JP2005115840A - 板状枠体付きuimとミニサイズuim用アダプター - Google Patents

板状枠体付きuimとミニサイズuim用アダプター Download PDF

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Abstract

【課題】 ミニサイズUIMが脱落しない構造にした板状枠体付きUIMとミニサイズUIM用アダプターを提供する。
【解決手段】板状枠体付きUIM10は、同一のカード基板3内に、ICカード用ICモジュールの接触端子板6外形とほぼ同等の平面外形形状からなるICモジュールを装着したミニサイズUIM1と、当該ミニサイズUIM1を嵌合して保持する内枠構造を有する通常サイズUIM2と、双方の形状が周縁スリットにより折り取り可能に形成されている板状枠体付きUIMにおいて、通常サイズUIMは、その内枠9の一方または双方の短辺が内枠内に向かって略円弧状の突出部14を形成するようにされており、さらに当該円弧の内側であって突出部に接近した位置のカード基板に、ミニサイズUIMを弾性的に押圧するための貫通孔15が形成されている、ことを特徴とする。略円弧状の突出部14と貫通孔15を内枠9の両側の短辺に設けてもよい。
【選択図】 図1

Description

この発明は、板状枠体付きUIMとミニサイズUIM用アダプターに関する。
板状枠体付きUIMは、従来のUIMカードを一層小型にしたミニサイズUIMと、当該ミニサイズUIMを内枠内に脱落しないように嵌め込みできる構造を有する通常サイズのUIMと、その双方の形状を札入れサイズのカード基体内に一体にして折り取り可能に形成したものをいう。
また、ミニサイズUIM用アダプターとは、板状枠体付きUIMから折り取りした後の通常サイズのUIM外形であって、ミニサイズUIM用アダプターを脱落しないように嵌合する構造にされている特徴がある。
各種ICカードの内、接触型ICカードと呼ばれるものには、ISOまたはJISで規定する53.98mm×85.60mm(ID−1型)の札入れサイズのものと、これより一回り小さいサイズに折り取りできる加工が施されていて、使用時にこれを折り取って、携帯端末やその他の機器に差し込んで使用するUIM(Universal/User Identity Module)カードまたはSIM(Subscriber Identity Module)カードと呼ばれるカードがある。
UIMカードまたはSIMカードには、GSM(Global System for Mobile Communication)規格、3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格があり、形状・位置、使用時の電気的特性等を定めるものとして良く知られている。
ところで、従来のUIMカードまたはSIMカードは、図15に図示するように、通常、ISO7816/1および2規格に準拠した上記札入れサイズに製造したカード50内に、折り取り可能なブリッジ部(接続部)を残してUIMまたはSIMカード外形のスリット(溝)等を設け、使用直前に、GSM、3GPP規格準拠のUIM領域40を当該ブリッジ部から折り取りして、機器に装着して使用する、という使い方が一般的である。
このような形態にするのは、UIMカードが、通常の接触式ICカードの製造工程を流用して製造され、また、機器に挿入して使用する前に行う発行処理(UIMと機器がデータ送受信を行い、正常に機能させるために必要なプログラムのインストール、個人情報や初期データのローディング処理をいう。)も、接触式ICカード用発行処理機を使用するのが、製造コスト、機器コストを低減できるという事情によるものである。
従って、UIMカードは、板状の枠体を加えた外形が、通常の接触式ICカードの形状に形成され、かつ、内部のUIM領域が、後から容易に折り取れるように、UIM外周部に沿って、折り取り容易な加工が施されていることが一般的である。
この折り取り容易な加工には、前記したスリットとブリッジ部の他に、ハーフカット加工、ミシン目加工、抜き加工、ザグリ加工、およびこれらの組み合わせ加工法、等によりなされる。このような加工に関しては、下記のように多くの先行技術が存在する。
特許文献1には、溝とブリッジによりチップカードをカード本体から取り外しできるように、カード基体にプレカット輪郭を設けることが記載されている。
特許文献2には、開口部を有する板状枠体の一方の面に粘着剤層を有し、板状枠体の開口部内に当該粘着剤層により固定されて保持されるICキャリアについて提案している。 特許文献3は、板状枠体に開口部を設け、当該開口部の底面に残存するオーバーシートに融着阻害層等を介してICキャリアを保持することが記載されている。
その他にも各種の先行技術が存在する。
特開平6−24188号公報 特開平7−276870号公報 特開2000−90218号公報
UIMの使用用途としては、携帯電話機への組み込み等が主流であるが、年々携帯電話機の小型化が進んでいることに伴い、UIM自体の、規格にとらわれないより小型サイズ化のニーズが高まっている。
これに関する先行技術としては、特許文献4、特許文献5、特許文献6があり、これらは、札入れサイズのカード外形から小型のICカード領域を折り取る場合に、通常の規格準拠UIMサイズと、さらに小型のミニサイズUIMのいずれかを選択できるUIM折り取り形状について提案している。
例えば、特許文献5には、図16のような、UIMが図示されている。この場合は、カード本体50から矩形状のプラグイン(UIM)を周囲のフリーパンチ30から切り離して使用するか、より小さい正方形状のプラグイン(UIM)として切り離すか、いずれかにより使用しようとする考えである。
特許文献7は、本願の先出願であって、ミニサイズUIMを嵌め込みする各種の内枠構造について記載している。ただし、本願のように、ミニサイズUIMを弾性的に押圧するための貫通孔については記載していない。
特表2002−535783号公報 特表2002−537609号公報 特表2002−537610号公報 特願2003−287636号
しかし、上記特許文献4、特許文献5、特許文献6のようにして、規格準拠のUIMを折り取りすると、規格準拠の従来型UIMとして使用しようとして折り取った際にも、折り取り時の力の入れ具合等により、ミニサイズUIMが折り取りされてしまう場合が生じる。また、一旦、ミニサイズUIMとして使用開始後に再度規格準拠UIMサイズとして使用したい場合に、当該サイズに戻す手段がないという問題もある。
またさらに、ミニサイズUIMをアダプターである通常サイズUIMに嵌め込みしても脱落が生じ易い問題があった。
そこで本願発明者は、規格準拠の従来型UIMサイズとミニサイズUIMを円滑に折り取り可能にすると共に、ミニサイズUIMをアダプターに嵌め込みして使用しても脱落しない構造を研究して本発明の完成に至ったものである。
上記課題を解決するための本発明の要旨の第1は、請求項1記載の発明であって、同一の札入れサイズカード基板内に、ICカード用ICモジュールの接触端子板外形とほぼ同等の平面外形形状からなるICモジュールを装着したミニサイズUIMと、当該ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造を有する通常サイズUIMと、双方の形状が周縁スリットにより折り取り可能に形成されている板状枠体付きUIMにおいて、通常サイズUIMは、その内枠の一方または双方の短辺が内枠内に向かって略円弧状の突出部を形成するようにされており、さらに当該円弧の内側であって突出部に接近した位置のカード基板に、ミニサイズUIMを弾性的に押圧するための貫通孔が形成されている、ことを特徴とする板状枠体付きUIM、にある。
上記課題を解決するための本発明の要旨の第2は、請求項2記載の発明であって、同一の札入れサイズカード基板内に、2つの通常サイズUIMの形状が周縁スリットにより折り取り可能に形成されており、当該通常サイズUIMのうち、1の通常サイズUIMには、ICカード用ICモジュールの接触端子板外形とほぼ同等の平面外形形状からなるICモジュールを装着したミニサイズUIMが折り取り可能にされており、他方の通常サイズUIMは、当該ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造を有する板状枠体付きUIMにおいて、通常サイズUIMは、その内枠の一方または双方の短辺が内枠内に向かって略円弧状の突出部を形成するようにされており、さらに当該円弧の内側であって突出部に接近した位置のカード基板に、ミニサイズUIMを弾性的に押圧するための貫通孔が形成されている、ことを特徴とする板状枠体付きUIM、にある。
上記課題を解決するための本発明の要旨の第3は、請求項12記載の発明であって、ICカード用ICモジュールの接触端子板外形とほぼ同等の平面外形形状からなるICモジュールを装着したミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造を有する通常サイズUIM外形からなるアダプターにおいて、当該アダプターは、その内枠の一方または双方の短辺が内枠内に向かって略円弧状の突出部を形成するようにされており、さらに当該円弧の内側であって突出部に接近した位置に、ミニサイズUIMを弾性的に押圧するための貫通孔が形成されている、ことを特徴とするミニサイズUIM用アダプター、にある。
本発明の板状枠体付きUIMでは、次のような効果が得られる。
(1)同一カード内に、ミニサイズUIMを折り取りできる領域と、これとは異なる領域に規格準拠の通常サイズUIMの形状として折り取りでき、かつミニサイズUIMを嵌め込んで一体化した規格準拠UIMとして使用できるアダプターとなるUIMを折り取り容易化加工をした板状枠体付きUIMを用いることにより、ミニサイズUIMのみを折り取る際には、規格準拠のUIMの折り取り領域とは離れた場所に力を加えるので、確実にミニサイズUIMのみを折り取りすることができる。
(2)一旦、ミニサイズUIMを通常サイズUIMに嵌め込みして使用した後も、取り外してミニサイズUIMとして使用できるので、相互の互換性が常時得られ、UIM装着機器への適用範囲を広げることができる。
(3)通常サイズUIMの内枠は、略円弧状に突出した短辺と突出部に接近して貫通孔を備え、これにより、ミニサイズUIMに弾性的に押圧力を与える構造にされているので、使用中にミニサイズUIMが脱落して不具合を生じることがない。
(4)ミニサイズUIMがカード基板のISOで規定する位置に装着されているので、発行処理を通常のICカードの発行処理と同一の発行処理機器を使用して同一の工程で行うことができる。
本発明のミニサイズUIM用アダプターは、上記(3)と同一の効果を有する。
本発明は、規格サイズのUIMおよびそれをさらに縮小したミニサイズUIMとして利用できる板状枠体付きUIMと、ミニサイズUIM用アダプターに関する。
ここに、UIMとは、携帯電話会社が発行する契約者情報を記録した小型のICカードであって、本来は携帯電話機に組み込んで利用者の識別に使用するものである。
これは、同様の機能を持つSIMから機能拡張が行われたもので、契約者情報以外に電話帳などのプライベート情報やクレジット決済用の個人識別情報などを暗号化して登録することが可能となっている。SIMをベースとしていることからUSIM(Universal SIM)と呼ばれることもある。
SIMはGSM携帯電話サービスの利用を目的とするが、UIMは、例えば、アメリカのcdma2000携帯電話機に差し込んで国際ローミングサービスを受けるといった使用方法が考えられている。今後は、このようなミニサイズICカードが携帯電話機に限らず各種の用途に利用されることになると考えられる。
本発明でいう、UIMは、上記のSIMおよびUSIMを包含する概念とする。
本発明の板状枠体付きUIMの第1実施形態は、請求項1記載のように、「ICカード用ICモジュールの接触端子板外形とほぼ同等の平面外形形状からなりICモジュールを装着したミニサイズUIM」と、「当該ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造を有する通常サイズUIM」と、の双方の形状が、「同一の札入れサイズカード基板内に折り取り可能に形成されている」とともに、通常サイズUIMは、「その内枠の一方または双方の短辺が内枠内に向かって略円弧状の突出部を形成するようにされており、さらに当該円弧の内側であって突出部に接近した位置のカード基板に、ミニサイズUIMを弾性的に押圧する貫通孔が形成されている」ことを特徴とする。
本発明の板状枠体付きUIMの第2実施形態は、請求項2記載のものであるが、第1実施形態のミニサイズUIMの外周に、さらに、通常サイズUIMの外形を設けた形態である。その他の構成は、第1実施形態と共通であるので、異なる構成についてのみ説明することとする。
本発明のミニサイズUIM用アダプターは、請求項12記載のものであるが、上記、第1実施形態または第2実施形態の板状枠体付きUIMから折り取りした通常サイズUIMを意味するので、以下の、第1実施形態または第2実施形態の板状枠体付きUIMの説明により、特にその使用方法の説明によってその内容が十分に理解されると解する。
「ミニサイズUIM」は、ICモジュールの接触端子板外形とほぼ同等の平面外形形状からなる。ほぼ同等とは、接触端子板外形と実質的に同一の大きさか、これに、僅かな周縁部を付加した程度の大きさを意味する。できるかぎり小サイズにすることが機器の小型化に寄与するからである。「通常サイズUIM」は、一般にGSM規格または3GPP規格に準拠した大きさのものである。
「通常サイズUIM」は、「ミニサイズUIM」を嵌合して保持する内枠構造を有していて、嵌め込みした状態でUIMとして使用できる。すなわち、「通常サイズUIM」は「ミニサイズUIM」のアダプターの役割をするものである。したがって、以下、折り取りした後の通常サイズUIMを「ミニサイズUIM用アダプター」とも表現する。
本発明の板状枠体付きUIMは、この「ミニサイズUIM」と「通常サイズUIM」の形状が、札入れサイズカードの板状枠体内に折り取り容易化加工を施して折り取りできるようにされている。この折り取り容易化加工には、ハーフカット加工、ミシン目加工、溝打ち抜き加工、ザグリ加工、およびそれらの組み合わせがある。
これらの加工によりできる溝を周縁スリットと表現することとする。周縁スリットの幅は加工法により異なるが、0.1〜5.0mm程度の範囲内とすることができる。
5.0mm以上であると、外観上問題があり、0.1mm以下とするのは加工工程が困難となるからである。
図1は、板状枠体付きUIM10の第1実施形態を示す図であって、図1(A)は平面図、図1(B)は、図1(A)のA1−A2線断面図、図2は、板状枠体付きUIM10の第2実施形態を示す図であって、図2(A)は平面図、図2(B)は、図2(A)のA1−A2線断面図、図3は、通常サイズUIMの各種実施形態を示す平面図、図4は、板状枠体付きUIM10の使用状態を示す図、である。
図1(A)のように、第1実施形態では、札入れサイズのカード基板(以下、「カード基板」と表現する。)3に、ミニサイズUIM1と通常サイズUIM2の双方の形状が周縁スリット1S,2Sにより形成されている。
カード基板3は均一な薄板状プラスチック基板であり、ISOで規定する、0.76±0.08mm厚のものである。サイズは、前記ID−1型である。
ミニサイズUIM1の周囲には、周縁スリット1Sが形成されているが、全周スリットすると脱落し易い場合は、2〜3の箇所をブリッジ部1bで連結する。
ミニサイズUIM1の平面外観は、殆どが金属箔からなるICモジュール接触端子板6によって占められるが、周囲にカード基板3による周縁部1rを残すことができる。
ICモジュール接触端子板6の8個の端子のカード基板3に対する位置は、ISOで一定の範囲に規定されているので(ISO7816/2)、ミニサイズUIM1の接触端子板6のカード基板3に対する位置も当該規定を満たすようにする。前記のように発行処理等をカード基板の状態で行う目的からである。
一方、接触端子板6自体の大きさは当該ISOの条件を満たす限り変更可能であるが、通常12mm×11mm程度の大きさのものを使用することが多い。
僅かな周縁部1rの幅は、0.5〜2mm程度にできるが無くてもよく、0.5〜1mm程度もあれば十分である。この部分と接触端子板6にかかる部分に、通常サイズUIM2の内枠9との嵌合構造を設ける必要がある。
ミニサイズUIM1自体が携帯電話機に装着して使用できる必要があり、CPUやメモリ及び電極などを一体化したICモジュールを搭載し、接触型ICカードの機能と所定のUIMの機能を備えるものである。
なお、ICモジュールは接触型に限らず、接触・非接触兼用型であってもよい。通常、ミニサイズUIMはアンテナを備えないが、機器に装着した際、機器の非接触通信機能を利用する場合があるからである。
通常サイズUIM2の周囲にも周縁スリット2Sが形成されているが、同様に、2〜3の箇所をブリッジ2bで連結する。ブリッジ2b部分も折り取り容易性を高める目的と折り取った面を平滑にする目的で、ハーフカット2hが入れられるのが通常である。
通常サイズUIM2は、前記のようにGSMおよび3GPP規格準拠の寸法を有し、幅15mm、長さ25mmの大きさからなる。1の角部には対象機器への装着時の位置決めとなる切り欠き部8が設けられている。
同様の切り欠き部4をミニサイズUIM1に設けることが好ましい。ミニサイズUIM1に切り欠き部4を設ける場合は、内枠9も当該形状に合わせる。
通常サイズUIM2には、ミニサイズUIM1を嵌め込みするための内枠9が形成されている。内枠9内の部材は、ブリッジ部を作らずに完全に切り取りして良い。
本発明の板状枠体付きUIMの特徴は、通常サイズUIMの内枠9の短辺9a,9cの一方または双方の短辺が内枠内に向かって略円弧状の突出部14が形成され、さらに当該突出部14に接近した位置のカード基板に、嵌め込まれたミニサイズUIM1を弾性的に押圧するための貫通孔15が形成されていることにある。図1(A)では、短辺9aにのみ突出部14が形成されている。
突出部14を「略円弧状」とするのは、正しく円弧である必要はなく、楕円の一部や弓形、あるいは角形形状の膨出形状であっても良いからである。
突出部14は、内枠9の短辺の一方側に設けても、対向する双方の短辺に設けてもよい。突出部14は、短辺の中央で突出するようにするのが好ましいが、奥側の短辺9aには切り欠き部があるので必ずしも辺の中央に位置するものでなくてよい。
突出部と他の辺の間(一方側突出部の場合)、または突出部間(双方突出部の場合)の内枠長辺に平行する距離L1は、いずれの場合も、ミニサイズUIM1の長辺寸法より、0.05〜1.0mmの範囲で小さくするのが好ましい。1.0mmを超えては、ミニサイズUIM1を嵌め込むのが困難になり、0.05mm未満では押圧力を生じない場合があるからである。
貫通孔15は、突出部14の描く円弧の内側の近接位置するように貫通させるのが好ましい。貫通孔15と突出部14の間に残る狭幅のカード基板材料が弾性材料として機能し、ミニサイズUIM1を他方側短辺に押圧する力を生じさせるためである。
したがって、貫通孔15の周囲と突出部14先端間の距離(狭幅のカード基板材料の幅)Δhが、0.1〜3.0mm程度の範囲になるように、貫通孔の中心位置を定めるのが好ましい。0.1mm未満では材料の押圧力が弱くなるとともに破損し易く、3.0mmを超えては、適度な弾性が生じないとともに掘削位置の確保も困難となるからである。
実際上、図1(A)において、短辺9c側には幅狭の領域しかないので、大きな貫通孔や材料幅を確保するのは困難である。
貫通孔14の平面形状は、円形に限らず、長円形、楕円形、菱形、矩形状、三角形、星型、等であってよい。その大きさも任意にできるが、実際的には、円形であるとすると直径が、0.5〜5.0mm程度のものとなる。円形以外の場合も同様である。
板状枠体付きUIM10の第2実施形態は、図2(A)のように、第1実施形態のミニサイズUIM1の周囲に、さらに通常サイズUIMの外形13を設けた形態にされている。この通常サイズUIMの外形13の周囲にも周縁スリット13Sが形成されている。
第2実施形態では、ミニサイズUIM1が通常サイズUIMの外形13に嵌め込まれた状態で、通常サイズUIMとしてただちに使用できる。従って、ミニサイズUIM1として使用する場合は、折り取りして使用する。ミニサイズUIM単体で使用した後に再度通常サイズUIMとして使用する場合は、アダプターである内枠9のある通常サイズUIM2の方に嵌め込みして使用する。
図2において、突出部14と貫通孔15は、図1の場合と同様に短辺9a側に形成されているが、短辺9c側であってもよい。貫通孔15は長円形の形状にされている。
距離L1や貫通孔15の周囲と突出部14先端間の距離Δhは、第1実施形態の場合と同様にしてよい。
図3は、通常サイズUIMの各種実施形態を示す。ただし、貫通孔15の形状は、円形と楕円形のものを代表として図示している。
図3(A)は、内枠9の切り欠き9kのある短辺9aに弓形状の突出部14を形成し、楕円形状の貫通孔15を設けたた例、図3(B)は、内枠9の短辺9aに弓型状の突出部14を形成し、2個の小円形状の貫通孔15a,15bを形成した例、である。貫通孔は3個形成することもできる。図3(C)は、双方の短辺9a,9cに小円弧状の突出部14a,14bを形成し、小円形状の貫通孔15a,15bを各1個形成した例である。
図3(D)は、内枠9の切り欠き9kのある短辺9aに円弧状の突出部14a,14bを2個形成し、それぞれの内側に小円形状の貫通孔15a,15bを各1個形成した例、である。
図4は、板状枠体付きUIM10の使用状態を示す図であって、図1図示の板状枠体付きUIM10から、ミニサイズUIM1と内枠9付きの通常サイズUIM2を折り取って使用する状態を示している。
図4(A)のように、ミニサイズUIM1と通常サイズUIM2をカード基板3から折り取りする。折り取りした後の通常サイズUIM2は、本発明のミニサイズUIM用アダプター2になるものである。
ミニサイズUIM1は、折り取りした状態でただちにUIMとして使用することができる。通常サイズUIM2はICモジュールを備えていないので、折り取りした状態ではただちには使用できない。通常サイズUIM2を使用する場合は、その内枠9内に、ミニサイズUIM1を嵌め込みして使用する(図4(B))。
この際、ミニサイズUIM1を突出部14に押し当てると、貫通孔15が変形して収縮するので、本来、突出部14と短辺9c間の距離はミニサイズUIM1の長さより短いが、ミニサイズUIM1を嵌合できるようになる。変形した貫通孔15と突出部14間の材料は復元しようとするので弾性による押圧力を発生し、ミニサイズUIM1を強固に保持する。嵌め込みしたミニサイズUIM1を再度取り外しして、ミニサイズUIM1単独で再使用できることも本発明の利点の一つである。
なお、上記の図1〜図4には、ミニサイズUIM1を嵌合して保持する内枠9の構造を図示していないが、以下に説明するような嵌合構造が設けられているものとする。
本発明の板状枠体付きUIM10は、ミニサイズUIM1を嵌合して保持する内枠構造(以下、「嵌合構造」と表現する。)により各種の実施形態があるので、具体的実施形態に基づき順次説明することとする。ただし、以下は嵌合構造の例示であって、他の構造であっても構わない。
図5は、嵌合構造の第1を示す図、図6は、同ミニサイズUIM1と内枠9の斜視図、図7は、嵌合構造の第2を示す図、図8は、同ミニサイズUIM1と内枠9の斜視図、図9は、嵌合構造の第3を示す図、図10は、同ミニサイズUIM1と内枠9の斜視図、である。なお、各図とも内枠9の短辺9a側に円弧状の突出部14と円形状の貫通孔15を有する例を図示しているが、この例に限られるわけではない。
図5は、嵌合構造の第1を示すが、図5(A)は平面図、図5(B)は、図5(A)のA−A線断面を示している。
板状枠体付きUIM10の嵌合構造の第1では、ミニサイズUIM1に形成された凹溝11と通常サイズUIM2の内枠に形成された突起部21とにより、両者の嵌合がされている。図5の例では、ミニサイズUIM1の四辺下面に、凹溝11が各1個形成され、通常サイズUIM2の内枠9の四周下辺側から内側に向かって、凹溝の大きさに相当する突起部21が各1個形成されている。凹溝11と突起部21は、軽い押圧により嵌合し、軽い押し出し圧により脱着できる程度に嵌合し、簡単には脱落しない構造にする。
凹溝11や突起部21は、図5のように立方体形状に限らず、断面台形状や半円柱状等のものであってもよい。嵌合構造は板ばね等の金属材料を使用してもできるが、本発明のようにカード基体と同質のプラスチック材料のみで構成することで、部材の脱落による故障の防止や製造工程の簡易化を図ることができる。
図6の斜視図のように、ミニサイズUIM1の各辺の凹溝11は、ICモジュール接触端子板とは反対側の下面側に設けられる。凹溝11に嵌合する通常サイズのUIM2側突起部21も内枠9の下辺側に設けられている。
このミニサイズUIM1の各凹溝11a〜11dと通常サイズUIM2の内枠9の各突起部21a〜21dが、それぞれ嵌合することによりミニサイズUIM1が通常サイズUIM2の内枠内に固定される。この構造により、ミニサイズUIM1が通常サイズUIMの内枠から下面方向に抜け落ちしない構造が得られる。
この嵌合構造の突起部21の突出幅は0.1mm〜2.0mm程度のものでよい。
なお、図5、図6では四辺下面に凹溝11を形成し、対応する内枠9の各辺に突起部を設けた例を図示しているが、凹溝11や突起部21は四辺のうち少なくとも二辺以上、特に対向する二辺を含む二辺、または三辺に設けるものであっても良い。
図7は、嵌合構造の第2を示すが、図7(A)は平面図、図7(B)は、図7(A)のA−A線断面を示している。
嵌合構造の第2の基本的形態は第1の場合と同様であるが、嵌合構造の第2の特徴は、ミニサイズUIM1の対向する2辺の接触端子板側に凹溝11b,11dを設け、接触端子板とは反対の下面側に凹溝11a,11cを設けることにある。また、通常サイズUIM2の内枠9には、これと嵌合する突起部21a〜21dが設けられ、これにより両者の嵌合構造が構成されている。
図8の斜視図のように、ミニサイズUIM1の各凹溝11a〜11dと通常サイズUIM2の内枠9の各突起部21a〜21dが、それぞれ嵌合することによりミニサイズUIM1が通常サイズUIM2の内枠内に固定される。第1実施形態と異なり、ミニサイズUIM1が、接触端子板の上方方向にも簡単には抜け落ちしない構造が得られる。
嵌合構造の第2では、ミニサイズUIM1の嵌め込みが、第1の場合に比較してやや困難かもしれないが、突起部21が大き過ぎないかぎり、プラスチック材料の弾性変形により嵌め込みが容易になされる。嵌合構造の第2の場合、略円弧状の突出部14がある短辺9a側の凹溝11と突起部21は、省いてもよい。
図9は、嵌合構造の第3を示すが、図7(A)は平面図、図7(B)は、図7(A)のA−A線断面を示している。
嵌合構造の第3の基本的形態は第1の場合とやや類似しているが、嵌合構造の第3の特徴は、ミニサイズUIM1の下面側周縁に連続して形成された凹状段差部12と通常サイズUIM2の内枠下辺側に形成され凸状段差部22とが係合することにより、両者の嵌合構造が構成されていることにある。
図10の斜視図のように、ミニサイズUIM1の凹状段差部12と通常サイズUIM2の内枠9内面の凸状段差部22とが嵌合することによりミニサイズUIM1が、通常サイズUIM2の内枠内に固定される。この構造により、ミニサイズUIM1が通常サイズUIM2の内枠から下面方向に抜け落ちしない構造が得られる。
凹状段差部12と凸状段差部22は、凸状突起部14のある短辺9a側を除いた三周囲に形成する。
次に、板状枠体付きUIMの製造方法について説明する。
図11は、板状枠体付きUIMの製造工程を示すフローチャート、図12は、プラグインSIMとその端子位置を示す図、図13は、ミニサイズUIM装着部を示す配置図、図14は、ミニサイズUIMのICモジュール装着部を示す断面図、である。
板状枠体付きUIMの製造は、まず、通常の接触型ICカードと同様に、ICモジュール搭載前のカード基体を製造する。この工程は、多面付けの印刷済みコアシート層2層と、必要があればあらかじめ磁気テープを熱転写した透明オーバーシート層を積層して熱圧をかけて基材を融着・一体化した後、カードサイズへの打ち抜きを行う。必要に応じてサインパネル、ホログラムラベル等の転写を行う。
その後の板状枠体付きUIMの製造は、図11(A)または(B)の工程で行う。
製造工程の1は、図11(A)のフローチャートにより行う。
まず、通常の接触型ICカードの製造を行う。この工程は、カード基体の製造を行った後(ステップ101)、ザグリ機を用いてICモジュールの装着用凹部の掘削を行う(ステップ102)。次いで、その装着用凹部に接着剤を塗布するかICモジュールに貼着した熱接着シートを介して、ICモジュールを装填して、圧着するためのモジュールシール工程を行う(ステップ103)。モジュールシールは接触端子板6面をヒーターブロックで熱圧をかけることにより行う。
ICモジュール装着後、ICチップの特性等の検査工程(ステップ104)を行う。
そして、ミニサイズUIMの用途に応じて、データを書き込みする発行処理工程を行う(ステップ105)。以上の各工程は、通常のICカードの製造方法と同一である。
次に、周縁スリット1S,2Sや嵌合構造の形成、ブリッジの形成、等の仕上げ加工を行う(ステップ106)。これらの加工には前記のように、ハーフカット加工、ミシン目加工、溝打ち抜き加工、ザグリ加工、およびそれらの組み合わせがある。
そして、仕上げ加工後の第2次ICチップ特性検査工程(ステップ107)を行う。
なお、仕上げ加工時に、ICチップへのダメージが無い場合は、この工程は省略できる。最後に、板状枠体付きUIMの梱包・出荷工程を行う(ステップ108)。
このように、板状枠体付きUIMは、従来のICカードの製造設備を使用するので、ミニサイズUIM1の単体ではしずらい、発行処理や各種の検査工程、梱包・出荷工程を従来装置を使用して行うことができる利点がある。
なお、図11(A)に示す製造工程の1に代えて、図11(B)に示す製造工程の2のフローチャートにより製造することもできる。
すなわち、図11(B)に図示すように、発行処理工程(S207)をICチップの特性等検査工程(S204)の後から、第2次ICチップ等特性等検査工程(S206)の後へ移動させてもよい。
図11(A)(B)のいずれにおいても、ICモジュール装着用凹部掘削と仕上げ加工を連続した工程で行うこともできる。
3GPPで規定するプラグインSIMとその端子位置は図12のようになる。SIMの大きさと形状、C1〜C8の8個の端子について各端子位置のカード上端または左端からの最大および最小寸法値が規定されている。
当該規定値に基づいて、ミニサイズUIM1の端子位置を決定すると、接触端子板6の中心位置Cは、カード基体の上端から23.89mm、カード基体の左端から15.06mmの位置となる(図13参照)。なお、各端子板中の矩形状の枠は、上記規格に適合する範囲を示すものである。
ミニサイズUIM1を横寸法13.0mm、縦寸法12.0mmとした場合に、位置合わせ用切り欠き部4は、縦1.5mm、横1.5mmの斜辺の長さ(略2.1mm)程度とすることが適切である。
ミニサイズUIM1のICモジュール5の装着部断面は、図14のようになる。
カード基板3にICモジュール装着用凹部20を掘削し、その浅く切削した第1凹部部分に液状接着剤19を塗布するか、またはICモジュールに接着テープ19を貼着して、ICモジュール5を装着用凹部20内に熱圧をかけて装填する。
ICモジュール5のモールド樹脂部17は、装着用凹部の一段と深く切削した第2凹部内に嵌合するようにする。
ミニサイズUIM1は、ICカードが形成された後、接触端子板6の周囲に僅かな周縁部1rが残るようにして周縁スリット1Sにより切断される。
なお、カード基板3は、コアシート31,32を中心層とし、これにオーバーシート33,34を積層した形態にされることが多い。
カード基板の材料には、塩化ビニルシートやポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート、酢酸セルロース、ナイロン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、ポリビニルブチラール、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂、アクリル、ポリカーボネート、PET−G樹脂、等のシートを使用することができる。PET−G樹脂は、一般的には芳香族ジカルボン酸とジオールとの脱水縮合体であって、共重合ポリエステルの中でも特に結晶性が低く、実質的に非結晶性の芳香族ポリエステル樹脂からなるものをいう。
以下、図1〜図14を参照して本発明の実施例を説明する。
(ICモジュールの準備)
ICモジュール5用のプリント基板7として、厚み100μmのガラスエポキシ材料に厚み35μmの表面側銅箔を積層したものを使用した。
このプリント基板7に対して表面側接触端子板6と、背面側回路をフォトエッチング工程で形成し、エッチング後、表面の銅箔に対してニッケルめっき、金めっきを施した。
このプリント基板7に接触型ICチップをダイボンディングし、ICチップと端子間の必要なワイヤボンディングを行ってから、ICチップ、ワイヤボンディング部を樹脂モールドした(図14参照)。
ICモジュール接触端子板6の大きさは、12.0mm×11.0mmとし、モールド樹脂部17は大きさ、8.0mm×8.0mm、基板厚みを含めないモールド樹脂部17の高さは、440μmとなった。これによりICモジュール5を完成した。
(ICカード基板<PET基材>の製造)
カード基板3のコアシート31,32として、表面印刷済みの二軸延伸白色PET−Gシート(厚み360μm)と、同様に表面印刷済みの白色PET−Gシート(厚み360μm)を使用し、その上下面にオーバーシート33,34として、厚み50μmの二軸延伸透明PET−Gシート2枚を使用し、プレス機による熱圧融着してプレスラミネートしカード基板3を準備した。
プレス工程の条件は(150°C、2.0MPa、成形(加熱)時間30分)とした。積層後は、多少の収縮のため、カードは総厚800μmとなった。
先に準備したICモジュール5と、上記PET基材からなるICカード基板3を使用して、第1実施形態の板状枠体付きUIM10を製造した。
まず、ICモジュール装着用凹部20をNC切削によるザグリ加工により形成した。ICモジュールプリント基板(厚み160μm)7と接着テープ(厚み50μm)19の厚みの合計厚さに相当する深さ、210μmに第1凹部を切削した。その中心部にICモジュールのモールド樹脂部17を納めるようにさらに切削して合計深さが600μmになるように第2凹部を切削した。
第1凹部開口の大きさは、12.1mm×11.1mmとし、第2凹部は、8.0mm×8.0mmの大きさとした。
このICモジュール装着用凹部20に先に準備したICモジュール5を装着して、ICモジュール実装済みICカード基板3を完成した(図14参照)。
このICカード基板3のICモジュール5の周囲に端子基板の大きさに、幅0.5mmの周縁部1rを形成するようにして周縁スリット1Sを切削し、ミニサイズUIM1の形状を形成した。ミニサイズUIM1は、13.0mm×12.0mmの大きさとなるようにした。切り欠き部4もミニサイズUIM1の辺に対して45°の角度になるように、縦横1.5mmからなる斜辺に形成した。
なお、周縁スリット1Sは、エンドミルの切削により、端子板6の周囲に幅1.5mmとなるようにし、ブリッジ部1bを2箇所設け、当該ブリッジ部1bにはミニサイズUIM1の外周に沿ってカード基板3の上下面からハーフカット線を打ち抜き刃により、表裏から0.2mmの深さで入れ、中心層が、約0.4mm厚程度残るよにうした。
通常サイズUIM2は、カード基板3に対して、図1のように配置した。大きさは、幅15mm、長さ25mmの規定サイズとし、切り欠き部8も設けた。
周縁スリット2Sは、エンドミルの切削により、幅1.5mmとなるようにし、ブリッジ部2bを2箇所設け、当該ブリッジ部には基板3の上下面からハーフカット線2hを打ち抜き刃により入れ、中心層が0.4mm厚程度残るよにうした。
内枠9の切り欠き部9kのある短辺9aは、円弧状に形成し、円弧状の突出部14が内枠9内に、最大0.5mm突出するように形成し、ミニサイズUIM1を挿入した際に、内枠9の大きが、13.0mm×12.1mmの大きさになるようにした。短辺9a以外の他の内枠側辺は直線状に形成した。短辺9aの円弧状の突出部14の内側に直径2.0mmの円形の貫通孔15を径2.0mmのエンドミルで掘削した。貫通孔15の外周と短辺9a間の距離は2.0mmとなるようにした(図1(A)の右図参照。)。
また、その内枠9の内面の底面側に突出する突起部21a〜21dを、図5、図6のようにして形成した。突起部21a〜21dは、高さが、ICカード基板3の約半分の厚み(400μm)となるようにし、幅と内面側への突出厚みは、1.2mmとなるようにした。
ミニサイズUIM1の下面側にも当該突起部21a〜21dが嵌め込みされる凹溝11a〜11dを各面にそれぞれ形成した(図6参照)。
カード基板3から、ミニサイズUIM1と通常サイズUIM2の双方を折り取りして、ミニサイズUIM1を通常サイズUIM2の内枠9に嵌め込みすると、具合よく嵌め込みでき、振動や反復使用により脱落するようなことなく、携帯電話機用UIMとして好適に使用できることが確認できた。
実施例1と同様にして、PET基材からなるICカード基板3を使用して、第2実施形態の板状枠体付きUIM10を製造した。なお、ICモジュール5も実施例1で準備したものと同一のものを同一の条件でカード基板に装着したものを使用した。
図2のように、ICモジュール5の装着と周縁スリット1S,2S,13Sの切削、ブリッジ部1b,2b、ハーフカット線2h等等の形成を実施例1と同一の条件で行って、通常サイズUIMの外形13の内側にミニサイズUIM1を有する板状枠体付きUIM10を製造した。
なお、通常サイズUIM2の内枠9内面底面側に突出する突起部21a〜21dを、図7、図8のようにして形成した。
突起部21a〜21dは、高さが、ICカード基板3の約半分の厚み(400μm)となるようにし、幅は1.2mm、内面側への突出厚みは、21b,21dが、0.5mm、21a,21cが、1.2mmとなるようにした(図8参照)。
内枠9の短辺9a側を円弧状に形成し、円弧状の突出部14が内枠内に、0.6mm突出するように形成し、ミニサイズUIM1を挿入した際に、内枠9の大きが、13.0mm×12.1mmの大きさになるようにした。短辺9a以外の内枠側辺は直線状に形成した。短辺9aの円弧状の突出部14の内側に幅1.0mm、長さ3.0mmの長円形の貫通孔15を径1.0mmのエンドミルで掘削した。貫通孔15の外周と短辺9a間の最短距離は2.0mmとなるようにした(図2(A)の右図参照。)。
ミニサイズUIM1の接触端子板6面側に、当該突起部21b,21dが嵌め込みされる凹溝11b,11dを0.5mmの深さと、厚み400μmで形成し、ミニサイズUIM1の下面側に、突起部21a,21cが嵌め込みされる凹溝11a,11cを0.5mmの深さと、厚み400μmで形成した。
カード基板3から、ミニサイズUIM1と通常サイズUIM2の双方を折り取りして、ミニサイズUIM1を通常サイズUIM2の内枠9に嵌め込みすると、具合よく嵌め込みでき、振動や反復使用により脱落するようなことなく、携帯電話機用UIMとして好適に使用できることが確認できた。
(ICカード基板<塩ビ基材>の製造)
カード基板3のコアシート31,32として、表面印刷済みの白色硬質塩化ビニールシート(厚み310μm)と、同様に表面印刷済みの白色硬質塩化ビニールシート(厚み310μm)を使用し、その上下面にオーバーシート33,34として、厚み100μmの透明塩化ビニールシート2枚を使用し、プレス機による熱圧融着してプレスラミネートしカード基板3を準備した。
プレス工程の条件は(150°C、2.0MPa、成形(加熱)時間30分)とした。積層後は、多少の収縮のため、カードは総厚800μmとなった。
先に準備したICモジュール5と、上記塩ビ基材からなるICカード基板3を使用して、第1実施形態の板状枠体付きUIM10を製造した。なお、ICモジュール5は実施例1で準備したものと同一のものを使用した。また、ICモジュール5の装着と周縁スリット1S,2Sの切削、ブリッジ部1b,2b、ハーフカット線2h等を実施例1と同一の条件で行った。
内枠9の短辺9aと短辺9cの双方を円弧状に形成し、円弧状の突出部14が内枠9内に、それぞれ最大0.3mm突出するように形成し、ミニサイズUIM1を挿入した際に、内枠9の大きが、13.0mm×12.1mmの大きさになるようにした。
短辺9a,9c以外の内枠側辺は直線状に形成した。短辺9aと短辺9cの円弧状の突出部14の内側に直径1.0mmの円形の貫通孔15を径1.0mmのエンドミルで掘削した。貫通孔15の外周と短辺9a間の距離は2.5mmとなるようにした(図3(C)参照。)。
その後、通常サイズUIM2の内枠9の内面に、図9、図10に図示の凸状段差部22の形成を行った。凸状段差部22は短辺9a側を除く内枠9の三周囲に、厚み0.5mm、高さ400μmに形成した。
ミニサイズUIM1の接触端子板6面側に、前記凸状段差部22が嵌め込みされる凹状段差部12を0.5mmの厚みと、高さ400μmで形成した。
カード基板3から、ミニサイズUIM1と通常サイズUIM2の双方を折り取りして、ミニサイズUIM1を通常サイズUIM2の内枠9に嵌め込みすると、具合よく嵌め込みでき、振動や反復使用により脱落するようなことなく、携帯電話機用UIMとして好適に使用できることが確認できた。
板状枠体付きUIMの第1実施形態を示す図である。 板状枠体付きUIMの第2実施形態を示す図である。 通常サイズUIMの各種実施形態を示す図である。 板状枠体付きUIMの使用状態を示す図である。 嵌合構造の第1を示す図である。 同ミニサイズUIM1と内枠9の斜視図である。 嵌合構造の第2を示す図である。 同ミニサイズUIM1と内枠9の斜視図である。 嵌合構造の第3を示す図である。 同ミニサイズUIM1と内枠9の斜視図である。 板状枠体付きUIMの製造工程を示すフローチャートである。 プラグインSIMとその端子位置を示す図である。 ミニサイズUIM装着部を示す配置図である。 ミニサイズUIMのICモジュール装着部を示す断面図である。 従来のUIMを示す図である。 特許文献5に図示されるUIMを示す。
符号の説明
1 ミニサイズUIM
2 通常サイズUIM、ミニサイズUIM用アダプター
3 札入れサイズカード基板、カード基板
4 切り欠き部
5 ICモジュール
6 ICモジュール接触端子板
7 プリント基板
8 切り欠き部
9 内枠
10 板状枠体付きUIM
11,11a,11b,11c,11d 凹溝
12 凹状段差部
13 通常サイズUIMの外形
14 突出部
15 貫通孔
17 モールド樹脂部
19 接着剤または接着テープ
20 ICモジュール装着用凹部
21,21a,21b,21c,21d 突起部
22 凸状段差部



Claims (20)

  1. 同一の札入れサイズカード基板内に、ICカード用ICモジュールの接触端子板外形とほぼ同等の平面外形形状からなるICモジュールを装着したミニサイズUIMと、当該ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造を有する通常サイズUIMと、双方の形状が周縁スリットにより折り取り可能に形成されている板状枠体付きUIMにおいて、通常サイズUIMは、その内枠の一方または双方の短辺が内枠内に向かって略円弧状の突出部を形成するようにされており、さらに当該円弧の内側であって突出部に接近した位置のカード基板に、ミニサイズUIMを弾性的に押圧するための貫通孔が形成されている、ことを特徴とする板状枠体付きUIM。
  2. 同一の札入れサイズカード基板内に、2つの通常サイズUIMの形状が周縁スリットにより折り取り可能に形成されており、当該通常サイズUIMのうち、1の通常サイズUIMには、ICカード用ICモジュールの接触端子板外形とほぼ同等の平面外形形状からなるICモジュールを装着したミニサイズUIMが折り取り可能にされており、他方の通常サイズUIMは、当該ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造を有する板状枠体付きUIMにおいて、通常サイズUIMは、その内枠の一方または双方の短辺が内枠内に向かって略円弧状の突出部を形成するようにされており、さらに当該円弧の内側であって突出部に接近した位置のカード基板に、ミニサイズUIMを弾性的に押圧するための貫通孔が形成されている、ことを特徴とする板状枠体付きUIM。
  3. 通常サイズUIMの内枠の前記略円弧状突出部間または略円弧状突出部と他辺間の内枠長辺に平行する距離が、ミニサイズUIMの長辺寸法よりも、0.05〜1.0mmの範囲で小さくされていて、前記貫通孔が前記内枠の略円弧状突出部に接近して1個形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の板状枠体付きUIM。
  4. 通常サイズUIMの内枠の前記略円弧状突出部間または略円弧状突出部と他辺間の内枠長辺に平行する距離が、ミニサイズUIMの長辺寸法よりも、0.05〜1.0mmの範囲で小さくされていて、前記貫通孔が前記内枠の略円弧状突出部に接近して2〜3個形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の板状枠体付きUIM。
  5. 貫通孔の周囲と前記突出部間の最短距離が、0.1〜3.0mmの範囲であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1の請求項に記載の板状枠体付きUIM。
  6. 貫通孔の平面形状が、円形、長円形、楕円形、菱形、矩形状、三角形、星型、のいずれかであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1の請求項に記載の板状枠体付きUIM。
  7. 前記嵌合して保持する内枠構造が、ミニサイズUIMの接触端子板とは反対側下面の四辺のうち少なくとも二辺以上の各辺に各1箇所に形成された凹溝と、通常サイズUIMの内枠に形成された当該凹溝に嵌め込みする突起部の構造からなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の板状枠体付きUIM。
  8. 前記嵌合して保持する内枠構造が、ミニサイズUIMの接触端子板側面の対面する長辺に各1箇所に形成された凹溝と接触端子板とは反対側下面の対面する短辺に各1箇所に形成された凹溝と、通常サイズUIMの外形形状の内枠に形成された当該凹溝に嵌め込みする突起部の構造からなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の板状枠体付きUIM。
  9. 前記嵌合して保持する内枠構造が、ミニサイズUIMの接触端子板とは反対側面の三周囲または二周囲に連続して形成された段差部と、通常サイズUIMの外形形状の内枠に形成された当該段差部に嵌合する構造の段差部からなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の板状枠体付きUIM。
  10. ミニサイズUIMの接触端子板が、札入れサイズカードにおいて、ISO7816で規定する所定位置に有ることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1の請求項に記載の板状枠体付きUIM。
  11. 通常サイズUIMの外形形状がGSM規格、3GPP規格準拠した形状であることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1の請求項に記載の板状枠体付きUIM。
  12. ICカード用ICモジュールの接触端子板外形とほぼ同等の平面外形形状からなるICモジュールを装着したミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造を有する通常サイズUIM外形からなるアダプターにおいて、当該アダプターは、その内枠の一方または双方の短辺が内枠内に向かって略円弧状の突出部を形成するようにされており、さらに当該円弧の内側であって突出部に接近した位置に、ミニサイズUIMを弾性的に押圧するための貫通孔が形成されている、ことを特徴とするミニサイズUIM用アダプター。
  13. アダプター内枠の前記略円弧状突出部間または略円弧状突出部と他辺間の内枠長辺に平行する距離が、ミニサイズUIMの長辺寸法よりも、0.05〜1.0mmの範囲で小さくされていて、前記貫通孔が前記内枠の略円弧状突出部に接近して1個形成されていることを特徴とする請求項12記載のミニサイズUIM用アダプター。
  14. アダプター内枠の前記略円弧状突出部間または略円弧状突出部と他辺間の内枠長辺に平行する距離が、ミニサイズUIMの長辺寸法よりも、0.05〜1.0mmの範囲で小さくされていて、前記貫通孔が前記内枠の略円弧状突出部に接近して2〜3個形成されていることを特徴とする請求項12記載のミニサイズUIM用アダプター。
  15. 貫通孔の周囲と前記突出部間の最短距離が、0.1〜3.0mmの範囲であることを特徴とする請求項12記載のミニサイズUIM用アダプター。
  16. 貫通孔の平面形状が、円形、長円形、楕円形、菱形、矩形状、三角形、星型、のいずれかであることを特徴とする請求項12記載のミニサイズUIM用アダプター。
  17. 前記嵌合して保持する内枠構造が、ミニサイズUIMの接触端子板とは反対側下面の四辺のうち少なくとも二辺以上の各辺に各1箇所に形成された凹溝と、アダプター内枠に形成された当該凹溝に嵌め込みする突起部の構造からなることを特徴とする請求項12記載のミニサイズUIM用アダプター。
  18. 前記嵌合して保持する内枠構造が、ミニサイズUIMの接触端子板側面の対面する長辺に各1箇所に形成された凹溝と接触端子板とは反対側下面の対面する短辺に各1箇所に形成された凹溝と、アダプター内枠に形成された当該凹溝に嵌め込みする突起部の構造からなることを特徴とする請求項12記載のミニサイズUIM用アダプター。
  19. 前記嵌合して保持する内枠構造が、ミニサイズUIMの接触端子板とは反対側面の三周囲または二周囲に連続して形成された段差部と、アダプター内枠に形成された当該段差部に嵌合する構造の段差部からなることを特徴とする請求項12記載のミニサイズUIM用アダプター。
  20. アダプターの外形形状がGSM規格、3GPP規格準拠した形状であることを特徴とする請求項12記載のミニサイズUIM用アダプター。
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