JP2005119340A - シート位置制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドライバシートを退避作動させる際に、乗員に不快感を与えるのを防ぐことのできるシート位置制御装置を提供する。
【解決手段】 ドライバシート1の後側に設置されたリアシート2の前端部の位置を検出するスライド位置検出用センサ22と、スライド位置検出用センサ22での検出結果を取り込んで、リアシート1の前端部が所定以上車両前方向に位置していると判断したときは、ドライバシート1が車両後方向へスライドされるのを禁止するドライバシート用コントローラ11とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明はシート位置制御装置に係り、特にドライバシートとリアシートとの間隔を制御するシート位置制御装置に関する。
一般に自動車には、ドライバシート、助手席、およびドライバシートや助手席の直ぐ後側にリアシートが設置され、通常、リアシートは固定式であるが、ドライバシートや助手席は車両前後方向にスライド自在となっている。
このような自動車において、ドライバシートや助手席の内部に電動スライド機構を設けて、乗降車時に電動スライド機構によってドライバシートや助手席を後方向へ自動的にスライドさせるようにして、乗車や降車の際の利便性向上を図ったもの知られている(例えば、非特許文献1参照)。
上記非特許文献1に示された自動車では、ドライバが降車しようとしてイグニッションキーを抜いたりドライバドアを開にしたりすると、それらの動作に連動してドライバシート全体が約40mm後退する、いわゆる退避作動を行うようになっている。
また、上記自動車では、リアシートのクッションが車両前後方向にスライド自在で、このクッションを前方向へスライドさせると、シートバックが大きく後倒れして乗員にリラックス感を味わってもらうことができるように構成されている。
しかし、降車の際に乗員がリアシートのクッションを元の位置に戻さず、つまりクッションが前方向へスライドされたままであると、ドライバシートとリアシートとの間が狭く、次に乗員が乗り込む際に不便である。そこで、上記自動車においては、乗員がリアシートに乗り込もうとしてリアドアを開にすると、その動作に連動してリアシート全体が元の位置(最後部)へスライドして乗車し易くする、いわゆるオートリターン機能が設けられている。
また、リアシートに座った乗員とドライバシートとの距離を測って、その結果に基づいてドライバシートのスライド動作を制御するシート姿勢制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記シート姿勢制御装置には、ドライバシートのシートバック内に電極が設置されており、この電極によってシートバックフレームやフロアとの間に静電容量を生じさせて、ドライバシートバックと、リアシートに座った乗員との距離で変化する静電容量を算出するとともに、その算出結果が所定値以下のときにドライバシートの後方向へのスライド動作を禁止するようにしている。
「新型車解説書(Y33−0) NISSAN セドリック グロリア Y33型系車」 日産自動車株式会社 サービス技術部 技術課、平成7年6月 特公昭64−12948号公報
上記従来の技術のうち、非特許文献1に記載されたものでは、リアシートに座っている乗員の膝をドライバシートとリアシートとの間で挟んでしまうのを防ぐために、リアシートの座面が前方向へスライドされている状態でドライバシートを退避作動させると、それに連動してリアシートのクッションが後方向へスライドして元の位置まで戻るように構成されている。
しかし、ドライバシートの退避作動に連動してリアシートが突然スライドすると、リアシートにリラックスして座っていた乗員はびっくりし、不快感を味わうことになる。
また、特許文献1に記載されたものでは、ドライバシートのシートバック内に設置した電極と、シートバックフレームやフロアとの間に生じる静電容量に基づいてドライバシートのスライド動作を制御するという構成になっているため、ドライバシートのシートバック背面ポケットに本等が差し込まれていたり、またフロアマットの変更やリアシートの乗員の服装が違っていたりすると、静電容量が変化して正常な判定ができなくなる恐れがある。そして、正常な判定が行われない場合は、ドライバシートを退避作動させたときに、結局リアシートに座っていた乗員の膝を挟んでしまい、乗員に不快感を与えることになる。
本発明の課題は、ドライバシートを退避作動させる際に、乗員に不快感を与えるのを防ぐことのできるシート位置制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、リアシートの実際の位置を検出し、その検出結果に基づいてドライバシートの退避作動を制御するようにした点に特徴がある。すなわち、本発明は、ドライバシートの後側に設置されたリアシートの前端部の位置を検出するリアシート位置検出手段と、前記リアシート位置検出手段での検出結果を取り込んで、前記リアシートの前端部が所定以上車両前方向に位置していると判断したときは、前記ドライバシートが車両後方向へスライドされるのを禁止する制御手段とを備えたことを特徴としている。
本発明によれば、リアシートが所定以上車両前方向に位置しているときは、ドライバシートの車両後方向へのスライドつまり退避作動が禁止されるので、リアシートのクッションを車両前方向へスライドさせて乗員が座っていても、その乗員の膝をドライバシートとリアシートで挟むことはない。また、リアシートのクッションが突然に後方向にスライドすることもない。その結果、乗員に不快感を与えずに済む。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
図1および図2は実施例1を示し、図1は本実施例のシート位置制御装置が適用されるシートの概略構成図、図2は本実施例のシート位置制御装置の構成図である。
本実施例のシート位置制御装置が適用されるシートは、図1に示すように、車両前後方向に沿って前側にドライバシート1を、後側にリアシート2をそれぞれ備えている。ドライバシート1は、クッション3と、クッション3後部のブラケット4に傾動自在に取り付けられたシートバック5とを有し、またクッション3の底部にはスライダ6が設けられている。スライダ6は、車体フロアー7に設けられたベースレール8の上にスライド自在に載置されており、これにより、ドライバシート1全体は車体前後方向にスライドできるようになっている。矢印Aはクッション3の後端部の移動範囲、つまりドライバシート1のスライド範囲を示している。
ドライバシート1のクッション3内にはスライダ用モータ9が、シートバック5内にはシートバック用モータ10がそれぞれ設けられ、これらモータ9,10の回転は、制御手段としてクッション3内に設けられたドライバシート用コントローラ11によって制御される。
一方、リアシート2はドライバシート1の直ぐ後側に設置され、クッション13と、クッション13後部のブラケット14に傾動自在に取り付けられたシートバック15とを有し、またクッション13の底部にはスライダ16が設けられている。スライダ16は、車体フロアー7に設けられたベースレール18の上にスライド自在に載置されており、これにより、リアシート2全体は車体前後方向にスライドできるようになっている。矢印Bはクッション13の前端部の移動範囲、つまりリアシート2のスライド範囲を示している。
リアシート2のクッション13内にはスライダ用モータ19が設けられ、このモータ19の回転は、クッション13内に設けられたリアシート用コントローラ21によって制御される。
また、リアシート2のクッション13内には、スライダ用モータ19の近傍にリアシート位置検出手段としてスライド位置検出用センサ(リードスイッチ)22が設けられている。このスライド位置検出用センサ22はリアシート2の実際の位置を検出するものである。さらに、クッション13内のリアシート用コントローラ21からは信号出力線23が引き出され、この信号出力線23は、ドライバシート1のクッション3内に設けられたドライバシート用コントローラ11に接続されている。なお、24はステアリングホイールを示している。
また、図1において、Cは膝挟み発生領域であり、リアシート2のクッション13の前端部が膝挟み発生領域C内にあると、リアシート2に座っている乗員は、ドライバシート1の退避作動により膝を挟まれてしまう恐れがある。
上記したドライバシート用コントローラ11およびリアシート用コントローラ21の内部は、図2のように構成されている。ドライバシート用コントローラ11には、マイコン25、およびマイコン25によって制御されるモータ駆動リレー26,27が設けられている。そして、スライド用モータ9にはモータ駆動リレー26,27を介して電力が供給されるようになっており、モータ駆動リレー26,27によってスライド用モータ9は回転が制御される。
また、マイコン25には、ドライバドア開閉検出スイッチ28、キー差込検出スイッチ29、およびスライド用マニュアルスイッチ30が電気的に接続されている。スライド用マニュアルスイッチ30はドライバシート1を車両前後方向にスライドさせるためのスイッチであり、例えば、スイッチを接点a1側に倒すとモータ駆動リレー26が駆動され、接点b1側に倒すとモータ駆動リレー27が駆動される。これによって、ドライバシート1を前方向へスライドさせたり、逆に後方向へスライドさせたりすることができる。
リアシート用コントローラ21には、マイコン35、およびマイコン35によって制御されるモータ駆動リレー36,37が設けられている。そして、スライド用モータ19にはモータ駆動リレー36,37を介して電力が供給されるようになっており、モータ駆動リレー36,37によってスライド用モータ19は回転が制御される。
また、マイコン35には、スライド位置検出用センサ22、リアドア開閉検出スイッチ38、オートリターンキャンセルスイッチ39、およびスライド用マニュアルスイッチ40が電気的に接続されている。スライド用マニュアルスイッチ40はリアシート2を車両前後方向にスライドさせるためのスイッチであり、例えば、スイッチを接点a2側に倒すとモータ駆動リレー36が駆動され、接点b2側に倒すとモータ駆動リレー37が駆動される。これによって、リアシート2を前方向へスライドさせたり、逆に後方向へスライドさせたりすることができる。
さらに、リアシート用コントローラ21には、マイコン35に接続されたトランジスタ41が設けられている。そして、上述した信号出力線23は、その一端がトランジスタ41のコレクタに、他端がドライバシート用コントローラ11のマイコン25にそれぞれ接続されている。
次に、上記構成のシート位置制御装置の動作について説明する。
図3はリアシート用コントローラ21における動作を示している。先ず、ステップS10において、リアドアの開を検出してリアシート2が後方向へオートリターン動作を実施したか、あるいはスライド用マニュアルスイッチ40の操作により、リアシート2が後方向へスライドし最後端に達したかを検出する。オートリターン動作の実施またはリアシート2の最後端への到達を検出していない場合は本ルーチンを終了する。検出した場合はステップS11へ進み、このステップS11においてスライド位置検出用のパルスカウントをリセットする。スライド位置検出用のパルスはスライド位置検出用センサ22から出力され、図5のように1パルスが3mmとなるよう設定されている。
次にステップS12において、リアシート2を前方向へスライドさせるための操作がスライド用マニュアルスイッチ40に対して実行されたか否かを検出する。前記操作が実行された場合はステップS13へ進み、このステップS13において、スライド用モータ19を駆動してリアシート2を前方向へスライドさせるとともに、スライド位置検出用センサ22が出力するスライド位置検出用のパルスをカウント(加算)する。
さらに、ステップS14において、リアシート2を後方へスライドさせるための操作がスライド用マニュアルスイッチ40に対して実行されたか否かを検出する。前記操作が実行された場合はステップS15へ進み、このステップS15において、スライド用モータ19を駆動してリアシート2を後方向へスライドさせるとともに、スライド位置検出用センサ22が出力するスライド位置検出用のパルスをカウント(減算)する。
そして、ステップS16において、ステップS13で加算したパルス数とステップS15で減算したパルス数との和を求め、その和が閾値を超えているか否かを判断する。超えている場合は、リアシート2が膝挟み発生領域C(図1参照)に達していると判断し、ステップS17で退避作動禁止信号を出力(ON)する。閾値を超えていない場合は、リアシート2は膝挟み発生領域Cに達していないと判断し、ステップS18で退避作動禁止信号をOFFにする。
本実施例では、ステップS16において、閾値を20(60mmに相当)に設定している。この閾値は車の全長や車型に応じて変更可能である。
図4はドライバシート用コントローラ11における動作を示している。先ず、ステップS20において、リアシート用コントローラ21から、退避作動禁止信号が出力されているか否かを判断する。出力されていた場合は、ステップS21〜ステップS23をスキップし、ドライバシート1の退避制御、およびスライド用マニュアルスイッチ30に対するドライバシート1の後方向への操作を無視する。出力されていない場合は、ステップS21へ進む。
ステップS21において、退避作動条件が成立しているかどうか判断する。成立している場合は、退避制御のルーチンへ飛び、成立していない場合はステップS22へ進む。
ステップS22においては、ドライバシート1を後方向へスライドさせるための操作がスライド用マニュアルスイッチ30に対して実行されたか否かを検出する。前記操作が実行された場合はステップS23へ進み、ステップS23においてスライド用モータ9を駆動してドライバシート1を後方向へスライドさせる。
引き続き、ステップS24において、ドライバシート1を前方向へスライドさせるための操作がスライド用マニュアルスイッチ30に対して実行されたか否かを検出する。前記操作が実行された場合はステップS25へ進み、ステップS25においてスライド用モータ9を駆動してドライバシート1を前方向へスライドさせる。
本実施例によれば、ステップS20において、退避作動禁止信号が出力されていたときは、ドライバシート1の退避制御、およびスライド用マニュアルスイッチ30に対するドライバシート1の後方向への操作が無視されるため、ドライバシート1が後方向にスライドすることはなく、リアシートに座っている乗員の膝をドライバシート1とリアシート2で挟んでしまうのを回避できる。
図6および図7は実施例2を示し、図6は本実施例のシート位置制御装置が適用されるシートの概略構成図、図7は本実施例のシート位置制御装置の構成図である。
本実施例では、図6に示すように、ドライバシート1のクッション3内にドライバシート用コントローラ50とスライド位置検出用センサ(ポテンショメータ)51が、シートバック5内にシートバック傾斜角検出用センサ(ポテンショメータ)52がそれぞれ設けられている。ここでは、ドライバシート用コントローラ50は制御手段を、スライド位置検出用センサ51とシートバック傾斜角検出用センサ52はドライバシート姿勢検出手段をそれぞれ構成している。
ドライバシート用コントローラ50には、図7に示すように、マイコン53、マイコン53によって制御されるスライダ用モータ駆動リレー54,55、およびマイコン53によって制御されるシートバック用モータ駆動リレー56,57がそれぞれ設けられている。そして、スライド用モータ9にはスライダ用モータ駆動リレー54,55を介して電力が供給されており、スライダ用モータ駆動リレー54,55によってスライド用モータ9は回転が制御される。また、シートバック用モータ10にはシートバック用モータ駆動リレー56,57を介して電力が供給されており、シートバック用モータ駆動リレー56,57によってシートバック用モータ10は回転が制御される。
また、マイコン53には、ドライバドア開閉検出スイッチ28、キー差込検出スイッチ29、スライド用マニュアルスイッチ58、およびシートバック用マニュアルスイッチ59がそれぞれ電気的に接続されている。
スライド用マニュアルスイッチ58はドライバシート1を車両前後方向にスライドさせるためのスイッチであり、例えば、スイッチを接点c1側に倒すとスライド用モータ駆動リレー54が駆動され、接点c2側に倒すとスライド用モータ駆動リレー55が駆動される。これによって、ドライバシート1を前方向へスライドさせたり、逆に後方向へスライドさせたりすることができる。
シートバック用マニュアルスイッチ59はドライバシート1のシートバック5の傾斜角、つまりリクライニングの角度を調節するためのスイッチであり、例えば、スイッチを接点d1側に倒すとシートバック用モータ駆動リレー56が駆動され、接点d2側に倒すとシートバック用モータ駆動リレー57が駆動される。これによって、シートバック5を前倒しさせたり、逆に後倒しにさせたりすることができる。
また、リアシート用コントローラ21から引き出された信号出力線23は、ドライバシート用コントローラ50内のマイコン53に接続されている。他の構成は実施例1の場合と同様である。
次に、上記構成のシート位置制御装置の動作について説明する。
図8はリアシート用コントローラ21における動作を示している。ステップS30〜ステップS35は図3のステップS10〜ステップS15と同じである。そして、ステップS36において、ステップS33で加算したパルス数とステップS35で減算したパルス数との和(加減算結果)を算出し、その加減算結果をスライド位置としてデータドライバ用コントローラ50に送信する。なお、スライド位置検出用センサ22から出力されるパルスは、図11のように1パルス幅が3mmとなるよう設定されている。
図9および図10はドライバシート用コントローラ50における動作を示している。先ず、ステップS40において、リアシート用コントローラ21からスライド位置データを受信し、その受信結果を変数Aへ記憶する。
また、ステップS41において、ドライバシート用コントローラ50は、スライド位置検出用センサ51およびシートバック傾斜角検出用センサ52からの検出信号を取り込んで、ドライバシート1のスライド位置およびシートバック5の傾斜角(リクライニング角度)を算出する。そしてステップS42において、ドライバシート用コントローラ50は、ステップS41で算出したドライバシート1のスライド位置およびシートバック5の傾斜角を基に、例えば表1に示すようなマップに記憶されているパルス数を参照し、その参照した値を変数Bへ記憶する。
Figure 2005119340
次に、ステップS43において、リアシート用コントローラ21から受信した値(変数Aに記憶した値)が、マップから参照した値(変数Bに記憶した値)よりも小さいか否かを判断する。小さい場合は、ドライバシート1がまだ後方向へスライドしても、リアシート5に座った乗員の膝挟みは発生しないと判断してステップS44へ進む。逆に大きい場合は、膝挟みが発生すると判断してステップS49までスキップする。
ステップS44においては、退避作動条件が成立しているかどうか判断する。成立している場合は、退避制御のルーチンへ飛び、成立していない場合はステップS45へ進む。
ステップS45においては、ドライバシート1を後方向へスライドさせるための操作がスライド用マニュアルスイッチ58に対して実行されたか否かを検出する。前記操作が実行された場合はステップS46へ進み、ステップS46においてスライド用モータ9を駆動してドライバシート1を後方向へスライドさせる。
さらに、ステップS47において、ドライバシート1のシートバック5を後方へ傾斜させるための操作がシートバック用マニュアルスイッチ59に対して実行されたか否かを検出する。前記操作が実行された場合はステップS48へ進み、ステップS48においてシートバック用モータ10を駆動してシートバック5を後方へ傾斜させる。
引き続き、ステップS49においては、ドライバシート1を前方向へスライドさせるための操作がスライド用マニュアルスイッチ58に対して実行されたか否かを検出する。前記操作が実行された場合はステップS50へ進み、ステップS50においてスライド用モータ9を駆動してドライバシート1を前方向へスライドさせる。
さらに、ステップS51において、ドライバシート1のシートバック5を前方へ傾斜させるための操作シートバック用マニュアルスイッチ59に対して実行されたか否かを検出する。前記操作が実行された場合はステップS52へ進み、ステップS52においてシートバック用モータ10を駆動してシートバック5を前方へ傾斜させる。
図12はスライド位置検出用センサ51およびシートバック傾斜角検出用センサ52の出力特性を示している。例えば、ドライバシート1を中立位置より後方向へ70mmスライドさせて、シートバック5を後方へ30度傾斜させたとき、前記両検出用センサ51,52からは4.5Vの電圧が出力され、ドライバシート1を中立位置より前方向へ70mmスライドさせて、シートバック5を前方へ30度傾斜させたとき、前記両検出用センサ51,52からは0.5Vの電圧が出力される。
本実施例によれば、ステップS43において、リアシート用コントローラ21から受信した値が、マップから参照した値よりも小さい場合は、ドライバシート1の退避制御、スライド用マニュアルスイッチ58に対するドライバシート1の後方向への操作、およびシートバック用マニュアルスイッチ59に対するシートバック5の後方へ傾斜の操作が無視されるため、ドライバシート1が後方向にスライドしたりシートバック5が後方へ傾斜したりすることはなく、リアシート2に座っている乗員の膝をドライバシート1とリアシート2で挟んでしまうのを回避できる。
実施例1によるシート位置制御装置が適用されるシートの全体構成図である。 実施例1によるシート位置制御装置の構成図である。 図2のシート位置制御装置におけるリアシート用コントローラの動作を示したフローチャートである。 図2のシート位置制御装置におけるドライバシート用コントローラの動作を示したフローチャートである。 スライド位置検出用センサから出力されるパルスを示した図である。 実施例2によるシート位置制御装置が適用されるシートの全体構成図である。 実施例2によるシート位置制御装置の構成図である。 図7のシート位置制御装置におけるリアシート用コントローラの動作を示したフローチャートである。 図7のシート位置制御装置におけるドライバシート用コントローラの動作を示したフローチャートである。 図9の続きを示したフローチャートである。 スライド位置検出用センサから出力されるパルスを示した図である。 スライド位置検出用センサおよびシートバック傾斜検出用センサの出力特性図である。
符号の説明
1 ドライバシート
2 リアシート
3 クッション
5 シートバック
9 スライダ用モータ
10 シートバック用モータ
11 ドライバシート用コントローラ
13 クッション
15 シートバック
19 スライダ用モータ
21 リアシート用コントローラ
22 スライド位置検出用センサ(リードスイッチ)
23 信号出力線
25 マイコン
30 スライド用マニュアルスイッチ
35 マイコン
40 スライド用マニュアルスイッチ
50 ドライバシート用コントローラ
51 スライド位置検出用センサ(ポテンショメータ)
52 シートバック傾斜角検出用センサ(ポテンショメータ)
53 マイコン
58 スライド用マニュアルスイッチ
59 シートバック用マニュアルスイッチ

Claims (4)

  1. ドライバシートの後側に設置されたリアシートの前端部の位置を検出するリアシート位置検出手段と、
    前記リアシート位置検出手段での検出結果を取り込んで、前記リアシートの前端部が所定以上車両前方向に位置していると判断したときは、前記ドライバシートが車両後方向へスライドされるのを禁止する制御手段と、を備えたことを特徴とするシート位置制御装置。
  2. ドライバシートの位置とリクライニングの角度を検出するドライバシート姿勢検出手段と、
    ドライバシートの後側に設置されたリアシートの前端部の位置を検出するリアシート位置検出手段と、
    前記両検出手段での検出結果を取り込んで該検出結果から前記ドライバシートと前記リアシートとの距離を算出し、その距離が所定以下のときは、前記ドライバシートが車両後方向へスライドされるのを禁止する制御手段と、を備えたことを特徴とするシート位置制御装置。
  3. 前記ドライバシートは、電動または手動でスライドされることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート位置制御装置。
  4. 前記リアシートは車両前後方向にスライド自在であり、電動または手動でスライドされることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート位置制御装置。

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