JP2005126157A - 免震建築物用エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】下部建築部と上部建築部との間の移動にかかる乗客の手間を低減することができる免震建築物用エレベータ装置を得る。
【解決手段】下部建築部1上には、免震装置3を介して上部建築部2が支持されている。下部建築部1には下部昇降路5が、上部建築部2には上部昇降路7がそれぞれ設けられている。下部昇降路5及び上部昇降路7は、免震装置3が設けられた中間階4で互いに隣接されている。下部かご出入口15を有する下部建築部用かご13は下部昇降路5内を昇降され、上部かご出入口25を有する上部建築部用かご23は上部昇降路7内を昇降される。下部建築部用かご13及び上部建築部用かご23は、中間階4に並んで着床可能になっている。下部建築部用かご13及び上部建築部用かご23は、並んで着床されたときにそれぞれの内部が下部かご出入口15及び上部かご出入口25を通して連通可能となる。
【選択図】図1

Description

この発明は、下部建築部と、下部建築部上に免震装置を介して支持された上部建築部とを有する免震建築物に設けられた免震建築物用エレベータ装置に関するものである。
従来、地上階構造部分と地下階構造部分とが免震装置を介して二分された免震建築物では、例えば地震等による揺れの影響を小さくするために、地上階構造部分には地上階専用エレベータ装置が、地下階構造部分には地下階専用エレベータ装置がそれぞれ分離して設置されることがある(例えば、特許文献1参照)。
特公平5−49595号公報
しかし、例えば乗客が地下階から地上階へ移動する場合には、地下階専用エレベータ装置から地上階専用エレベータ装置に乗り換えるために、乗り換え階に一旦降りなければならない。従って、乗客は、乗り換え階での移動等により、乗り換えに手間がかかってしまう。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、下部建築部と上部建築部との間の移動にかかる乗客の手間を低減することができる免震建築物用エレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明に係る免震建築物用エレベータ装置は、下部建築部と、下部建築部上に支持された上部建築部と、下部建築部と上部建築部との間に位置する中間階に設けられた免震装置とを有する免震建築物に設けられた免震建築物用エレベータ装置であって、下部建築部に設けられた下部昇降路、上部建築部に設けられ、中間階で下部昇降路と隣接する上部昇降路、開閉可能な下部かご出入口を有し、下部昇降路内を昇降され、中間階に着床可能な下部建築部用かご、開閉可能な上部かご出入口を有し、上部昇降路内を昇降され、中間階に下部建築部用かごと並んで着床可能な上部建築部用かごを備え、上部建築部用かごと下部建築部用かごとが中間階に並んで着床されたときに、下部かご出入口及び上部かご出入口は互いに対向し、下部かご出入口及び上部かご出入口を通して下部建築部用かご内及び上部建築部用かご内が互いに連通可能になっている。
この発明に係る免震建築物用エレベータ装置では、下部建築部に設けられた下部昇降路と上部建築部に設けられた上部昇降路とが中間階で隣接され、下部建築部用かご及び上部建築部用かごが中間階に並んで着床されたときに下部建築部用かご内及び上部建築部用かご内が互いに連通可能になっているので、下部建築部用かごと上部建築部用かごとの間の乗客の乗り継ぎを容易にすることができる。従って、下部建築部と上部建築部との間の移動にかかる乗客の手間を低減することができる。
実施の形態1.
図1は、この実施の形態1に係る免震建築物用エレベータ装置を示す縦断面図である。図において、下部建築部1上には、複数の免震装置3を介して上部建築部2が支持されている。各免震装置3は、下部建築部1と上部建築部2との間に位置する免震建築物の中間階4に配置されている。
下部建築部1には、上下方向へ延びた下部昇降路5が設けられている。下部昇降路5の上部は、下部建築部1から上方へ突出している。また、上部建築部2の下面には、凹部6が設けられている。下部昇降路5の上部は、凹部6に挿入されている。下部昇降路5の上部と凹部6の内面との間には隙間があり、下部昇降路5は上部建築部2に対して変位可能となっている。
上部建築部2には、上下方向へ延びた上部昇降路7が設けられている。上部昇降路7の下部は、上部建築部2から下方へ突出している。また、下部建築部1の上面には、凹部8が設けられている。上部昇降路7の下部は、凹部8に挿入されている。上部昇降路7の下部と凹部8の内面との間には隙間があり、上部昇降路7は下部建築部1に対して変位可能となっている。
下部昇降路5及び上部昇降路7は、中間階4で互いに隣接している。また、下部昇降路5内及び上部昇降路7内は、中間階4で互いに連通されている。
下部昇降路5内の上端部には、駆動シーブ9を有する駆動装置(巻上機)10と、そらせ車11とが設けられている。駆動シーブ9及びそらせ車11には、主索12が巻き掛けられている。下部昇降路5内には、下部建築部用かご13及び下部建築部用釣合おもり14が主索12により吊り下げられている。下部建築部用かご13及び下部建築部用釣合おもり14は、駆動装置10の駆動により下部昇降路5内を昇降される。下部建築部用かご13は、中間階4、及び中間階4よりも下方の複数の乗場階に着床可能となっている。さらに、下部昇降路5内には、エレベータ装置の運転を制御する制御装置(図示せず)が設置されている。
下部建築部用かご13は、下部建築部用かご13が中間階4に着床されたときに上部昇降路7側に向けられる下部かご出入口15と、下部建築部用かご13が各乗場階に着床されたときに乗場出入口側に向けられるかご出入口である下部乗降用かご出入口16とを有している。下部かご出入口15には往復動可能なかごの戸17が、下部乗降用かご出入口16には往復動可能なかごの戸18がそれぞれ設けられている。下部かご出入口15はかごの戸17の往復動により開閉され、下部乗降用かご出入口16はかごの戸18の往復動により開閉される。
上部昇降路7内の上端部には、駆動シーブ19を有する駆動装置(巻上機)20とそらせ車21が設けられている。駆動シーブ19及びそらせ車21には、主索22が巻き掛けられている。上部昇降路7内には、上部建築部用かご23及び上部建築部用釣合おもり24が主索22により吊り下げられている。上部建築部用かご23及び上部建築部用釣合おもり24は、駆動装置20の駆動により上部昇降路7内を昇降される。上部建築部用かご23は、中間階4、及び中間階4よりも上方の複数の乗場階に着床可能となっている。さらに、下部建築部用かご13及び上部建築部用かご23は、中間階4に互いに並んで着床可能になっている。
上部建築部用かご23は、上部建築部用かご23が中間階4に着床されたときに下部昇降路5側に向けられる上部かご出入口25と、上部建築部用かご23が各乗場階に着床されたときに乗場出入口側に向けられるかご出入口である上部乗降用かご出入口26とを有している。上部かご出入口25には往復動可能なかごの戸27が、上部乗降用かご出入口26には往復動可能なかごの戸28がそれぞれ設けられている。上部かご出入口25はかごの戸27の往復動により開閉され、上部乗降用かご出入口26はかごの戸28の往復動により開閉される。
下部かご出入口15及び上部かご出入口25は、下部建築部用かご13及び上部建築部用かご23が中間階4に並んで着床されたときに、互いに対向するようになっており、制御装置からの指令により互いに同期して開閉可能になっている。下部建築部用かご13内及び上部建築部用かご23内は、下部かご出入口15及び上部かご出入口25が同期して開くことにより、下部かご出入口15及び上部かご出入口25を通して互いに連通される。
下部建築部用かご13内には、上部建築部用かご23を中間階4に着床させるための呼び釦である下部かご内呼び釦29が設けられている。上部建築部用かご23内には、下部建築部用かご13を中間階4に着床させるための呼び釦である上部かご内呼び釦30が設けられている。制御装置は、下部かご内呼び釦29及び上部かご内呼び釦30のいずれか一方からの信号の入力に基づいて、上部建築部用かご13及び下部建築部用かご23がともに中間階4に着床されるように駆動装置10及び20へ駆動指令を出力するようになっている。
なお、下部建築部用かご13内には、下部建築部1の目的階を選択するための複数の行先階ボタン32が設けられている。また、上部建築部用かご23内には、上部建築部2の目的階を選択するための複数の行先階ボタン33が設けられている。
図2は図1の下部建築部用かご13及び上部建築部用かご23が中間階4に並んで着床された状態を示す縦断面図であり、図3は図2の平断面図である。図において、下部建築部用かご13には、下部建築部用かご13及び上部建築部用かご23が中間階4に並んで着床されたときに下部かご出入口15の縁部と上部かご出入口25の縁部との間の隙間を塞ぐ可動式の閉塞部材31が設けられている。
閉塞部材31は、下部かご出入口15の縁部、即ち下部かご出入口15の上辺、下辺、右側辺及び左側辺(四辺)に沿ってそれぞれ延びた軸線を中心に回動可能な複数の回動板である。閉塞部材31は、下部かご出入口15を囲む外壁面に対してほぼ平行となる収納位置と、下部かご出入口15を囲む外壁面に対してほぼ垂直となる閉塞位置との間で、回動可能となっている。即ち、閉塞部材31は、下部建築部用かご13に対して閉塞位置と収納位置との間で変位可能となっている。閉塞部材31は、下部建築部用かご13に搭載された駆動機構(図示せず)により回動される。駆動機構の駆動は、制御装置により制御される。
閉塞部材31は、下部かご出入口15の下辺に設けられた足場用部材35と、下部かご出入口15の上辺、右側辺及び左側辺に設けられた囲い用部材36とを有している。下部建築部用かご13の床部と上部建築部用かご23の床部との間の隙間は、足場用部材35が閉塞位置にあるときに閉塞され、足場用部材35が収納位置にあるときに開放される。また、下部かご出入口15の上辺、右側辺及び左側辺と上部かご出入口25の上辺、右側辺及び左側辺との間の隙間は、囲い用部材36が閉塞位置にあるときに閉塞され、囲い用部材36が収納位置にあるときに開放される。
次に、動作について説明する。
下部建築部用かご13内で下部かご内呼び釦29が乗客により選択された(押された)場合、下部かご内呼び釦29からは制御装置へ作動信号が出力される。この作動信号の入力に基づいて、制御装置から駆動装置10及び20へ駆動指令が出力され、駆動装置10及び20が駆動される。これにより、下部建築部用かご13は下部昇降路5内を上昇され、上部建築部用かご23は上部昇降路7内を降下される。この後、下部建築部用かご13及び上部建築部用かご23は、中間階4に互いに並んで着床される。
この後、制御装置からの指令により、閉塞部材31が収納位置から閉塞位置へ回動される。これにより、下部かご出入口15の縁部と上部かご出入口25の縁部との間の隙間が閉塞部材31により閉塞される。この後、制御装置からの指令により、下部かご出入口15及び上部かご出入口25が同期して開かれ、下部建築部用かご13内及び上部建築部用かご23内が互いに連通される。これにより、下部建築部用かご13内から上部建築部用かご23内への乗客の移動が可能になる。
この後、下部建築部用かご13内から上部建築部用かご23内へ乗客が移動し、上部建築部用かご23内で目的階への行先階ボタン33が乗客により選択される(押される)と、選択された行先階ボタン33からは作動信号が制御装置へ出力される。この後、下部かご出入口15及び上部かご出入口25は、制御装置の指令により同期して閉じられる。この後、駆動装置20が駆動され、上部建築部用かご23は上部昇降路7内を上昇されて上部建築部2の目的階に着床される。この後、制御装置の指令により、上部乗降用かご出入口26が開かれ、上部建築部用かご23内から目的階の乗場側への乗客の移動が可能になる。
上部建築部用かご23内で上部かご内呼び釦30が乗客により選択された(押された)場合、上部かご内呼び釦30からは制御装置へ作動信号が出力され、上記と同様にして下部建築部用かご13及び上部建築部用かご23が中間階4に互いに並んで着床される。
この後、上記と同様にして下部建築部用かご13内及び上部建築部用かご23内が互いに連通され、上部建築部用かご23内から下部建築部用かご13内への乗客の移動が可能になる。
この後、上部建築部用かご23内から下部建築部用かご13内へ乗客が移動し、下部建築部用かご13内で目的階への行先階ボタン32が乗客により選択される(押される)と、選択された行先階ボタン32からは作動信号が制御装置へ出力される。この後、下部かご出入口15及び上部かご出入口25は、制御装置の指令により同期して閉じられる。この後、駆動装置10が駆動され、下部建築部用かご13は下部昇降路5内を下降されて下部建築部2の目的階に着床される。この後、制御装置の指令により、下部乗降用かご出入口16が開かれ、下部建築部用かご13内から目的階の乗場側への乗客の移動が可能になる。
このような免震建築物用エレベータ装置では、下部建築部1に設けられた下部昇降路5と上部建築部2に設けられた上部昇降路7とが中間階4で隣接され、下部建築部用かご13及び上部建築部用かご23が中間階4に並んで着床されたときに下部かご出入口15及び上部かご出入口25を通して下部建築部用かご13内及び上部建築部用かご23内が互いに連通可能になっているので、乗客は中間階4の乗場に降りることなく下部建築部用かご13と上部建築部用かご23との間を乗り継ぐことができ、下部建築部用かご13と上部建築部用かご23との間の乗客の乗り継ぎを容易にすることができる。従って、下部建築部1と上部建築部2との間の移動にかかる乗客の手間を低減することができる。
また、下部建築部用かご13は、下部かご出入口15とは別個の下部乗降用かご出入口16を有しているので、下部建築部用かご13内と中間階4の乗場との間の乗客の乗降を可能にすることができる。従って、エレベータ装置の運行効率の低下を防止することができる。
また、上部建築部用かご23は、上部かご出入口25とは別個の上部乗降用かご出入口26を有しているので、上部建築部用かご23内と中間階4の乗場との間の乗客の乗降を可能にすることができる。従って、エレベータ装置の運行効率の低下を防止することができる。
また、下部建築部用かご13には、下部建築部用かご13及び上部建築部用かご23が中間階4に並んで着床されたときに下部かご出入口15の縁部と上部かご出入口25の縁部との間の隙間を閉塞する閉塞部材31が設けられているので、下部建築部用かご13内と上部建築部用かご23内との間の乗客の移動を円滑にさせることができる。従って、下部建築部用かご13と上部建築部用かご23との間の乗客の乗り継ぎをさらに容易にすることができる。
また、閉塞部材31は下部建築部用かご13に対して変位可能となっているので、下部建築部用かご13の昇降時に閉塞部材31を下部建築部用かご13側に収納することができ、閉塞部材31が下部昇降路5の内壁面に接触することを防止することができる。
また、下部建築部用かご13内には、上部建築部用かご23を中間階4に着床させるための下部かご内呼び釦29が設けられているので、下部建築部用かご13内の乗客の乗り継ぎのための待ち時間を短縮することができる。
また、上部建築部用かご23内には、下部建築部用かご13を中間階4に着床させるための上部かご内呼び釦30が設けられているので、上部建築部用かご23内の乗客の乗り継ぎのための待ち時間を短縮することができる。
なお、上記の例では、下部建築部用かご13に下部かご出入口15と下部乗降用かご出入口16とが設けられているが、下部建築部用かご13と下部建築部1の各乗場との間の乗客の乗降が下部かご出入口15を通して可能であれば、下部建築部用かご13に下部乗降用かご出入口16を設けなくてよい。
また、上記の例では、上部建築部用かご23に上部かご出入口25と上部乗降用かご出入口26とが設けられているが、上部建築部用かご23と上部建築部2の各乗場との間の乗客の乗降が上部かご出入口25を通して可能であれば、上部建築部用かご23に上部乗降用かご出入口26を設けなくてよい。
また、上記の例では、下部かご出入口15及び上部かご出入口25が制御装置からの指令により同期して開閉されるようになっているが、かごの戸17及び27を互いに係合させる係合装置により、下部かご出入口15及び上部かご出入口25の開閉を同期させるようにしてもよい。
また、上記の例では、閉塞部材31は下部建築部用かご13に設けられているが、上部建築部用かご23に閉塞部材31を設けてもよい。また、下部建築部用かご13及び上部建築部用かご23の両方に閉塞部材31を設けてもよい。
また、上記の例では、閉塞部材31は下部建築部用かご13に対して回動可能になっているが、下部建築部用かご13及び上部建築部用かご23のいずれか一方から閉塞部材31を水平方向へスライド可能としてもよい。
また、上記の例では、足場用部材35は、閉塞位置にあるときに下部建築部用かご23のみに保持されるようになっているが、足場用部材35を上部建築部用かご23の床部に係合させるようにしてもよい。
また、上記の例では、閉塞部材31は下部建築部用かご13に対して変位可能となっているが、閉塞部材31を下部建築部用かご13に対して固定してもよい。また、閉塞部材31を上部建築部用かご23に対して固定してもよい。
また、上記の例では、下部建築部用かご13内及び上部建築部用かご23内にそれぞれ設けられた行先階ボタン32及び行先階ボタン33は、下部建築部1の各乗場階のみ及び上部建築部2の各乗場階のみをそれぞれ選択するものであるが、下部建築部用かご13内及び上部建築部用かご23内の少なくともいずれか一方に、中間階4、下部建築部1の各乗場階及び上部建築部2の各乗場階へのすべての行先階ボタンを設けてもよい。
この場合、すべての乗場階への行先階ボタンが設けられた下部建築部用かご13内及び上部建築部用かご23内には、下部かご内呼び釦29及び上部かご内呼び釦30は設けられない。また、下部建築部用かご13内で上部建築部2の各乗場階への行先階ボタンが選択されたとき、及び上部建築部用かご23内で下部建築部1の各乗場階への行先階ボタンが選択されたときに、下部建築部用かご13及び上部建築部用かご23が中間階4に着床されるように制御装置により制御される。即ち、下部建築部用かご13及び上部建築部用かご23のいずれか一方のかご内で、他方のかごが対応する乗場階への行先階ボタンが操作された場合には、両方のかごが中間階4へ移動される。そして、他方のかごは、一方のかごから他方のかごへ乗客が移動した後に、目的階へ移動される。なお、一方のかご内での行先階ボタンの操作により制御装置に目的階が登録されるので、他方のかご内では乗客が目的階への行先階ボタンを再度操作する必要はない。
この実施の形態1に係る免震建築物用エレベータ装置を示す縦断面図である。 図1の下部建築部用かご及び上部建築部用かごが中間階に並んで着床された状態を示す縦断面図である。 図2の平断面図である。
符号の説明
1 下部建築部、2 上部建築部、3 免震装置、4 中間階、5 下部昇降路、7 上部昇降路、13 下部建築部用かご、15 下部かご出入口、16 下部乗降用かご出入口(かご出入口)、23 上部建築部用かご、25 上部かご出入口、26 上部乗降用かご出入口(かご出入口)、29 下部かご内呼び釦(呼び釦)、30 上部かご内呼び釦(呼び釦)、31 閉塞部材。

Claims (7)

  1. 下部建築部と、上記下部建築部上に支持された上部建築部と、上記下部建築部と上記上部建築部との間に位置する中間階に設けられた免震装置とを有する免震建築物に設けられた免震建築物用エレベータ装置であって、
    上記下部建築部に設けられた下部昇降路、
    上記上部建築部に設けられ、上記中間階で上記下部昇降路と隣接する上部昇降路、
    開閉可能な下部かご出入口を有し、上記下部昇降路内を昇降され、上記中間階に着床可能な下部建築部用かご、
    開閉可能な上部かご出入口を有し、上記上部昇降路内を昇降され、上記中間階に上記下部建築部用かごと並んで着床可能な上部建築部用かご
    を備え、上記上部建築部用かごと上記下部建築部用かごとが上記中間階に並んで着床されたときに、上記下部かご出入口及び上記上部かご出入口は互いに対向し、上記下部かご出入口及び上記上部かご出入口を通して上記下部建築部用かご内及び上記上部建築部用かご内が互いに連通可能になっていることを特徴とする免震建築物用エレベータ装置。
  2. 上記下部建築部用かごは、上記下部かご出入口とは別個のかご出入口をさらに有していることを特徴とする請求項1に記載の免震建築物用エレベータ装置。
  3. 上記上部建築部用かごは、上記上部かご出入口とは別個のかご出入口をさらに有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の免震建築物用エレベータ装置。
  4. 上記下部建築部用かご及び上記上部建築部用かごの少なくともいずれか一方には、上記下部建築部用かご及び上記上部建築部用かごが上記中間階で並んで着床されたときに上記下部建築部用かごの床部と上記上部建築部用かごの床部との間の隙間を塞ぐ閉塞部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の免震建築物用エレベータ装置。
  5. 上記閉塞部材は、上記下部建築部用かご及び上記上部建築部用かごの少なくともいずれか一方に収納可能となっていることを特徴とする請求項4に記載の免震建築物用エレベータ装置。
  6. 上記下部建築部用かご内には、上記上部建築部用かごを上記中間階に着床させるための呼び釦が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の免震建築物用エレベータ装置。
  7. 上記上部建築部用かご内には、上記下部建築部用かごを上記中間階に着床させるための呼び釦が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の免震建築物用エレベータ装置。
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