JP2019188465A - プレス成形工法 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の製造方法より強度、精度及び生産性を向上させる事が出来る板状の部分に表裏など異なる方向に軸及び筒状の形状を有するプレス加工品及びその製造方法を提案すること。【解決手段】板状の部分に表裏など異なる方向に軸及び筒状の形状を有するプレス加工品及びその製造方法は、(B1)を6方向から素材を圧縮してTを(B2)のt1に厚板化させ、さらに(B2)を7方向から圧縮をかける事により、(B3)のt3まで8方向へ軸及び筒状の形状を増厚させることにより、従来の製造方法より強度を向上させる事が可能で、かつ、精度及び生産性を向上させた製造が出来る。【選択図】図2
Description
本発明は、板状の部分に表裏など異なる方向に軸及び筒状の形状を有するプレス加工品及びその製造方法に係り、特に、従来の製造方法より強度、精度及び生産性を向上させる事が出来る製造方法に関する。
従来から、板状の部分に表裏など異なる方向に軸及び筒状の形状を有する製品は、切削加工や板と軸及び筒状の2部品を接合する事により製品化されて来た。
また、鍛造加工によって製造もされているが、素材は軸及び筒状の高さの棒状のものを有し、圧縮加工をすることにより板状の部分を成形する方法で製造されてきた。
これらの方法で製造された製品は、素材組織の流れ(ファイバーフロー)が断裂及び屈折されているため特に使用上の強度的な問題があり、強度の向上が求められている。
また、強度を向上させるには、精度及び生産性を犠牲にさせる事となり、全てを満足させる事が困難である。
本発明者は、このような形状の問題点に着目し、従来の製造方法より強度を向上させる事が可能で、かつ精度及び生産性を向上させ、板状の部分に表裏など異なる方向に軸及び筒状の形状を有するプレス加工及びその製造方法を提供することを目的とする。
このような目的を達成する本発明のプレス加工は、プレス加工成形により板状の材料を素材の厚さより厚板化させ、かつ、局所的に増厚させる事により板状の部分に表裏など異なる方向に軸及び筒状の形状を有する成形方法である。
本発明の製造方法は、一般的なプレス加工に使用される板厚の素材をプレス加工により厚板化させる。そしてその材料に、軸及び筒状とする箇所に局所的に増厚させる。
このような製造方法で製造された製品は、従来の製造方法より強度が向上され、かつ、精度及び生産性を向上させた製造方法である。
以下、本発明のプレス加工品及びその製造方法の実施の一形態について、図面を参照して説明する。
まず、図1(A1)を参照して、本発明のプレス加工品の一例を説明する。
本発明を適用した製品は、1及び3部が一体となっており、2部での接合はない。
本発明を適用した製品は、1及び3部が一体となっており、2部での接合はない。
次に(A2)を参照して、従来の製造方法で製造された製品の一例を説明する。
4を切削しているので、2の素材組織の流れ(ファイバーフロー)は断裂している。
4を切削しているので、2の素材組織の流れ(ファイバーフロー)は断裂している。
さらに、(A3)を参照して、従来の製造方法で製造された製品の一例を説明する。
5を潰しているので、2の素材組織の流れ(ファイバーフロー)は屈折してる。
5を潰しているので、2の素材組織の流れ(ファイバーフロー)は屈折してる。
図2は本発明のプレス加工品の各製造工程の一例を示す説明図である。
(B1)は板厚Tが6mm時に、6方向から素材を圧縮して(B2)にt1を11mmに厚板化させる。なお、この工程は完成形状により、1工程のみではなく、複数工程となることもある。
(B2)に7方向から圧縮をかける事により、t2が6mmとなり、8方向へ軸及び筒状の形状を増厚させる。なお、この工程は完成形状により、1工程のみではなく、複数工程となることもある。
すると、(B3)の様に軸及び筒形状の形状t3を14mmまで増厚させることができ表裏など異なる方向に成形可能となる。
なお(B3)の軸及び筒形状の高さt3の14mmは、(B2)の厚さt1の11mmより増加する事が特徴である。
1……板形状
2……接合部及び素材組織の流れ(ファイバーフロー)の断裂もしくは屈折部
3……軸及び筒状形状
4……切削部
5……鍛造部
6……厚板化圧縮方向
7……増厚圧縮方向
8……増厚方向
T……素材板厚
t1……増厚後の板厚
t2……増厚時の板厚
t3……増厚部の板厚
2……接合部及び素材組織の流れ(ファイバーフロー)の断裂もしくは屈折部
3……軸及び筒状形状
4……切削部
5……鍛造部
6……厚板化圧縮方向
7……増厚圧縮方向
8……増厚方向
T……素材板厚
t1……増厚後の板厚
t2……増厚時の板厚
t3……増厚部の板厚
Claims (1)
- 板状の塑性加工が可能な金属材料を、外周の縁から加圧して、素材の厚さを厚板化させる第一工程と、第一工程の後に、軸部を増厚させつつ、残りの部分を潰す第二工程を備え軸部は前記素材の肉厚よりも厚く、軸部の周囲は前記素材とほぼ同厚に成形することを特徴とする軸部の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018090977A JP2019188465A (ja) | 2018-04-18 | 2018-04-18 | プレス成形工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018090977A JP2019188465A (ja) | 2018-04-18 | 2018-04-18 | プレス成形工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019188465A true JP2019188465A (ja) | 2019-10-31 |
Family
ID=68388178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018090977A Pending JP2019188465A (ja) | 2018-04-18 | 2018-04-18 | プレス成形工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019188465A (ja) |
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2018
- 2018-04-18 JP JP2018090977A patent/JP2019188465A/ja active Pending
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