JP2005114106A - 動圧軸受装置およびその製造方法、ならびにディスク駆動装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 ベースフレームと軸受スリーブとの接合工程に関する生産効率を向上させつつ、高い接着強度を得ることを可能とする。
【解決手段】 軸受装着部材12と、動圧軸受部材としての軸受スリーブ13との接合部SPに介在させた接着層FMを、加熱または紫外線照射等により硬化する外的刺激性硬化型の接着剤からなる第1の接着層FM1と、嫌気性硬化型の接着剤からなる第2の接着層FM2とから構成し、第2の接着層FM2による仮固定状態の下で第1の接着層FM1を安定的に固化させ、嫌気性接着剤を低減してアウトガスの発生を抑制するとともに、使用する治具の簡易化を図り、しかも外的刺激性硬化型の接着剤による高い接合強度を得るように構成したもの。
【選択図】 図2

Description

本発明は、動圧軸受部材を構成する軸受スリーブが、ベースフレームの軸受装着部材内に接着層を介在して固定された構成を有する動圧軸受装置およびその製造方法、ならびにディスク駆動装置に関する。
近年、各種回転体を高速でも安定して支持することができるようにした動圧軸受装置の開発が進められている。動圧軸受装置は、動圧軸受部材としての軸受スリーブ側に設けられた動圧面と、その動圧軸受部材の内部に相対回転可能に挿通された軸部材側に設けられた動圧面とを対向配置させることによって動圧軸受部を構成するとともに、その動圧軸受部を含む軸受空間内にオイルなどの潤滑流体を充填したものであって、回転側部材を回転駆動させたときのポンビング力によって前記潤滑流体に動圧力を発生させ、そのときの潤滑流体の動圧力に基づいて、前記動圧軸受部材と軸部材とを非接触で円滑に支持する構成になされたものである。
このような動圧軸受装置では、例えば略中空円筒状の動圧軸受部材としての軸受スリーブが、ベースフレームに設けられた中空状の軸受装着部材(軸受ホルダー)内に挿通されているとともに、そのベースフレーム側の軸受装着部材の内周面と、前記軸受スリーブの外周面とが対面する接合部内に、適宜の接着剤からなる接着層が介在された構造のものが広く採用されている。
すなわち、このような固定構造を有する動圧軸受装置では、接着層の固着力によってベースフレームと軸受スリーブとが固定された構造となっているが、このときの接着剤としては、加熱することによって硬化する熱硬化型の接着剤の他に、紫外線の照射により硬化する紫外線(UV)硬化型の接着剤や、外気を遮断することによって硬化する嫌気性の接着剤等が一般的に用いられている(例えば下記の特許文献1参照。)。
特開2000−82252号公報
ところが、上述したいずれの接着剤を用いた場合であっても、以下のような問題を生じている。まず、熱硬化型の接着剤を用いた場合には、高い接着強度が得られる反面、接着剤が硬化するまでに長い時間を要するため、塗布した接着剤が硬化する間、軸受スリーブとベースフレートとの位置関係を比較的大掛かりな治具を用いて不動状態に保持しておかねばならない。そのため、加熱用の恒温槽内に、動圧軸受装置とともに治具も同時に収納することが必要になって、生産性が良好でないという問題がある。
また、紫外線(UV)硬化型の接着剤を用いた場合には、硬化速度が早いという利点はあるが、奥まった狭い隙間などのような紫外線が照射されない箇所に対しては硬化を行わせることが困難になっている。さらに、嫌気性の接着剤を用いた場合にも、早い硬化速度が得られるという利点はあるが、奥まった狭い箇所しか硬化させることができず、しかも汚染性のアウトガスが発生し易いという問題がある。このように従来装置では、いずれの接着剤を選択しても、上述したいずれかの問題を生じている。
そこで本発明は、生産性が良好で、しかも高い接着強度を得ることができるようにした動圧軸受装置およびその製造方法、ならびにディスク駆動装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明の請求項1にかかる動圧軸受装置では、ベースフレーム側に設けられた軸受装着部材および動圧軸受部材としての軸受スリーブの両部材どうしの接合部の内部に介在された接着層が、加熱および紫外線照射の少なくとも一方により硬化する外的刺激性硬化型の接着剤が塗布された第1の接着層と、空気を遮断することによって硬化する嫌気性硬化型の接着剤が塗布された第2の接着層とからなり、前記第1の接着層は、前記接合部における軸方向の一端側部分であって前記軸受スリーブの挿通方向における前端側に位置する部位に配置されているとともに、前記第2の接着層は、前記接合部における軸方向の他端側部分であって前記軸受スリーブの挿通方向における後端側に位置する部位に配置されている。
このような構成を有する本発明の請求項1にかかる動圧軸受装置によれば、ベースフレーム側の軸受装着部材内に動圧軸受部材としての軸受スリーブの挿通を完了した直後に、これら両部材どうしの接合部における一端側が、嫌気性硬化型の接着剤からなる第2の接着層によって直ちに固化されることとなり、その第2の接着層による仮固定状態の下で、外的刺激性硬化型の接着剤からなる第1の接着層が、前記接合部の他端側において安定的に固化されるようになっている。すなわち、少量の嫌気性接着剤を用いることによってアウトガスの発生を抑制しつつ、しかも従来のような大掛かりな治具を用いることなく、外的刺激性硬化型の接着剤によって高い接合強度が得られることとなる。
また、本発明の請求項2にかかる動圧軸受装置では、前記請求項1における第1の接着層を構成する外的刺激性硬化型の接着剤として紫外線熱硬化型の接着剤が採用されている。
このような構成を有する本発明の請求項2にかかる動圧軸受装置によれば、上述した嫌気性硬化型の接着剤からなる第2の接着層が接合部の一端側において迅速に固化される点に加えて、第1の接着層を構成している紫外線熱硬化型の接着剤が、特に前記両部材の接合部の他端側から外方に押し出された部位で紫外線の照射によって迅速に固化されることとなり、その結果、前記接合部の両端側部分の双方において仮固定が早期に行われる。そのため、前記両部材の接合部は、極めて安定した仮固定状態に早期に移行されることとなり、そのような安定した仮固定の状態下で、紫外線が照射されない奥まった箇所における紫外線熱硬化型接着剤に対する加熱操作が、簡易な治具を効率的に用いることによって良好に行われ、高い接合強度が得られるようになっている。
さらに、本発明の請求項3にかかる動圧軸受装置では、前記請求項1における第1の接着層と第2の接着層との間に、軸受装着部材および軸受スリーブの少なくとも一方側に形成された受け溝部が設けられている。
このような構成を有する本発明の請求項3にかかる動圧軸受装置によれば、ベースフレーム側の軸受装着部材内に軸受スリーブを挿通する際、またはその前段階において、第1の接着層または第2の接着層の接着剤の流動が防止され、接着剤の混じり合いが回避されるようになっている。
さらにまた、本発明の請求項4にかかる動圧軸受装置では、前記請求項2における軸受スリーブの挿通方向における前端側端部が、ベースフレーム側の軸受装着部材における開口縁部と軸方向に略一致する位置まで挿通された状態にて固定されたものであって、前記軸受スリーブの挿通に伴って接合部の外方側に押し出された第1の接着層を構成する紫外線熱硬化型の接着剤が、外部側から照射された紫外線により硬化されているとともに、前記軸受スリーブの挿通に伴って前記接合部の外方側から内方側に引き込まれた第2の接着層を構成する嫌気性硬化型の接着剤が、前記接合部の内方で空気が遮断されることによって硬化されている。
このような構成を有する本発明の請求項4にかかる動圧軸受装置によれば、ベースフレーム側の軸受装着部材内に対して軸受スリーブの挿通を完了した直後に、前記両部材どうしの接合部内に引き込まれた嫌気性硬化型の接着剤からなる第2の接着層によって、接合部における一端側が直ちに固化されるとともに、その接合部から外方に押し出された紫外線熱硬化型の接着剤からなる第1の接着層に対して紫外線を照射することによって、前記接合部における他端側が直ちに固化される。すなわち、前記両部材どうしの接合部は、軸方向の両端部分が迅速に固定状態になされることとなり、そのような極めて安定した状態下で接着工程が、簡易な治具のみで良好に行われるようになっている。
一方、本発明の請求項5にかかる動圧軸受装置の製造方法では、ベースフレーム側に設けられた軸受装着部材および動圧軸受部材としての軸受スリーブどうしの接合部内に介在された接着層として、加熱および紫外線照射の少なくとも一方により硬化する外的刺激性硬化型の接着剤を塗布した第1の接着層と、空気を遮断することによって硬化する嫌気性の接着剤を塗布した第2の接着層とを形成し、前記第1の接着層を、前記接合部における軸方向の一端側部分であって前記軸受スリーブの挿通方向における前端側に位置する部位に配置し、前記第2の接着層を、前記接合部における軸方向の他端側部分であって前記軸受スリーブの挿通方向における後端側に位置する部位に配置するようにしている。
このような構成を有する本発明の請求項5にかかる動圧軸受装置の製造方法によれば、ベースフレーム側の軸受装着部材内に動圧軸受部材としての軸受スリーブの挿通を完了した直後に、これら両部材どうしの接合部における一端側が、嫌気性硬化型の接着剤からなる第2の接着層によって直ちに固化されることとなり、その第2の接着層による仮固定状態の下で、外的刺激性硬化型の接着剤からなる第1の接着層が、前記接合部の他端側において安定的に固化されるようになっている。すなわち、少量の嫌気性接着剤を用いることによってアウトガスの発生を抑制しつつ、しかも従来のような大掛かりな治具を用いることなく、外的刺激性硬化型の接着剤によって高い接合強度が得られることとなる。
また、本発明の請求項6にかかる動圧軸受装置の製造方法では、前記請求項5における軸受スリーブに、回転軸を含む回転部材を取り付けて軸受組を構成し、その軸受組を構成する軸受スリーブを、前記ベースプレート側の軸受装着部材内に挿入して接着することにより接合するようにしている。
このような構成を有する本発明の請求項6にかかる動圧軸受装置の製造方法によれば、回転軸を含む回転部材の取付が良好に行われる。
さらに、本発明の請求項7にかかるディスク駆動装置では、請求項1から4いずれかに記載の動圧軸受装置を備えたスピンドルモータと、そのスピンドルモータのロータに搭載された情報記録ディスクと、その情報記録ディスクに対して情報を記録または再生する記録ヘッドとを有する。
このような構成を有する請求項7にかかるディスク駆動装置によれば、記録ディスク駆動装置においても、上述した良好な作用を奏することが可能となる。
以上のように本発明にかかる動圧軸受装置または動圧軸受装置の製造方法は、ベースフレーム側の軸受装着部材と動圧軸受部材としての軸受スリーブとの両部材どうしの間に介在させた接着層を、加熱および紫外線照射の少なくとも一方により硬化する外的刺激性硬化型の接着剤からなる第1の接着層と、嫌気性硬化型の接着剤からなる第2の接着層とから構成し、これらの第1の接着層および第2の接着層を前記両部材の接合部における両端部分に配置したことによって、ベースフレーム側の軸受装着部材内に軸受スリーブの挿通を完了した直後に、前記接合部の一端側を嫌気性硬化型の接着剤からなる第2の接着層によって直ちに固化させるとともに、その第2の接着層による仮固定状態の下で、外的刺激性硬化型の接着剤からなる第1の接着層を安定的に固化させ、嫌気性接着剤の使用量を低減してアウトガスの発生を抑制するとともに、使用する治具の簡易化を図り、しかも外的刺激性硬化型の接着剤によって高い接合強度を得るように構成したものであるから、ベースフレームと軸受スリーブとの接合工程に関する生産効率を向上させつつ、高い接着強度を得ることができ、安価な動圧軸受装置によって信頼性を高めることができる。
また、本発明にかかるディスク駆動装置は、上述した本発明にかかる動圧軸受装置を備えたスピンドルモータを備えていることによって、ディスク駆動装置のスピンドルモータに用いられている動圧軸受装置のベースフレームと軸受スリーブとの接合工程に関する生産効率を向上させつつ、高い接着強度を得ることができ、安価な動圧軸受装置によって信頼性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明するが、それに先立って、まず本発明を適用した動圧軸受装置を採用した装置の一例として、ハードディスク駆動装置(HDD)用のスピンドルモータの概要を説明することとする。
図1に示されている軸回転/アウターロータ型のスピンドルモータの全体は、固定側部としてのステータ組10と、そのステータ組10に対して図示上側から組み付けられた回転側部としてのロータ組20を含む構成になされている。
このうちのステータ組10は、図示を省略したハードディスク駆動装置(HDD)の本体プレートにネジ止めされるベースフレーム11を有している。このベースフレーム11の略中央部分に形成された筒状のスリーブ保持部材(軸受装着部材)12の内周側には、中空円筒状に形成された動圧軸受部材としての軸受スリーブ13が挿通されており、後述するようにして接着剤を用いることにより固定されている。この軸受スリーブ13は、その加工を容易化するためにリン青銅などの銅系材料からなり、軸方向両端に開口部を有する軸受用中心孔が形成されている。また、前記スリーブ保持部材12の外周面には、放射状に突出したステータコアの突極部にステータコイル14を巻装したステータコア部15が嵌着されている。
さらに、前記軸受スリーブ13の軸受用中心孔内には、前記ロータ組20の一部を構成する軸部材としての回転軸21が、回転中心軸Xの回りに回転自在となるように挿入されている。本実施形態における回転軸21は、ステンレス鋼から形成されている。
そして、前記軸受スリーブ13の内周面に形成された動圧面は、前記回転軸21の外周面に形成された動圧面に対して半径方向に微少隙間を介して対向するように配置されており、その微少隙間部分にラジアル動圧軸受部RBが軸方向に2箇所形成されている。これらの各ラジアル動圧軸受部RBにおける軸受スリーブ13側の動圧面と、回転軸21側の動圧面とは、数μmのラジアルギャップを介して対向配置されており、そのラジアルギャップを含む軸受空間内に、例えばエステル系あるいはポリαオレフィン系の潤滑性オイル等の潤滑流体が注入されている。
そして、前記軸受スリーブ13および回転軸21の両動圧面の少なくとも一方側には、図示を省略した例えばヘリングボーン形状のラジアル動圧発生用溝が、軸方向に2ブロックに分かれて凹設されており、前記回転軸21の回転駆動時において、当該ラジアル動圧発生用溝のポンピング作用により潤滑流体が加圧されて動圧力を生じ、その動圧力によって前記回転軸21が前記軸受スリーブ13からラジアル方向に浮上して非接触状態に保持され、それによって前記回転軸21に固着された回転ハブ体22が回転自在に支持される構成になされている。
一方、軸受スリーブ13の図示下端側に設けられた開口部は、カバー13aにより閉塞されており、各ラジアル動圧軸受部RB内の潤滑流体が外部に漏出しない構成になされている。また、前記軸受スリーブ13の図示上端面と、上述した回転ハブ体22の中心側部分における図示下端面とは、軸方向に近接した状態で対向するように配置されており、それら軸受スリーブ13の図示上端面と、回転ハブ体22の図示下端面との間の軸方向対向領域に、スラスト動圧軸受部SBが設けられている。すなわち、そのスラスト動圧軸受部SBを構成している前記両対向動圧面13,22の少なくとも一方側には、例えばへリングボーン形状のスラスト動圧発生溝(図示省略)が形成されており、そのスラスト動圧発生溝を含む軸方向対向部分がスラスト動圧軸受部SBになされている。
このようなスラスト動圧軸受部SBを構成している軸受スリーブ13の図示上端面側の動圧面と、それに近接対向する回転ハブ体22の図示下端面側の動圧面とは、数μmの微少隙間を介して軸方向に対向配置されているとともに、その微少隙間からなる軸受空間内に、上述したラジアル動圧軸受部RBと同様の潤滑流体が、そのラジアル動圧軸受部RBから連続するように充填されていて、回転駆動時に、上述したスラスト動圧発生溝のポンピング作用によって前記潤滑流体が加圧されて動圧力を生じ、その潤滑流体の動圧力によって回転軸21および回転ハブ体22が、スラスト方向に浮上した非接触状態で軸支持されるように構成されている。
さらに、上述した軸受スリーブ13の外周側には、前述したスラスト動圧軸受部SBを含む軸受空間内に充填された潤滑流体の外部漏出を、毛細管力と回転遠心力の双方を利用して防止する複合流体シール部CSが画成されている。この複合流体シール部CSは、前述したスラスト動圧軸受部SBを含む軸方向のスラスト対向領域に対して半径方向外方側に連設されるように設けられたものであって、当該複合流体シール部CSの内周側傾斜壁面が、上述した軸受スリーブ13の外周側表面により形成されているとともに、前記複合流体シール部CSの外周側傾斜壁面が、前記軸受スリーブ13に対して半径方向外方側に対向するように配置された抜け止め部材としての環状胴部材25の内周側表面により形成されている。
前記環状胴部材25は、略リング状に形成された中空環状部材から形成されたものであって、当該環状胴部材25の外周側の部位を形成している板状のハブ取付部25aが、上述した回転ハブ体22に設けられた固定部22cにより固着されている。前記固定部22cは、前記回転ハブ体22の図示下端面であって前記スラスト動圧軸受部SBの半径方向外方側の領域において、軸方向(図示下方向)に突出するように形成されている。そして、その固定部22cに対して、前記環状胴部材25のハブ取付部25aを外方側から覆うようにカシメ等による塑性変形が施される構成になされており、その固定部22cの塑性変形によって、前記環状胴部材25のハブ取付部25aが強固な固定状態になされるようになっている。
また、前記軸受スリーブ13の図示上端部分には、半径方向外方側に張り出すように突出する抜止め係止鍔部13bが設けられており、その抜止め係止鍔部13bの一部が、上述した環状胴部材25の本体部25bの図示上面側に対して軸方向に対向するように配置されている。そして、これら両部材13b,25bが軸方向に当接可能に配置されていることによって、前記回転ハブ体22が軸方向に抜け出すことを防止する構成になされている。この軸受スリーブ13における抜止め係止鍔部13bの半径方向外方側には、上述した環状胴部材25のハブ取付部25aが配置されており、前記抜止め係止鍔部13bの外周壁面に対して、前記環状胴部材25のハブ取付部25aの内周壁面が、半径方向外方側から対面するように配置されている。
一方、前記回転軸21とともにロータ組20を構成している回転ハブ体22は、磁気ディスク等の各種の情報記録媒体ディスクを搭載可能とするように略カップ状に形成されており、当該回転ハブ体22の中心部に設けられた接合穴に対して前記回転軸21の上端部分が圧入や焼き嵌めあるいは接着等の固定手段によって固定されている。
前記回転ハブ体22は、その外周部にロータ部を構成するための環状胴部22aを有しており、その環状胴部22aの内周面側には、周方向に一定間隔でNS交互に着磁が施された円筒状のロータマグネット22bが装着固定されており、それによってロータ部が構成されている。前記ロータマグネット22bは、上述したステータコア部15の外周面に対して環状に対向するように近接配置されている。
また、前記ロータマグネット22bの軸方向下端面は、上述したベースフレーム11側に取り付けられた磁気吸引板16と軸方向に対面する位置関係になされており、これら両部材22b,16どうしの間の磁気的吸引力によって、上述した回転ハブ体22の全体が軸方向に引き付けられ、安定的な回転状態が得られる構成になされている。
ここで、上述したようにベースフレーム11に設けられた中空筒状のスリーブ保持部材(軸受装着部材)12内には、軸受スリーブ(動圧軸受部材)13が挿通されて接合されているが、特に図2に示されているように、前記スリーブ保持部材12の内周面と、軸受スリーブ13の外周面とが対面して形成された接合部SPには、これら両部材12,13どうしを固着するための接着層FMが介在されている。
より詳細には、前記接着層FMは、前記両部材12,13どうしの接合部SPに対して別個に塗布された第1の接着層FM1および第2の接着層FM2からなり、第1の接着層FM1としては、加熱および紫外線照射の少なくとも一方により硬化する紫外線熱硬化型(外的刺激性硬化型)の接着剤が採用されているとともに、第2の接着層FM2として、嫌気性硬化型の接着剤が採用されている。そして、前記第1の接着層FM1が、上述した両部材12,13どうしの接合部SPにおける軸方向の図示下端側部分、すなわち前記軸受スリーブ13の挿通方向における前端側に相当する部位に配置されているとともに、前記第2の接着層FM2は、前記両部材12,13どうしの接合部SPにおける軸方向の図示上端側部分、すなわち前記軸受スリーブ13の挿通方向における後端側に相当する部位に配置されている。
このとき、上述した第1の接着層FM1を構成している紫外線熱硬化型(外的刺激性硬化型)の接着剤は、軸受スリーブ13が挿通される前の段階において、スリーブ保持部材12の内周壁面における軸方向の略中央部分に凹設された受け溝12a内に予め収容されるようにして塗布されており、軸受スリーブ13が図示上側から挿通されるに伴って、前記受け溝12a内から引き出されて前記接合部SPにおける図示下端側まで引き延ばされるようになっている。
軸受スリーブ13は、その挿通方向における前端側端部(図示下端部)が、スリーブ保持部材12における図示下端側の開口縁部と軸方向と略一致する位置まで挿通されて固定される構成になされているが、上述したように接合部SPの図示下端側まで引き延ばされた紫外線熱硬化型(外的刺激性硬化型)の接着剤は、前記軸受スリーブ13の挿通によって前記接合部SPの外方に押し出されることとなる。そして、その接合部SPの外方に押し出された紫外線熱硬化型(外的刺激性硬化型)の接着剤、つまり前記第1の接着層FM1の一部FM1’は、図示下方側から紫外線を照射されることによって直ちに固化されるようになっている。そして、このような接合部SPの外方に押し出された接着剤FM1’の迅速な硬化によって得られた安定的な仮固定の状態下で、前記接合部SPの内部側、すなわち紫外線が照射されない奥まった部位に塗布された紫外線熱硬化型の接着剤FMに対する加熱操作が安定的に行われ、最終的な高強度な硬化状態が良好に得られるようになっている。
さらに、前記第2の接着層FM2を構成している嫌気性硬化型の接着剤は、軸受スリーブ13が挿通される前の段階において、前記軸受スリーブ13の外周壁面上に予め塗布されており、その第2の接着層FM2の塗布部分の直下位置には、当該第2の接着層FM2の垂れを防止するように受け溝13cが凹設されている。そして、上述したように軸受スリーブ13が図示上側から挿通されるに伴って、前記嫌気性硬化型の接着剤は、接合部SPの外方側から内方側に引き込まれていき、その接合部SPの内方側に引き込まれた嫌気性硬化型の接着剤が、前記接合部SPの内部で空気が遮断されることにより硬化されて第2の接着層FM2が形成されている。
このベースフレーム11側のスリーブ保持部材(軸受装着部材)12に対する軸受スリーブ13の接合工程は、例えば図3に示されているようなステータ組10’に対して、図4に示されているようなロータ組20’および軸受スリーブ13を含む軸受組Aを構成した上で行われる。すなわち、軸受組Aは、上述した軸受スリーブ13に、回転軸21および回転ハブ体22を含む回転部材を取り付けて構成したものであって、その軸受組Aを構成する軸受スリーブ(動圧軸受部材)13を、図5に示されているように、前記ステータ組10’を構成しているベースプレート11側のスリーブ保持部材(軸受装着部材)12内に挿入して接着することにより接合するようにしている。
このように本実施形態では、ベースフレーム11側のスリーブ保持部材(軸受装着部材)12の内部に動圧軸受部材としての軸受スリーブ13の挿通を完了した直後に、これら両部材12,13どうしの接合部SPにおける図示上端側が、嫌気性硬化型の接着剤からなる第2の接着層FM2によって直ちに固化されることとなる。特に本実施形態においては、図示上端側すなわち前記軸受組Aの重心に近い位置で仮固定が行われるようにしていることから、上述した第2の接着層FM2による仮固定の状態が、より安定したものとなって回転軸21の倒れ等が良好に防止されるようになっている。
次いで、上述したような第2の接着層FM2による仮固定の状態下で、紫外線熱硬化型の接着剤からなる第1の接着層FM1に対して加熱操作が行われ、それによって、前記接合部SPの図示下端側の部位が高強度にて固定されるようになっている。すなわち、少量の嫌気性接着剤を用いることによって一旦仮固定の状態とすることにより、アウトガスの発生を抑制しつつ、しかも従来のような大掛かりな治具を用いることなく、紫外線熱硬化型の接着剤(第1の接着層FM1)を硬化させることによって高い接合強度が得られる。
このように本実施形態では、ベースフレーム11側のスリーブ保持部材(軸受装着部材)12内に軸受スリーブ13の挿通を完了した直後に、両部材12,13どうしの接合部SP内に引き込まれた嫌気性硬化型の接着剤からなる第2の接着層FM2によって、接合部SPにおける図示上端側が直ちに固化されるものであるが、その点に加えて、本実施形態では、前記両部材12,13の接合部SPから図示下方側の外方に押し出された紫外線熱硬化型の接着剤からなる第1の接着層FM1に紫外線を照射することによって、前記接合部SPにおける図示下端側が直ちに固化されるようになっている。
すなわち、接合部SPの図示上端側に、第2の接着層FM2として嫌気性硬化型の接着剤が採用されていることに加えて、前記接合部SPの図示下端側に、第1の接着層FM1として紫外線熱硬化型の接着剤が採用されていることから、前記両部材12,13どうしの接合部SPが、軸方向の両端部分において迅速に仮固定状態になされることとなり、極めて安定した仮固定の状態になされるようになっている。そして、そのような極めて安定した仮固定の状態下で、紫外線を照射することができない奥まった箇所における紫外線熱硬化型の接着剤(第1の接着層FM1)に対する加熱操作が、簡易な治具を用いるだけで良好に行われることとなり、その紫外線熱硬化型の接着剤からなる第1の接着層FM1の硬化によって高い接合強度が得られるようになっている。特に、上述した回転軸21に倒れをほとんど生じることなく接着工程が行われることから、極めて高精度な回転特性が得られる。
さらに、上述した実施形態では、ベースフレーム11側のスリーブ保持部材12内に軸受スリーブ13を挿通する際、またはその前段階において、第1の接着層FM1または第2の接着層FM2の各接着剤が受け溝12a,13c内に収容されるように構成されていることから、当該接着剤の流動が防止され、接着剤の混じり合いが回避されて接着剤の固化が安定して確実に行われるようになっている。
さらにまた、上述した実施形態では、軸受組Aを構成する軸受スリーブ(動圧軸受部材)13をステータ組10’を構成しているベースプレート11側のスリーブ保持部材(軸受装着部材)12内に挿入して接着することにより接合するようにしていることから、回転軸21を含むロータ組20の取付が良好に行われるようになっている。
一方、図6に示されている実施形態では、ベースフレーム11側に設けられたスリーブ保持部材(軸受装着部材)12の図示下端部分に、紫外線(UV)照射用の拡大空間部12bが設けられている。このようにすれば、紫外線の照射がより深くまで行われることとなり、より一層高精度で高強度な接合が可能となって、回転軸21の倒れなどが一層良好に防止される。
さらに、このような各実施形態におけるスピンドルモータは、例えば図7に示されているようなハードディスク駆動装置(HDD)の内部に装着されて使用され、同様な作用効果が得られる。
すなわち、図7に示されているように、上述した各実施形態にかかる動圧軸受装置を備えたスピンドルモータMは、密閉状のハウジング100を構成している本体プレート100aに固定されることによって使用され、そのスピンドルモータM含むハウジング100の内部空間は、前記本体プレート100aに嵌合する密閉蓋100bによって清浄空間100cに形成されている。前記スピンドルモータMの回転ハブ体(図1中の符号22参照)には、ハードディスク等の情報記録ディスク101が搭載されているとともに、前記回転ハブに対して螺子102により固着されたクランプ103によって、前記情報記録ディスク101が不動状態に保持される。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるというのは言うまでもない。
例えば、上述した各実施形態は、ハードディスク駆動装置(HDD)用のスピンドルモータに対して本発明を適用したものであるが、その他の多種多様な動圧軸受装置に対しても本発明は同様に適用することができるものである。
また、上述した実施形態では、第1の接着層FM1を構成する外的刺激性硬化型の接着剤として紫外線熱硬化型の接着剤が採用されているが、第1の接着層FM1を構成する外的刺激性硬化型の接着剤はこれに限定されるものではなく、第1の接着層FM1として、例えば紫外線硬化型の接着剤や、熱硬化型の接着剤等を用いることも可能である。
以上述べた本発明は、各種モータを始めとして多種多様な回転駆動装置に用いられる動圧軸受装置に対して広く採用することが可能である。
本発明の一実施形態における動圧軸受装置を備えた軸回転型のHDD用スピンドルモータの概要を表した縦断面説明図である。 図1に示されたHDD用スピンドルモータにおけるベースプレートと軸受スリーブとの接合部分を拡大して表した縦断面説明図である。 ベースフレーム側のスリーブ保持部材(軸受装着部材)に対する軸受スリーブの接合工程に用いられるステータ組の状態を表した縦断面説明図である。 ベースフレーム側のスリーブ保持部材(軸受装着部材)に対する軸受スリーブの接合工程に用いられる軸受組の状態を表した縦断面説明図である。 ステータ組に対して軸受組を装着する状態を表した縦断面説明図である。 本発明の他の実施形態におけるベースプレートと軸受スリーブとの接合部分を拡大して表した縦断面説明図である。 本発明にかかる動圧軸受装置を備えたスピンドルモータを使用したディスク駆動装置の概略構造例を表した縦断面説明図である。
符号の説明
11 ベースフレーム
12 スリーブ保持部材(軸受装着部材)
12a 受け溝
12b 紫外線(UV)照射用拡大空間部
13 軸受スリーブ(動圧軸受部材)
13c 受け溝
21 回転軸
22 回転ハブ体
RB ラジアル動圧軸受部
SB スラスト動圧軸受部
FM 接着層
SP 接合部
FM1 第1の接着層(外的刺激性硬化型の接着剤)
FM2 第2の接着層(嫌気性硬化型の接着剤)
M スピンドルモータ
100 ハウジング
101 情報記録ディスク

Claims (7)

  1. ベースフレーム側に設けられた軸受装着部材内に、動圧軸受部材としての軸受スリーブが挿通されることによって、前記両部材どうしの接合が行われたものであって、これら両部材どうしの接合部の内部に適宜の接着層が介在された構成を有する動圧軸受装置において、
    前記接着層は、加熱および紫外線照射の少なくとも一方により硬化する外的刺激性硬化型の接着剤が塗布された第1の接着層と、空気を遮断することによって硬化する嫌気性硬化型の接着剤が塗布された第2の接着層と、からなり、
    前記第1の接着層は、前記接合部における軸方向の一端側部分であって前記軸受スリーブの挿通方向における前端側に位置する部位に配置されているとともに、
    前記第2の接着層は、前記接合部における軸方向の他端側部分であって前記軸受スリーブの挿通方向における後端側に位置する部位に配置されていることを特徴とする動圧軸受装置。
  2. 前記第1の接着層を構成する外的刺激性硬化型の接着剤として、紫外線熱硬化型の接着剤が採用されていることを特徴とする請求項1記載の動圧軸受装置。
  3. 前記第1の接着層と前記第2の接着層との間に、前記軸受装着部材および軸受スリーブの少なくとも一方側に形成された受け溝部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の動圧軸受装置。
  4. 前記軸受スリーブの挿通方向における前端側端部が、前記ベースフレーム側の軸受装着部材における開口縁部と軸方向に略一致する位置まで挿通された状態にて固定されたものであって、
    前記軸受スリーブの挿通に伴って前記接合部の外方側に押し出された前記第1の接着層を構成する紫外線熱硬化型の接着剤が、外部側から照射された紫外線により硬化されているとともに、
    前記軸受スリーブの挿通に伴って前記接合部の外方側から内方側に引き込まれた前記第2の接着層を構成する嫌気性硬化型の接着剤が、前記接合部の内方で空気が遮断されることによって硬化されていることを特徴とする請求項2記載の動圧軸受装置。
  5. ベースフレーム側に設けられた軸受装着部材内に、動圧軸受部材としての軸受スリーブを挿通することにより前記両部材どうしの接合を行う方法であって、これら両部材どうしの接合部の内部に適宜の接着層を介在させることにより前記両部材どうしを固定するようにした動圧軸受装置の製造方法において、
    前記接着層として、加熱および紫外線照射の少なくとも一方により硬化する外的刺激性硬化型の接着剤を塗布した第1の接着層と、空気を遮断することによって硬化する嫌気性の接着剤を塗布した第2の接着層とを形成し、
    前記第1の接着層を、前記接合部における軸方向の一端側部分であって前記軸受スリーブの挿通方向における前端側に位置する部位に配置し、
    前記第2の接着層を、前記接合部における軸方向の他端側部分であって前記軸受スリーブの挿通方向における後端側に位置する部位に配置するようにしたことを特徴とする動圧軸受装置の製造方法。
  6. 前記軸受スリーブに、回転軸を含む回転部材を取り付けて軸受組を構成し、
    その軸受組を構成する軸受スリーブを、前記ベースプレート側の軸受装着部材内に挿入して接着することによって前記両部材にどうしの接合を行うようにしたことを特徴とする請求項5記載の動圧軸受装置の製造方法。
  7. 請求項1から4いずれかに記載の動圧軸受装置を備えたスピンドルモータと、そのスピンドルモータのロータに搭載された情報記録ディスクと、その情報記録ディスクに対して情報を記録または再生する記録ヘッドと、を有することを特徴とするディスク駆動装置。
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