JP4261666B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン(TV)モニタや液晶表示パネルなどの映像出力装置に表示される映像信号を処理する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9は従来の画像処理装置の構成を示すブロック図である。図において、101はCCDセンサであり、受光した映像を電気信号に変換する。102は撮影系信号処理回路である。撮像系信号処理回路102は、CCDセンサ1から出力される映像信号に色キャリア除去、アパーチャ補正、ガンマ処理等を施して輝度信号を生成すると同時に、色補間、マトリクス変換、ガンマ処理、ゲイン調整などを施して色差信号を生成し、YUV等の映像信号を出力する。
【0003】
103はTV系信号処理回路であり、撮影系信号処理回路102から出力されるYUV信号に対し、クロマエンコード処理、帯域補正、コンポジット信号などの処理を行ってTV信号を出力する。104は液晶コントローラであり、液晶表示に必要な駆動パルスを発生したり、TV系信号処理回路103から出力されるTV信号を液晶表示パネル105に表示するためのRGB信号に変換する。105は液晶表示パネルであり、液晶コントローラ104から出力されるRGB信号を液晶デバイスにより可視映像として表示する。
【0004】
106はTVモニタであり、NTSC方式やPAL方式などそれぞれのTV方式にしたがって映像を表示する。NTSC方式やPAL方式では、必要とするCCDセンサの画素数が異なり、例えばNTSC方式では水平752×垂直485の画素数であり、PAL方式では水平736×垂直575の画素数である。また、カムコーダやデジタルカメラなど携帯性を特徴とする撮影装置で用いられる液晶表示パネルの画素数は、従来では水平279×垂直220画素と少ないものであった。
【0005】
近年、高画素数の液晶表示パネルが開発されているが、それでも水平550×垂直220の画素数であり、NTSC方式のCCDセンサの半分の画素数である。従来、NTSC用CCDセンサ(水平752×垂直485)を用いてNTSC方式とPAL方式の両対応の装置を提供する場合、PAL方式時には垂直485ラインから足らない分を補って垂直575ラインとしていた。
【0006】
また、水平550×垂直220など少ない画素数の液晶表示パネルに表示する場合、NTSC方式ではほぼ1フィールド分のライン数を表示できるが、PAL方式ではフィールドの1/7ライン分の画像データを表示できない。そこで、PAL方式の映像信号を液晶表示パネルに表示する場合、7ライン中の1ライン分間引いて表示を行っていた。液晶表示パネルを駆動するように設計されている液晶コントローラがかかるラインの間引きを行っていた。
【0007】
一方、NTSC方式に準拠したライン数を有するCCDセンサを用いてPAL方式の映像信号を出力する場合、ライン数の足らない分を補間などにより補っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したように液晶コントローラは与えられたPAL方式の映像信号を液晶表示パネルに表示する場合、間引いて表示していた。このため、PAL方式で液晶表示パネルに表示する場合、元の映像信号が間引かれてしまうなどの現象が起きて液晶表示された画像の質を著しく劣化させていた。
【0009】
特に、ユーザインターフェース用の文字情報などをスーパーインポーズで映像に乗せて表示を行う場合、PAL方式の液晶表示時に文字情報が間引かれてしまうので、文字の細かい横線が削除されてしまい、正しい情報表示のための機能を低減させていた。図10は文字の一部が削除された表示を示す図である。
【0010】
TVモニタ106には「ERASE」の文字が表示されているが(同図(a))、液晶表示パネル105には本来同図(b)に示す「E」の文字が間引かれて正しく表示されていない。このように、同図(c)に示すように「E」の文字が「C」に見えたり、同図(d)に示すように「F」に見えたりして文字情報を正しく表示できなかった。
【0011】
かかる問題は、NTSC方式用のライン数を有するCCDセンサの出力を、PAL方式のテレビジョン信号を入力して画像表示する液晶表示器に用いるために発生する問題であった。
【0012】
また、従来では、NTSC方式に準拠した外部映像出力と、PAL方式に準拠した外部映像出力とを簡単に切り換えられるデジタルカメラ装置は知られていなかった。
【0013】
そこで、本発明は上述の問題を個々にあるいは全て解決した画像処理装置を提供することを目的とする。
【0014】
かかる目的の下で、本発明は表示器上に表示される画像の質の劣化を低減させることを目的とする。
【0015】
また、本発明は汎用の液晶表示器を用いて画像を表示する際、表示される画像の質の劣化を低減させることを他の目的とする。
【0016】
さらに、本発明はPAL方式の出力を発生する時にNTSC方式のCCDセンサを用いても画質の劣化無しに液晶表示を行うことを更に他の目的とする。
【0017】
また、本発明は画像とともにスーパーインポーズ表示されるデータの表示品質を劣化させないようにすることを他の目的とする。
【0018】
さらに、本発明は標準テレビジョン方式が要求する画素数よりも多くの画素数を有する撮像素子の出力を、該テレビジョン方式が要求する画素数よりも少ない表示画素数の表示器を用いて画像表示する際、画質劣化を低減させることを他の目的とする。
【0019】
また、本発明はデジタルカメラ装置を種々の標準テレビジョン方式に簡単に対応させることを他の目的とする。
【0020】
さらに、本発明はデジタルカメラ装置の表示器に表示される画像の質の劣化を低減させることを他の目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の画像処理装置は、与えられる映像信号を補間する補間手段と、前記補間手段により補間された前記与えられる映像信号を間引いて出力する第1の出力手段と、前記補間手段により補間された前記与えられる映像信号を間引かずに出力する第2の出力手段と、を備え、前記補間手段により補間された前記与えられる映像信号を前記第1の出力手段から出力させると共に第2の出力手段ら出力させる場合、前記補間手段は補間される画像上の位置を前記第1の出力手段により間引かれる位置と同じにすることを特徴とする。
【0039】
【発明の実施の形態】
本発明の画像処理装置の実施形態について説明する。本実施形態の画像処理装置はデジタルカメラなどの撮像装置に適用される。
【0040】
[第1の実施形態]
図1は第1の実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。図において、1はCCDセンサであり、受光した映像を電気信号に変換する。尚、本実施形態では、CCDセンサはNTSC方式であり、PAL方式が要求する画素数より多い画素数を有する。2はA/D変換器であり、CCDセンサ1から出力されるアナログ映像信号をデジタル映像信号に変換する。
【0041】
3は撮影系信号処理回路である。撮影系信号処理回路3は、CCDセンサ1の出力信号から色キャリア除去、アパーチャ補正、ガンマ処理などを施して輝度信号を生成し、また、同時に色補間、マトリクス変換、ガンマ処理、ゲイン調整などを施して色差信号を生成し、YUVなどの映像信号を出力する。4はデータ書込回路であり、信号処理後の映像信号をVRAM5に書き込む。
【0042】
5はVRAM(揮発性メモリ)であり、例えばダイナミックRAM(DRAM)に書き込み用と読み出し用のポートを設け、水平ライン毎にアドレッシングを行うビデオ用のメモリである。
【0043】
6は1Hディレイ回路であり、1水平ライン(H)分のデータを保持しておくことで水平ライン毎の前置補間などに用いられる。
【0044】
7はデータ読出回路であり、VRAM5に格納された映像データを読み出す。図2は映像データの配列を示す図である。データ書込回路4により水平ライン毎に連続したVRAM5のメモリアドレス上にYUYV …… とデータを格納しておき、データ読出回路7により水平ライン毎にH1,H2, …… のアドレスポインタとデータサイズにしたがってデータを読み出す。
【0045】
8はTV系信号処理回路であり、データ読出回路7で読み出されたYUVの映像信号に対し、クロマエンコード処理、帯域補正、コンポジット化などの信号処理を施してTV用のデジタル映像信号を出力する。
【0046】
9A、9BはD/A変換器であり、デジタル映像信号をアナログ映像信号に変換する。10A、10Bはローパスフィルタ(LPF)であり、D/A変換時の高周波ノイズ成分をカットする。11はゲイン調整回路であり、LPF10Bを通過した映像信号を液晶表示に適した信号レベルに調整する。
【0047】
12は液晶コントローラであり、液晶表示に必要な駆動パルスを発生したり、ゲイン調整回路11からのTV信号を液晶表示用の信号に変換する。13は液晶表示パネルであり、液晶コントローラ12からの信号を液晶デバイスにより可視映像として表示する。本実施形態の液晶コントローラ12は、PAL方式に準拠した映像信号が与えられると、互いにインターレースした奇数フィールド、偶数フィールドの映像信号を後述のように間引いてから液晶デバイスに表示させる。かかる表示に際しては、インターレースした画像信号をライン間引きし、そのまま表示している。
【0048】
14はビデオアンプであり、LPF10Aを通過した映像信号をTV用信号レベルかつ出力インピーダンスで出力する。15はTVモニタであり、NTSC方式やPAL方式などのTV方式にしたがって映像を表示する。16はタイミング発生回路であり、各回路で必要とするタイミング信号を発生する。17はセレクタ回路であり、必要に応じてVRAM5の出力と1Hディレイ回路6の出力とを切り替えて前置補間を行う。20は補間ON/OFF信号を発生する装置制御部である。
【0049】
上記構成を有する画像処理装置の動作について説明する。CCDセンサ1で受光した映像信号は、A/D変換器2でデジタル映像信号に変換され、撮像系信号処理回路3でYUV形式の映像信号に処理される。ここで、Yは色キャリア除去、アパーチャ補正、ガンマ変換などの処理を行った輝度信号である。U、Vはそれぞれ(B−Y)の色差信号、(R−Y)の色差信号であり、色補間、マトリクス変換、ガンマ変換などの処理を施して生成される。撮像系信号処理回路3から出力されるY、U、Vの映像信号は、データ書込回路4により例えば図2のデータ配列に示すように画面左上から順にYUYVYUYV …… とVRAM5に格納される。
【0050】
VRAM5に格納されたデータはデータ読出回路7により書き込んだ順で読み出され、TV系信号処理回路8で輝度とクロマのセパレート信号、コンポジット信号、液晶用の輝度と色差の信号に処理される。
【0051】
TV系信号処理回路8から出力されたデジタル映像信号はD/A変換器9A、9Bでアナログ映像信号に変換され、LPF10A、10Bで帯域制限され、ゲイン調整回路11でレベル合わせが行われて液晶コントローラ12に出力されると共に、ビデオアンプ14でレベル合わせかつ出力インピーダンス調整が行われてTVモニタ15に出力される。
【0052】
前述した通り、NTSC方式とPAL方式とでは必要とするCCDセンサの画素数が異なり、例えばNTSC方式では水平752×垂直485の画素数であり、PAL方式では水平736×垂直575の画素数である。これに対し、液晶表示パネルは高画素数のものでも水平550×垂直220の画素数であり、NTSC方式のCCDセンサの約半分の画素数である。
【0053】
したがって、PAL方式に対応したカムコーダやデジタルカメラでもEVF(電子ビューファインダー)やレックレビューの動作などでは、特に液晶表示だけを重視すると、NTSC方式の画素数で十分であるといえる。そこで、NTSC方式のCCDセンサあるいはビデオバッファ(VRAM)を用いてNTSC方式外部出力とPAL方式外部出力の両方に対応したシステムを低コストで開発することが検討される。また、NTSC方式、PAL方式よりも画素数の多い撮像素子を用いてNTSC方式外部出力とPAL方式外部出力とに対応する装置が望まれている。
【0054】
この場合、PAL方式時には、7ライン中1ラインの割合でラインを補って行かなければならない。つまり、7ライン毎に1回セレクタ回路17を切り替えて前置補間することにより、NTSC方式の垂直485ラインからPAL方式の垂直575ラインに補う必要がある。
【0055】
一方、液晶表示の場合、本実施形態ではPAL方式の垂直575ラインに補われた後の信号が液晶コントローラ12に与えられる。かかる場合、表示可能な画素が水平550×垂直220の画素であり、その水平ライン数、言い換えると垂直方向の画素数はNTSC方式の1フィールド分のライン数とほぼ等しい。したがって、液晶コントローラ12にPAL方式の信号が与えられた場合には、元々7ライン中1ラインを間引いて液晶表示パネル13に供給して表示している。
【0056】
そこで、本実施形態ではNTSC方式の垂直485ラインからPAL方式の垂直575ラインに補うラインの箇所と、液晶表示で7ライン中1ラインを間引いている箇所とを一致させることにより、PAL方式時にNTSC方式のCCDセンサを用いても液晶表示ではNTSC方式のCCDセンサの出力の情報量を大きく損なうことなく画質劣化無しに表示可能である。以下に、ライン補間および液晶表示でのライン間引きおよびそのタイミングについて説明する。
【0057】
図3は補間(LCOMP)信号を発生する回路の構成を示すブロック図である。図において、VD信号は垂直同期信号、HD信号は水平同期信号、CLK信号はタイミング発生用のクロック信号である。VBLK信号は映像期間中Hレベルで垂直ブランキング中Lレベルとなる信号である。LC1信号は第1の補間用信号、LC2信号は第2の補間用信号である。LCOMP信号は補間信号であり、補間ON/OFF信号がONである場合にLC1信号とLC2信号の論理和となる信号である。
【0058】
61はVD信号、HD信号およびCLK信号を入力としてVBLK信号を発生する映像期間パルス発生回路である。62はVBLK信号およびCLK信号を入力とし、VBLK信号がHレベル期間にカウンタとコンパレータを用いてLC1信号およびLC2信号を発生する映像期間中一定周期カウンタである。63はOR回路であり、LC1信号およびLC2信号の論理和となる信号を出力する。64はAND回路であり、OR回路63の出力信号を補間ON/OFF信号がONである時にLCOMP信号として出力する。補間ON/OFF信号はPAL方式の画像信号を出力する時にON(Hレベル)、NTSC方式の画像信号を出力する時にOFF(Lレベル)とする。
【0059】
図4は各信号の変化を示すタイミングチャートである。VSTART信号、VCK信号およびEN信号は液晶表示パネル13を駆動する信号であり、液晶コントローラ12で発生し、液晶表示パネル13に与えられる。
【0060】
尚、液晶コントローラ12には、補間のON/OFF信号、即ちPAL方式の画像信号を入力するかNTSC方式の画像信号を入力するかが予め設定される。また、図1に示したように、VD、HD、CLKが入力されてもよい。あるいはゲイン調整回路11から入力されるアナログ映像信号からHD、VD、CLKに相当する信号を抽出してもよい。
【0061】
VSTART信号は液晶表示で垂直方向の始まりを示す信号である。VCK信号は液晶表示の水平ラインの切り替わりを示すクロックである。EN信号は水平ラインの間引かれる位置を示す信号である。
【0062】
同図(A)はNTSC方式の信号タイミングで液晶表示パネルを駆動している場合を示し、同図(B)はPAL方式の信号タイミングで液晶表示パネルを駆動している場合を示す。このタイミングから分かるように、NTSC方式時にはラインは間引かれず、PAL方式時には14ライン中2ライン間引かれている。しかも、8ライン中1ラインの間引きと6ライン中1ラインの間引きが交互に行われている。また、同図(C)は図3において発生した信号を示す。このように、補間(LCOMP)信号のタイミングをPAL方式時のEN信号のタイミングに同期させることで、PAL方式時にNTSC方式のCCDセンサを用いても液晶表示パネルは画質劣化無しに表示可能である。
【0063】
本実施形態では、補間(LCOMP)信号のタイミングをPAL方式のEN信号に合わせるようにカウンタ62のLC1、LC2の発生タイミングが設定されている。即ち、液晶コントローラ12が発生するEN信号のタイミングを予め調べ、かかるEN信号を基にカウンタ62が設定されている。
【0064】
尚、映像期間中一定周期カウンタ62とその内部のコンパレータの設定をレジスタ等で変更可能にしておくことで、様々な液晶コントローラ12による駆動の間引き位置に対応した位置においてライン補間を行うことが可能である。
【0065】
さらに、タイミング設定を可変にした場合、タイミングの合わせ込みを多数のメーカの液晶表示パネルに対して個々に行うことができる。この場合、1Hディレイ回路6にON/OFFスイッチを設け、OFF時にLレベルの信号をセレクタ17に供給することにより、タイミングの確認が液晶画面上で行えるようになる。すなわち、ライン補間した場合に画面上で黒の横線になり、その黒線が液晶画面上で見えなくなればタイミングが一致していることになり、タイミング合わせの確認が容易になる。
【0066】
また、システム構成の簡略化を図るために、1Hディレイ回路6を無くしてVRAM5のリード時にこのVRAM5の同じラインを2度読み出すようにしてもよい。
【0067】
さらに、データ書込回路4およびデータ読出回路7はメモリに対するアドレスでリード/ライトを行う代わりに、DMA(ダイレクトメモリアクセス)転送によりリード/ライトを行うようにしてもよい。
【0068】
[第2の実施形態]
図5は第2の実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。前述した第1の実施形態の画像処理装置と同一の回路ブロックには同一の符号を付してその説明を省略する。図において、21はDRAMであり、前述したVRAM5と同じ用途に使用される。DRAM21には、CCDセンサで受光した撮影画に重ね合わせてあるいは置き換えてTVモニタなどの画面上に表示されるスーパインポーズ用の映像データが格納されている。尚、図示していないが、図1と同様に装置制御部20が設けられている。かかる点は第3の実施形態以降も同様である。
【0069】
22はCCDセンサで受光した撮影画のデータを読み出す撮影画読出回路である。23はDRAM21に格納されたスーパーインポーズ用の映像データを読み出すスーパーインポーズ用映像読出回路である。24は撮影画読出回路22から出力される撮影画のデータとスーパーインポーズ用映像読出回路23から出力されるスーパーインポーズ用の映像データとを切り替えたり、重ね合わせたりあるいは置き換えたりして出力するスーパーインポーズ回路である。TV系信号処理回路8からTVモニタ15までの構成は前述した第1の実施形態の場合と同様であるので、その説明を省略する。
【0070】
DRAM21には、前述した1Hディレイ回路6の代わりにライン補間時に同一ラインを2度読み出すライン補間回路が設けられている。これは、例えばリード時のラインアドレスポインタを進めずにDMA転送を行うなどの処理で実現可能である。そして、DRAM21には撮影画読出回路22とスーパーインポーズ用映像読出回路23に対し、別々にライン補間回路21a、21bが設けられている。
【0071】
スーパーインポーズ回路24は、撮影画読出回路22からの撮影画のデータとスーパーインポーズ映像読出回路23からのスーパーインポーズ用の映像データとを切り替えたり、重ね合わせたりあるいは置き換えたりして出力し、その出力はTV系信号処理回路8に入力する。
【0072】
TV系信号処理回路8は、スーパーインポーズ回路24からの出力信号を輝度とクロマのセパレート信号、コンポジット信号、液晶用の輝度と色差の信号に処理する。TV系信号処理回路8から出力されるデジタル映像信号は、D/A変換器9A、9Bでアナログ映像信号に変換され、LPF10A、10Bで帯域制限され、ゲイン調整回路11でレベル合わせが行われて液晶コントローラ12に出力されると共に、ビデオアンプ14でレベル合わせかつ出力インピーダンス調整が行われてTVモニタ15に出力される。
【0073】
第2の実施形態の画像処理装置の特徴について説明する。NTSC方式のCCDセンサ用いてPAL方式に準拠した映像信号を出力する場合、前記第1の実施形態と同様、7ラインに1ラインずつ映像信号を補っていく必要がある。この場合、スーパーインポーズ用映像データとして、DRAM21の容量が十分にあれば、PAL方式(水平736×垂直575画素)分のデータを用意することで前述のライン補間を行わずにTVモニタ15に映像を出力することが可能である。
【0074】
しかし、液晶表示を行う場合、全てを表示することができないので、PAL方式(水平736×垂直575画素)分のデータを持つ必要がない。言い換えると、液晶表示パネルとTVモニタでスーパーインポーズ用映像データの表示を合わせたい場合、スーパーインポーズ用の映像も撮影画と同様に、ライン補間をする必要がある。
【0075】
尚、ユーザーインタフェース(UI)としての文字情報等を前述したスーパーインポーズ用映像データを用いて液晶表示パネルだけに表示する場合、間引かれるラインのデータを持たない方がよい。
【0076】
また、ユーザーインタフェース(UI)としての文字情報等を前述したスーパーインポーズ用映像データを用いてTVモニタに表示する場合、PAL方式(水平736×垂直575画素)分のデータを用意してより細かい文字情報等を表示した方がよい。この場合、液晶表示ではラインが間引かれるので、液晶表示パネルでは撮影画だけを表示するなど、TVモニタと液晶表示パネルとでスーパーインポーズを別々に表示できるようにしておく必要がある。
【0077】
このように、第2の実施形態では、撮影画とスーパーインポーズ用映像とを別々にライン補間可能であり、しかも表示装置に適した表示を行うことができる。
【0078】
[第3の実施形態]
図6は第3の実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。図において、前記第1および第2の実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を省略する。
【0079】
第3実施形態では、撮影画読出回路22およびスーパーインポーズ用映像読出回路23それぞれの後段に1水平ライン(H)分の1Hディレイ回路6A、6Bとセレクタ17A、17Aが設けられている。
【0080】
第2の実施形態ではDRAM21からの読み出し時にライン補間を行っていたが、第3の実施形態では1Hディレイ回路6A、6Bおよびセレクタ17A、17Bを用いてDRAM21から読み出した後にライン補間を行う。
【0081】
このように、1Hディレイ回路6A、6Bで前置補間だけでなく前後のラインからリニア補間を施すことが可能となり、第2の実施形態に比べて出力画像の高周波の折り返しノイズを抑え、つまりギザギザすることなく自然な画像を表示することができる。
【0082】
[第4の実施形態]
図7は第4の実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。図において、第3の実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付すことによりその説明を省略する。
【0083】
第4の実施形態では、前記第3の実施形態と異なり、1Hディレイ回路6およびセレクタ17が1系統であり、スーパーインポーズ回路24の後段に設けられている。この回路構成でTVモニタ15と液晶表示パネル13の表示を常に同じにすることにより、回路規模の削減を図ることができる。
【0084】
[第5の実施形態]
第5の実施形態では、CCDセンサ1の画素数が水平752×垂直485画素あるいは水平752×垂直575画素よりも多い高画素数の画像処理装置の場合である。その他の画像処理装置の構成は前記第1の実施形態と同一である。
【0085】
この場合、データ書込回路4のデータ書き込み時あるいはデータ読出回路7のデータ読み出し時に画像の縮小化を行う。画像の縮小方法としては、LPFを通して間引くことが行われる。これにより、任意のCCD画素数でTVモニタ15や液晶表示パネル13にほぼ忠実に撮影像を表示できるようになる。
【0086】
尚、図1の画像処理装置に限らず、図2、図3の構成においても同様の手段、つまりデータ書込回路4のデータ書き込み時あるいはデータ読出回路7のデータ読み出し時に画像の縮小化を行うことにより、高画素数のCCDセンサに対応することができる。
【0087】
[第6の実施形態]
図8は第6の実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。第6の実施形態における画像処理装置は、第2の実施形態と基本的に同様の回路構成を有するので、詳細な説明を省略する。
【0088】
第6の実施形態では、TVモニタ表示用と液晶表示用の2系統に各部が分かれて別々に処理する構成となっている。
【0089】
この画像処理装置では、液晶表示については前記第2の実施形態と同様に間引かれても、スーパーインポーズ用の文字情報等の映像を失われないようにすることができる一方、TVモニタの表示ではラインが間引かれることなく垂直575ラインの情報を表示できるので、スーパーインポーズ用の映像データも垂直575ライン分の情報がメモリ(DRAM91)に格納されている。
【0090】
特に、液晶表示を行わずにTVモニタだけに情報を表示する場合、液晶表示パネルよりも表示面が大きくライン数も多いので、より精細な情報の表示、例えばマルチ画面の小画面内でスーパーインポーズ等を行うことが可能となる。
【0091】
以上示したように、上記実施形態では、NTSC方式の垂直485ラインからPAL方式の垂直575ラインに補うラインの箇所と、液晶表示で7ライン中1ラインを間引いて表示する箇所を一致させることができ、PAL方式時にNTSC方式のCCDセンサを用いても画質の劣化無しに液晶表示を行うことができる。
【0092】
また、ユーザインターフェース用の文字情報などをスーパーインポーズで映像に乗せて表示を行う場合、液晶表示で間引かれるラインを前後のラインから補われるようにすることができ、PAL方式のラインを間引いて液晶表示する際に文字情報が間引かれることなく正しく表示させることができる。
【0093】
さらに、前置補間だけでなく前後のラインからリニア補間を施すことが可能となり、出力画像の高周波の折り返しノイズを抑え、つまりギザギザすることなく自然な画像を表示することができる。
【0094】
また、スーパーインポーズを行う回路と、撮像画とスーパーインポーズ用の映像とを別々にライン補間する回路をTVモニタ用と液晶表示用の2系統に分け、それらを独立に制御することにより、液晶表示パネルとTVモニタのそれぞれに合わせて最適な画像を表示することができる。
【0095】
さらに、1Hディレイ回路およびセレクタなどの回路を省くことができ、回路構成を簡略化できる。
【0096】
また、撮影画およびスーパーインポーズ用映像を同一の画面に表示するための回路規模を削減できる。
【0097】
【発明の効果】
本発明によれば、表示器上に表示される画像の質の劣化を低減させることができる。
【0098】
また、汎用の液晶表示器を用いて画像を表示する際、表示される画像の質の劣化を低減させることができる。
【0099】
さらに、PAL方式の出力を発生する時にNTSC方式のCCDセンサを用いても画質の劣化無しに液晶表示を行うことができる。
【0100】
また、画像とともにスーパーインポーズ表示されるデータの表示品質を劣化させないようにすることができる。
【0101】
さらに、標準テレビジョン方式が要求する画素数よりも多くの画素数を有する撮像素子の出力を、該テレビジョン方式が要求する画素数よりも少ない表示画素数の表示器を用いて画像表示させる際、画質劣化を低減させることができる。
【0102】
また、デジタルカメラ装置を種々の標準テレビジョン方式に簡単に対応することができる。
【0103】
さらに、デジタルカメラ装置の表示器に表示される画像の質の劣化を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】映像データの配列を示す図である。
【図3】補間(LCOMP)信号を発生する回路の構成を示すブロック図である。
【図4】各信号の変化を示すタイミングチャートである。
【図5】第2の実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図6】第3の実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図7】第4の実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図8】第6の実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図9】従来の画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図10】文字の一部が削除された表示を示す図である。
【符号の説明】
1 CCD
5 VRAM
6、6A、6B 1Hディレイ回路
7 データ読出回路
17、17A、17B セレクタ
13 液晶表示パネル
15 TVモニタ
21 DRAM
21a、21b ライン補間回路
22、22A、22B 撮影画読出回路
23、23A、23B スーパーインポーズ用映像読出回路
61 映像期間パルス発生回路
62 映像期間中一定周期カウンタ

Claims (9)

  1. 与えられる映像信号を補間する補間手段と、
    前記補間手段により補間された前記与えられる映像信号を間引いて出力する第1の出力手段と、
    前記補間手段により補間された前記与えられる映像信号を間引かずに出力する第2の出力手段と、を備え、
    前記補間手段により補間された前記与えられる映像信号を前記第1の出力手段から出力させると共に第2の出力手段ら出力させる場合、前記補間手段は補間される画像上の位置を前記第1の出力手段により間引かれる位置と同じにすることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記与えられる映像信号はNTSC規格に適合した信号であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記補間手段はPAL規格に適合したライン数の映像信号を補間により生成することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記第1の出力手段は接続された表示器のライン数に合わせて画像信号を間引くことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 前記表示器は液晶表示器であることを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記補間手段に与える映像信号を発生する発生手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  7. 前記発生手段は光電変換素子を含むことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 前記与えられる映像信号として撮影画データとスーパーインポーズ用映像データとからなる映像データを記憶する記憶手段と、
    前記撮影画データとスーパーインポーズ用映像データとを別々に読み出す読み出し手段と、
    前記撮影画データと前記スーパーインポーズ用映像データとを同一画面に表示するために重ね合わせ又は切り替えて前記第1の出力手段及び第2の出力手段に出力するスーパーインポーズ手段と、をさらに有し、
    前記補間手段は前記別々に読み出される撮影画データとスーパーインポーズ用映像データとを別々に補間して前記スーパーインポーズ手段に提供することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 前記与えられる映像信号として撮影画データとスーパーインポーズ用映像データとからなる映像データを記憶する記憶手段と、
    前記撮影画データとスーパーインポーズ用映像データとを別々に読み出す読み出し手段と、
    前記撮影画データと前記スーパーインポーズ用映像データとを同一画面に表示するために重ね合わせ又は切り替えて出力するスーパーインポーズ手段と、をさらに有し、 前記補間手段は前記スーパーインポーズ手段により出力された映像データを補間することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
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