JP5680869B2 - 建材用シート材料 - Google Patents

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本発明は、金属膜材と不織布とが一体化されてなる建材用シート材料に関する。
従来、木造住宅の屋根や外壁には雨水の進入を防ぐために、防水性のシートが使用されていた。しかし、住宅の高気密化や高断熱化が進み、住宅内で発生した湿気が屋根や壁の内部に滞留し結露を起こして木材を腐食させ、住宅を傷める原因となることがあり、建造物外部からの雨水の浸入を防止する防水性と屋根や壁の内部に侵入した湿気を外部へ排出する透湿性の両立が求められ、透湿・防水シートとして、例えば、空隙の小さい不織布や微多孔フィルムが使用されている。
一方、近年では、住宅の遮熱性を向上させた、より快適な住宅が望まれており、建材用シート材料の表面に、アルミ箔やアルミ蒸着フィルムを積層したり、アルミ箔片や金属ラメを付着させて、日射熱等の近赤外線の進入を抑制した建材用シート材料も使用されている。
このような建材用シート材料としては、例えば、特許文献1〜3に記載されたシートがある。特許文献1には、穴をあけたアルミ単体またはアルミ蒸着フィルムと不織布単体あるいはこれらに樹脂割布織布を積層したシートを積層してなるシートであり、アルミ層と不織布との間に低融点樹脂層を設けて釘打ち部からの漏水を防止することを提案している。
また、特許文献2には、金属蒸着膜又は金属箔等の熱反射性膜を形成したプラスチックフィルムと不織布などの添着シートを一体化し、プラスチックシートに微細な通孔を多数形成した建材用シート材料が提案されている。
また、特許文献3には、金属蒸着層の表面に遮光粒子が混合された熱可塑性樹脂層を設けることで、赤外線反射率を減少させることなく、可視光線反射率のみを低減させて、作業者の眩輝による羞明感を抑制した遮熱透湿防水シートが提案されている。
また、特許文献4には、多数の微少の孔が穿孔された表層アルミ箔シート/外側多孔性ポリオレフィンフィルム層/内側多孔性ポリオレフィンフィルム層/膨潤層を有する基材不織布の積層構造を有する建材用防水シートが提案されている。
また、特許文献5には、遮熱性を有する粉末を含有した発泡性樹脂層/不織布/透湿防水フィルム/膨潤層/不織布の積層構造を有する建材用遮熱性透湿防水シートが提案されている。
特開平08−193390号公報 実開昭61−173609号公報 特開2010−043450号公報 特開2009−275415号公報 特開2010−043496号公報
しかし、特許文献1に開示された複合シートのように、穴をあけたアルミ単体またはアルミ蒸着フィルムと不織布とを接着材を介して一体化させてなる建材用シート材料は、接着工程において、接着材が不織布表面の空隙を塞いでしまい、あるいは、金属膜材の微細通孔を塞いでしまい、透湿性が低くなるという問題があった。
また、特許文献2に開示された建材用シート材料のように、熱反射性膜と不織布とを一体化した後に、加熱したニードルを熱反射性膜側から不織布の中間部まで挿入して通孔を設けてなる建材用シート材料は、ニードルを引抜く際に加熱されたニードルによって軟化された接着剤が不織布表面の空隙を塞いでしまい、あるいは、熱反射性膜側の通孔を接着材が塞いでしまい、透湿性が低くなるという問題があった。さらにこの方法の場合には、不織布の中間部までニードルを挿入していることに起因して、防水性と引張強力が低下するという問題もあった。
そして、特許文献3〜5に開示されたような防水性及び透湿性を得る層として多孔性フィルムを用いたものは、多孔性フィルムの透湿性が低いことに起因して、充分な透湿性を得ることができないものであった。加えて、特許文献4に開示された建材用防水シートは、アルミ箔シートと多孔性フィルムとを積層しているため、この層間の一体化に接着材を用いた場合には、アルミ箔シートの微少の孔を接着材が塞いでしまい、或いは、この層間の一体化を熱圧着で行った場合には、多孔性フィルムの孔が潰れてしまい、さらに透湿性が得られないものであった。そして、特許文献5に開示された建材用遮熱性透湿防水シートは、不織布の上面に遮熱性を有する粉末を含有した発泡性樹脂層を設けているため、発泡性樹脂層を構成する樹脂が不織布の空隙を塞いでしまい、さらに透湿性が得られないものであった。
本発明は、上記問題を解決し、不織布表面の空隙及び金属膜材の孔が塞がれ難い構成を提案し、遮熱性及び防水性を有し、非常に優れた透湿性を有する建材用シート材料を提供する。
即ち、本発明の建材用シート材料は、金属膜材と不織布とが接着材を介して一体化されてなる建材用シート材料であって、前記金属膜材は、直径100μmφ〜2000μmφの孔を有しており、前記不織布は、少なくとも一方の表面に凹凸面を有しており、前記金属膜材は、前記不織布の凹凸面側と一体化されてなることを特徴とする。
本発明の建材用シート材料は、遮熱性、防水性、及び透湿性を有する。特に、不織布の少なくとも一方の表面に凹凸を有しており、不織布の凹凸面と金属膜材が一体化されているため、透湿性に優れる。
本発明の形態を示す斜視図である。 本発明の他の形態を示す斜視図である。 実施例1の断面を走査型電子顕微鏡で25倍に拡大した写真である。
本発明の建材用シート材料は、金属膜材と不織布とが接着材を介して一体化されてなる建材用シート材料であって、前記金属膜材は、直径100μmφ〜2000μmφの孔を有しており、前記不織布は、少なくとも一方の表面に凹凸面を有しており、前記金属膜材は、前記不織布の凹凸面側と一体化されてなる。そして、本発明の建材用シート材料は、不織布の少なくとも一方の表面に凹凸を有しており、不織布の凹凸面と金属膜材が一体化されているため、不織布の凹部の側面や底面において、接着材による目詰まりが少なく、透湿性に優れる。また、金属膜材を有することに起因して、遮熱性も得ることができる。
本発明で使用される金属膜材は、金属を含む膜材料であれば特に限定されないが、金属膜材の引張強度と柔軟性の観点から、金属箔又は金属蒸着フィルムであることが好ましく、中でも金属蒸着フィルムであることがより好ましい。ここで、金属箔とは、金属を薄紙状に圧延又は打ち伸ばしたものをいい、金属箔を後述の基材フィルムと一体化したものも含む。また、金属蒸着フィルムは、合成樹脂等からなる基材フィルムに金属を真空蒸着させた複合フィルムである。
金属蒸着フィルムは、例えば、5×10-3Pa程度の雰囲気中で金属材料を融点以上の温度に加熱して、金属を蒸気にして飛散させ、この蒸気中に冷却状態の基材フィルムをさらすことにより、金属の蒸気が基材フィルムの表面に付着して凝固して得ることができる。
基材フィルムを構成する材料は、特に限定されないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリフェニレンサルファイド、及びポリ塩化ビニルからなる群から選ばれる1又は2以上の混合材料からなる高分子材料が好適に利用できる。
金属膜材を構成する金属材料は、特に限定されないが、例えば、金、銀、銅、鉄、スズ、亜鉛、及びアルミニウムの群から選ばれる1又は2以上の合金または混合材料が挙げられる。上記金属材料は、展性及び延性の観点から好適に利用できる。中でも、アルミニウムは、遮熱性とコストの観点から特に好ましく用いることができる。
金属膜材の厚みは、特に限定されないが、例えば、1μm〜300μmあってよく、金属膜材の柔軟性の観点から3μm〜100μmであることが好ましく、5μm〜40μmであることがより好ましい。かかる厚みであると、不織布との接着工程において、加工しやすい。なお、金属膜材が金属蒸着フィルムである場合、金属膜材の厚みは、金属蒸着層と基材フィルムの厚みの合計である。
金属膜材は、直径100μmφ〜2000μmφの孔を有する。孔の大きさが、上記範囲であると、水滴を通し難く、水蒸気は通し易い。この効果をより顕著に得る観点から、金属膜材は直径150μmφ〜1500μmφの孔を有することが好ましく、直径200μmφ〜1000μmφの孔を有することがより好ましい。なお、孔形状が円形以外の場合には、孔の直径は孔の大きさと同等の面積を有する円に換算して求める。
金属膜材の孔数は、50000個/m2〜1000000個/m2であることが好ましく、100000個/m2〜800000個/m2であることがより好ましく、150000個/m2〜600000個/m2であることがさらに好ましい。孔数が50000個/m2以上であると、接着剤によって、複数存在する孔のうち、一部の孔が完全に又は部分的に塞がれた場合でも、他の孔により、必要とする透湿度や通気度を得ることができる。また、孔数が1000000個/m2以下であると、不織布と金属膜材の接着面積が十分にあり、剥離し難い。
金属膜材は、その表面が防滑性を有する金属膜材であることが好ましい。表面に防滑性を有する金属膜材は、例えば、金属膜材の表面に凹凸又は突起を有する構成や、金属膜材の表面に防滑性を有する樹脂からなる層を有する構成が挙げられる。かかる構成であると、建材用シート材料と他のシート又は建材用シート材料同士の一部あるいは全部を重ねて用いる場合、もしくは人が建材用シート材料上に乗って作業を行う場合に、滑り難く、施工作業が安全かつ容易になる。
金属膜材の表面に防滑性を付与する方法は、例えば、金属膜材の表面をヤスリ等で擦り、多数の微細傷を付ける方法、金属膜材の表面を凹凸ロールで押圧処理する方法や、金属膜材に孔を設ける際に、ニードルで金属膜材を突き刺し、突き刺し跡が突出した面を金属膜材の表面として利用する方法、防滑性を有する樹脂等を金属膜材の表面に塗布する方法、防滑性を有する粒子等を樹脂等に混合して金属膜材の表面に塗布する方法などが挙げられる。
また、金属膜材は、その表面に金属膜材の劣化を抑制するための保護層を設けても良い。保護層は、例えば、金属膜材の表面にフィルムを積層した構成や樹脂等を塗布した構成であってよい。かかる構成であると、金属膜材に傷などが付き難く、酸化などの化学的劣化も抑制することができる。
本発明で用いる不織布は、少なくとも一方の表面に凹凸面を有する。凹凸は、不織布の一方の表面のみ存在してよく、又は、不織布の表裏両面に存在してよい。また、本発明でいう凹凸は、凹部及び凸部、或いは、凹部又は凸部の一方のみで形成されてよい。
凹凸面における凹部の割合は、不織布表面から見て、1%〜70%であることが好ましく、5%〜50%であることがより好ましく、10%〜30%であることがさらに好ましい。凹部の割合が1%以上であると、接着材による目詰まりを抑えることができる。また、凹部の割合が70%以下であると、金属膜材と不織布との接着が容易になり、かつ剥離しにくい構成となる。より好ましい範囲では、これらの効果を顕著に得ることができる。なお、本発明でいう凹凸面における凹部の割合とは、不織布表面の総面積に対する不織布表面における凹部の総面積である。
凹凸は、凸部と凹部の高低差が30μm〜500μmであることが好ましい。より好ましくは、凸部と凹部の高低差が50μm〜300μmである。凸部と凹部の高低差が30μm以上あると、接着材による目詰まりが発生しにくい。また、凸部と凹部の高低差が500μm以下あると、凹部と金属膜材の間の空隙に、湿気に起因する水滴が溜まることが少ない。
凹凸は、後述する接着材の厚みよりも大きい高低差を有することが好ましく、接着材の厚みの2倍よりも大きい高低差を有することがより好ましい。かかる構成とすることで、特に接着材による目詰まりが発生しにくい。
凸部と凹部の高低差は、建材シートの断面から見て、金属膜材と不織布が接している部分から、不織布の凹部の底面までの距離をいう。凹凸は、例えば、建材シートの断面を、電子顕微鏡を用いて20〜1000倍に拡大することにより、観察することができる。
金属膜材は、不織布の凸部と接着してなることが好ましい。かかる構成であると、凹部に起因して空隙部ができ、接着材による目詰まりが発生しにくい。
不織布が有する凹凸は、不織布を表面からみて、凸部が連続しており、凹部が独立していることが好ましい。凸部が連続していると、金属膜材との接着面が連続することに起因して、金属膜材と不織布とが剥離し難くなる。
凹部が独立している構成である場合、凹部は不織布表面からみて、0.1mm2〜10mm2の面積であることが好ましく、0.3mm2〜5mm2の面積であることがより好ましい。かかる構成であると、凹部と金属膜材の孔が同位置に位置しやすくなる。
凹部の面積は、例えば、建材シートにおいて、金属膜材と不織布とを剥離させ、不織布の表面を光学顕微鏡又は電子顕微鏡を用いて5〜1000倍に拡大することにより、観察することができる。なお、上記方法で観察することが困難である場合には、建材シートの断面を切断方向を45度づつ変更しながら、4点について電子顕微鏡を用いて10〜1000倍に拡大し、各断面における凹部の長辺を測定して、八角形として面積を求めることもできる。
不織布の表面に凹凸面を形成する手段は、特に限定されないが、例えば、熱プレスやエンボスロールでの加熱圧着加工、又は、シリンダーやパターンネットの上に不織布を載置し液体を噴射する方法、或いは、開口不織布と他の不織布とを積層することにより得られる。中でも、規則的な凹凸面を不織布表面に形成できる観点から、凹凸面は熱プレス、又はエンボスロールでの加熱圧着加工により形成されてなることが好ましい。
凹部の底面は、不織布を構成する繊維が溶融し、フィルム化していることが好ましい。凹部の底面がフィルム化していると、不織布の引張強度が高くなることに起因して、建材シートの引張強力が高くなる。凹部の底面を構成する繊維を溶融し、フィルム化させる方法としては、例えば、熱プレス、エンボスロールでの加熱圧着加工が挙げられる。かかる構成にすることにより、不織布の透湿度や通気度を調整することが容易になる。
本発明で使用される不織布は、単層不織布又は単層不織布が2以上積層されてなる積層不織布であってよい。なかでも、不織布は、積層不織布であることが好ましい。積層不織布は、異種の不織布が積層されていてもよく、又は、同種の不織布が積層されていてもよい。不織布が積層不織布であると、所望の引張強力を得やすく、また、透湿度を調整しやすい。
本発明で使用される不織布は、公知の不織布を用いることができ、例えば、水流交絡不織布、ニードルパンチ不織布、エアレイド不織布、メルトブローン不織布、スパンボンド不織布であってよい。なかでも、不織布表面に凹凸を形成しやい観点から、不織布はスパンボンド不織布/メルトブローン不織布/スパンボンド不織布の3層積層不織布であることが好ましい。
不織布の目付は、特に限定されないが、所望の透湿性及び防水性を得る観点から、好ましくは、50〜300g/m2であり、より好ましくは、100〜200g/m2である。不織布の目付が300g/m2以下であると、建材シートが重くなり過ぎることがなく、搬送や施工の際に取り扱いやすい。
不織布を構成する材料は、特に限定されないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリブテン、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、エチレン−アクリル酸コポリマー、エチレン−ビニルアルコールコポリマー、エチレン−プロピレンコポリマー等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ乳酸等のポリエステル、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミドなどの高分子材料の中から、1又は2以上を選択して用いることができる。
不織布を構成する繊維の繊維径は、特に限定されないが、例えば、0.01μm〜20μmであってよい。かかる構成であると、所望の透湿性を得やすい。
なお、本発明の不織布は、透湿性および防水性を有することが好ましい。また、本発明の建材用シート材料は、透湿性および防水性を有する層として微多孔質フィルムを利用せずに構成されることが好ましい。微多孔質フィルムを用いると透湿性が著しく低下する場合があるためである。
本発明の不織布は、例えば、透湿度が3000g/m2・24h〜15000g/m2・24hの不織布を好ましく用いることができる。かかる範囲の透湿度の不織布を用いると、建材用シート材料として優れた透湿度を得ることができる。この効果を特に顕著に得る観点から透湿度は5000g/m2・24h〜12000g/m2・24hであることがより好ましい。
本発明は、金属膜材と不織布とが接着材を介して一体化されてなる。接着材は、金属膜材と不織布とを一体化できるものであれば、特に限定されないが、ホットメルト接着材であることが好ましい。
接着材は、例えば、ポリエチレン、ポリビニルアルコール、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体、及びイソブチレン−無水マレイン酸共重合体の中から1又は2以上を選択して用いることができる。
接着材の形態は、特に限定されず、例えば、シート状、フィルム状、又はエマルジョン、ディスパージョン等の液体状であってよい。なかでも、不織布表面の凹部において接着材による目詰まりを発生し難くする観点から、接着材はシート状又はフィルム状であることが好ましく、製造工程を容易にする観点から、押出ラミネート機を用いて樹脂を押出ながらシート状の接着材を押出しながら利用することがより好ましい。
接着材がシート状である場合、接着材の厚みは5μm〜50μmであることが好ましく、7μm〜30μmであることがより好ましい。接着材の厚みが5μm以上であると、接着力に優れ、50μm以下であると、接着材が金属膜材の孔を塞ぐことが少ない。
また、本発明は、前記建材用シート材料と太さが0.1mm〜10mmの複数の連続フィラメントが不規則に交差してなる立体網状体とが一体化されてなる建材用複合材料(以下、単に建材用複合材料ともいう)であってよい。かかる構成であると、不織布及び金属膜材を通過した湿気が、立体網状体部で三次元いずれの方向にも通気可能となる。また、立体網状体層は施工時には、防滑層としても機能する。
建材用シート材料と立体網状体との一体化は、熱接着されていてもよく、他の接着剤により接着されていてもよい。中でも、立体網状体を構成する連続フィラメントの一部は、建材用シート材料のいずれかの面に熱接着することにより一体化されていることが好ましい。かかる構成であると、適度な剥離強力を有し、建材用複合材料の上に人が載って施工する際に、建材用シート材料と立体網状体とが剥離し難く施工し易く、継ぎ合わせ部を形成する際に、立体網状体を剥離させ、切り取ることができる。
立体網状体は、建材用シート材料の少なくとも一方の表面に一体化されてなる。好ましくは、立体網状体が建材用シート材料の金属膜材の面と一体化されてなる。かかる構成であると、日射熱等の近赤外線により温められた空気を効率よく通気させることができる。また、立体網状体は、建材用シート材料の両面に一体化されていてもよい。
立体網状体を構成する連続フィラメントの太さ(直径)は、0.1mm〜10mmである。網状体のフィラメントの太さはノギスを用いて測定される。フィラメントの太さは、好ましくは0.2mm〜5mmであり、最も好ましくは0.3mm〜3mmである。太さが0.1mmを以上であると、コシのあるフィラメントとなり、ヘタリの少ない立体網状体となる。太さが10mmを以下であると、立体網状体内部の空隙部が多くなり、優れた通気性を得ることができる。また、連続フィラメントは、その交差点のうち、少なくとも一部の交差点において、連続フィラメント同士は互いに接着していることが好ましい。かかる構成であると、立体網状体の強度を向上する。
立体網状体の厚みは、5mm〜30mmであることが好ましい。立体網状体の厚みが5mm以上であると、空気や湿気などを良好に通気させることができ、自然換気が十分に行われる。また、立体網状体の厚みが30mm以下であると、空気や湿気などが滞留し難くなる。かかる効果をより顕著に得る観点から、立体網状体の厚みは、8mm〜25mmであることがより好ましく、10mm〜20mmであることがさらに好ましい。
立体網状体は、突起が互いに独立していることが好ましい。突起が互いに独立しているとは、突起が他の突起と連なっておらず、上からみたときに、1つの突起が点または閉じた輪郭を形成していることをいう。このような形状であれば、その上に加わった力を均一に分散させやすく、破損しにくい。独立した突起は、錘状形であることが好ましい。さらに、建材用複合材料は、立体網状体の互いに独立した突起部と建材用シート材料とが一体化された構成であることがより好ましい。かかる構成であると、立体網状体と建材用シート材料との接着面が透湿性を阻害することが少なく、特に透湿性に優れる。
連続フィラメントは、溶融紡糸可能な樹脂から構成されていれば、その材料は特に限定されず、オレフィン樹脂(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、プロピレン共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体)、ポリエステル系樹脂(例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート)、ポリアミド系樹脂(例えば、ナイロン6、ナイロン66)、およびエンジニアプラスチック系樹脂(例えば、ポリカーボネート、ポリアセタール)のいずれであってもよい。中でも、適度な弾力性が得られる観点から連続フィラメントはポリプロピレンを50質量%〜100質量%含むことが好ましい。
また、連続フィラメントは、添加剤を含んでよい。添加剤は、例えば、カーボンブラック等の着色剤やヒンダードアミン系、アンチモン系、リン系等の難燃剤、ピレスロイド等の防虫忌避剤である。
本発明の建材用シート材料の製造方法について、一例を挙げて説明する。
まず、金属膜材と少なくとも一方の表面に凹凸面を有する不織布を準備する。次に、不織布と金属膜材の間に接着材を配し、熱ロール等で圧着し、接着一体化して、建材用シート材料を製造することができる。詳細には、金属膜材の上に、フィルム状の接着材を搬送する、液状の接着材を金属膜材の表面にナイフコーター又はロールコーター等の塗工機を用いて所定の厚みとなるように接着材を塗布する、又は、押出ラミネート機を用いてシート状の接着材を押出して接着材層を形成する。その後、ニードルを用いて金属膜材と接着材とからなる積層中間体に孔を設ける。なお、金属膜材として、孔を有する金属膜材を準備した場合には、孔を設ける工程は不要である。そして、さらにその上に不織布を搬送し、金属膜材/接着材/不織布からなる積層体を熱圧着することにより本発明の建材用シート材料を製造することができる。
建材用複合材料の製造方法について、一例を挙げて説明する。
まず、樹脂を溶融紡糸し、ノズルから吐出させたフィラメントを、平板状又は突設部を有する移動中の搬送体上に集積する。次に、搬送体の上に集積されたフィラメント状樹脂が溶融または軟化している間に、上述の方法で製造した建材用シート材料を積層して、フィラメントにより、建材用シート材料と網状体を接着させる。なお、接着は、マングルロール等で荷重を加え、また荷重の量を調整することにより、所望の接着強度が得られるように実施するとよい。
本発明はまた、野地板と瓦等の屋根仕上げ材との間に、建材用シート材料が配置されてなる屋根構造を提供する。あるいは、野地板と瓦等の屋根仕上げ材との間に、建材用シート材料と上述の立体網状体とが配置されてなる屋根構造を提供する。この屋根構造は、野地板と瓦等の屋根仕上げ材との間に、透湿防水層となる不織布層が配置され、遮熱層となる金属膜材が配置されてなる。さらに通気層となる立体網状体が配置されてよい。本発明の屋根構造は、屋根内部に侵入した湿気を外部へ排出すると共に、建造物外部からの雨水の浸入を防止し、日射熱等の近赤外線の進入を抑制することができる。また、瓦等の屋根仕上げ材の下の通気性が良くなり、湿気を滞留することなく、住宅の耐久性が向上するとともに、室内の環境が良好となる。
(実施例1)
不織布として、目付が160g/m2の3層積層不織布(商品名:SMS160W、クラレ製)を用意した。この3層積層不織布は、スパンボンド不織布/メルトブローン不織布/スパンボンド不織布の3層構造であって、表裏面には、それぞれ、凸部が連続しており凹部が独立しており、凸部と凹部の高低差が200μmであり、不織布表面からみて、0.9mm2の面積の凹部を有する凹凸が形成されている。なお、不織布表面における凹部の割合は16%である。
金属膜材として、厚さ12μmのアルミ蒸着フィルムを用意した。このアルミ蒸着フィルムは、ポリエチレンテレフタレートからなる基材フィルムにアルミを蒸着したフィルムである。
アルミ蒸着フィルムの上に、接着材としてポリエチレン樹脂を押出ラミネート機を用いて厚さ20μmとなるように押出してアルミ蒸着フィルムとシート状の接着材とからなる積層中間体を形成した。次に、この積層中間体にニードルを差し込み、孔を設けた。そして、孔を設けた積層中間体の接着材層側に不織布を搬送し、熱ロールを用いて熱圧着を行い、アルミ蒸着フィルム/接着材/不織布からなる建材用シート材料を得た。
実施例1で得た建材用シート材料の断面及び表面を走査型電子顕微鏡を用いて、25〜300倍に拡大して観察したところ、実施例1の表面に設けられたアルミ蒸着フィルムは、直径400μmφの孔を孔数170000個/m2有していた。
(実施例2)
アルミ蒸着フィルムに孔を設けるためのニードルの直径及び間隔を変更した以外は、実施例1の製造方法と同様にして建材用シート材料を得た。なお、実施例2の表面に設けられたアルミ蒸着フィルムは、直径250μmφの孔を孔数440000個/m2有していた。
(比較例1)
アルミ蒸着フィルムに孔を設けるためのニードルの直径を変更した以外は、実施例1の製造方法と同様にして建材用シート材料を得た。なお、比較例1の表面に設けられたアルミ蒸着フィルムは、直径80μmφの孔を孔数170000個/m2有していた。
(比較例2)
アルミ蒸着フィルムに孔を設けるためのニードルの直径及び間隔を変更した以外は、実施例1の製造方法と同様にして建材用シート材料を得た。なお、比較例1の表面に設けられたアルミ蒸着フィルムは、直径80μmφの孔を孔数710000個/m2有していた。
弊社
(比較例3)
比較例3として、市販されている遮熱・透湿・防水シート(商品名:イーストルーフ、ナガイ製)を準備した。比較例3のシートは、ポリプロピレン・ポリエチレン混合アルミ蒸着フィルムとポリプロピレン微多孔フィルムとポリプロピレン繊維からなるニードルパンチ不織布とを接着一体化したものである。なお、比較例3のシートについて、アルミ蒸着フィルムと不織布とを剥離させ、不織布を目視および走査型電子顕微鏡を用いて観察したところ、不織布表面に凹凸は存在しなかった。
(比較例4)
比較例4として、市販されている遮熱型透湿ルーフィング材(商品名:ルーフラミテクトRX、セーレン製)を準備した。比較例4のシートは、透湿・防水性を有する微多孔質フィルムの両面に不織布を積層した積層体の表面に、遮熱性粉末を含む樹脂層を有するものである。なお、比較例4のシートの断面を目視および走査型電子顕微鏡を用いて観察したところ、不織布表面に凹凸は存在せず、不織布の表面のほぼ全てが合成樹脂で覆われた構成であった。
(比較例5)
実施例1で用いた不織布のみを建材用シート材料として用いた。
[不織布表面の凹凸]
実施例1、実施例2、及び比較例1〜5の建材シートの断面を走査型電子顕微鏡を用いて25倍に拡大して観察し確認した。
[孔径]
実施例1、実施例2、及び比較例1〜4の建材シートにおける金属膜材の孔径は、建材シート材料の表面を走査型電子顕微鏡を用いて100倍に拡大して観察し、任意の10箇所において、孔径を測定し平均して算出した。なお、孔径が円形でない場合には、実際の孔面積と等しい円面積における直径を孔径とした。
[孔数]
実施例1、実施例2、及び比較例1〜4の建材シートにおける金属膜材の孔数は、建材シート材料の表面を目視又はルーペを用いて観察し、任意の3箇所において縦10cm×横10cmの面積中に含まれる孔の数を測定して算出した。
[透湿度]
実施例1、実施例2、及び比較例1〜5の建材シート材料の透湿度をJIS L 1099 A−1法(塩化カルシウム法)に従って測定した。
実施例1、実施例2、及び比較例1〜5について、不織布表面の凹凸有無、金属膜材の形状、孔径、孔数、透湿度を表1に示す。
実施例1及び実施例2の建材用シート材料は、不織布の表面に凹凸を有しているため、アルミ蒸着フィルムに設けられた孔が接着材で塞がれておらず、透湿性に優れていた。これに対して、比較例1及び比較例2の建材用シート材料は、アルミ蒸着フィルムに設けられた孔の孔径が小さいことに起因して、不織布の表面に凹凸を有しているにもかかわらず、アルミ蒸着フィルムに設けられた孔の多数が接着材で塞がれており、透湿性が低いものであった。また、比較例3の建材用シート材料は、不織布の表面に凹凸を有しておらず、不織布と金属膜材とが隙間なく一体化されており、実施例1及び実施例2と比較して透湿性が低いものであった。比較例4の建材用シート材料は、金属膜材の代わりに金属ラメが樹脂中に分散されて存在している構成であったため、金属ラメを含む樹脂が不織布のほぼ全面を覆っており、実施例1及び実施例2と比較して透湿性が低いものであった。
比較例5の建材用シート材料は、透湿性は優れていたが、金属膜材を有しておらず、遮熱性を有していないものであった。
本発明の建材用シート材料は、屋根構造、壁構造として好ましく利用することができる。特に、住宅等の屋根において、瓦等の屋根仕上げ材と野地板の間のルーフィング材として、好適に利用することができる。また、本発明の建材用シート材料を利用した建築物は、遮熱性に起因して、夏は涼しく、冬は暖かく、透湿性及び防水性に起因して、建築物を構成する木材が、湿度や水分によって劣化することがなく、長期に渡り、快適な空間を提供することができる。
1 不織布
2 接着材
3 金属膜材
4 凸部
5 凹部
6 孔
7 立体網状体

Claims (6)

  1. 金属膜材と不織布とが接着材を介して一体化されてなる建材用シートであって、
    前記金属膜材は、直径100μmφ〜2000μmφの孔を有しており、
    前記不織布は、少なくとも一方の表面に凹凸面を有しており、
    前記凹凸面における凸部と凹部の高低差が前記接着材の厚みの2倍よりも大きく、
    前記凸部と前記凹部の高低差が30〜500μmであり、
    前記凸部が連続しており、前記凹部が独立しており、
    前記金属膜材は、前記不織布の凹凸面側と一体化されてなることを特徴とする建材用シート材料。
  2. 前記金属膜材は、前記不織布の凸部と接着してなる請求項1に記載の建材用シート材料。
  3. 前記不織布は、スパンボンド不織布/メルトブローン不織布/スパンボンド不織布の3層積層不織布である請求項1又は2に記載の建材用シート材料。
  4. 請求項1〜3のいずれかに一項に記載の建材用シートと、太さが0.1mm〜10mmの複数の連続フィラメントが不規則に交差してなる立体網状体とが一体化されてなる建材用複合材料。
  5. 野地板と屋根仕上げ材との間に、請求項1〜3のいずれか一項に記載の建材用シート材料が配置されてなる屋根構造。
  6. 野地板と屋根仕上げ材との間に、さらに、太さが0.1mm〜10mmの複数の連続フィラメントが不規則に交差してなる立体網状体が配置されてなる請求項5に記載の屋根構造。
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