JP2005118789A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 所定の素材の一端側に後方押出し加工を施してボス部を成形すると同時に、素材の他端側に前方押出し加工を施して歯形状の面取り部を成形する第１工程と、
   第１工程を経た素材の押し残り領域に前方押出し加工を更に施して、面取り部から一端側に向けて複数の歯が連続成形された歯車部を成形する第２工程とを有しており、
   素材は、第１及び第２工程を経ることにより、一端側にボス部が成形され且つ他端側に面取り部から連続して歯車部が成形されたボス付き歯車状部材として構成されることを特徴とするボス付き歯車状部材の成形方法。
2. 前記第１工程において、素材の他端側に成形される面取り部は、任意の曲率に設定することが可能であることを特徴とする請求項１に記載のボス付き歯車状部材の成形方法。
3. 前記第２工程後に、素材の押し残りフランジを圧縮成形することにより、複数の歯を有する歯車部を所定形状にサイジングすることを特徴とする請求項１又は２に記載のボス付き歯車状部材の成形方法。
4. 請求項１の成形方法により成形したボス付き歯車状部材であって、
   ボス付き歯車状部材は、一端側に成形されたボス部と、他端側に面取り部から連続して成形された歯車部とを備えており、歯車部には、面取り部から一端側に向けて複数の歯が連続成形されていることを特徴とするボス付き歯車状部材。
5. 請求項２の成形方法により成形したボス付き歯車状部材であって、
   素材の他端側に成形される面取り部は、任意の曲率に設定することが可能であることを特徴とする請求項４に記載のボス付き歯車状部材。
6. 請求項３の成形方法により成形したボス付き歯車状部材であって、
   素材の押し残りフランジが圧縮成形されることにより、フランジに対して一端側には、ボス部が成形され、且つ他端側には、所定形状にサイジングされた歯車部が成形され、歯車部には、面取り部から一端側に向けて複数の歯が連続成形されていることを特徴とする請求項４又は５に記載のボス付き歯車状部材。