JP5292038B2 - シール検査装置、シール検査方法、及び容器の製造方法 - Google Patents

シール検査装置、シール検査方法、及び容器の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、シール検査装置、シール検査方法、及び容器の製造方法に関する。
例えば、練り状の歯磨き粉や、化粧料、薬剤などの内容物を収容したチューブ容器では、中空筒状の胴部の一端側開口部から内容物を充填した後に、開口部を封止(シール)することが一般的に行われている。
しかしながら、チューブ容器では、このような開口部を封止したシール部において封止状態が不完全な場合に内容物が漏れ出す虞があるため、封止後にシール部の封止状態を検査することが行われている(例えば、特許文献1〜5を参照。)。
ここで、従来より行われているシール部の検査では、例えば図7に示すような押圧ローラ100や、図8に示すような押圧プレート200を用いて、容器300の胴部300aを所定の圧力で押圧し、その後にシール部301から内容物の漏れがあるか否かを確認する方法が用いられている。
具体的に、図7に示す押圧ローラ100を用いた場合には、チューブ容器300を保持する凹部101aが設けられたキャリア101をコンベアにより搬送させながら、このキャリア101の凹部101aに保持されたチューブ容器300の胴部300aに、コンベアによる搬送方向と順方向に回転駆動される押圧ローラ100を押し付けながら、胴部300aの図7(a)に示す入側の端部から図7(b)に示す中央部に至り、この胴部300aの中央部から図7(c)に示す出側の端部に至る領域を連続的に押圧する。
一方、図8に示す押圧プレート200を用いた場合には、チューブ容器300を保持する凹部101aが設けられたキャリア101をコンベアにより一定間隔で搬送させると共に、この搬送路中に配置された押圧プレート200を降下させることによって、図8(a)〜(c)に示すように、キャリア101の凹部101aに保持されたチューブ容器300の胴部300aに押圧プレート200を押し付けながら、チューブ容器300の胴部300aを一定の荷重で押圧する。
特開平8−105810号公報 特開2006−145407号公報 特開2003−156403号公報 特開2003−149074号公報 実開平2−45440号公報
ところで、図7に示す押圧ローラ100を用いた検査装置では、その回転中心O’からチューブ容器300と接触する面の輪郭線に至る距離(半径)X’が一定であり、押圧ローラ100とキャリア101との間に形成される隙間を調整することで、この隙間を通過するチューブ容器300に所定の圧力が加わるようになっている。
しかしながら、従来の押圧ローラ100を用いた検査では、図9に示すように、上述した隙間にチューブ容器300が進入した直前(図7(a)中に示す位置)において、チューブ容器300内の圧力が設定圧力P’よりも上昇してピーク値を示す一方、その後(図7(b),(b)中に示す位置)において、チューブ容器300内の圧力が設定圧力P’まで降下することが、本発明者の実験により明らかとなった。
さらに、本発明者は、このような設定圧力P’を超える過剰な圧力(オーバーシュート)がチューブ容器300に加わることによって、シール部301の封止状態が良好なチューブ容器300であっても、シール部301に破損が生じる虞があることを見出した。
そこで、本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、容器に過剰な圧力が加わることによるシール部の破損を防止したシール検査装置及びシール検査方法、並びに、そのようなシール検査装置又はシール検査方法を用いることによって、信頼性の更なる向上を可能とした容器の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、容器の開口部から内容物を充填した後に、容器の開口部を封止したシール部の封止状態を検査するシール検査装置であって、容器を搬送する搬送機構と、容器の搬送路中に配置されて、容器を押圧する押圧機構とを備え、押圧機構は、容器の搬送方向と順方向に回転しながら容器の胴部に押し付けられる押圧ローラを有し、押圧ローラは、胴部の入側の端部から中央部に至り、この胴部の中央部から出側の端部に至る領域を連続的に押圧する際に、少なくとも当該押圧ローラとの接触により生じる容器内の初期の圧力上昇を緩和するように、その回転中心から胴部と接触する面の輪郭線に至る距離が設定されていることを特徴とするシール検査装置である。
また、請求項2に係る発明は、押圧ローラの胴部と接触する面における輪郭線は、回転中心からの距離が一定となる場合よりも、少なくとも胴部の入側において回転中心からの距離が胴部の入側の端部に向かって漸次短くなるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載のシール検査装置である。
また、請求項3に係る発明は、押圧ローラが、胴部の出側において胴部と非接触な面を形成する凹部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のシール検査装置である。
また、請求項4に係る発明は、搬送機構が、容器を保持する凹部が設けられたキャリアを所定の間隔で搬送方向に並べて配置したコンベアを有することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のシール検査装置である。
また、請求項5に係る発明は、押圧機構により押圧された後の容器のシール部を撮影する撮影機構と、撮影機構により撮影された画像からシール部において内容物の漏れがあるか否かの判定を行う判定機構とを備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のシール検査装置である。
また、請求項6に係る発明は、容器が、少なくとも内容物が収容される中空筒状の胴部と、胴部の一端側開口部が封止されてなるシール部とを備えたチューブ容器であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のシール検査装置である。
また、請求項7に係る発明は、前記容器の開口部から内容物を充填した後に、容器の開口部を封止したシール部の封止状態を検査するシール検査方法であって、請求項1〜6の何れか一項に記載のシール検査装置を用い、容器を搬送させると共に、容器の搬送方向と順方向に回転駆動される押圧ローラを容器の胴部に押し付けながら、胴部の入側の端部から中央部に至り、この胴部の中央部から出側の端部に至る領域を連続的に押圧する際に、少なくとも押圧ローラとの接触により生じる容器内の初期の圧力上昇を緩和することを特徴とするシール検査方法である。
また、請求項8に係る発明は、求項7に記載のシール検査方法を用いて、前記容器の開口部から内容物を充填した後に、この容器の開口部を封止したシール部の封止状態を検査する工程を含むことを特徴とする容器の製造方法である。
以上のように、本発明では、押圧ローラとの接触により生じる容器内の初期の圧力上昇を緩和することによって、容器に過剰な圧力が加わることによるシール部の破損を未然に防ぐことが可能である。
以下、本発明を適用したシール検査装置、シール検査方法、及び容器の製造方法について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、本実施形態では、本発明によるシール検査装置及び検査方法をチューブ容器の製造に適用した場合を例に挙げて説明する。
(チューブ容器)
先ず、本実施形態の一例として図1に示すチューブ容器1について説明する。
このチューブ容器1は、例えば練歯磨などの内容物Sが収容される中空筒状の胴部2と、胴部2の一端側開口部を封止したシール部3と、胴部3の他端側から漸次縮径された肩部4と、肩部4の先端から筒状に突出された口元部5とを有する容器本体6と、この容器本体6の口元部5に着脱自在に装着されるキャップ7とを備えている。
容器本体6は、ガスバリア性や水蒸気バリア性などを有するラミネート多層シートを所定の大きさに切断して、その両側端を重ね合わせて筒状に接合した胴部2に、肩部4及び口元部5を形成する樹脂部材を熱融着させて一体に成形したものを例示することができる。その他にも、容器本体6は、樹脂を多層に押出し成形して筒状の胴部2を形成した後に、肩部4及び口元部5を一体に形成したものであってもよく、更に、胴部2、肩部4及び口元部5を射出成形等により一体に形成したものであってもよい。
容器本体6の口元部5には、キャップ7を螺合により装着するためのネジ山5aが形成されている。なお、キャップ7の装着方法は、このような螺合を用いたスクリュー式のキャップ構造に限らず、例えば、ヒンジを介してキャップを開閉可能としたヒンジ式のキャップ構造や、口元部にキャップを外嵌めさせる嵌合式のキャップ構造など、各種のキャップ構造を採用することができる。
チューブ容器1のシール部3は、胴部2の口元部5とは反対側の開口部から内容物Sを充填した後に、例えばホットエアー等による熱圧着や、高周波等による融着などの方法を用いて、この胴部2の開口端を平らに押し潰した状態で開口部を封止してなる。また、シール部3は、封止後に余分なシール部分をカットすることで形成されている。
(チューブ容器の製造方法)
次に、上記チューブ容器1の製造方法について図2を参照しながら説明する。
上記チューブ容器1を製造する際は、先ず、上述したラミネート多層シートを所定の大きさに切断して、その両側端を重ね合わせて筒状に接合した胴部2に、肩部4及び口元部5を形成する樹脂部材を熱融着させて一体に成形した容器本体6を用意する。そして、この容器本体6の口元部5にキャップ7を取り付けた後、図2(a)に示すホルダ50に容器本体6をセットする。このとき、容器本体6は、胴部3の一端側開口部を上方に向けた状態でホルダ50に保持される。そして、ホルダ50は、図示を省略する搬送機構によって次工程へと送られる。なお、キャップ7は、内容物Sを充填する充填工程の前であれば、ホルダ50に容器本体6をセットした後に、容器本体6の口元部5に取り付けることも可能である。
次に、図2(b)に示すように、ホルダ50に保持された容器本体6を軸回りに回転させながら容器本体6の位置決めを行う。なお、容器本体6の胴部2には、このような位置決めを行うためのマークMが形成されており、このマークMを基準にした光学的な位置検出が可能となっている。
次に、図2(c)に示すように、ホルダ50を充填装置へと搬送する。充填装置では、ホルダ50を上昇させることによって、この充填装置が備える注入管51を胴部2の上端開口部から内部へと進入させる。そして、注入管51から内容物Sを注出しながらホルダ50を下降させることによって、注入管51を胴部2の上端開口部から引き抜きながら所定量の内容物Sを胴部2の内部に注入する。
次に、図2(d)に示すように、ホルダ50を加熱シール装置へと搬送する。加熱シール装置では、ホルダ50を上昇させることによって、この加熱シール装置が備える加熱部52の内側に胴部2の上端部を進入させ、この胴部2の内面の樹脂を加熱溶融させた後、ホルダ50を下降させる。
次に、図2(e)に示すように、加熱シール装置が備える圧着具53が胴部2の上端開口部を挟み込みながら平らに押し潰した状態で圧着させる。これにより、容器本体6の上端開口部を封止したシール部3が形成される。
次に、図2(f)に示すように、ホルダ50をトリミング装置へと搬送する。トリミング装置では、容器本体6の封止後に形成された余分なシール部分をカッター54でカットしながらトリミングを行う。
次に、図2(g)に示すように、以上のような工程を経ることによって内容物Sが充填されたチューブ容器1は、ホルダ50から取り出されて、後述するシール検査工程へと送られる。そして、シール部3の封止状態が検査されたチューブ容器1は、個装箱やシュリンクフィルムなどで包装された後、段ボール等に箱詰めされて出荷されることになる。
(シール検査装置及びシール検査方法)
次に、本発明を適用したシール検査装置及びシール検査方法を用いて、上記チューブ容器1のシール部3の封止状態を検査する場合について説明する。
本発明を適用したシール検査装置は、例えば図3に示すように、チューブ容器1を搬送する搬送機構21と、チューブ容器1の搬送路中に配置されてチューブ容器を押圧する押圧機構22と、押圧機構22により押圧された後のチューブ容器1のシール部3を撮影する撮影機構23と、撮影機構23により撮影された画像からシール部3において内容物Sの漏れがあるか否かの判定を行う判定機構24とを備えている。
搬送機構21は、チューブ容器1を保持する凹部25aが設けられたキャリア25を所定の間隔で搬送方向に並べて配置したコンベア26を有している。チューブ容器1は、その長手方向がコンベア26による搬送方向と直交する方向を向くように各キャリア25の凹部25a内に横倒しの状態で配置されている。また、チューブ容器1は、その厚みの半分程度が凹部25aの外側にはみ出すように凹部25a内に配置されている。
押圧機構22は、チューブ容器1の胴部2に押し付けられる押圧ローラ27を有している。この押圧ローラ27は、駆動モータ28の回転軸28に取り付けられて、チューブ容器1の搬送方向と順方向に回転駆動される。また、押圧ローラ27の外周部には、図4(a)に示すように、凸部29と凹部30とが周方向に交互に並んで設けられている。このうち、凸部29は、チューブ容器1の胴部2と接触する面を形成し、凹部30は、チューブ容器1の胴部2と非接触な面を形成している。また、押圧ローラ27は、搬送機構21によるキャリア25の搬送動作に同期しながら回転駆動される。これにより、各キャリア25の凹部25aに保持されたチューブ容器1の胴部2に対して各凸部29が順に押圧を加えるようになっている。また、凹部30の間隔を調整することで、凸部29の胴部2に対する押圧時間を調整することが可能である。
撮影機構23は、例えばCCDカメラやCMOSカメラなどからなり、押圧機構22により押圧された後のチューブ容器1のシール部3を撮影し、この画像信号を判定機構24へと供給する。
判定機構24は、撮像機構23で撮影された画像信号を取り込んで処理するコンピュータなどからなり、撮像機構23により撮像された画像からシール部3において内容物Sの漏れがあるか否かの判定を行う。そして、このシール検査装置では、チューブ容器1に内容物Sの漏れが生じたと判定した場合には、このチューブ容器1をライン上から排除する、或いはラインを停止するようになっている。
以上のような構造を有するシール検査装置では、各キャリア25をコンベア26により搬送させながら、各キャリア25の凹部25aに保持されたチューブ容器1の胴部2に押圧ローラ27の凸部29を押し付けながら、胴部2の入側の端部から中央部に至り、この胴部2の中央部から出側の端部に至る領域を横断しながら連続的に押圧する。
ところで、図7に示す従来の押圧ローラ100を用いた検査装置では、その回転中心Oからチューブ容器300と接触する面の輪郭線に至る距離(半径)X’が一定であるために、上記図9に示すように、設定圧力P’を超える過剰な圧力(オーバーシュート)P’’がチューブ容器300に加わることがあった。
そこで、本発明では、押圧ローラ27との接触により生じるチューブ容器1内の初期の圧力上昇を緩和するように、押圧ローラ27の回転中心Oから胴部2と接触する面の輪郭線に至る距離(半径)が設定されている。
具体的に、押圧ローラ27の胴部2と接触する面(凸部29)における輪郭線は、図4(b)に拡大して示すように、回転中心Oからの距離(半径)Xが一定となる場合よりも、少なくとも胴部2の入側において回転中心Oからの距離(半径)Yが胴部2の入側の端部に向かって漸次短くなる(X>Y)ように設定されている。なお、押圧ローラ27では、図4(b)において、その回転中心Oからの距離(半径)Xが一定となる領域をL1とし、胴部2の入側において回転中心Oからの距離(半径)Yが胴部2の入側の端部に向かって漸次短くなる領域をL2として表すものとする。
ここで、本発明の押圧ローラ27を用いた場合のチューブ容器1内の圧力上昇について、上記図7に示す従来の押圧ローラ100を用いた場合と比較するために、図5に示すように、上記押圧ローラ27に設けられた複数の凸部29のうち1つの凸部29が設けられた押圧ローラ27Aを用いた場合を例に挙げて具体的に説明する。
本発明の押圧ローラ27Aを用いた場合には、図6に示すように、押圧ローラ27Aとの隙間にチューブ容器1が進入した直前(図5(a)中に示す位置)において、チューブ容器1内の初期の圧力上昇が緩和される。そして、その後(図5(b),(c)中に示す位置)においても、チューブ容器1内の圧力が設定圧力Pを維持することが、本発明者の実験により明らかとなった。
以上のように、本発明では、押圧ローラ27との接触により生じるチューブ容器1内の初期の圧力上昇を緩和することによって、設定圧力Pを超える過剰な圧力がチューブ容器1に加わることを防止することができる。したがって、本発明によれば、シール部3の封止状態が良好なチューブ容器1においてシール部3の破損が生じることを防ぎつつ、信頼性の高いシール検査を行うことが可能である。また、このような信頼性の高いシール検査を行うことで、信頼性の向上したチューブ容器1の製造を行うことが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、本発明によるシール検査装置及び検査方法は、上記チューブ容器1に適用した場合に必ずしも限定されるものではなく、容器の開口部から内容物を充填した後に、この容器の開口部を封止したシール部の封止状態を検査する場合に幅広く適用することが可能である。
図1は、本実施形態の一例として示すチューブ容器の斜視図である。 図2は、図1に示すチューブ容器の製造工程を示す模式図である。 図3は、本発明を適用したシール検査装置を示す平面図である。 図4は、図3に示すシール検査装置が備える押圧ローラを拡大して示す側面図である。 図5は、本発明の押圧ローラを用いたシール検査を説明するための模式図である。 図6は、図5に示す場合のチューブ容器内の圧力上昇を測定した特性図である。 図7は、従来の押圧ローラを用いたシール検査を説明するための模式図である。 図8は、従来の押圧プレートを用いたシール検査を説明するための模式図である。 図9は、図7に示す場合のチューブ容器内の圧力上昇を測定した特性図である。
符号の説明
1…チューブ容器 2…胴部 3…シール部 4…肩部 5…口元部 6…容器本体 7…キャップ 21…搬送機構 22…押圧機構 23…撮影機構 24…判定機構 25…キャリア 25a…凹部 26…コンベア 27…押圧ローラ 29…凸部 30…凹部 50…ホルダ 51…注入管 52…加熱部 53…圧着具 54…カッター

Claims (8)

  1. 容器の開口部から内容物を充填した後に、前記容器の開口部を封止したシール部の封止状態を検査するシール検査装置であって、
    前記容器を搬送する搬送機構と、
    前記容器の搬送路中に配置されて、前記容器を押圧する押圧機構とを備え、
    前記押圧機構は、前記容器の搬送方向と順方向に回転しながら前記容器の胴部に押し付けられる押圧ローラを有し、
    前記押圧ローラは、前記胴部の入側の端部から中央部に至り、この胴部の中央部から出側の端部に至る領域を連続的に押圧する際に、少なくとも当該押圧ローラとの接触により生じる前記容器内の初期の圧力上昇を緩和するように、その回転中心から前記胴部と接触する面の輪郭線に至る距離が設定されていることを特徴とするシール検査装置。
  2. 前記押圧ローラの前記胴部と接触する面における輪郭線は、前記回転中心からの距離が一定となる場合よりも、少なくとも前記胴部の入側において前記回転中心からの距離が前記胴部の入側の端部に向かって漸次短くなるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載のシール検査装置。
  3. 前記押圧ローラは、前記胴部の出側において前記胴部と非接触な面を形成する凹部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のシール検査装置。
  4. 前記搬送機構は、前記容器を保持する凹部が設けられたキャリアを所定の間隔で搬送方向に並べて配置したコンベアを有することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のシール検査装置。
  5. 前記押圧機構により押圧された後の前記容器のシール部を撮影する撮影機構と、
    前記撮影機構により撮影された画像から前記シール部において内容物の漏れがあるか否かの判定を行う判定機構とを備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のシール検査装置。
  6. 前記容器は、少なくとも内容物が収容される中空筒状の胴部と、前記胴部の一端側開口部が封止されてなるシール部とを備えたチューブ容器であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のシール検査装置。
  7. 前記容器の開口部から内容物を充填した後に、前記容器の開口部を封止したシール部の封止状態を検査するシール検査方法であって、
    請求項1〜6の何れか一項に記載のシール検査装置を用い、前記容器を搬送させると共に、前記容器の搬送方向と順方向に回転駆動される押圧ローラを前記容器の胴部に押し付けながら、前記胴部の入側の端部から中央部に至り、この胴部の中央部から出側の端部に至る領域を連続的に押圧する際に、少なくとも前記押圧ローラとの接触により生じる前記容器内の初期の圧力上昇を緩和することを特徴とするシール検査方法。
  8. 求項7に記載のシール検査方法を用いて、前記容器の開口部から内容物を充填した後に、この容器の開口部を封止したシール部の封止状態を検査する工程を含むことを特徴とする容器の製造方法。
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