JP2005119065A - 熱転写プリンタおよび証明用写真撮影装置 - Google Patents

熱転写プリンタおよび証明用写真撮影装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 同一使用温度での連続印画、変動使用温度での少数印画のどちらの場合でも濃度変動、色変動が少ない熱転写プリンタを提供する。
【解決手段】 インクを塗布したインクリボンに印字ヘッドで熱を加え色素を受像シートに転写させて印字する熱転写プリンタにおいて、前記熱転写プリンタの外部近傍または内部の少なくとも1箇所の温度を測定する温度測定手段と、取得した画像データに基づき前記受像シートに画像を印字する印字手段と、前記温度測定手段による測定結果に基づき前記印字手段の印字条件を補正して印字するように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする熱転写プリンタ。
【選択図】 図2

Description

本発明は、熱転写プリンタおよび該熱転写プリンタを適用した証明用写真撮影装置に関する。
従来より、熱転写プリンタとして、感熱式プリンタ、昇華熱転写型プリンタが知られている。この熱転写プリンタは、インクを塗布したインクリボンに印字ヘッドで熱を加え色素を、受像シートに転写させて印字するプリンタである。この熱転写プリンタは、加える熱を制御することで印字濃度を細かく変化させることができ、例えばインクジェットプリンタや電子写真方式では不可能な銀塩写真のような連続階調の表現が可能で高画質が得られるという特徴を有している。
熱転写方式のプリンタの一種である昇華熱転写型プリンタは、加える熱を制御することで印字濃度を細かく変化させるため、使用される印字ヘッドの熱履歴や、プリンタの使用環境温度に影響されやすい。そこで、使用される印字ヘッドの熱履歴の影響を取り除き、印字ヘッドの複数の発熱抵抗体を一律に通電制御することなく、個別の発熱抵抗体の熱履歴の制御をして高品質の熱印字処理をする技術が開示されている(特許文献1)。
特開平5−254170号公報
しかしながら、従来の熱転写プリンタはその機構が複雑であり、特に、所定時間経過以降に使用する場合において、使用環境温度が大きく変動すると温度変動の影響を受けて、画像の濃度が変動し、画像の色バランスが変動しやすく、良好な画像が得られ難いという問題がある。また、使用環境温度湿度が大きく変動すると温度湿度変動の影響を受けて、画像の濃度が変動し、画像の色バランスが変動しやすく、良好な画像が得られ難いという問題がある。
本発明は上記の課題に鑑みなされたものである。本発明の目的は、同一使用温度での連続印画および変動使用温度での少数印画のどちらの場合においても濃度変動、色変動が少ない熱転写プリンタおよび前記熱転写プリンタを適用した証明用写真撮影装置を提供することにある。また、本発明の他の目的は、同一使用温度湿度での連続印画および変動使用温度湿度での少数印画のどちらの場合においても濃度変動、色変動が少ない熱転写プリンタおよび前記熱転写プリンタを適用し、特に湿度変動範囲が大きい場合に有効な証明用写真撮影装置を提供することにある。
上記の目的は下記の手段のいずれかにより達成できる。
(1)インクを塗布したインクリボンに印字ヘッドで熱を加え色素を受像シートに転写させて印字する熱転写プリンタにおいて、前記熱転写プリンタの外部近傍または内部の少なくとも1箇所の温度を測定する温度測定手段と、取得した画像データに基づき前記受像シートに画像を印字する印字手段と、前記温度測定手段による測定結果に基づき前記印字手段の印字条件を補正して印字するように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする熱転写プリンタ。
(2)インクを塗布したインクリボンに印字ヘッドで熱を加え色素を受像シートに転写させて印字する熱転写プリンタにおいて、前記印字ヘッド、前記インクリボンおよび前記受像シートを熱的にシールドする熱シールド手段と、熱シールドされた内部の少なくとも1箇所の温度を測定する温度測定手段と、取得した画像データに基づき前記受像シートに画像を印字する印字手段と、前記温度測定手段による温度測定結果に基づき前記印字手段の印字条件を補正して印字するよう制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする熱転写プリンタ。
(3)インクを塗布したインクリボンに印字ヘッドで熱を加え色素を受像シートに転写させて印字する熱転写プリンタにおいて、前記熱転写プリンタの外部近傍または内部の少なくとも1箇所の温度を測定する温度測定手段と、前記熱転写プリンタの外部近傍または内部の少なくとも1箇所の湿度を測定する湿度測定手段と、取得した画像データに基づき前記受像シートに画像を印字する印字手段と、前記温度測定手段と前記温度測定手段による測定結果に基づき前記印字手段の印字条件を補正して印字するように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする熱転写プリンタ。
(4)インクを塗布したインクリボンに印字ヘッドで熱を加え色素を受像シートに転写させて印字する熱転写プリンタにおいて、前記印字ヘッド、前記インクリボンおよび前記受像シートを熱的にシールドする熱シールド手段と、前記熱シールドされた内部の少なくとも1箇所の温度を測定する温度測定手段と、前記熱シールドされた内部の少なくとも1箇所の湿度を測定する湿度測定手段と、取得した画像データに基づき前記受像シートに画像を印字する印字手段と、前記温度測定手段と前記湿度測定手段による測定結果に基づき前記印字手段の印字条件を補正して印字するよう制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする熱転写プリンタ。
(5)被撮影者の少なくとも顔画像を撮影して画像データを取得し、取得した画像データに基づき、(1)から(4)のいずれか1項に記載の熱転写プリンタを用いて画像を印字することを特徴とする証明用写真撮影装置。
以上のように構成したので、下記のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、温度測定手段による測定結果に基づき印字手段の印字条件を補正して印字制御するので、同一使用温度での連続印画、変動使用温度での少数印画のどちらの場合においても、濃度変動、色変動が少ない画像が得られるようになった。
請求項2に記載の発明によれば、印字ヘッド、インクリボン、受像シートを熱的にシールドする熱シールド手段を設け、画像を印字する場合に、温度測定手段による測定結果に基づき印字手段の印字条件を補正して印字するので、請求項1に記載と同様の効果が得られるようになった。
請求項3に記載の熱転写プリンタによれば、温度の測定箇所は、少なくとも印字ヘッド、インクリボン、受像シートの1つに接触または近傍の位置であるので、温度測定が正確に行われるようになった。
請求項4に記載の熱転写プリンタによれば、少なく2箇所の測定温度を予め決められた比率で按分して温度を求めるので、温度の変化をより精度良く検知できるようになった。
請求項5に記載の熱転写プリンタによれば、熱転写プリンタ内の温度を測定して印字ヘッドの印字条件の補正係数を求めるので、簡単な方法により精度のよい印字ヘッドの印字条件が決められるようになった。
請求項6に記載の熱転写プリンタによれば、予め定めた基準温度における印字エネルギーと画像濃度との曲線特性値を補正するので、簡易な方法で精度よく補正ができるようになった。
請求項7に記載の発明によれば、測定温度に基づき予め定めた温度分割領域から該当する領域を抽出し、抽出した領域における予め定めた基準温度における印字エネルギーと画像濃度との特性値を補正するので、温度の変化に対し精度良く補正できるようになった。
請求項8に記載の発明によれば、温度測定手段と湿度測定手段による測定結果に基づき印字ヘッドの印字条件を補正して印字するよう印字手段を制御する制御手段を設けたので、同一使用温度湿度での連続印画、変動使用温度での少数印画のどちらの場合でも濃度変動、色変動が少ない画像が得られるようになった。特に湿度変動範囲が大きい場合に有効である。
請求項9に記載の発明によれば、印字ヘッド、インクリボン、受像シートを熱的にシールドする熱シールド手段を設け、画像を印字する場合に、温度測定手段と湿度測定手段による測定結果に基づき印字ヘッドの印字条件を補正して印字するよう印字手段を制御するので、請求項8に記載と同様の効果が得られるようになった。特に湿度変動範囲が大きい場合に有効である。
請求項10に記載の熱転写プリンタによれば、温度の測定箇所は、少なくとも印字ヘッド、インクリボン、受像シートの1つに接触または近傍の位置、湿度の測定箇所は、少なくとも印字ヘッド、インクリボン、受像シートの1つに接触または近傍の位置であるので、温度、湿度測定が正確に行われるようになった。
請求項11に記載の熱転写プリンタによれば、少なくとも2箇所の測定温度、測定湿度を予め決められた比率で按分して温度、湿度を求めるので、温度変化、湿度変化をより精度良く検知できるようになった。
請求項12に記載の熱転写プリンタによれば、熱転写プリンタ内の温度、湿度を測定して印字ヘッドの印字条件の補正係数を求めるので、簡単な方法により精度のよい印字ヘッドの印字条件が決められるようになった。
請求項13に記載の熱転写プリンタによれば、予め定めた基準温度、基準湿度における印字エネルギーと画像濃度との曲線特性値を補正するので、簡易な方法で精度よく補正ができるようになった。
請求項14に記載の発明によれば、測定温度、測定湿度に基づき予め定めた温度湿度分割領域から該当する領域を抽出し、抽出した領域における予め定めた基準温度、基準湿度における印字エネルギーと画像濃度との特性値を補正するので、温度湿度の変化に対し精度良く補正できるようになった。
請求項15に記載の証明用写真撮影装置によれば、被撮影者の顔画像を撮影して画像データを取得し、画像データに基づき、請求項1から14のいずれか1項に記載の熱転写プリンタを用いて少なくとも被撮影者の顔画像を印字するので、使用温度が大きく変動しても、画像の濃度変動、色変動の少ない画像が得られるようになった。
請求項16に記載の証明用写真撮影装置によれば、間欠印画は、最近の熱転写プリンタの使用終了時点から少なくとも2分以上経過した新たな熱転写プリンタの印字であるので、最初の印字による熱履歴の影響を受け難く新たな画像の印字を行っても画像の濃度変動、色変動の少ない画像が得られるようになった。
以下、本発明の実施の形態に係わる熱転写プリンタおよび本発明の熱転写プリンタを適用した証明用写真撮影装置について図面を参照して説明する。
最初に、実施の形態の熱転写プリンタで使用する昇華型熱転写方式のインクリボンと受像シートについて説明する。図1は各実施の形態の熱転写プリンタで使用するインクリボンの斜視図と断面図および受像シートの断面図である。さらに詳しくは、図1(a)はインクリボンの斜視図、図1(b)はインクリボンの断面図、図1(c)は受像シートの断面図である。図1に示すように、インクリボンRはリボン状になっており、識別マークRS、イエロインクRY、マゼンタインクRM、シアンインクRC、透明保護部材RP等で構成され、各インクは耐熱層a、ペット基材層b、インク層cの層構成である。また、受像シートSは、受像層d、基材eおよび筆記層fの層構成となっている。
(実施の形態1)
実施の形態1に係わる熱転写プリンタについて図面を参照して説明する。図2は、実施の形態1の熱転写プリンタの構成を示す断面図、図3は熱転写プリンタに使用する印字ヘッドの構成を示す断面図である。
図2および図3に示すように、熱転写プリンタ401Aは、印字手段の印字ヘッド41、温度測定手段801A、受像シートSおよびインクリボンRの搬送機構、制御手段601A等で構成されている。
温度測定手段801Aは、熱転写プリンタ401A内部の印字ヘッド41の温度、受像シートSの近傍の温度、及びインクリボンRの近傍の温度を測定する。詳しくは、温度センサTS1により印字ヘッド41の放熱板中に埋め込まれた印字ヘッド41の温度を測定し、温度センサTS2により受像シートSの近傍の温度を測定し、さらに温度センサTS3によりインクリボンRの近傍の温度を測定する。
制御手段601Aでは、温度測定結果に基づき印字ヘッド41の印字条件を補正して印字するよう制御する。この印字条件の補正は、予め定めた基準温度における印字エネルギー・画像濃度の変換値をもとに補正する。
ここで、熱転写プリンタにおける取得した画像データの画像処理について説明する。図4は実施の形態1の取得画像データの画像処理の流れを示す図である。図4に示すように、最初に、ブロックB01ではデジタルカメラでR(赤)、G(緑)およびB(青)毎に画像データを取得し、次にブロックBO2では画像処理を行う。ブロックBO3ではモニター用に画像データ変換(モニターはsRBG対応になっているものとする)。ブロックBO4ではプリンタの出力がモニターの画像を再現するように画像変換する。ブロックB05では、プリントB、G、RからY、M、Cへの変換を行う。ブロックB06では印字ヘッド温度、受像シート近傍温度、インクリボンの近傍温度等を測定し、ブロックB07ではこの測定結果により補正係数を求める。最後に、ブロックB08では、補正を加え、Y、M、C各階調テーブルにより出力画像データから印加エネルギーへ変換する。
ここで、基準温度に対する印字エネルギー・画像濃度変換テーブルについて説明する。図5はY、M、Cの基準温度湿度における印字エネルギー・画像濃度変換テーブル図である。図5(a)はY色の基準温度に対する印加エネルギー・画像濃度補正テーブル921Y、同様に、図5(b)はM色の基準温度に対する印加エネルギー・画像濃度補正テーブル921M、さらに、図5(c)はC色の基準温度に対する印加エネルギー・画像濃度補正テーブル921Cをそれぞれ示している。
次に、補正係数について説明する。図6は温度変化に対する印字条件の補正係数を求める補正係数テーブルを示す図、図7はテスト用チャートを示す図である。なお、補正係数テーブルは通常はY、M、Cは共通ではなく、個別の補正係数を実験的に決めているが、この実施の形態では説明をわかりやすくするため共通としてある。
図6、図7に示すように、補正係数テーブル611の作成は、温度変化させてカラーチャートを撮影し画像処理して、テスト用チャート73のフォーマットで印字を行い、画像濃度レベル、色バランス等を調べ、最良になるように補正係数を求めて作成する。
補正係数テーブル611により、例えば、動作環境範囲の−15℃から45℃までの求めた温度に基づき、基準温度23℃を補正係数1.0として、補正係数を求める。
ここで、熱転写プリンタの主な動作を図2を参照して説明する。先ず、インクリボンRがインクリボンロール44aから繰り出され、インクリボン巻取部44bで駆動され印字ヘッド41とプラテンローラ46の間を搬送される。印字ヘッド41で印字後は、インクリボンRはインクリボン巻取部44bに巻き取られる。また、受像シートSの方は、受像シートロール42から繰り出され、搬送ローラ43及びグリップローラ45aとピンチローラ45bで把持搬送され、印字ヘッド41とプラテンローラ46の間を通り、搬送ローラ47で把持搬送される。インクリボンRと受像シートSを印字ヘッドの所定位置に搬送される。
外部より送信されたR、G、Bの画像データを一旦記憶し、図4で説明した画像処理を行い、Y、M、C毎に印字ヘッドにより印字する。印字された受像シートSは搬送ローラ47で搬送され、受像シートをカッタ70で断裁し、カットされたシートFはトレイ72に排出するようになっている。
以上のように、この熱転写プリンタによれば、同一使用温度での連続印画、また変動使用温度での少数印画(間欠印画)でも画像の濃度変動、色変動が少ない画質が得られるようになる。
(実施の形態2)
この実施の形態2は、実施の形態1において温度の他に湿度による影響も補正した例で、実施の形態1と機構的に同じ部分は同一符号を付け、異なる部分を中心に説明する。図8は、実施の形態2の熱転写プリンタの構成を示す断面図である。
図8(図3も参照)に示すように、熱転写プリンタ402Aは、印字手段の印字ヘッド41、温度測定手段801A、湿度測定手段802A、受像シートSおよびインクリボンRの搬送機構、制御手段602A等で構成されている。
温度測定手段801Aは、実施の形態1と同じである。湿度測定手段802Aは、湿度センサTQ1により印字ヘッド41の湿度を測定し、湿度センサTQ2により受像シートSの近傍の湿度を測定し、さらに湿度センサTQ3によりインクリボンRの近傍の湿度を測定する。
制御手段602Aでは、温度湿度の測定結果に基づき印字ヘッド41の印字条件を補正して印字するよう制御する。この印字条件の補正は、予め定めた基準温度湿度における印字エネルギー・画像濃度の変換値をもとに補正する。
ここで、熱転写プリンタにおける取得した画像データの画像処理は、実施の形態1で説明した図4において、湿度測定を追加したものである。基準温度湿度に対する印字エネルギー・画像濃度変換テーブルは図5と同じである。
次に、温度湿度変動に対する補正係数テーブルにつて説明する。図9は温度湿度変化に対する印字条件の補正係数を求める補正係数テーブルを示す図である。なお、補正係数テーブルは通常はY、M、Cは共通ではなく、個別の補正係数を実験的に決めているが、この実施の形態では説明をわかりやすくするため共通としてある。補正係数テーブル612の作成は、温度湿度を変化させてカラーチャートを撮影し、画像処理して、テスト用チャート73(図7参照)のフォーマットで印字を行い、画像濃度レベル、色バランス等を調べ最良になるように補正係数を求めて作成する。
補正係数テーブル612は、例えば、使用温度範囲は−15℃から45℃、さらに環境湿度範囲は20%から80%を低湿度範囲、基準湿度を含む中間湿度範囲、高湿度範囲に3区分してそれぞれの代表値をe1、e2、e3としている。ここで、基準温度23℃で基準湿度を含む代表値e2での補正係数を1.0として、それぞれの補正係数を求めようになっている。なお、湿度の湿度範囲を前述の3区分に限定されるものではなく3以上にすることもできる。
次に、熱転写プリンタの主な動作を図8、9を参照して説明する。インクリボンR、シートSの搬送は、実施の形態1と機構的に同じである。外部より送信されたR、G、Bの画像データを一旦記憶し、前述した図4に示した画像処理を行い、Y、M、C毎に印字する。印字された受像シートSは搬送ローラ47で搬送され、受像シートをカッタ70で断裁し、カットされたシートFはトレイ72に排出する。
以上のように、この熱転写プリンタによれば、同一使用温度湿度での連続印画、また変動使用温度湿度での少数印画(間欠印画)でも画像の濃度変動、色変動が少ない画質が得られるようになる。特に湿度変動範囲が大きい場合に有効である。
(実施の形態3)
この熱転写プリンタは、実施の形態1の変形例であり、画像データの画像処理の仕方が異なる以外は、実施の形態1と機構的に同じであるので異なる部分を中心に説明する。
温度測定は、実施の形態1と同様に温度センサTS1により印字ヘッド41の温度、温度センサTS2により受像シートSの温度、温度センサTS3によりインクリボンRの温度がそれぞれ測定される。次に、実施の形態1と同様に予め決められた比で按分されて温度が求められる。
ここで、求めた温度により印字条件を補正する方法につき説明する。図10は実施の形態3の温度変化に対する印字条件の補正係数を求める補正係数テーブルと各印字エネルギー・画像濃度変換テーブルを示す図である。詳しくは図10(a)は補正係数テーブル911、図10(b)から(d)はY、M、Cの各印字エネルギー・画像濃度変換テーブル922を示す図である。
補正係数テーブル911は、温度により3つの領域に分割されている。一例として低温領域の場合について説明すると、基準温度T1を補正係数1として、補正係数を求める。なお、この補正係数テーブル911の作成は、前述の図5で説明したと同様に、温度を変化させ、カラーチャートを撮影し、画像処理して、図7に示すテスト用チャート73のフォーマットで印字を行い、画像濃度レベル、色バランス等を調べ、最良になるように補正係数を作成する。
基準温度に対する印字エネルギー・画像濃度変換テーブル922(922Y、922M、922C)は、前述の図5で説明したと同様にして作成する。図10(b)はY色の印加エネルギーと画像濃度の関係、図10(c)はM色、さらに図10(d)はC色の関係を示す。
ここで、実施の形態3の熱転写プリンタの動作について説明する。最初に、温度センサTS1、TS2、TS3で温度を測定する。各々の温度に対する温度センサTS1、TS2、TS3の重み付けから温度を求め、基準温度における印字エネルギー・画像濃度変換テーブル922を基に補正する。ここで、インクリボンR、受像シートSを搬送し、Y、M、C毎に印字し、さらに保護層を付け、カットしたシートFを搬送してトレイ72に排出するようになっている。
以上のように、この熱転写プリンタによれば、同一使用温度での連続印画、また変動使用温度での少数印画(間欠印画)でも画像の濃度変動、色変動が少ない画質が得られるようになる。
(実施の形態4)
この実施の形態4は、実施の形態3における温度の影響の補正の他に湿度による影響も補正したもので、機構的に同じ部分は同一符号を付け、異なる部分を中心に説明する。
温度測定は、実施の形態2と同時である。湿度測定は、実施の形態2と同様に、湿度センサTQ1により印字ヘッド41の湿度、湿度センサTQ2により受像シートSの湿度、湿度センサTQ3によりインクリボンRの湿度がそれぞれ測定される。次に、実施の形態2と同様に予め決められた比で按分されて湿度が求まる。
ここで、求めた温度湿度により印字条件を補正する方法につき説明する。図11は実施の形態4の温度湿度変化に対する印字条件の補正係数を求める補正係数テーブルと各印字エネルギー・画像濃度変換テーブルを示す図で、詳しくは図11(a)は補正係数テーブル912、図11(b)から(d)はY、M、Cの各印字エネルギー・画像濃度変換テーブル923を示す図である。なお、補正係数テーブル912は通常はY、M、Cは共通ではなく、個別の補正係数を実験的に決めているが、この実施の形態では説明をわかりやすくするため共通としてある。
補正係数テーブル912は、例えば、使用温度範囲は−15℃から45℃を3つの領域に分割し、さらに環境湿度範囲は20%から80%を低湿度範囲、基準湿度を含む中間湿度範囲、高湿度範囲に3分割して、それぞれの代表値をe1、e2、e3としている。
一例ついて説明すると、図11において、基準温度T1で基準湿度を含む代表値e2での補正係数を1.0として、それぞれの補正係数を求める。なお、湿度の湿度範囲を前述の3区分に限定されるものではなく3以上にすることもできる。この補正係数テーブル923の作成は、前述の図5で説明したと同様に、温度湿度を変化させてカラーチャートを撮影し、画像処理して、図7に示すテスト用チャート73のフォーマットで印字を行い、画像濃度レベル、色バランス等を調べ、最良になるように補正係数を作成している。
基準温度湿度に対する印字エネルギー・画像濃度変換テーブル923(923Y、923M、923C)は、前述の図5で説明したと同様にして作成する。図11(b)はY色の印加エネルギーと画像濃度の関係、図11(c)はM色、さらに図11(d)はC色の関係をそれぞれ示す。
ここで、実施の形態4の熱転写プリンタの動作については説明する。先ず、温度センサTS1、TS2、TS3の重み付けから温度を求め、さらに湿度センサTQ1、TQ2、TQ3の重み付けから湿度を求め、基準温度湿度における印字エネルギー・画像濃度変換テーブル923を基に補正する。ここで、インクリボンR、受像シートSを搬送し、Y、M、C毎に印字さらに保護層を付け、カットしたシートFを搬送してトレイ72に排出する。
以上のように、この熱転写プリンタによれば、同一使用温度湿度での連続印画、また変動使用温度湿度での少数印画(間欠印画)でも画像の濃度変動、色変動が少ない画質が得られるようになる。特に湿度変動範囲が大きい場合に有効である。
(実施の形態5)
この熱転写プリンタは、印字ヘッド、インクリボン、受像シートの温度差を少なくして品質の向上をはかったものである。実施の形態1と機構的に同じ部分は同一符号を付け、異なる部分を中心に説明する。
図12は実施の形態5の熱転写プリンタ401Bの構成を示す断面図である。熱シールド手段は、シールド部材49で熱的にシールドされ密閉構造となっている。内部には印字ヘッド41、インクリボンR、受像シートSが包含されている。熱シールド部材49内の温度は比較的均一となり、印字ヘッド41、インクリボンR、受像シートSの温度差が減少し、外気の温度の変化に対する補正精度が向上するようにしている。
温度測定手段801Bは、温度センサTS1で印字ヘッド41を測定し、温度センサTS2でインクリボンRと受像シートSの近傍温度を測定し、予め定めた比で按分して重み付けして温度を求めている。
制御手段601Bは、温度測定手段801Bによる温度測定の結果に基づき、求めた温度で補正係数を求め、補正係数で、基準に対する印字エネルギー・画像濃度変換テーブルを補正する。
ここで、実施の形態の熱転写プリンタの熱転写プリント方法について説明する。温度センサTS1、TS2で温度を測定し、さらに実施の形態1と同様に温度を求める。R、G、Bの画像データを一時記憶し、以降、前述した図4に示した画像処理を行い、補正係数で基準に対する印字エネルギー・画像濃度変換テーブルを補正する。ここで、インクリボンR、受像シートSを搬送し、Y、M、C毎に印字ヘッドにより印字し、カットしたシートFを搬送してトレイ72に排出する。
以上のように、この熱転写プリンタによれば、同一使用温度での連続印画、また変動使用温度での少数印画(間欠印画)でも画像の濃度変動、色変動が少ない画質が得られるようになる。
(実施の形態6)
この実施の形態6は、実施の形態5において、温度の他に湿度による影響も補正したもので機構的に同じ部分は同一符号を付け、異なる部分を中心に説明する。
この熱転写プリンタは、印字ヘッド、インクリボン、受像シートの温度差、湿度差を少なくして品質の向上をはかったものである。
図13は実施の形態6の熱転写プリンタ402Bの構成を示す断面図である。熱シールド手段は、シールド部材49で熱的にシールドされ密閉構造となっている。内部には印字ヘッド41、インクリボンR、受像シートSが包含されている。熱シールド部材49内の温度、湿度は比較的均一となり、印字ヘッド41、インクリボンR、受像シートSの温度差、湿度差が減少し、外気の温度、湿度の変化に対する補正精度が向上するようにしている。
温度測定手段801Bは、実施の形態5と同じである。湿度測定手段802Bは、湿度センサTQ1で印字ヘッド41を測定し、湿度センサTQ2でインクリボンRと受像シートSの近傍湿度を測定し、予め定めた比で按分して重み付けして湿度を求めている。
制御手段602Bは、温度測定手段801B、湿度測定手段802Bによる温度湿度結果に基づき、求めた温度湿度で補正係数を求め、補正係数で、基準に対する印字エネルギー・画像濃度変換テーブルをもとに補正する。
ここで、実施の形態の熱転写プリンタの熱転写プリント方法について説明する。温度センサTS1、TS2で温度を測定し、さらに湿度センサTQS1、TQ2で湿度を測定しさらに実施の形態5と同様にして温度、湿度を求める。R、G、Bの画像データを一時記憶し、以降、前述した図4に示した画像処理を行い、補正係数で基準に対する印字エネルギー・画像濃度変換テーブルを補正する。ここで、インクリボンR、受像シートSを搬送し、Y、M、C毎に印字ヘッドにより印字し、カットしたシートFを搬送してトレイ72に排出する。
以上のように、この熱転写プリンタによれば、同一使用温度湿度での連続印画、また変動使用温度湿度での少数印画(間欠印画)でも画像の濃度変動、色変動が少ない画質が得られるようになる。
(実施の形態7)
本発明の証明用写真撮影装置について説明する。図14は実施の形態7の熱転写プリンタを適用した証明用写真撮影装置の構成を示す断面図である。
図14に示すように、この証明用写真撮影装置100は、被撮影者の顔画像を撮影して画像データを取得し、画像データに基づき、実施の形態1、3、5に記載の熱転写プリンタを用いて被撮影者の顔画像を印字する装置である。
被撮影者Pが不定期に使用し、被撮影者がボックス入口12から入り、椅子13に座り、照明部14で被撮影者Pを照明し、撮影カメラ11により撮影表示窓15を通して被撮影者の顔を撮影する。画像データに基づき熱を加えることによりインクリボンRの色素を受像シートSに転写させてプリントし、図示しないトレイより取り出せるようになっている。
証明用写真撮影装置100は、屋外におかれて使用されることが多いので使用される外気の温度が例えば−15℃から45℃の範囲であることが要求される。証明用写真撮影装置100は、連続して被撮影者が使用することがほとんどなく、最初の印字終了から少なくとも2分以上経過した以降に新たな画像の印字がされ過酷な使用温度下で使用されるが、広範囲の使用温度に適応し、また所定時間経過以降の使用でも、特に証明用写真にふさわしい濃度レベル、色バランスの良好な顔画像が得られる。
(実施の形態8)
本発明の他の証明用写真撮影装置について説明する。この実施の形態8は、実施の形態7において、温度の他に湿度による影響も補正したもので、異なる部分を中心に説明する。図14を参照して説明する。
この証明用写真撮影装置は、被撮影者の顔画像を撮影して画像データを取得し、画像データに基づき、実施の形態2、4、6に記載の熱転写プリンタを用いて被撮影者の顔画像を印字する装置である。
証明用写真撮影装置は、屋外におかれて使用されることが多いので使用される外気の温度が例えば−15℃から45℃の範囲、湿度は例えば30%から70%の範囲であることが要求される。証明用写真撮影装置は、連続して被撮影者が使用することがほとんどなく、最初の印字終了から少なくとも2分以上経過した以降に新たな画像の印字がされ過酷な使用温度湿度下で使用されるが、広範囲の使用温度、使用湿度に適応し、また所定時間経過以降の使用でも、特に証明用写真にふさわしい濃度レベル、色バランスの良好な顔画像が得られる。特に湿度変動範囲が大きい場合に有効である。なお、所定時間経過以降とは、所定時間を経過した以降の任意の時間に画像を印字する場合を意味し、例えば、過去に画像を印字して印字による印字ヘッド等の熱履歴の影響が無視できる状態となった以降を意味する。
なお、実施の形態では熱転写方式として昇華熱転写型について説明したがこれに限定されるものではなく、例えば熱溶融転写型でも可能である。また、熱転写プリンタの使用温度の変動による印字の補正は、印字エネルギーと画像濃度の特性曲線を温度変動に対応して曲線を任意に補正するようにしてもよい。
各実施の形態の熱転写プリンタで使用するインクリボンの斜視図と断面図および受像シートの断面図である。 実施の形態1の熱転写プリンタの構成を示す断面図である。 熱転写プリンタに使用する印字ヘッドの構成を示す断面図である。 実施の形態1の取得画像データの画像処理の流れを示す図である。 Y、M、Cの基準温度湿度における印字エネルギー・画像濃度変換テーブル図である。 温度変化に対する印字条件の補正係数を求める補正係数テーブルを示す図である。 テスト用チャートを示す図である。 実施の形態2の熱転写プリンタの構成を示す断面図である。 温度湿度変化に対する印字条件の補正係数を求める補正係数テーブルを示す図である。 実施の形態3の温度変化に対する印字条件の補正係数を求める補正係数テーブルと各印字エネルギー・画像濃度変換テーブルを示す図である。 実施の形態4の温度湿度変化に対する印字条件の補正係数を求める補正係数テーブルと各印字エネルギー・画像濃度変換テーブルを示す図である。 実施の形態5の熱転写プリンタの構成を示す断面図である。 実施の形態6の熱転写プリンタの構成を示す断面図である。 実施の形態7の証明用写真撮影装置の構成を示す断面図である。
符号の説明
100 証明用写真撮影装置
401A、402A、401B、402B、401C 熱転写プリンタ
41 印字ヘッド(印字手段)
49 熱シールド部
611、612 補正係数テーブル
801A、801B 温度測定手段
802A、802B 湿度測定手段
TS1、TS2、TS3 温度センサ
TQ1、TQ2、TQ3 湿度センサ
S 受像シート
R インクリボン
P 被撮影者

Claims (16)

  1. インクを塗布したインクリボンに印字ヘッドで熱を加え色素を受像シートに転写させて印字する熱転写プリンタにおいて、
    前記熱転写プリンタの外部近傍または内部の少なくとも1箇所の温度を測定する温度測定手段と、
    取得した画像データに基づき前記受像シートに画像を印字する印字手段と、
    前記温度測定手段による測定結果に基づき前記印字手段の印字条件を補正して印字するように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする熱転写プリンタ。
  2. インクを塗布したインクリボンに印字ヘッドで熱を加え色素を受像シートに転写させて印字する熱転写プリンタにおいて、
    前記印字ヘッド、前記インクリボンおよび前記受像シートを熱的にシールドする熱シールド手段と、
    熱シールドされた内部の少なくとも1箇所の温度を測定する温度測定手段と、
    取得した画像データに基づき前記受像シートに画像を印字する印字手段と、
    前記温度測定手段による測定結果に基づき前記印字手段の印字条件を補正して印字するよう制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする熱転写プリンタ。
  3. 温度の測定箇所は、少なくとも前記印字ヘッド、前記インクリボン、前記受像シートの1つに接触した位置または近傍の位置であることを特徴とする請求項1または2に記載の熱転写プリンタ。
  4. 少なくとも2箇所の測定温度を予め決められた比率で按分して温度を求めることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の熱転写プリンタ。
  5. 熱転写プリンタ内の温度を測定して印字手段における印字条件の補正係数を求めることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の熱転写プリンタ。
  6. 温度測定の結果に基づく前記印字ヘッドの印字条件の補正は、予め定めた基準温度における印字エネルギー・画像濃度の変換値を補正することにより行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の熱転写プリンタ。
  7. 温度測定の結果に基づく前記印字ヘッドの印字条件の補正は、測定温度に基づき予め定めた温度分割領域から該当する領域を抽出し、抽出した領域における予め定めた基準温度における印字エネルギー・画像濃度の変換値を補正係数テーブルにより行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の熱転写プリンタ。
  8. インクを塗布したインクリボンに印字ヘッドで熱を加え色素を受像シートに転写させて印字する熱転写プリンタにおいて、
    前記熱転写プリンタの外部近傍または内部の少なくとも1箇所の温度を測定する温度測定手段と、
    前記熱転写プリンタの外部近傍または内部の少なくとも1箇所の湿度を測定する湿度測定手段と、
    取得した画像データに基づき前記受像シートに画像を印字する印字手段と、
    前記温度測定手段と前記温度測定手段による測定結果に基づき前記印字手段の印字条件を補正して印字するように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする熱転写プリンタ。
  9. インクを塗布したインクリボンに印字ヘッドで熱を加え色素を受像シートに転写させて印字する熱転写プリンタにおいて、
    前記印字ヘッド、前記インクリボンおよび前記受像シートを熱的にシールドする熱シールド手段と、
    前記熱シールドされた内部の少なくとも1箇所の温度を測定する温度測定手段と、
    前記熱シールドされた内部の少なくとも1箇所の湿度を測定する湿度測定手段と、
    取得した画像データに基づき前記受像シートに画像を印字する印字手段と、
    前記温度測定手段と前記湿度測定手段による測定結果に基づき前記印字手段の印字条件を補正して印字するよう制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする熱転写プリンタ。
  10. 温度の測定箇所は、少なくとも前記印字ヘッド、前記インクリボン、前記受像シートの1つに接触した位置または近傍の位置であり、且つ湿度の測定箇所は、少なくとも前記印字ヘッド、前記インクリボン、前記受像シートの1つに接触した位置または近傍の位置であることを特徴とする請求項8または9に記載の熱転写プリンタ。
  11. 少なくとも2箇所の測定温度を予め決められた比率で按分して温度を求め、且つ少なくとも2箇所の測定湿度を予め決められた比率で按分して湿度を求めることを特徴とする請求項9または10に記載の熱転写プリンタ。
  12. 熱転写プリンタ内の温度と湿度を測定して印字手段における印字条件の補正係数を求めることを特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載の熱転写プリンタ。
  13. 温度測定と湿度測定の結果に基づく前記印字手段の印字条件の補正は、予め定めた基準温度と基準湿度における印字エネルギー・画像濃度の変換値を補正することにより行うことを特徴とする請求項9から12のいずれか1項に記載の熱転写プリンタ。
  14. 温度測定と湿度測定の結果に基づく前記印字手段の印字条件の補正は、測定温度と測定湿度に基づき予め定めた温度湿度分割領域から該当する領域を抽出し、抽出した領域における予め定めた基準温度湿度における印字エネルギー・画像濃度の変換値を補正係数テーブルにより補正することを特徴とする請求項9から13のいずれか1項に記載の熱転写プリンタ。
  15. 被撮影者の少なくとも顔画像を撮影して画像データを取得し、取得した画像データに基づき、請求項1から14のいずれか1項に記載の熱転写プリンタを用いて画像を印字することを特徴とする証明用写真撮影装置。
  16. 所定時間経過以降の画像の印字は、最近の熱転写プリンタの使用終了時点から少なくとも2分以上経過した新たな熱転写プリンタの印字であることを特徴とする請求項15に記載の証明用写真撮影装置。
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