JP2005126966A - スライドスクリーン - Google Patents
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Abstract
【課題】 畳み込み操作及び引き出し操作が円滑に行われるスライドスクリーンを提供すること。
【解決手段】 ハンガーレール2は収納部2cと移動部2dとを備えている。各キャリア15a〜15dは両端部近傍位置に取着されたランナ3〜10にてそれぞれハンガーレール2に吊下支持されている。各キャリア15a〜15dにはそれぞれ押圧凸部17及び押圧部材19が取着されており、該押圧部材19にて該押圧凸部17をA方向側から押圧することで畳み込み各キャリア15a〜15dの畳み込み操作が可能となる。各キャリア15a〜15dはそれぞれ隣り合うキャリア間が連結部材20にて連結されている。連結部材20はスプリングを備えており、該スプリングは隣り合うキャリアの間隔を離間させるように付勢力を働かせている。
【選択図】 図8
【解決手段】 ハンガーレール2は収納部2cと移動部2dとを備えている。各キャリア15a〜15dは両端部近傍位置に取着されたランナ3〜10にてそれぞれハンガーレール2に吊下支持されている。各キャリア15a〜15dにはそれぞれ押圧凸部17及び押圧部材19が取着されており、該押圧部材19にて該押圧凸部17をA方向側から押圧することで畳み込み各キャリア15a〜15dの畳み込み操作が可能となる。各キャリア15a〜15dはそれぞれ隣り合うキャリア間が連結部材20にて連結されている。連結部材20はスプリングを備えており、該スプリングは隣り合うキャリアの間隔を離間させるように付勢力を働かせている。
【選択図】 図8
Description
本発明は、スライドスクリーンに関するものである。
従来、スライドスクリーンにおいては、カーテン生地を引き出した際に、隣り合うカーテン生地との間に重なりを持たせるため、1枚若しくは2枚のカーテン生地を吊下する毎に1条のハンガーレールを必要としていた。そのため、例えば4枚のカーテン生地を吊下してスライドスクリーンを構成する際には、4条若しくは2条のハンガーレールによってカーテン生地を吊下する必要があった。このように、スライドスクリーンを構成するハンガーレールの数はカーテン生地の枚数に応じて決定されており、カーテン生地の枚数が増加すればするほどハンガーレールの数が増加し、スライドスクリーンを設置するために必要となるスペースが大きくなるという問題点があった。
そこで、カーテン生地をハンガーレールに対して垂直方向から見て僅かに傾斜させて吊下支持することで、カーテン生地の枚数に関係なく1条若しくは2条のハンガーレールにてスライドスクリーンを開閉可能に構成されたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
詳述すると、特許文献1に記載のスライドスクリーンは各カーテン生地が互いに平行に吊下されたままハンガーレールに沿って移動するように、該カーテン生地上端部の所定の2箇所がランナにて吊下支持されている。
このように構成されたスライドスクリーンは、引き出し方向先端のカーテン生地を操作することで引き出し操作、或いは畳み込み操作が行われていた。スライドスクリーンは、畳み込み操作時には隣り合うカーテン生地の重なりを大きくすることで開度を大きくし、引き出し操作時には隣り合うカーテン生地の重なりを小さくすることで窓全体を遮光可能となるように設定されている。
実公平1−7830号公報
ところが、このようなスライドスクリーンにおいては、畳み込み操作及び引き出し操作を、ともに引き出し方向先端のカーテン生地にて行うために、各カーテン生地を吊下支持するキャリア及び該キャリアに取着された各種連結部材の係合状態を畳み込み操作及び引き出し操作時で変更する必要がある。従って、畳み込み操作時及び引き出し操作時に隣り合うカーテン生地を吊下支持するキャリア及び該キャリアに取着された各種連結部材の係合状態が円滑に変更されないと、それに伴いスライドスクリーンの畳み込み操作及び引き出し操作が円滑に行われないという問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は畳み込み操作及び引き出し操作が円滑に行われるスライドスクリーンを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ハンガーレールに移動可能に支持される複数のキャリアと、
前記キャリアから吊下支持されるカーテン生地とを備え、前記各キャリアには、先頭のカーテン生地を操作することにより、カーテン生地の引き出し方向あるいは畳み込み方向に係合して、隣り合う各カーテン生地の少なくとも一部が重なる状態で、該カーテン生地を前記ハンガーレールに沿って引き出し、あるいは畳み込み可能とする操作力伝達手段を備えたスライドスクリーンにおいて、前記ハンガーレールは、窓に平行に配設される移動部と、前記移動部の一端から一方へ延設されて、前記カーテン生地を積層状態で収納する収納部とを備え、前記操作力伝達手段は、前記各キャリアが前記移動部を移動するとき隣り合うキャリアに操作力を伝達する伝達位置に位置するとともに、前記各キャリアが前記収納部に移動するとき、操作力の伝達を解除する解除位置に位置し、前記各キャリア間には、前記キャリアが前記収納部から前記移動部に移動するまで、前記操作力伝達手段を前記解除位置に維持する解除維持手段を備えた。
前記キャリアから吊下支持されるカーテン生地とを備え、前記各キャリアには、先頭のカーテン生地を操作することにより、カーテン生地の引き出し方向あるいは畳み込み方向に係合して、隣り合う各カーテン生地の少なくとも一部が重なる状態で、該カーテン生地を前記ハンガーレールに沿って引き出し、あるいは畳み込み可能とする操作力伝達手段を備えたスライドスクリーンにおいて、前記ハンガーレールは、窓に平行に配設される移動部と、前記移動部の一端から一方へ延設されて、前記カーテン生地を積層状態で収納する収納部とを備え、前記操作力伝達手段は、前記各キャリアが前記移動部を移動するとき隣り合うキャリアに操作力を伝達する伝達位置に位置するとともに、前記各キャリアが前記収納部に移動するとき、操作力の伝達を解除する解除位置に位置し、前記各キャリア間には、前記キャリアが前記収納部から前記移動部に移動するまで、前記操作力伝達手段を前記解除位置に維持する解除維持手段を備えた。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記操作力伝達手段はカーテン生地を畳み込む際の操作力を伝達する第一の伝達手段と、カーテン生地を引き出す際の操作力を伝達する第二の伝達手段とから構成されており、前記第一の伝達手段は、前記キャリアの畳み込み方向端部から室内側に向かって突出形成された押圧部材と、前記キャリアの中央よりも引き出し方向寄りの位置から窓側に向かって突出する押圧凸部とからなり、隣り合うキャリアがともに前記移動部に位置するとき前記押圧部材と前記押圧凸部とは互いに干渉する突出量に設定されている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記操作力伝達手段はカーテン生地を畳み込む際の操作力を伝達する第一の伝達手段と、カーテン生地を引き出す際の操作力を伝達する第二の伝達手段とから構成されており、前記第二の伝達手段は、前記キャリアの引き出し方向及び畳み込み方向端部近傍位置に取着されたストッパと、該ストッパにて移動が規制されるとともに、隣り合う一方のキャリアと連結される連結部材とからなり、前記連結部材は、キャリアに取着された2つのストッパに挟まれた位置どうしをそれぞれ連結する。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、前記解除維持手段は隣り合うキャリアを離間する方向へ付勢する付勢手段を備えた。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明において、前記操作力伝達手段はカーテン生地を畳み込む際の操作力を伝達する第一の伝達手段と、カーテン生地を引き出す際の操作力を伝達する第二の伝達手段とから構成されており、前記第二の伝達手段は前記解除維持手段の機能を備える。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明において、前記操作力伝達手段はカーテン生地を畳み込む際の操作力を伝達する第一の伝達手段と、カーテン生地を引き出す際の操作力を伝達する第二の伝達手段とから構成されており、前記第二の伝達手段は前記解除維持手段の機能を備える。
本発明によれば、畳み込み操作及び引き出し操作が円滑に行われるスライドスクリーンを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図8に従って説明する。
図1に示すスライドスクリーンは、4枚のカーテン生地1a〜1dがハンガーレール2に沿って移動可能に吊下支持されている。この状態において各カーテン生地1a〜1dは、それぞれの端部が隣り合うカーテン生地1a〜1dの端部に重なり合うように設定されている。
図1に示すスライドスクリーンは、4枚のカーテン生地1a〜1dがハンガーレール2に沿って移動可能に吊下支持されている。この状態において各カーテン生地1a〜1dは、それぞれの端部が隣り合うカーテン生地1a〜1dの端部に重なり合うように設定されている。
図2及び図4に示すように、前記ハンガーレール2は中央に1条の溝を備えており、該溝の両側に前レール部2aと後レール部2bとを備えている。ハンガーレール2は収納部2cと移動部2dとを備えている。収納部2cはハンガーレール2の長手方向一端(図2、図6及び図7において左端)に形成されている。スライドスクリーンは、薄板にて構成されたフレームFを備えており、該フレームFは収納部2cの近傍位置に配設されている。
収納部2cにおいては、前レール部2a及び後レール部2bは分割されており、それぞれ長さ方向に異なる位置で室内方向(図2、図6及び図7において下方向)に向かって屈曲されている。従って、収納部2cにおいては、前レール部2aと後レール部2bとの間隔が移動部2dにおける前レール部2aと後レール部2bとの間隔よりも広く設定されている。
収納部2cはハンガーレール2が室内方向に向かって屈曲されているとともに、先端(図2、図6及び図7において左下端)に近付くにつれて重力方向に向かって若干傾斜するように設定されている。収納部2cの両レール部2a,2bの間隔は、後述するキャリア15a〜15dをハンガーレール2の移動部2dと平行に吊下支持可能な距離、具体的にはキャリア15a〜15dを吊下支持するランナ3〜10の間隔に応じた距離に設定されている。移動部2dはスライドスクリーンの近傍に位置する図示しない窓ガラスに平行に配設されている。
ハンガーレール2に配設されたランナ3〜10は、図3に示すように、前レール部2a或いは後レール部2bの一方のみで支持される片持ち構造をなしており、ランナ本体11に上部ローラ12が軸支されている。ランナ本体11の下部には吊下部13が水平方向に回転可能に取着されている。吊下部13には下部ローラ14が軸支されている。
このように形成されたランナ3〜10は、上部ローラ12を介してハンガーレール2に取着されており、ハンガーレール2内を長手方向に移動可能に支持されている。
図4に示すように、下部ローラ14にはキャリア15a〜15dが組み付けられている。キャリア15a〜15dは、下部ローラ14が回転することで、該下部ローラ14に対して相対移動可能である。キャリア15a〜15dは断面略コ字状に形成されており、該キャリア15a〜15dの側面には貼着板16がそれぞれ取着されている。
図4に示すように、下部ローラ14にはキャリア15a〜15dが組み付けられている。キャリア15a〜15dは、下部ローラ14が回転することで、該下部ローラ14に対して相対移動可能である。キャリア15a〜15dは断面略コ字状に形成されており、該キャリア15a〜15dの側面には貼着板16がそれぞれ取着されている。
貼着板16はキャリア15a〜15dの長手方向の長さと略等しい長さに設定されており、その長手方向中央よりもややスライドスクリーンの引き出し方向(図2、図6及び図7において右方向、以下A(先端)方向とする)寄りの位置に操作力伝達手段、更に詳しくは第一の伝達手段としての押圧凸部17が取着されている。押圧凸部17は窓側(図2、図6及び図7において上側)の端面に取着されており、所定の突出量で窓側に突出している。
貼着板16の室内側(図2、図6及び図7において下側)の端面には長手方向全体に亘って面ファスナー16aが取着されており、該面ファスナー16aにはカーテン生地1a〜1dが貼着されている。即ち、各キャリア15a〜15dにはカーテン生地1a〜1dが貼着板16及び面ファスナー16aを介して吊下支持されている。このように組み付けられたキャリア15a〜15dは、図2に示すように、それぞれ2つのランナの下部ローラ14に支持されている。
具体的にはキャリア15aはランナ3,4の下部ローラ14に、キャリア15bはランナ5,6の下部ローラ14に、キャリア15cはランナ7,8の下部ローラ14に、キャリア15dはランナ9,10の下部ローラ14に吊下支持されている。
各キャリア15a〜15dには両端部近傍位置にそれぞれランナ3〜10及び下部ローラ14を挟むように2つずつ、操作力伝達手段、更に詳しくは第二の伝達手段として合計4つのストッパ18が取着されている。
図4に示すように、ストッパ18はキャリア15a〜15dの内側に向かって突出形成されており、キャリア15a〜15d内を移動する下部ローラ14と当接するように設定されている。従って、各ランナ3〜10及び該ランナ3〜10が軸支する下部ローラ14は、ストッパ18の範囲内においてのみキャリア15a〜15dに沿って相対移動可能である。尚、ストッパ18はランナ3〜10及び下部ローラ14がある程度キャリア15a〜15dに沿って移動可能となるようにその間隔が設定されている。
各キャリア15a〜15dの畳み込み方向(図2、図6及び図7において左方向、以下B(後端)方向とする)端部には操作力伝達手段、更に詳しくは第一の伝達手段としての押圧部材19が一体に取着されている。押圧部材19は室内側(図2、図6及び図7において下側)に向かって突出形成されており、その突出量はキャリア15a〜15dの畳み込み時に隣り合う2本のキャリアにおいてA側のキャリアが備える押圧部材19とB側のキャリアが備える押圧凸部17とが当接可能となるように設定されている。
このように形成された各キャリア15a〜15dは、操作力伝達手段、更に詳しくは第二の伝達手段及び解除維持手段としての連結部材20にて互いに連結されている。具体的には、キャリア15aとキャリア15bとが連結され、キャリア15bとキャリア15cとが連結され、キャリア15cとキャリア15dとが連結されることで、結果的に4つのキャリア15a〜15dが全て連結されている。
図5に示すように、連結部材20は第一連結部21、第二連結部22、スライド板23及び付勢手段としてのスプリング24を備えている。第一連結部21及び第二連結部22はともにローラ25を軸支している。ローラ25はキャリア15a〜15dに組み付けられており、第一連結部21及び第二連結部22はともにキャリア15a〜15dに沿って相対移動可能である。連結部材20は第一連結部21が室内側のキャリアに、第二連結部22が窓側のキャリアに組み付けられている。
第一連結部21及び第二連結部22は、スライド板23及びスプリング24にて連結されており、互いのローラ25の中心軸が同一線上に位置するように配設されている。スライド板23は、第一連結部21に固着されており、スライド部23a及び移動規制部23bを備えている。スライド板23は、スライド部23a及び移動規制部23bが窓側に突出するように取着されている。スライド板23を構成するスライド部23aは長板状に形成されており、移動規制部23bはスライド部23aから上方に向かって突出する凸部にて形成されている。スライド部23aの長さは、互いに連結する両キャリア間の距離が押圧凸部17と押圧部材19の突出量の合計よりも大きくなるように設定されている。
第二連結部22にはスライド板23を挟持するための抑え部22aが形成されており、該抑え部22aにてスライド板23の周囲を略覆っている。即ち、スライド板23はスライド部23aが第二連結部22と抑え部22aとの間に貫挿された状態となっている。このように第二連結部22に組み付けられたスライド板23は、スライド部23aが第二連結部22と抑え部22aとの間を長手方向に移動可能であるとともに、スライド板23の端部に形成された移動規制部23bにてスライド板23の抜け止めが行われている。即ち、連結部材20はスライド板23を備えることで、互いに連結する両キャリア15a〜15d間の距離の変更に対応可能である。
第一連結部21と第二連結部22とを連結するスプリング24はスライド板23に平行に取着されている。スプリング24はハンガーレール2にキャリア15a〜15dを吊下した際、第一連結部21と第二連結部22とが離間する方向に常に付勢力が働くようにその弾性力の方向が設定されている。
このように形成された連結部材20は、各キャリア15a〜15dの両端部近傍に2つずつ取着された両側のストッパ18の中央位置(内側)どうしを連結している。尚、ローラ25は下部ローラ14と同じくキャリア15内を移動するため、各キャリア15a〜15dの内側に向かって突出するストッパ18にてその移動範囲を制限されている。
次に、上記のように構成されたスライドスクリーンの引き出し状態について説明する。
図1及び図2は、各カーテン生地1a〜1dをハンガーレール2に沿って引き出した状態を示す。この状態では、上述したように、各キャリア15a〜15d及び各カーテン生地1a〜1dの端部がそれぞれハンガーレール2に沿って隣り合うキャリア及びカーテン生地の端部に重なり合うように設定されている。
図1及び図2は、各カーテン生地1a〜1dをハンガーレール2に沿って引き出した状態を示す。この状態では、上述したように、各キャリア15a〜15d及び各カーテン生地1a〜1dの端部がそれぞれハンガーレール2に沿って隣り合うキャリア及びカーテン生地の端部に重なり合うように設定されている。
この際、ランナ10は図示しないストッパにてA方向への移動が規制されており、スライドスクリーンが過剰に引き出し操作されることを防止している。
A方向への移動が規制されたランナ10は、キャリア15dのB方向端部に取着されたストッパ18に当接しており、該キャリア15dがこれ以上A方向に移動されることを防止している。キャリア15dのA方向への移動が防止されることで、キャリア15dとキャリア15cとを連結する連結部材20のA方向への移動が防止され、該連結部材20にてキャリア15cのA方向への移動が防止されている。
A方向への移動が規制されたランナ10は、キャリア15dのB方向端部に取着されたストッパ18に当接しており、該キャリア15dがこれ以上A方向に移動されることを防止している。キャリア15dのA方向への移動が防止されることで、キャリア15dとキャリア15cとを連結する連結部材20のA方向への移動が防止され、該連結部材20にてキャリア15cのA方向への移動が防止されている。
同様に、キャリア15bは該キャリア15bとキャリア15cとを連結する連結部材20にてA方向への移動が防止され、キャリア15aは該キャリア15aとキャリア15bとを連結する連結部材20にてA方向への移動が防止されている。
このように、各キャリア15a〜15dは最大の引き出し位置が設定されており、最終的にはカーテン生地1aの全閉位置が決定される。尚、各ランナ3〜10はキャリア15a〜15dを相対移動可能に吊下支持しているため、この時、それぞれのランナ3〜10はキャリア15a〜15dのB側のストッパ18に当接している。
次に、上述したスライドスクリーンの引き出し状態から該スライドスクリーンを畳み込む際の動作を説明する。
図2に示す状態からスライドスクリーンの畳み込み操作を行うためには、先ず先頭のカーテン生地1aを操作して、キャリア15aを畳み込み方向に移動させる。
図2に示す状態からスライドスクリーンの畳み込み操作を行うためには、先ず先頭のカーテン生地1aを操作して、キャリア15aを畳み込み方向に移動させる。
図2に示す状態からキャリア15aが畳み込み方向に移動されると、該キャリア15aのB方向端部に取着された押圧部材19はキャリア15bに取着された押圧凸部17と当接し、該押圧凸部17及びキャリア15bを畳み込み方向に移動させる。尚、このとき押圧部材19は押圧凸部17よりもA方向に位置するが、このときの押圧部材19の位置を伝達位置とする。
キャリア15bが畳み込み方向に移動されると、該キャリア15bのB方向端部に取着された押圧部材19はキャリア15cに取着された押圧凸部17と当接し、該押圧凸部17及びキャリア15cを畳み込み方向に移動させる。
同様に、キャリア15cが畳み込み方向に移動されると、該キャリア15cのB方向端部に取着された押圧部材19はキャリア15dに取着された押圧凸部17と当接し、該押圧凸部17及びキャリア15dを畳み込み方向に移動させる。
このようにしてキャリア15a〜15dは略一体に連なって畳み込み方向に移動される。尚、各ランナはキャリア15a〜15dを相対移動可能に吊下支持しているため、この時、それぞれのランナ3〜10はキャリア15a〜15dのA側のストッパ18に当接している。
キャリア15dが収納部2cまで移動されると、以後キャリア15dはハンガーレール2の屈曲に沿って収納部2cに収納される。従って、収納部2cに収納されるキャリアとA方向に隣り合うキャリアとの距離が離間されることとなり、押圧部材19と押圧凸部17との当接状態が自然に解除される。この際、キャリア15dはB方向に移動されてきた慣性力及びキャリア15dの自重によりスムーズに収納部2cに収納可能である。また、押圧部材19と押圧凸部17との当接状態が解除されると、その後隣り合うキャリアのうちA方向に位置するキャリアの押圧部材19がB方向に位置するキャリアの押圧凸部17よりもB方向に位置するが、このときの押圧部材19の位置を解除位置とする。
図6に示すように、キャリア15dが収納部2cに押し込まれると、該キャリア15dはハンガーレール2の屈曲に沿って室内側へと移動していく。この際、連結部材20は両キャリア15c,15dに対して長手方向に相対移動可能であるとともに、両キャリア15c,15d間の距離の変更に対応可能とされているため、キャリア15dを室内側へと移動しながらキャリア15cを畳み込み方向に移動可能である。このようにして、順次キャリア15c、キャリア15b、キャリア15aが収納部2cに収納される。
キャリア15a〜15dはハンガーレール2に沿って移動するため、収納部2cに収納されると、該キャリア15a〜15dはそれぞれの収納順序に従って徐々にフレームFに近付いていく。
この際、キャリア15a〜15dを吊下支持する各ランナ3〜10は、A側のストッパ18に当接しているため、各キャリア15a〜15dのB方向端部は後レール部2bからフレームF側に突出した状態となる。従って、各キャリア15a〜15dがフレームFに近付くと、やがて各キャリア15a〜15dのB方向端部に取着された押圧部材19がフレームFに当接する。
この状態から各キャリア15a〜15dを更に畳み込み方向に操作しようとすると、該キャリア15a〜15dはこれ以上B方向に移動することができないため、フレームFに当接したままハンガーレール2に沿って徐々に室内方向に移動される。このとき、ランナ3〜10は各キャリア15a〜15dに対して、該キャリア15a〜15dの室内方向への移動量に応じた位置まで相対移動する。具体的には、キャリア15dは室内方向への移動量が最も大きいため、ランナ9,10はキャリア15dに対して最もB方向に移動し、B方向に位置するストッパ18とほぼ当接する状態となる。一方、キャリア15aは室内方向への移動量が最も小さいため、ランナ3,4はキャリア15aに対するB方向への移動量が最も小さくなり、A方向に位置するストッパ18とほぼ当接した状態のままとなる。
このように畳み込み操作が行われたスライドスクリーンは、図7に示すように、完全に畳み込まれた状態となり、キャリア15a〜15d及びカーテン生地1a〜1dがハンガーレール2の移動部2dに直交する方向に沿って積層状態となる。この際、各キャリア15a〜15dのB方向端部はフレームFにて揃えられるため、各キャリア15a〜15dの収納状態において、該キャリア15a〜15dの長手方向両端部はともに一直線上に並ぶこととなる。また、連結部材20が備えるスプリング24が各キャリア15a〜15d間を離間させる方向に付勢力を発生させるが、収納部2cは先端(図2、図6及び図7において左下端)に近付くにつれて重力方向に向かって若干傾斜するように設定されている。従って、キャリア15a〜15d及びカーテン生地1a〜1dの自重が働き、各キャリア15a〜15d間が必要以上に離間することはない。
このように畳み込まれた各キャリア15a〜15d及び該キャリア15a〜15dに貼着されたカーテン生地1a〜1dは、畳み込み状態において、ハンガーレール2の移動部2dと平行状態となっている。
次に、スライドスクリーンの収納状態から該スライドスクリーンを引き出す際の動作を説明する。
図7に示すように、キャリア15a〜15dは収納状態において、全て収納部2cに収納されている。この状態から引き出し操作が行われると、キャリア15a〜15dは引き出し方向に順次、具体的には最も窓側に収納されたキャリア15aからキャリア15b、キャリア15c、キャリア15dの順番で徐々に引き出し方向に向かって操作される。
図7に示すように、キャリア15a〜15dは収納状態において、全て収納部2cに収納されている。この状態から引き出し操作が行われると、キャリア15a〜15dは引き出し方向に順次、具体的には最も窓側に収納されたキャリア15aからキャリア15b、キャリア15c、キャリア15dの順番で徐々に引き出し方向に向かって操作される。
図8に示すように、キャリア15aは引き出し方向に向かって操作されると、先ずはハンガーレール2の収納部2cに沿って窓側に移動される。キャリア15aが窓側に移動されると、キャリア15bは連結部材20を介してキャリア15aに連結されているため、所定間隔、具体的にはスライド部23aの長さ分だけ離間した状態で窓側に移動される。
キャリア15aが移動部2dに到達すると、該キャリア15aは移動部2dに沿ってA方向に移動を開始する。この際、キャリア15bは収納部2c内に配設されているため、キャリア15aのみがA方向に向かって移動を行うこととなる。
キャリア15aがA方向に移動を開始する際、キャリア15bは窓の近傍位置に配設されるが、連結部材20が備えるスプリング24の付勢力により、キャリア15aとキャリア15bとの間はスライド部23aの長さ分だけ離間している。従って、キャリア15aが移動部2dをA方向に移動する際に、キャリア15aのB方向端部に取着された押圧部材19がキャリア15bに取着された押圧凸部17に当接することなくA方向に移動することができる。
キャリア15aに取着された押圧部材19がキャリア15bに取着された押圧凸部17を越えてA方向に移動すると、やがてキャリア15aのB方向側に取着されたストッパ18は連結部材20に当接し、該連結部材20をキャリア15aとともにA方向に移動させる。このようにして連結部材20がA方向に移動すると、該連結部材20がいずれキャリア15bのA方向側に取着されたストッパ18に当接し、キャリア15bをA方向に移動させる。
以下同様に、キャリア15bが収納部2cから移動部2dに移動される際には、キャリア15bとキャリア15cとを連結するスプリング24の付勢力に両者の間隔が離間され、キャリア15bの押圧部材19が、キャリア15cの押圧凸部17を越えてA方向に移動可能となる。そして、キャリア15cが収納部2cから移動部2dに移動される際には、キャリア15cとキャリア15dとを連結するスプリング24の付勢力に両者の間隔が離間され、キャリア15cの押圧部材19が、キャリア15dの押圧凸部17を越えてA方向に移動可能となる。
最後にキャリア15cの連結部材20がキャリア15dのA方向側に取着されたストッパ18を介してキャリア15dをA方向に引っ張ることでキャリア15dがA方向に移動され、図1及び図2に示す、スライドスクリーンの引き出し状態となる。
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)キャリア15a〜15d及び該キャリア15a〜15dに吊下支持されたカーテン生地1a〜1dは、ストッパ18及び連結部材20によって引き出し操作のための操作力を伝達可能であるとともに、押圧凸部17及び押圧部材19によって畳み込み操作のための操作力を伝達可能となっている。従って、先頭のカーテン生地1a或いはキャリア15aを操作することで、後続のカーテン生地1b〜1d及びキャリア15b〜15dの引き出し操作及び畳み込み操作を行うことができる。
(1)キャリア15a〜15d及び該キャリア15a〜15dに吊下支持されたカーテン生地1a〜1dは、ストッパ18及び連結部材20によって引き出し操作のための操作力を伝達可能であるとともに、押圧凸部17及び押圧部材19によって畳み込み操作のための操作力を伝達可能となっている。従って、先頭のカーテン生地1a或いはキャリア15aを操作することで、後続のカーテン生地1b〜1d及びキャリア15b〜15dの引き出し操作及び畳み込み操作を行うことができる。
(2)キャリア15a〜15dは、ハンガーレール2に対して垂直方向から見て傾きを持たせて吊下支持されている。従って、1条のハンガーレール2にて複数のキャリア及びカーテン生地を吊下支持することができ、ハンガーレール2を複数設置することによるスライドスクリーンの設置スペースの増加を抑制することができる。
(3)収納部2cにキャリア15a〜15dのB方向端部が揃うように収容することができる。従って、収納スペースをハンガーレール2の長手方向において短くすることができ、スライドスクリーンの開度を大きくすることができる。
(4)収納部2cの近傍位置にはフレームFが配設されている。従って、畳み込み操作を行う際にキャリア15a〜15dのB方向端部を揃えることができる。従って、キャリア15a〜15dの両端部が揃うように収納部2cに収納することができる。従って、室内側からの見栄えを良好にすることができる。
(5)収納部2cを構成する前レール部2a及び後レール部2bは、先端(図2、図6及び図7において左下端)に近付くにつれて重力方向に向かって若干傾斜するように設定されている。従って、スライドスクリーンを畳み込み操作する際に、収納部2cまで移動したキャリア15a〜15dをスムーズに室内側に送り込むことができ、キャリア15a〜15dの畳み込み操作が円滑に行われる。
(6)各キャリア15a〜15dの引き出し操作時に、収納部2cから移動部2dに引き出されるキャリアは、連結部材20にて連結される後端側のキャリアとの間隔が離間されるようにスプリング24にて付勢されている。従って、引き出し操作時に先端側のキャリアに取着された押圧部材19を後端側のキャリアに取着された押圧凸部17に干渉させることなく、該押圧凸部17よりも確実にA方向側まで移動させることができる。従って、先頭のキャリア15aを操作することで、後続のキャリア15b〜15dに確実に引き出し操作或いは畳み込み操作を伝達することができ、スライドスクリーンを円滑に操作することができる。
(7)スプリング24は連結部材20に一体に取着されている。従って、キャリアを引き出す際の操作力を伝達する第二の伝達手段と、隣り合うキャリアを離間する方向へ付勢する付勢手段とを一体に構成することができ、スライドスクリーンの部品点数の増加を抑制することができる。
尚、上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施の形態においては、スライドスクリーンはカーテン生地1a〜1dを片側(図2、図6及び図7において左側)に収納する片開きのものであったが、ハンガーレールの中央から両側端部に向かって開操作を行う両開きのスライドスクリーンであってもよい。
・上記実施の形態においては、スライドスクリーンはカーテン生地1a〜1dを片側(図2、図6及び図7において左側)に収納する片開きのものであったが、ハンガーレールの中央から両側端部に向かって開操作を行う両開きのスライドスクリーンであってもよい。
・上記実施の形態においては、スライドスクリーンを4枚のカーテン生地1a〜1dにて構成したが、カーテン生地の枚数は適宜変更してもよい。
・上記実施の形態においては、収納部2cの近傍位置にフレームFを配設したが、各キャリア15a〜15dの端面を揃える手段を備えていればよく、例えば、スライドスクリーンを取着する窓枠の側壁にてフレームFの役割を持たせるようにしてもよい。
・上記実施の形態においては、収納部2cの近傍位置にフレームFを配設したが、各キャリア15a〜15dの端面を揃える手段を備えていればよく、例えば、スライドスクリーンを取着する窓枠の側壁にてフレームFの役割を持たせるようにしてもよい。
・上記実施の形態においては、連結部材20にスプリング24を配設して第一連結部21及び第二連結部22(図5参照)の間隔を離間させたが、その他の付勢手段にて第一連結部21及び第二連結部22の間隔を離間させてもよい。
・上記実施の形態においては、収納部2cは前レール部2a及び後レール部2bを室内方向に向かって屈曲させ、移動部2dよりも室内側に形成されていた。しかし、前レール及び後レールを窓側に屈曲させて、収納部を移動部よりも窓側に形成してもよい。
・上記実施の形態においては、前レール部2a及び後レール部2bを室内方向に向かって屈曲させることで収納部2cを形成していた。しかし、収納部2cの形成方法は他の手段を用いてもよく、例えば、窓に平行に配設されたハンガーレールの一端に別体で形成されたレールを取着し、収納部を形成したものでもよい。
・上記実施の形態においては、前レール部2a及び後レール部2bは先端に近付くにつれて重力方向に向かって若干傾斜するように設定されていた。しかし、前レール及び後レールは重力方向への傾斜が設定されていないものを用いてもよい。この場合、各キャリア15a〜15dはA方向に隣り合うキャリアを吊下支持するランナにて押圧されることで、順次収納部に畳み込まれる。
・上記実施の形態においては、キャリア間の操作力を伝達する連結部材20と、該キャリア間の間隔を離間する方向に付勢力を発生させるスプリング24とを一体に形成していた。しかし、これらを別体に形成して各キャリアをそれぞれ連結してもよい。
1a〜1d…カーテン生地、2…ハンガーレール、2a…前レール部、2b…後レール部、2c…収納部、2d…移動部、3〜10…ランナ、11…ランナ本体、12…上部ローラ、13…吊下部、14…下部ローラ、15a〜15d…キャリア、17…第一の伝達手段としての押圧凸部、18…第二の伝達手段としてのストッパ、19…第一の伝達手段としての押圧部材、20…第二の伝達手段及び解除維持手段としての連結部材、24…付勢手段としてのスプリング、F…フレーム。
Claims (5)
- ハンガーレールに移動可能に支持される複数のキャリアと、
前記キャリアから吊下支持されるカーテン生地とを備え、
前記各キャリアには、先頭のカーテン生地を操作することにより、カーテン生地の引き出し方向あるいは畳み込み方向に係合して、隣り合う各カーテン生地の少なくとも一部が重なる状態で、該カーテン生地を前記ハンガーレールに沿って引き出し、あるいは畳み込み可能とする操作力伝達手段を備えたスライドスクリーンにおいて、
前記ハンガーレールは、窓に平行に配設される移動部と、前記移動部の一端から一方へ延設されて、前記カーテン生地を積層状態で収納する収納部とを備え、
前記操作力伝達手段は、前記各キャリアが前記移動部を移動するとき隣り合うキャリアに操作力を伝達する伝達位置に位置するとともに、前記各キャリアが前記収納部に移動するとき、操作力の伝達を解除する解除位置に位置し、
前記各キャリア間には、前記キャリアが前記収納部から前記移動部に移動するまで、前記操作力伝達手段を前記解除位置に維持する解除維持手段を備えたことを特徴とするスライドスクリーン。 - 前記操作力伝達手段はカーテン生地を畳み込む際の操作力を伝達する第一の伝達手段と、カーテン生地を引き出す際の操作力を伝達する第二の伝達手段とから構成されており、
前記第一の伝達手段は、前記キャリアの畳み込み方向端部から室内側に向かって突出形成された押圧部材と、前記キャリアの中央よりも引き出し方向寄りの位置から窓側に向かって突出する押圧凸部とからなり、
隣り合うキャリアがともに前記移動部に位置するとき前記押圧部材と前記押圧凸部とは互いに干渉する突出量に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のスライドスクリーン。 - 前記操作力伝達手段はカーテン生地を畳み込む際の操作力を伝達する第一の伝達手段と、カーテン生地を引き出す際の操作力を伝達する第二の伝達手段とから構成されており、
前記第二の伝達手段は、前記キャリアの引き出し方向及び畳み込み方向端部近傍位置に取着されたストッパと、該ストッパにて移動が規制されるとともに、隣り合う一方のキャリアと連結される連結部材とからなり、
前記連結部材は、キャリアに取着された2つのストッパに挟まれた位置どうしをそれぞれ連結することを特徴とする請求項1又は2に記載のスライドスクリーン。 - 前記解除維持手段は隣り合うキャリアを離間する方向へ付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のスライドスクリーン。
- 前記操作力伝達手段はカーテン生地を畳み込む際の操作力を伝達する第一の伝達手段と、カーテン生地を引き出す際の操作力を伝達する第二の伝達手段とから構成されており、
前記第二の伝達手段は前記解除維持手段の機能を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のスライドスクリーン。
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