JP2005115906A - メモリ駆動システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 一例としてDDRSDRAMやSDRSDRAMやDDR2SDRAMなどのセルフリフレッシュモードでは外部供給クロックは参照されなくなるのを利用し、周波数を安全に低減して消費電力を抑え、かつ低消費電力モードと通常高パフォーマンスモードとの間を安全に遷移できるようにする。
【解決手段】 一定期間アイドル状態が検出された場合、セルフリフレッシュモードに入り、クロック周波数を低く変更し、セルフリフレッシュモードを抜けることでクロック周波数を低く変化させ、消費電力を低くするモードとする。複数のメモリ8を搭載するメモリシステムにおいて、ネットワークI/Fの有無判断を含む機器構成の違いを判断し、この機器構成の違いに基づきレイテンシィ無しでアクセス可能なメモリ容量を判断し、このメモリ容量に基づき前記複数のメモリBANK0−3を独立に省電力モードに移行する
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ、スキャナ、FAXそれぞれの単機能機あるいはこれらの複合機能機の制御部に搭載されるDRAMの消費電力を低減するメモリ駆動システムに関する。
一般に、スイッチングにより駆動され、CMOSプロセスにより構成されるDRAM等の半導体素子では、スイッチングの周波数により消費電力が増減することはよく知られるところである。即ち、スイッチング周波数が低いほど消費電力が少なくなる。ところが、クロックはメモリ動作の基準となるので、クロック周波数は一定不変のものを常に供給し続けることが前提となっており、従来ではクロック周波数を変更する考えが希薄で、またクロック周波数の変更を支障なく円滑かつ安全に遷移させることは回路構成上容易にできなかった。
下記の特許文献1、特許文献2は、消費電力を低減する技術として公知となったものである。
特開2001−353930公報 特開2002−230970公報
例えば、特許文献1では、プリンタについて、省電力モード時には、選択的に電力を供給しないことが開示され、更に特許文献2では、DRAMメモリについて、リフレッシュ回数を計数してセルフリフレッシュ状態に移行することが開示される。
しかしながら、このような特許文献1、2にあってもクロックの周波数を変更することは意図されず開示もされない。
本発明は、一例としてDDRSDRAMやSDRSDRAMやDDR2SDRAMなどで例えばセルフリフレッシュモードにて外部供給クロックが参照されなくなるのを利用し、周波数を安全に低減して消費電力を抑え、かつ低消費電力モードと通常高パフォーマンスモードとの間を安全に遷移できるようにするメモリシステムを提供することを目的とする。
また、本発明では、すぐメモリアクセスを開始できる低レイテンシィの状態のメモリ容量を機器構成別あるいは動作状態別に最適にすることで、一層省電力を図ったメモリ駆動システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、メモリの消費電力を低減するメモリ駆動システムであって、前記メモリに対して各種コマンドを発行して制御するメモリ制御手段と、動作アイドル状態が所定の時間継続したことを検出するアイドル状態検出手段と、前記メモリのクロック周波数を変更するクロック発生手段と、を備え、前記アイドル状態検出手段が所定の時間アイドル状態を検出した場合、前記メモリ制御が前記メモリに対してセルフリフレッシュコマンドを発行後、前記クロック発生手段は前記メモリに供給するクロック周波数を低下することを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、前記メモリのアクセス要求の頻度が所定の回数を超えた場合、前記メモリ制御手段が前記メモリに対してセルフリフレッシュコマンドを発行後、前記クロック発生手段は前記メモリに供給するクロック周波数を高くすることを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、メモリの消費電力を低減するメモリ駆動システムであって、前記メモリに対して各種コマンドを発行して制御するメモリ制御手段と、動作アイドル状態が所定の時間継続したことを検出するアイドル状態検出手段と、前記メモリのクロック周波数を変更するクロック発生手段と、を備え、前記アイドル状態検出手段が所定の時間アイドル状態を検出した場合、前記メモリ制御手段が前記メモリに対してクロック入力を有効とするクロックイネーブル信号を不許可とすることにより、前記クロック発生手段は前記メモリに供給するクロック周波数を低下することを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、前記メモリのアクセス要求の頻度が所定の回数を超えた場合、前記メモリ制御手段が前記メモリに対してクロック入力を有効とするクロックイネーブル信号を許可することにより、前記クロック発生手段は前記メモリに供給するクロック周波数を高くすることを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、メモリの消費電力を低減するメモリ駆動システムであって、前記メモリに対して各種コマンドを発行してメモリを制御するメモリ制御手段と、動作アイドル状態が所定の時間継続したことを検出するアイドル状態検出手段と、前記メモリのクロック周波数を変更するクロック発生手段と、を備え、前記アイドル状態検出手段が所定の時間アイドル状態を検出した場合、前記メモリ制御手段が前記メモリに対してセルフリフレッシュコマンドを発行後、前記クロック発生手段は前記メモリに供給するクロック周波数を停止することを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、前記メモリの入力信号をプルアップする電源を制御するプルアップ電源制御手段を更に備え、前記アイドル状態検出手段が所定の時間アイドル状態を検出した場合、前記メモリ制御手段が前記メモリに対してセルフリフレッシュコマンドを発行後、前記クロック発生手段が前記メモリに供給するクロック周波数を停止後、前記プルアップ電源制御手段によりプルアップ電源を遮断することを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、前記アイドル状態が継続する時間を計測するアイドル時間計測手段を更に備え、該アイドル時間計測手段により計測された時間に応じて、前記メモリの消費電力を段階的に切替えることを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、前記アイドル時間計測手段により計測された時間が長いほど、前記消費電力を低下するように切替えることを特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、前記メモリの容量を切替えるメモリ容量切替え手段と、当該メモリ駆動システムの機器構成の違いに基づいてアクセスが可能なメモリ容量を判断するメモリ容量判断手段とを更に備え、該メモリ容量判断手段により判断されたメモリ容量に基づいて、当該メモリ駆動システムを請求項1、3、5、又は6に記載の省電力モードの何れかに決定後、前記メモリ容量切替え手段によりメモリを選択することを特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、前記省電力モード以外の動作状態における前記メモリのクロック周波数を、当該メモリ駆動システムの機器構成の違いに基づいて決定することを特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、前記メモリ駆動システムの機器構成の中で動作状態にある機器を判断することにより、該判断に基づいて前記メモリのクロック周波数を決定することを特徴とする。
本発明では、例えばDDRSDRAMやSDRSDRAMなどのセルフリフレッシュモードでは外部供給クロックは参照されなくなるのを利用し、あるいはDDR2などではプリチャージパワーダウンモードを利用することにより、クロック周波数を安全に低減し、低消費電力モードと通常高パフォーマンスモードとの間を安全に遷移できるようにすることができる。
また、待機状態において低いレイテンシィの状態(省電力でない)で全てのメモリが待機する必要は無い。ネットワークの有無で大きく異なるが、その他の構成の違いでも必要となるメモリは異なってくる。したがって本発明では、すぐメモリアクセスを開始できる低レイテンシィの状態のメモリ容量を機器構成別に最適にすることで、一層省電力とするシステムが得られる。
一般に、単純コピー動作ではメモリの性能はあまり高く要求されず、プリンタ(特にポストスクリプト言語などの処理)では高性能が要求される。また単純コピー機、FAX機能付き/なし、プリンタ機能付き/なし、スキャナ機能付き/無しなどの機器構成の差により適切な性能を設定し、不必要な性能はクロック動作周波数を低下させることで動作時における省電力を実現することができる。更に、機器の構成以外にも動作の状態も必要性能の判断材料とすることで、よりきめ細かい省電力制御が達成できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係るメモリ駆動システムの構成図である。本メモリ駆動システムは、プログラムにより実行されるCPU1と、このCPU1に接続されて、VTT電源生成回路11を制御するVTT電源制御回路(プルアップ電源制御手段)2、DDRSDRAM8に対してセルフリフレッシュコマンドを含む各種コマンドを発行することのできるDRAMコントローラ(メモリ制御手段)3、プログラム格納用のROM9を制御するためのROM制御回路4、クロックジェネレータ10を制御するIC I/F制御回路5、及び時間計測のためのタイマ(アイドル時間計測手段)6を内蔵したASIC7と、DRAMコントローラ3にCKE(ClocK Enable)及び制御・データ各信号線を介して接続されるDDRSDRAM(以下、単にDRAMと記す)8と、CPU1を制御するためのプログラムが格納されたROM9と、DRAM8にクロックを供給するクロックジェネレータ(クロック発生手段)10と、DRAM8のDATA制御信号をプルアップする電圧を生成するVTT電源生成回路11と、DRAM8のCKE信号をプルアップする電圧を生成するCKE用VTT電源生成回路12と、を備えて構成される。
尚、VTTはDRAM8の全ての入力信号のプルアップ用電源であり、抵抗を介して各信号線に接続される。
このような構成のメモリシステムにあって、本発明は省電力モードの一例としてセルフリフレッシュあるいはプリチャージパワーダウンのモードを契機として(利用して)、IC I/F制御回路5からのコマンドによりクロックジェネレータ10にて発生されるクロックを変更し、消費電力の低減が可能とした。
(1)周波数が高い状態から低い状態への移行
ASIC7内のタイマ6が一定期間アイドル状態を検出した場合、DRAMコントローラ3はDRAM8に対してセルフリフレッシュコマンドを発行する。セルフリフレッシュに移行する時間待った後、ASIC7内のIC I/F制御回路5を制御し、クロックジェネレータ10にて発生する動作クロックとして最低の周波数の動作クロックに変更する指示を出す。その指示が終わり、PLLが安定するまでの規定時間待った後、DRAMコントローラ3はセルフリフレッシュEXITコマンドをDRAM8に対して発行する。
(2)周波数が低い状態から高い状態への移行
CPU1やASIC7内のDRAMコントローラ3からDRAM8のアクセス要求の頻度が高くなったことを検出した場合、DRAMコントローラ3はDRAM8に対してセルフリフレッシュコマンドを発行する。セルフリフレッシュに移行する時間待った後、ASIC7内のIC I/F回路5を制御し、クロックジェネレータ10にて発生する動作クロックとして最高の周波数の動作クロックに変更する指示を出す。その指示が終わり、PLLが安定するまでの規定時間を待ち、DRAMコントローラ3はセルフリフレッシュEXITコマンドをDRAM8に対して発行する。
実施例1でのセルフリフレッシュモードの代わりにDDRメモリを使用したシステムにおいては、プリチャージパワーダウンモードでも周波数を変更が可能となる。DDRメモリではこのプリチャージパワーダウンモードは無いが、このモードはDDRメモリのみで使用できる。動作としてはDRAMコントローラ3からのセルフリフレッシュコマンドの代わりにCKE(ClocK Enable)信号を操作する。このCKE信号はDDR−SDRAMメモリがアイドル状態(プリチャージが終了した状態であり、Activeコマンド後のActive状態ではない状態)の時CKE信号をLOW(0)状態として信号線を遷移することでプリチャージパワーダウンモードに移行する。プリチャージコマンドでは通常で3CLOCK待つだけでLOW(0)にすることができ、また、CKE信号をHigh(1)にした後3CLKCKで次のコマンドを発行可能になり、プリチャージパワーダウンモードから抜ける。こうして、ASIC7内のIC I/F制御回路5を制御し、クロックジェネレータ10にて発生する動作クロックとして低い周波数の動作クロックに変更する。また、アクセス要求がきた場合は逆にプリチャージパワーダウンモードにて動作クロックを高い周波数とし、高パフォーマンスとする。
この実施例3においては、実施例1において、一定期間のアイドル状態を検知した場合、クロックの周波数を最低周波数に変更する代わりにクロックを止めるものである。
(1)クロックRunning状態からSTOPへの移行
ASIC7内のタイマ6が一定期間アイドル状態を検出した場合、DRAMコントローラ3はDRAM8に対してセルフリフレッシュコマンドを発行する。セルフリフレッシュに移行する時間待った後、次にASIC7内のIC I/F制御回路5を制御し、クロックジェネレータ10にクロックを停止する指示を出す。
(2)クロックSTOP状態からRunning状態への移行
CPU1やASIC7内のDRAMコントローラ3からDRAM8のアクセス要求を検出した場合、ASIC7内のIC I/F制御回路5を制御し、クロックジェネレータ10にクロックを発振する指示を出す。その指示が終わり、PLLが安定するまでの規定時間を待った後、DRAMコントローラ3は通常のアクセスを開始する。
この実施例4では、実施例3におけるクロックの停止のみならず、さらに不要なVTT電源のoffも行う。
(1)クロックRunning状態からSTOPへの移行
ASIC7内のタイマ6が一定期間アイドル状態を検出した場合、DRAMコントローラ3はDRAM8に対してセルフリフレッシュコマンドを発行する。セルフリフレッシュに移行する時間待った後、次にASIC7内のIC I/F制御回路5を制御し、クロックジェネレータ10にクロックを停止する指示を出す。次にVTT電源制御回路2を動作させ、VTT電源生成回路11にVTT電源電圧をoffするよう指示を出す。
(2)クロックSTOP状態からRunning状態への移行
CPU1やASIC7内のDRAMコントローラ3からDRAM8のアクセス要求を検出した場合、まず、VTT電源制御回路2を動作させ、VTT電源生成回路11にVTT電源電圧をonするよう指示を出す。電源が規定電圧に達するまでの時間を待った後、ASIC7内のIC I/F制御回路5を制御し、クロックジェネレータ10にクロックを発振する指示を出す。その指示が終わり、PLLが安定するまでの規定時間を待ち、DRAMコントローラ3は通常のアクセスを開始する。
待機時からの再起動時間までの立ち上がりは、下記の(1)の状態から(5)の状態に至るに従い順に長くなる。
(1)アイドル(このアイドルはオートリフレッシュにてクロック周波数が変化しない状態)
(2)プリチャージパワーダウンモード
(3)セルフリフレッシュモードでクロックは供給状態、VTT印加状態
(4)セルフリフレッシュモードでクロックは停止、VTT印加状態
(5)セルフリフレッシュモードでクロックは停止、VTT印加しない状態
動作として、まず待機状態が一定期間検出した場合(1)のモードに移行する。さらに一定期間アイドル状態が検出された場合(2)のモードへ、さらに一定期間アイドル状態が検出された場合(3)のモードへ、さらに一定期間アイドル状態が検出された場合(4)のモードへ、さらに一定期間アイドル状態が検出された場合(5)のモードへ移行する。すなわち、待機時間が長くなるに従い(1)から(5)のモードに移り、次第に低消費電力モード(省電力モードともいう)に下がっていく。かかる状態で、DRAMのアクセス要求が来た場合には上記(2)〜(5)のどのモードからでも(1)のアイドルに移行する。その際の移行手順は一例として実施例3、4のクロックSTOPからRunningへの移行にて記載の通りである。
図2は、本発明の第2実施形態を示し、複数のメモリであるDRAM8をバンクごとに詳細に示したブロック図であり、四つのバンク0〜3(BANK0−3)を示している。同じ構成要素には同じ参照番号を付して説明する。すなわち、四つのバンク0〜3にはDRAMコントローラ3より信号線CKE0〜3が接続されると共に、クロックジェネレータ10からクロックの信号線RAMCLK0〜3が接続される。そして、これら各バンクは各々独立に制御され得る。ここでは、コピー単機能、FAX機能、プリンタ機能、スキャナ機能のそれぞれの組み合わせによって、省電力モードによる電力低減と再起動の立ち上がり時間とから、前述の種々のモードを決めることになる。
(1)Basicコピー機(コピー単機能機)の機器構成の場合
このコピー単機能機の場合は、コピー機能のみであるのでPCと接続するI/Fがなく、DRAM8は基本的には全て再起動時間が長くかかっても問題ない。従って、省電力モード時は前述の(実施例4)にて述べたクロックを停止しVTT電源電圧をoffするという省電力モード状態に移行する。この場合、DRAMの全容量(BANK0−3全て)について省電力モード状態に移行するよう制御を行う。ユーザがコピー機の前に来てコピー操作をしようとキーを押した場合に必要量に応じてBANK0−3のメモリを省電力モードでない状態に移行して使用する。
(2)Basicコピー機とFAXオプションの機器構成の場合
この機器構成では、FAX機能がオプションとして加わるので、電話回線経由でデータが入力されことが生じ、再起動時間はやや長い(実施例1又は2)にて述べたセルフリフレッシュ後の最低あるいはLOWクロック、又はプリチャージダウンでのLOWクロックの省電力モード状態に移行する。この場合、FAXオプションで必要となる容量(この例の場合はBANK0の容量のみで足りると仮定した場合)だけあればいいので、BANK0をセルフリフレッシュ後の最低あるいはLOWクロック、又はプリチャージダウンでのLOWクロックの省電力モード状態に移行後、Bank1−3のメモリについては例えば(実施例4)にて述べたクロックを停止しVTT電源電圧をoffするという省電力モード状態に移行することができる。電話回線から印字用データが送られて印刷動作を行うときには、必要量に応じてBANK1−3のメモリを省電力でない性能状態に移行して使用する。なお、この機器構成は、Basicコピー機とFAXオプションであるが、スキャナ機能の必要性能を勘案すれば、Basicコピー機とスキャナオプションについても同様に対処することができる。
(3)Basicコピー機とプリンタオプション(ネットワークI/F付き)の機器構成の場合
この機器構成の場合には、常にネットワークの他の機器宛データも含むデータを監視しながら、自分宛のデータの到来によって規定時間内にデータを返送しなくてはならないので、ネットワークデータ処理用のBANK0のメモリについては省電力モード状態ではない性能状態、すなわちクロック周波数も省電力モード状態ではない状態を維持する。但し、BANK1−3のメモリについては、例えばその使用頻度に応じて(実施例1)にて述べたセルフリフレッシュ後の最低あるいはLOWクロック状態、又は(実施例2)にて述べたプリチャージダウンでのLOWクロックの省電力モード状態、又は(実施例3)にて述べたクロックは停止、VTT印加の省電力モード状態、又は(実施例4)にて述べたクロックを停止しVTT電源電圧をoffするという省電力モード状態に移行したままとする。ネットワークから印字用データが送られて印刷動作を行うときには、必要量に応じてBANK1−3のメモリを省電力でない性能状態に移行して使用する。
(4)Basicコピー機とプリンタオプション(ネットワークI/F付き)とFAX(あるいはスキャナ)オプションの機器構成の場合
この機器構成の場合には、常にネットワークの他の機器宛データも含むデータを監視しながら、自分宛のデータの到来によって規定時間内にデータを返送しなくてはならないので、ネットワークデータ処理用のBANK0のメモリについては省電力モード状態ではない状態、すなわちクロック周波数も省電力モード状態でない状態を維持する。BANK1については例えばFAX用メモリとし、省電力モード時は再起動時間はやや長い(実施例1又は3)にて述べたセルフリフレッシュ後の最低あるいはLOWクロック、又はプリチャージダウンでのLOWクロックの省電力モード状態に移行する。また、BANK2−3のメモリについては例えば(実施例1)にて述べたセルフリフレッシュ後の最低あるいはLOWクロック状態、又は(実施例2)にて述べたプリチャージダウンでのLOWクロックの省電力モード状態、又は(実施例3)にて述べたクロックは停止、VTT印加の省電力モード状態、又は(実施例4)にて述べたクロックを停止しVTT電源電圧をoffするという省電力モード状態に移行したままとする。ネットワークや電話回線から印字用データが送られて印刷動作を行うときには、必要量に応じてBANK2−3のメモリを省電力でない状態に移行して使用する。
ここで、機器構成の必要性能を考えた時、省電力モードでない動作状態の必要性能を下記のように決定し、各々の動作を行うようにしても良い。以下に動作例を示す。
(1)Basicコピー機(コピー単機能機)の機器構成の場合、この機器構成では必要性能を最高性能の50%とする。すなわち、電源投入時に自分の機能構成を検知し、コピー単機能と判断された場合、省電力モード状態ではない動作モード時のクロック周波数を最高周波数の50%に設定するように制御を行う。
(2)Basicコピー機とFAX(あるいはスキャナ)オプションの機器構成の場合、この機器構成での必要性能を最高性能の60%とする。すなわち、電源投入時に自分の機能構成を検知し、コピー機能とFAX機能との両方が必要であると判断された場合、省電力モード状態ではない動作モード時のクロック周波数を最高周波数の60%に設定するように制御を行う。
(3)Basicコピー機とプリンタオプション(ネットワーク付き)の機器構成の場合、この機器構成での必要性能を最高性能の80%とする。すなわち、電源投入時に自分の機能構成を検知し、コピー機能とプリンタ機能とが必要であると判断された場合、省電力モード状態ではない動作モード時のクロック周波数を最高周波数の80%に設定するように制御を行う。
(4)Basicコピー機とプリンタオプション(ネットワーク付き)とFAXオプションの機器構成の場合、この機器構成での必要性能を最高性能とする。すなわち、電源投入時に自分の機能構成を検知し、コピー機能とプリンタ機能とFAX機能とが必要であると判断された場合、省電力モード状態ではない動作モード時のクロック周波数を最高周波数の100%に設定するように制御を行う。
また、更に機器構成のみならず各機能の動作に応じた必要性能を考えた場合、コピー単体機能以外の動作時周波数を一層細かな制御を行うことができる。
Basicコピー機とFAX(あるいはスキャナ)オプションの機器構成の場合、基本は必要性能を最高性能の50%とする。コピー動作時のみとFAX動作時のみは50%に設定する。両方動作(複合動作時)した時は60%に設定する。
Basicコピー機とプリンタオプション(ネットワーク付き)の機器構成の場合、基本は必要性能を最高性能の70%とする。コピー動作時のみは70%のまま維持し、プリント動作およびプリント動作とコピー動作の両方動作(複合動作時)した時は80%に設定する。
Basicコピー機とプリンタオプション(ネットワーク付き)とFAXオプションの機器構成の場合、必要性能を最高性能とする。基本は必要性能を最高性能の70%とする。コピー動作時のみは70%のまま維持し、プリント動作およびプリント動作とコピー動作の両方動作(複合動作時)した時は80%に設定する。プリント動作とコピー動作とFAX動作の複合動作の場合は100%に設定する。
本発明の第1実施形態のブロック構成図である。 複数メモリを有する本発明の第2実施形態のブロック構成図である。
符号の説明
1 CPU
2 VTT電源制御回路
3 DRAMコントローラ
4 ROM制御回路
5 IC I/F制御回路
6 タイマ
7 ASIC
8 DRAM
9 ROM
10 クロックジェネレータ
11 VTT電源生成回路
12 CKE用VTT電源生成回路

Claims (11)

  1. メモリの消費電力を低減するメモリ駆動システムであって、
    前記メモリに対して各種コマンドを発行して制御するメモリ制御手段と、動作アイドル状態が所定の時間継続したことを検出するアイドル状態検出手段と、前記メモリのクロック周波数を変更するクロック発生手段と、を備え、
    前記アイドル状態検出手段が所定の時間アイドル状態を検出した場合、前記メモリ制御手段が前記メモリに対してセルフリフレッシュコマンドを発行後、前記クロック発生手段は前記メモリに供給するクロック周波数を低下することを特徴とするメモリ駆動システム。
  2. 前記メモリのアクセス要求の頻度が所定の回数を超えた場合、前記メモリ制御手段が前記メモリに対してセルフリフレッシュコマンドを発行後、前記クロック発生手段は前記メモリに供給するクロック周波数を高くすることを特徴とする請求項1に記載のメモリ駆動システム。
  3. メモリの消費電力を低減するメモリ駆動システムであって、
    前記メモリに対して各種コマンドを発行して制御するメモリ制御手段と、動作アイドル状態が所定の時間継続したことを検出するアイドル状態検出手段と、前記メモリのクロック周波数を変更するクロック発生手段と、を備え、
    前記アイドル状態検出手段が所定の時間アイドル状態を検出した場合、前記メモリ制御手段が前記メモリに対してクロック入力を有効とするクロックイネーブル信号を不許可とすることにより、前記クロック発生手段は前記メモリに供給するクロック周波数を低下することを特徴とするメモリ駆動システム。
  4. 前記メモリのアクセス要求の頻度が所定の回数を超えた場合、前記メモリ制御手段が前記メモリに対してクロック入力を有効とするクロックイネーブル信号を許可することにより、前記クロック発生手段は前記メモリに供給するクロック周波数を高くすることを特徴とする請求項3に記載のメモリ駆動システム。
  5. メモリの消費電力を低減するメモリ駆動システムであって、
    前記メモリに対して各種コマンドを発行してメモリを制御するメモリ制御手段と、動作アイドル状態が所定の時間継続したことを検出するアイドル状態検出手段と、前記メモリのクロック周波数を変更するクロック発生手段と、を備え、
    前記アイドル状態検出手段が所定の時間アイドル状態を検出した場合、前記メモリ制御手段が前記メモリに対してセルフリフレッシュコマンドを発行後、前記クロック発生手段は前記メモリに供給するクロック周波数を停止することを特徴とするメモリ駆動システム。
  6. 前記メモリの入力信号をプルアップする電源を制御するプルアップ電源制御手段を更に備え、
    前記アイドル状態検出手段が所定の時間アイドル状態を検出した場合、前記メモリ制御手段が前記メモリに対してセルフリフレッシュコマンドを発行後、前記クロック発生手段が前記メモリに供給するクロック周波数を停止後、前記プルアップ電源制御手段によりプルアップ電源を遮断することを特徴とする請求項5に記載のメモリ駆動システム。
  7. 前記アイドル状態が継続する時間を計測するアイドル時間計測手段を更に備え、該アイドル時間計測手段により計測された時間に応じて、前記メモリの消費電力を段階的に切替えることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のメモリ駆動システム。
  8. 前記アイドル時間計測手段により計測された時間が長いほど、前記消費電力を低下するように切替えることを特徴とする請求項7に記載のメモリ駆動システム。
  9. 前記メモリの容量を切替えるメモリ容量切替え手段と、当該メモリ駆動システムの機器構成の違いに基づいてアクセスが可能なメモリ容量を判断するメモリ容量判断手段とを更に備え、該メモリ容量判断手段により判断されたメモリ容量に基づいて、当該メモリ駆動システムを請求項1、3、5、又は6に記載の省電力モードの何れかに決定後、前記メモリ容量切替え手段によりメモリを選択することを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のメモリ駆動システム。
  10. 前記省電力モード以外の動作状態における前記メモリのクロック周波数を、当該メモリ駆動システムの機器構成の違いに基づいて決定することを特徴とする請求項9に記載のメモリ駆動システム。
  11. 前記メモリ駆動システムの機器構成の中で動作状態にある機器を判断することにより、該判断に基づいて前記メモリのクロック周波数を決定することを特徴とする請求項10に記載のメモリ駆動システム。
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