JP2005114874A - レンズキャップ及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レンズキャップの装着性を向上させる。
【解決手段】 一対の可動部材53a,53bを互いに近接する方向に押圧することによって、一対の可動部材53a,53bをキャップ本体52の中心部に向かってスライドさせるとき、キャップ本体52に対して一対の可動部材53a,53bをレンズ部4に嵌め込まれる側へとシフトさせる。これにより、一対の可動部材53a,53bに対する押圧を解除したときには、キャップ本体52がレンズ部4に嵌め込まれる側へとシフトし、キャップ本体52とレンズ部4の前端部との間に隙間を生じさせることなく、レンズキャップ50をレンズ部4に確実に装着することができる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、レンズを保護するレンズキャップ、並びにそのようなレンズキャップを備える撮像装置に関する。
例えばデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置では、レンズが傷付いたり、レンズに塵埃等が付着したりすることがないように、不使用時に装置本体の前面に設けられたレンズ部にレンズキャップを装着することで、このレンズ部から臨むレンズを保護している。(例えば、特許文献1を参照。)。
例えば図11,図12及び図13に示すレンズキャップ200は、レンズ部300の前面を覆う略円盤状のキャップ本体201と、このキャップ本体201の外周部において互いに対向する位置から当該キャップ本体201の中心部に向かってスライド可能に取り付けられた一対の可動部材202a,202bと、これら一対の可動部材202a,202bを互いに離間する方向に付勢する圧縮コイルバネ203とを備えている。
キャップ本体201は、一組のケース部材201aとカバー部材201bとが組み合わされてなり、ケース部材201a側がレンズ部300の内側に嵌め込まれる形状となっている。また、このキャップ本体201の外周部には、一対の可動部材202a,202bを外部に臨ませる一対の切欠き部204a,204bが形成されている。一方、一対の可動部材202a,202bは、抜止め用のフック部205を有しており、圧縮コイルバネ203によって互いに離間する方向に付勢された状態において、このフック部205がケース部材201aの中央部分に設けられたストッパー部206に係止されることによって、一対の切欠き部204a,204bからの抜けが防止されている。また、一対の可動部材202a,202bは、圧縮コイルバネ203の両端部に挿通されるバネ受け突部207を有しており、これにより、圧縮コイルバネ203は、これら一対の可動部材202a,202bの間に圧縮された状態で保持されている。さらに、一対の可動部材202a,202bは、レンズ部300の内側に嵌め込まれた状態において、このレンズ部300の内面に形成されたネジ溝301に係止されるロック爪208と、このロック爪208とネジ溝301との係止状態を解除するための摘み部209とを有している。
以上のように構成されるレンズキャップ200をレンズ部300に装着する際は、先ず、図14に示すように、摘み部209を指で摘んで操作し、一対の可動部材202a,202bを互いに近接する方向に押圧した状態で、キャップ本体201のケース部材201a側をレンズ部300の内側に嵌め込む。次に、図15に示すように、この状態から一対の可動部材202a,202bに対する押圧を解除することによって、一対の可動部材202a,202bのロック爪208がレンズ部300のネジ溝301に係合された状態となる。これにより、レンズキャップ200をレンズ部300に装着することができる。
ところで、上述した従来のレンズキャップ200では、図14に示すように、摘み部209を指で摘んで操作した際に、キャップ本体201の中心部に向かってスライドする一対の可動部材202a,202bが、このキャップ本体201に対してレンズ部300に嵌め込まれる側とは反対側に傾いた状態となる。
そして、この状態から、図15に示すように、一対の可動部材202a,202bに対する押圧を解除すると、圧縮コイルバネ203の弾性復帰に伴い、一対の可動部材202a,202bのロック爪208がレンズ部300のネジ溝301に係合されるものの、レンズ部300に嵌め込まれる側とは反対側に傾いた一対の可動部材202a,202bの元の位置へと戻ろうとする反動によって、キャップ本体201がレンズ部300に嵌め込まれる側とは反対側にシフトすることになる。
このため、従来のレンズキャップ200では、本来、レンズ部300の前面を覆うべきキャップ本体201と、このキャップ本体201が当接されるレンズ部300の前端部との間に隙間Sが生じてしまい、レンズ部300に確実に装着することができなくなるといった問題があった。また、撮像装置では、このような隙間Sから塵埃等が侵入することによって、レンズ302を適切に保護することができなくなるといった問題があった。
特開2003−84332号公報
そこで、本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、レンズ部に対する装着性を向上させ、レンズを確実に保護することを可能としたレンズキャップを提供することを目的とする。
また、本発明は、そのようなレンズキャップを備えることによって、レンズの保護及び更なる利便性の向上を可能とした撮像装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係るレンズキャップは、レンズが臨むレンズ部の前面を覆うキャップ本体と、レンズ部の内側に嵌め込まれた状態でレンズ部の内面に設けられた被係止部に係止される係止部を有し、キャップ本体の外周部において互いに対向する位置から当該キャップ本体の中心部に向かってスライド可能に取り付けられた一対の可動部材と、一対の可動部材を互いに離間する方向に付勢する付勢手段と、付勢手段の付勢に抗して一対の可動部材を互いに近接する方向に押圧することによって、一対の可動部材をキャップ本体の中心部に向かってスライドさせるとき、キャップ本体に対して一対の可動部材をレンズ部に嵌め込まれる側へとシフトさせるガイド手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明に係る撮像装置は、本体部と、本体部の前面からレンズが臨むレンズ部と、レンズ部に装着されるレンズキャップとを備え、レンズキャップは、レンズ部の前面を覆うキャップ本体と、レンズ部の内側に嵌め込まれた状態でレンズ部の内面に設けられた被係止部に係止される係止部を有し、キャップ本体の外周部において互いに対向する位置から当該キャップ本体の中心部に向かってスライド可能に取り付けられた一対の可動部材と、一対の可動部材を互いに離間する方向に付勢する付勢手段と、付勢手段の付勢に抗して一対の可動部材を互いに近接する方向に押圧することによって、一対の可動部材をキャップ本体の中心部に向かってスライドさせるとき、キャップ本体に対して一対の可動部材をレンズ部に嵌め込まれる側へとシフトさせるガイド手段とを有することを特徴としている。
以上のように、本発明では、付勢手段の付勢に抗して一対の可動部材を互いに近接する方向に押圧し、一対の可動部材をキャップ本体の中心部に向かってスライドさせるとき、ガイド手段がキャップ本体に対して一対の可動部材をレンズ部に嵌め込まれる側へとシフトさせることから、この状態から一対の可動部材の係止部をレンズ部の内側に嵌め込んだ後に、一対の可動部材に対する押圧を解除することによって、係止部が被係止部に係止されると共に、キャップ本体がレンズ部に嵌め込まれる側へとシフトし、当該レンズ部の前端部に当接されることになる。
したがって、本発明によれば、従来と変わらない操作で、キャップ本体とレンズ部の前端部との間に隙間を生じさせることなく、レンズキャップをレンズ部に確実に装着することが可能であり、このレンズキャップとレンズ部との間から塵埃等が侵入することを防止し、レンズを適切に保護することが可能である。
以下、本発明を適用したレンズキャップ及び撮像装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
先ず、本発明を適用したレンズキャップが装着される撮像装置について説明する。
本発明を適用した撮像装置は、例えば図1,図2及び図3に示すカメラ一体型デジタルビデオテープレコーダ(以下、デジタルビデオカメラという。)1である。
このデジタルビデオカメラ1は、全体略直方体状の本体部2を備え、この本体部2の前面には、撮像レンズ3を外部に臨ませるレンズ部4が設けられている。このレンズ部4は、前方に向かって略円筒状に突出形成されてなり、その内側に撮像レンズ3を保持している。
また、本体部2の内部には、この撮像レンズ3を含む光学系が内蔵されたレンズ鏡筒や、このレンズ鏡筒で結像された被写体の像を撮像するCCD(Charge Coupled Device)等からなる撮像ユニットが設けられている。そして、この撮像ユニットは、撮像レンズ3を通して取り込まれた画像をCCDにより電気信号に変換し、映像データとして後述する記録再生ユニットや表示ユニット等に出力する。
また、レンズ部4aの前方には、コンバージョンレンズやフィルタ等の光学付属部品が着脱可能となっており、このレンズ部4の内周面には、これら光学付属部品を取り付ける際の被係止部となるネジ溝(雌ネジ)5が形成されている。さらに、このレンズ部4には、後述する本発明を適用したレンズキャップ50が着脱可能とされており、不使用時にレンズキャップ50を装着することで、撮像レンズ3を保護することが可能となっている。なお、このデジタルビデオカメラ1を使用する際に取り外されたレンズキャップ50は、紛失を防ぐため、本体部2に紐51によってぶら下げられる。
本体部2の上面部には、夜間等にストロボを発光させるフラッシュ発光部6がポップアップ可能に設けられている。また、本体部2の上面部には、音声を収録するための音声収録ユニットとして、マイクロフォン等のステレオマイク7が設けられている。
本体部2の背面側には、上述した撮像ユニットにより撮像された画像を覗き見る電子ビューファインダ(EVF)8が、本体部2に対して引き出し可能に設けられている。
本体部2の一側面には、ヒンジ機構9を介してパネル部10が開閉可能に取り付けられている。このパネル部10は、閉じた状態では、本体部2の側面を切り欠いて形成されたパネル収納部11に収納され、開いた状態では、一主面側に設けられた液晶表示パネル(LCD)によって、上述した背面側のビューファインダ8以外にも、撮像ユニットにより撮影された画像を表示することが可能となっている。また、このヒンジ機構9は、パネル部10を本体部2に対して開閉方向に回動可能に支持すると共に、開閉方向と直交する軸回りに回動可能に支持している。これにより、パネル部10は、開いた状態において、液晶表示パネルの向きを切り替えることが可能となっている。また、本体部2のパネル部10の下方には、このデジタルビデオカメラ1の電源となるバッテリパック12が着脱可能に取り付けられている。
本体部2の他側面には、この本体部2を把持するためのグリップベルト13が取り付けられている。このグリップベルト13には、当該グリップベルト13を覆うソフトカバー14と、レンズキャップ50の紐51を通すための通し孔15aが設けられたキャップ保持部材15とが取り付けられている。また、このキャップ保持部材15の通し孔15aには、一定の摺接抵抗を以て紐51が挿通されている。したがって、取り外されたレンズキャップ50が垂れ下がって邪魔とならないように、紐51の先端を引っ張ることで、レンズキャップ50をキャップ保持部材15の手元に保持することが可能となっている。
また、本体部2の他側面には、蓋体が開閉可能に取り付けられており、その内側には、テープカセットを装着するためのカセット装着部が設けられている。そして、本体部2の内部には、上述した撮像ユニット及び音声収録ユニットからの映像信号及び音声信号等を記録・再生するための記録再生ユニットとして、テープカセット装着部に装着されたテープカセットの磁気テープに対して、信号の記録・再生を行う回転ヘッド装置や、複数のガイドローラにより引き回された磁気テープをピンチローラとキャップスタンとで挟み込みながら、この磁気テープを一定の速度で走行させるテープ走行機構等が設けられている。また、本体部2の各所には、各種操作を行うための操作ボタンやスイッチ等が設けられている。
次に、本発明を適用したレンズキャップ50について説明する。
このレンズキャップ50は、図3及び図4,図5及び図6,並びに図7に示すように、レンズ部4の前面を覆う略円盤状のキャップ本体52と、このキャップ本体52の外周部において互いに対向する位置から当該キャップ本体52の中心部に向かってスライド可能に取り付けられた一対の可動部材53a,53bと、これら一対の可動部材53a,53bを互いに離間する方向に付勢する付勢手段となる圧縮コイルバネ54とを備えている。
キャップ本体52は、機械的強度を有する合成樹脂材料を射出成形してなる一組のケース部材55とカバー部材56とが組み合わされてなる。具体的に、ケース部材55は、略円形状に形成された底面部55aと、この底面部55aの一主面側から外周縁部に沿って立上り形成された周壁55bとを有している。このケース部材55は、キャップ本体52の背面側を構成するものであり、その外径は上記レンズ部4の内径よりも大きく、レンズ部4に装着された際に、他主面側がレンズ部4の前端部と当接されることになる。また、このケース部材55の他主面側には、レンズ部4の内側に嵌め込まれる略円形状の嵌合部57が突出形成されている。
一方、カバー部材56は、キャップ本体52の前面側を構成するものであり、略円形状に形成された底面部56aと、この底面部の一主面側から外周縁部に沿って立上り形成された周壁56bとを有している。このカバー部材56は、その内側にケース部材55を嵌め込む(軽圧入する)ため、上記ケース部材55の外径よりも僅かに大きくなるように設計されている。
また、カバー部材56は、周壁56bの内周面から深さ方向に亘って突出形成された位置決め突部58と、周壁56bの内周面から周方向に亘って突出形成された複数の係止突部59とを有している。これに対して、ケース部材55は、周壁55bを深さ方向に切り欠く位置決め溝60と、周壁55bの外周面に周方向に亘って切り欠かれた複数の被係止溝61とを有している。そして、このカバー部材56の内側にケース部材55を嵌め込んだとき、位置決め突部58と位置決め溝60との係合によりケース部材55がカバー部材に対して位置決めされた状態で、複数の係止突部59が複数の被係止溝61に係止される。これにより、キャップ本体52が構成されている。
また、キャップ本体52の外周部には、一対の可動部材53a,53bを外部に臨ませるための一対の切欠き部62a,62bが形成されている。これら一対の切欠き部62a,62bは、後述する一対の可動部材53a,53bの可動範囲に対応して、外周部の互いに対向する位置から中心部に向かって所定の幅で切り欠かれている。
また、このキャップ本体52には、上述したデジタルビデオカメラ1の本体部2にぶら下げられる紐51が取り付けられている。具体的に、ケース部材55は、周壁55bを深さ方向に切り欠く溝部63と、この溝部63近傍の底面部55aから上方に向かって突出されたボス64と、周壁55bの溝部63近傍から外側に向かって突出された突起部65とを有している。これに対して、カバー部材56は、周壁56bを深さ方向に切り欠く溝部66と、この溝部66近傍の底面部56aから上方に向かって突出されたボス67とを有し、このボス67の中心部には、孔部67aが形成されている。そして、キャップ本体52は、ケース部材55とカバー部材56とが組み合わされたとき、ケース部材55側の溝部63とカバー部材56側の溝部66とが一致した状態で、ケース部材55側の突起部65がカバー部材56側の溝部66と係合されると共に、カバー部材56側のボス67の孔部67aにケース部材55側のボス64が嵌合される。一方、紐51は、カバー部材56側のボス67に引っ掛けられた状態で、溝部63,66を通してキャップ本体52の外側へと引き延ばされている。これにより、紐51がキャップ本体52に取り付けられている。
一対の可動部材53a,53bは、互いに同一形状を有するものであり、キャップ本体52と同一の合成樹脂材料を用いて射出成形することにより形成されている。具体的に、一対の可動部材53a,53bは、略矩形平板状の基体68と、この基体68の両端部から互いに平行に延長して設けられた一対の弾性変位片69とを有し、一対の弾性変位片69の先端部には、抜止め用のフック部70が外側に向かって突出形成されている。一方、ケース部材55の中央部分には、一対の可動部材53a,53bの弾性変位片69を当該ケース部材55の他主面側から外部に臨ませる一対の凹部71が設けられており、これら一対の凹部71には、それぞれケース部材55の内部との間を貫通する一対の孔部72と、これら一対の孔部72を通して一対のフック部70が係止される一対のストッパー部73a,73が設けられている。そして、一対の可動部材53a,53bは、一対の切欠き部62a,62bからキャップ本体52の内部に挿入された状態で、一対の弾性変位片69の先端に設けられたフック部70が孔部72を通して凹部71内のストッパー部73に係止されることによって、一対の切欠き部62a,62bからの抜けが防止されている。
また、一対の可動部材53a,53bには、基体68の両側面から外側に向かって一対のガイド突部74が突出形成されている。一方、ケース部材55には、切欠き部62a,62bを形成する両側の内側面に沿って一対のガイド溝75が形成されている。そして、一対の可動部材53a,53bは、これら一対のガイド突部74が一対のガイド溝75に係合されることによって、キャップ本体52の中心部に向かってスライド可能に支持されている。
また、一対の可動部材53a,53bは、基体68のケース部材55と対向する主面に傾斜突部76と、基体68のカバー部材56と対向する主面に傾斜凹部77とを有している。このうち、傾斜突部76は、外側から内側に向かって高くなる形状を有している。一方、傾斜凹部77は、外側から内側に向かって深くなる形状を有している。これに対して、ケース部材55の底面部には、一対の可動部材53a,53bの傾斜突部76と当接される一対の傾斜突部78が突出形成されている。これら一対の傾斜突部78は、外側から内側に向かって低くなる形状を有している。一方、カバー部材56の底面部には、一対の可動部材53a,53bの傾斜凹部77に係合される一対の傾斜突部79が突出形成されている。これら一対の傾斜突部79は、外側から内側に向かって高くなる形状を有している。
また、一対の可動部材53a,53bは、キャップ本体52がレンズ部4の内側に嵌め込まれた状態において、このレンズ部4の内側に嵌め込まれる嵌合部80と、上述したレンズ部4のネジ溝5に係止される係止部であるロック爪81と、このロック爪81とネジ溝5との係止状態を解除するための摘み部82とを有している。
嵌合部80は、基体68のケース部材55側の主面から一対の可動部材53a,53bのスライド方向と直交する方向に突出形成されると共に、一対の可動部材53a,53bがキャップ本体52の内側に押し込まれた際に、上述したケース部材55の嵌合突部57と連続した円形状の突部を形成するように、この嵌合突部57の一対の切欠き部62a,62bによって切り欠かれた部分に対応した略円弧形状を有している。
ロック爪81は、嵌合部80の円弧状に湾曲した外周面からレンズ部4のネジ溝5に対応して等間隔に複数並んで突出形成されている。
摘み部82は、指で摘んで操作される部分であり、内側に窪んだ形状を有している。レンズキャップ50では、この摘み部82を指で摘んで操作することで、一対の可動部材53a,53bの圧縮コイルバネ54の付勢に抗して互いに近接する方向に押圧することが可能となっている。
圧縮コイルバネ54は、キャップ本体52の内部において一対の可動部材53a,53bの間に圧縮された状態で保持されている。具体的に、ケース部材55の底面中央部には、この圧縮コイルバネ54を保持するための一対の立上り壁83が互い平行に立ち上がり形成されている。一方、一対の可動部材53a,53bは、この圧縮コイルバネ54の両端部に挿通されるバネ受け突部84を有しており、このバネ受け突部84は、基体68の一対の弾性変位片69a,69bの間から当該一対の弾性変位片69a,69bと同一方向に突出形成されている。そして、この圧縮コイルバネ54は、ケース部材55の一対の立上り壁83の間に保持されると共に、その両端部に一対の可動部材53a,53bのバネ受け突部84が挿通されることによって、一対の可動部材53a,53bの間に圧縮された状態で保持されている。これにより、圧縮コイルバネ54は、一対の可動部材53a,53bを互いに離間する方向、すなわちキャップ本体52の外側に向かって付勢することになる。
以上のように構成されるレンズキャップ50をレンズ部4に装着する際は、先ず、図8に示すように、摘み部82を指で摘んで操作し、圧縮コイルバネ54の付勢に抗して一対の可動部材53a,53bを互いに近接する方向に押圧する。
このとき、一対の可動部材53a,53bがキャップ本体52の中心部、すなわち一対の切欠き部62a,62bからキャップ本体52の内側に向かって、図8中矢印Aに示す方向にスライドすることで、基体68の傾斜突部76がケース部材55の傾斜突部76上を内側に向かってスライドし、カバー部材56の傾斜突部79が基体68の傾斜凹部77上を内側に向かってスライドする。これに伴って、一対の可動部材53a,53bがキャップ本体52に対してレンズ部4に嵌め込まれる側へとシフトすることになる。
そして、この状態で、キャップ本体52のケース部材55側をレンズ部4の内側に嵌め込む。これにより、ケース部材55の嵌合突部57及び一対の可動部材53a,53bの嵌合部80がレンズ部4の内側に嵌め込まれた状態となる。このとき、一対の可動部材53a,53bのロック爪81は、それぞれレンズ部4のネジ溝5と略平行に対峙した状態となっている。
次に、図9に示すように、この状態から一対の可動部材53a,53bに対する押圧を解除する。すると、圧縮コイルバネ54の弾性復帰に伴って、一対の可動部材53a,53bが互いに離間する方向、すなわち一対の切欠き部62a,62bからキャップ本体52の外側に向かって図9中矢印Bに示す方向にスライドし、一対の可動部材53a,53bのロック爪81がレンズ部4のネジ溝5に係止された状態となる。
また、これら一対の可動部材53a,53bがキャップ本体52の外側に向かってスライドすることで、基体68の傾斜突部76がケース部材55の傾斜突部76上を外側に向かってスライドし、カバー部材56の傾斜突部79が基体68の傾斜凹部77上を外側に向かってスライドする。これに伴って、キャップ本体52がレンズ部4に嵌め込まれる側へとシフトし、このキャップ本体52のケース部材55側がレンズ部4の前端部に当接された状態となる。以上のようして、このレンズキャップ50をレンズ部4に確実に装着することができる。
以上のように、このレンズキャップ50では、図8に示すように、一対の可動部材53a,53bを互いに近接する方向に押圧し、一対の可動部材53,53をキャップ本体52の中心部に向かってスライドさせるとき、キャップ本体52に対して一対の可動部材53a,53bがレンズ部4に嵌め込まれる側へとシフトする。そして、この状態からレンズキャップ50をレンズ部4に嵌め込んだ後に、図9に示すように、一対の可動部材53a,53bに対する押圧を解除することによって、一対の可動部材53a,53bのロック爪81がレンズ部4のネジ溝5に係止されると共に、キャップ本体52がレンズ部4に嵌め込まれる側へとシフトし、このキャップ本体52がレンズ部4の前端部に当接された状態となる。
したがって、このレンズキャップ50を備えるデジタルビデオカメラ1では、従来と変わらない操作で、レンズキャップ50とレンズ部4の前端部との間に隙間を生じさせることなく、レンズキャップ50をレンズ部4に確実に装着することが可能である。また、このデジタルビデオカメラ1では、レンズ部4に対するレンズキャップ50の装着性が向上することで、その高級感を増すことになる。また、このデジタルビデオカメラ1では、レンズキャップ50とレンズ部4との間から塵埃等が侵入することを防止することが可能であり、撮像レンズ3を適切に保護することが可能である。
なお、本発明は、一対の可動部材53a,53bをキャップ本体52の中心部に向かってスライドさせるとき、このキャップ本体52に対して一対の可動部材53a,53bをレンズ部4に嵌め込まれる側へとシフトさせるガイド手段を備えるものであれば、上述した基体68の傾斜突部76がケース部材55の傾斜突部76上をスライドし、カバー部材56の傾斜突部79が基体68の傾斜凹部77上をスライドする構成に必ずしも限定されるものではない。例えば、このような傾斜突部や傾斜凹部の配置や数、勾配等について任意に変更することが可能である。
また、例えば図10に示す変形例のように、一対の可動部材53a,53b側に設けられたガイドピン85が、キャップ本体52側に設けられたガイドスリット86に係合されることによって、キャップ本体52に対して一対の可動部材53a,53bがレンズ部4に嵌め込まれる側へとシフトする構成であってもよい。
この場合も、従来と変わらない操作で、レンズキャップ50とレンズ部4の前端部との間に隙間を生じさせることなく、レンズキャップ50をレンズ部4に確実に装着することが可能である。なお、本発明は、上記変形例とは逆の構成、すなわち一対の可動部材53a,53b側にガイドスリット86を設け、キャップ本体52側にガイドピン85を設けた構成であってもよい。
なお、本発明は、上述したデジタルビデオカメラ1に装着されるレンズキャップ50に限定されず、例えばカメラ等の撮像装置や、望遠鏡、双眼鏡等の光学機器のように、レンズキャップが装着可能なものに対して広く適用可能である。
本発明を適用したレンズキャップが装着された撮像装置を示す斜視図である。 上記レンズキャップが取り外された撮像装置を示す斜視図である。 上記レンズキャップを表側から見た斜視図である。 上記レンズキャップを裏側から見た斜視図である。 上記レンズキャップの構成を表側から見た分解斜視図である。 上記レンズキャップの構成を裏側から見た分解斜視図である。 上記レンズキャップ及びレンズ部の構成を示す断面図である。 上記レンズキャップのレンズ部に対する装着動作を説明するための図であり、レンズキャップがレンズ部に嵌め込まれた状態を示す断面図である。 上記レンズキャップのレンズ部に対する装着動作を説明するための図であり、レンズキャップがレンズ部に装着された状態を示す断面図である。 上記レンズキャップの変形例を示す断面図である。 従来のレンズキャップの構成を表側から見た分解斜視図である。 上記従来のレンズキャップの構成を裏側から見た分解斜視図である。 上記従来のレンズキャップ及びレンズ部の構成を示す断面図である。 上記従来のレンズキャップのレンズ部に対する装着動作を説明するための図であり、レンズキャップがレンズ部に嵌め込まれた状態を示す断面図である。 上記従来のレンズキャップのレンズ部に対する装着動作を説明するための図であり、レンズキャップがレンズ部に装着された状態を示す断面図である。
符号の説明
1 デジタルビデオカメラ、 2 本体部、 4 レンズ部、 5 ネジ溝、 50 レンズキャップ、 52 キャップ本体、 53a,53b 一対の可動部材、54 圧縮コイルバネ、 55 ケース部材、 56 カバー部材、81 ロック爪

Claims (10)

  1. レンズが臨むレンズ部の前面を覆うキャップ本体と、
    上記レンズ部の内側に嵌め込まれた状態で上記レンズ部の内面に設けられた被係止部に係止される係止部を有し、上記キャップ本体の外周部において互いに対向する位置から当該キャップ本体の中心部に向かってスライド可能に取り付けられた一対の可動部材と、
    上記一対の可動部材を互いに離間する方向に付勢する付勢手段と、
    上記付勢手段の付勢に抗して上記一対の可動部材を互いに近接する方向に押圧することによって、上記一対の可動部材を上記キャップ本体の中心部に向かってスライドさせるとき、上記キャップ本体に対して上記一対の可動部材を上記レンズ部に嵌め込まれる側へとシフトさせるガイド手段とを備えるレンズキャップ。
  2. 上記一対の可動部材を互いに近接する方向に押圧した状態で、上記一対の可動部材の係止部を上記レンズ部の内側に嵌め込んだ後に、上記一対の可動部材に対する押圧を解除することによって、上記係止部が上記被係止部に係止されると共に、上記キャップ本体が上記レンズ部に嵌め込まれる側へとシフトし、上記キャップ本体が上記レンズ部の前端部に当接されることを特徴とする請求項1記載のレンズキャップ。
  3. 上記ガイド手段は、上記キャップ本体と上記一対の可動部材とのうち、少なくとも一方に設けられた傾斜突部を有し、
    上記一対の可動部材は、上記傾斜突部により上記キャップ本体に対して上記レンズ部に嵌め込まれる側へとシフトしながら、上記キャップ本体の中心部に向かってスライドされることを特徴とする請求項1記載のレンズキャップ。
  4. 上記ガイド手段は、上記キャップ本体と上記一対の可動部材とのうち、一方に設けられたガイドピンと、他方に設けられたガイドスリットとを有し、
    上記一対の可動部材は、上記ガイドピンと上記ガイドスリットとの係合により上記キャップ本体に対して上記レンズ部に嵌め込まれる側へとシフトしながら、上記キャップ本体の中心部に向かってスライドされることを特徴とする請求項1記載のレンズキャップ。
  5. 上記付勢手段は、上記一対の可動部材の間に圧縮された状態で保持された圧縮コイルバネであることを特徴とする請求項1記載のレンズキャップ。
  6. 本体部と、
    上記本体部の前面からレンズが臨むレンズ部と、
    上記レンズ部に装着されるレンズキャップとを備え、
    上記レンズキャップは、上記レンズ部の前面を覆うキャップ本体と、
    上記レンズ部の内側に嵌め込まれた状態で上記レンズ部の内面に設けられた被係止部に係止される係止部を有し、上記キャップ本体の外周部において互いに対向する位置から当該キャップ本体の中心部に向かってスライド可能に取り付けられた一対の可動部材と、
    上記一対の可動部材を互いに離間する方向に付勢する付勢手段と、
    上記付勢手段の付勢に抗して上記一対の可動部材を互いに近接する方向に押圧することによって、上記一対の可動部材を上記キャップ本体の中心部に向かってスライドさせるとき、上記キャップ本体に対して上記一対の可動部材を上記レンズ部に嵌め込まれる側へとシフトさせるガイド手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  7. 上記レンズキャップは、上記一対の可動部材を互いに近接する方向に押圧した状態で、上記一対の可動部材の係止部を上記レンズ部の内側に嵌め込んだ後に、上記一対の可動部材に対する押圧を解除することによって、上記係止部が上記被係止部に係止されると共に、上記キャップ本体が上記レンズ部に嵌め込まれる側へとシフトし、上記キャップ本体が上記レンズ部の前端部に当接されることによって、上記レンズ部に装着されることを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  8. 上記ガイド手段は、上記キャップ本体と上記一対の可動部材とのうち、少なくとも一方に設けられた傾斜突部を有し、
    上記一対の可動部材は、上記傾斜突部により上記キャップ本体に対して上記レンズ部に嵌め込まれる側へとシフトしながら、上記キャップ本体の中心部に向かってスライドされることを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  9. 上記ガイド手段は、上記キャップ本体と上記一対の可動部材とのうち、一方に設けられたガイドピンと、他方に設けられたガイドスリットとを有し、
    上記一対の可動部材は、上記ガイドピンと上記ガイドスリットとの係合により上記キャップ本体に対して上記レンズ部に嵌め込まれる側へとシフトしながら、上記キャップ本体の中心部に向かってスライドされることを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  10. 上記付勢手段は、上記一対の可動部材の間に圧縮された状態で保持された圧縮コイルバネであることを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
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