているのは、以下の理由による。
図9に示されるように、ブレ検出のサンプリング間隔を長くすると、ブレ量は大きくなる傾向にある。したがって、ブレ検出のサンプリング間隔が長い場合の判断スレッシュ値をブレ検出のサンプリング間隔の短い場合の判断スレッシュ値と同じにしていると、ブレ検出のサンプリング時間が長い場合に、実際に発生しているブレ量よりも過剰にブレが発生していると判断される。したがって、ブレ検出のサンプリング間隔の長い充電時の判断スレッシュ値Bを非充電時の判断スレッシュ値Aよりも大きくしている。
ストロボ装置22が充電中でない場合のステップS65では、所定の判断スレッシュ値に上記Aがセットされる。一方、ストロボ装置22が充電中である場合のステップS66では、所定の判断スレッシュ値に上記Bがセットされる。
そして、ステップS67に於いて、上記ステップS63で得られた演算結果と上記ステップS65若しくはS66の所定値とが比較されて、ブレの有無が判断される。ここで、充電時はΔV1 と所定値Bが比較され、非充電時はΔV2 と所定値Aとが比較される。その結果、演算結果の方が所定値よりも大きければステップS68に移行し、そうでなければステップS69に移行する。
ステップS68では、ブレがある旨を告知するために、ブレ告知用LED19が点滅表示される(図8のt14)。一方、ステップS69ではブレが無いと判断されるので、ブレ告知用LED19は点滅されずに消灯される。その後、本ルーチンを抜ける。
図5のフローチャートに戻り、上述したようにして、ステップS37のサブルーチン「ブレ検出・判断・告知」が実行されると、ステップS38にてストロボ装置22の充電が再開される(図8のt14)。その後、本ルーチンを抜ける。
また、上記ステップS32にて充電が完了していれば、ステップS39にて、ブレモード釦37の操作によって、現在カメラがブレモードに設定されているか否かが判断される。ここで、ブレモードでなければ本ルーチンを抜ける。一方、ブレモードに設定されているならば、ステップS40に移行する。
ステップS40では、前回のブレ検出から第2の所定時間(例えば128mS)が経過したか否かが判断される。ここで、上記第2の所定時間が経過していなければ本ルーチンを抜ける。一方、第2の所定時間が経過していれば、ステップS41へ移行して、サブルーチン「ブレ検出・判断・告知」が実行される。尚、このステップS41のサブルーチン「ブレ検出・判断・告知」は、上述したステップS37と同じであるので、ここでは説明を省略する。
ステップS41のサブルーチン「ブレ検出・判断・告知」が実行されたならば、本ルーチンを抜ける。
こうして、図4のフローチャートのステップS6に戻り、以降の処理が行われる。
図8は、ストロボ装置22が発光されてからレリーズ釦17が押されるまでのカメラの主要部の動作を説明するタイミングチャートである。
尚、図中のストロボ告知LEDは、オン時には点滅表示するものであり、ブレ告知用LEDはブレがあると判断された場合に点滅表示するものである。
このようにして、ストロボ充電が発光許可電圧に到達してからフル電圧になる間は、ストロボ充電とAFセンサによる像ブレ検出を交互に行うことにより、ストロボを適正に使用することができると共に、カメラのブレを告知することも可能となる。
また、上述した第1の実施形態に於いては、図8のタイミングチャートに示されるように、ファーストレリーズスイッチがオンされるとブレ検出及びブレ告知を解除するようにしているが、これに限られるものではない。すなわち、本実施形態では、ブレの告知が煩雑になるため、ファーストレリーズスイッチがオンされると合焦表示の方を優先させてブレ検出及びブレ告知を解除するようにしている。したがって、例えば合焦表示とブレ表示とを独立して設ければ、ファーストレリーズスイッチがオンされた後もブレ検出及びブレ告知は表示が可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。
この第2の実施形態は、上述した第1の実施形態とは、図4のフローチャートに於けるステップS5のサブルーチン「ストロボ(ST)充電及びブレ検出告知」の制御動作が異なるだけであり、カメラの構成及びその他の制御動作等については、基本的に図2乃至図4、図6及び図7に示されたものと同様であるので、同一の部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明は省略する。
図10は、本発明の第2の実施形態に於けるサブルーチン「ストロボ(ST)充電及びブレ検出告知」の動作を説明するフローチャートである。また、図11は、第2の実施形態に於けるカメラの主要部の動作を説明するタイミングチャートである。
図10に示されるルーチンに入ると、先ず、ステップS71に於いて、ストロボ装置22の充電が完了したか否かが判断される。ここで、充電が完了していればステップS77へ移行し、完了していなければステップS72へ移行する。
ステップS72では、ブレモード釦37の操作によって、現在カメラがブレモードに設定されているか否かが判断される。ここで、ブレモードでなければステップS80へ移行する。一方、ブレモードに設定されているならば、ステップS73に移行して、前回のブレ検出から第1の所定時間(例えば512mS)が経過したか否かが判断される。ここで、上記第1の所定時間が経過していなければステップS80へ移行する。一方、第1の所定時間が経過していれば、ステップS74へ移行して、ストロボ装置22の充電動作が停止される。
次いで、ステップS75にて、サブルーチン「ブレ検出・判断・告知」が実行される。尚、このステップS75のサブルーチン「ブレ検出・判断・告知」は、上述した図7のフローチャートと同じであるので、ここでは説明を省略する。
こうして、ステップS75のサブルーチン「ブレ検出・判断・告知」が実行されると、ステップS76にてストロボ装置22の充電が再開される。その後、ステップS80へ移行する。
また、上記ステップS71にて充電が完了していれば、ステップS77にて、ブレモード釦37の操作によって、現在カメラがブレモードに設定されているか否かが判断される。ここで、ブレモードでなければステップS80へ移行する。一方、ブレモードに設定されているならば、ステップS78に移行する。
ステップS78では、前回のブレ検出から第2の所定時間(例えば128mS)が経過したか否かが判断される。ここで、上記第2の所定時間が経過していなければ本ルーチンを抜ける。一方、第2の所定時間が経過していれば、ステップS79へ移行して、サブルーチン「ブレ検出・判断・告知」が実行される。尚、このステップS79のサブルーチン「ブレ検出・判断・告知」は、上述した図7のフローチャートと同じであるので、ここでは説明を省略する。
ステップS80では、サブルーチン「ストロボ充電」が実行される。尚、このステップS80のサブルーチン「ストロボ充電」は、上述した図6のフローチャートと同じであるので、ここでは説明を省略する。
こうして、図4のフローチャートのステップS6に戻り、以降の処理が行われる。
このように、第2の実施形態によっても、ストロボを適正に使用することができると共に、カメラのブレを告知することも可能となる。
また、上述した第1及び第2の実施形態は、銀塩フィルムを使用したパッシブ方式のAFを採用したカメラについて説明したが、これに限られずにデジタルカメラに適応することも可能である。この場合、デジタルカメラの撮像素子(CCD)の出力に基づいて手ブレ判断を行うようにしても良い。
更に、この場合、図12に示されるように、デジタルカメラの背面部等に設けられた液晶表示装置50に表示された画面上に、被写体51と共にブレ表示マーク52をスーパインポーズ表示するようにして、ブレの告知を行っても良い。
また、上述した第1及び第2の実施形態では、手ブレ検出の方法として、AFセンサを用いた例を説明しているが、これに代えて角速度センサや速度センサを用いるようにしても良い。
尚、ブレ告知用LED及びストロボ告知用LEDは、点滅表示するとして説明したが、撮影者に告知することができればこれに限られるものではない。
1…ブレ検出部、2…ブレ制御部、3…カメラ制御部、4…ストロボ充電電圧モニタ部、5…ストロボ充電制御部、6…ブレ告知部、7…ストロボ告知部、8…電荷蓄積素子、11…サンプリング部、12…ブレ演算部、13…ブレ判断部、14…ブレ判断定数記憶部、17…レリーズ釦、18…ストロボ告知用LED(発光ダイオード)、19…ブレ告知用LED(発光ダイオード)、20…露出部、21…ストロボ発光部、22…ストロボ装置、23…発光制御部、25…カメラ本体、26…撮影レンズ、27…レンズ鏡筒、28…ファインダ窓、29…AFセンサ窓、30…ストロボ発光窓、31…AEセンサ窓、32…セルフリモコン告知LED、33…リモコン受光部、35…ズームスイッチ、36…ストロボモード釦、37…ブレモード釦、38…LCD、40…ファインダ窓、41…AF告知用LED、42…後蓋、43…パトローネ窓、45…後蓋ノブ。
Claims (11)
- カメラ全体の制御を行うカメラ制御部と、
カメラのブレ状態を検出するブレ検出部と、
上記ブレ検出部の検出動作制御、並びに検出出力を基にブレ告知を行うか否かを制御するブレ制御部と、
上記ブレ制御部からの指示を受けてブレ告知を行う際に使用されるブレ告知部と、
ストロボ発光に伴う充電動作を制御するストロボ充電制御部と、
上記ストロボ充電制御部に於けるストロボ充電状態をチェックするストロボ充電電圧モニタ部と、
を具備し、
上記ストロボ充電電圧モニタ部によるモニタ結果に応じて、上記ブレ検出部によるブレ検出動作と、上記ストロボ充電制御部によるストロボ充電動作を交互に行うことを特徴とするブレ告知機能付きカメラ。 - 上記ブレ検出部は、そのブレ検出動作に於いて、上記ストロボ充電制御部によるストロボ充電動作を行っているか否かで検出動作の時間間隔が異なり、ストロボ充電動作を行っている場合は、充電動作を行っていない場合より検出動作の時間間隔が長いことを特徴とする請求項1に記載のブレ告知機能付きカメラ。
- 上記ブレ検出部によるブレ検出動作の時間間隔が異なることに連動して、上記ブレ制御部に於けるブレ告知を行うか否かの判断スレッシュ値が変更可能であることを特徴とする請求項2に記載のブレ告知機能付きカメラ。
- カメラ全体の制御を行うカメラ制御部と、
カメラのブレ状態を検出するブレ検出部と、
上記ブレ検出部の検出動作制御、並びに検出出力を基にブレ告知を行うか否かを制御するブレ制御部と、
上記ブレ制御部からの指示を受けてブレ告知を行う際に使用されるブレ告知部と、
ストロボ発光に伴う充電動作を制御するストロボ充電制御部と、
上記ストロボ充電制御部に於けるストロボ充電状態をチェックするストロボ充電電圧モニタ部と、
を具備し、
上記ストロボ充電電圧モニタ部により充電電圧状態が所定の第1の電圧値に到達したと判断された際は、上記ブレ検出部によるブレ検出動作と、上記ストロボ充電制御部によるストロボ充電動作を交互に実行し、上記ストロボ充電電圧モニタ部により充電電圧状態が上記第1の電圧値より高い第2の電圧値に到達したと判断された際は、上記ストロボ充電制御部によるストロボ充電動作を停止することを特徴とするブレ告知機能付きカメラ。 - 上記第1の電圧値は上記ストロボ発光を行うことが可能な最低電圧値であり、上記第2の電圧値は上記充電電圧が最大の電圧値であることを特徴とする請求項4に記載のブレ告知機能付きカメラ。
- カメラ全体の制御を行うカメラ制御部と、
カメラのブレ状態を検出するブレ検出部と、
上記ブレ検出部の検出動作制御、並びに検出出力を基にブレ告知を行うか否かを制御するブレ制御部と、
上記ブレ制御部からの指示を受けてブレ告知を行う際に使用されるブレ告知部と、
ストロボ発光に伴う充電動作を制御するストロボ充電制御部と、
上記ストロボ充電制御部に於けるストロボ充電状態をチェックするストロボ充電電圧モニタ部と、
を具備し、
ストロボ発光を伴う撮影が終了した後は、上記ブレ検出部によるブレ検出動作と、上記ストロボ充電制御部によるストロボ充電動作を交互に実行し、上記ストロボ充電電圧モニタ部により充電電圧状態が所定の電圧値に到達したと判断された際は、上記ストロボ充電制御部によるストロボ充電動作を停止することを特徴とするブレ告知機能付きカメラ。 - 上記所定の電圧値は上記充電電圧が最大の電圧値であることを特徴とする請求項6に記載のブレ告知機能付きカメラ。
- カメラ全体の制御を行うカメラ制御部と、
カメラのブレ状態を検出するブレ検出部と、
上記ブレ検出部の検出動作制御、並びに検出出力を基にブレ告知を行うか否かを制御するブレ制御部と、
上記ブレ制御部からの指示を受けてブレ告知を行う際に使用されるブレ告知部と、
被写体に対し補助光を発光する閃光発光部と、
上記閃光発光部の補助光発光のための充電動作を制御する閃光発光充電制御部と、
上記閃光発光部の充電状態をチェックする閃光発光部充電電圧モニタ部と、
を具備し、
上記閃光発光充電制御部により充電動作を行うに際し、少なくとも、上記閃光発光部充電電圧モニタ部により充電電圧状態が所定の第1の電圧値に到達したと判断されてから、この第1の電圧値より高い第2の電圧値に到達したと判断されるまでの間は、上記ブレ検出部によるブレ検出動作と、上記閃光発光充電制御部による充電動作を交互に実行することを特徴とするブレ告知機能付きカメラ。 - 上記第1の電圧値は上記閃光発光部の発光を行うことが可能な最低電圧値であり、上記第2の電圧値は上記充電電圧が最大の電圧値であることを特徴とする請求項8に記載のブレ告知機能付きカメラ。
- カメラ全体の制御を行うカメラ制御部と、
カメラのブレ状態を検出するブレ検出部と、
上記ブレ検出部の検出動作制御、並びに検出出力を基にブレ告知を行うか否かを制御するブレ制御部と、
上記ブレ制御部からの指示を受けてブレ告知を行う際に使用されるブレ告知部と、
被写体に対し補助光を発光する閃光発光部と、
上記閃光発光を発光させるための電荷を蓄積する電荷蓄積素子と、
上記電荷蓄積素子の充電動作を制御する閃光発光充電制御部と、
上記電荷蓄積素子の充電状態をチェックする閃光発光部充電電圧モニタ部と、
を具備し、
上記閃光発光充電制御部により上記電荷蓄積素子の充電動作を行うに際し、上記ブレ検出部によるブレ検出動作と、上記閃光発光充電制御部による充電動作を交互に実行し、上記閃光発光部充電電圧モニタ部により充電電圧状態が所定の電圧値に到達したと判断された際は、上記閃光発光充電制御部による充電動作を停止することを特徴とするブレ告知機能付きカメラ。 - 上記所定の電圧値は上記電荷蓄積素子の充電可能電圧の最大値であることを特徴とする請求項10に記載のブレ告知機能付きカメラ。
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JP2003363309A JP2005128224A (ja) | 2003-10-23 | 2003-10-23 | ブレ告知機能付きカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006323264A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Pentax Corp | 手ぶれ検出装置および撮影装置 |
JP2011062886A (ja) * | 2009-09-16 | 2011-03-31 | Toshiba Tec Corp | プリンタ、プログラムおよびタスク制御方法 |
CN106338874A (zh) * | 2015-07-07 | 2017-01-18 | 佳能株式会社 | 照明装置及其控制方法 |
-
2003
- 2003-10-23 JP JP2003363309A patent/JP2005128224A/ja active Pending
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