JP2005125571A - 気化冷却シート - Google Patents

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保雄 飛口
Toshihiro Kataoka
稔博 片岡
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敦則 前田
Akihisa Nakagawa
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Abstract

【課題】低コスト、且つ簡易な手段で施工面の温度上昇を抑制する技術を提供すること。
【解決手段】長繊維不織布層1と短繊維不織布層2の少なくとも一部を熱融着性繊維3で接着して積層してなる複合不織布からなり、短繊維不織布層2が吸水性繊維を含むことに要旨を有する気化冷却シート4、及び長繊維不織布層1と短繊維不織布層2の少なくとも一部を熱融着性繊維3で接着して積層してなる複合不織布からなり、前記長繊維不織布層1と前記短繊維不織布層2の間、および/または短繊維不織布層2に吸水性樹脂が含まれていることに要旨を有する気化冷却シート。
【選択図】図1

Description

本発明は気化冷却シートに関し、詳細には吸水性繊維を利用した気化冷却シートに関する。
都市部では緑地や水面が減少する一方で、ビルの乱立や道路の整備によってコンクリートやアスファルト等が増え、ヒートアイランド現象が問題となっている。特に近年、ヒートアイランド現象による気温の上昇により、冷房などの需要が増し、その排熱が気温を一層上昇させるという悪循環を生じてヒートアイランド現象を一層深刻化させている。
こうした状況の中、東京都では「東京における自然の保護と回復に関する条例」が制定され、ビル屋上の緑地化を義務付けるなど、ヒートアイランド現象の緩和技術に対する関心が高まっている。
例えば東京都では道路に保水性塗装を施し、雨天時などに吸収した水分を晴天時に蒸発させ、気化熱を奪うことにより、路面の温度を低下させる実験を行なっている。また特許文献1では、透水性を有する土木・建築基材用保水材が提案されており、ヒートアイランド解消に向けた研究が各種行なわれている。
特に都心部の地面の多くは建築物が占めており、これらの屋上を緑化していくことは、ヒートアイランド減少の緩和に有効であることから、屋上の緑地化が求められているが、旧来のビルの屋上を緑地化する場合、建屋の耐荷重性の問題や、基盤補強工事などに要する費用や草木のメンテナンス費用が必要など、緑地導入・維持費用の問題から、屋上の緑地化は期待される程に普及していないのが現状である。
特開2003−213615号
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、低コスト、且つ簡易な手段で施工面の温度上昇を抑制する技術を提供することである。
本発明は、長繊維不織布層と短繊維不織布層の少なくとも一部を熱融着性繊維で接着して積層してなる複合不織布からなり、前記短繊維不織布層には吸水性繊維が含まれていることに要旨を有する気化冷却シートである。
また本発明は、長繊維不織布層と短繊維不織布層の少なくとも一部を熱融着性繊維で接着して積層してなる複合不織布からなり、前記長繊維不織布層と前記短繊維不織布層の間、および/または短繊維不織布層に吸水性樹脂が含まれていることに要旨を有する気化冷却シートである。
本発明では、短繊維不織布層内の吸水性繊維含量が5〜100質量%であることが望ましい。
また吸水性樹脂を含ませる場合、吸水性樹脂含量が1〜60質量%であることが推奨させる。
上記長繊維不織布層の表面には連続的に凹凸が形成されており、且つ該凹部で繊維が圧着されていることが好ましい。
更に上記積層不織布の光遮断率(JIS L1055.6Aに基づく)が90%以上であって、且つ貫通抵抗が1.0N以上であることも好ましい実施態様である。
本発明を実施するにあたって、上記長繊維不織布層の繊度が1.0〜10デシテックスであって、且つ目付量が75〜250g/m2であることが望ましい。
また上記短繊維不織布層の目付量が80〜1200g/m2であることが好ましい。
更に上記長繊維不織布層と上記短繊維不織布層の間に前記熱融着性繊維が点状および/または線状で存在していることが推奨される。
本発明の気化冷却シートは、耐鳥獣性(ツイバミによる耐引抜性)、耐候性、敷設性、蒸散性、遮光性に優れた特性を有し、また該シートの気化冷却効果によって、施工面の温度上昇を抑制できる。しかも本発明の気化冷却シートは、施工が簡単であり、またメンテナンス費用、初期導入費用の点において屋上緑地化に必要な費用より低コストである。
したがって本発明の気化冷却シートは、ビル屋上等に敷設することで、ヒートアイランド現象の緩和に有効である。
本発明の気化冷却シートは、長繊維不織布層と短繊維不織布層が熱融着性繊維によって接着・一体化されたもので、該短繊維不織布層に吸水性繊維が含まれているか、或いは該長繊維不織布層と該短繊維不織布層の間に吸水性樹脂が含まれているところに要旨を有する。
本発明者らの研究の結果、短繊維不織布層と長繊維不織布層を熱融着性繊維で接着して複合不織布とすれば、短繊維不織布の欠点である耐鳥獣性や耐候性が不足するという問題が、長繊維不織布によって補完され、更に該複合不織布とすることによって、短繊維単独の不織布では得られ難い、貫通抵抗、遮光性、取扱性、蒸散性等の諸特性にも優れた気化冷却シートを提供できることを見出した。
特に吸水性繊維や吸水性樹脂を含ませた短繊維不織布単独の場合よりも、該短繊維不織布上に長繊維不織布を設けて複層とすることによって、吸水性繊維や吸水性樹脂からの水分蒸発速度(保水率低下速度)が抑制され、温度上昇抑制効果をより長期間に亘って発揮できる。
また複層一体化に熱融着性繊維を利用することで、物理的交絡処理で一体化したものでは問題となる遮光性不足の問題も解消できる。長繊維不織布の遮光性が低いと、透過した光によって吸水性繊維や吸水性樹脂の劣化が進行し、寿命が短くなるため、遮光率は高い程望ましい。また遮光性を高めれば、気化冷却シートを土壌上に敷設することで、該シート下の雑草の出芽・成長を抑制する防草シートとしての作用も発揮する。したがって気化冷却シートは、好ましくは90%以上、より好ましくは95%以上、最も好ましくは100%の遮光性を有することが望ましい。
また長繊維不織布は高い透水性[JIS A1218の3.1(1)に基づく透水係数]を有することが望ましい。透水性が低いと、吸水性繊維や吸水性樹脂の吸水に時間がかかるなど、吸水性繊維や吸水性樹脂に十分に水が供給されなくなって含水率を十分に高めることができない恐れがあり、他方、吸水性繊維や吸水性樹脂に吸収させた水の蒸発が抑制され、温度上昇を十分に抑制できないことがある。したがって長繊維不織布は、好ましくは1.0×10-2cm/sec以上の透水性を有することが望ましい。一方、透水性が高くなりすぎると吸水性繊維や吸水性樹脂からの水の蒸散速度が速くなり、長時間(好ましくは4時間以上)に亘って温度上昇を抑制できないことがあるので、好ましくは1.0cm/sec以下の透水性であることが望ましい。
更に気化冷却シートは高い貫通抵抗を有することが望ましい。貫通抵抗が低いと石や窪みなど地面の凹凸に起因して、気化冷却シートが破断する恐れもある。したがって本発明においては、気化冷却シート上から踏みつけ等による圧力が負荷されても、気化冷却シート下に存在する石などの突起物によってシートが破損することのない強度(貫通抵抗)を有することが望ましい。したがって気化冷却シートは、好ましくは1.0N以上、より好ましくは2.0N以上、更に好ましくは3.0N以上の貫通抵抗を有することが望ましい。一方、貫通抵抗を高めると気化冷却シートが硬くなって取扱性が低下することがある。したがって気化冷却シートは、好ましくは20N以下、より好ましくは17N以下、更に好ましくは15N以下とすることが望ましい。
また気化冷却シートは取扱性に優れていることが望ましい。気化冷却シートは上記の様に様々な場所に設置され、設置面の状態も異なることから、設置面の凹凸になじむと共に、施工時の引き回し性にも優れていることが望まれる。即ち、施工時の引き回し作業が容易で、設置後、気化冷却シートが浮上りを生しないことが好ましい。また気化冷却シートは形状安定性に優れていることが望ましい。特に繊維が容易に解けないことが好ましく、少なくとも3年以上は安定した形状を維持できることが望ましい。
本発明の気化冷却シートは複合不織布とすることによって、吸水性繊維単独シートよりも優れた取扱性や形状安定性を有する。
以下、図1(概略断面図)に例示する気化冷却シートを参照しながら本発明を説明するが、本発明の気化冷却シートの構成は図1に限定されず、適宜変更を加えることも可能である。本発明の気化冷却シート4は、長繊維不織布層1と短繊維不織布層2とを熱融着性繊維3を介在させて接着・積層している。尚、図示例では、熱融着性繊維3を点状で存在させているが、後記する様に線状で存在させてもよい。
長繊維不織布層を構成する長繊維の種類は特に限定されず、所望の繊維を用いればよい。また後記する様に長繊維不織布層表面に凹凸を形成して該凹部の圧着度合を高めるには、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロンなどのポリアミド、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン等の熱可塑性繊維を用いることが望ましく、特に耐候性や耐久性に優れているポリエステル系繊維を用いることが推奨される。また繊維を2種以上組み合せた混繊や複数の成分からなる合成繊維などを用いた長繊維不織布を用いてもよい。
図示例では、長繊維不織布層の表面に凹凸が連続的に形成(例えばエンボス加工)されている。本発明では気化冷却シートが所望の特性を発揮できればよく、個々の凹凸のサイズ、形状は特に限定されない。ここで「連続的」とは凹凸が交互に形成されていることをいい、また「圧着」とは接着剤などを用いることなしに、繊維同士が密着(融着又は圧接)している状態をいう。この凹凸の凹部は繊維が圧接されて溶融接着していることが望ましく、凸部の長繊維は、溶融や接着していない状態であることが望ましい。この様に凹凸を形成すると、凹部で繊維の破断が抑制されるため、例えば繊維が細径のものであっても高い貫通抵抗、耐鳥獣性を示す。また全体的に繊維密度が高まるため、長繊維不織布層の形状安定性や遮光性も向上する。一方、凹部は繊維が圧着されているため透水性は低くなるが、凸部は高透水性が維持されているため、長繊維不織布層全体としては優れた透水性を発揮する。この様に表面に凹凸を形成した長繊維不織布層は優れた透水性と遮光性を発揮すると共に、形状安定性や貫通抵抗にも優れている。
尚、凹部の占める割合(面積比率)が高まると、表面がプラスチック状になって、透水係数が低下すると共に、柔軟性が低下して破断し易くなり、取扱性や貫通抵抗が低下することがある。一方、凸部の占める割合が高まると、繊維が解け易くなり、また繊維密度が不十分になって形状安定性や貫通抵抗、遮光性が低下する。したがって長繊維不織布層表面に形成する凸部と凹部の面積比率は上記遮光性、貫通抵抗、透水性、形状安定性などの特性を考慮して好適範囲に設定するのがよい。
長繊維不織布層の目付量も上記特性に影響を及ぼす重大な要素であり、長繊維不織布層の目付量が少なすぎると、十分な遮光性や貫通抵抗が得られないことがある。したがって、目付量は好ましくは75g/m2以上、より好ましくは80g/m2以上とすることが望ましい。一方、目付量が多くなりすぎると、気化冷却シートの柔軟性が失われて取扱性が低下すると共に、凹凸形成による上記効果が十分に得られないことがある。したがって、目付量は好ましくは250g/m2以下、より好ましくは230g/m2以下、更に好ましくは200g/m2以下とすることが望ましい。
また長繊維不織布層を構成する繊維の繊度が小さすぎると、繊維が破断し易くなって十分な貫通抵抗や耐鳥獣性が得ら難くなると共に、破断によって遮光性も低下する。したがって長繊維は好ましくは1.0dtex(デシテックス)以上であることが望ましい。一方、繊維が太くなりすぎると、繊維間に隙間が生じ易いため、遮光性が低下することがある。したがって長繊維は好ましくは10dtex以下、より好ましくは7.0dtex以下、更に好ましくは6.0dtex以下とすることが望ましい。
長繊維不織布層の製造方法についても特に限定されず、上記特性を満足する様に製造すればよい。
例えばポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂を原料とし、スパンボンド法などを採用して所望の繊度の長繊維(連続フィラメント)を含むウエッブを得た後、長繊維不織布層表面に凹凸を形成する。凹部の繊維が圧着された状態にするには、表面に所望の形状の凹凸が形成されているローラーを用いてエンボス加工、カレンダーロール加工などの圧接加工を行なえばよい。この際、ローラーの凸部(即ち、不織布に凹部を形成する部分)の温度を高めて長繊維不織布に圧力をかければ、凹部の繊維を圧着できる。好ましくは繊維が切断しない程度に繊維同士を強固に接合(好ましくは繊維の一部の融着による結合)し得る条件で圧接加工(好ましくは熱エンボス加工)を施して、上記遮光性等の諸特性が得られる様に加工すればよい。尚、所望の目付量となる様にウエッブ形成時に適宜条件を変更すればよい。
ところで、凹凸は長繊維不織布層の一方の面(好ましくは短繊維不織布層を積層しない側の表面)に形成してもよいが、両面に凹凸を形成すれば、一方の面に凹凸を形成した場合よりも繊維密度が高まり、遮光性、貫通抵抗、耐鳥獣性、形状安定性といった諸特性を一層向上できるので望ましい。
本発明で用いる短繊維不織布層としては、吸水性繊維単独、吸水性繊維以外の繊維(非吸水性繊維)単独、或いは吸水性繊維と非吸水性繊維を組み合せて不織布としてもよい。吸水性繊維とは、天然繊維よりも高い吸水性を有する繊維であるが、気化冷却効果を高めるには、好ましくは10ml/g以上、より好ましくは50ml/g以上、更に好ましくは100ml/g以上の吸水性を示す繊維が望ましい。
この様な繊維としては、たとえばアクリル系の高吸水性繊維が挙げられる。一般的には東洋紡株式会社製の超高吸水性繊維(ランシールF)や鐘紡社製の超高吸水性繊維(ベルオアシス)として入手が可能である。短繊維不織布層を吸水性繊維のみ(100%)で構成すると、長時間に亘って温度上昇抑制効果を発揮できる。
また短繊維不織布層を吸水性繊維と非吸水性繊維で構成する場合の比率は特に限定されないが、吸水性繊維の比率が少なくなると、含水率が低下するため気化冷却効果も低下傾向を示す反面、吸水性繊維が水を吸収した際に生じる繊維径の膨張に伴って短繊維不織布層の透水係数の低下は抑制される。したがってグリーンベルトや植込みなど、育成すべき植物に水を供給する必要がある場合、短繊維不織布を構成する吸水性繊維の比率を抑えた気化冷却シートを使用すればよい。勿論、吸水性繊維単独で短繊維不織布層を構成する場合に吸水性能の低い繊維(例えば300ml/g以下)を使って繊維径の膨張を抑えることも可能である。
短繊維不織布層を構成する吸水性繊維と非吸水性繊維の好ましい割合は、5〜95質量%:95〜5質量%、より好ましくは30〜70質量%:70〜30質量%、更に好ましくは40〜50質量%:50〜40質量%である。
吸水性繊維と組み合せる非吸水性繊維としては、ポリエステル、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニルなどの各種熱可塑性繊維(短繊維);ウール、綿、麻等の天然繊維;レーヨン、ポリノジックなどの再生繊維などの各種繊維を用いることができる。尚、これら繊維は1種、或いは2種以上を吸水性繊維と組み合せて不織布としてもよい。これらの中でもポリエステル繊維は耐久性や価格の点で他の繊維よりも優れているから望ましい。
尚、非吸水性繊維単独で短繊維不織布層を構成する場合、気化冷却シートの吸水性を高めるために、長繊維不織布層と短繊維不織布層の間に吸水性樹脂(粉末、固形、テープ状、フィルム状など形態を問わない)を介在させたり、短繊維不織布層の中に吸水性樹脂を含ませることが望ましい。本発明では、長繊維不織布層と短繊維不織布層の間に熱融着性繊維を介在させているが、吸水性樹脂は長繊維不織布層と熱融着性繊維の間、および/または短繊維不織布層と熱融着性繊維の間のいずれであってもよい。
吸水性樹脂としては、上記の如く吸水性を示すものであればよく、例えばアクリル酸塩共重合体、ポリアクリル酸塩、ポリビニルアルコール架橋物、スチレン無水マレイン酸共重合体塩、ビニルアルコール無水マレイン酸反応物塩、ポリアクリル酸ポリビニルアルコール共重合体塩、イソブチレン無水マレイン酸塩、高吸水性ポリウレタン、高分子量ポリエチレンオキサイド、ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロール等を挙げることができる。勿論、吸水性不織布を用いて短繊維不織布層を構成する場合にも、上記の様に吸水性樹脂を長繊維不織布層と短繊維不織布層の間に介在させたり、短繊維不織布層内に吸水性樹脂を含ませてもよい。
吸水性樹脂を含ませる場合、好ましくは1質量%以上、より好ましくは15質量%、更に好ましくは30質量%以上であることが望ましく、好ましくは60質量%以下、より好ましくは50質量%以下、更に好ましくは45質量%以下であることが好ましい。吸水性樹脂の含有量についても上記吸水性繊維と同様の傾向が生じるので目的に応じて含有量を調整すればよい。
長繊維不織布層と短繊維不織布層の間に吸水性樹脂を含ませる方法は特に限定されず、例えば熱融着性繊維を何れかの不織布層に介在させた後、所望量の吸水性樹脂を添加し、更に他方の不織布を重ね合わせてから熱処理して一体化すればよい。勿論、吸水性樹脂を、透水性を有する任意の袋(例えば目付10g/m2程度の不織布の袋)に充填し、該袋を長繊維不織布層と短繊維不織布層の間に介在させてもよい。また短繊維不織布層内に吸水性樹脂を含ませる方法についても特に限定されず、例えば、ポリエチレン粉末と吸水性樹脂粉末の混合粉末を短繊維不織布層に添加した後、加熱することによって、該ポリエチレン粉末が接着剤の役割を果たし、短繊維不織布層に吸水性樹脂粉末を付着・保持できる。
短繊維不織布層の目付量が少ないと十分な厚みが得られず、地面に存在する石や窪みなどによる凹凸に起因する気化冷却シートの破損防止効果が低下する。したがって短繊維不織布層の目付量は80g/m2以上であることが好ましく、より好ましくは90g/m2以上、更に好ましくは100g/m2以上である。一方、目付量が多くなると、弾性が増して石などの突起物に対する貫通抵抗は向上するものの、施工時にもも毛などが生じ易くなって取扱性が低下すると共に、過剰性能となってコストパフォーマンスが低下する。したがって短繊維不織布層の目付量は1200g/m2以下であることが好ましく、より好ましくは1100g/m2以下、更に好ましくは1000g/m2以下である。この様な目付量の短繊維不織布層を使用することによって、石などの突起物や設置面の凹凸に起因する気化冷却シートの破損を抑制でき、しかも短繊維不織布層によって設置面との滑りも抑制される。
本発明の短繊維不織布層の製造方法は特に限定されない。例えば任意の短繊維を単独、又は2種以上組み合せたものを用いて均一な繊維ウエッブとすればよい。また該繊維ウエッブにニードルパンチ加工やウォータージェット加工などの物理的交絡処理を施し、繊維同士を交絡させて不織布としての一体性を高めることも有効である。尚、ニードルパンチ加工等の交絡処理に採用するニードル数等の交絡数は限定されず、所定の値とすればよい。
ところで、短繊維不織布層に上記長繊維不織布層で説明した様な圧接加工を施したり、短繊維の一部を溶融させて繊維同士を結合すると、短繊維不織布層の柔軟性や弾力性が低下し、気化冷却シートが破損し易くなったり、或いは短繊維同士の結合度合が高まることで透水性が低下したり、設置面で気化冷却シートが滑りやすくなることがある。
本発明では、長繊維不織布層と短繊維不織布層を熱融着性繊維の特質を利用して一体化することによって、ニードルパンチ加工の様な物理的交絡処理を施して一体化した場合に生じる遮光性や貫通抵抗等の低下を抑えている。
特に熱融着性繊維は、点状および/または線状で存在していることが望ましい。即ち、長繊維不織布層と短繊維不織布層の層間耐剥離性を高めるには、熱融着性樹脂を用いた孔のないフィルム状シート(以下、熱融着性シートということがある)を介在させるなどして該不織布全面を接着することも可能であるが、該接着によって繊維同士が固定されてしまうために、接着部分の割合を高めると柔軟性が低下する。また熱融着性シートを用いると、熱融着性シートの溶融によって繊維間の隙間が減少し、透水性不足になることもある。同様に液状の接着剤や両面テープの様な粘着フィルムを用いると、一体性は高まるものの、やはり繊維同士が固定化されて柔軟性が阻害されたり、透水性が低下してしまう。
本発明において「熱融着性繊維が点状および/または線状で存在する」とは、長繊維不織布層と短繊維不織布層の積層面において該熱融着性繊維の塊(点状)や繊維(線状)が存在していることを意味しており、これによって接着部分と非接着部分が形成される。尚、熱融着性繊維が点状、或いは線状で存在していればよく、また該熱融着性繊維の全てが接着している必要はなく、例えば線状で熱融着性繊維が存在している場合、該線状繊維に接着部分と非接着部分が共存していてもよい。この様に熱融着性繊維を点状および/または線状で存在させることによって、接着部分で一体性を高めつつ、非接着部分で透水性や柔軟性を確保できる。この様に熱融着性繊維を点状および/または線状で存在させるには、熱融着性繊維を用いた網状シートの様に厚み方向に透孔を有するシート(以下、熱融着性網状シートということがある。)を介在させて長繊維不織布層1と短繊維不織布層2を熱圧着すれば、接着部分と非接着部分ができて気化冷却シートとしての一体性(耐剥離性)を高めて形状安定性が確保でき、且つ優れた透水性、柔軟性、貫通抵抗も発揮する。
この際用いる熱融着性繊維とは、熱を加えると繊維の一部が溶けて周囲の繊維(長繊維、短繊維)と融着する性質を有するものをいい、例えば低融点ポリエステル、低融点ポリエチレン、低融点ナイロン、低融点ポリプロピレン等の各種低融点繊維が例示される。また熱融着性繊維の融点は長繊維の融点、及び短繊維の融点よりも低いことが望ましい。長繊維や短繊維の融点よりも高いと、該熱融着性繊維が溶融するまでに長繊維や短繊維が溶融し、これら繊維同士が融着して柔軟性や透水性が失われるなど、不織布の性質が変わってしまうからである。熱融着性繊維は長繊維や短繊維の性質に応じて適宜決定すればよいが、熱融着性繊維の融点は好ましくは200℃以下、より好ましくは190℃以下、更に好ましくは180℃以下とすることが望ましい。一方、熱融着性繊維の融点が低すぎると、使用環境によっては熱融着性繊維が再溶融してしまい、気化冷却シートの一体性が低下する恐れがある。したがって使用時に熱融着性繊維が溶融しない融点を有する繊維が望ましく、好ましくは80℃以上、より好ましくは90℃以上、更に好ましくは100℃以上の融点を有する熱融着性繊維が望ましい。
熱融着性繊維を用いた網状シート(熱融着性網状シート)も、シート厚み方向に多数の孔(熱融着性繊維が存在しない部分)があるシートであればいずれも用いることができ、具体的には、くもの巣状(ウエッブ状)が例示される。この様な網状シートは例えば、製造時に繊維をネット状やウエッブ状に集積させたものでもよい。また長繊維不織布層と短繊維不織布層の剥離を防止して一体性を維持すると共に、全面に均一な透水性を付与するには、シート全面に略均一に孔(熱融着性繊維の存在しない部分)部分と熱融着性繊維部分があることが望ましい。尚、熱融着性繊維の構造は、芯鞘型、サイドバイサイド型などの多成分系の繊維を用いてもよいが、耐剥離性を高めるには単一成分の熱融着性繊維を用いることが望ましい。
また上記の様な網状シートを用いる場合、耐剥離性を高めて気化冷却シートの一体性を維持するには、該シートの目付量は7g/m2以上であることが好ましく、より好ましくは10g/m2以上、更に好ましくは15g/m2以上であることが望ましい。一方、目付量が多くなると耐剥離性は高まるものの、透水性が低下すると共に、気化冷却シートの柔軟性も低下することから、好ましくは120g/m2以下、より好ましくは110g/m2以下、更に好ましくは100g/m2以下とすることが望ましい。
本発明の気化冷却シートは、長繊維不織布層、熱融着性繊維、短繊維不織布層の順番で積層させた後、加熱ローラーなどで熱処理を施すことによって熱融着性繊維の少なくとも一部を溶融させて長繊維や短繊維と融着させることによって得ることができる。
尚、本発明の気化冷却シートには必要に応じて着色剤、耐光剤、難燃剤、抗菌剤、防虫剤、芳香剤、染色剤などの任意の添加剤を含ませてもよく、例えば繊維原料中に予め添加したり、或いは長・短繊維不織布層や気化冷却シートに含ませてもよい。
以下、本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明の気化冷却シートは下記実施例に限定されるものではない。
実施例に用いた各試料を下記の方法で製造した。
試料1
下記の長繊維不織布層と、下記熱融着性網状シート、及び短繊維不織布層を積層して3層構造とした後、加熱ローラー(ローラー温度:140℃、速度5.5m/min)で熱圧着して図1に示す様な気化冷却シート(試料1)を作成した。
長繊維不織布層:
ポリエチレンテレフタレート(グリーン原着)樹脂を原料としてスパンボンド法により、繊度2.4デシテックスを有する繊維層(ウエッブ)を作成した。この繊維層にエンボスカレンダー加工を行なって表面に凹凸の形成された長繊維不織布層(目付量:130g/m2、厚さ:0.6mm)を作成した(尚、凹部の繊維は圧着されている)。
短繊維不織布層:
・高吸水性繊維A(東洋紡績株式会社製:ランシールFK)(平均繊度:5.6デシテックス、繊維長:51mm)70質量%
・ポリエチレンテレフタレート繊維B(平均繊度:7.8デシテックス、繊維長:64mm)30質量%
上記繊維A,Bを用いてウエッブを形成した後、ニードルパンチ加工(針深度:9mm、打込み本数300本/cm2)を施して短繊維不織布層(目付量:130g/m2、厚さ:0.7mm)を得た。
熱融着性網状シート:
低融点ポリエステル繊維(熱融着性繊維)を用いて網状シート(目付量:20g/m2、融点:120℃、編形状:ウエッブ状)を作成した。
試料2
短繊維不織布層の高吸水性繊維Aを25質量%、繊維Bを75質量%とした以外は、上記試料1と同様にして試料2を作成した。
試料3
試料1において作成した長繊維不織布層を試料3とした。
試料4
長繊維不織布層:試料1と同じ
短繊維不織布層:
・ポリエチレンテレフタレート繊維A(平均繊度:3.3デシテックス、繊維長:51mm)50質量%
・ポリエチレンテレフタレート繊維B(平均繊度:7.8デシテックス、繊維長:64mm)40質量%
・ポリエチレンテレフタレート繊維C(黒原着、平均繊度:3.3デシテックス、繊維長51mm)10質量%
上記繊維A,B,Cを用いてウエッブを形成した後、ニードルパンチ加工(針深度:9mm、打込み本数300本/cm2)を施して短繊維不織布層(目付量:80g/m2、厚さ:0.6mm)を得た。
熱融着性網状シート:試料1と同じ
試料5
短繊維不織布層の目付量を230g/m2とした以外は、試料4と同様にして試料5を作成した。
上記各試料を以下の評価基準に基づいて評価した。
単位面積あたりの目付量(質量):
JIS L1906の5.2に記載の方法に基づいて測定した。
厚み:
JIS L1906の5.1に記載の方法に基づいて測定した。
貫通抵抗:
貫通抵抗測定用シートクランプ治具(サンプルサイズ直径80mm)にデジタル圧力計[アイコーエンジニアリング(株)製]に針太さ(針規格JIS B9076)、針深度×17(23番)、DP×17(23番)、楕円1×17(23番)楕円1.6×1.3をセットしてサンプルの短繊維層からスパンボンド層へ貫通させ、貫通時の圧力を測定した。尚、各サンプルについて3回測定して平均値を採用した。
遮光性:
JIS L1055.6Aに記載の方法に基づいて遮光性を測定した。
透水係数:
JIS A1218の3.1(1)に記載の方法に基づいて長繊維不織布層の透水係数を測定した。
取扱性:
防草シートを敷工する時の引き回しと、設置面(コンクリート)とのなじみによる敷工作業の容易性を評価した。評価基準を以下に示す。
○:敷行時の引き回しに何の問題もなく、また設置面とのなじみも非常によい。
△:引き回しにやや難がある、および/またはなじみにやや難(浮箇所が少ない)があり、実用上許容されないことがある。
×:引き回しが困難、および/またはなじみに難(浮箇所が多い)があり、実用上許容されない。
防草性能:
各試料シート(幅2.2m×長さ35m)を屋外の土上に設置し、1年間放置した後、シート上の雑草の有無を調べた。尚、防草シートを設置しない場所には、スギナ、ハナクサビ、チチコクサモドキ、イヌムギ、カタバミ、セイタカアワダチソウなどの雑草が無数に生えていた。
○:試料シート上に雑草が全く存在しない。
△:1〜3本の雑草が試料シートを貫通して成長している。
×:4本以上の雑草が試料シートを貫通して生長している。
気化冷却性:
各試料(30cm×30cm)を水槽に浸漬して吸水させた後、5分間試料を吊り下げて水切りしてから初期含水率を測定した。
初期含水率(%)=(含水試料重量−乾燥試料重量)/乾燥試料重量×100
各試料をビル屋上(コンクリート上)の日向に設置し、該試料中央に熱伝対型温度計を設置して9時〜17時までの温度変化を測定した。また9時から2時間毎に各試料の含水率を測定した。尚、測定時の平均気温は26.1℃、最高気温は30.8℃であった。
試験結果を表1に示す。
Figure 2005125571
本発明に係る気化冷却シートの断面概略図
符号の説明
1 長繊維不織布層
2 短繊維不織布層
3 熱融着性繊維
4 気化冷却シート

Claims (9)

  1. 長繊維不織布層と短繊維不織布層の少なくとも一部を熱融着性繊維で接着して積層してなる複合不織布からなり、前記短繊維不織布層には吸水性繊維が含まれていることを特徴とする気化冷却シート。
  2. 長繊維不織布層と短繊維不織布層の少なくとも一部を熱融着性繊維で接着して積層してなる複合不織布からなり、前記長繊維不織布層と前記短繊維不織布層の間、および/または短繊維不織布層に吸水性樹脂が含まれていることを特徴とする気化冷却シート。
  3. 前記短繊維不織布層内の吸水性繊維含量が5〜100質量%である請求項1または2に記載の気化冷却シート。
  4. 前記複合不織布内の吸水性樹脂含量が1〜60質量%である請求項2または3に記載の気化冷却シート。
  5. 前記長繊維不織布層の表面には連続的に凹凸が形成されており、且つ該凹部で繊維が圧着されている請求項1〜4のいずれかに記載の気化冷却シート。
  6. 前記積層不織布の光遮断率(JIS L1055.6Aに基づく)が90%以上であって、且つ貫通抵抗が1.0N以上である請求項1〜5のいずれかに記載の気化冷却シート。
  7. 前記長繊維不織布層の繊度が1.0〜10デシテックスであって、且つ目付量が75〜250g/m2である請求項1〜6のいずれかに記載の気化冷却シート。
  8. 前記短繊維不織布層の目付量が80〜1200g/m2である請求項1〜7のいずれかに記載の気化冷却シート。
  9. 前記長繊維不織布層と前記短繊維不織布層の間に前記熱融着性繊維が点状および/または線状で存在する請求項1〜8のいずれかに記載の気化冷却シート。
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