JP2005113712A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 触媒コンバータにおける排気浄化性能の最適化を図った内燃機関の排気浄化装置を提供する。
【解決手段】 触媒コンバータに流入する排気の空燃比をリーン空燃比側とリッチ空燃比側とに周期的に強制変調させる空燃比強制変調手段と、該空燃比強制変調手段により変調させる排気の空燃比の目標値を設定する目標空燃比設定手段とを備え、該目標空燃比設定手段は、空燃比が所定リーン空燃比に到達後直ちに或いは該所定リーン空燃比以上となって所定短期間経過後直ちに、リーン空燃比相当の振幅d以上の振幅d’となるように該目標値をリッチ空燃比側に変更する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、内燃機関の排気浄化装置に係り、詳しくは、内燃機関の空燃比を制御することにより触媒コンバータの排気浄化性能を向上させる技術に関する。
白金(Pt)等の貴金属を利用した排気浄化用の三元触媒コンバータは、少なからず酸素(O2)ストレージ機能を有しており、排気空燃比がリーン空燃比(酸化雰囲気)であるときにO2を吸蔵してNOxの発生を抑え、一方排気空燃比がリッチ空燃比(還元雰囲気)であるときには、上記吸蔵したO2を放出(供給)してHC、COの酸化促進を図り、これによりNOxの還元反応とHC、COの酸化反応とを広い空燃比範囲で実現して排気浄化性能を向上させることが可能である。
このようなことから、近年では、例えば内燃機関の燃焼室内の空燃比を所定空燃比(例えば、ストイキオ)を挟み一定期間毎に所定の振幅でリーン空燃比とリッチ空燃比とに切り換えることで排気空燃比をリーン空燃比とリッチ空燃比とに強制的に変調、即ち強制変調(パータベーション)させ、三元触媒コンバータの排気浄化性能向上を図った自動車が開発され、実用化されている。
特開平10−131790号公報(図12、16参照)
ところで、強制変調による三元触媒コンバータの排気浄化性能向上の効果は、単に三元触媒コンバータに流入する排気の空燃比、即ち排気空燃比をストイキオを挟んでリッチ空燃比及びリーン空燃比に変調させるだけで最適化されるものではない。
例えば、排気空燃比のばらつきにより排気空燃比が全体としてリッチ空燃比側にシフト(リッチシフト)した場合でもリッチ変調時にO2を供給可能とするためには、ある程度以上の振幅をもって空燃比変調させる必要がある。
また一方で、過剰なO2供給は、O2吸蔵量のオーバフローを招き、リーン変調時における還元反応可能な領域を減少させることになるため、単に振幅を増大させただけではO2供給量も増大してO2を吸蔵させる領域が直ぐに不足し、NOx浄化性能が悪化してしまう。
また、リーン度合いが大きくO2濃度が高いほどO2の触媒内への拡散速度が大きいことから、同一振幅にして変調空燃比の幾何学的面積を同一にしても、同一のO2供給とはならず、空燃比変調の変調波形(幾何学的パターン)によって排気浄化性能が異なる結果となる。
さらに、排気空燃比のばらつきにより排気空燃比が全体としてリーン空燃比側にシフト(リーンシフト)した場合、空燃比変調の変調波形によってはリーン空燃比期間が長くなり、リーン空燃比側からリッチ空燃比側への切り換えが遅れてO2の吸蔵が暫時継続されることになるため、やはりO2吸蔵量のオーバフローを招き、NOx浄化性能が悪化してしまう結果となる。
そして、これらの問題は、排気空燃比がリッチ空燃比(還元雰囲気)であるときにCO或いはH2を吸蔵し、一方排気空燃比がリーン空燃比(酸化雰囲気)であるときに上記吸蔵したCO或いはH2を放出(供給)するCOストレージ機能を有した三元触媒コンバータにおいても同様に起こり得る。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、触媒コンバータにおける排気浄化性能の最適化を図った内燃機関の排気浄化装置を提供することにある。
上記した目的を達成するために、請求項1の内燃機関の排気浄化装置では、内燃機関の排気通路に設けられた触媒コンバータと、前記触媒コンバータに流入する排気の空燃比をリーン空燃比側とリッチ空燃比側とに周期的に強制変調させる空燃比強制変調手段と、該空燃比強制変調手段により変調させる前記排気の空燃比の目標値を設定する目標空燃比設定手段とを備え、前記目標空燃比設定手段は、空燃比が所定リーン空燃比に到達後直ちに或いは該所定リーン空燃比以上となって所定短期間経過後直ちに、リッチ側片振幅がリーン側片振幅以上となるように該目標値を変更することを特徴としている。
即ち、リーン空燃比側への変調時において、空燃比が所定リーン空燃比に到達した後或いは該所定リーン空燃比以上となって所定短期間経過した後には、目標値は直ちにリッチ側片振幅がリーン側片振幅以上となるようにリッチ空燃比側に変更されることになるため、変調波形(幾何学的パターン)が、例えば、リッチ空燃比側から徐々にリーン空燃比側に移行した後、急激にリッチ空燃比側に変化するような三角波形状となる。
請求項2の内燃機関の排気浄化装置では、前記触媒コンバータに流入する排気の実空燃比を検出する実空燃比検出手段をさらに備え、前記目標空燃比設定手段は、前記空燃比強制変調手段による強制変調の変調周期間において前記実空燃比検出手段により検出される排気の実空燃比の平均値または該平均値の相関値がリーン空燃比であるときにはリッチ化度合いを大きくして前記リッチ空燃比側への変更を行い、該平均値または該平均値の相関値がリッチ空燃比であるときにはリッチ化度合いを小さくして前記リッチ空燃比側への変更を行うことを特徴としている。
即ち、リーン空燃比側への変調時において、通常は空燃比が所定リーン空燃比に到達した後或いは該所定リーン空燃比以上となって所定短期間経過した後には、目標値は直ちに片振幅が所定リーン空燃比相当の片振幅以上となるようにリッチ空燃比側に変更されることになるが、この際、実空燃比の平均値または該平均値の相関値がリーン空燃比であるときにはリッチ化度合い(例えば、リッチ側片振幅)を大きくしてリッチ空燃比側への変更を行い、実空燃比の平均値または該平均値の相関値がリッチ空燃比であるときにはリッチ化度合い(例えば、リッチ側片振幅)を小さくしてリッチ空燃比側への変更を行うようにする。
請求項1の内燃機関の排気浄化装置によれば、例えば、空燃比強制変調の変調波形(幾何学的パターン)を、リッチ空燃比側から徐々にリーン空燃比側に移行した後、急激にリッチ空燃比側に変化するような三角波形状とすることができる。
従って、空燃比が所定リーン空燃比に到達した直後或いは該所定リーン空燃比以上となって所定短期間経過した直後、例えば触媒コンバータにおけるO2の拡散速度が最大となった直後に即座に目標空燃比をリッチ空燃比側に切り換えるようにするので、排気空燃比のばらつきにより排気空燃比が全体的にリーンシフトしたとしても、リーン空燃比側からリッチ空燃比側への切り換え遅れによるリーン空燃比期間の延長を防止し、排気空燃比を即座にして確実にリッチ空燃比に切り換えるようにでき、触媒コンバータにおけるO2吸蔵量のオーバフローを良好に防止することができる。
また、空燃比の目標値をリーン側片振幅以上のリッチ側片振幅をもってリーン空燃比側からリッチ空燃比側に変更するので、リーンシフトした場合でも排気空燃比の実平均空燃比を目標平均空燃比或いはその近傍値に安定させておくことができる。
これにより、触媒コンバータにおける排気浄化性能の最適化を図ることができる。
請求項2の内燃機関の排気浄化装置によれば、空燃比強制変調による実空燃比の平均値または該平均値の相関値がリーン空燃比であるときにはリッチ化度合いを大きくして目標空燃比のリッチ空燃比側への変更を行い、実空燃比の平均値または該平均値の相関値がリッチ空燃比であるときにはリッチ化度合いを小さくして目標空燃比のリッチ空燃比側への変更を行うようにするので、排気空燃比のばらつきにより排気空燃比が全体的にリーンシフト或いはリッチシフトした場合であっても、適宜良好に目標空燃比に対する実空燃比の適正化を図るようにでき、触媒コンバータにおけるO2吸蔵量のオーバフローとO2吸蔵量の不足とを確実に防止でき、触媒コンバータにおける排気浄化性能のさらなる最適化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1を参照すると、車両に搭載された本発明に係る内燃機関の排気浄化装置の概略構成図が示されており、以下、当該排気浄化装置の構成を説明する。
同図に示すように、内燃機関であるエンジン本体(以下、単にエンジンという)1としては、吸気管噴射型(Multi Point Injection:MPI)ガソリンエンジンが採用される。
エンジン1のシリンダヘッド2には、各気筒毎に点火プラグ4が取り付けられており、点火プラグ4には高電圧を出力する点火コイル8が接続されている。
シリンダヘッド2には、各気筒毎に吸気ポートが形成されており、各吸気ポートと連通するようにして吸気マニホールド10の一端がそれぞれ接続されている。吸気マニホールド10には、電磁式の燃料噴射弁6が取り付けられており、燃料噴射弁6には、燃料パイプ7を介して燃料タンクを擁した燃料供給装置(図示せず)が接続されている。
吸気マニホールド10の燃料噴射弁6よりも上流側には、吸入空気量を調節する電磁式のスロットル弁14が設けられており、併せてスロットル弁14の弁開度θthを検出するスロットルポジションセンサ(TPS)16が設けられている。さらに、スロットル弁14の上流には、吸入空気量を計測するエアフローセンサ18が介装されている。エアフローセンサ18としては、カルマン渦式エアフローセンサが使用される。
また、シリンダヘッド2には、各気筒毎に排気ポートが形成されており、各排気ポートと連通するようにして排気マニホールド12の一端がそれぞれ接続されている。
なお、当該MPIエンジンは公知のものであるため、その構成の詳細については説明を省略する。
排気マニホールド12の他端には排気管20が接続されており、当該排気管20には、排気浄化触媒装置として三元触媒(触媒コンバータ)30が介装されている。
この三元触媒30は、担体に活性貴金属として銅(Cu),コバルト(Co),銀(Ag),白金(Pt),ロジウム(Rh),パラジウム(Pd)のいずれかを有している。セリウム(Ce)、ジルコニア(Zr)等の酸素吸蔵材を含む場合の他、当該酸素吸蔵材を含まない場合においても、活性貴金属は、酸素吸蔵機能(O2ストレージ機能)を有しており、故に、三元触媒30は、排気空燃比(排気A/F)がリーン空燃比(リーンA/F)である酸化雰囲気中において酸素(O2)を吸蔵すると、排気A/Fがリッチ空燃比(リッチA/F)となり還元雰囲気となるまでそのO2をストレージO2として保持し、当該ストレージO2の放出(供給)により、還元雰囲気状態においてもHC(炭化水素)やCO(一酸化炭素)を酸化除去可能である。即ち、当該三元触媒30は、酸化雰囲気でHC、COを浄化できるのは勿論のことNOxの発生をもある程度抑え、還元雰囲気中においてNOxの浄化のみならず吸蔵されたO2によりHC、COをもある程度浄化可能である。
また、排気管20の三元触媒コンバータ30よりも上流側には、排気中の酸素濃度を検出することで排気A/Fを検出するリニアA/Fセンサ(実空燃比検出手段、以下、LAFSと略す)22が配設されている。
ECU(電子コントロールユニット)40は、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)、中央処理装置(CPU)、タイマカウンタ等を備えており、当該ECU40により、エンジン1を含めた排気浄化装置の総合的な制御が行われる。
ECU40の入力側には、上述したTPS16、エアフローセンサ18、LAFS22の他、エンジン1のクランク角を検出するクランク角センサ42等の各種センサ類が接続されており、これらセンサ類からの検出情報が入力される。なお、クランク角センサ42からのクランク角情報に基づいてエンジン回転速度Neが検出される。
一方、ECU40の出力側には、上述の燃料噴射弁6、点火コイル8、スロットル弁14等の各種出力デバイスが接続されており、これら各種出力デバイスには各種センサ類からの検出情報に基づき演算された燃料噴射量、燃料噴射時期、点火時期等がそれぞれ出力される。詳しくは、各種センサ類からの検出情報に基づき空燃比が適正な目標空燃比(目標A/F)に設定され、当該目標A/Fに応じた量の燃料が適正なタイミングで燃料噴射弁6から噴射され、またスロットル弁14が適正な開度に調整され、点火プラグ4により適正なタイミングで火花点火が実施される。
より詳しくは、当該排気浄化装置では、三元触媒30が上記O2ストレージ機能を有していることから、三元触媒30の能力を十分発揮するために、通常運転時には、ECU40によって空燃比を基準A/F(例えば、ストイキオ)を境に所定リッチA/Fと所定リーンA/Fとの間で強制的に交互に振る強制変調制御を行うようにしている。つまり、燃焼室内の空燃比(燃焼A/F)を一定期間に亘りリーンA/Fとした後一定期間リッチA/Fとするように変調制御し、排気A/Fを所定リーンA/Fと所定リッチA/F間で所定の振幅、所定の周期をもって変調させるようにしている(空燃比強制変調手段)。
これにより、排気A/FがリーンA/Fである酸化雰囲気中ではHC、COが良好に浄化されるとともに三元触媒30のO2ストレージ機能によりO2が吸蔵されてNOxの発生がある程度抑えられ、排気A/FがリッチA/Fである還元雰囲気中ではNOxが良好に浄化されるとともに吸蔵されたストレージO2によってHC、COがある程度継続的に浄化され続け、三元触媒30の排気浄化性能の向上が図られる。
ところで、ここでは、変調波形が所定の三角波形状となるように排気A/Fを制御しており、以下、上記のように構成された本発明に係る排気浄化装置の空燃比強制変調手法について説明する。
先ず、第1実施例について説明する。
図2を参照すると、本発明の第1実施例に係る空燃比制御の制御ルーチンがフローチャートで示されており、以下同フローチャートに沿い説明する。
ステップS10では、目標A/Fを基準A/F(例えば、ストイキオ)に設定する。
次に、ステップS12では、現在空燃比強制変調モード中であって上記強制変調制御を実施しているか否かを判別する。判別結果が偽(No)で、例えば三元触媒30が不活性状態にあるような場合等であって、空燃比強制変調モード中ではないと判定された場合には、目標A/Fは基準A/Fに維持される。
一方、ステップS12の判別結果が真(Yes)で、空燃比強制変調モード中であると判定された場合には、ステップS14に進み、強制変調制御を開始する。
ステップS14では、次式(1)から現在の目標A/F(n)を求める。
目標A/F(n)=目標A/F(n-1)+ゲイン …(1)
ここに、目標A/F(n-1)は前回算出した目標A/Fを示し、ゲインは例えば固定値でもよいし、後述するように変数としてもよい。
即ち、目標A/F(n)は前回値である目標A/F(n-1)にゲインを加算することで求められる。なお、目標A/F(n)の初期値はゲインに拘わらず上述したように基準A/F(例えば、ストイキオ)である。
ステップS16では、ステップS14で求めた目標A/F(n)が所定リーンA/F(リーン側片振幅)以上{目標A/F(n)≧所定リーンA/F(=基準A/F+リーン側片振幅)}であるか否かを判別する。ここに、所定リーンA/F(=基準A/F+リーン側片振幅)は、基準A/Fに対するリーンA/F側の振幅d、例えばO2の拡散速度が最大となる振幅に対応する空燃比を示している。判別結果が偽(No)で目標A/F(n)が所定リーンA/F(=基準A/F+リーン側片振幅)に達していないと判定された場合には、上記ステップS14に戻り、目標A/F(n)を繰り返し求める。一方、判別結果が真(Yes)で、目標A/F(n)が所定リーンA/Fに達したと判定された場合には、ステップS18に進む。
ステップS18では、種々の要因による目標A/Fに対する排気A/Fのばらつきを燃料誤差量{(目標平均A/F−実平均A/F)に相当する燃料量}として求め、当該ばらつき分だけ実A/Fを修正するための燃料補正量を更新(加算或いは減算)する。
次に、ステップS20では、目標A/F(n)を次式(2)から求める。
目標A/F(n)=所定リッチA/F(=基準A/F−リッチ側片振幅)
+(目標平均A/F−実平均A/F) …(2)
ここに、所定リッチA/F(=基準A/F−リッチ側片振幅)は、基準A/Fに対するリッチA/F側の振幅d’を示している。詳しくは、ここではリッチ側片振幅d’と上記リーン側片振幅dは例えば同値(d=d’)であり、所定リッチA/Fは所定リーンA/Fに対し基準A/Fを挟んで対称の値をなす。
また、目標平均A/Fは、ここでは、例えば基準A/F(例えば、ストイキオ)であり、実平均A/Fは、現時点以前の一変調周期間におけるLAFS22からの実空燃比情報の平均値である。なお、実平均A/Fに代えて当該実平均A/Fの相関値を用いるようにしてもよい。例えば、実平均F/A、実平均当量比、実平均空気過剰率、実平均燃料量、さらにO2センサを用いている場合には、O2センサがリーンA/Fを示す期間(リーン出力期間)、O2センサがリッチA/Fを示す期間(リッチ出力期間)、リーン出力期間/変調周期、リッチ出力期間/変調周期及びこれらの相関値である。以下同じである。
即ち、目標A/F(n)が所定リーンA/F以上になると、目標A/F(n)をリーンA/F側からリッチA/F側に大きく一気に切り換えるように制御し、この際、目標平均A/Fと実平均A/Fとの差を求め、所定リッチA/Fに当該差を反映するようにしてリッチA/F側における目標A/F(n)を求める。
ところで、目標平均A/Fに対し実平均A/Fがリッチシフト或いはリーンシフトする場合、上記ステップS18で求めたように、シフトした分だけ修正するようにすれば、以降、目標A/Fに対して実A/Fが適正なものとなる。しかしながら、このようにしてもリッチシフト或いはリーンシフトしていたときの目標A/Fと実A/Fとの差分は相殺されることがなく、実平均A/Fは直ぐには目標平均A/Fとはならない。故に、実平均A/Fがリッチシフトしていた場合には余剰のHC、COが十分に浄化されず、実平均A/Fがリーンシフトしていた場合には余剰のO2によるNOxが十分に浄化されないという問題が生じる。
そこで、ステップS20では、目標A/Fと実A/Fとの差分を相殺するため、当該差分を目標A/F(n)に反映させている。
次のステップS22では、リッチA/Fへの切り換え後、所定変調周期後に目標A/F(n)が所定リーンA/Fとなるようにゲインを調整する。具体的には、例えば次式(3)から求める。
ゲイン={リーン側片振幅+リッチ側片振幅−(目標平均A/F−実平均A/F)}
/所定変調周期×(ステップS14の算出周期) …(3)
これにより、リッチシフト或いはリーンシフトしていたときの目標A/Fと実A/Fとの差分に対する補償は、一変調周期のみとなり、リッチシフト或いはリーンシフトしていたときの一変調周期と併せて二変調周期間の実平均A/Fを所望の値とすることができ、以降の不要な補償を回避することができる。また、リッチシフト或いはリーンシフトした場合であっても変調周期を一定に保持することが可能となり、変調周期を維持した方が触媒性能の低下を抑制することができるシステムにおいては有効である。なお、変調周期を変更した方が触媒性能の低下が小さい場合において当該変調周期を一定に維持しないようにすることを妨げるものではない。
そして、ステップS24において目標燃料量{目標A/F(n)に相当する燃料量}を求め、上記ステップS18で求めた燃料補正量と併せて供給する燃料量を決定する。
このように、リッチA/F側における目標A/F(n)を求めたら、ステップS12を経てステップS14に進み、ステップS20で求めた目標A/F(n)を上記式(1)における目標A/F(n)の初期値とする。
そして、上記同様、ステップS16で目標A/F(n)が所定リーンA/Fに達したと判定されるまでステップS14において式(1)から目標A/F(n)を繰り返し求めるようにする。
図3を参照すると、実平均A/Fが例えばリーンシフトした場合の当該強制変調制御の制御結果である排気A/F、即ち実A/Fの時間変化が示されているが、同図に示すように、目標平均A/Fに対し実平均A/Fがリーンシフトしている場合(一点鎖線)には、目標A/F(n)が所定リーンA/Fに達すると、リッチ側片振幅d’に目標平均A/Fと実平均A/Fとの差分δが反映(加算)されてリッチ空燃比側での目標A/F(n)が算出されるとともに燃料誤差が加味され、排気A/Fは一気にリッチA/F側に変化させられる。そして、以降、排気A/Fは、ゲイン調整により目標A/F(n)に対応した適正な値(破線)に近づきながらリッチA/F側からリーンA/F側に徐々に変化させられる。
また、図4を参照すると、実平均A/Fが例えばリッチシフトした場合の当該強制変調制御の制御結果である排気A/F、即ち実A/Fの時間変化が示されているが、同図に示すように、目標平均A/Fに対し実平均A/Fがリッチシフトしている場合(一点鎖線)には、目標A/F(n)が所定リーンA/Fに達すると、リッチ側片振幅d’に目標平均A/Fと実平均A/Fとの差分δが反映(減算)されてリッチ空燃比側での目標A/F(n)が算出されるとともに燃料誤差が加味され、やはり排気A/Fは一気にリッチA/F側に変化させられる。そして、上記同様、排気A/Fは、ゲイン調整により目標A/F(n)に対応した適正な値(破線)に近づきながらリッチA/F側からリーンA/F側に徐々に変化させられる。
上記制御ルーチンが繰り返し実行されると、図5に示すように、排気A/Fは、目標A/F(n)に対し適正な状態となり、目標A/F(n)が所定リーンA/Fに達すると、リーン側片振幅dとリッチ側片振幅d’の和が振幅(全振幅)となるリッチ空燃比側での目標A/F(n)が算出され、やはり排気A/Fは一気にリッチA/F側に変化させられる。そして、以降、排気A/Fは、目標A/F(n)に対応した適正な値を維持しながらリッチA/F側からリーンA/F側に徐々に変化させられる。
次に、第2実施例について説明する。
図6を参照すると、本発明の第2実施例に係る空燃比制御の制御ルーチンがフローチャートで示されており、以下同フローチャートに沿い説明する。なお、第2実施例では、上記第1実施例の図2フローチャートに対してステップS18の燃料誤差量を目標A/F(n)に包含した点が異なるのみであり、ここでは第1実施例と異なる部分を中心に説明する。
ステップS14を経てステップS16’では、ステップS14で求めた目標A/F(n)が「所定リーンA/F+(目標平均A/F−実平均A/F)」以上{目標A/F(n)≧所定リーンA/F+(目標平均A/F−実平均A/F)}であるか否かを判別する。ここに、「所定リーンA/F+(目標平均A/F−実平均A/F)」は、第1実施例に対して、目標A/Fに対する排気A/Fのばらつき(目標平均A/F−実平均A/F)を考慮して、目標A/Fを取り扱うようにしたものである。判別結果が偽(No)で目標A/F(n)が「所定リーンA/F+(目標平均A/F−実平均A/F)」に達していないと判定された場合には、上記ステップS14に戻り、目標A/F(n)を繰り返し求める。一方、判別結果が真(Yes)で、目標A/F(n)が「所定リーンA/F+(目標平均A/F−実平均A/F)」に達したと判定された場合には、ステップS20’に進む。
ステップS20’では、目標A/F(n)を次式(2')から求める。
目標A/F(n)=所定リッチA/F(=基準A/F−リッチ側片振幅)
+(目標平均A/F−実平均A/F)+(目標平均A/F−実平均A/F) …(2')
ここに、「所定リッチA/F+(目標平均A/F−実平均A/F)」は、第1実施例に対して、目標A/Fに対する排気A/Fのばらつき(目標平均A/F−実平均A/F)を考慮して、目標A/Fを取り扱うようにしたものである。
即ち、目標A/F(n)が「所定リーンA/F+(目標平均A/F−実平均A/F)」以上になると、目標A/F(n)をリーンA/F側からリッチA/F側に大きく一気に切り換えるように制御し、この際、目標平均A/Fと実平均A/Fとの差を求め、所定リッチA/Fに当該差を反映するとともに、排気A/Fのばらつき(目標平均A/F−実平均A/F)を加味してリッチA/F側における目標A/F(n)を求める。
次のステップS22では、リッチA/Fへの切り換え後、所定変調周期後に目標A/F(n)が「所定リーンA/F+(目標平均A/F−実平均A/F)」となるようにゲインを調整する。具体的には、上記同様に例えば次式(3)から求める。
ゲイン={リーン側片振幅+リッチ側片振幅−(目標平均A/F−実平均A/F)}
/所定変調周期×(ステップS14の算出周期) …(3)
そして、ステップS24’において目標燃料量{目標A/F(n)に相当する燃料量}を求め、供給する燃料量を決定する。
このように、リッチA/F側における目標A/F(n)を求めたら、ステップS12を経てステップS14に進み、ステップS20’で求めた目標A/F(n)を上記式(1)における目標A/F(n)の初期値とする。
そして、上記同様、ステップS16’で目標A/F(n)が「所定リーンA/F+(目標平均A/F−実平均A/F)」に達したと判定されるまでステップS14において式(1)から目標A/F(n)を繰り返し求めるようにする。
図3を参照すると、実平均A/Fが例えばリーンシフトした場合の当該強制変調制御の制御結果である排気A/F、即ち実A/Fの時間変化が示されているが、同図に示すように、目標平均A/Fに対し実平均A/Fがリーンシフトしている場合(一点鎖線)には、目標A/F(n)が「所定リーンA/F+{目標平均A/F−実平均A/F(=前回の燃料誤差)}」に達すると、リッチ側片振幅d’に目標平均A/Fと実平均A/Fとの差分δが反映(加算)されてリッチ空燃比側での目標A/F(n)が算出されるとともに今回の燃料誤差が加味され、排気A/Fは一気にリッチA/F側に変化させられる。そして、以降、排気A/Fは、ゲイン調整により目標A/F(n)に対応した適正な値(破線)に近づきながらリッチA/F側からリーンA/F側に徐々に変化させられる。
また、図4を参照すると、実平均A/Fが例えばリッチシフトした場合の当該強制変調制御の制御結果である排気A/F、即ち実A/Fの時間変化が示されているが、同図に示すように、目標平均A/Fに対し実平均A/Fがリッチシフトしている場合(一点鎖線)には、目標A/F(n)が「所定リーンA/F+{目標平均A/F−実平均A/F(=前回の燃料誤差)}」に達すると、リッチ側片振幅d’に目標平均A/Fと実平均A/Fとの差分δが反映(減算)されてリッチ空燃比側での目標A/F(n)が算出されるとともに今回の燃料誤差が加味され、やはり排気A/Fは一気にリッチA/F側に変化させられる。そして、上記同様、排気A/Fは、ゲイン調整により目標A/F(n)に対応した適正な値(破線)に近づきながらリッチA/F側からリーンA/F側に徐々に変化させられる。
上記制御ルーチンが繰り返し実行されると、図5に示すように、排気A/Fは、目標A/F(n)に対し適正な状態となり、目標A/F(n)が所定リーンA/Fに達すると、リーン側片振幅dとリッチ側片振幅d’の和が振幅(全振幅)となるリッチ空燃比側での目標A/F(n)が算出され、やはり排気A/Fは一気にリッチA/F側に変化させられる。そして、以降、排気A/Fは、目標A/F(n)に対応した適正な値を維持しながらリッチA/F側からリーンA/F側に徐々に変化させられる。
以上、第1及び第2実施例に基づき説明したように、上記制御ルーチンを実行することで、強制変調が、リッチA/F側から徐々にリーンA/F側に移行した後に急激にリッチA/F側に変化するような三角波形状の変調波形(幾何学的パターン)を呈しながら且つ目標A/F(n)に対して実A/Fを適正なものとしながら良好に継続実施される。
このように、目標A/F(n)が所定リーンA/Fとなり、例えば三元触媒30におけるO2の拡散速度が最大となった直後に制御A/F(n)を大きく一気にリーンA/F側からリッチA/F側に切り換えることにより、排気A/Fのばらつきによって実平均A/Fがリーンシフトしたとしても、リーンA/F側からリッチA/F側への切り換え遅れによるリーンA/F期間の延長を良好に防止し、排気A/Fを確実にリッチA/Fに切り換えるようにでき、三元触媒30におけるO2吸蔵量のオーバフローを良好に防止することができる。これにより、三元触媒30の排気浄化性能の最適化を図ることができる。
また、上記制御ルーチンを実行することにより、リーンA/F側からリッチA/F側への切換時において、排気A/Fは、図3乃至図5に示す如く、結局はリッチA/F側の振幅x’、振幅y’、振幅d’がそれぞれリーンA/F側での所定リーンA/Fに相当する振幅x、振幅y、振幅dと同等或いはそれ以上(x’≧x、y’≧y、d’≧d)となるように制御されることになる。
さらに、この際、リーンシフトしている場合のリッチA/F側の振幅x’が振幅d’よりも大きく、リッチシフトしている場合のリッチA/F側の振幅y’が振幅d’よりも小さくなるように制御される。即ち、リーンシフトしている場合にはリッチ度合いが大きくなるように、リッチシフトしている場合にはリッチ度合いが小さくなるようにしてリーン空燃比側からリッチA/F側への変更が行われる。
従って、排気A/Fの実平均A/Fを目標平均A/F或いはその近傍値に安定させておきながら、適宜良好に目標A/Fに対する実A/Fの適正化を図り、三元触媒30におけるO2吸蔵量のオーバフローとO2吸蔵量の不足とを確実に防止できる。また、これにより、リッチシフト或いはリーンシフトしていたときの目標A/Fと実A/Fとの差分を良好に相殺し、実平均A/Fを速やかに目標平均A/Fにでき、実平均A/Fがリッチシフトしていた場合の余剰のHC、COや実平均A/Fがリーンシフトしていた場合の余剰のO2によるNOxを十分に浄化することができる。これにより、三元触媒30の排気浄化性能のさらなる最適化を図ることができる。
なお、リッチA/F側の振幅x’、振幅y’、振幅d’がそれぞれリーンA/F側の振幅x、振幅y、振幅dよりも大きくなるように制御することにより、実平均A/Fをストイキオよりも若干リッチA/F寄りに維持してエンジン1の出力を確保することも可能である。
以上で、本発明に係る排気浄化装置の実施形態についての説明を終えるが、実施形態は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態では、目標A/F(n)が所定リーンA/Fに達した直後にリーンA/F側からリッチA/F側への切り換えを行うようにしているが、所定リーンA/Fとなって所定短期間経過後に直ちにリッチA/F側へ切り換えるような構成にしてもよく、また、実A/Fが所定リーンA/Fとなった直後或いは所定リーンA/Fとなって所定短期間経過後に直ちにリッチA/F側へ切り換えるような構成にしてもよく、また、供給A/Fが所定リーンA/Fとなった直後或いは所定リーンA/Fとなって所定短期間経過後に直ちにリッチA/F側へ切り換えるような構成にしてもよく、さらに、前記A/Fが所定リーンA/Fとなった直後或いは所定リーンA/Fとなって所定短期間経過後に相当する所定期間経過後直ちにリッチA/F側へ切り換えるような構成にしてもよい。この点は、第1実施例に限らず第2実施例の場合も同様の趣旨である。
また、上記実施形態では、三元触媒30がO2ストレージ機能を有する場合の最適化手法について説明したが、リッチA/F(還元雰囲気)下でCOやH2を吸蔵する一方、リーンA/F(酸化雰囲気)下で当該吸蔵したCO、H2を放出(供給)するCOストレージ機能を有する三元触媒30に本願発明を適用することも可能である。また、変調波形は、リーンA/F側から徐々にリッチA/F側に移行した後に急激にリーンA/F側に変化するような逆向きの三角波形状となるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、触媒コンバータとして三元触媒30を用いるようにしたが、触媒コンバータは少なくともO2ストレージ機能或いはCOストレージ機能を有していれば如何なるタイプのものであってもよい。
また、上記実施形態では、エンジン1としてMPIエンジンを採用したが、これに限られず、エンジン1は強制変調制御が可能であれば如何なるエンジンであってもよく、筒内噴射型エンジンであってもよい。
また、上記第1及び第2実施例では、目標平均A/F及び実平均A/Fを一変調周期間の平均値として求めるようにしているが、これに限るものではなく、例えば、二以上の変調周期間の平均値として求めるようにしてもよく、また、リッチ変調・リーン変調毎にリッチ/リーン変調期間の平均値として求めるようにしてもよい。
また、上記第1及び第2実施例で使用しているA/Fの代わりにA/F相関値を用いるようにしてもよい。例えば、F/A、当量比、空気過剰率、燃料量、さらにO2センサを用いている場合には、O2センサがリーンA/Fを示す期間(リーン出力期間)、O2センサがリッチA/Fを示す期間(リッチ出力期間)、リーン出力期間/変調周期、リッチ出力期間/変調周期及びこれらの相関値を用いるようにしてもよい。
車両に搭載された本発明に係る内燃機関の排気浄化装置の概略構成図である。 本発明の第1実施例に係る空燃比制御の制御ルーチンを示すフローチャートである。 実平均A/Fが例えばリーンシフトした場合の強制変調制御の時間変化を示す図である。 実平均A/Fが例えばリッチシフトした場合の強制変調制御の時間変化を示す図である。 排気A/Fが制御A/F(n)、即ち目標A/F(n)に対し適正な状態の強制変調制御の時間変化を示す図である。 本発明の第2実施例に係る空燃比制御の制御ルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
1 エンジン本体
6 燃料噴射弁
22 リニア空燃比センサ(実空燃比検出手段)
30 三元触媒(触媒コンバータ)
40 ECU(電子コントロールユニット)

Claims (2)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられた触媒コンバータと、
    前記触媒コンバータに流入する排気の空燃比をリーン空燃比側とリッチ空燃比側とに周期的に強制変調させる空燃比強制変調手段と、
    該空燃比強制変調手段により変調させる前記排気の空燃比の目標値を設定する目標空燃比設定手段とを備え、
    前記目標空燃比設定手段は、空燃比が所定リーン空燃比に到達後直ちに或いは該所定リーン空燃比以上となって所定短期間経過後直ちに、リッチ側片振幅がリーン側片振幅以上となるように該目標値を変更することを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 前記触媒コンバータに流入する排気の実空燃比を検出する実空燃比検出手段をさらに備え、
    前記目標空燃比設定手段は、前記空燃比強制変調手段による強制変調の変調周期間において前記実空燃比検出手段により検出される排気の実空燃比の平均値または該平均値の相関値がリーン空燃比であるときにはリッチ化度合いを大きくして前記リッチ空燃比側への変更を行い、該平均値または該平均値の相関値がリッチ空燃比であるときにはリッチ化度合いを小さくして前記リッチ空燃比側への変更を行うことを特徴とする、請求項1記載の内燃機関の排気浄化装置。
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