JP2005121054A - 包材検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検査部の検査の精度を十分に高くすることができるようにする。
【解決手段】被検体12を保持する被検体保持部と、前記被検体12を被検体保持部に押し付ける押圧部材と、前記被検体保持部に押し付けられた状態の被検体12における被検査部の状態を検査する検査機構とを有する。この場合、被検体保持部に押し付けられた状態の被検体12における被検査部の状態を検査することができるので、包材が変形したり、浮き上がったりするのを防止し、被検査部において平面度を確保することができる。したがって、被検査部の検査の精度を十分に高くすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、包材検査装置に関するものである。
従来、牛乳、清涼飲料等の内容物としての液体食品が収容された包装容器を製造する場合、ウェブ状、板状等の包材が使用され、該包材の所定の箇所がヒートシール、超音波シール等の手法によってシールされることにより、包装容器が形成されるようになっている。例えば、ウェブ状の包材を使用する場合、充填(てん)機によって、前記包材をチューブ状にし、縦シール装置によって縦方向にシールした後、チューブ状の包材の中に液体食品を充填しながら、所定の間隔で横シール装置によって横方向にシールして切断し、枕(まくら)状の原型容器を形成し、該原型容器を更に所定の形状に成形して包装容器を完成させるようにしている。
ところで、前記包材を縦方向又は横方向にシールするために、包材を両側から所定の挟持圧で挟むとともに、熱を加えて包材の表面の樹脂を溶融させ、包材間を融着するようになっているが、例えば、前記挟持圧、シール温度、樹脂性状等の条件によって、溶融させられた樹脂がシール部分から逃げ、シール部分に残留する樹脂の量が不足し、シール不良が発生することがある。そして、シール不良が発生するのに伴い、包装容器内の液体食品が漏れたり、包装容器内に空気が入り込んだりして液体食品の品質が低下してしまう。
そこで、オペレータは、完成された包装容器のうちの所定のものを抜き取り、抜き取られた包装容器から液体食品を排出し、空になった包装容器を切断して開封し、被検査部の状態、例えば、シール部分のシール状態を包装容器の内側から目視によって検査するようにしている。
ところが、前記従来のシール状態の検査方法においては、オペレータの主観に基づいてシール不良が発生したかどうかが判断されるようになっているので、シール状態の検査を確実に行うことができない。
そこで、シール部分を撮影装置によって撮影し、撮影されたシール部分の画像について画像処理装置による画像処理を行い、検査の精度を高くするようにした包材検査装置が提供されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−315718号公報
しかしながら、前記従来の包材検査装置においては、包装容器の包材が紙基材に樹脂フィルムを被覆することによって形成されるので、包材が変形したり、浮き上がったりして、シール部分において平面度を確保することができなくなると、撮影装置の焦点をシール部分に正確に合わせることができなくなってしまう。その結果、シール部分の画像を処理するのが困難になり、シール部分の検査の精度を十分に高くすることができなくなってしまう。
本発明は、前記従来の包材検査装置の問題点を解決して、被検査部の検査の精度を十分に高くすることができる包材検査装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の包材検査装置においては、被検体を保持する被検体保持部と、前記被検体を被検体保持部に押し付ける押圧部材と、前記被検体保持部に押し付けられた状態の被検体における被検査部の状態を検査する検査機構とを有する。
本発明の他の包材検査装置においては、さらに、前記押圧部材は、被検体における被検査部に対応させて形成された開口を備える。
本発明の更に他の包材検査装置においては、さらに、前記押圧部材において、被検体における被検査部に対応する部分が透明にされ、その他の部分が不透明にされる。
本発明の更に他の包材検査装置においては、さらに、前記押圧部材において、被検体における被検査部に対応する部分が不透明にされ、その他の部分が透明にされる。
本発明の更に他の包材検査装置においては、さらに、前記押圧部材は、所定の箇所に反射部を備え、入射された光の方向を変化させる。
本発明の更に他の包材検査装置においては、さらに、前記押圧部材は、屈折率の異なる複数のブロックを隣接させることによって形成され、入射された光の方向を各ブロック間の境界面で変化させる。
本発明の更に他の包材検査装置においては、さらに、前記被検体保持部は、マンドレルに配設され、該マンドレルの回転に伴って、被検体を複数の箇所に設定されたステーションに送る。
本発明の更に他の包材検査装置においては、さらに、前記押圧部材及び検査機構は、各ステーションに配設される。
本発明の更に他の包材検査装置においては、さらに、前記被検査部の状態はシール部分のシール状態である。
本発明によれば、包材検査装置においては、被検体を保持する被検体保持部と、前記被検体を被検体保持部に押し付ける押圧部材と、前記被検体保持部に押し付けられた状態の被検体における被検査部の状態を検査する検査機構とを有する。
この場合、被検体保持部に押し付けられた状態の被検体における被検査部の状態を検査することができるので、包材が変形したり、浮き上がったりするのを防止し、被検査部において平面度を確保することができる。したがって、被検査部の検査の精度を十分に高くすることができる。
本発明の他の包材検査装置においては、さらに、前記押圧部材において、被検体における被検査部に対応する部分が透明にされ、その他の部分が不透明にされる。
この場合、前記押圧部材において、被検体における被検査部に対応する部分が透明にされ、その他の部分が不透明にされるので、その他の部分において光量、波長等を制限することができる。したがって、検査要素にその他の部分からの光が入射するのを防止することができるので、被検査部の検査の精度を一層十分に高くすることができる。
本発明の更に他の包材検査装置においては、さらに、前記押圧部材において、被検体における被検査部に対応する部分が不透明にされ、その他の部分が透明にされる。
この場合、前記押圧部材において、被検体における被検査部に対応する部分が不透明にされ、その他の部分が透明にされるので、被検査部における光の状態に対応させて、適正な光量、波長等の光を入射させることができる。したがって、目視では認識することができない画像を検査要素によって撮影することが可能になるので、被検査部の検査の精度を一層十分に高くすることができる。
本発明の更に他の包材検査装置においては、さらに、前記押圧部材は、所定の箇所に反射部を備え、入射された光の方向を変化させる。
この場合、前記押圧部材は、所定の箇所に反射部を備え、入射された光の方向を変化させるので、押圧部材内において光の方向を変えることができる。したがって、検査要素を被検体と対向させる必要はなく、検査要素の配設される位置の自由度を高くすることができる。その結果、包材検査装置の設計に対する制約がなくなるので、包材検査装置のコストを低くすることができる。
本発明の更に他の包材検査装置においては、さらに、前記押圧部材は、屈折率の異なる複数のブロックを隣接させることによって形成され、入射された光の方向を各ブロック間の境界面で変化させる。
この場合、前記押圧部材は、屈折率の異なる複数のブロックを隣接させることによって形成され、入射された光の方向を各ブロック間の境界面で変化させるので、押圧部材内において光の方向を変えることができる。
したがって、検査要素を被検体と対向させる必要はなく、検査要素の配設される位置の自由度を高くすることができる。その結果、包材検査装置の設計に対する制約がなくなるので、包材検査装置のコストを低くすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態における包装容器の斜視図、図3は本発明の第1の実施の形態における原型容器の正面図である。
図において、10はブリック状の包装容器、18は原型容器であり、前記包装容器10は、前面壁10a、後面壁10b、側面壁10c、10d、頂面壁10e及び底面壁10f、前記頂面壁10e側から側面壁10c、10d側に折り曲げられた第1の耳片としての一対のトップフラップ(図2においてはそのうちのトップフラップ10gだけが示される。)、及び前記側面壁10c、10d側から底面壁10f側に折り曲げられた第2の耳片としての図示されない一対のボトムフラップを備える。
そして、縦シール部分S1は頂面壁10e、後面壁10b及び底面壁10fにわたって、横シール部分S2は、頂面壁10e側において頂面壁10e及びトップフラップにわたって、底面壁10f側において底面壁10f及び前記ボトムフラップにわたって形成される。
前記包装容器10は、例えば、ウェブ状の包材を図示されない充填機によって加工することにより形成される。
すなわち、該充填機において、ウェブ状の包材が繰出機にセットされ、該繰出機によって繰り出され、送り装置によって充填機内を搬送される。そして、前記包材は、搬送されている間にパンチ穴が形成され、該パンチ穴を覆うように、インナテープ及びプルタブが貼(ちょう)着される。続いて、前記包材は、垂直方向に搬送され、搬送方向における複数の箇所に配設されたフォーミングリングによって案内され、かつ、変形させられてチューブ状にされ、第1のシール装置としての縦シール装置によって縦方向にシールされて包材チューブになる。このとき、縦シール部分S1が形成される。
続いて、包材チューブ内に内容物としての液体食品が、充填管を介して上方から供給され、包材チューブ内に充填される。次に、該包材チューブは、第2のシール装置としての横シール装置によって両側から挟持され、所定の間隔で横方向にシールされ、このとき、横シール部分S2が形成され、該横シール部分S2において包材チューブは切断され、成形フラップによって変形させられ、図3に示されるような枕状の原型容器18が形成される。
続いて、該原型容器18は、所定の成形装置によって成形され、各トップフラップが側面壁10c、10d側に、各ボトムフラップが底面壁10f側に向けて折り曲げられ、かつ、融着されて包装容器10が形成される。
ところで、前記包材をシールするために、包材を両側から所定の挟持圧で挟むとともに、熱を加えて包材の表面の樹脂を溶融させ、包材間を融着するようになっているが、例えば、前記挟持圧、シール温度、樹脂性状等の条件によって、溶融させられた樹脂が、前記縦シール部分S1、横シール部分S2等のシール部分から逃げ、シール部分に残留する樹脂の量が不足し、シール不良が発生することがある。そして、シール不良が発生するのに伴い、包装容器10内の液体食品が漏れたり、包装容器10内に空気が入り込んだりして液体食品の品質が低下してしまう。
そこで、オペレータは、完成された包装容器10のうちの所定のものを抜き取り、抜き取られた包装容器10を切断して開封することによって被検体を作成し、各被検体について、包材の状態、特に、所定の被検査部の状態の検査、本実施の形態においては、シール部分のシール状態の検査を行うようにしている。
次に、シール状態を検査するための包材検査装置について説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態における被検体を作成する状態を示す斜視図、図5は本発明の第1の実施の形態における被検体の斜視図、図6は本発明の第1の実施の形態における包材検査装置の概念図である。
図において、10は包装容器であり、該包装容器10は、頂面壁10e側から側面壁10c、10d側に折り曲げられた一対のトップフラップ10g、10h、及び前記側面壁10c、10d側から底面壁10f側に折り曲げられた一対のボトムフラップ10i、10jを備え、充填機から抜き取られた状態において、前記トップフラップ10g、10hは側面壁10c、10dに、ボトムフラップ10i、10jは底面壁10fに融着されている。
そこで、充填機から検査用として抜き取られた包装容器10は、図示されない伸展装置によって伸展させられ、前記トップフラップ10g、10hは側面壁10c、10dから、ボトムフラップ10i、10jは底面壁10fから剥(は)がされ、原型容器18(図3)と同様の枕状の形状にされる。
続いて、包装容器10は、図示されない切断装置に送られ、該切断装置によって切断され、開封される。すなわち、まず、前記前面壁10a、及び側面壁10c、10dのほぼ半分程度が後面壁10bを残して切断線L1に沿って切断され、続いて、前面壁10a、後面壁10b、頂面壁10e及び底面壁10fが切断線L2、L3に沿って切断される。
次に、前面壁10a、後面壁10b、頂面壁10e及び底面壁10fの内周面が洗浄され、図5に示されるようなシール状態の検査の対称となる被検体12が作成される。該被検体12は、少なくとも二つの板状部を備え、各板状部が少なくとも一つの融着部で融着され、本実施の形態においては、後面壁10b、頂面壁10e及び底面壁10fの各壁の一部によって構成された第1の板状部13、前面壁10a及び頂面壁10eの各壁の一部によって構成された第2の板状部14、前面壁10a及び底面壁10fの各壁の一部によって構成された第3の板状部15、横シール部分S2の一部によって構成され、第1、第2の板状部13、14を融着して接続する第1の融着部16、並びに横シール部分S2の一部によって構成され、第1、第3の板状部13、15を融着して接続する第2の融着部17から成る。
そして、前記第1の板状部13は、矩(く)形の胴部21、及び該胴部21の両端において、第1、第2の融着部16、17にかけて次第に広くなるように形成された拡開部22、23を備え、第2の板状部14は、矩形の胴部24、及び該胴部24の一端において、第1の融着部16にかけて次第に広くなるように形成された拡開部25を備え、第3の板状部15は、矩形の胴部26、及び該胴部26の一端において、第2の融着部17にかけて次第に広くなるように形成された拡開部27を備える。
このようにして被検体12が作成されると、該被検体12は、図6に示される包材検査装置31に送られる。該包材検査装置31は、被検体12を搬送するための搬送用の駆動部としての図示されないモータ、及び該モータを駆動することによって、所定の時間が経過するごとに間欠的に矢印A方向に回転させられる回転体ユニット32を備える。そして、該回転体ユニット32は、前記モータの出力軸に連結されたハブ33、及び該ハブ33から径方向外方に等ピッチで突出させて形成された複数の、本実施の形態においては、4個のマンドレル34を備える。
各マンドレル34は、前記ハブ33に取り付けられた円柱状の本体部36、及び該本体部36の先端に取り付けられ、被検体12を保持する被検体保持部としての被検体ホルダ37を備える。そして、各マンドレル34は、回転に伴って、被検体12を、回転体ユニット32の回転方向における複数の箇所、本実施の形態においては、4箇所に設定されたステーションST1〜ST4に送り、該各ステーションST1〜ST4において所定の時間だけ停止させられる。
前記ステーションST1は、搬入・位置決め部として使用され、ステーションST1に所定のタイミングごとに被検体12が搬入され、マンドレル34にセットされる。そのために、前記ステーションST1に搬送装置としてのコンベヤ39が配設され、該コンベヤ39によって搬送された被検体12がステーションST1に搬入される。このとき、被検体12は、第1の板状部13を被検体ホルダ37と対向させて、マンドレル34にセットされ、保持される。
続いて、被検体12は、前記第2、第3の板状部14、15が被検体ホルダ37によって開かれ、開放状態に置かれてステーションST2に送られる。
該ステーションST2は、第1の検査部として使用され、ステーションST2においてシール状態の第1の検査が行われる。そのために、前記被検体ホルダ37と対向させて静電容量式の検査機構41が配設される。該検査機構41は、矢印B1方向に進退(図6において左右方向に移動)自在に配設された第1の検査要素としての検査ヘッド42、矢印B2方向に進退自在に配設された第1の押圧部材としての押え板91、前記検査ヘッド42及び押え板91を進退させるための図示されない第1の駆動機構等を備える。
そして、図示されない制御部の押圧処理手段は、押圧処理を行い、被検体12がステーションST2に送られてくると、前記第1の駆動機構を駆動し、押え板91を被検体12に押し付け、続いて、前記制御部の包材検査処理手段は、包材検査処理を行い、前記検査ヘッド42を被検体12のシール部分に押し付け、該シール部分が有する静電容量に基づいて、シール状態の検査を行う。そのために、前記検査機構41は、図示されない電源装置、電流センサ、電流・電圧変換部、同位相成分検出部、位相差成分検出部等を備え、前記電流センサによってシール部分を流れる電流が検出され、前記電流・電圧変換部によって前記電流が電圧に変換され、前記同位相成分検出部及び位相差成分検出部によって、電圧中の同位相成分及び位相差成分が検出される。そして、前記包材検査処理手段は、前記同位相成分及び位相差成分を読み込み、同位相成分及び位相差成分に基づいて前記シール部分の静電容量成分及び抵抗成分を算出し、該静電容量成分及び抵抗成分に基づいてシール状態の検査を行う。
また、前記ステーションST3は、第2の検査部として使用され、ステーションST3においてシール状態の第2の検査が行われる。そのために、前記被検体ホルダ37と対向させて撮像式の検査機構44が配設される。該検査機構44は、矢印C1方向に進退(図6において上下方向に移動)自在に配設された第2の検査要素及び撮像装置としてのCCDカメラ43、矢印C2方向に進退(図6において左右方向に移動)自在に配設された第2の押圧部材としての押え板92、前記CCDカメラ43及び押え板92を進退させるための図示されない第2の駆動機構等を備える。
そして、前記押圧処理手段は、被検体12がステーションST3に送られてくると、前記第2の駆動機構を駆動し、押え板92を被検体12に押し付け、続いて、前記包材検査処理手段は、前記CCDカメラ43を被検体12のシール部分の所定の箇所に置いたり、シール部分に沿って走査させたりして、CCDカメラ43によってシール部分を撮影し、撮影されたシール部分の画像に基づいて、シール部分からはみ出した樹脂によって突条部(ポリ玉)が形成されているかどうか等のシール状態の検査を行う。そのために、前記包材検査処理手段の画像処理手段は、画像処理を行い、前記シール部分の画像のデータを読み込み、所定の処理を行う。
また、前記ステーションST4は、第3の検査部及び搬出部として使用され、ステーションST4においてシール状態の第3の検査が行われるとともに、シール状態の検査が行われた後の被検体12が搬出される。そのために、前記被検体ホルダ37と対向させて放電式の検査機構45が配設される。該検査機構45は、矢印D1方向に回転自在に配設された第3の検査要素としての放電電極46、矢印D2方向に進退(図6において左右方向に移動)自在に配設された第3の押圧部材としての押え板93、前記放電電極46を回転させたり、押え板93を進退させたりするための図示されない第3の駆動機構、図示されないアース電極等を備える。
そして、前記押圧処理手段は、被検体12がステーションST4に送られてくると、前記第3の駆動機構を駆動し、押え板93を被検体12に押し付け、続いて、前記包材検査処理手段は、放電電極46を被検体12のシール部分に押し付け、放電電極46を所定の箇所に置いたり、回転させたりして、放電電極46から被検体12を介してアース電極に流れる放電電流を読み込み、該放電電流が通常の値より大きいかどうかによって、ピンホールが発生しているかどうかを判断し、シール状態の検査を行う。
また、被検体12を搬出するために前記検査機構45の下方に、マンドレル34から解放された被検体12を受けるための搬出装置47が配設され、該搬出装置47は被検体12を外部に搬出する。
なお、前記押え板91〜93が被検体12を押し付けている間に、検査ヘッド42及び放電電極46をシール部分に押し付たり、CCDカメラ43によってシール部分を撮影したりすることができるように、押え板91〜93の所定の箇所に、検査ヘッド42、CCDカメラ43及び放電電極46をシール部分に臨ませるための図示されない開口が形成される。
このように、前記被検体12は、ステーションST1においてマンドレル34にセットされ、被検体ホルダ37によって保持された状態でステーションST1〜ST4において検査され、ステーションST4においてマンドレル34から解放される。
次に、前記被検体ホルダ37について説明する。
図7は本発明の第1の実施の形態における被検体ホルダの平面図、図8は本発明の第1の実施の形態における被検体ホルダの断面図である。
図において、37は被検体ホルダであり、該被検体ホルダ37は、ベース51、該ベース51上の中央においてベース51に取り付けられた主保持部としてのセンタプレート52、及び前記ベース51上において、ベース51に対して、矢印E、F方向に移動自在に、かつ、接離自在に配設された副保持部としてのサイドプレート53、54を備える。
前記ベース51の下面における前記サイドプレート53、54と対応する箇所に、サイドプレート移動用の駆動部、すなわち、引張駆動装置としての空気シリンダ71が取り付けられ、該各空気シリンダ71のピストンロッド72と前記サイドプレート53、54とが連結部材73によって連結される。したがって、前記各空気シリンダ71を駆動することによって、前記サイドプレート53、54を移動させ、サイドプレート53、54がセンタプレート52と接触する通常位置、及びサイドプレート53、54がセンタプレート52から離れ、第1、第2の融着部16(図5)、17を引っ張る引張位置に選択的に置くことができる。なお、74は、ピストンロッド72の先端と所定の距離をおいて配設され、サイドプレート53、54の前進限位置を設定するストッパである。
また、前記センタプレート52には第1の板状部13を吸引して保持する領域AR1が、サイドプレート53には第2の板状部14を吸引して保持する領域AR2が、サイドプレート54には第3の板状部15を吸引して保持する領域AR3が形成される。そして、前記領域AR1において、胴部21に対応する部分に、第1の負圧発生部としての複数の、本実施の形態においては8個の真空パッドa1が、拡開部22、23に対応する部分に、第2の負圧発生部としての複数の、本実施の形態においてはそれぞれ4個の真空パッドb1、c1が、領域AR2において、胴部24に対応する部分に、第3の負圧発生部としての複数の、本実施の形態においては2個の真空パッドd1が、拡開部25に対応する部分に、第4の負圧発生部としての複数の、本実施の形態においては3個の真空パッドe1が、領域AR3において、胴部26に対応する部分に、第5の負圧発生部としての複数の、本実施の形態においては2個の真空パッドf1が、拡開部27に対応する部分に、第6の負圧発生部としての複数の、本実施の形態においては3個の真空パッドg1が、それぞれ表面で開口させて形成される。
そして、前記各真空パッドa1〜g1は、いずれも、図示されない真空発生源としての真空ポンプに、図示されない弁等の開閉機構を介して接続され、該開閉機構を選択的に開放することによって前記各真空パッドa1〜g1に負圧を発生させ、領域AR1において第1の板状部13を、領域AR2において第2の板状部14を、領域AR3において第3の板状部15をそれぞれ選択的に吸引して保持することができる。
また、前記センタプレート52の両端には、第1、第2の融着部16、17を挟持するための第1、第2の保持部56、57が軸CN1、CN2を揺動中心として揺動自在に配設され、図8において破線で示される初期位置、及び図8において実線で示される前記初期位置に対して90〔°〕回動させられた検査位置を採り、前記初期位置でステーションST1においてセットされた被検体12を、図5に示されるように第2、第3の板状部14、15を閉じた閉鎖状態で挟持し、前記検査位置において、第2、第3の板状部14、15を開くことによって、図7に示されるように、被検体12を開放状態に置く。
前記第1、第2の保持部56、57は、センタプレート52に隣接する側に第1のアームm1を、サイドプレート53、54に隣接する側に第2のアームm2を備え、各第1、第2のアームm1、m2によって前記第1、第2の融着部16、17を挟持することができるようになっている。なお、前記軸CN1、CN2は、第1のアームm1の先端に設定される。
そして、前記第1、第2の保持部56、57を回動させるために、開閉機構が配設される。
すなわち、第1の保持部56の一方の端部、本実施の形態においては、被検体ホルダ37の背面(図7において上面)側の端部に、ピニオン61が取り付けられ、該ピニオン61とラック62とが噛(し)合させられる。また、被検体ホルダ37の背面に開閉用の第1の駆動部としての空気シリンダ63が取り付けられ、該空気シリンダ63のピストンロッド64と前記ラック62とが連結される。したがって、空気シリンダ63を駆動することによって、ラック62を進退(図7において左右方向に移動)させ、ピニオン61を回転させ、第1の保持部56を回動させることができる。
また、第2の保持部57の一方の端部、本実施の形態においては、被検体ホルダ37の正面(図7において下面)側の端部に、ピニオン68が取り付けられ、該ピニオン68とラック65とが噛合させられる。また、被検体ホルダ37の正面に開閉用の第2の駆動部としての空気シリンダ66が取り付けられ、該空気シリンダ66のピストンロッド67と前記ラック65とが連結される。したがって、空気シリンダ66を駆動することによって、ラック65を進退させ、ピニオン68を回転させ、第2の保持部57を回動させることができる。
さらに、前記センタプレート52は、ステーションST1において被検体12を吸引する際に、被検体ホルダ37に対して被検体12を位置決めするために位置決め部材としてストッパ81を備える。該ストッパ81は、センタプレート52の長手方向においてセンタプレート52の正面側の縁部に沿って延びる連結部82、及び該連結部82の両端からセンタプレート52の中央までセンタプレート52の短手方向に延びる腕部83、84から成り、前記被検体12は、第1の板状部13の縦シール部分S1に対応する部分を前記腕部83、84の前端(図7において上端)に押し付けることによって位置決めを行うことができる。
前記構成の被検体ホルダ37は、初期状態において、サイドプレート53、54は通常位置に置かれ、第1、第2の保持部56、57は初期位置に置かれる。前記被検体12は、図示されない保持具によって湾曲させられた状態でセンタプレート52上に搬送され、第1、第2の融着部16、17を前記第1、第2の保持部56、57と対向させた状態で前記保持具を取り外し、被検体12を平坦(たん)な状態にすると、第1、第2の融着部16、17が第1、第2の保持部56、57内に進入する。これに伴って、前記真空パッドa1〜c1に負圧が発生させられ、被検体12はセンタプレート52によって吸引され、保持される。このようにして、第1、第2の保持部56、57によって、被検体12は第2、第3の板状部14、15が閉じた閉鎖状態で挟持される。また、前記ストッパ81によって被検体12の位置決めが行われる。
続いて、サイドプレート53、54は通常位置に置かれたまま、第1、第2の保持部56、57は回動させられ、検査位置に置かれる。これに伴って、前記被検体12は、第1の板状部13がセンタプレート52によって保持されたまま、第2、第3の板状部14、15が開かれる。
続いて、サイドプレート53、54が通常位置に置かれ、第1、第2の保持部56、57が検査位置に置かれたまま、図示されない押圧機構によって前記第2、第3の板状部14、15が更に開かれ、これに伴って、前記真空パッドa1〜c1に加えて、真空パッドd1〜g1に負圧が発生させられ、第1の板状部13がセンタプレート52によって吸引されるだけでなく、第2、第3の板状部14、15がサイドプレート53、54によって吸引される。その結果、第2、第3の板状部14、15が開かれた状態で保持される。
次に、第2、第3の板状部14、15がサイドプレート53、54に保持された状態のまま、サイドプレート53、54が矢印E方向に移動させられて引張位置に置かれ、これに伴って、第2、第3の板状部14、15が引っ張られる。
このように、第2、第3の板状部14、15が開かれ、被検体12が開放状態に置かれるので、シール部分のシール状態の検査を行うことができる。
なお、本実施の形態においては、被検体ホルダ37に真空パッドa1〜g1が形成され、該真空パッドa1〜g1に負圧を発生させ、被検体12を開放状態に置くようになっているが、被検体12の搬送方向における包材検査装置31の上流側に、被検体12をあらかじめ開放状態に置くための開放機構を配設することもできる。その場合、被検体ホルダ37に真空パッドa1〜g1を形成する必要はない。
ところで、前記包材は、紙基材に樹脂フィルムを被覆することによって形成されるので、包材が変形したり、浮き上がったりして、シール部分において平面度を確保することができなくなると、ステーションST2においては、検査ヘッド42を正確にシール部分に押し付けることができなくなり、ステーションST3においては、CCDカメラ43の焦点をシール部分に正確に合わせることができなくなり、ステーションST4においては、放電電極46を正確にシール部分に押し付けることができなくなってしまう。
そこで、前述されたように、ステーションST2〜4に押え板91〜93が進退自在に配設され、押え板91〜93によって被検体12が被検体ホルダ37に押し付けられるようになっている。
次に、前記押え板91〜93の動作について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における押え板の動作を示す第1の図、図9は本発明の第1の実施の形態における押え板を示す第1の図、図10は本発明の第1の実施の形態における押え板の動作を示す第2の図、図11は本発明の第1の実施の形態における押え板を示す第2の図である。
図1において、12は被検体ホルダ37によって保持された被検体であり、押え板91は、不透明な材料から成り、所定の箇所に、シール部分に対応させて開口85が形成される。該開口85は、検査ヘッド42をシール部分に押し付けることができるように、所定の形状を有し、かつ、押え板91を貫通させて形成される。
前記押圧処理手段は、被検体12がステーションST2に送られてくると、前記第1の駆動機構を駆動し、押え板91を前進(図1において下方向に移動)させて被検体12に押し付け、包材が変形したり、浮き上がったりするのを防止し、シール部分において平面度を確保する。
続いて、前記包材検査処理手段は、検査ヘッド42を前進させ、開口85を介してシール部分に押し付け、シール部分の所定の箇所に置いたり、シール部分に沿って走査させたりして、シール部分が有する静電容量に基づいて、シール状態の検査を行う。
なお、図9に示されるように、シール部分の領域に応じて、複数の各種の形状を有する開口86、87を形成することができる。
このように、シール部分において平面度を確保することができるので、検査ヘッド42を正確にシール部分に押し付けることができ、シール部分の検査の精度を十分に高くすることができる。
また、押え板92も、押え板91と同様に、所定の数の、所定の形状の図示されない開口を備え、該開口を介して、CCDカメラ43をシール部分に臨ませ、所定の箇所に置いたり、シール部分に沿って走査させたりして、CCDカメラ43によってシール部分を撮影する。
このように、シール部分において平面度を確保することができるので、CCDカメラ43の焦点をシール部分に正確に合わせることができるようになる。その結果、シール部分の画像を確実に処理することができるので、シール部分の検査の精度を十分に高くすることができる。
また、押え板93も、押え板91と同様に、所定の数の、所定の形状の図示されない開口を備え、該開口を介して、放電電極46(図6)をシール部分に押し付け、所定の箇所に置いたり、回転させたりして、ピンホールが発生しているかどうかを判断し、シール状態の検査を行う。
このように、シール部分において平面度を確保することができるので、放電電極46をシール部分に正確に押し付けることができ、シール部分の検査の精度を十分に高くすることができる。
本実施の形態においては、押え板92に開口を形成するようになっているが、押え板92においては、CCDカメラ43をシール部分に押し付ける必要はない。そこで、開口を形成することなく、押え板92を透明な材料で形成することができる。
ところで、CCDカメラ43によってシール部分を撮影するに当たり、CCDカメラ43に前記その他の部分からの光が入射すると、撮影したシール部分の画像が不鮮明になってしまう。そこで、押え板92において、シール部分に対応する部分を透明に、その他の部分を不透明にして、光量、波長等を制限することもできる。この場合、CCDカメラ43に前記その他の部分からの光が入射するのを防止することができるので、撮影したシール部分の画像を鮮明にすることができる。
さらに、前記開口及び透明な部分の寸法を小さくし、開口及び透明な部分を、シール部分全体ではなく、シール部分における検査しようとする部位、すなわち、検査部位に対応させて形成し、検査部位だけの画像を撮影することができる。その場合、CCDカメラ43に検査部位以外の箇所からの光が入射するのを防止することができるので、撮影したシール部分の画像を一層鮮明にすることができる。
なお、この場合、所定の検査部位だけの画像が撮影されるので、シール部分における他の部位の画像についても撮影するために、第2の駆動機構が駆動され、押え板92は矢印C1方向に移動させられる。
したがって、CCDカメラ43に前記その他の部分からの光が入射するのを防止することができる。その結果、撮影したシール部分の画像が不鮮明になることがない。
さらに、図10及び11に示されるように、押え板92において、シール部分に対応する部分95〜97を不透明にして光量、波長等を制限し、その他の部分を透明にすることもできる。この場合、CCDカメラ43には、シール部分における光の状態に対応させて、適正な光量、波長等の光を入射させることができる。したがって、目視では認識することができない画像をCCDカメラ43によって撮影することが可能になる。
さらに、押え板92において、シール部分に対応する部分95〜97を偏光板によって形成することもできる。この場合も、CCDカメラ43には、シール部分における光の状態に対応させて、適正な光量、波長等の光を入射させることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図12は本発明の第2の実施の形態における押え板を示す図である。
図において、101は透明な材料で形成された押圧部材としての押え板であり、該押え板101の所定の箇所に反射部102、及び不透明な部分103が形成される。前記押え板101には、第1の面S11に入射部104が設定され、前記第1の面S11に対して所定の角度、本実施の形態においては、90〔°〕を成す第2の面S12に放射部105が設定される。前記反射部102は、第1、第2の面S11、S12に対して所定の角度で傾斜させられる。
この場合、シール部分から入射部104を介して入射された光は、反射部102で反射させられ、かつ、方向を変化させられ、放射部105からCCDカメラ43(図10)に向けて放射される。
このように、押え板101内において光の方向を変えることができるので、CCDカメラ43を被検体12と対向させる必要はなく、CCDカメラ43の配設される位置の自由度を高くすることができる。したがって、包材検査装置31の設計に対する制約がなくなるので、包材検査装置31のコストを低くすることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図13は本発明の第3の実施の形態における押え板を示す図である。
図において、111は透明な材料で形成された押圧部材としての押え板であり、該押え板111は、屈折率の異なる複数の、本実施の形態においては、二つのブロック112、113を隣接させることによって形成される。そして、前記ブロック112の所定の箇所に反射部114が形成される。前記押え板111には、ブロック112の第1の面S21に入射部115が設定され、前記第1の面S21に対して所定の角度、本実施の形態においては、90〔°〕を成すブロック113の第2の面S22に放射部116が設定される。前記反射部114は、第1、第2の面S21、S22に対して所定の角度で傾斜させられる。
この場合、シール部分から入射部115を介して入射された光は、反射部114で反射させられ、かつ、方向を変化させられ、ブロック112、113間の境界面S23で更に方向を変化させられ、放射部116からCCDカメラ43(図10)に向けて放射される。
このように、押え板111内において光の方向を変えることができるので、CCDカメラ43を被検体12と対向させる必要はなく、CCDカメラ43の配設される位置の自由度を高くすることができる。したがって、包材検査装置31の設計に対する制約がなくなるので、包材検査装置31のコストを低くすることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における押え板の動作を示す第1の図である。 本発明の第1の実施の形態における包装容器の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における原型容器の正面図である。 本発明の第1の実施の形態における被検体を作成する状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における被検体の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における包材検査装置の概念図である。 本発明の第1の実施の形態における被検体ホルダの平面図である。 本発明の第1の実施の形態における被検体ホルダの断面図である。 本発明の第1の実施の形態における押え板を示す第1の図である。 本発明の第1の実施の形態における押え板の動作を示す第2の図である。 本発明の第1の実施の形態における押え板を示す第2の図である。 本発明の第2の実施の形態における押え板を示す図である。 本発明の第3の実施の形態における押え板を示す図である。
符号の説明
12 被検体
31 包材検査装置
37 被検体ホルダ
34 マンドレル
41、44、45 検査機構
85〜87 開口
91〜93、101、111 押え板
95〜97 シール部分に対応する部分
102、114 反射部
112、113 ブロック
S23 境界面
ST1〜ST4 ステーション

Claims (9)

  1. (a)被検体を保持する被検体保持部と、
    (b)前記被検体を被検体保持部に押し付ける押圧部材と、
    (c)前記被検体保持部に押し付けられた状態の被検体における被検査部の状態を検査する検査機構とを有することを特徴とする包材検査装置。
  2. 前記押圧部材は、被検体における被検査部に対応させて形成された開口を備える請求項1に記載の包材検査装置。
  3. 前記押圧部材において、被検体における被検査部に対応する部分が透明にされ、その他の部分が不透明にされる請求項1に記載の包材検査装置。
  4. 前記押圧部材において、被検体における被検査部に対応する部分が不透明にされ、その他の部分が透明にされる請求項1に記載の包材検査装置。
  5. 前記押圧部材は、所定の箇所に反射部を備え、入射された光の方向を変化させる請求項1に記載の包材検査装置。
  6. 前記押圧部材は、屈折率の異なる複数のブロックを隣接させることによって形成され、入射された光の方向を各ブロック間の境界面で変化させる請求項1に記載の包材検査装置。
  7. 前記被検体保持部は、マンドレルに配設され、該マンドレルの回転に伴って、被検体を複数の箇所に設定されたステーションに送る請求項1に記載の包材検査装置。
  8. 前記押圧部材及び検査機構は、各ステーションに配設される請求項7に記載の包材検査装置。
  9. 前記被検査部の状態はシール部分のシール状態である請求項1に記載の包材検査装置。
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