JP2007101955A - 光ファイバユニット及び光ファイバケーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、光ファイバ心線の識別性が良く、かつ所望とする光ファイバ心線の取り出しが容易な光ファイバユニットを提供することにある。
【解決手段】本発明は、複数本の着色被覆を施した単心被覆光ファイバ心線61が、長手方向に対して平面状に平行に並べられた光ファイバユニット62において、前記単心被覆光ファイバ心線61同士を相互に結合する樹脂結合部63を有し、前記樹脂結合部63が長手方向に対して一定の間隔をおいて、一定の幅で間欠的に形成されたことを特徴とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバユニット及びこの光ファイバユニットを用いた光ファイバケーブルに関するものである。
現在、多様な広帯域なマルチメディアサービスを提供するため、通信網に低損失・広帯域という特徴を持つ光ファイバが導入されている。光ファイバを通信網に用いる際には、光ファイバを束ねて、外被を施して光ファイバケーブルとして使用される。従来用いられている光ファイバユニットは、充実型と粗巻型とチューブ型の3つに分類される。
図8は従来の光ファイバユニットの一例を示す斜視図である。図8に示す光ファイバユニット11は、充実型のテープ状光ファイバユニットである(例えば、非特許文献1参照。)。光ファイバ心線12は、コア部とクラッド部を有するガラス部13に紫外線硬化樹脂(以下、UV樹脂という)などによる心線被覆14が施されたものである。4本の単心の光ファイバ心線12を平面状に平行に並べ、全体をウレタンアクリルレート系樹脂などのUV樹脂の被覆15で一体化している。
図9は従来の光ファイバユニットの他の例を示す斜視図である。図9に示す光ファイバユニット21も、充実型光ファイバユニットの一例であり、7本の光ファイバ心線22を集合させ、UV樹脂あるいは発泡ポリエチレン樹脂などの被覆23で一体化したものである(例えば、特許文献1参照。)。
図10は従来の光ファイバユニットの他の異なる例を示す斜視図である。図10に示す光ファイバユニット31は、粗巻型光ファイバユニットの一例であり、縦添えされた4本の光ファイバ心線32に粗巻糸33を螺旋状に巻き付けて束ねたものである。粗巻糸33として、通常、1本または複数本のコットン糸が用いられる。粗巻糸33の代わりに、1本ないし複数本のテープ状長尺体で巻く場合もある。
図11は従来の光ファイバユニットの他の異なる例を示す斜視図である。図11に示す光ファイバユニット41は、チューブ型光ファイバユニットの一例であり、樹脂製のチューブ42内に識別用のカラー樹脂コーティングを施した複数本の単心光ファイバ心線43が収容されている(例えば、非特許文献2参照。)。
特許第2541397号公報 "光ファイバテープ心線":光ファイバ心線・コード 詳細仕様(カタログ)、[online]、株式会社フジクラ 製品カタログ[平成17年8月24日検索]、インターネット<URL:http://www.fujikura.co.jp/comm sys/fiber/opt.htm> "ALTOS All-Dielectric Cables" 、[online]、 Corning Cable Systems 社 製品カタログ[平成17年8月24日検索]、インターネットURL:http://www.corningcablesystems.com/web/library/litindex.nsf/$ALL/LAN-533-EN/$FILE/LAN-533-EN.pdf "標準光ファイバケーブル":光ファイバケーブル 詳細仕様(カタログ)、[online]、株式会社フジクラ 製品カタログ[平成17年8月24日検索]、インターネット<URL:http://www.fujikura.co.jp/comm sys/fiber/opt.htm>
図12は従来の多心光ファイバケーブルを示す斜視図である。図12に示すように、多心光ファイバケーブル51は、一般的にプラスチックロッド52にスロットを設けたスペーサ型の光ファイバケーブルが用いられることが多い(例えば、非特許文献3参照。)。この多心光ファイバケーブル51は、光ファイバケーブル中間部で外被を除去し、収容された所望の光ファイバユニットあるいは光ファイバ心線を識別し取り出すものである。この多心光ファイバケーブル51は、プラスチックロッド52の外周に、長手方向に沿って一定周期で螺旋方向が反転する単数または複数の溝53を有し、この溝53内に1本ないし複数本ずつ光ファイバユニットが収納されたものである。従来は、このプラスチックロッド52に形成された溝53と光ファイバユニットあるいは光ファイバ心線に施された着色および識別用の粗巻糸によって光ファイバ心線の識別を行っていた。しかし、このような構造の光ファイバケーブルの接続作業を行なう場合、次のような問題があった。一般的に、プラスチックロッドは、光ファイバケーブル内のスペースの50%以上を占め、スペース効率が低く、ケーブル外径が太くなっているが、プラスチックロッドを除去してしまうと、溝による光ファイバの区分けが出来ないため、識別が困難になる。
また、光ファイバユニットについては、図8、図9に示した充実型光ファイバユニットを用いた場合、被覆により光ファイバ心線同士が長手方向に連続して一体化されている。そのため、光ファイバユニット内の1心のみを選び出して分岐する場合、他の光ファイバ心線を傷つけないように、被覆を除去する必要があった。また、図10に示した粗巻型ユニットを用いた場合、同種の光ファイバユニットを複数本、一定の空間内に収納する通常の光ファイバケーブルにおいては、1つの光ファイバユニット内から1心を選び出すことは容易であるが、粗巻糸が光ファイバ心線から分離しやすく、一度分離してしまうと、特に1つの溝内に複数の光ファイバユニットが収納されている場合には、光ファイバユニット同士の識別が非常に困難であった。すなわち、着色された粗巻糸によって光ファイバユニットを識別するのであるが、光ファイバユニットの端末で粗巻糸が簡単にばらけてしまい、ある光ファイバがどの粗巻糸に対応する光ファイバかを識別することが困難であるという問題があった。図11に示したように、光ファイバ心線の単体のまま、チューブ内に収める場合、光ファイバケーブル外被内におけるチューブの占有スペースが大きくなり、光ファイバケーブル外径が大きくなる。チューブ数を減らし単位ユニット内の光ファイバ心線数を増やせばスペース効率は上がるが、光ファイバ心線同士を識別するためには、全ての光ファイバ心線の被覆に異なる色を用いて光ファイバ心線のカラーコードを増やすことになるため、色の識別が困難になるという問題がある。したがって、高密度多心光ファイバケーブルにおいて多くの接続作業が必要な場所では、光ファイバ心線の識別性が良く、なおかつ所望とする光ファイバ心線の取り出しが容易な光ファイバユニット構造が望まれている。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、光ファイバ心線の識別性が良く、かつ所望とする光ファイバ心線の取り出しが容易な光ファイバユニット及び光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、複数本の着色被覆を施した単心被覆光ファイバ心線が、長手方向に対して平面状に平行に並べられた光ファイバユニットにおいて、前記単心被覆光ファイバ心線同士を相互に結合する樹脂結合部を有し、前記樹脂結合部が長手方向に対して一定の間隔をおいて、一定の幅で間欠的に形成されたことを特徴とするものである。
また本発明は、前記光ファイバユニットにおいて、単心被覆光ファイバ心線同士を相互に結合する樹脂結合部が、隣接する複数の単心被覆光ファイバ心線の外周円に接する共通の接線よりも内側に局部的に形成され、前記樹脂結合部において単心被覆光ファイバ心線表面の一部が外部に露出することを特徴とするものである。
また本発明は、前記光ファイバユニットにおいて、単心被覆光ファイバ心線同士を相互に結合する樹脂結合部の片側で、単心被覆光ファイバ心線外周の一部が外部に露出することを特徴とするものである。
また本発明は、前記光ファイバユニットにおいて、単心被覆光ファイバ心線同士を相互に結合する樹脂結合部の一方の片側が、前記樹脂結合部の他方の片側に比べて薄く形成されたことを特徴とするものである。
また本発明は、前記光ファイバユニットにおいて、単心被覆光ファイバ心線同士を相互に結合する樹脂結合部が着色されていることを特徴とするものである。
また本発明の光ファイバケーブルは、前記光ファイバユニットの単数または複数を密に集合させた、その外周に押え巻きを施し、外被内に集合したことを特徴とするものである。
また本発明は、前記光ファイバケーブルにおいて、外被中に2本の抗張力体が光ファイバケーブル中心に対して互いに対称の位置になるように埋め込まれ、かつ、2本の切り裂き紐が外被中の内側近傍に光ファイバケーブル中心に対して互いに対称の位置になるように埋め込まれ、この切り裂き紐の埋め込み部の外被の厚さは切り裂き紐の埋め込み部以外の部分の外被の厚さよりも厚いことを特徴とするものである。
本発明は、光ファイバユニットによって、プラスチックロッドを省略し、光ファイバ心線を高密度に光ファイバケーブル内に収容し、光ファイバ心線の識別性に優れた光ファイバケーブルが実現し、接続作業工程の簡略化が期待できる。さらに、優れた光ファイバ心線識別性を確保しつつ既存光ファイバケーブルよりも細径な構造にすることで、既存管路スペースの有効利用が可能となり、新規回線布設時における土木設備コストを大幅に削減し、布設工事期間の短縮ができるとともに、光ファイバケーブル取り回し性が向上し、光ファイバケーブル布設作業者の負担を軽減し、より迅速な光ファイバケーブル布設が可能となることが期待できる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る光ファイバユニットの引張り状態を示す斜視図であり、図2は本発明の実施形態に係る光ファイバユニットの弛み状態を示す斜視図である。図1に示すように、複数本の着色被覆を施した単心被覆光ファイバ心線61が、長手方向に対して平面状に平行に並べられた光ファイバユニット62において、前記単心被覆光ファイバ心線61同士を相互に結合する樹脂結合部63を有し、前記樹脂結合部63が長手方向に対して一定の間隔をおいて、一定の幅で間欠的に形成される。着色被覆を施した単心被覆光ファイバ心線61を平面状に平行に25本配列させ、樹脂結合部63でテープ状に一括被覆を施した例である。光ファイバ心線61のカラーコードは、青・黄・緑・赤・紫とし、その繰り返しで配列させてあるため、光ファイバユニット62中の所望とする光ファイバ心線61を取り出すことが容易である。さらに、樹脂結合部63は図1に示すように光ファイバ心線61の長手方向に対して間欠的に形成されていることから、光ファイバ心線61同士が結合していない部分で所望の光ファイバ心線61を選択できるため、樹脂結合部63の樹脂を除去する必要がなく、容易に中間後分岐作業を行うことが出来る。所望の光ファイバ心線61を取り出す際は、図2に示すように、光ファイバユニット62を弛ませることで、樹脂結合部63以外の光ファイバ心線61が結合されていない部分において光ファイバ心線61同士が開くため、光ファイバ心線61の識別、取り出し、切断などが容易に行うことができる。また、樹脂結合部63の樹脂の強度は手で切り裂ける程度の強度にすることで、作業性を一層向上させることが可能である。
図3は本発明の実施形態に係る光ファイバユニットの一例を示す断面図である。図3に示すように、光ファイバユニット62において、単心被覆光ファイバ心線61同士を相互に結合する樹脂結合部631が、隣接する複数の単心被覆光ファイバ心線61の外周円に接する共通の接線よりも内側に局部的に形成され、前記樹脂結合部631において単心被覆光ファイバ心線61表面の一部が外部に露出する。すなわち、隣接する複数の光ファイバ心線61の外周円に接する共通の接線よりも内側に局部的に形成することによって、樹脂結合部631において光ファイバ心線61表面の一部が外部に露出するため、光ファイバ心線61の分離が一層容易な構造である。
図4は本発明の実施形態に係る光ファイバユニットの他の例を示す断面図であり、図5は本発明の実施形態に係る光ファイバユニットの他の異なる例を示す断面図である。図4に示すように、光ファイバユニット62において、単心被覆光ファイバ心線61同士を相互に結合する樹脂結合部632の片側で、単心被覆光ファイバ心線61外周の一部が外部に露出する。また図5に示すように、光ファイバユニット62において、単心被覆光ファイバ心線61同士を相互に結合する樹脂結合部633の一方の片側が、前記樹脂結合部633の他方の片側に比べて薄く形成される。すなわち、図4に示すように、テープ片側の光ファイバ心線61の表面のみを外部に露出させるか、図5に示すように、光ファイバユニット62の樹脂結合部633の片側の厚さを反対側の被覆に対して50%の厚さで形成することによって、部分的に樹脂結合部633の光ファイバ心線保持力を弱くすることで、光ファイバ心線61の分離を一層容易にすることが可能であり、多くの光ファイバ心線61を分離した後でも樹脂結合部633における光ファイバ心線61同士の結合力を確保できるため、光ファイバ心線61の分離後も光ファイバユニット62中の光ファイバ心線61識別が可能となる。なお、この樹脂結合部633の厚さは、部分的に樹脂結合部633の光ファイバ心線保持力が弱くなっていればよく、その厚さは50%に限定されるものではない。
前記樹脂結合部63の幅は、指で摘むことが出来る程度あれば良く、光ファイバユニット62の長手方向に対して0.5〜2cmあればよい。この樹脂結合部63の幅は、光ファイバ心線61の分離、識別の際に摘むことが困難でなければよく、0.5〜2cmに限定されるものではない。また、樹脂結合部63を設ける間隔は、30cm以下とすることで中間後分岐の際に光ファイバケーブル外被を除去した区間に最低1箇所の樹脂結合部63が存在するため、確実に光ファイバ心線61同士の識別が出来る。これらの光ファイバユニット62を光ファイバケーブル化する際には複数の光ファイバユニット62を光ファイバケーブル内に収めることが考えられるが、樹脂結合部63の樹脂に青・黄・緑・赤の着色を施すことによって光ファイバユニット62同士の識別を容易にすることが可能である。なお、光ファイバユニット62の数は4に限らず、複数本の収容が可能であり、着色する色も青・黄・緑・赤に限定されるものではない。
図6は本発明の実施形態に係る光ファイバケーブルの一例を示す断面図であり、図7は本発明の実施形態に係る光ファイバケーブルの一例を示す斜視図である。図6及び図7に示すように、光ファイバケーブル71は、光ファイバユニット72の単数または複数を密に集合させた、その外周に押え巻きを施し、外被74内に集合したものである。前記光ファイバケーブル71において、外被74中に2本の抗張力体75が光ファイバケーブル中心に対して互いに対称の位置になるように埋め込まれ、かつ、2本の切り裂き紐76が外被74中の内側近傍に光ファイバケーブル中心に対して互いに対称の位置になるように埋め込まれ、この切り裂き紐76の埋め込み部の外被74の厚さは切り裂き紐76の埋め込み部以外の部分の外被74の厚さよりも厚いことを特徴とするものである。
すなわち、光ファイバユニット72を、光ファイバユニット72の幅方向に巻いた状態にして、それを4本密に集合させ、その外周に押え巻きを施し、光ファイバケーブル71の長手方向に対してストレートに外被74内に収容した例である。このとき光ファイバユニット同士は一定のピッチで撚り合わせてあっても良く、収容数は4本に限定されるものではなく複数本の収容が可能である。各光ファイバユニット72の樹脂結合部は、識別用の着色が施されており、光ファイバユニット72同士の識別がしやすくなっている。
ケーブル外被74内における樹脂結合部で風による振動などでの各光ファイバユニット72の移動が低減でき、かつ光ファイバ心線に加わる側圧は、各光ファイバユニット72の間隙部にヤーンや樹脂などの緩衝層を設けることで、軽減することが可能である。
ケーブル外被74内には、2本の切り裂き紐76が光ファイバケーブル中心に対して互いに対称の位置になるように外被74の内側近傍に埋め込まれている。この切り裂き紐76の埋め込み部のケーブル外被74の厚さは、切り裂き紐76の埋め込み部以外のケーブル外被74の厚さよりも厚くなっている。このような構造とすることで、外部より切り裂き紐76の位置がわかり、カッタ等を用いてケーブル外被74を除去することができる。また、厚くなった部分を除去し、次に、浅い切れ目を形成させることで、切り裂き紐76を容易に取り出し、ケーブル外被74を引き裂けるため、中間後分岐性にも優れている。
また、ケーブル外被74内には、光ファイバケーブル中心に対して互いに対称の位置になるように抗張力体75を配置することによって、張力などの外力に対する機械的特性を向上させることが可能である。また、光ファイバケーブルに支持線を付けた構造の光ファイバケーブルも考えられ、架空設置時などにおける信頼性を向上させることも可能である。
以上のように本発明の実施形態によれば、光ファイバケーブル内に収容された光ファイバユニットの識別が容易で、その光ファイバユニットから所望とする光ファイバ心線の識別が容易でかつ、その光ファイバ心線の分離、取出しが容易な構造の光ファイバユニットを用いることができる。また、着色被覆を施した単心被覆光ファイバ心線を平面状に複数本並行に並べ、間欠的に樹脂でテープ状に束ねることで、所望とする光ファイバ心線の識別性と取出し作業性を向上させたことを特徴とした光ファイバユニットで、この光ファイバユニットをケーブル化することで多心光ファイバケーブルの接続作業性を向上させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態例に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の実施形態に係る光ファイバユニットの引張り状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る光ファイバユニットの弛み状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る光ファイバユニットの一例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る光ファイバユニットの他の例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る光ファイバユニットの他の異なる例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る光ファイバケーブルの一例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る光ファイバケーブルの一例を示す斜視図である。 従来の光ファイバユニットの一例を示す斜視図である。 従来の光ファイバユニットの他の例を示す斜視図である。 従来の光ファイバユニットの他の異なる例を示す斜視図である。 従来の光ファイバユニットの他の異なる例を示す斜視図である。 従来の多心光ファイバケーブルを示す斜視図である。
符号の説明
61…単心被覆光ファイバ心線、62…光ファイバユニット、63…樹脂結合部。

Claims (7)

  1. 複数本の着色被覆を施した単心被覆光ファイバ心線が、長手方向に対して平面状に平行に並べられた光ファイバユニットにおいて、前記単心被覆光ファイバ心線同士を相互に結合する樹脂結合部を有し、前記樹脂結合部が長手方向に対して一定の間隔をおいて、一定の幅で間欠的に形成されたことを特徴とする光ファイバユニット。
  2. 請求項1に記載の光ファイバユニットにおいて、単心被覆光ファイバ心線同士を相互に結合する樹脂結合部が、隣接する複数の単心被覆光ファイバ心線の外周円に接する共通の接線よりも内側に局部的に形成され、前記樹脂結合部において単心被覆光ファイバ心線表面の一部が外部に露出することを特徴とする光ファイバユニット。
  3. 請求項1に記載の光ファイバユニットにおいて、単心被覆光ファイバ心線同士を相互に結合する樹脂結合部の片側で、単心被覆光ファイバ心線外周の一部が外部に露出することを特徴とする光ファイバユニット。
  4. 請求項1に記載の光ファイバユニットにおいて、単心被覆光ファイバ心線同士を相互に結合する樹脂結合部の一方の片側が、前記樹脂結合部の他方の片側に比べて薄く形成されたことを特徴とする光ファイバユニット。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の光ファイバユニットにおいて、単心被覆光ファイバ心線同士を相互に結合する樹脂結合部が着色されていることを特徴とする光ファイバユニット。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の光ファイバユニットの単数または複数を密に集合させた、その外周に押え巻きを施し、外被内に集合したことを特徴とする光ファイバケーブル。
  7. 請求項6に記載の光ファイバケーブルにおいて、外被中に2本の抗張力体が光ファイバケーブル中心に対して互いに対称の位置になるように埋め込まれ、かつ、2本の切り裂き紐が外被中の内側近傍に光ファイバケーブル中心に対して互いに対称の位置になるように埋め込まれ、この切り裂き紐の埋め込み部の外被の厚さは切り裂き紐の埋め込み部以外の部分の外被の厚さよりも厚いことを特徴とする光ファイバケーブル。
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