JP2005124275A - 車載充電制御装置 - Google Patents

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圭一 河野
Shuji Mayama
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Abstract

【課題】 簡素で廉価な構成で少なくとも電源からの電力を必要に応じて降圧してバッテリに充電できる車載充電制御装置を提供する。
【解決手段】 この車載充電制御装置13では、電源9,3とバッテリ5との間の給電路15に介装接続された開閉スイッチ18と、開閉スイッチ18に並列接続された電圧降下用素子18aと、電源9,3の出力電圧に応じて、開閉スイッチ18をオン制御して電源9,3からの電力を開閉スイッチ18を通電させてバッテリ5に充電させる非降圧充電制御と、開閉スイッチ18をオフ制御して電源9,3からの電力を電圧降下用素子18aを通電させてバッテリ5に充電させる降圧充電制御とを選択的に行う制御回路25とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気自動車等の自動車に搭載されてバッテリの充電を制御する車載充電制御装置に関する。
走る、曲がる、止まる等の自動車の重要な機能がメインバッテリからの電力により駆動される電気自動車等の自動車には、メインバッテリがバッテリ切れしても、その様な自動車の重要な機能が確保される様に、メインバッテリをバックアップする為のサブバッテリが搭載される。
このサブバッテリは、バックアップの観点からメインバッテリより長持ちさせる必要がある。その為、発電機側からサブバッテリへの充電の際は、発電機側からの電力をサブバッテリの推奨充電電圧範囲内に調整して充電する必要がある。又、発電機側からの電力が過大電圧状態や過電流状態の場合は、給電路を遮断してそれらの状態からサブバッテリを保護する事が望ましい。その為、上記の様な自動車には、発電機側からサブバッテリへの充電を適切に行わせる為の車載充電制御装置が搭載される。
従来の車載充電制御装置は、発電機側からの電力がサブバッテリの推奨充電電圧範囲以上となる使用環境では、降圧式のDC−DCコンバータとして構成される。このDC−DCコンバータ100は、図2の様に、発電機101側からの出力電圧をチョッピングする為のスイッチ手段103と、チョッピングされた電圧を平滑化してサブバッテリ105に出力する平滑用フィルタ107と、スイッチ手段103をチョッパ駆動(PWM駆動)させる為の駆動回路109と、発電機101側からの出力電圧及び出力電流を検出する為の電圧センサ111及び電流センサ113と、電圧センサ111及び電流センサ113の検出結果に応じて駆動回路109を駆動制御する制御回路(CPU)115とを備えて構成される。尚、図中の符号117はメインバッテリであり、符号119は発電機101の電圧を所定電圧範囲内に調整するレギュレータである。尚、電流センサ113は、別体として構成されて外付けされる。
従来の車両充電制御装置100では、発電機101側からの電力をスイッチ手段103でチョッピングして平滑用フィルタ107で平滑化することで降圧させる為、構成上平滑用フィルタ107を必要とし、装置の回路構成が複雑化してコストが掛かるという欠点があった。
又、スイッチ手段103をチョッピングさせる為、構成上チョッパ駆動用の駆動回路109を必要とし、装置の回路構成が複雑化してコストが掛かるという欠点があった。
又、電流センサ113は別体として構成される為、電流センサ113の配設にコストが掛かるという欠点があった。
そこで、この発明の課題は、簡素で廉価な構成で少なくとも発電機(電源)からの電力を必要に応じて降圧してサブバッテリ(バッテリ)に充電できる車載充電制御装置を提供することにある。
上記課題を解決する為には、請求項1に記載の発明は、電源からバッテリへの充電を制御する車載充電制御装置であって、前記電源と前記バッテリとの間の給電路に介装接続された開閉スイッチと、前記開閉スイッチに並列接続された電圧降下用素子と、前記電源の出力電圧に応じて、前記開閉スイッチをオン制御して前記電源からの電力を前記開閉スイッチを通電させて前記バッテリに充電させる非降圧充電制御と、前記開閉スイッチをオフ制御して前記電源からの電力を前記電圧降下用素子を通電させて前記バッテリに充電させる降圧充電制御とを選択的に行う制御回路と、を備えるものである。
請求項2に記載の発明は、前記制御手段は、前記電源の出力電圧が前記バッテリの推奨充電電圧範囲内にある場合は、前記非降圧充電制御により前記バッテリを充電し、前記電源の出力電圧が前記推奨充電電圧範囲を越える場合は、前記降圧充電制御により前記バッテリを充電するものである。
請求項3に記載の発明は、前記電圧降下用素子は、前記電源から前記バッテリに向けて順方向接続されたダイオードにより構成され、前記制御手段は、前記電源の出力電圧が過小電圧状態の場合は、前記開閉スイッチをオフ制御して前記バッテリの充電電力が前記電源側に逆流する事を防止するものである。
請求項4に記載の発明は、前記開閉スイッチは、その主電極間寄生ダイオードが順方向に向けられた半導体スイッチにより構成され、前記電圧降下用素子は、前記半導体スイッチの前記主電極間寄生ダイオードにより構成されるものである。
請求項5に記載の発明は、前記電源と前記バッテリとの間の前記給電路に介装された他の開閉スイッチを更に備え、前記制御手段は、前記電源の出力電圧が過大電圧状態の場合は、前記他の開閉スイッチをオフ制御して前記電源から前記バッテリへの充電を禁止し、前記電源の出力電流が過電流状態の場合は、前記他の開閉スイッチをオフ制御して前記電源から前記バッテリへの充電を禁止するか、又は前記他の開閉スイッチをオフオフ制御して前記電源から前記バッテリへの充電を間欠的に行うものである。
請求項6に記載の発明は、前記バッテリに配設されて前記バッテリに流れる電流を検出する為のシャント抵抗を更に備え、前記制御手段は、前記シャント抵抗の両端電圧に基づいて前記電源の出力電流が過電流状態であるか否かを判定するものである。
請求項1に記載の発明によれば、開閉スイッチと該開閉スイッチに並列接続された電圧降下用素子とを用いて、その開閉スイッチを単調にオンオフ制御して降圧充電及び非降圧充電を選択的に行う為、主要部分として開閉スイッチと電圧降下用素子と前記開閉スイッチをオンオフ制御する制御回路だけを用いて、簡素で廉価な構成で降圧充電及び非降圧充電を選択的に行う装置を構成できる。
特に、電源からの電力を電圧降下用素子を通電させその通電の際の電圧降下で降圧させる為、即ち、従来の様に電源からの電力をチョッピングして平滑化して降圧させない為、平滑用フィルタを省略でき、これにより装置の回路構成を簡素化できて廉価に構成できる。
又、特に、開閉スイッチを単調にオンオフ制御させるだけで従来の様にチョッパ駆動させない為、チョッパ駆動用の駆動回路を省略でき、これにより装置の回路構成を簡素化できて廉価に構成できる。
請求項2に記載の発明によれば、電源の出力電圧がバッテリの推奨充電電圧範囲内にある場合は、非降圧充電制御によりバッテリが充電され、電源の出力電圧がバッテリの推奨充電電圧範囲を越える場合は、降圧充電制御によりバッテリが充電される為、電源からの電力を推奨充電電圧範囲に抑制してバッテリに充電でき、バッテリを長持ちさせる事ができる。
請求項3に記載の発明によれば、電圧降下用素子が、電源からバッテリに向けて順方向接続されたダイオードにより構成され、電源の出力電圧が過小電圧状態の場合は、開閉スイッチがオフ制御されてバッテリの充電電力が電源側に逆流する事が防止される為、バッテリの蓄電エネルギの消耗を防止できる。
請求項4に記載の発明によれば、開閉スイッチが、その主電極間寄生ダイオードが順方向に向けられた半導体スイッチにより構成され、電圧降下用素子が、前記半導体スイッチの前記主電極間寄生ダイオードにより構成される為、開閉スイッチと電圧降下用素子とを単一の半導体スイッチにより構成できて簡素で廉価に構成できる。
請求項5に記載の発明によれば、電源とバッテリとの間の給電路に介装された他の開閉スイッチが更に備えられ、電源の出力電圧が過大電圧状態の場合は、他の開閉スイッチがオフ制御されて電源からバッテリへの充電が禁止される為、バッテリを過大電圧から保護できてバッテリを長持ちさせる事ができ、電源の出力電流が過電流状態の場合は、他の開閉スイッチがオフ制御されて電源からバッテリへの充電が禁止されるか、又は他の開閉スイッチがオフオフ制御されて電源からバッテリへの充電が間欠的に行われる為、バッテリを過電流から保護できて(特に間欠的に充電した場合は過電流から保護しつつ充電できて)バッテリを長持ちさせる事ができる。
請求項6に記載の発明によれば、シャント抵抗がバッテリに配設される為、即ち実質的に電流センサがバッテリに配設されて構成される為、従来の別体の電流センサよりも廉価に電流センサを構成できる。
図1は、この実施の形態に係る車載充電制御装置が用いられた自動車の電源系の一例図である。この電源系1は、図1の様に、負荷駆動用の常用電源としてのメインバッテリ3と、メインバッテリ3をバックアップする為のサブバッテリ(バッテリ)5と、例えば後述のレギュレータ11に配設されて電源系1の雰囲気温度(即ちレギュレータ11のケース温度及びサブバッテリ5の周囲温度)を検出する温度センサ7と、自動車の走行エネルギを利用して発電する発電機9と、温度センサ7の検出結果に基づいて発電機9の発電電力を当該レギュレータ11のケース温度に応じて設定された所定電圧範囲(レギュレータ電圧調整範囲)内に調整して各バッテリ3,5及び負荷に給電するレギュレータ11と、レギュレータ11からサブバッテリ5への充電を制御する車載充電制御装置13とを備える。
ここでは、メインバッテリ3は、その正極側がレギュレータ11から負荷に至る給電路15に分岐接続されると共にその負極側が接地される。サブバッテリ5は、メインバッテリ3の下流側に於いてその正極側が給電路15に分岐接続されると共にその負極側が接地される。車載充電制御装置13は、給電路15に於ける各バッテリ3,5間に介装接続される。
尚、ここでは、レギュレータ11及びサブバッテリ5は、互いに接近配置される。その為、レギュレータ11のケース温度及びサブバッテリ5の周囲温度は互いにほぼ同じ温度とみなされる。
尚、ここでは、車載充電制御装置13は、サブバッテリ5に配設されてサブバッテリ5と一体的に構成される。
車載充電制御装置13は、給電路15に介装接続されて互いの主電極間寄生ダイオード17a,18aが逆向きになる様に互いに直列接続された一対の半導体スイッチ(例えばFET)(他の開閉スイッチ,開閉スイッチ)17,18と、レギュレータ11側からの電力の電圧状態を検出する為の電圧センサ19,21と、レギュレータ11側からの電力の電流状態を検出する為のシャント抵抗23と、各検出要素7,19,21,23による検出結果に応じて各半導体スイッチ17,18をオンオフ制御する制御回路(CPU)25とを備えて構成される。
即ち、この車載充電制御装置13は、後述の様に、一方の半導体スイッチ18のオン/オフに応じて給電路15が半導体スイッチ18の主電極D,S間(開閉スイッチ)側/主電極間寄生ダイオード(電圧降下用素子)18a側に切り換えられ、その主電極間寄生ダイオード18aの通電の際の順方向電圧降下を利用して、その電圧降下分、レギュレータ11からの電圧が選択的に降圧される様に構成される。
電圧センサ19は、例えば給電路15上に於けるレギュレータ11の出力部付近に配設され、レギュレータ11の出力電圧を検出する。電圧センサ21は、例えば給電路15の分岐点とサブバッテリ5の正極との間の電路に配設され、サブバッテリ5の蓄電電圧を検出する。シャント抵抗23は、サブバッテリ5に配設され、サブバッテリ5に流れる電流を検出すべく例えばサブバッテリ5の負極と接地点との間に介装接続されてその両端電位が制御回路25に出力される。
制御回路25は、電圧センサ19,21の検出結果に基づいてレギュレータ11からの電圧が、1)過大電圧状態であるか否か、2)過小電圧状態であるか否か、3)サブバッテリ5の推奨充電電圧範囲内にあるか否かを判断する他に、4)シャント抵抗23の両端電圧に基づいてレギュレータ11からの電流が過電流状態であるか否かを判断し、それらの判断結果に応じて各半導体スイッチ17,18に対して遮断制御、非降圧充電制御及び降圧充電制御を選択的に行う。
Figure 2005124275
尚、前記遮断制御では、表1の様に、各半導体スイッチ17,18は共にオフ制御されて給電路15が遮断される。前記非降圧充電制御では、各半導体スイッチ17,18は共にオン制御され、これによりレギュレータ11からの電力は、各半導体スイッチ17,18の主電極D,S間を通電して電圧降下せずにサブバッテリ5に充電される。前記降圧充電制御では、その主電極間寄生ダイオードが順方向を向いている一方の半導体スイッチ18がオフ制御されると共に逆方向を向いている他方の半導体スイッチ17がオン制御され、これによりレギュレータ11からの電力は、他方の半導体スイッチ17の主電極S,D間及び一方の半導体スイッチ18の主電極間寄生ダイオード18aを通電して、その主電極間寄生ダイオード18aの通電の際の順方向電圧降下分だけ降圧されてサブバッテリ5に充電される。
尚、ここでは、サブバッテリ5の推奨充電電圧範囲は、サブバッテリ5の周囲温度に応じて設定される。具体的には、サブバッテリ5の推奨充電電圧範囲は、例えばその上限電圧が同じ温度での前記レギュレータ電圧調整範囲の上限電圧より例えば0.5V〜0.6V程度(即ち主電極間寄生ダイオード18aの順方向電圧降下とほぼ同じ電圧幅)低く設定され、その下限電圧が同じ温度での前記レギュレータ電圧調整範囲の下限電圧とほぼ同じに設定された電圧範囲に設定される。
より詳細には、制御回路25は、前記1)の判断では、電圧センサ19により検出されるレギュレータ11の出力電圧が所定の高電圧(レギュレータ電圧調整範囲を超えた所定電圧)以上になった場合に過大電圧状態と判断し、その様に判断した場合は、各半導体スイッチ17,18に対して遮断制御を行って給電路15を遮断し、サブバッテリ5を過大電圧状態から保護する。
又、制御回路25は、前記2)の判断では、各電圧センサ19,21により検出されるレギュレータ11の出力電圧及びサブバッテリ5の蓄電電圧を比較し、レギュレータ11の出力電圧がサブバッテリ5の蓄電電圧より低い場合に過小電圧状態と判断し、その様に判断した場合は、各半導体スイッチ17,18に対して遮断制御を行って給電路15を遮断して、サブバッテリ5の蓄電エネルギがレギュレータ11側に逆流してサブバッテリ5の蓄電エネルギが消耗する事を防止する。
又、制御回路25は、前記3)の判断では、温度センサ7からサブバッテリ5の周辺温度を検出し、検出した温度に対応するサブバッテリ5の推奨充電電圧範囲内に、電圧センサ19により検出されるレギュレータ11の出力電圧があるか否かを判断し、そのレギュレータ11の出力電圧が前記推奨充電電圧範囲内にある場合は、各半導体スイッチ17,18に対して非降圧充電制御を行ってレギュレータ11からの電力を降圧させずにサブバッテリ5に充電させ、そのレギュレータ11の出力電圧が前記推奨充電電圧範囲の上限電圧を越える(但しレギュレータ電圧調整範囲の上限電圧は越えない)場合は、各半導体スイッチ17,18に対して降圧充電制御を行ってレギュレータ11からの電力を降圧して推奨充電電圧範囲内に調整してサブバッテリ5に充電させる。
尚、ここでは、レギュレータ電圧調整範囲と推奨充電電圧範囲との各上限電圧間の電圧差は主電極間寄生ダイオード18aの順方向電圧降下の電圧幅とほぼ同じなので、レギュレータ11からの電圧が推奨充電電圧範囲の上限電圧を超えてもレギュレータ電圧調整範囲の上限電圧を超えない場合に、降圧充電制御を行えば、レギュレータからの電圧は必ず推奨充電電圧範囲内に降圧される。
尚、レギュレータ11の出力電圧がレギュレータ電圧調整範囲を越える(但し過大電圧状態ではない)場合は、各半導体スイッチ17,18に対して降圧充電制御を行ってレギュレータ11からの電圧を降圧して推奨充電電圧範囲に近づけてサブバッテリ5を充電してもよく、又は各半導体スイッチ17,18に対して遮断制御を行ってサブバッテリ5への充電を停止してもよい。
尚、レギュレータ11の出力電圧がレギュレータ電圧調整範囲の下限電圧を下回る場合は、各半導体スイッチ17,18に対して非降圧充電制御を行ってレギュレータ11からの電力をそのままサブバッテリ5に充電してもよく、又は各半導体スイッチ17,18に対して遮断制御を行ってサブバッテリ5への充電を停止してもよい。
又、制御回路25は、前記4)の判断で過電流状態と判断した場合は、各半導体スイッチ17,18に対して遮断制御を行って給電路15を遮断し、サブバッテリ5を過電流状態から保護する。尚、過電流状態と判断した場合、遮断制御を行って給電路15を遮断する代わりに、遮断制御と非降圧充電制御を交互に行ってレギュレータ11からの電力をサブバッテリ5に間欠的に充電させても構わない。この様にすれば、サブバッテリ5を過電流状態から保護しつつ充電できる。
以上の様に構成された車載充電制御装置13によれば、開閉スイッチ18と該開閉スイッチ18に並列接続された電圧降下用素子18aとを用いて、その開閉スイッチ18を単調にオンオフ制御して降圧充電及び非降圧充電を選択的に行う為、主要部分として開閉スイッチ18と電圧降下用素子18aと開閉スイッチ18をオンオフ制御する制御回路25だけを用いて、簡素で廉価な構成で降圧充電及び非降圧充電を選択的に行う装置13を構成できる。
特に、電源9,3からの電力を電圧降下用素子18aを通電させその通電の際の電圧降下で降圧させる為、即ち、従来の様に電源9,3からの電力をチョッピングして平滑化して降圧させない為、平滑用フィルタを省略でき、これにより装置13の回路構成を簡素化できて廉価に構成できる。
又、特に、開閉スイッチ18を単調にオンオフ制御させるだけで従来の様にチョッパ駆動させない為、チョッパ駆動用の駆動回路を省略でき、これにより装置13の回路構成を簡素化できて廉価に構成できる。
又、電源9,3の出力電圧がバッテリ5の推奨充電電圧範囲内にある場合は、非降圧充電制御によりバッテリ5が充電され、電源9,3からの出力電圧がバッテリ5の推奨充電電圧範囲を越える場合は、降圧充電制御によりバッテリ5が充電される為、電源9,3からの電力を推奨充電電圧範囲に抑制してバッテリ5に充電でき、バッテリ5を長持ちさせる事ができる。
又、電圧降下用素子18aが電源9,3からバッテリ5に向けて順方向接続されたダイオード(ここでは寄生主電極ダイオード)により構成され、電源9,3の出力電圧が過小電圧状態の場合は、開閉スイッチ18がオフ制御されてバッテリ5の充電電力が電源9,3側に逆流する事が防止される為、バッテリ5の蓄電エネルギの消耗を防止できる。
又、開閉スイッチ18が、その主電極間寄生ダイオードが順方向に向けられた半導体スイッチにより構成され、電圧降下用素子18aが、前記半導体スイッチの前記主電極間寄生ダイオードにより構成される為、開閉スイッチ18と電圧降下用素子18aとを単一の半導体スイッチにより構成できて簡素で廉価に構成できる。
又、電源9,3とバッテリ5との間の給電路15に介装された他の開閉スイッチ18が更に備えられ、電源9,3の出力電圧が過大電圧状態の場合は、他の開閉スイッチ17がオフ制御されて電源9,3からバッテリ5への充電が禁止される為、バッテリ5を過大電圧から保護できてバッテリ5を長持ちさせる事ができ、電源9,3の出力電流が過電流状態の場合は、他の開閉スイッチ17がオフ制御されて電源9,3からバッテリ5への充電が禁止されるか、又は他の開閉スイッチ17がオフオフ制御されて電源9,3からバッテリ5への充電が間欠的に行われる為、バッテリ5を過電流から保護できて(特に間欠的に充電した場合は過電流から保護しつつ充電できて)バッテリ5を長持ちさせる事ができる。
又、シャント抵抗23がバッテリ5に配設される為、即ち実質的に電流センサがバッテリ5に配設されて構成される為、従来の別体の電流センサよりも廉価に電流センサを構成できる。
この実施の形に係る車載充電制御装置が用いられた自動車の電源系の一例図である。 従来の車載充電制御装置であるDC−DCコンバータの構成を説明する図である。
符号の説明
1 電源系
3 メインバッテリ
5 サブバッテリ
9 発電機
13 車載充電制御装置
15 給電路
17,18 半導体スイッチ
17a,18a 主電極間寄生ダイオード
19,21 電圧センサ
23 シャント抵抗
25 制御回路

Claims (6)

  1. 電源からバッテリへの充電を制御する車載充電制御装置であって、
    前記電源と前記バッテリとの間の給電路に介装接続された開閉スイッチと、
    前記開閉スイッチに並列接続された電圧降下用素子と、
    前記電源の出力電圧に応じて、前記開閉スイッチをオン制御して前記電源からの電力を前記開閉スイッチを通電させて前記バッテリに充電させる非降圧充電制御と、前記開閉スイッチをオフ制御して前記電源からの電力を前記電圧降下用素子を通電させて前記バッテリに充電させる降圧充電制御とを選択的に行う制御回路と、
    を備えることを特徴とする車載充電制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記電源の出力電圧が前記バッテリの推奨充電電圧範囲内にある場合は、前記非降圧充電制御により前記バッテリを充電し、前記電源の出力電圧が前記推奨充電電圧範囲を越える場合は、前記降圧充電制御により前記バッテリを充電することを特徴とする請求項1に記載の車載充電制御装置。
  3. 前記電圧降下用素子は、前記電源から前記バッテリに向けて順方向接続されたダイオードにより構成され、
    前記制御手段は、前記電源の出力電圧が過小電圧状態の場合は、前記開閉スイッチをオフ制御して前記バッテリの充電電力が前記電源側に逆流する事を防止することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車載充電制御装置。
  4. 前記開閉スイッチは、その主電極間寄生ダイオードが順方向に向けられた半導体スイッチにより構成され、前記電圧降下用素子は、前記半導体スイッチの前記主電極間寄生ダイオードにより構成されることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の車載充電制御装置。
  5. 前記電源と前記バッテリとの間の前記給電路に介装された他の開閉スイッチを更に備え、
    前記制御手段は、前記電源の出力電圧が過大電圧状態の場合は、前記他の開閉スイッチをオフ制御して前記電源から前記バッテリへの充電を禁止し、前記電源の出力電流が過電流状態の場合は、前記他の開閉スイッチをオフ制御して前記電源から前記バッテリへの充電を禁止するか、又は前記他の開閉スイッチをオフオフ制御して前記電源から前記バッテリへの充電を間欠的に行うことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の車載充電制御装置。
  6. 前記バッテリに配設されて前記バッテリに流れる電流を検出する為のシャント抵抗を更に備え、前記制御手段は、前記シャント抵抗の両端電圧に基づいて前記電源の出力電流が過電流状態であるか否かを判定することを特徴とする請求項1〜請求項6の何れかに記載の車載充電制御装置。
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