JP2017132383A - 車両用シート制御装置 - Google Patents

車両用シート制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017132383A
JP2017132383A JP2016014552A JP2016014552A JP2017132383A JP 2017132383 A JP2017132383 A JP 2017132383A JP 2016014552 A JP2016014552 A JP 2016014552A JP 2016014552 A JP2016014552 A JP 2016014552A JP 2017132383 A JP2017132383 A JP 2017132383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
driver
vehicle
driving
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016014552A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6629608B2 (ja
Inventor
豊二 藤岡
Toyoji Fujioka
豊二 藤岡
正人 福嶋
Masato Fukushima
正人 福嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Subaru Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Subaru Corp filed Critical Subaru Corp
Priority to JP2016014552A priority Critical patent/JP6629608B2/ja
Publication of JP2017132383A publication Critical patent/JP2017132383A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6629608B2 publication Critical patent/JP6629608B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】運転者の体格等に応じて自動運転状態におけるシートの位置姿勢を最適化できる車両用シート制御装置を提供する。
【解決手段】本発明のシート制御装置20は、シート30に着座した運転者34の体格を計測する計測手段としての計量装置22と、計量装置22で計測された運転者34の体格に基づいてリラックスポジションの位置姿勢を算出する車両制御装置14と、シート30の位置姿勢を調整するシート駆動装置11と、を備えている。車両制御装置14が、運転者34の体格に応じてリラックスポジションの位置姿勢を算出することで、運転者34がシートの移動量を調節すること無く、自動的に最適なリラックスポジションを実現することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シート制御装置に関し、特に、手動運転状態から自動運転状態に移行する際に、運転者の体格に応じてシートを自動的に移動させる車両用シート制御装置に関する。
一般的に、車両を運転する際のシートの位置姿勢は運転者の体格等により異なるので、特に複数人で一台の車両を共有する場合は、運転者は運転を開始する前に、シートの位置やリクライニング角度を自らの体格に合わせて調節する。このような手間を省力化するために、運転者が自らのドライビングポジションを決定した際に、その時のシートの位置姿勢を記憶するシートメモリ機能を有する車両が登場している(特許文献1)。
シートメモリ機能を有する車両を、図7を参照して説明する。図7(A)はシート100を示す側面図であり、図7(B)はシート制御装置105を示すブロック図である。
図7(B)に示すように、シート制御装置105は、図7(A)に示すシート100の位置姿勢を制御するための各種演算を行う制御手段101と、シートポジション設定手段103と、シートポジション検出手段104と、駆動手段102とを有している。ここで、シートポジション設定手段103は、シート100の位置姿勢を調整するために運転者が操作するスイッチである。シートポジション検出手段104は、シート100の位置姿勢を検出する。駆動手段102は、シート100の位置姿勢を変更する手段である。
上記したシート制御装置105は次のように動作する。先ず、運転者毎に適するシート100の位置・角度は、シートポジション検出手段104で検出され、制御手段101が備える図示しない記憶部に記憶されている。そして、運転者がシート100に着座した後に、シート100の位置姿勢を最適化させるための操作を、シートポジション設定手段103に対して行うと、制御手段101は、適切なシート100の位置・角度に関するデータを読みだす。その後、制御手段101は、駆動手段102を駆動させて、シート100の位置・角度を設定された所定のものとする。このようにすることで、シート100の位置・角度をほぼ自動で調整することができ、シート調整の際の運転者の手間を軽減することが出来る。
一方、特許文献2には、車両の挙動に関する操作である、アクセル操作、ブレーキ操作及びハンドル操作の全てを車両制御ECUが制御し、運転者の操作に依らない自動運転を行うことができる自動運転支援装置が開示されている。同文献の自動運転支援装置は、エンジン装置、ブレーキ装置、電動パワーステアリング等を駆動制御して、案内経路上の中断タイミングまで自動運転を行う。
更に、非特許文献1では、上記した自動運転に際して、運転者の疲労を低減すること等を目的として、自動運転時にシートをリラックスモードとする技術事項が開示されている。具体的には、車両が自動運転状態となった場合、シートを後方に移動させ、更に、シートバックを後方に倒す。このようにすることで、運転者をステアリングホイールから遠ざけ、自動運転による操舵等を妨げず、且つ運転者の疲労軽減を図ることができる。
特開平5−262173号公報 特開2015−178332号公報 http://www.volvocars.com/jp/about/ourcompany/pressrelease/2015/20151119(平成28年1月5日検索)
しかしながら、上記した各文献に記載されたシートの制御方法では、自動運転状態において、各運転者の体格に即してシートの位置姿勢をリラックスポジションにすることが簡単でない課題があった。
具体的には、例えば、シートをリラックスポジションにする方法として、リラックスポジションの位置姿勢を予め決定しておき、車両が自動運転状態になったら、シートの位置姿勢を固定されたリラックスポジションとする方法が考えられる。しかしながら、身長や手足の長さは運転者によって異なる。このことから、手足が長い運転者の場合は、リラックスポジションの位置姿勢を固定してしまうと、シートの後退量が不足し、自動運転時に運転者の脚部等が意図せずアクセルペダル等に接触してしまう恐れがあった。一方、手足が短い運転者の場合は、リラックスポジションの位置姿勢を固定してしまうと、シートの後退量が過大であり、緊急時に手動運転すべく元のシート位置に戻すのに長い時間がかかってしまい、安全性が十分に確保されない恐れがあった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、運転者の体格等に応じて自動運転状態におけるシートの位置姿勢を最適化できる車両用シート制御装置を提供することにある。
本発明の車両用シート制御装置は、運転者が運転動作を行う手動運転状態と、前記運転動作が自動で行われる自動運転状態とに切り替え可能な車両に備えられるシートを制御する車両用シート制御装置であり、前記シートの位置姿勢を調整するシート駆動手段と、前記シートに着座した前記運転者の体格を計測する計測手段と、前記計測手段の出力に基づいて前記シート駆動手段を駆動させる制御手段と、を具備し、前記制御手段は、前記計測手段で計測された前記運転者の体格から、前記自動運転状態における前記シートの自動運転時位置姿勢を算出すると共に、前記車両の運転状態が前記手動運転状態から前記自動運転状態に移行したら、前記シートの位置姿勢が自動運転時位置姿勢となるように前記シート駆動手段を駆動させることを特徴とする。
更に、本発明の車両用シート制御装置は、前記計測手段は、前記シートに着座した前記運転者の体重を計測する計量手段であることを特徴とする。
更に、本発明の車両用シート制御装置は、前記計測手段は、前記シートに着座した前記運転者を撮影する撮影手段であることを特徴とする特徴とする。
更に、本発明の車両用シート制御装置は、更に、前記運転者が前記シートを操作する順番を記憶する記憶手段を具備し、前記制御手段は、前記シートの位置姿勢を前記自動運転時位置姿勢とする際には、前記記憶手段に記憶された操作の順番で、前記シート駆動手段を駆動することを特徴とする。
本発明の車両用シート制御装置は、運転者が運転動作を行う手動運転状態と、前記運転動作が自動で行われる自動運転状態とに切り替え可能な車両に備えられるシートを制御する車両用シート制御装置であり、前記シートの位置姿勢を調整するシート駆動手段と、前記シートに着座した前記運転者の体格を計測する計測手段と、前記計測手段の出力に基づいて前記シート駆動手段を駆動させる制御手段と、を具備し、前記制御手段は、前記計測手段で計測された前記運転者の体格から、前記自動運転状態における前記シートの自動運転時位置姿勢を算出すると共に、前記車両の運転状態が前記手動運転状態から前記自動運転状態に移行したら、前記シートの位置姿勢が自動運転時位置姿勢となるように前記シート駆動手段を駆動させることを特徴とする。従って、計測手段で計測される運転者の体型に基づいて、自動運転時におけるシートの位置姿勢であるリラックスポジションを適切に算出し、車両の運転状態が自動運転状態に移行すると、このリラックスポジションとなるようにシートを変位させる。このことから、運転者毎に最適なリラックスポジションを実現することが可能と成る。
更に、本発明の車両用シート制御装置は、前記計測手段は、前記シートに着座した前記運転者の体重を計測する計量手段であることを特徴とする。従って、計量手段で計測される運転者の体重に応じて、リラックスポジションを決定するので、運転者の体格に応じた適切なリラックスポジションを設定することが出来る。
更に、本発明の車両用シート制御装置は、前記計測手段は、前記シートに着座した前記運転者を撮影する撮影手段であることを特徴とする特徴とする。従って、撮影手段で撮影される運転者の体の大きさに応じて、リラックスポジションを決定するので、運転者の体格に応じた適切なリラックスポジションを設定することが出来る。
更に、本発明の車両用シート制御装置は、更に、前記運転者が前記シートを操作する順番を記憶する記憶手段を具備し、前記制御手段は、前記シートの位置姿勢を前記自動運転時位置姿勢とする際には、前記記憶手段に記憶された操作の順番で、前記シート駆動手段を駆動することを特徴とする。従って、シートを操作する順番は、運転者の身体的事情等に応じて運転者毎に異なる場合が有るので、運転者がシートを操作する順番で、シートを自動運転時位置姿勢とすることで、運転者の身体に与える負担を小さくしてシートの位置姿勢を変位させることが出来る。
本発明の実施形態に係る車両用シート制御装置の概要を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る車両用シート制御装置を示す図であり、(A)はドライビングポジョンを示す側面図であり、(B)はリラックスポジションを示す側面図である。 本発明の実施形態に係る車両用シート制御装置を示す図であり、他の形態のリラックスポジションを示す側面図である。 本発明の実施形態に係る車両用シート制御装置を示す図であり、シートをドライビングポジョンからリラックスポジションに移行する動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る車両用シート制御装置を示す図であり、ドライビングポジョンとリラックスポジションとを示す側面図である。 本発明の実施形態に係る車両用シート制御装置を示す図であり、シートをリラックスポジションからドライビングポジョンに移行する動作を示すフローチャートである。 背景技術に係る車両用シート制御装置を示すであり、(A)はシートを示す側面図であり、(B)は制御装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態に係る車両用シート制御装置を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るシート制御装置20(車両用シート制御装置)の概要を示すブロック図である。シート制御装置20は、車両10に搭載され、車両10を制御する制御機構の一部であり、手動運転状態から自動運転状態に移行する際に、および自動運転状態から手動運転状態に移行する際に、シートの位置姿勢を自動的に制御する機能を有する。ここでは、シート制御装置20は、車両制御装置14(制御手段)と、シート駆動装置11(シート駆動手段)と、計量装置22(計量手段)と、撮影装置23(撮影手段)と、記憶装置18(記憶手段)とを備えている。
また、車両10は、自動運転を実現させるために、車両制御装置14と、入力装置12と、車外環境認識装置13と、車両駆動装置16と、操舵装置17と、制動装置15と、を備えている。
車両制御装置14は、車両10の制御手段であり、例えば、各種の演算等を行う演算装置等を含む電子制御ユニット(ECU)等である。車両制御装置14は、入力装置12および車外環境認識装置13から入力される入力情報等に基づき、車両駆動装置16、操舵装置17および制動装置15を制御することで、車両10を自動運転する。更に車両制御装置14は、後述するように、記憶装置18に記憶されたシート30の位置姿勢に関する情報に基づいて、シート駆動装置11を駆動させることで、自動運転時においてシート30をリラックスポジョンとする。
制動装置15は、車両10の減速及び停止を行う制動手段である。制動装置15は、例えば、車両制御装置14からの信号によって作動するブレーキ等である。
シート駆動装置11は、運転者が着座するシート30またはその周辺部に備えられたモータ等から成るシート駆動手段である。シート駆動装置11は、車両制御装置14からの指示に基づいて、シート30の前進および後退、シートバック32の角度変更、シートクッション31の上下方向の移動等を行う。
記憶装置18は、RAMやROMから成り、シートの位置姿勢を示す情報(シート情報)を記憶する記憶手段である。シートの位置姿勢としては、例えば、シートの前後方向の位置、シートバックの角度、シートクッションの上下方向の位置および傾斜角度、ヘッドレストの上下方向の位置や角度が含まれる。また、本形態では、運転者がシートに着座し所定の入力動作を行ったら、記憶装置18に記憶されたシート情報に基づいて、運転者に適したシートの位置姿勢を自動的に調整する所謂シートメモリ機能を有してもよい。
本形態では、記憶装置18は、自動運転状態でのシートの位置姿勢であるリラックスポジションを示すシート情報、運転者がシートを操作する際の操作の順番を示す操作情報を記憶する。更に、記憶装置18は、運転者の体格を示す情報、即ち、運転者の体重、運転者を撮影した画像等を記憶する。また、記憶装置18は、上記した各情報を、車両10を運転する運転者ごとに対応付けて記憶しても良い。
計量装置22は、シートに着座した運転者の体重を計測する装置であり、具体例としては、例えばシートクッション31に内蔵された複数の圧力センサである。
撮影装置23は、車両10の車室内に配置されて運転者を撮影するCCDカメラ等である。このような撮影装置23を含むシステムは、DMS(Driver Monitor System)と称される。本形態では、撮影装置23は、運転者の体格等を推定するために用いられる。
入力装置12は、乗員が操作可能な押釦等のスイッチやタッチパネル等から成る。車外環境認識装置13は、車両10の外部環境を認識するためのステレオカメラやレーダ装置等から成る。車両駆動装置16は、車両10を走行させるための動力源であるエンジンやモータ等から成る。操舵装置17は、車両の操舵を行うためのステアリング等から成る。また、車両10は、図示しない多機能ディスプレイ等の報知装置を備えても良い。
車両制御装置14は、入力装置12からの指示により、運転者が運転操作を行う通常の手動運転状態と、車両制御装置14が自動で運転を行う自動運転状態と、を切り替える。
自動運転状態では、車両制御装置14は、車外環境認識装置13等からの情報に基づき、各種の演算を実行し、現在の走行状態や外部環境等を常に監視する。そして、車両制御装置14は、制動装置15、車両駆動装置16及び操舵装置17等の制御を行い、現在の状況に応じて適切な自動運転を行う。このように、車両制御装置14は、自動運転機能を有し、車両10の運転操作を自動で行うことができる。更に、車両制御装置14は、車両10が自動運転状態の際には、シート駆動装置11を駆動することで、シート30をリラックスポジション(自動運転時位置姿勢)とする。ここで、リラックスポジションとは、自動運転状態の際に、運転者がリラックスできると共に自動運転を阻害しないように、シートを後方に移動させると共に、シートバックを倒したシートの位置姿勢である。
また、車両制御装置14は、入力装置12または車外環境認識装置13から入力される入力情報に基づいて、車両の運転状態を、自動運転状態から手動運転状態に移行する。更にこの際、車両制御装置14は、シート駆動装置11を駆動することで、シートを前方に移動させ、シートバックを起こすなどして、運転者が操舵装置17や制動装置15を操作できるドライビングポジションを実現する。ここで、ドライビングポジションとは、手動運転状態の際に、ステアリングホイールやブレーキペダルを操作しやすいシートの位置姿勢である。
図2を参照して、本形態におけるシートの位置姿勢に関して説明する。図2(A)はドライビングポジションにおけるシートの位置姿勢を示す側面図であり、図2(B)はリラックスポジションにおけるシートの位置姿勢を示す側面図である。
図2(A)を参照して、運転者34が車両10を運転する手動運転状態では、シート30の位置姿勢は、手動運転に適したドランビングポジションとされる。具体的には、シート30の前後方向の位置(ここではシートクッション31の中心からステアリングハンドル25までの距離L1)、シートバック32の角度、シートクッション31の高さ(ここではシートクッション31の下端から車両床面までの距離L2)、ヘッドレスト33の上下方向の位置や角度が、手動運転に適した状態とされている。
ここで、上記した、運転者34の体重を計測する圧力センサである計量装置22は、シートクッション31に内蔵されている。また、運転者34の体格を推定するために撮影を行う撮影装置23は、ステアリンコラムの上部に配置されている。
図2(B)を参照して、車両制御装置14が車両を運転する自動運転状態では、シート30の位置姿勢は、運転者の疲労を緩和するのに適したリラックスポジションとされる。具体的には、シート30は、上記したドライビングポジションと比較すると、後方に移動される。即ち、シートクッション31の中心からステアリングハンドル25までの距離L3は、図2(A)に示した距離L1よりも長くなる。これにより、運転者34が後方に移動されるので、運転者34がその脚部を前方に伸ばすことができ、車両搭乗時の疲労を軽減することが出来る。更に、ステアリングハンドル25や図示しないブレーキペダル等から、運転者34を遠ざけることができ、自動運転状態において、運転者34が意図せずステアリングハンドル25等に接触してしまうことが防止される。
更に、シートバック32は、ドライビングポジションと比較すると、倒された状態とされている。従って、運転者34は、その上半身を倒すことができ、車両搭乗時の疲労を軽減することが出来る。更にまた、リラックスポジションでは、シート30を上方に移動させても良い。即ち、リラックスポジションにおけるシートクッション31と車両床面との距離L4を、ドライビングポジションにおける距離L2よりも長くする。これにより、自動運転状態における、運転者34の頭部の位置が高くなり、運転者34の視界を良好に確保することが出来る。
図3を参照して、リラックスポジションの他の形態を説明する。この図に示すリラックポジションでは、シート30が全体的に後退していると共に、シートクッション31が傾斜状態とされている。具体的には、シートクッション31の下方に備えられたリンク機構21が動作することで、シートクッション31の前方部分を支点として、シートクッション31の後方部分が持ち上げられている。このようにすることで、図2(B)に示したリラックスポジションと比較して、シートクッション31とシートバック32とが、連続したフラットな面に近い状態となる。従って、運転者34は、よりリラックスした状態でシート30に横臥することができ、運転者34の疲労を更に軽減することが出来る。
図4に示すフローチャートに基づいて、上記した各図も参照しつつ、手動運転状態から自動運転状態に移る際に、シート30をドライビングポジョンからリラックスポジションに移行する動作を説明する。
まず、ステップS10では、車両10に運転者34が搭乗し、シート30に着座する。この時、複数人で車両10を共用していると、シート30は他の運転者に適した位置姿勢となっている場合がある。そのような場合、着座した運転者34は、シート30の位置姿勢を調整する。具体的には、図2を参照して、シート30の前後方向の位置、シートバック32の傾斜角度、シートクッション31の上下方向の位置等を調節し、ドライビングポジションを決定する。このようなシート30の位置姿勢の調整は、シート30またはその近傍に配置されたスイッチ等の入力装置を操作して、シート駆動装置11を駆動させることで行われる。また、ドライビングポジョンは、上記したシートメモリ機能を用いて自動的に決定されても良い。
次に、ステップS11では、車両制御装置14が、運転席に着座した運転者の体型を推定する。ここで、運転者34の体格には、運転者34の体重、身長、胴や手足などの体の各部の長さの何れかまたは複数が含まれる。
計量装置22を用いて運転者34の体格を推定する場合、図2(A)を参照して、計量装置22が運転者34の体重を計測する。そして、その体重を示す情報に基づいて、車両制御装置14が運転者34の体格を推定する。例えば、計量装置22で計量される運転者34の体重が重かったら、車両制御装置14は、運転者34の体格が大きいと推定する。
撮影装置23を用いて運転者34の体格を推定する場合、先ず、図2(A)を参照して、例えばステアリングハンドル25の近傍に配置されたカメラである撮影装置23で、シート30に着座した運転者34を撮影する。その後、車両制御装置14が、撮影された画像を画像処理することで、運転者34の体格を推定する。例えば、撮影装置23で撮影される運転者34が大きかったら、車両制御装置14は、運転者34の体格が大きいと推測する。
ここで、計量装置22と撮影装置23とを組み合わせて用いても良い。具体的には、先ず、計量装置22で運転者34の体重を計測すると共に、撮影装置23で運転者34を撮影する。次に、車両制御装置14は、計量装置22から入力された運転者34の体重を示す情報、および撮影装置23から入力された画像情報に基づいて演算処理を行うことで、運転者34の体格を推定する。そのようにすることで、車両制御装置14は、計量装置22で計測される運転者34の体重および撮影装置23で撮影される運転者34の画像から、運転者34の体格を総合的に推定することができる。例えば、車両制御装置14は、計量装置22で計量される運転者34の体重が重く、且つ、撮影装置23で撮影される運転者34の身長が低かったら、運転者34の体型が肥満体であると判断する。運転者34の体型が肥満体であれば、後の制御にて、車両制御装置14は、シートバック32の傾斜角を大きくし、肥満体である運転者34の疲労を軽減する効果を大きくすることができる。
次に、ステップS12では、車両制御装置14は、上記した推定結果に基づいてリラッスポジョンを算出する。具体的には、車両制御装置14は、図2(B)に示したように、リラックスポジションとしての、シート30の前後方向の位置、シートバック32の傾斜角度、シートクッション31の上下方向の位置、シートクッション31の傾斜角(図3)等を算出する。
即ち、計量装置22で測定された運転者34の体重が重い場合や、撮影装置23で撮影された運転者34の体が大きい場合は、車両制御装置14は、運転者34の体型は大きいと推定する。運転者34の体型が大きく推定されれば、図2(B)を参照して、例えば、車両制御装置14は、リラックスポジション時に於けるシート30とステアリングハンドル25との距離L3を長くする。これにより、体型が大きい運転者34がその脚部を伸ばすことができる空間をシート30の前方に確保することができる。更には、運転者34の長い脚部を、図示しないブレーキペダル等から離して、自動運転状態にて運転者34の脚部がブレーキペダル等に接触してしまうことを防止し、自動操舵が阻害されることを防止する。
一方、計量装置22で測定された運転者34の体重が軽い場合や、撮影装置23で撮影された運転者34の体が小さい場合は、車両制御装置14は、運転者34の体型は小さいと推定する。運転者34の体型が小さく推定されれば、図2(B)を参照して、車両制御装置14は、リラックスポジション時に於けるシート30とステアリングハンドル25との距離L3を短くする。これにより、運転者34の体型に対してシート30が過度に後退することが抑制される。
また、計量装置22で測定された運転者34の体重が重く、撮影装置23で撮影された運転者34の背が低い場合は、車両制御装置14は、運転者34が肥満体であると推定し、シートバック32が傾斜する角度を大きくする。一方、計量装置22で測定された運転者34の体重が軽く、撮影装置23で撮影された運転者34の背が高い場合は、運転者34が痩身であると推定し、車両制御装置14は、シートバック32が傾斜する角度を、運転者34が肥満体であると推定された場合と比較して、小さくする。
ここで、リラックスポジション時のシート30の位置姿勢は、ドライビングポジョンに関係なく絶対的に決定されても良いし、ドライビングポジョンを基準として相対的に決定されても良い。リラックスポジションを絶対的に決定する場合は、車両制御装置14は、図2(B)を参照して、シート30の前後方向の位置、シートバック32の傾斜角度、シートクッション31の上下方向の位置等を、絶対的に決定する。一方、リラックスポジションを相対的に決定する場合は、車両制御装置14は、図2(A)に示すドライビングポジョンを基準として、シート30の後方への移動量、シートバック32を倒す角度、シートクッション31を上昇させる長さを、相対的に決定する。
また、本ステップで算出したリラックスポジションの位置姿勢を示すシート情報は、記憶装置18に記憶されるが、これらのシート情報は運転者34と関連付けて記憶装置18に記憶されても良い。そのようにすることで、再び運転者34がシート30に着座して自動運転状態になった場合に、車両制御装置14は、記憶装置18からそのシート情報を読みだし、シート駆動装置11を駆動することで、シート30を所定のリラックスポジションとすることができる。そのようにすることで、更に容易に、シート30を運転者34の体格に応じたリラックスポジションにすることができる。
本ステップでは、シート30に搭乗した運転者34が、リラックスポジションに於けるシート30の位置姿勢を自ら調整する必要が無いので、運転者34の負担を小さくすることができる。
尚、上記したステップS11およびステップS12は、車両の運転状態を自動運転状態に切り替える後述するステップS14の後に行なっても良い。
次に、ステップS13では、モータやエンジンから成る車両駆動装置16を駆動させることで、車両10の手動運転動作を行う。即ち、車両運転の初期段階では、運転者34が、ステアリングハンドル25や図示しないブレーキペダル、アクセルペダルを操作することで、車両10を手動運転する。
次に、ステップS14では、手動運転状態から自動運転状態への切り替えを行う。具体的には、例えば、乗員が入力装置12を操作することにより、手動運転状態から自動運転状態に切り替える指示が車両制御装置14に入力される。次に、車両制御装置14は、各種の演算を実行し、車両10の状況が自動運転可能な条件を満たしていると判断すれば、手動運転状態から自動運転状態へと切り替える。自動運転状態では、車両制御装置14が車両駆動装置16、操舵装置17および制動装置15を制御することで、車両10は運転される。
次に、ステップS15では、車両制御装置14が、ドライビングポジションからリラックスポジションに移行するに際して、シート30を後退させることが出来る状態であるか否かを判断する。上記したように、ドライビングポジションからリラックスポジションに移行する際にはシート30を全体的に後退させる。しかしながら、運転席であるシート30の後方に障害物が存在した場合は、シート30の後退が障害物で阻害される恐れがある。そこで、本ステップではその障害物の有無を確認している。具体的には、後部座席のシートバックに内蔵された重量センサや、車室内をモニタリングするカメラ等で障害物の有無を確認する。そして、この確認結果に基づいて、車両制御装置14が、シート30を後退させることが可能か否かを判断する。
上記の判断の結果、障害物が存在しておりシート30を後退させることが出来ない場合、即ちステップS15でNOの場合は、車両制御装置14は、ステップS17で、シート30をリラックスポジションにすること無く、シート30はドライビングポジションのままとされる。この時、車両制御装置14は、シート30の後方に障害物がある旨を運転者34に報知してもよい。
一方、シート30を後退させることが可能な場合、即ちステップS15でYESの場合は、車両制御装置14は、次ステップでシート30をリラックスポジションに移行するための動作を始める。
ステップS16では、シート30の位置姿勢をドライビングポジションからリラックスポジションに移行する動作を始める。図5を参照して本ステップを説明する。この図では、ドライビングポジションであるシート30を実線で示し、リラックスポジションであるシート30を点線で示している。ここで、シート30の位置姿勢は、シート駆動装置11であるモータの回転数から算出してもよいし、別途設けられた図示しないセンサで計測してもよい。
本ステップの具体的な動作としては、先ず、車両制御装置14は、上記したステップS12で算出したドライビングポジョンを示すシート情報を、記憶装置18から読みだす。次に、車両制御装置14がシート駆動装置11を駆動ことで、シート30を後方に移動させ、シートバック32を後方に倒し、シートクッション31を上昇させている。また、図3に示したようなリラックスポジションを採用する場合は、上記動作に加えて、車両制御装置14は、シート駆動装置11としてのリンク機構21を動作させることで、シートクッション31を所定角度まで傾斜させる。
本形態では、車両制御装置14は、シート30の位置姿勢が所定のドライビングポジョンとなるまでシート駆動装置11を駆動させる。即ち、シート30の前後方向の位置が所定の位置となるまで、シート30を後退させる。また、シートバック32の傾斜角度が所定の角度となるまで、シート30を倒す。更に、シートクッション31が所定の高さとなるまで、シートクッション31を上昇させる。また、図3に示すようにシートクッション31が所定の傾斜角度となるまで、シートクッション31の後方部分を上昇させる。
上記した、ドライビングポジションからリラックスポジションへの移行動作は、シート30を構成する各部位が所定の位置姿勢に達するまで、即ちステップS18のNOの間は、続けられる。その後、シート30の変位量がリラックスポジションに達した場合は、即ちステップS18でYESの場合は、車両制御装置14は、シート駆動装置11を停止させる。即ち、車両制御装置14は、シート30の前後方向の位置、シートバック32の傾斜角度、シートクッション31の高さ等が、ステップS12で算出された所定の位置姿勢になるまでシート駆動装置11を駆動させる。この状態で、ステップS19では、シート30はリラックスポジションとなり、シート30に着座する運転者の疲労を軽減することが出来る。
本工程では、運転者34がシート30の位置姿勢を調整する際の操作の順番を、記憶装置18から読み出し、その順番でシート30をドライビングポジョンからリラックスポジションに移行してもよい。即ち、運転者34が、シート30の位置姿勢を調整する際に、シート30の前後方向の位置を調整した後に、シートバック32の傾斜角度を調整したならば、その操作順番を記憶装置18が記憶しておく。そして、本工程で、車両制御装置14は、その順番を記憶装置18から読みだし、シート駆動装置11を駆動し、シート30を後方に移動した後に、シートバック32を後方に倒す。このようにすることで、例えば腰痛を有するなどの運転者34の身体的事情に応じて、シート30を操作し、運転者34の体に与える負担を小さくして、シート30をリラックスポジションに移行することができる。
本形態では、上記したように、計量装置22や撮影装置23などの計測手段を用いて、シート30に着座した運転者34の体格を計測し、運転者34の体格に基づいて車両制御装置14がドライビングポジョンを算出している。従って、ドライビングポジョンが運転者34毎に最適化され、自動運転状態における運転者34の疲労が軽減される。また、運転者34の体格に応じてドライビングポジョンが決定されるため、シート30が過度に後方に移動させることがない。従って、緊急時において自動運転状態から手動運転状態に移行する場合でも、シート30を即座にリラックスポジションからドライビングポジョンに移行できる。
具体的には、体が比較的大きな運転者34の場合、その体格の大きさを計量装置22等で検出し、車両制御装置14は、体格の大きさに応じて適切なリラックスポジションを算出する。例えば、車両制御装置14は、リラックスポジションにおけるシート30の位置を比較的後方とする。このようにすることで、シート30の前方には、運転者が脚部を伸ばすことが出来るスペースを十分に確保するこが出来る。
一方、体が比較的小さな運転者34の場合、その体格の小ささを計量装置22等で検出し、車両制御装置14は、例えば、リラックスポジションにおけるシート30の位置を比較的前方とする。このようにすることで、シート30が過度に後方に移動することがない。従って、緊急時等にリラックスポジションからドライビングポジションに移行する際に、シート30を素早く所定の場所に到達させることができる。
次に、図6に基づいて、上記した各図も参照しつつ、上記のように自動運転状態に移行した後に手動運転状態に戻る際に、シート30をリラックスポジションからドライビングポジョンに移行する動作を説明する。
先ず、ステップS50では、車両10は自動運転状態で走行しており、シート30は図5に点線で示したようなリラックスポジションとなっている。
ステップS51では、自動運転状態から手動運転状態への切替動作が有るか否かを判断する。ここで、自動運転状態から手動運転状態への切替動作は、運転者34による入力装置12の操作でも良いし、車外環境認識装置13の入力に基づく車両制御装置14の演算処理で行なっても良い。
上記した切替動作が無ければ、即ちステップS51でNOの場合は、車両制御装置14は、ステップS52で自動運転状態を継続し、シート30の位置姿勢はリラックスポジションが維持される。
一方、自動運転状態から手動運転状態への切替動作が有れば、即ちステップS51でYESの場合は、車両制御装置14は、ステップS53で、シート30の位置姿勢をリラックスポジションからドライビングポジションに移行するための動作制御を行う。具体的には、車両制御装置14は、シート駆動装置11を動作させ、シート30を前方に向かって移動させると共に、シートバック32を起こす。また、車両制御装置14は、リラックスポジションでシートクッション31が上昇している場合は、シート駆動装置11を動作させて、シートクッション31を下降させる。更にまた、車両制御装置14は、図3に示すように、リラックスポジションでシートクッション31が傾斜している場合は、リンク機構21を上記とは逆方向に動作させることで、シートクッション31の後方部分を下降させる。
上記した、リラックスポジションからの移行動作は、シート30が、記憶装置18に記憶されている元のドライビングポジションに達するまで、即ちステップS54がNOの間は、続けられる。その後、シート30が元のドライビングポジションに達した場合は、即ちステップS54でYESの場合は、車両制御装置14は、シート駆動装置11を停止させる。
ここで、シート30の位置姿勢をリラックスポジションからドライビングポジョンに移行する際には、シート30の前進動作およびシートバック32を起こす動作を同時に行なっても良いが、特に緊急時においては、どちらか一方を優先的に行なっても良い。例えば、シート30の前進動作を優先的に行うことで、運転者の下半身を優先的に前方に移動させ、運転者がブレーキペダルを踏み込んで、車両を停止させることが出来る。また、シートバック32を起こす動作を優先的に行うことで、運転者がステアリングハンドル25を操作することで、車両10を操舵して危険な状況を回避することが出来る。
ステップS55では、シート30の前後方向の位置、シートバック32の角度、シートクッション31の高さおよび角度は、元のドライビングポジションとされている。従って、運転者34がステアリングハンドル25、ブレーキペダルおよびアクセルペダルを操作しやすい状態が実現される。
その後、車両制御装置14は、ステップS56で、車両10の運転状態を、自動運転状態から手動運転状態とする。即ち、運転者34が、ステアリングハンドル25、アクセルペダルおよびブレーキペダルを操作することで、車両10を手動運転する。
本形態では、運転者34の体格に応じてリラックスポジションの位置姿勢を決定しているため、リラックスポジションに移行する際のシート30の後退量が過大に成ることはない。従って、緊急時に手動運転状態に移行する際には、シート30を素早くドライビングポジョンに移行することができるので、運転者が即座にステアリングハンドル25やブレーキペダルを操作することで、安全に車両10を運転することが出来る。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
10 車両
11 シート駆動装置
12 入力装置
13 車外環境認識装置
14 車両制御装置
15 制動装置
16 車両駆動装置
17 操舵装置
18 記憶装置
20 シート制御装置
21 リンク機構
22 計量装置
23 撮影装置
25 ステアリングハンドル
30 シート
31 シートクッション
32 シートバック
33 ヘッドレスト
34 運転者
100 シート
101 制御手段
102 駆動手段
103 シートポジション設定手段
104 シートポジション検出手段
105 シート制御装置

Claims (4)

  1. 運転者が運転動作を行う手動運転状態と、前記運転動作が自動で行われる自動運転状態とに切り替え可能な車両に備えられるシートを制御する車両用シート制御装置であり、
    前記シートの位置姿勢を調整するシート駆動手段と、
    前記シートに着座した前記運転者の体格を計測する計測手段と、
    前記計測手段の出力に基づいて前記シート駆動手段を駆動させる制御手段と、を具備し、
    前記制御手段は、前記計測手段で計測された前記運転者の体格から、前記自動運転状態における前記シートの自動運転時位置姿勢を算出すると共に、前記車両の運転状態が前記手動運転状態から前記自動運転状態に移行したら、前記シートの位置姿勢が前記自動運転時位置姿勢となるように前記シート駆動手段を駆動させることを特徴とする車両用シート制御装置。
  2. 前記計測手段は、前記シートに着座した前記運転者の体重を計測する計量手段であることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート制御装置。
  3. 前記計測手段は、前記シートに着座した前記運転者を撮影する撮影手段であることを特徴とする特徴とする請求項1に記載の車両用シート制御装置。
  4. 更に、前記運転者が前記シートを操作する順番を記憶する記憶手段を具備し、
    前記制御手段は、前記シートの位置姿勢を前記自動運転時位置姿勢とする際には、前記記憶手段に記憶された操作の順番で、前記シート駆動手段を駆動することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の車両用シート制御装置。
JP2016014552A 2016-01-28 2016-01-28 車両用シート制御装置 Active JP6629608B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016014552A JP6629608B2 (ja) 2016-01-28 2016-01-28 車両用シート制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016014552A JP6629608B2 (ja) 2016-01-28 2016-01-28 車両用シート制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017132383A true JP2017132383A (ja) 2017-08-03
JP6629608B2 JP6629608B2 (ja) 2020-01-15

Family

ID=59504025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016014552A Active JP6629608B2 (ja) 2016-01-28 2016-01-28 車両用シート制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6629608B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019124172A1 (ja) * 2017-12-21 2019-06-27 株式会社デンソー 車両シート制御装置
WO2019124503A1 (ja) * 2017-12-21 2019-06-27 株式会社デンソー 車両シート制御装置
JP2019111875A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 株式会社デンソー 車両シート制御装置
JP2019111874A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 株式会社デンソー 車両シート制御装置
US10843653B2 (en) 2018-01-23 2020-11-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle seat and vehicle
US11034269B2 (en) 2018-05-31 2021-06-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Seat control apparatus
US11130429B2 (en) 2018-09-12 2021-09-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle seat
US11370329B2 (en) 2019-02-27 2022-06-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus of vehicle seat
WO2024009829A1 (ja) * 2022-07-05 2024-01-11 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 情報処理装置、情報処理方法および車両制御システム
WO2024058108A1 (ja) * 2022-09-12 2024-03-21 テイ・エス テック株式会社 車両用シート装置及び車両用シートの制御方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008189123A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Aisin Aw Co Ltd 操作支援装置および操作支援方法
JP2008230366A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Toyota Motor Corp 運転姿勢自動調整装置、運転姿勢自動調整装置の調整方法
WO2015011866A1 (ja) * 2013-07-23 2015-01-29 日産自動車株式会社 車両用運転支援装置及び車両用運転支援方法
EP2840000A2 (de) * 2013-07-31 2015-02-25 Audi Ag Verfahren für den Betrieb eines Fahrerassistenzsystems und zugehöriges Kraftfahrzeug
US20160082867A1 (en) * 2014-09-24 2016-03-24 Volvo Car Corporation System and method for seat retraction during an autonomous driving mode

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008189123A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Aisin Aw Co Ltd 操作支援装置および操作支援方法
JP2008230366A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Toyota Motor Corp 運転姿勢自動調整装置、運転姿勢自動調整装置の調整方法
WO2015011866A1 (ja) * 2013-07-23 2015-01-29 日産自動車株式会社 車両用運転支援装置及び車両用運転支援方法
US20160159251A1 (en) * 2013-07-23 2016-06-09 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle driving support device and vehicle driving support method
EP2840000A2 (de) * 2013-07-31 2015-02-25 Audi Ag Verfahren für den Betrieb eines Fahrerassistenzsystems und zugehöriges Kraftfahrzeug
US20160082867A1 (en) * 2014-09-24 2016-03-24 Volvo Car Corporation System and method for seat retraction during an autonomous driving mode

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019124172A1 (ja) * 2017-12-21 2019-06-27 株式会社デンソー 車両シート制御装置
WO2019124503A1 (ja) * 2017-12-21 2019-06-27 株式会社デンソー 車両シート制御装置
JP2019111875A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 株式会社デンソー 車両シート制御装置
JP2019111874A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 株式会社デンソー 車両シート制御装置
JP2019111876A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 株式会社デンソー 車両シート制御装置
CN111448098A (zh) * 2017-12-21 2020-07-24 株式会社电装 车辆座椅控制装置
US10843653B2 (en) 2018-01-23 2020-11-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle seat and vehicle
US11034269B2 (en) 2018-05-31 2021-06-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Seat control apparatus
US11130429B2 (en) 2018-09-12 2021-09-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle seat
US11370329B2 (en) 2019-02-27 2022-06-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus of vehicle seat
WO2024009829A1 (ja) * 2022-07-05 2024-01-11 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 情報処理装置、情報処理方法および車両制御システム
WO2024058108A1 (ja) * 2022-09-12 2024-03-21 テイ・エス テック株式会社 車両用シート装置及び車両用シートの制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6629608B2 (ja) 2020-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6629608B2 (ja) 車両用シート制御装置
JP2017136898A (ja) 車両用シート制御装置
JP6629609B2 (ja) 車両用アームレスト制御装置
JP6582458B2 (ja) ドライビングポジション制御装置
JP6654481B2 (ja) 車両用シート装置
KR20190058560A (ko) 스위치 위치의 조정 방법 및 차량용 조작 장치
JP2008195323A (ja) 車両用シート操作装置
JP2008230366A (ja) 運転姿勢自動調整装置、運転姿勢自動調整装置の調整方法
US11390191B2 (en) Vehicle seat control device
JP2018184024A (ja) ディスプレイ可動方法及びディスプレイ可動装置
JP2018167725A (ja) 車両用シート装置
CN111448098A (zh) 车辆座椅控制装置
JP2006213150A (ja) 運転位置設定装置
KR20190080557A (ko) 운전자의 안구 위치를 고려한 자동차 시트 조정 장치 및 방법
JP2013244886A (ja) 車両用シート
WO2018012555A1 (ja) 車両用シート制御装置及び方法
JP2013237407A (ja) シート位置制御装置
JP6610175B2 (ja) シート制御装置及びシート制御方法
JP7307304B2 (ja) アームレスト装置
JP4604724B2 (ja) 車両用シート装置および車両の前下方視界確保方法
JP2006096084A (ja) 車両の制動支援装置
JP2017087752A (ja) シート制御装置及びシート制御方法
JP5297051B2 (ja) 車両用シート装置および車両用シート装置の制御方法
JP2006096206A (ja) 運転姿勢調整装置および運転姿勢調整方法
JP2010184526A (ja) 車載機器制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190723

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6629608

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250