JP2002344990A - 通信回線を利用した色再現特性データ作成装置および方法 - Google Patents

通信回線を利用した色再現特性データ作成装置および方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色管理プロファイルを簡便に作成する。 【解決手段】 色管理プロファイル作成サーバと画像表
示装置とをネットワークで接続する。色管理プロファイ
ルの作成に先立ち、画像表示装置の識別番号に基づいて
プロファイル作成可否を判断する。プロファイル作成可
能である場合には、該画像表示装置により表示された所
定の基準画像の測色データを、ネットを介して受け取っ
て解析を実行する。こうして得られた色管理プロファイ
ルをネットを経由して画像表示装置に供給する。こうし
て識別情報に基づきプロファイルの作成可否を判断した
後、測色データをネット上のサーバで解析すれば、色管
理プロファイルを簡便に得ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像表示装置を
用いてカラー画像を表示する技術に関し、詳しくは、画
像表示装置の特性に依存することなくカラー画像の色彩
を正確に表示可能な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の技術革新により、デザイン業界や
印刷業界等においてもコンピュータを利用した各種画像
機器が広く使用されるようになっている。例えば、ポス
タを製作する場合を例にとって説明すると、先ず、グラ
フィックアプリケーションを用いて、コンピュータのモ
ニタ画面を見ながらポスタの原画を作成し、次いで、完
成した原画の画像データをカラープリンタに入力して、
必要な部数だけ画像を印刷する。こうすれば、フルカラ
ーのポスタを容易に製作することができる。
【0003】このような方法を用いた場合、十分に高画
質なカラー画像を印刷するためには、モニタ画面の色彩
を、カラープリンタでそのまま再現可能でなければなら
ない。すなわち、デザイナはモニタ画面を見ながら最適
な色彩を選択しつつ原画を作成するので、カラープリン
タはモニタ画面上に表現されている色彩を、微妙な色合
いまで含めて正確に、そのまま印刷してやることが必要
となる。
【0004】通常、コンピュータのモニタ画面やカラー
プリンタなどの画像機器は、色彩を取り扱う方式や機器
毎の特性が異なっているために、同じ画像データを使用
しても実際に表示される色彩は微妙に異なっていること
が起こり得る。そこで、デザイナや印刷業者などが使用
する画像機器は、いわゆるカラーマネージメントシステ
ムを用いた色管理が行われている。すなわち、これら画
像機器の特性が、基準となる特性からどのようにずれて
いるかを示すデータを予め各機器毎に取得しておき、機
器毎の特性を補正しながら、画像データによる画像を表
示する。こうした画像機器毎の特性を示すデータはプロ
ファイルと呼ばれる。プロファイルを参照して各画像機
器の特性を補正しながら画像を表示すれば、いずれの画
像機器を使用した場合でも常に同じ色彩の画像を表示す
ることが可能となる。また、カラースキャナやデジタル
カメラを用いてカラー画像を取り込む場合にも、ほぼ同
様なことがあてはまる。すなわち、これら画像機器で
は、カラー画像を取り込んで画像データに変換する特性
が機種によって少しずつ異なっている。そこで、画像機
器のプロファイルを予め取得しておき、プロファイルに
応じて補正しながらカラー画像を取り込むことで、画像
機器によらずに、色彩を正しく表現したカラー画像デー
タを得ることができる。
【0005】このように、プロファイルを用いて各種画
像機器の特性を補正すれば、使用する画像機器の特性に
よらず正確なカラー画像データを取り扱うことが可能と
なり、高画質な画像を印刷することができる。ここで、
各種画像機器のプロファイルは、機器を使用している環
境によって、あるいは使用期間の経過とともに少しずつ
変化していくため、定期的にプロファイルを再計測する
ことが望ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プロファイル
を再計測する作業は、専用の計測器および専用の解析用
アプリケーションプログラムを用いて行われる手間のか
かる作業であり、加えて、これら計測装置および解析用
アプリケーションプログラムはたいへん高価であるため
に、経済的にも大きな負担が強いられるという問題があ
る。
【0007】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、各種画像機器の
プロファイルを簡便に計測可能な技術の提供を目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の色
再現特性データ作成装置は、次の構成を採用した。すな
わち、画像表示装置においてカラー画像データから色彩
を再現する特性を示す色再現特性データを、該画像表示
装置により表示された所定の基準画像を解析することに
よって作成する色再現特性データ作成装置であって、前
記画像表示装置との間で情報をやり取り可能に通信回線
を接続する通信回線接続手段と、前記通信回線を介して
情報をやり取りすることにより、前記色再現特性データ
の作成可否を、前記画像表示装置の識別情報に基づいて
判断する作成可否判断手段と、前記色再現特性データを
作成可と判断された場合に、前記画像表示装置によって
表示された前記基準画像の測色データを、前記通信回線
を介して受け取る測色データ受取手段と、前記受け取っ
た測色データを解析して前記画像表示装置についての前
記色再現特性データを作成する色再現特性データ作成手
段とを備えることを要旨とする。
【0009】また、上記の色再現特性データ作成装置に
対応する作成方法は、画像表示装置においてカラー画像
データから色彩を再現する特性を示す色再現特性データ
を、該画像表示装置により表示された所定の基準画像を
解析することによって作成する色再現特性データの作成
方法であって、前記画像表示装置との間で情報をやり取
り可能に通信回線を接続し、前記通信回線を介して情報
をやり取りすることにより、前記色再現特性データの作
成可否を、前記画像表示装置の識別情報に基づいて判断
し、前記色再現特性データを作成可と判断された場合
に、前記画像表示装置によって表示された前記基準画像
の測色データを、前記通信回線を介して受け取り、前記
受け取った測色データを解析して前記画像表示装置につ
いての前記色再現特性データを作成することを要旨とす
る。
【0010】かかる色再現特性データ作成装置および作
成方法においては、通信回線を介して接続された画像表
示装置の識別情報に基づいて、色再現特性データの作成
可否を判断し、作成可と判断した場合に基準画像の測色
データを取得して色再現特性データを作成する。
【0011】こうして、色再現特性データの作成可否を
識別情報に基づいて予め判断し、基準画像の測色データ
を解析して色再現特性データを作成すれば、画像表示装
置側では基準画像の測色データを通信回線を介して出力
するだけで、色再現特性データを簡便に得ることができ
る。
【0012】更に、こうして得られた色再現特性データ
を、再び通信回線を介して画像表示装置に返信すること
としても良い。こうすれば、作成した色再現特性データ
を直ちに画像表示装置に組み込んで使用することが可能
となるので好ましい。尚、色再現特性データを通信回線
によらずに、郵送などの他の方法によって受け取ること
としてもよいのはもちろんである。
【0013】かかる色再現特性データ作成装置において
は、画像表示装置に予め識別情報を記憶しておき、該記
憶されている識別情報を検出して前記色再現特性データ
の作成可否を判断することとしても良い。こうすれば、
色再現特性データの作成可否を確実かつ簡便に行うこと
ができるので好ましい。
【0014】かかる色再現特性データ作成装置および作
成方法においては、基準画像の測色データを受け取って
解析するに先立ち、次のようにして、色再現特性データ
の更新要否を判断してもよい。すなわち、所定の判定用
画像についての設計上の測色データである判定基準デー
タを予め記憶しておき、該判定用画像の測色データを取
得して、該取得した測色データと該判定基準データとの
偏差に基づいて、前記色再現特性データの更新要否を判
断する。こうして、色再現特性データの更新を要すると
判断した場合に、前記基準画像の測色データを受け取っ
て色再現特性データを作成することとしてもよい。
【0015】こうして色再現特性データの作成前に更新
の要否を判断すれば、必要が無いのに色再現特性データ
を作成することを避けることができるので好ましい。
【0016】また、上記の色再現特性データ作成装置に
おいては、カラー画像を印刷可能なカラープリンタにつ
いての色再現特性データを作成可能としても良い。
【0017】カラープリンタは、使用される環境の違い
や長期間にわたる使用の結果として、カラー画像データ
から色彩を再現する特性が変化することがある。従っ
て、上記の色再現特性データ作成装置を用いて色再現特
性データを作成すれば、このような場合でも特性の変化
を補正して正確な色彩のカラー画像を得ることが可能と
なるので好ましい。
【0018】更には、カラープリンタに加えて、カラー
画像を表示可能なカラーモニタについての色再現特性デ
ータを作成可能としても良い。
【0019】カラープリンタと同様に、カラーモニタも
長期間の使用によってカラー画像データから色彩を再現
する特性が変化することがある。従って、カラープリン
タの色再現特性データに加えて、カラーモニタの色再現
特性データを作成可能とすれば、カラープリンタが印刷
するのと同じ色彩をカラーモニタで確認することができ
るので、例えば、印刷に際して色彩を調整する作業を効
率的に進めることが可能となる。
【0020】こうした色再現特性データの作成装置にお
いては、画像表示装置の識別情報を通信回線を介して受
け取り、色再現特性データ作成装置側でデータの作成可
否を判断しても良い。あるいは、該識別情報に基づいて
色再現特性データの作成可否を前記画像表示装置側で行
い、判断結果のみ通信回線を介して受け取ることとして
も良い。
【0021】通信回線を介して識別情報を受け取り、色
再現特性データ作成装置側でデータの作成可否を判断す
ることとすれば、画像処理装置で作成可否の判断を行う
必要がないので、画像処理装置の構成を簡便にすること
が可能となる。逆に、色再現データの作成可否を画像処
理装置側で判断すれば、迅速に判断することができるの
で好ましい。
【0022】また、本発明の色再現特性データの作成方
法は、所定の機能を実現するプログラムをコンピュータ
に読み込ませることで、コンピュータを用いて実現する
ことも可能である。従って、本発明は次のような態様と
して把握することも可能である。すなわち、本発明の色
再現特性データの作成方法に対応するプログラムは、画
像表示装置においてカラー画像データから色彩を再現す
る特性を示す色再現特性データを、該画像表示装置によ
り表示された所定の基準画像を解析することによって作
成する処理を、コンピュータを用いて実現するプログラ
ムであって、前記画像表示装置との間で情報をやり取り
可能に通信回線を接続する機能と、前記通信回線を介し
て情報をやり取りすることにより、前記色再現特性デー
タの作成可否を、前記画像表示装置の識別情報に基づい
て判断する機能と、前記色再現特性データを作成可と判
断された場合に、前記画像表示装置によって表示された
前記基準画像の測色データを、前記通信回線を介して受
け取る機能と、前記受け取った測色データを解析して前
記画像表示装置についての前記色再現特性データを作成
する機能とを実現することを要旨とする。
【0023】同様に、本発明は、かかるプログラムをコ
ンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体として把
握することも可能である。このような記録媒体に記録さ
れたプログラムをコンピュータに読み込ませ、上述の各
種機能を実現することで、色再現特性データを簡便に得
ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の作用・効果をより明確に
説明するために、以下では、本発明の実施の形態を次の
ような順序に従って説明する。 A.実施の形態: B.装置構成: C.カラープロファイル作成処理: D.変形例:
【0025】A.実施の形態:図1は、本発明の色再現
特性データ作成システムの実施の形態を概念的に示す説
明図である。図示するように、色再現特性データ作成シ
ステムは、サーバ10と画像処理装置30とが、インタ
ーネットなどの通信回線20により接続されて構成され
ている。画像処理装置30は、コンピュータ33を中心
としてカラープリンタ31やカラーモニタ32、カラー
スキャナ34、デジタルカメラ35など、カラー画像を
扱うことのできる各種画像機器が接続された構成となっ
ている。また、サーバ10には、各種画像機器の色再現
特性データ(プロファイル)、すなわちカラー画像デー
タから色彩を再現する特性を示すデータを、通信回線2
0を介して作成する専用のプログラムが記憶されてい
る。
【0026】各種画像機器のプロファイルを作成する処
理の概要について説明する。図1には、処理の大まかな
フローチャートを併せて表示している。サーバ10に記
憶されている専用のプログラムが起動されると、サーバ
10は処理しようとしている画像機器の識別情報を通信
回線を介して取得する(ステップS10)。画像機器の
識別情報としては、例えば画像機器の製造メーカ、型
番、製造年月日など、画像機器の内部メモリに予め記憶
されている情報を取得する。もちろん、画像処理装置の
操作者が識別情報を入力することとしても良い。次い
で、取得した識別情報に基づいてプロファイルの作成可
否を判断する(ステップS20)。例えば、製造年月日
があまりに古い場合や、あるいは画像機器の機種、機器
の製造メーカによっては、通信回線を介してプロファイ
ルを作成できない場合があり得る。そこで、通信回線2
0に接続されている画像機器の識別情報を取得すること
により、処理しようとしている画像機器がこのような機
器でないことを確認する。
【0027】こうして、画像機器のプロファイルの作成
が可能と判断した場合には、所定の基準画像の測色デー
タを通信回線20を経由して取得する。測色データは測
色器を用いて予め計測しておいても良いし、あるいは、
画像機器のプロファイルが作成可能であることを確認し
た後に、測色器を用いて計測しても良い。サーバ10
は、通信回線20を介して測色データを取得した後、こ
のデータを解析してプロファイルを作成する(ステップ
S30)。こうして作成したプロファイルは、再び通信
回線20を介して画像機器に出力してもよいし、あるい
はフロッピー(登録商標)ディスクやコンパクトディス
クなどの記録媒体に記録した状態で郵送しても良い。測
色データを解析する処理は、いわゆるカラーマネージメ
ント用に作成された種々のアプリケーションプログラム
を用いて行うことができる。こうして得られたプロファ
イルを用いて画像機器の特性を補正すれば、画像機器の
機種に依存することなくカラー画像データを正確に再現
することができる。
【0028】以上に説明したように、本発明の色再現特
性データ作成システムにおいては、所定の基準画像の測
色データを、通信回線に接続されたサーバに供給し、サ
ーバ上で解析することによって画像機器のプロファイル
を作成する。従って、画像処理装置側では基準画像の測
色データを通信回線を介してサーバに出力するだけで、
画像機器のプロファイルを簡便に得ることができる。以
下では、このような本発明の色再現データ作成システム
について、実施例に基づき詳細に説明する。
【0029】B.装置構成:図2は、通信回線200を
介して測色データを受け取り、色再現特性データ(以下
では、「カラープロファイル」と呼ぶ)を作成する処理
を行うカラープロファイル作成サーバ100の構造を示
した説明図である。カラープロファイル作成サーバ10
0は、CPU102、ROM104、RAM106、タ
イマ108、大容量のハードディスク110などの各種
ディバイスを備えた周知のコンピュータである。これら
のディバイスはバスで接続されており、相互にデータを
やり取りすることが可能である。
【0030】ROM104には、カラープロファイル作
成サーバ100が所定の処理を行うための各種プログラ
ムに加えて、基準画像の測色データを解析してカラープ
ロファイルを作成する専用アプリケーションプログラム
が記憶されている。また、ROM104に入りきらない
大きなプログラムやデータは、ハードディスク110に
記憶されている。CPU102は論理演算や算術演算な
どの各種演算を実行可能であり、ROM104あるいは
ハードディスク110から読み込んだプログラムに従っ
て各種演算を行うことで、所定の処理を実行する。RA
M106は、CPU102が処理を実行するにあたっ
て、データを一時的に記憶しておくために使用される。
カラープロファイル作成サーバ100には、ネットワー
クインターフェースカード(NIC)112が装着され
ており、NIC112を介して、通信回線200からデ
ータを取り込んだり、あるいは通信回線200上にデー
タを出力したりすることが可能となっている。
【0031】図3は、画像処理装置300の構成を示す
説明図である。画像処理装置300は、コンピュータ3
10を中心として、カラーモニタ320や、カラープリ
ンタ400、カラースキャナ340、デジタルカメラ3
50など、カラー画像を扱うことのできる各種画像機器
が接続されて構成されている。コンピュータ310は、
CPU311,NIC312,ROM313,RAM3
14,ビデオインターフェース(VIF)315,ディ
スクドライブコントローラ(DDC)316,周辺機器
インターフェース(PIF)317などが、バスにより
相互にデータをやり取り可能に接続された周知のコンピ
ュータである。
【0032】VIF315は、コンピュータ310とカ
ラーモニタ320とのデータのやり取りを司り、VIF
315を介してCPU311はカラーモニタ320を制
御することが可能である。PIF317は、コンピュー
タ310に接続される各種機器とのデータのやり取りを
司っている。PIF317にカラープリンタ400を接
続して、コンピュータ310で作成したカラー画像や画
像処理を施したカラー画像のデータをPIF317から
供給すれば、カラー画像を印刷することができる。ま
た、カラースキャナ340やデジタルカメラ350等の
各種画像機器をPIF317に接続すれば、これら画像
機器で取得したカラー画像データをコンピュータ310
に読み込むこんで、カラープリンタ400で印刷するこ
とが可能である。また、測色器500をPIF317に
接続すれば、測色データを計測することも可能となって
いる。
【0033】DDC316は、フロッピーディスク33
0やコンパクトディスク331といった各種の記録媒体
やハードディスク332とのデータのやり取りを司って
いる。コンピュータ310は、フロッピーディスク33
0やコンパクトディスク331などの各種媒体に記録さ
れたカラー画像データをDDC316を介して読み込
み、カラーモニタ320に表示したりカラープリンタ4
00で印刷したりすることができる。また、逆にコンピ
ュータ310で作成したカラー画像データを記録媒体に
書き込んだりすることも可能である。NIC312は、
コンピュータ310とインターネット等の通信回線20
0とを接続し、通信回線200からデータを取り込んだ
り、通信回線200に向かってデータを出力する機能を
司っている。
【0034】次に、図4を参照することにより、カラー
プリンタ400の概略構成について説明する。図示する
ように、カラープリンタ400は、紙送モータ423に
よって用紙Pを搬送する機構と、キャリッジモータ42
4によってキャリッジ431をプラテン426の軸方向
に往復動させる機構と、キャリッジ431に搭載された
印字ヘッド428を駆動してインクを吐出する機構と、
これらの紙送モータ423,キャリッジモータ424,
印字ヘッド428および操作パネル432との信号のや
り取りを司る制御回路440とから構成されている。ま
た、画像処理装置300は、制御回路440を介してカ
ラープリンタ400とデータのやり取りを行う。
【0035】キャリッジ431をプラテン426の軸方
向に往復動させる機構は、プラテン426の軸と並行に
架設されキャリッジ431を摺動可能に保持する摺動軸
434と、キャリッジモータ424との間に無端の駆動
ベルト436を張設するプーリ438と、キャリッジ4
31の原点位置を検出する位置検出センサ439等から
構成されている。
【0036】このキャリッジ431には、黒インク
(K)用のカートリッジ471と、シアン(C),マゼ
ンタ(M),イエロ(Y)の3色のインクを収納したカ
ラーインク用カートリッジ472とが搭載可能である。
キャリッジ431の下部の印字ヘッド428には計4個
のインク吐出用ヘッド461〜464が形成されてい
る。キャリッジ431にカートリッジ471、472を
装着すると、各インクカートリッジからヘッド461〜
464にインクが供給される。また、キャリッジ431
に設けられた端子451,452により、カートリッジ
471,472に内蔵されているメモリのデータを読み
出すことも可能となっている。
【0037】図5は、カラープリンタ400に装着され
るカートリッジの外観形状を示した説明図である。図5
(a)は、黒インク用のカートリッジ471の外観形状
を示し、図5(b)はカラーインク用カートリッジ47
2の外観形状を示している。これらカートリッジ47
1,472にはフラッシュメモリが内蔵されており、カ
ートリッジの下部には、それぞれ端子475,476が
設けられている。カラープリンタ400のキャリッジ4
31にカートリッジを装着すると、カートリッジ47
1,472に設けられたそれぞれの端子475,476
と、キャリッジ431に設けられた端子451,452
とが電気的に接続されて、カートリッジ内蔵のメモリの
内容を読み出すことが可能となる。
【0038】以上に説明した構成を有する画像処理装置
300は、通信回線200を介してカラープロファイル
作成サーバ100に接続することにより、カラープリン
タ400あるいはカラーモニタ320など、各種画像機
器のカラープロファイルを容易に作成することができ
る。このため、定期的にカラープロファイルを更新し
て、画像機器を精度良く色管理することも比較的容易に
実施することが可能である。以下、カラープロファイル
を作成する処理について説明する。
【0039】C.カラープロファイル作成処理:図6
は、カラープリンタ400のカラープロファイルを作成
する場合を例にとって、カラープロファイル作成処理の
流れを示したフローチャートである。かかる処理は、コ
ンピュータ310でカラープリンタ400を制御するた
めのプリンタドライバと呼ばれるプログラムを起動し、
プリンタドライバに対してカラープロファイルの作成処
理を行う旨を指定すると、カラープロファイル作成サー
バ100に記憶されている専用のプログラムをプリンタ
ドライバが起動させることによって、サーバのCPU1
02によって実行される。尚、ここではカラープリンタ
400のプロファイルを作成する場合について説明する
が、カラーモニタ320など、他の画像機器についても
同様にしてカラープロファイルを作成することができ
る。
【0040】処理を開始すると、先ず初めに、カラープ
ロファイルを作成しようとしているカラープリンタの識
別番号を取得する(ステップS100)。ここで識別番
号とは、カラープリンタの製造メーカや、製品番号、ロ
ット番号などを示す番号をいう。識別番号は、カラープ
リンタ400が内蔵しているROMに製造時に書き込ま
れている。ステップS100の処理では、カラープロフ
ァイル作成サーバ100のCPU102が、カラープリ
ンタ400のROMからプリンタドライバを介して識別
番号を読み出す。もちろん、カラープリンタ400のR
OMの内容を直接読み出すのではなく、プリンタの識別
番号をプリンタドライバが予め読み出して記憶してお
き、プリンタドライバから識別番号を受け取るようにし
ても構わない。
【0041】こうして取得した識別番号に基づいて、カ
ラープロファイルの作成が可能か否かを判断する(ステ
ップS102)。すなわち、カラープロファイルを作成
するサービスを行うに際して、カラープリンタが他社の
製品であったり、あまりに古い型式のプリンタである場
合には、カラープロファイルを作成できない場合がある
ので、プロファイルを作成可能なプリンタか否かを識別
番号に基づいて判断する。カラープロファイル作成サー
バ100のRAM106には、識別番号と製造メータや
製造年月日などとについての対応表が記憶されていて、
かかる対応表を参照することによって、カラープロファ
イルの作成可否を容易に判断することができる。
【0042】カラープリンタ400については、カラー
プロファイルを作成できないと判断した場合には(ステ
ップS102:no)、以降の処理を行うことなく、そ
のままカラープロファイル作成処理を終了する。
【0043】カラープリンタ400のプロファイルを作
成可能と判断した場合には(ステップS102:ye
s)、コンピュータ310のプリンタドライバに対し
て、基準画像の測色データの有無を問い合わせる(ステ
ップS104)。基準画像とは、カラープロファイルを
作成するために、色空間上の各座標値の色彩を印刷した
所定の画像であり、基準画像の測色データを解析するこ
とでカラープロファイルを作成することができる。本実
施例では、図7に概念的に示すように、RGB色空間を
格子状に細分して得られた所定の座標点の色彩を印刷す
る。尚、図7では、RGB色空間の各辺を4等分するも
のとして表示しているが、分割数や分割位置は適宜最適
な設定とすることができる。図8は、基準画像が印刷さ
れている様子を例示する説明図である。図示された矩形
のパッチ画像の一つ一つがRGB色空間上の各座標点の
画像データに対応している。
【0044】図9は、印刷した基準画像の各パッチ画像
の測色値を、測色器500を用いて計測している様子を
示した説明図である。こうして、各パッチ画像の測色値
を計測することで、画像データのRGB値と、カラープ
リンタ400で実際に印刷された画像の測色値とからな
る測色データを得ることができる。尚、測色値は、La
b表色系による値、すなわち明度を表すL値と、色相お
よび彩度を表すa値,b値とについての計測値が得られ
る。また、このような測色値は、基準画像を印刷する印
刷用紙によっても異なった値をとるので、実際にカラー
画像を印刷しようとする用紙と同じ印刷用紙に基準画像
を印刷しておく必要がある。図6のステップS104で
は、カラープロファイル作成サーバ100がプリンタド
ライバに対して、このような基準画像の測色を行って既
に測色データが得られているか否かを確認するメッセー
ジを送信する。プリンタドライバは、受け取ったメッセ
ージをコンピュータ310の画面上に表示する。画像処
理装置300の操作者は、こうして表示されたメッセー
ジに従って、測色データの有無のいずれかを選択する。
【0045】測色データがまだ得られていない場合は、
カラープロファイル作成サーバ100はプリンタドライ
バに対して、基準画像を印刷するプログラムがダウンロ
ードされているか否かを問い合わせる(ステップS10
6)。つまり、図8に示すような基準画像を自動的に印
刷するプログラムがダウンロードされ、プリンタドライ
バにインストールされているか否かを確認する。専用プ
ログラムがダウンロードされておらず、プリンタドライ
バにインストールされていない場合は、通信回線200
を経由してプログラムを送信してインストールを行う
(ステップS108)。
【0046】ステップS104において測色データが存
在している場合は(ステップS104:yes)、基準
画像印刷用のプログラムの有無を確認することなく、直
ちに、測色データを受信してこれを解析し、カラープロ
ファイルを作成する処理を開始する(ステップS11
0)。一方、測色データはないが基準画像印刷用のプロ
グラムはインストールされている場合は(ステップS1
06:yes)、専用プログラムを送信する処理は省略
し、プリンタドライバに向かって、基準画像を印刷して
測色結果を入力するよう促すメッセージを出力する(ス
テップS110)。コンピュータ310のプリンタドラ
イバは、メッセージを受け取るとコンピュータの画面に
表示する。画像処理装置300の操作者は、かかるメッ
セージに従って基準画像を印刷し、測色値を計測を行
う。
【0047】こうして測色データが得られたら、プリン
タドライバから通信回線200を介してカラープロファ
イル作成サーバ100に送られ、サーバは受信した測色
データを解析してカラープロファイルを作成する(ステ
ップS112)。測色データからカラープロファイルを
作成する処理については、市販されている各種アプリケ
ーションプログラムを用いて行うことができる。こうし
てカラープロファイルが得られたら、作成したプロファ
イルを通信回線200を介してコンピュータ310に出
力して(ステップS114)、カラープロファイル作成
処理を終了する。尚、本実施例では、作成したプロファ
イルを通信回線200を介して返信するものとして説明
したが、これに限られず、記録媒体に記録して郵送する
などの他の方法を用いても構わない。
【0048】プリンタドライバに組み込まれているカラ
ープロファイルを、こうして得られたカラープロファイ
ルによって更新してやれば、カラープリンタの使用環境
や計時変化の影響が適切に補正された高画質なカラー画
像を得ることができる。
【0049】以上ではカラープリンタ400のカラープ
ロファイルを作成する場合を例にとって説明したが、他
の画像機器についても同様にしてカラープロファイルを
作成することができる。例えば、カラーモニタ320の
カラープロファイルを作成する場合、基準画像をモニタ
画面上に表示させ、測色データを得ればよい。図10
は、モニタ画面上に表示された基準画像を測色している
一例を示した説明図である。図8を用いて前述したよう
に、カラープリンタでは印刷用紙上に複数のパッチ画像
を印刷したが、カラーモニタの場合には、モニタ画面の
所定位置に設けた表示領域322に順次異なる基準画像
を表示させることとして、かかる領域に表示される画像
を測色器を用いて計測しても良い。こうすれば、測色器
の位置を固定したまま計測することができるので、測色
作業を容易に行うとともに、計測条件を一定にすること
により、測色精度を向上させることが可能となる。
【0050】以上に説明したように、本実施例において
は、画像処理装置300とカラープロファイル作成サー
バ100とを通信回線200で接続し、測色データをサ
ーバ上で解析してカラープロファイルを作成した後、通
信回線200あるいは記録媒体などを介して画像処理装
置に供給する。従って、画像処理装置側では、測色器に
より基準画像の測色を行うだけで簡便にカラープロファ
イルを取得することができる。また、高価な解析用アプ
リケーションプログラムを購入する必要がなくなるの
で、画像処理装置の使用者の経済的な負担を大きく軽減
することができる。このように、経済的に大きな負担を
伴うことなく、カラープロファイルを簡便に取得するこ
とが可能となる結果、画像処理装置に接続されている各
種の画像機器について、定期的にカラープロファイルを
更新することが可能となり、延いては、微妙な色合いま
で含めて画像データを正確に再現した高画質なカラー画
像を得ることができる。更に、特殊な印刷用紙にカラー
画像を印刷する場合でも、その印刷用紙に合ったカラー
プロファイルを作成することで、印刷用紙の違いによる
インクの発色の違いが適切に補正された高画質なカラー
画像を得ることが可能となる。
【0051】D.変形例:カラープロファイルの作成に
は、色空間上の多数の座標点での測色データが必要とな
る場合が多いので、基準画像を測色する作業も手間のか
かる作業となる。このようなことを考慮して、前述した
カラープロファイルの作成作業にかかる前に、プロファ
イルの更新が必要か否かを判断することとしても良い。
こうすれば、必要な場合にだけカラープロファイルを作
成することができる。以下、このような変形例について
説明する。
【0052】図11は、変形例としての、カラープロフ
ァイル作成処理の概要を示すフローチャートである。か
かる処理も、コンピュータ310側でプリンタドライバ
を起動して、カラープロファイルの作成処理を行う旨を
指定すると、カラープロファイル作成サーバ100によ
って開始される。以下、図11を参照しながら説明す
る。
【0053】図6を用いて前述した場合と同様に、処理
を開始すると、先ず初めに、カラープロファイルを作成
しようとしているカラープリンタの識別番号を取得し
(ステップS200)、取得した識別番号に基づいて、
カラープロファイルを作成するか否かを判断する(ステ
ップS202)。
【0054】カラープロファイルを作成しないと判断し
た場合には(ステップS202:no)、以降の処理を
行うことなく、カラープロファイル作成処理を終了す
る。カラープロファイルを作成すると判断した場合には
(ステップS202:yes)、カラープロファイル作
成サーバ100はプリンタドライバに対して、判定用画
像を印刷して測色結果を入力するよう促すメッセージを
送信する(ステップS204)。プリンタドライバは、
受け取ったメッセージをコンピュータ310の画面に表
示する。画像処理装置300の操作者は表示されたメッ
セージに従って、判定用の画像を印刷し、印刷した画像
を測色する。
【0055】図12は、判定用画像の一例を示した説明
図である。図12では、色相環上から万遍なく選択した
12色分のパッチ画像を組として、画像の明度Lの値を
25,50,75と、段階的に変えて印刷した3組、合
計36枚のパッチ画像を判定用画像として使用する。
尚、図12では、36枚のパッチ画像を判定用画像とし
て使用しているが、パッチ画像の色相環上での位置や印
刷する画像の明度などは適宜適切な条件を設定すること
ができるのはいうまでもない。また、各パッチ画像の直
ぐ側に印刷された通し番号は、パッチ画像を測色する順
番を示している。このような判定用画像は、プリンタド
ライバに専用のプログラムを組み込むことで、容易に印
刷することができる。このような判定用画像の色彩を測
色器で計測し、得られた測色データをコンピュータ31
0に入力して、カラープロファイル作成サーバ100に
送信する。
【0056】図11のステップS206では、こうして
得られた判定用画像の測色データを通信回線200を介
して受信する。次いで、受信したデータを解析すること
により、カラープロファイルの更新が必要か否かを判断
する(ステップS208)。すなわち、判定用画像の測
色値と、本来の測色値との偏差の大きさを調べること
で、カラープロファイルの更新を要するか否かを判断す
るのである。本実施例では、次式により、測色値の偏差
dEを算出し、得られた偏差dEと所定の閾値εとの大
小関係を判断することでカラープロファイルの作成要否
を判断している。
【0057】
【数1】
【0058】ここで、L*si ,a*si ,b*si はi番目
のパッチ画像のLab測色値を示し、L*ui ,a*ui ,
b*ui はi番目のパッチ画像の本来のLab測色値を示
す。また、ここでは合計36枚のパッチ画像を計測して
いるから、Nは1から36の値をとる。図11のステッ
プS208の処理では、偏差dEが閾値εより小さい場
合にはカラープロファイルの更新は必要ないと判断し
(ステップS208:no)、コンピュータ310に対
してその旨のメッセージを送信して(ステップS21
0)、カラープロファイル作成処理を終了する。尚、こ
こでは、サーバ側で偏差の算出および判断を行うものと
して説明したが、このような処理は比較的容易に実施す
ることができるので、画像処理装置300のコンピュー
タに専用プログラムをインストールすることにより、コ
ンピュータ側で実施することとしてもよい。こうすれ
ば、通信回線200を介してデータをやり取りする回数
を減らすことができるので、それだけ処理を迅速に行う
ことが可能となる。
【0059】ステップS208において、偏差dEが閾
値εより大きい場合には、カラープロファイルの更新を
要すると判断し(ステップS208:yes)、測色デ
ータを取得してカラープロファイルを作成する処理を行
う(ステップS212)。かかる処理の内容は、図6を
用いて前述した処理中で行っている処理内容とほぼ同様
であるので、ここでは詳細な説明は省略して、概要のみ
を図6を参照しながら説明する。
【0060】先ず、測色データの有無や、基準画像の印
刷用プログラムの有無を確認した後、基準画像を印刷し
て測色結果を入力するよう促すメッセージを、コンピュ
ータ310に送信する(図6のステップS104〜S1
10相当)。次いで、基準画像の測色データを通信回線
200を介して受け取ったら、このデータを解析してカ
ラープロファイルを作成する(図6のステップS11
2)。図11に示したステップS212では、このよう
な処理を行う。
【0061】こうしてカラープロファイルが得られた
ら、通信回線200を経由してコンピュータ310に送
信して(ステップS214)、カラープロファイル作成
処理を終了する。もちろん、通信回線200を介して返
信するのではなく、カラープロファイルを記録した記録
媒体を郵送するなど、他の方法を用いても構わない。
【0062】以上に説明した変形例におけるカラープロ
ファイル作成処理では、判定用画像の測色データに基づ
いてカラープロファイルの更新要否を判断し、更新が必
要な場合だけ、基準画像の測色を行ってカラープロファ
イルを作成する。こうすれば、カラープロファイルを更
新する作業をより簡便なものとすることができるので好
ましい。もちろん、変形例の場合においても、判定用画
像の測色は行わなければならないが、判定用画像は基準
画像に比べてパッチ画像の数が少ないので、測色は容易
であり、全体としてみれば、プロファイルを更新する作
業を簡略化することができる。
【0063】以上、各種の実施例について説明してきた
が、本発明は上記すべての実施例に限られるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を概念的に示す説明図であ
る。
【図2】カラープロファイル作成サーバの概略構成図で
ある。
【図3】各種画像機器が接続された画像処理装置の概略
構成を示す説明図である。
【図4】画像処理装置に接続されているカラープリンタ
の概略構造を示し説明図である。
【図5】カラープリンタに装着されるインクカートリッ
ジの外観形状を示す説明図である。
【図6】カラープロファイルを作成する処理の流れを示
したフローチャートである。
【図7】RGB色空間内で基準画像を印刷する座標点が
設定されている様子を概念的に示す説明図である。
【図8】印刷媒体上に基準画像が印刷されている様子を
示す説明図である。
【図9】印刷した基準画像の測色を行っている様子を示
す説明図である。
【図10】カラーモニタ上に表示される基準画像の測色
を行っている様子を示す説明図である。
【図11】変形例において、カラープロファイルを作成
する処理の流れを示したフローチャートである。
【図12】カラープロファイルの作成要否を判断するた
めに印刷された判定用画像を示す説明図である。
【符号の説明】
10…サーバ 20…通信回線 30…画像処理装置 31…カラープリンタ 32…カラーモニタ 33…コンピュータ 34…カラースキャナ 35…デジタルカメラ 100…カラープロファイル作成サーバ 102…CPU 104…ROM 106…RAM 108…タイマ 110…ハードディスク 112…NIC 200…通信回線 300…画像処理装置 310…コンピュータ 311…CPU 312…NIC 313…ROM 314…RAM 315…VIF 316…DDC 317…PIF 320…カラーモニタ 322…表示領域 330…フロッピーディスク 331…コンパクトディスク 332…ハードディスク 340…カラースキャナ 350…デジタルカメラ 400…カラープリンタ 423…紙送モータ 424…キャリッジモータ 426…プラテン 428…印字ヘッド 431…キャリッジ 432…操作パネル 434…摺動軸 436…駆動ベルト 438…プーリ 439…位置検出センサ 440…制御回路 451,452…端子 461〜464…インク吐出用ヘッド 471,472…カートリッジ 475,476…端子 500…測色器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 CE16 CH01 CH11 DA16 DB06 DB09 DC25 5C062 AA27 AA35 AB21 AC56 AE03 AF14 5C066 AA03 AA05 CA17 EC01 GA01 GA02 GA05 5C079 HA01 HB03 KA03 LA02 LB02 MA01 MA10 MA11 MA17 NA27

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示装置においてカラー画像データ
    から色彩を再現する特性を示す色再現特性データを、該
    画像表示装置により表示された所定の基準画像を解析す
    ることによって作成する色再現特性データ作成装置であ
    って、 前記画像表示装置との間で情報をやり取り可能に通信回
    線を接続する通信回線接続手段と、 前記通信回線を介して情報をやり取りすることにより、
    前記色再現特性データの作成可否を、前記画像表示装置
    の識別情報に基づいて判断する作成可否判断手段と、 前記色再現特性データを作成可と判断された場合に、前
    記画像表示装置によって表示された前記基準画像の測色
    データを、前記通信回線を介して受け取る測色データ受
    取手段と、 前記受け取った測色データを解析して前記画像表示装置
    についての前記色再現特性データを作成する色再現特性
    データ作成手段とを備える色再現特性データ作成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の色再現特性データ作成装
    置であって、 前記作成した色再現特性データを、前記通信回線を介し
    て前記画像表示装置に返信する色再現特性データ返信手
    段を備えている色再現特性データ作成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像表示装置は、カラー画像を印刷
    可能なカラープリンタが接続されている請求項1記載の
    色再現特性データ作成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像表示装置は、カラー画像を表示
    可能なカラーモニタが接続されている請求項3記載の色
    再現特性データ作成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の色再現特性データ作成装
    置であって、 前記作成可否判断手段は、前記画像表示装置に記憶され
    ている前記識別情報に基づいて作成可否を判断する手段
    である色再現特性データ作成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の色再現特性データ作成装
    置であって、 前記作成可否判断手段は、前記通信回線を介して前記識
    別情報を受け取り、該受け取った識別情報に基づいて判
    断する手段である色再現特性データ作成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の色再現特性データ作成装
    置であって、 前記作成可否判断手段は、前記識別情報に基づいて前記
    色再現特性データの作成可否を判断するプログラムを前
    記通信回線を介して前記画像表示装置に供給した後、判
    断結果を前記通信回線を介して受け取る手段である色再
    現特性データ作成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の色再現特性データ作成装
    置であって、 前記作成可否判断手段は、 前記識別情報に基づいて前記色再現特性データを作成可
    と判断した場合に、前記画像表示装置により表示された
    所定の判定用画像の測色データを取得する判定データ取
    得手段と、 前記取得した判定データと、前記判定用画像に対応付け
    て予め記憶されている基準データとの偏差に基づいて、
    前記色再現特性データの更新要否を判断する更新要否判
    断手段とを備え、 前記測色データ受取手段は、前記色再現特性データの更
    新を要すると判断された場合に、前記基準画像の測色デ
    ータを受け取る手段である色再現特性データ作成装置。
  9. 【請求項9】 画像表示装置においてカラー画像データ
    から色彩を再現する特性を示す色再現特性データを、該
    画像表示装置により表示された所定の基準画像を解析す
    ることによって作成する色再現特性データの作成方法で
    あって、 前記画像表示装置との間で情報をやり取り可能に通信回
    線を接続し、 前記通信回線を介して情報をやり取りすることにより、
    前記色再現特性データの作成可否を、前記画像表示装置
    の識別情報に基づいて判断し、 前記色再現特性データを作成可と判断された場合に、前
    記画像表示装置によって表示された前記基準画像の測色
    データを、前記通信回線を介して受け取り、 前記受け取った測色データを解析して前記画像表示装置
    についての前記色再現特性データを作成する色再現特性
    データの作成方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の色再現特性データの作
    成方法であって、 前記色再現特性データを作成した後、該データを前記通
    信回線を介して前記画像表示装置に返信する色再現特性
    データの作成方法。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の色再現特性データの作
    成方法であって、 所定の判定用画像についての設計上の測色データである
    判定基準データを予め記憶しておき、 前記基準画像の測色データを受け取るに先立って、 前記画像表示装置により表示された前記判定用画像の測
    色データを取得し、 前記取得した測色データと前記判定基準データとの偏差
    に基づいて、前記色再現特性データの更新要否を判断
    し、 前記色再現特性データの更新を要すると判断した場合
    に、前記基準画像の測色データを受け取る色再現特性デ
    ータの作成方法。
  12. 【請求項12】 画像表示装置においてカラー画像デー
    タから色彩を再現する特性を示す色再現特性データを、
    該画像表示装置により表示された所定の基準画像を解析
    することによって作成する処理を、コンピュータを用い
    て実現するプログラムであって、 前記画像表示装置との間で情報をやり取り可能に通信回
    線を接続する機能と、 前記通信回線を介して情報をやり取りすることにより、
    前記色再現特性データの作成可否を、前記画像表示装置
    の識別情報に基づいて判断する機能と、 前記色再現特性データを作成可と判断された場合に、前
    記画像表示装置によって表示された前記基準画像の測色
    データを、前記通信回線を介して受け取る機能と、 前記受け取った測色データを解析して前記画像表示装置
    についての前記色再現特性データを作成する機能とを実
    現するプログラム。
  13. 【請求項13】 画像表示装置においてカラー画像デー
    タから色彩を再現する特性を示す色再現特性データを、
    該画像表示装置により表示された所定の基準画像を解析
    することによって作成する処理を、コンピュータを用い
    て実現するプログラムをコンピュータで読み取り可能に
    記録した記録媒体であって、 前記画像表示装置との間で情報をやり取り可能に通信回
    線を接続する機能と、前記通信回線を介して情報をやり
    取りすることにより、前記色再現特性データの作成可否
    を、前記画像表示装置に記憶されている識別情報に基づ
    いて判断する機能と、 前記色再現特性データを作成可と判断された場合に、前
    記画像表示装置によって表示された前記基準画像の測色
    データを、前記通信回線を介して受け取る機能と、 前記受け取った測色データを解析して前記画像表示装置
    についての前記色再現特性データを作成する機能とを実
    現するプログラムを記録した記録媒体。
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