JP2005123731A - 撮像装置及び映像信号出力表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 映像信号の表示画像の解像度劣化が発生することなく、また、高解像度のLCDを使用する場合に、高解像度の画像を良好な表示状態で表示する。
【解決手段】 この撮像装置は、信号処理部7側では、補間フィルタ21による補間処理をオン又はオフにするスイッチ22を設けた。LCD用駆動回路24側は補間フィルタ21をオンにした画像の表示に対応する720ドット出力用発振周波数部25以外に、補間フィルタ21をオフにした画像の表示に対応するように、ドライバ28に供給する発振周波数を720/640倍にしたモード(640ドット出力モード)を実現する640ドット出力用発振周波数部26及びスイッチ27を設けた。信号処理部7側にて640ドット映像信号V2を出力する場合には、これに対応してLCD用駆動回路24側は640ドット出力モードにて発振周波数を設定することで、最適に画像を表示することが可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、撮像部により撮像された映像信号に信号処理部により信号処理を施した後に、表示部により映像信号による画像を表示させるように映像信号を出力する撮像装置及び映像信号出力表示方法に関する。
従来、デジタルカメラのカメラ部にて静止画像を撮影する場合、一般的に、信号処理部は撮影された静止画像の映像信号を表示部に対してNTSC(National Television System Committee)あるいはPAL(Phase Alternation by Line)準拠の信号として出力する。これは現行のテレビジョン受像機に画像を表示するためのタイミングジェネレータからの画像表示用駆動信号に対応する表示範囲をそのまま液晶モニタの基準としているためである。
図7は、従来の映像信号の表示部への出力を示す図である。
図7において、カメラ部1により撮像された映像信号V2またはメモリ8から読み出された映像信号V2は信号処理部7の補間フィルタ21に供給される。このときの映像信号V2は水平表示サイズが640ドット(水平駆動周波数が13.5MHzの場合)である。
補間フィルタ21は、640ドットx480ドット(VGA(Video Graphics Array))の表示サイズの画像の映像信号を水平表示サイズが640ドット→720ドットになるように変換する補間処理を行って、映像信号V1を出力する。このときの映像信号V1は水平表示サイズが720ドット(水平駆動周波数が13.5MHzの場合)である。
信号処理部7からは、映像信号V1及び制御部10からの制御信号がシリアル通信部23を介して表示部9のドライバ28及びタイミングジェネレータの720ドット出力用発振周波数部25に供給される。タイミングジェネレータの720ドット出力用発振周波数部25は、制御部10からの制御信号に基づいて720ドット出力用発振周波数をドライバ28に出力する。ドライバ28は720ドット出力用発振周波数による映像信号V1の表示用の駆動信号を生成してLCD(Liquid Crystal Display)29に供給する。LCD29は、駆動信号により映像信号V1の画像を表示する。
また、特許文献1には、補間フィルタとして、入力画像データを入力して、各タップにタップ係数を乗算してから加算して出力するトランスバーサル型フィルタと、タップ係数設定手段とを備え、タップ係数は入力画像データに応じて、所定の関数式により決定される画像変換装置という構成により、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどのマトリクス型表示装置において、画像の解像度変換を行う際の解像度劣化を防止する画像変換装置が開示されている。
特開2001-331145号公報
しかし、上述した補間フィルタを使用することにより映像信号の周波数特性に対するレベルが落ち、表示画像の解像度劣化が発生する。このため、高解像度のLCDを使用する場合、この解像度劣化によりLCDの性能を出し切れないという不都合があった。
そこで、本発明は、映像信号の表示画像の解像度劣化が発生することなく、また、高解像度のLCDを使用する場合に、高解像度の画像を良好な表示状態で表示することができる撮像装置及び映像信号出力表示方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の撮像装置は、信号処理部は、撮像部により撮像された未補間映像信号に補間処理を施して補間映像信号を出力する補間処理手段と、補間処理手段からの補間映像信号又は未補間映像信号を選択的に切り替えて出力する映像信号切替手段と、を有し、表示部は、補間映像信号による補間画像表示用の補間画像駆動信号を生成する補間画像駆動手段と、未補間映像信号による未補間画像表示用の未補間画像駆動信号を生成する未補間画像駆動手段と、補間画像駆動手段からの補間画像駆動信号又は未補間画像駆動手段からの未補間画像駆動信号を選択的に切り替えて出力する駆動信号切替手段と、を有し、補間画像駆動信号を用いて補間画像映像信号による補間画像を補間画像表示領域に表示し、又は未補間画像駆動信号を用いて未補間画像映像信号による未補間画像を補間画像表示領域に表示する表示手段と、を有するものである。
これにより、補間処理手段による補間処理を施された補間映像信号又は未補間映像信号を、映像信号切替手段により選択することにより、信号処理部から補間映像信号又は未補間映像信号を直接表示部に出力可能となる。
また、表示部では、補間映像信号による補間画像表示用の補間画像駆動信号を生成する補間画像駆動手段以外に、未補間映像信号による未補間画像表示用の未補間画像駆動信号を生成する未補間画像駆動手段を設ける。
さらに、駆動信号切替手段により、補間画像駆動手段からの補間画像駆動信号又は未補間画像駆動手段からの未補間画像駆動信号を選択的に切り替えて出力する。
これにより、表示手段に補間画像駆動信号を用いて補間画像映像信号による補間画像を補間画像表示領域に表示することができるし、又は未補間画像駆動信号を用いて未補間画像映像信号による未補間画像を補間画像表示領域に表示することができる。
この時、未補間画像は、補間処理手段により映像信号の周波数特性に対するレベルが落ちることが無く、解像度を向上させることができ、また、補間画像駆動手段からの補間画像駆動信号を用いないで未補間画像駆動手段からの未補間画像駆動信号を用いることにより、未補間画像を細長になることなく補間画像表示領域に表示することができる。
また、未補間映像信号は補間映像信号に比べて水平ブランキング期間が長くなるため、ポリシリコンパネルなどプリチャージを行う表示手段に対して十分なプリチャージ期間を設けることができるため表示動作が良好となる。
また、本発明の映像信号出力表示方法は、信号処理部における信号処理は、撮像部により撮像された未補間映像信号に補間処理手段により補間処理を施して補間映像信号を出力するステップと、補間処理手段からの補間映像信号又は未補間映像信号を映像信号切替手段により選択的に切り替えて出力するステップと、を有し、表示部における表示処理は、補間映像信号による補間画像表示用の補間画像駆動信号を補間画像駆動手段により生成するステップと、未補間映像信号による未補間画像表示用の未補間画像駆動信号を未補間画像駆動手段により生成するステップと、補間画像駆動手段からの補間画像駆動信号又は未補間画像駆動手段からの未補間画像駆動信号を駆動信号切替手段により選択的に切り替えて出力するステップと、を有し、補間画像駆動信号を用いて補間画像映像信号による補間画像を表示手段により補間画像表示領域に表示し、又は未補間画像駆動信号を用いて未補間画像映像信号による未補間画像を表示手段により補間画像表示領域に表示するステップと、を有するものである。
これにより、補間処理手段によるステップで補間処理を施された補間映像信号又は未補間映像信号を、映像信号切替手段によるステップで選択することにより、信号処理部から補間映像信号又は未補間映像信号を直接表示部に出力可能となる。
また、表示部では、補間映像信号による補間画像表示用の補間画像駆動信号を補間画像駆動手段により生成するステップ以外に、未補間映像信号による未補間画像表示用の未補間画像駆動信号を未補間画像駆動手段により生成するステップを設ける。
さらに、駆動信号切替手段によるステップで、補間画像駆動手段からの補間画像駆動信号又は未補間画像駆動手段からの未補間画像駆動信号を選択的に切り替えて出力する。
これにより、表示手段に補間画像駆動信号を用いて補間画像映像信号による補間画像を補間画像表示領域に表示することができるし、又は未補間画像駆動信号を用いて未補間画像映像信号による未補間画像を補間画像表示領域に表示することができる。
この時、未補間画像は、補間処理手段により映像信号の周波数特性に対するレベルが落ちることが無く、解像度を向上させることができ、また、補間画像駆動手段からの補間画像駆動信号を用いないで未補間画像駆動手段からの未補間画像駆動信号を用いることにより、未補間画像を細長になることなく補間画像表示領域に表示することができる。
また、未補間映像信号は補間映像信号に比べて水平ブランキング期間が長くなるため、ポリシリコンパネルなどプリチャージを行う表示手段に対して十分なプリチャージ期間を設けることができるため表示動作が良好となる。
本発明の撮像装置によれば、信号処理部から補間映像信号又は未補間映像信号を直接表示部に出力可能とすることにより、補間フィルタによる解像度が劣化することなく表示部に画像を表示することができる。
また、信号処理部からの1系統の出力である補間映像信号又は未補間映像信号に対して、補間画像駆動信号又は未補間画像駆動信号を選択的に切り替えることにより、ケーブルを介して映像出力端子に接続されたテレビジョン受像機に補間画像駆動信号を用いて補間画像映像信号による補間画像を補間画像表示領域に表示することができるし、又は装置に内蔵されるLCDに未補間画像駆動信号を用いて未補間画像映像信号による未補間画像を補間画像表示領域に表示することができる。この時、未補間映像信号に対して未補間画像駆動信号を用いることにより、未補間画像を細長になることなく補間画像表示領域に良好に表示することができる。
また、未補間映像信号は補間映像信号に比べて水平ブランキング期間が長くなるため、ポリシリコンパネルなどプリチャージを行う表示手段に対して十分なプリチャージ期間を設けることができるため縦スジをなくして表示状態を改善することができる。
また、本発明の映像信号出力表示方法によれば、信号処理部における補間映像信号又は
未補間映像信号を直接表示部に出力可能とするステップにより、補間フィルタによる解像度が劣化することなく表示部に画像を表示することができる。
また、信号処理部からの1系統の出力である補間映像信号又は未補間映像信号に対して、補間画像駆動信号又は未補間画像駆動信号を選択的に切り替えるステップにより、ケーブルを介して映像出力端子に接続されたテレビジョン受像機に補間画像駆動信号を用いて補間画像映像信号による補間画像を補間画像表示領域に表示することができるし、又は装置に内蔵されるLCDに未補間画像駆動信号を用いて未補間画像映像信号による未補間画像を補間画像表示領域に表示することができる。この時、未補間映像信号に対して未補間画像駆動信号を用いることにより、未補間画像を細長になることなく補間画像表示領域に良好に表示することができる。
また、未補間映像信号は補間映像信号に比べて水平ブランキング期間が長くなるため、ポリシリコンパネルなどプリチャージを行う表示手段に対して十分なプリチャージ期間を設けることができるため縦スジをなくして表示状態を改善することができる。
図1は、本発明の実施の形態が適用されるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
図1において、カメラ部1は光学系のレンズ2により結像された被写体映像を固体撮像素子(CCD)3より読み出し、A/D(Analog to Digital)変換器4によりディジタルの映像信号として信号処理部7に出力する。制御部10であるCPU(Central Processing Unit)及びRAM(Random Access Memory)は、キーなどの入力部12及びメモリ11である書き換え可能なフラッシュ(Flush)ROM(read only Memory)と接続される。
画像メモリ8であるSD(Synchronous Dynamic)RAMは信号処理部7であるDSP(Digital Signal Processor)により処理された画像データを一時的に記憶する。信号処理部7であるDSPはカメラ部1から取り込んだ映像信号に自動露出やホワイトバランス処理等を行う。また信号処理部7であるDSPは、制御部10のCPUから圧縮の要求があった場合は画像メモリ8であるSDRAMに一時的に記憶されている画像データの圧縮処理を行い、結果を制御部10のRAMに転送し、伸張の要求があった場合は制御部10のRAMのデータを伸張処理を行い結果を画像メモリ8であるSDRAMに転送する。
制御部10のCPUはメモリ11である書き換え可能なフラッシュ(Flush)ROMに記録されているプログラムを実行し、撮像装置であるデジタルカメラ全体の制御を行う。制御部10のCPUは、レンズ駆動部5の駆動信号を制御して光学系のレンズ2を光軸方向に移動させてフォーカスを制御する。制御部10のCPUは、カメラ部1のタイミングジェネレータ6のタイミング信号を制御して固体撮像素子(CCD)3の撮像タイミングを制御する。
表示部8は信号処理部7であるDSPを介して画像メモリ8であるSDRAMに一時記憶されている画像データが表示され、また、画像メモリ8であるSDRAMに一時記憶されている画像データにOSD(On Screen Display)を加えた画像が表示される。
また、制御部10のCPUと外部記憶部との接続を行うインターフェースが設けられている。また、信号処理部7であるDSPには、ケーブルを介して外部のテレビジョン受像機に接続可能な映像出力端子が設けられている。
外部記憶部は、記録時は制御部10であるRAMに一時記憶されている映像圧縮信号を書き込み、再生時は記憶されている映像圧縮信号を制御部10であるRAMへ読み出す。
また、入力部12は、制御部10のCPUに対して、動作選択、各種モード設定、パラメータ設定等を可能とする。
また、メモリ11である書き換え可能なフラッシュ(Flush)ROMは、入力部12による選択、設定の結果を記憶する。
図2は、本発明の実施の形態による映像信号処理表示装置の構成を示すブロック図である。
図2において、カメラ部1により撮像された映像信号V2またはメモリ8から読み出された映像信号V2は信号処理部7の補間フィルタ21に供給される。このときの映像信号V2は水平表示サイズが640ドット(水平駆動周波数が13.5MHzの場合)である。
補間フィルタ21は、640ドットx480ドット(VGA)の表示サイズの画像の映像信号を水平表示サイズが640ドット→720ドットになるように変換する補間処理を行って、映像信号V1をスイッチ22の固定接点bに出力する。このときの映像信号V1は水平表示サイズが720ドット(水平駆動周波数が13.5MHzの場合)である。また、映像信号V2は固定接点aに供給される。
ここで、スイッチ22の可動接点cには制御部10から補間フィルタ切替信号c1が供給されている。これにより、補間フィルタ21による補間処理を施された映像信号V1又は映像信号V2を、スイッチ22により選択することにより、信号処理部7から補間された映像信号V1又は未補間の映像信号V2を直接表示部9に出力可能となる。
信号処理部7からは、補間された映像信号V1又は未補間の映像信号V2及び制御部10からの表示モード切替信号c2がシリアル通信部23を介して表示部9のドライバ28及びスイッチ27の可動接点cに供給される。
ここで、表示部9のタイミングジェネレータには、720ドット出力用発振周波数部25と、640ドット出力用発振周波数部26とが設けられている。640ドット出力用発振周波数部26からの未補間画像駆動信号の発振周波数は、720ドット出力用発振周波数部25からの補間画像駆動信号の発振周波数を、LCD29の補間画像表示領域における補間画像の表示ドット数/未補間画像の表示ドット数である720/640倍するように設けられる。
720ドット出力用発振周波数部25は720ドット出力用発振周波数をスイッチ27の固定接点bに出力する。640ドット出力用発振周波数部26は640ドット出力用発振周波数をスイッチ27の固定接点aに出力する。
スイッチ27は、スイッチ22の切替に対応して、切替動作を行うように制御される。つまり、スイッチ22の固定接点bと可動接点cとが接続されるとき(補間フィルタオン時)は、スイッチ27の固定接点bと可動接点cとが接続され(720ドット出力モード)、また、スイッチ22の固定接点aと可動接点cとが接続されるとき(補間フィルタオフ時)は、スイッチ27の固定接点aと可動接点cとが接続される(640ドット出力モード)。
スイッチ22の固定接点bと可動接点cとが接続される(補間フィルタオン時)と共に、スイッチ27の固定接点bと可動接点cとが接続されるとき(720ドット出力モード)、タイミングジェネレータの720ドット出力用発振周波数部25は、制御部10からの表示モード切替信号c2に基づいて720ドット出力用発振周波数をドライバ28に出力する。
ドライバ28は720ドット出力用発振周波数による映像信号V1の表示用の駆動信号を生成してLCD29に供給する。LCD29は、駆動信号により映像信号V1の画像を表示する。
スイッチ22の固定接点aと可動接点cとが接続される(補間フィルタオフ時)と共に、スイッチ27の固定接点aと可動接点cとが接続されるとき(640ドット出力モード)、タイミングジェネレータの640ドット出力用発振周波数部26は、制御部10からの表示モード切替信号c2に基づいて640ドット出力用発振周波数をドライバ28に出力する。
ドライバ28は640ドット出力用発振周波数による映像信号V2の表示用の駆動信号を生成してLCD29に供給する。LCD29は、駆動信号により映像信号V2の画像を表示する。
図3は、信号処理部側出力仕様の一例を示す図であり、図3Aは水平映像信号出力,図3Bは補間フィルタオフ時映像信号出力,図3Cは補間フィルタオン時映像信号出力,図3Dはプリチャージパルス(補間フィルタオフ時),図3Eはプリチャージパルス(補間フィルタオン時)である。
図3Aにおいて示すように、水平映像信号出力は、T1時点からT7時点までの1周期の858クロックの期間に対して、T1時点からT2時点までの64クロックの期間を除いた期間となる。
また、図3Bにおいて示すように、補間フィルタオフ時映像信号出力は、T1時点からT7時点までの1周期の858クロックの期間に対して、T1時点からT4時点までの162クロックの期間及びT5時点からT7時点までの期間を除いたT4時点からT5時点までの640クロックの期間となる。
また、図3Cにおいて示すように、補間フィルタオン時映像信号出力は、T1時点からT7時点までの1周期の858クロックの期間に対して、T1時点からT3時点までの122クロックの期間及びT6時点からT7時点までの期間を除いたT3時点からT6時点までの720クロックの期間となる。
また、図3Dにおいて示すように、プリチャージパルス(補間フィルタオフ時)は、T1時点からT4時点までの162クロックの水平ブランキングの期間に十分な時間で生成される。これにより、ポリシリコンパネルなどプリチャージを行う表示手段に対して十分なプリチャージ期間を設けることができるため縦スジをなくして表示状態を改善することができる。
また、図3Eにおいて示すように、プリチャージパルス(補間フィルタオン時)、T1時点からT3時点までの122クロックの垂直ブランキングの期間に比較的短い時間で生成される。
図4は、モードによる表示の一例を示す図であり、図4Aは補間フィルタオン及び720ドット出力モード,図4Bは補間フィルタオフ及び720ドット出力モード,図4Cは補間フィルタオフ及び640ドット出力モードである。
図4Aにおいて示すように、補間フィルタオン及び720ドット出力モードでは、VGA画像41に対して、42で示すように補間処理及び720ドット出力用LCD駆動を行うことにより、LCD表示43は、44で示すように周波数特性の低下した画像となる。
また、図4Bにおいて示すように、補間フィルタオフ及び720ドット出力モードでは、VGA画像41に対して、45で示すように補間処理なし及び720ドット出力用LCD駆動を行うことにより、LCD表示46は、47で示すように解像度は向上するが、細長い表示の画像となる。
また、図4Cにおいて示すように、補間フィルタオフ及び640ドット出力モードでは、VGA画像41に対して、48で示すように補間処理なし及び640ドット出力用LCD駆動を行うことにより、LCD表示49は、50で示すように解像度は向上すると共に、細長い表示とはならずに表示が改善された画像となる。
図5は、LCD駆動回路によるLCDへの表示方法を示す図であり、図5Aは水平映像信号出力,図5Bは補間フィルタオフ時映像信号出力,図5Cは補間フィルタオン時映像信号出力である。
図5Aにおいて示すように、水平映像信号出力は、T1時点からT7時点までの1周期の858クロックの期間に対して、T1時点からT2時点までの64クロックの期間を除いた期間となる。
また、図5Bにおいて示すように、補間フィルタオフ時映像信号出力は、T1時点からT7時点までの1周期の858クロックの期間に対して、T1時点からT4時点までの162クロックの期間及びT5時点からT7時点までの期間を除いたT4時点からT5時点までの640クロックの期間となる。
また、図5Cにおいて示すように、補間フィルタオン時映像信号出力は、T1時点からT7時点までの1周期の858クロックの期間に対して、T1時点からT3時点までの122クロックの期間及びT6時点からT7時点までの期間を除いたT3時点からT6時点までの720クロックの期間となる。
ここで、52で示すように720ドット出力モードでは、LCD表示領域51に対応するように、図5Cに示すT3時点からT6時点までの720クロックの期間の補間フィルタオン時映像信号出力を出力する。
また、53で示すように640ドット出力モードでは、LCD表示領域51に対応するように、図5Bに示すT4時点からT5時点までの640クロックの期間の補間フィルタオフ時映像信号出力を出力する。
このとき、640クロックの期間の補間フィルタオフ時映像信号出力を生成するための発振周波数は、720クロックの期間の補間フィルタオン時映像信号出力を生成するための発振周波数を、720/640倍される。
これにより、640クロックの期間の補間フィルタオフ時映像信号出力による画像は720クロックの期間の補間フィルタオン時映像信号出力による画像と同等に高画質で細長く表示されることなく良好にLCD表示領域51に表示される。
図6は、LCD表示装置の構成を示す図である。図6は、ポリシリコンパネルなどプリチャージを行う液晶表示パネル61の構成を示す図である。
図6において、信号処理部7からLCD駆動回路24を介して640ドット映像信号V2がポリシリコン液晶表示パネル61の水平シフトレジスタ61とデータライン66との間に設けられたアナログスイッチ64のソースに供給される。LCD駆動回路24から640ドット出力用駆動信号Dがポリシリコン液晶表示パネル61の水平シフトレジスタ61及び垂直シフトレジスタ63に供給される。
640ドット出力用駆動信号Dにより水平シフトレジスタ61が順次動作するとアナログスイッチ64のゲートが順次開き、アナログスイッチ64のソースに供給されている640ドット映像信号V2がアナログスイッチ64のドレインから順次データライン66に供給される。
640ドット出力用駆動信号Dにより水平シフトレジスタ61が順次動作すると640ドット映像信号V2がゲートライン65に供給される。データライン66により各画素を構成するTFT67に順次蓄積されている電荷がゲートライン65により順次読み出される。
次に補間フィルタオフで640ドット映像信号V2を出力する事でもう一つの利点を説明する。
ポリシリコン液晶表示パネル61で発生する縦スジ改善としてプリチャージという方式がある。ポリシリコン液晶表示パネル61は図6のような構成になっておりデータライン66により各画素を構成するTFT67に対して複数ドット同時書き込みを行っているため
データライン66に電荷を蓄える時間が少ない。
このため、トランジスタばらつきによりこのチャージ量が不均一になると縦スジが発生する要因となる。
そこで水平ブランキング期間中データライン66に電荷を事前に蓄える事で上記不均一を少なくする方法がプリチャージ方式であり、一般的にプリチャージ時間が長い方が縦スジに有利である。
補間フィルタオフで640ドット映像信号V2を出力する場合、図3Bのような出力仕様とすると現行に対してT1からT4で示す水平ブランキング期間が、図3Cの補間フィルタオンで720ドット映像信号V1を出力する場合のT1からT3の期間に比べて長くなる。
そのため、十分なプリチャージ期間を設ける事が出来るため縦スジの発生をなくして画像表示を改善することができる。
上述したように、信号処理部7側ではテレビジョン受像機又はLCDへの画像表示ができるように画像表示の真円率を考慮し、補間フィルタ21を用いて水平ドット数を640→720ドット(@13.5MHz)に変換し出力している。この時、補間フィルタ21により映像信号の周波数特性に対するレベルが落ちる問題があった。
VGA画像(640ドット×480ドット)の理論的な水平解像度は480本であり、これに相当する高解像度LCDを使用する場合、映像信号の周波数特性に対するレベルが落ちるとデバイスの性能を生かしきれないため改善の必要があった。
そこで、本実施の形態では、信号処理部7側では、補間フィルタ21による補間処理をオン又はオフにするスイッチ22を設けた。
また、補間フィルタ21をオフにした状態で従来のLCD用駆動回路24にて表示を行うと、LCD29にて表示された画像は補間フィルタ21をオンにした画像に対して解像度は良くなるが図4Bのように細長く表示される欠点があった。
これは通常のLCD用駆動回路24がDSP29へ出力する映像信号が720ドット(@13.5MHz)として想定してタイミングを設計しているため、補間フィルタ21をオンにした画像に比べて、LCD29の画像の表示では640/720倍に圧縮されるためである。
7そのためLCD用駆動回路24側は補間フィルタ21をオンにした画像の表示に対応する以外に、補間フィルタ21をオフにした画像の表示に対応するように、ドライバ28に供給する発振周波数を720/640倍にしたモード(640ドット出力モード)を用意した。
信号処理部7側にて640ドット映像信号V2を出力する場合には、これに対応してLCD用駆動回路24側は640ドット出力モードにて発振周波数を設定することで、図4Cのように最適に画像を表示することが可能となる。
また、制御部10にて下記のように設定の切り替えを行うことで、テレビジョン受像機及びLCDに対して同時に画像表示をさせない装置では、信号処理部7の映像信号出力をいずれかの1系統としても高解像度LCDに高解像度の画像を表示することが可能となる。
テレビジョン受像機に画像表示をさせる場合は信号処理部7側にて補間フィルタ21をオンに設定し、LCD用駆動回路24を720ドット出力モードに設定すする。また、LCDに画像表示をさせる場合は信号処理部7側にて補間フィルタ21をオフに設定し、LCD用駆動回路24を640ドット出力モードに設定する。
これにより、信号処理部7側にて補間フィルタ21による補間処理をオフにするスイッチ22を設ける共に、LCD用駆動回路24にて640ドット出力モードを用意する事で補間フィルタ21による解像度劣化無しでLCDへの画像の表示が可能となる。
本発明の実施の形態が適用されるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態による映像信号処理表示装置の構成を示すブロック図である。 信号処理部側出力仕様の一例を示す図であり、図3Aは水平映像信号出力,図3Bは補間フィルタオフ時映像信号出力,図3Cは補間フィルタオン時映像信号出力,図3Dはプリチャージパルス(補間フィルタオフ時),図3Eはプリチャージパルス(補間フィルタオン時)である。 モードによる表示の一例を示す図であり、図4Aは補間フィルタオン及び720ドット出力モード,図4Bは補間フィルタオフ及び720ドット出力モード,図4Cは補間フィルタオフ及び640ドット出力モードである。 LCD駆動回路によるLCDへの表示方法を示す図であり、図5Aは水平映像信号出力,図5Bは補間フィルタオフ時映像信号出力,図5Cは補間フィルタオン時映像信号出力である。 LCD表示装置の構成を示す図である。 従来の映像信号の表示部への出力を示す図である。
符号の説明
1…カメラ部、2…レンズ、3…CCD、4…A/D、5…レンズ駆動部、6…タイミングジェネレータ、7…信号処理部、8…メモリ、9…表示部、10…制御部、11…メモリ、12…入力部、V1…720ドット映像信号、V2…640ドット映像信号、21…補間フィルタ、22…スイッチ、23…シリアル通信部、24…LCD用駆動回路、25…720ドット出力用発振周波数部、26…640ドット出力用発振周波数部、27…スイッチ、28…ドライバ、C1…補間フィルタ切替信号、C2…表示モード切替信号、29…LCD、41…VGA画像、42…補間処理及び720ドット出力用LCD駆動、43…LCD表示、44…周波数特性レベル低下画像、45…補間処理なし及び720ドット出力用LCD駆動、46…LCD表示、47…解像度向上、細長表示画像、48…補間処理なし及び640ドット出力用LCD駆動、49…LCD表示、50…解像度向上、表示改善画像、51…LCD表示領域、52…720ドット出力モード、53…640ドット出力モード、61…ポリシリコン液晶表示パネル

Claims (4)

  1. 撮像部により撮像された映像信号に信号処理部により信号処理を施した後に、表示部により映像信号による画像を表示させるように映像信号を出力する撮像装置において、
    上記信号処理部は、
    上記撮像部により撮像された未補間映像信号に補間処理を施して補間映像信号を出力する補間処理手段と、
    上記補間処理手段からの上記補間映像信号又は上記未補間映像信号を選択的に切り替えて出力する映像信号切替手段と、を有し、
    上記表示部は、
    上記補間映像信号による補間画像表示用の補間画像駆動信号を生成する補間画像駆動手段と、
    上記未補間映像信号による未補間画像表示用の未補間画像駆動信号を生成する未補間画像駆動手段と、
    上記補間画像駆動手段からの上記補間画像駆動信号又は上記未補間画像駆動手段からの上記未補間画像駆動信号を選択的に切り替えて出力する駆動信号切替手段と、を有し、
    上記補間画像駆動信号を用いて上記補間画像映像信号による補間画像を補間画像表示領域に表示し、又は上記未補間画像駆動信号を用いて上記未補間画像映像信号による未補間画像を上記補間画像表示領域に表示する表示手段と、を有する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    上記未補間画像駆動手段からの上記未補間画像駆動信号の発振周波数は、上記補間画像駆動手段からの上記補間画像駆動信号の発振周波数を、上記補間画像表示領域における補間画像の表示ドット数/未補間画像の表示ドット数倍する
    ことを特徴とする撮像装置。
  3. 撮像部により撮像された映像信号に信号処理部により信号処理を施した後に、表示部により映像信号による画像を表示させるように映像信号を撮像装置より出力する映像信号出力表示方法において、
    上記信号処理部における信号処理は、
    上記撮像部により撮像された未補間映像信号に補間処理手段により補間処理を施して補間映像信号を出力するステップと、
    上記補間処理手段からの上記補間映像信号又は上記未補間映像信号を映像信号切替手段により選択的に切り替えて出力するステップと、を有し、
    上記表示部における表示処理は、
    上記補間映像信号による補間画像表示用の補間画像駆動信号を補間画像駆動手段により生成するステップと、
    上記未補間映像信号による未補間画像表示用の未補間画像駆動信号を未補間画像駆動手段により生成するステップと、
    上記補間画像駆動手段からの上記補間画像駆動信号又は上記未補間画像駆動手段からの上記未補間画像駆動信号を駆動信号切替手段により選択的に切り替えて出力するステップと、を有し、
    上記補間画像駆動信号を用いて上記補間画像映像信号による補間画像を表示手段により補間画像表示領域に表示し、又は上記未補間画像駆動信号を用いて上記未補間画像映像信号による未補間画像を表示手段により上記補間画像表示領域に表示するステップと、を有する
    ことを特徴とする映像信号出力表示方法。
  4. 請求項3に記載の映像信号出力表示方法において、
    上記未補間画像駆動手段からの上記未補間画像駆動信号の発振周波数は、上記補間画像駆動手段からの上記補間画像駆動信号の発振周波数を、上記補間画像表示領域における補間画像の表示ドット数/未補間画像の表示ドット数倍する
    ことを特徴とする映像信号出力表示方法。
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