JP2005114830A - 光配線部品、及び光配線部品の製造方法 - Google Patents

光配線部品、及び光配線部品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 収容作業に必要となる接続作業性を向上させることのできる光配線部品を提供する。
【解決手段】 本発明に係る光配線部品は、複数の光ファイバ10が、その長手方向において、結束された結束部11と結束されていない分離部とを交互に備えており、結束部11では、光ファイバ10が等ピッチで並んで平面状に配列されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の光ファイバや光ファイバテープ心線を配線する際に用いられる光配線部品、及びその光配線部品を製造する製造方法に関する。
近年、光ファイバを用いた光通信分野において、波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)伝送技術による大容量光通信網が発達してきている。これに伴い、光アクセス網を構築するための光接続箱等で多心の光部品間を光接続するために、複数の光ファイバを纏めて取り扱って、光接続するようになっている。
複数の光ファイバをまとめて取り扱うための光配線部品として、それぞれの用途に合わせた種々の形態が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
例えば、特許文献1に記載の光ファイバ分岐部品は、t、t、・・・t心のn個の多心コネクタと、t+t+・・・+t心の多心コネクタが光ファイバ分岐部を介して光ファイバコードにより接続された光ファイバ分岐部品であって、この光ファイバコードは、n個の多心コネクタ側でn個の多心コネクタそれぞれに対応するn本の多心光ファイバコードに分岐されている一方、t+t+・・・+t心の多心コネクタ側では1本の多心光ファイバコードにまとめられており、その中間部分の光ファイバ配列変換部において、単心光ファイバに分離され、その配列が変更されることで、n個の多心コネクタを所定の順番で並べたときのt心からt心へのファイバ配列とt+t+・・・+t心の多心コネクタにおけるファイバ配列とを異ならせているものである。
すなわち、この光配線部品は、1個の多心コネクタを複数の多心コネクタに接続できるものであり、多心の光ファイバを変換配列部にて単心に分離し、配列を変換して複数本の光ファイバテープ心線に分岐するものである。
また、例えば、特許文献2に記載の光ファイバ配列変換心線は、一端側が少なくとも一本以上の光ファイバテープとして形成され、かつ、他端側が再テープ化された二組の再テープ化光ファイバとして形成されており、一端側から他端側にかけて、一端側の光ファイバテープが一本毎に分離され、その配列状態が変換されてから、再テープ化されて他端側の再テープ化光ファイバとされており、他端側の各再テープ化光ファイバは、一端側の各再テープ化光ファイバに含まれる光ファイバを少なくとも一本有しているものである。
すなわち、この光配線部品は、単心に分離されて再テープ化されていない箇所を有することで無理なく曲げることができるものである。
特許第3311040号公報 特開2002−228898号公報
ところで、複数の光部品を光接続箱等の中に収容して光配線接続する場合には、融着補強部を固定する箇所や、光ファイバを余長処理する箇所、光ファイバが曲がる曲げ半径が予め決まっている。一般に、複数の光ファイバが一体化されたような箇所では、配線時に曲げたり捻ったりして取り扱うことが難しくなるため、上記のような従来の光配線部品では、テープ状の光ファイバを中間部分で単心分離することで曲げ性を向上させている。
しかしながら、従来の光配線部品では、収容作業時に必要となる融着接続作業時の失敗に伴う余長処理が考慮されていなかった。
本発明は、収容作業に必要となる接続作業性を向上させることのできる光配線部品を提供することを目的としている。
上記目的を達成することのできる本発明に係る光配線部品は、複数の光ファイバ、または、複数の光ファイバを有する複数の光ファイバテープ心線が、その長手方向において、結束された結束部と結束されていない分離部とを交互に備えており、結束部では、光ファイバが平面状に配列されていることを特徴としている。
また、本発明の光配線部品において、結束部では、光ファイバが等ピッチで並んで配列されていることが好ましい。
また、本発明の光配線部品において、結束部では、光ファイバまたは光ファイバテープ心線が、一体化されていることが好ましい。
また、本発明の光配線部品において、結束部では、光ファイバまたは光ファイバテープ心線が接着剤により覆われており、接着剤には、隣接する光ファイバまたは光ファイバテープ心線の間の窪みに応じた凹部が形成されていることが好ましい。
また、本発明の光配線部品において、結束部では、光ファイバまたは光ファイバテープ心線が樹脂により接着されており、樹脂が設けられた箇所の厚さが、光ファイバの外径または光ファイバテープ心線の厚さを超えていないことが好ましい。
また、本発明の光配線部品において、結束部では、光ファイバまたは光ファイバテープ心線が、フィルムへの接着により結束されていることが好ましい。
また、本発明の光配線部品において、結束部の1つあたりの長さが、25mm以上であることが好ましい。
また、本発明の光配線部品において、分離部の1つあたりの長さが、結束部における光ファイバが配列された全幅に対して3倍以上であることが好ましい。
また、本発明の光配線部品において、分離部を介して、隣接する結束部間の光ファイバの配列順序を異ならせていることが好ましい。
また、本発明の光配線部品において、光部品が接続されていることが好ましい。
また、本発明の光配線部品が、他の光配線部品と接続されて光モジュール内に収容されており、光モジュール内の余長処理部で余長処理される光ファイバの曲げ半径をRとしたときに、結束部が形成されている結束ピッチが2πR/n(πは円周率、nは自然数)であることが好ましい。
また、本発明の光配線部品において、結束ピッチが、47.1mmから188.4mmの範囲内であることが好ましい。
また、本発明の光配線部品において、接続は、結束部において多心一括で行われたものであることが好ましい。
また、本発明の光配線部品において、接続は、分離部において単心毎に行われたものであることが好ましい。単心毎の融着接続では、各光ファイバのコアを直接位置合わせして接続することが可能であり、多心一括に比べて接続部の損失を低く抑えることができる。
また、上記目的を達成することのできる本発明に係る光配線部品の製造方法は、平面状に配列された複数の光ファイバ、または、複数の光ファイバを有する光ファイバテープ心線に対して、その長手方向で間欠的に光ファイバまたは光ファイバテープ心線を結束させて、光ファイバまたは光ファイバテープ心線が結束された結束部と、結束されていない分離部とを形成することを特徴としている。
また、上記目的を達成することのできる本発明に係る光配線部品の製造方法は、平面状に配列された複数の光ファイバ、または、複数の光ファイバを有する複数の光ファイバテープ心線の全長を、樹脂にて一括被覆し、その後、樹脂を光ファイバの長手方向において間欠的に除去することで、光ファイバまたは光ファイバテープ心線が結束された結束部と、結束されていない分離部とを形成することを特徴としている。
本発明によれば、収容作業に必要となる接続作業性を向上させることができる。
以下、本発明に係る、光配線部品及び光配線部品の製造方法の実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態の光配線部品の斜視図である。図2は、本実施の形態の光配線部品の模式的な平面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態の光配線部品1は、平面状に並列して配置された複数の光ファイバ10が、その長手方向において、間欠的に複数の箇所が結束されたものである。つまり、光ファイバ10が結束された結束部と、分離した分離部とが、交互に形成されている。この実施形態では、12本の光ファイバ10を用いた例を図示しているが、本発明において光ファイバ10の数は何本であっても良く、例えば、2,4,8,12,24本の何れかを用いる形態を好適な例として挙げることができる。
図3に、結束部11における光配線部品1の断面図を示す。
図3に示すように、12本の光ファイバ10が結束された結束部11では、各光ファイバ10の全周を、接着剤12が一体的に覆っている。この結束部11は、12本の光ファイバ10を平面状に配列させた状態で、その長手方向の所望の箇所に対して、金型等を用いて接着剤12を被覆し、容易に形成することができる。
この結束部11において、各光ファイバ10は、その並列方向(図3に示す横方向)で、隣接する光ファイバ10同士が接触していると良い。この場合には、各光ファイバ10が等ピッチで並んで配列される。また、光ファイバ10同士が必ずしも接触している必要はないが、好ましくは、適宜設定された所望の間隔、例えば10μmの間隔を等しく設けて、等ピッチで配列させると良い。
また、接着剤12の材質としては、アクリル系接着剤等を好適に用いることができる。
また、本実施形態では、接着剤12を用いて各光ファイバ10を一体化させて結束しているが、接着剤に代えて紫外線硬化型樹脂を用いても良い。その場合、配列させた光ファイバの周囲に紫外線硬化型樹脂を塗布した後、光ファイバを結束させる箇所にのみ紫外線を照射して、塗布された紫外線硬化型樹脂を硬化させ、結束部を形成することができる。紫外線を照射しなかった箇所の紫外線硬化型樹脂は、溶剤によって容易に除去することができ、分離部を形成することができる。
結束部11は、複数の光ファイバ10が平面状に並列されているため、他の多心型の光配線部品や、多心コネクタ等と一括に接続する箇所として用いるのに適している。また、上記のように光ファイバ10の配列が等ピッチであると、より好適である。
さらに、本実施形態の結束部11は、図1に示す結束部11の1箇所あたりの長さL1を、25mm以上となるように形成している。一般に、融着接続機で必要とされる長さは25mm程度である。そのため、結束部11の長さL1を25mm以上とすれば、多心一括の融着接続時の被覆除去に必要な長さを確保することができ、接続作業が行いやすい。
また、光配線部品1のうち、結束されていない箇所、すなわち結束部11以外の箇所は、各光ファイバ10がそれぞれ独立して分離している分離部である。この分離部は、各光ファイバ10が分離しているために、結束部と比較して拘束性が弱いため、光配線部品1が曲げられたり捻られたりして取り扱われる場合に、その曲げや捻りの負荷を逃がしやすい。本実施形態では、図1に示す分離部の1箇所あたりの長さL2を、結束部11における各光ファイバ10が配列された全体の幅L3(図3参照)に対して3倍以上となるように設定している。例えば、24本の光ファイバを用いて光配線部品を構成した場合には、結束部で並列させる光ファイバ10の全幅L3が6mm程度となるため、分離部の長さL2を18mm以上、例えば20mm程度とすると良い。
ここで、光ファイバ10について説明する。光ファイバ10は、コアとクラッドを有するガラスファイバ13と、このガラスファイバ13の外周を保護被覆層14で覆った構成となっている。保護被覆層14は、複数の層からなっていても良い。また、保護被覆層14の外周に厚さ1μmから10μm程度の着色層が形成されていても良い。また、ガラスファイバ13の周囲に薄膜状のカーボン層がコーティングされていても良い。なお、光ファイバ10は、ITU−T(International Telecommunication Union - Telecommunication standardization sector : 国際電気通信連合・電気通信標準化部門)により定められたG652に準拠するものであることが好ましい。
本発明に適用可能なガラスファイバ13としては、コアと複数層のクラッドからなるガラスファイバ等、いかなる屈折率分布を有するガラスファイバも適用可能である。
また、ガラスファイバ13としては、波長1.55μmにおけるPetermann−Iの定義によるモードフィールド径(MFD:Mode Field Diameter)が10μm以下であることが好ましい。さらに、モードフィールド径が8μm以下であるとより好ましい。
モードフィールド径を小さくすると、マイクロベンド損失や曲げ損失(マクロベンド損失)を小さくすることができる。したがって、光配線部品1が取り扱われる際に受ける外力や、光モジュール等に収容された際の曲げ等による、伝送損失の増加を抑えることができる。
光ファイバのモードフィールド径を小さくすると、その許容曲げ径を小さくすることができ、例えば、最小曲げ半径が7.5mmの光ファイバを得ることができる。このような光ファイバを光配線部品として使用する場合には、光モジュール等に収容された際の余長処理時の曲げ半径を光ファイバの最小曲げ径に合わせるように考慮して、結束部と分離部とを形成する間隔を調節すると良い。例えば、最小曲げ半径が7.5mmの光ファイバに余長処理の曲げ半径を合わせると、光ファイバをその最小曲げ径で1周分曲げたときの長さが47.1mmであるため、図2に示す結束ピッチPを47.1mmとしておけば、余長処理部に巻かれた光配線部品を1周繰り出す度に同じ位置に結束部や分離部を配置させることができる。すなわち、余長処理部に収容した光配線部品を他の光ファイバ等と融着接続するときに、所望の位置に配置させた結束部にて、多心一括融着を行うことができる。そして、例え融着作業に失敗した場合でも、余長処理部から新たに1周分の光配線部品を繰り出すことで、再度同じ位置で融着接続を行うことができる。
また、図3に示した結束部11は、一般に用いられている光ファイバテープ心線の形状と同様に、全ての光ファイバ10の全体を、外形の厚さが等しくなるように接着剤(または紫外線硬化型樹脂)12が覆ったものであるが、これを他の形態としても良い。他の形態の例を、図4から図8に示す。なお、図4から図7は、結束部での光ファイバが4本である場合を示し、図8は、結束部での光ファイバが12本である場合を示している。
図4に示す結束部11aは、従来用いられている光ファイバテープ心線の最外層を構成する被覆層と比較して、紫外線硬化型樹脂(または接着剤)12aが薄く形成されている。なお、樹脂12aの厚さtは、結束部11aの厚さの最大値をT(μm)、光ファイバ10の外径をd(μm)としたときに、t=(T−d)/2で求めることができ、結束部11aは、T≦d+40(μm)となるように、すなわち、樹脂12aの厚さtが20μm以下となるように設定されている。
また、樹脂12aには、隣接する光ファイバ10の間に形成された窪みに応じて、凹部16が形成されている。この凹部16には、その窪みが最も大きい部分として底部17が形成されている。
ここで、光ファイバ10の周囲に形成される樹脂の厚さは、偏波モード分散(PMD)を低減させる観点によると薄いほうが好ましく、0.5μm程度の厚さがあれば良い。しかし、実際にそのような結束部を製造する場合には、ある程度の樹脂の厚さがあったほうが好ましい。その理由としては、樹脂の厚さを薄く形成しようとすると、部分的に樹脂が塗布されない(これを樹脂切れと呼ぶ)おそれが生じる。そのため、光ファイバ10に対して2.5μm以上の厚さで樹脂を形成することが望ましい。その場合、所望の樹脂の厚さを保ちながら結束部の厚さ方向の樹脂の量を減らすには、隣接する光ファイバ間の窪みに形成される樹脂を少なくすれば良い。樹脂切れが発生しやすい箇所は、光ファイバの外径が結束部の厚さ方向に最も大きくなる箇所であるため、隣接する光ファイバ間の樹脂の量を減らすことは、樹脂を確実に塗布することを妨げない。
このような凹部を形成した結束部を有する光配線部品を製造する場合には、まず、配列させた光ファイバの周囲に、紫外線硬化型樹脂の層を形成し、長手方向の全体にわたって図4に示した結束部を形成する。そして、分離部とすべき箇所の樹脂12aを光ファイバ10から除去して、光配線部品を中間分離させる。これにより、結束部と分離部とを交互に形成する。なお、樹脂12aには凹部16が形成されているため、光ファイバ10から樹脂12aを剥がして光ファイバ10を分離することが容易である。樹脂12aの厚さが薄い部分が多いほど、樹脂12aの破壊が起こりやすいため、分離作業が容易となり、さらに、分離作業中に光ファイバに与える外力も小さくて済む。
なおここで、図4に示した結束部11aは、凹部16の深さYが、樹脂12aの共通接線S1と各光ファイバ10の共通接線S2との間の距離より短く形成されている。つまり、底部17の位置が各光ファイバ10の共通接線S2よりも外側に位置するように凹部16が形成されている。
また、この結束部11aでは、樹脂12aに凹部16が形成されているため、幅方向に撓み易くなっており、結束部11aを光モジュールに収納したときなどに、結束部11aに無理な力がかからず、端部に配列された光ファイバと内側に配列された光ファイバとの間に発生する線路長の差が解消されて、そのPMDが改善できるものと考えられる。
次に、図4に示した樹脂12aの凹部形状を深くした形態を、図5に示す。
この図5に示す結束部11bは、凹部16bの底部17bが、光ファイバ10の共通接線S2bよりも内側に位置するように形成されている。底部17bの位置が深くなった凹部16bが形成された樹脂12bは、図4に示す樹脂12aと比較して、破壊して剥がしやすく、その全体量も少ない。したがって、中間分離作業を容易に行うことができ、また、結束された光ファイバ10のPMDをより低減させることができる。
さらに、図6に示す結束部11cは、紫外線硬化型樹脂(または接着剤)12cが、各光ファイバ10の全体を覆わず、隣接する光ファイバ10同士を接合している形態である。ここで、図6に示すように、樹脂12cを設けた箇所の厚さは、光ファイバ10の外径dを超えないように設定されている。すなわち、結束部11cの厚さは、光ファイバ10の外径dと同等か、もしくはそれ以下である。そして、このT=dである結束部11cは、各光ファイバ10の中心を通る結束部11cの厚さ方向の箇所で実質的に外被が途切れているため、各光ファイバ10が結束部11cの幅方向に分離しやすく、各光ファイバ10の全体を樹脂や接着剤が覆う形状の結束部に比べて、中間分離性が良好である。
また、図7に示す結束部11dは、隣接する光ファイバ10同士を接合する樹脂12dが、隣り合う光ファイバ10の間に形成された窪みの一部を埋めるように配置された、所謂、エッジボンド型である。この結束部11dは、隣り合う光ファイバ10を接合する樹脂12dの量が最も少ないため、樹脂12dによる光ファイバ10への影響が非常に少ない。
以上示した結束部は、接着剤あるいは紫外線硬化型樹脂によって、各光ファイバ10を覆うかあるいは接合することによって一体化させたものであったが、他の物品を用いて光ファイバを結束させても良い。
図8に示す結束部11eは、平面状に配列された各光ファイバ10が、2枚のフィルム18の間に接着されて結束されているものである。フィルム18は、フィルム基材19の一方の面に接着剤層20が形成されたものであり、光ファイバ10を結束する際には、光ファイバ10に向けて、それぞれの接着剤層20を対向させ、張り合わせる。
フィルム18に設けられた接着剤層20の材質は、常温環境下においては強い接着性を持たないものであることが望ましい。本実施形態では、ポリエステル系材料で熱可塑性を有する接着剤を使用している。すなわち、結束部11eを製造する最初の段階では、光ファイバ10に対して接着剤層は接触しているのみであり、まだ接着されていない。そのため、2枚のフィルム18を配列された各光ファイバ10の外周に沿わせる際に、仮に互いの位置決めを誤ったとしても、そのときには接着剤層20がいずれの箇所にも接着しないため、位置の修正を容易に行うことが出来る。そして、光ファイバ10に対するフィルム18の位置決めを正確に行ったことを確認した後、加熱して接着すると良い。
また、接着剤層20は、難燃性を有していることが望ましく、例えば、有機系では臭素系あるいは塩素系の難燃剤、無機系では金属水酸化物の難燃剤やアンチモン系の難燃助剤を添加することができる。
また、フィルム基材19の材質は、一般に用いられている、紫外線硬化樹脂等で被覆された光ファイバテープ心線と同等の保護強度を有することが可能なものが用いられている。
また、フィルム基材19は、熱によって収縮しにくい非熱収縮性の材料を用いることが望ましく、フィルム基材19の熱収縮によって光ファイバの整列状態を乱さないような材質を用いると良い。例えば、熱収縮率が3%以下である材質を好適に使用することができる。このようなフィルム基材19の材質として、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリイミド(PI)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)等が挙げられる。
さらに、フィルム基材19は、難燃性を有する材質であることが望ましい。例えば、接着剤層20と同様に、臭素系の難燃剤やアンチモン系の難燃助剤等を添加することができる。また、フィルム基材19の材質としてポリイミドやポリフェニレンスルフィドを用いると、耐熱性や難燃性が良好である。
次に、上述した光配線部品の他の形態について説明する。なお、結束部の形状は、上述した何れの形態も採用することができる。また、結束部及び分離部の長さや、結束ピッチは、上記の実施形態と同様に設定すると良い。
図9に示す光配線部品21は、12心の結束部11と、2つの6心の結束部22と、4つの3心の結束部23とを有している。この光配線部品21では、結束部11で結束された12本の光ファイバ10が、結束部22で2つに分岐され、さらに結束部23で4つに分岐されている。このような分岐型の構成により、適宜所望の心数の光部品との接続を行うことができる。
また、図10に示す光配線部品24は、各光ファイバ10が、結束部11では平行に配列されているが、隣接する12心の結束部11,11の間の分離部で、適宜交差するように配線されている。この光配線部品24は、光ファイバ10を容易に交差させることのできる分離部を介して配列順序を異ならせているため、結束部11では平面状の配列を保持される。すなわち、結束部11では適宜多心一括融着接続を行うことができる。このような配線変換型の構成により、光配線部品の両端部に接続する機器間で、要求に応じて容易に配列順序を変えることができる。
また、図11に示す光配線部品25は、複数の光ファイバ(ここでは4本)10を一体にテープ化した光ファイバテープ心線26を2本、全ての光ファイバ10が平面状に並ぶように配列し、その長手方向に結束部27を間欠的に形成して、結束部27と分離部とを交互に設けたものである。このようなテープ心線型の構成により、他の光ファイバテープ心線と一括融着接続するような場合に、分離部にて融着を行うことができる。
また、図12に示す光配線部品28は、図9から図11に示した光配線部品21,24,25の特徴的な構成部分を組み合わせたものである。この複合型の光配線部品28は、2本の光ファイバテープ心線26から、光ファイバ10が分離部を介して適宜その配列を交差させて結束部30にて結束され、さらに次の分離部を介して2つの結束部29に分岐されている。なおこの光配線部品28において、2本の光ファイバテープ心線26は、それぞれ光ファイバ10の結束部とみなされる。
このように、本発明の光配線部品は、種々の形態を組み合わせて設計することで、様々な光配線形態の要求に適応した配線を容易に行うことができる。
次に、光部品が接続された光配線部品の形態について説明する。
図13に示す光配線部品31は、光部品32に2本の光ファイバテープ心線26が接続されており、この光ファイバテープ心線26に続いて、それぞれ、結束部29と、光ファイバ10が単心に分離した分離部とが交互に形成されている。このように光部品が接続された光配線部品は、例えば光モジュール等の筐体内に光部品を設置する際、所望の配線を行いながら、その収納性や設置作業性が容易である。
なお、本発明で用いる光部品としては、特に種類は問わないが、多心型の光部品である、マルチチャンネルの光スイッチ、スプリッタ、カプラ、AWG(Arrowed Waveguide)と呼ばれるアレイ導波路、マルチチャンネルの可変光減衰器、等を好適に用いることができる。
また、図14に示す光配線部品33は、図12に示した光配線部品28に光部品32が接続されたものである。
また、図15に示す光配線部品34は、光部品35と、分離部である単心の光ファイバ10が複数(ここでは8本)接続されており、続いて、結束部28と分離部とが交互に形成されている。さらに、分離部の光ファイバ10が、単心コネクタ36に接続された単心の光ファイバと単心融着接続され、融着部37が形成されている。
次に、上述した光配線部品が他の光配線部品、または光ファイバと融着接続されて光モジュール内に収容される、好適な形態について説明する。
図16に、光配線部品同士を多心一括融着接続し、余長処理部にてその余長を処理する場合の形態を示す。
まず、図16に示すように、2つの光配線部品1を、それぞれ余長処理部39の外周に巻きつける。ここで用いる光配線部品1は、余長処理部39の半径R、すなわち余長処理される光配線部品1の曲げ半径Rを基準にして、結束部11を形成する結束ピッチPを2πR/n(πは円周率、nは自然数であり、ここではn=3)となるように設定している。ここで、余長処理部の半径Rは、余長処理する光ファイバの最小曲げ半径を考慮して決めると良い。用いる光ファイバの最小曲げ半径は、モードフィールド径が小さく設計された7.5mmから、通常のシングルモードファイバである30mmまでの範囲が考えられる。そのため、P=2πR/nの式に、最小のR=7.5mm、最大のR=30mmを当てはめて、結束ピッチPの好ましい範囲を考えると、P=47.1mm〜188.4mmの範囲が求められる。
このように、余長処理部における光配線部品の曲げ半径を基準にして適切な結束ピッチを設定しておくことで、余長処理部に巻かれた光配線部品を1周繰り出す度に同じ位置に結束部や分離部を配置させることができる。すなわち、常に所望の位置で融着接続を行うことができる。
そして、光配線部品1をその結束部11で融着する場合には、結束部11において光ファイバ10を結束している接着剤や樹脂、またはフィルムなどとともに光ファイバ10の被覆を除去し、ガラスファイバを露出させる。そして、同様に被覆除去したもう一方の光配線部品1のガラスファイバと、融着接続機を用いて多心一括融着接続する。その際、結束部11における光ファイバ10は、平面状に配列されており、好ましくは等ピッチで配列されているため、融着接続時の光軸合わせを簡単に行うことができ、多心一括融着接続する作業性が良好である。
また、融着接続した部分は、補強チューブ38にて覆われ、保護される。
また、光配線部品1を光モジュール内に収容する際には、余長処理部39とその他の箇所とでは、光ファイバ10の配列方向を異ならせる。
余長処理部39においては、余長処理部39に巻かれた各光ファイバ10の曲率半径を等しくするように、各光ファイバ10がモジュールトレイの実装面とほぼ垂直方向となるように配列する。特に、結束部11の好ましい曲げ方向は光ファイバ10の配列方向と垂直方向であるため、余長処理部39に結束部11を巻きつける場合には、この好ましい曲げ方向で余長処理部39に巻きつける。
これに対して、余長処理部以外の箇所では、通常、各光ファイバ10がモジュールトレイの実装面とほぼ平行となるように配列する。
このような配列の方向付けを行うことにより、余長処理部39の近傍では光配線部品1が捻られることとなるが、この捻りの箇所には分離部を配置して、捻りの負荷を逃がすとさらに良い。
図16を参照して説明した配線形態や余長処理形態を利用した、光モジュール内への光配線部品の好ましい収容形態の例を、次に示す。
図17は、光モジュール内に収容された光配線部品を示すものである。
図17に示すように、光配線部品1は一端側が光部品41に接続され、余長部分が余長処理部39に巻かれて処理され、光モジュールトレイ40に収容されている。そして、他端側がもう一方の光配線部品1aと融着接続されている。ここでの融着は、互いの結束部11における多心一括融着接続である。また、光部品41から導出された光ファイバテープ心線が、光モジュールトレイ40の外部にあるコネクタ43に接続された光ファイバテープ心線10aと多心一括融着接続され、補強チューブ38にて保護されている。また、もう一方の光配線部品1aも、余長処理部39によって余長処理がなされ、光部品42に接続されている。光部品42は、光部品41と同様に、光ファイバテープ心線を介して、外部の光ファイバテープ心線と多心一括融着接続されている。
また、図18は、図17に示した形態において、光配線部品1と光配線部品1aとが、単心融着接続されているものである。図17と比較して、光配線部品1,1aは、それぞれ結束ピッチP(図2参照)の半分の距離だけ配置をずらして光モジュール40内に収容したものであり、分離部における単心の光ファイバ10同士を融着接続し、それぞれ単心融着接続部44が形成されている。
また、図19は、光モジュール内に収容された光配線部品の他の形態を示すものである。
図19に示すように、光配線部品21は、2つに分岐された一端側がそれぞれ別の光部品46に接続され、余長部分が余長処理部39に巻かれて処理され、光モジュールトレイ40に収容されている。そして、他端側がもう一方の光配線部品21aと融着接続されている。ここでの融着は、互いの結束部11における多心一括融着接続である。また、光部品46から導出された光ファイバテープ心線が、光モジュールトレイ40の外部にあるコネクタ47に接続された光ファイバテープ心線10aと多心一括融着接続され、補強チューブ38にて保護されている。また、もう一方の光配線部品21aも、余長処理部39によって余長処理がなされ、2つに分岐された結束部11が1つの光部品45に接続されている。
また、図20は、図19に示した形態において、光配線部品21と光配線部品21aとが、単心融着接続されているものである。図19と比較して、光配線部品21,21aは、それぞれ結束ピッチP(図2参照)の半分の距離だけ配置をずらして光モジュール40内に収容したものであり、分離部における単心の光ファイバ10同士が融着接続され、それぞれ単心融着接続部44が形成されている。
また、図21は、光モジュール内に収容された光配線部品の他の形態を示すものである。
図21は、図19に示した態様と比較して、ほぼ同様の配線形態であるが、余長処理部39には結束部11が巻かれている。結束部11が余長処理される際に捻られる部分は分離部となっており、その捻りの負荷が光ファイバに与える影響を小さくしている。
また、光部品46から導出された光ファイバテープ心線が単心分離されており、光モジュールトレイの外部にある単心コネクタ36に接続された単心の光ファイバと単心融着接続され、それぞれ単心融着接続部37が形成されている。
また、図22は、図19に示した形態において、光配線部品21と光配線部品21aとが、図20と同様に単心融着接続されているものである。
本発明に係る光配線部品の一実施形態を示す斜視図である。 図1に示す光配線部品の模式的な平面図である。 図1に示す光配線部品の結束部における断面図である。 結束部の別の形態を示す断面図である。 結束部の別の形態を示す断面図である。 結束部の別の形態を示す断面図である。 結束部の別の形態を示す断面図である。 結束部の別の形態を示す断面図である。 分岐型の光配線部品を示す模式的な平面図である。 配列変換型の光配線部品を示す模式的な平面図である。 テープ心線型の光配線部品を示す模式的な平面図である。 複合型の光配線部品を示す模式的な平面図である。 光部品が接続された光配線部品の一実施形態を示す模式的な平面図である。 光部品が接続された、分岐・複合型の光配線部品の一実施形態を示す模式的な平面図である。 光部品と単心コネクタが接続された光配線部品の一実施形態を示す模式的な平面図である。 光配線部品同士を多心一括融着接続し、余長処理部にてその余長を処理した形態を示す模式的な平面図である。 光モジュール内に収容された光配線部品の一実施形態を示す模式的な平面図である。 光モジュール内に収容された光配線部品の別の形態を示す模式的な平面図である。 光モジュール内に収容された光配線部品の別の形態を示す模式的な平面図である。 光モジュール内に収容された光配線部品の別の形態を示す模式的な平面図である。 光モジュール内に収容された光配線部品の別の形態を示す模式的な平面図である。 光モジュール内に収容された光配線部品の別の形態を示す模式的な平面図である。
符号の説明
1,24,25,28,31,33,34 光配線部品
10 光ファイバ
11 結束部
12 接着剤(または紫外線硬化型樹脂)
13 ガラスファイバ
14 保護被覆層
18 フィルム
39 余長処理部
40 光モジュールトレイ(光モジュール)

Claims (16)

  1. 複数の光ファイバ、または、複数の光ファイバを有する複数の光ファイバテープ心線が、その長手方向において、結束された結束部と結束されていない分離部とを交互に備えており、
    前記結束部では、前記光ファイバが平面状に配列されていることを特徴とする光配線部品。
  2. 請求項1に記載の光配線部品において、
    前記結束部では、前記光ファイバが等ピッチで並んで配列されていることを特徴とする光配線部品。
  3. 請求項1または2に記載の光配線部品において、
    前記結束部では、前記光ファイバまたは前記光ファイバテープ心線が、一体化されていることを特徴とする光配線部品。
  4. 請求項3に記載の光配線部品において、
    前記結束部では、前記光ファイバまたは前記光ファイバテープ心線が接着剤または紫外線硬化型樹脂により覆われており、前記接着剤または前記紫外線硬化型樹脂には、隣接する前記光ファイバまたは前記光ファイバテープ心線の間の窪みに応じた凹部が形成されていることを特徴とする光配線部品。
  5. 請求項3に記載の光配線部品において、
    前記結束部では、前記光ファイバまたは前記光ファイバテープ心線が接着剤または紫外線硬化型樹脂により接合されており、前記接着剤または前記紫外線硬化型樹脂が設けられた箇所の厚さが、前記光ファイバの外径または前記光ファイバテープ心線の厚さを超えていないことを特徴とする光配線部品。
  6. 請求項1または2に記載の光配線部品において、
    前記結束部では、前記光ファイバまたは前記光ファイバテープ心線が、フィルムへの接着により結束されていることを特徴とする光配線部品。
  7. 請求項1から6の何れか1項に記載の光配線部品において、
    前記結束部の1つあたりの長さが、25mm以上であることを特徴とする光配線部品。
  8. 請求項1から7の何れか1項に記載の光配線部品において、
    前記分離部の1つあたりの長さが、前記結束部における前記光ファイバが配列された幅に対して3倍以上であることを特徴とする光配線部品。
  9. 請求項1から8の何れか1項に記載の光配線部品において、
    前記分離部を介して、隣接する前記結束部間の前記光ファイバの配列順序を異ならせていることを特徴とする光配線部品。
  10. 請求項1から9の何れか1項に記載の光配線部品に、他の光部品が接続されていることを特徴とする光配線部品。
  11. 請求項10に記載の光配線部品が、他の光ファイバと接続されて光モジュール内に収容されており、前記光モジュール内の余長処理部で余長処理される当該光配線部品の曲げ半径をRとしたときに、前記結束部が形成されている結束ピッチが2πR/n(πは円周率、nは自然数)であることを特徴とする光配線部品。
  12. 請求項11に記載の光配線部品において、
    前記結束ピッチが、47.1mmから188.4mmの範囲内であることを特徴とする光配線部品。
  13. 請求項11または12に記載の光配線部品において、
    前記接続は、前記結束部において多心一括で行われたものであることを特徴とする光配線部品。
  14. 請求項11または12に記載の光配線部品において、
    前記接続は、前記分離部において単心毎に行われたものであることを特徴とする光配線部品。
  15. 平面状に配列された複数の光ファイバ、または、複数の光ファイバを有する光ファイバテープ心線に対して、その長手方向で間欠的に前記光ファイバまたは前記光ファイバテープ心線を結束させて、前記光ファイバまたは前記光ファイバテープ心線が結束された結束部と、結束されていない分離部とを形成することを特徴とする光配線部品の製造方法。
  16. 平面状に配列された複数の光ファイバ、または、複数の光ファイバを有する複数の光ファイバテープ心線の全長を、樹脂にて一括被覆し、その後、前記樹脂を前記光ファイバの長手方向において間欠的に除去することで、前記光ファイバまたは前記光ファイバテープ心線が結束された結束部と、結束されていない分離部とを形成することを特徴とする光配線部品の製造方法。
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