JP2005113570A - 床材及び床構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 裁断加工を容易に行える上、有害な反りの発生を防止しつつ、両面テープにより施工ができ、更に耐落下傷性にも優れた床材を提供する。
【解決手段】 本発明は、基材10上に化粧層4が積層される床材を対象とする。基材10が、下側木質層3bと、下側木質層3b上に積層される高比重層2と、高比重層2上に積層される上側木質層3aとを具備する。上側木質層3a及び下側木質層3bは、比重が0.7以上、厚さが2.0mm以下の木質繊維板により構成される。高比重層2は、比重が1.5〜3.0の軟質合成樹脂製の高比重シートにより構成される。高比重層2の厚さが、木質層3a、3bの厚さに対し、同等から10倍の範囲に設定されている。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えば一般住宅等における屋内の床仕上げ用、特にリフォーム時の床仕上げ用として好適に採用される床材及び床構造に関する。
一般住宅における床仕上げ用の床材としては、例えば下記特許文献1に開示されたものが周知である。この床材は、木材薄板の表面に繊維方向を直交させるように突板が積層されるとともに、裏面側に柔軟性樹脂シートが積層されたものであり、接着剤を用いて床下地に接着施工されるものである。
しかしながら、この床材においては、木材薄板の繊維方向に対し直交する方向に切断するような場合、カッターナイフでは切断できず、現場等での裁断加工時には、鋸等を用いて切削する必要があり、切削作業が困難になるばかりか、切削時に切り屑が発生して、現場周辺を汚してしまう恐れがある。
更に床材表面に、コップや灰皿等の物品を落下させてしまった場合、凹み傷(落下傷)が生じてしまうという問題もあった。
また、この床材は、高温下においては、木材薄板が放湿により収縮するとともに、裏面側の樹脂シートが熱膨張により伸長し、有害な谷反りを誘起する応力が発生するものであるが、床材裏面側が接着剤によって強固に床下地に接着されているため、谷反りをある程度抑制することが可能である。ところが、近年においては、施工期間の短縮や、作業性の改善等を目的として、接着剤を用いずに、両面テープにより床材を床下地に接着施工する技術が好んで採用される傾向にある。このため仮に、上記床材を両面テープにより床下地に接着施工した場合、床下地との接着強度が低くなるため、上記の谷反りを確実に抑制することが困難となる。特に、床暖房用の床仕上げ材として使用したり、床仕上げ面上にホットカーペット等を敷設して使用した場合には、床暖房用床下パネルやホットカーペットからの加熱によって、谷反りが発生して、床材端部が浮き上がったり、隣り合う床材間に隙間が形成されるという問題が発生する。
上記以外の従来の床材として、下記特許文献2に示すように、合板製基板の表面側に突板が貼着されるとともに、裏面側に高密度軟質シートが積層されたものが周知である。
しかしながら、この床材は、基板が合板により構成されているため、上記と同様、カッターナイフでは精度良く切断することができず、現場等での裁断加工時には、鋸等を用いて切削する必要があり、切削作業が困難になるばかりか、切削時に切り屑が発生して、現場周辺を汚してしまう恐れがある。
更に基板が合板により構成されているため、床材表面に、コップや灰皿等の物品を落下させてしまった場合、凹み傷(落下傷)が生じてしまうという問題もあった。
また、この床材は、高温下においては、表面側の合板基板が放湿により収縮しするとともに、裏面側の高密度軟質シートが熱膨張により伸長し、有害な谷反りを誘起する応力が発生する。このため特に床暖房用の床仕上げ材として使用したり、床仕上げ面上にホットカーペット等を敷設して使用した場合には、加熱によって谷反りが発生して、床材端部が浮き上がったり、隣り合う床材間に隙間が形成されるという問題が発生する。
特許第2793065号 実公平6−33099号 特開平4−76861号
一方、上記特許文献3には、突板の裏面に低密度ないしは中密度のファイバーボードが積層一体化されるとともに、ファイバーボードの裏面に、ポリ塩化ビニル樹脂製の発泡シート及びガラスペーパーからなる基材が積層された床タイルが開示されている。
しかしながら、この床タイルにおいて、突板やファイバーボード等の表面材は、水分の吸放湿に伴って伸縮するのに対し、基材は柔軟性を有するものであるため、表面材が湿気等によって伸縮した際に、その伸縮挙動を基材によって抑制することができず、上記と同様に、床タイル自体に有害な谷反りが発生する恐れがある。
特にこの床タイルを床暖房用の床仕上げ材として用いた場合には、床暖房用床下パネルからの加熱によって、床タイルの端部が浮き上がったり、隣合う床パネル間に隙間が形成されるという問題を依然として解消することは困難である。
更にこの床タイルは、表面材のファイバーボードが柔らかいため、物品の落下等により、床仕上げ面に落下衝撃があると、凹み傷が発生したり、場合によっては、床上を歩行するだけで、表面の突板が破壊されてしまう等の不具合を抱えている。
この発明は、上記従来技術の問題を解消し、現場周辺を切り屑等で汚すことなく、裁断加工を容易に行える上、有害な反りの発生を防止しつつ、両面テープや接着剤により簡単かつ確実に施工することができ、更に耐落下傷性等にも優れた床材及び床構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本第1発明の床材は、基材上に化粧層が積層される床材であって、前記基材が、下側木質層と、前記下側木質層上に積層される高比重層と、前記高比重層上に積層される上側木質層とを具備し、前記上側木質層は、比重が0.7以上、厚さが2.0mm以下の木質繊維板により構成され、前記下側木質層は、比重が0.7以上、厚さが2.0mm以下の木質繊維板により構成され、前記高比重層は、比重が1.5〜3.0の軟質合成樹脂製の高比重シートにより構成され、前記高比重層の厚さが、前記上側木質層及び前記下側木質層のうち少なくともいずれか一方の木質層の厚さに対し、同等から10倍の範囲に設定されてなるものを要旨としている。
この発明の床材において、木質層及び高比重層としての木質繊維板及び高比重シートは、繊維方向等の方向性がなく、更に木質繊維板は、硬質であるものの、厚さが2.0mm以下と薄いため、カッターナイフによって、簡単かつ確実に切断することができ、現場等で裁断加工を精度良く簡単に行うことができる。
更にカッターナイフにより切断できるため、鋸による切断騒音や切り屑が発生せず、周辺環境を良好に保つことができる。
また上側木質層として、比重が0.7以上の木質繊維板を用いるとともに、高比重層として、比重が1.5〜3.0の高比重シートを用いるものであるため、床材表面の耐落下傷性を向上させることができ、物品等の落下による凹み傷の発生も有効に防止することができる。
また基材の表裏面が硬質の木質繊維板により構成されるものであるため、基材が上下に対称な構造となり、構成上のバランスが図られて、反り等のない高品質のフラットな床材を作製することができる。更に施工後においても、水分の吸放湿によって反り等の伸縮変形が生じるのを防止することができる。
このように本発明の床材は、反りの発生を防止できるため、床材の床下地に対する接着強度が低くとも、谷反りすることがなく、床材端部が浮き上がったり、床材に隙間が形成されたりするのを防止することができる。従って、本発明の床材は、接着強度の低い両面テープを用いて、床材を安定状態に敷設施工することができる。また床暖房用の床仕上げ材として使用した場合や、床仕上げ面上にホットカーペットを敷設した場合であっても、同様に、反りの発生を防止することができる。
更に基材の高比重シートは、比重が高い上、柔軟性を有するものであるため、床下地に適度に馴染み、床下地に多少の不陸があったとしても、安定状態に敷設することができ、この点においても、両面テープや接着剤によって確実に施工することができ、施工作業を容易に行うことができる。
また釘等を用いずに、両面テープや接着剤を単独で使用し、又はそれらの併用して施工することができるため、釘打ちに伴う騒音の発生を防止することができる。
また本発明の床材においては、床下地に段差等があろうとも、その段差を表出させずに、良好な仕上げ面を形成することができる。すなわち、基材の高比重シートは、柔軟性を有するものの、その両側の木質繊維板は、剛性を有するものであるため、床材全体として適度な剛性を確保することができる。このため本発明の床材においては、例えば下地材間の接合部に段差があったとしても、段差に沿って段状に配置されることがなく、段差間を跨るように滑らかに湾曲して配置される。従って段差部分において床材表面に筋状の凹部(線模様)が生じることがなく、良好な外観を得ることができる。
特に本発明において、床材を床暖房用の床仕上げ材として使用した場合や、床仕上げ面上にホットカーペットを敷設した場合には、高比重シートが熱により軟化して、上記の段差に馴染むような挙動をとろうとするが、高比重シートの裏面側にも木質繊維板が設けられているため、その裏面側の木質繊維板が、高比重シートの挙動を抑制し、床材全体としての段差への馴染み変形を防止する。従って本発明の床材は、高温環境下においても、床面に段差が表出するのを確実に防止することができる。
更に本発明の床材は、高温環境下においては、高比重シートは膨張しようとする挙動をとるのに対し、その両側の木質繊維板は放湿して収縮しようとする挙動をとる。つまり高比重層と木質層とが互いに相反する挙動をとり、相互抑制効果によって、有害な変形等が生じるのを確実に防止できる。従って、高温環境下においても、隙間の形成や反りの発生を確実に防止することができる。
また、本発明の床材は、両面テープを用いて施工できるため、接着剤を用いない場合には、接着剤の養生硬化時間も不要となり、工期の短縮を図ることができる。
更に接着剤を用いないため、床材表面や、作業者の手、衣服に不用意に接着剤が付着することがなく、接着剤の揮発成分等による不快臭も発生しないので、現場周辺の環境を、より一層良好に維持できるとともに、床材施工作業も効率良くスムーズに行うことができる。
本発明においては、前記高比重層として、硬度(JISK6253のデュロメーター硬さ試験タイプAに準拠)が80°以上のものが用いられてなる構成を採用するのが好ましい。
すなわちこの構成を採用する場合には、耐落下傷性や耐凹み傷性等を一層向上させることができる。
本発明において、高比重シートは、合成樹脂に、ゴム成分、無機粉体及び金属粉体等の充填材が配合された組成物により構成されてなるものを採用するのが良い。
すなわちこの場合には、高比重層用の軟質合成樹脂として、可塑剤が混入されるようなポリ塩化ビニル樹脂を用いる必要がなく、床材として長期間使用している間に、可塑剤が徐々に蒸発して収縮変形が生じる等の不具合を防止できるとともに、可塑剤が木質層との接着面に移行し、接着剥離を発生させる等の不具合を防止することができる。
従って、本発明においては、高比重層用の軟質合成樹脂として、可塑剤が混入されないものを採用するのが良い。
本発明においては、前記上側木質層及び前記下側木質層は、比重及び厚さがほぼ同程度に設定されてなる構成を採用するのが望ましい。
すなわちこの構成を採用する場合には、基材における構成上のバランスを十分に図ることができ、有害な変形をより確実に防止することができる。
なお言うまでもなく、本発明においては、上側木質層と下側木質層との厚さを同じに設定する必要はない。例えば基材上に積層される表面材を考慮して、下側木質層の厚さを上側木質層の厚さを若干厚く設定するようにしても良い。
また本発明においては、前記上側木質層及び前記下側木質層が、溶媒を含まない接着剤を介して前記高比重層に接着されてなる構成を採用するのが、より一層好ましい。
すなわち、接着剤として通常用いられるメラミン系、フェノール系、水性ビニルウレタン系等のものは水分等の溶媒を含むため、その溶媒が木質繊維板に浸透し、接着剤硬化後も溶媒が残留し、有害な反り等の変形を生じる要因となる恐れがあるからである。
本発明においては、前記基材の裏面側に、床材接着施工用の両面テープが貼り付けられてなる構成を採用するのが、より一層望ましい。
すなわちこの構成を採用する場合には、施工現場における両面テープの床材への貼り付け作業を省略することができ、その分、施工作業を効率良く行うことができる。
一方、本第2発明は、上記第1発明の床材による床構造の一態様を特定するものである。
すなわち本第2発明は、上記第1発明の床材を床下地上に複数並べて敷設して形成される床構造であって、前記床材と前記床下地とが両面テープを介して接着されてなるものを要旨としている。
この床構造においては、上記第1発明の床材を、効率良く施工することができる。
以上のように、本発明によれば、現場周辺を切り屑等で汚すことなく、裁断加工を容易に行える上、有害な反りの発生を防止しつつ、両面テープや接着剤により簡単かつ確実に施工することができ、更に優れた耐落下傷性等を得ることができるという効果がある。
図1及び図2はこの発明に関連した床材(1)を示す図である。両図に示すように、この床材(1)は、基材(10)上に化粧層(4)が設けられた積層構造を基本的な構成として備え、基材(10)は、中間の高比重層(2)の上下両面に上側木質層(3a)及び下側木質層(3b)が積層されて構成されている。
木質層(3a)(3b)は、木質繊維板により構成されている。木質繊維板としては、接着剤をバインダーとして木質繊維を成形したものや、木質繊維にポリエチレンテレフタレート樹脂等の合成樹脂の繊維やガラス繊維等の無機繊維等を適宜混入分散させたものを好適に用いることができる。
木質繊維板としては、比重(密度)が0.7(g/cm3 )以上のものを用いる必要があり、好ましくは0.8(g/cm3 )以上のもの、より好ましくは0.85(g/cm3 )以上のものを用いるのが良い。すなわちこの比重が小さ過ぎる場合には、硬さを十分に確保することができず、耐落下傷性の低下を来たし、床面上に物品を落下させてしまった際に、凹み傷が生じる恐れがある。
更に木質繊維板としては、厚さが、2.0mm以下のものを用いる必要があり、好ましくは0.3〜1.5mmのもの、より好ましくは下限値を0.4mm以上のものを用いるのが良い。
すなわち厚過ぎる場合には、床材全体が硬くなり、カッターナイフやハサミでの切断を容易に行うことができず、床材全体として適度な柔軟性を得ることができず、木質繊維板が放湿により収縮して、床材として谷反り方向の応力が発生した際に、谷反りを戻す方向に対する弾性反発力が大きくなり、谷反りを矯正できず、床材端部が浮き上がったり、床材間に隙間が形成される恐れがある。更に床施工後に、木質繊維板の吸放湿による伸縮が大きく、吸湿にて床材間に突き上げや盛り上がりが生じる恐れがあり、放熱や加熱によって床材間に大きな隙間や床材自体に端部が持ち上がる等の不具合が生じる恐れがある。
逆に薄過ぎる場合には、床材としての剛性が低下し、床下地材間の接合部に段差があると、その段差に沿って床材が変形し、段差による線模様が床材表面に表出する恐れがある。
なお下側の木質繊維板が薄過ぎる場合には、特に高温環境下での使用時等において支障を来す恐れがある。すなわち、高温環境下では高比重シートが熱により軟化するが、下側の木質繊維板が薄過ぎる場合には、その繊維板によって、高比重シートの軟化、ひいては床材全体の変形を抑制できず、床材が段差に馴染むように変形してしまい、床材表面に段差が表出してしまう恐れがある。
ところで、通常市販されている木質繊維板は、薄くとも2.5mm程度の厚みを有しており、上記の厚さに調整するには、以下の方法を好適に採用することができる。第1の方法としては、市販の木質繊維板を、所定の厚さになるまで表面や裏面を研削したり研磨したりするものである。第2方法としては、市販の木質繊維板を、その厚さを1回ないし複数回分割し、分割面を研削したり研磨して平坦ないしは平滑面に仕上げて、所定の厚さに仕上げるものである。
本実施形態においては、基材(2)における上側木質層(3a)及び下側木質層(3b)は、厚さが同等に形成されている。このため、厚さ方向の材料配置のバランスが良く、床材としてのフラット性を十分に確保でき、反りが生じ難くなっている。
本発明において、高比重層(2)は、高比重シートにより構成されている。
この高比重シートは、上側木質層(3a)及び下側木質層(3b)により挟持されることにより、床材として、床下地面の不陸や凹凸に馴染む適度な柔軟性を得ることができる。
高比重シートとしては、例えば軟質の合成樹脂、合成ゴム系樹脂、合成樹脂系ゴム等の合成樹脂(高分子材料)に炭酸カルシウム、硫酸バリウム等の高比重の無機物粉体や、鉄、鉛等の金属製粉体からなる充填材(増量材)が混入された組成物により得られるものを好適に用いることができる。
高比重シートの主成分としての合成樹脂は、複数のものが混合された混合物であっても良く、更に硬質の合成樹脂が含まれていても良い。
更にこの合成樹脂としては、廃棄後の焼却処理を考慮した場合、有害ガスを発生する塩素を含まないものを用いるのが良い。
またこの合成樹脂としては、ポリ塩化ビニル樹脂に配合されるような可塑剤が含まれていないもの、例えば合成ゴム系樹脂、合成樹脂系ゴム等のゴム成分が含まれるもの等を用いるの良い。すなわち、可塑剤が含まれている場合、床材として長期間使用している間に、可塑剤が徐々に蒸発して収縮し変形する恐れがある。更に高比重シート全体に分散している可塑剤が木質繊維板との接着面に移行し、層間剥離を生じさせる恐れがある。
高比重シート用の具体的な組成物としては、ポリエチレン系樹脂と、エチレン・プロピレン・ラバー(ゴム)と、炭酸カルシウムとが配合されたものを好適例として挙げることができる。
また、高比重シートとしては、比重(密度)が1.5〜3.0(g/cm3 )のものを用いる必要があり、好ましくは上限値が2.5(g/cm3 )以下のものを用いるのが良い。すなわちこの比重が小さ過ぎる場合には、敷設施工時の安定性が低下する恐れがある。逆に比重が大き過ぎる場合には、床材自体の高重量化を来たし、施工作業性等、取扱性の低下を来す恐れがある。
本発明において、高比重シートとしては、厚さが、上下いずれかの木質繊維板(木質層)の厚さに対し、同等から10倍の範囲(1〜10倍)のものを用いる必要があり、好ましくは下限値が2倍以上、上限値が7倍以下、より好ましくは下限値が3倍以上、上限値が6倍以下のものを用いるのが良い。すなわち厚過ぎる場合には、基材における高比重シートの熱膨張による影響が大きくなり、施工した床面の床材接合部に隙間が生じる恐れがある。逆に薄過ぎる場合には、温湿度変化に伴う挙動が、高比重シートよりも木質繊維板の方が大きくなるため、施工後、木質繊維板の吸放湿によって、床材接合部に突き上げや隙間が生じる恐れがある。
また別の観点から見て、本実施形態においては、上下いずれか一方の木質繊維板(木質層)の比重を「df」、厚さを「Tf」とし、高比重シート(高比重層)の比重を「dr」、厚さを「Tr」としたとき、dr・Tr≧6×df・Tfの関係、好ましくはdr・Tr≧10×df・Tfの関係の関係を成立させるのが良い。換言すれば、高比重シートにおける比重と厚さの積(単位面積当たりの質量)が、木質繊維板の比重と厚さの積に対し、4倍、好ましくは6倍、より好ましくは10倍以上に設定するのが良い。
すなわちこれらの厚さ関係や単位面積当たりの質量関係が、上記の特定値に満たない場合には、高比重シートが、木質繊維板の伸縮挙動による影響を受け易くなり、床材(1)の谷反りを十分に抑制できなくなる恐れがある。これにより、床材(1)を両面テープにより接着施工した際に、床材(1)に谷反りが生じて、床材端部が浮かび上がったり、隣り合う床材間に隙間が形成される等の不具合が生じる恐れがある。
また比重と厚さの積の上限値は、特に限定されるものではないが、高温環境下での使用時等において、床下地材間の接合部に段差がある場合、高比重シートの軟化に伴って床材全体が変形しないことを考慮して設定すれば良く、通常は、17倍程度に設定される。なおこの際、当然のことながら、上下の木質層(3a)(3b)の厚さや剛性も考慮される。
また本発明においては、高比重層(2)として、硬度(JISK6253のデュロメーター硬さ試験タイプAに準拠)が80°以上のものが用いられてなる構成を採用するのが好ましい。
すなわち、高比重シートとして、JISK6253「加硫ゴム硬さ試験方法」記載のデュロメーター硬さ試験タイプAに準拠した硬度が、80°以上のものを用いるのが良く、より好ましくは硬度が85°〜95°のものを用いるのが良い。
この硬度が80°未満の場合には、床材表面に物品が落下した際に、その荷重を高比重シートによって十分に受け止めることができず、凹み傷が発生する恐れがある。更に硬度が85°〜95°の場合には、床下地に0.5mm程度の段差があろうとも、その段差による影響が床材表面に及ぶことがなく、床材表面に段差による線模様等が表出されず、良好な仕上がり具合を得ることができる。
なお、この硬度が95°を超える場合には、熱による伸びが大きくなり、谷反り発生の要因となる恐れがあり、好ましくない。
本実施形態においては、化粧層(4)としては、天然木や人工杢からなる木質単板、模様印刷樹脂シート、模様印刷紙、表面塗装等、あるいはそれらの組合せにて形成されたものを用いることができる。
木質単板は、湿潤単板でも乾燥単板でも良いが、乾燥単板は木質繊維板への積層接着部の水分量変化が少ないので望ましい。また化粧層(4)の厚さは任意であるが、0.2〜0.6mm程度が通常採用され、好ましくは0.2〜0.4mm程度が良い。
本実施形態においては、上記高比重シートからなる高比重層(2)の上下両面に接着剤(11a)(11b)を介して、上記木質繊維板からなる上下木質層(3a)(3b)が積層接着されて、基材(10)が形成されるとともに、その基材(10)上に接着剤(12)を介して化粧層(4)が積層接着されるものである。
ここで、本発明において、接着剤(11)(12)としては、ホットメルト系(反応性ホットメルト系)、エポキシ樹脂系、ウレタン樹脂系等の溶剤や水等の溶媒を含まない接着剤を用いるのが好ましい。
すなわち、接着剤として通常用いられるメラミン系、フェノール系、水性ビニルウレタン系等のものは水分等の溶媒を含むため、その溶媒が木質繊維板に浸透し、接着剤硬化後も溶媒が残留し、有害な反り等の変形を生じる要因となる恐れがあるからである。なお、上側木質層(3a)と下側木質層(3b)との間に接着剤(11a)(11b)の残留量の相違や、放散の不均等が生じると、反りが生じる恐れは否定できない。
高比重シートに木質繊維板を接着する場合、高比重シートの各面に1枚ずつ木質繊維板を積層接着しても良いし、高比重シートの両面に2枚の木質繊維板を同時に積層接着するようにしても良い。
木質繊維板や化粧層の積層接着工程は、熱圧下で及び冷圧下のいずれで行っても良いが、熱圧では、高比重シートが熱にて膨張するため、その膨張を防止できるよう、冷圧で行うのが良い。
更に化粧層の基材(10)への積層接着工程では、接着剤(12)が塗布された基材(10)に化粧層を圧着する際、ホット・コールド方式で行っても良い。また基材(10)に接着剤(12)を塗布する前に、基材表面あるいは表裏両面を加熱すれば、接着剤(12)を塗布作業、接着剤(12)の良好付着、接着の安定等の面で望ましい。
本実施形態において、冬季等の低温の作業環境で基材(10)を製造する場合には、高比重シート(2)を予備加熱した状態で、木質繊維板を接着剤(11a)(11b)を介して接着積層し、その養生前の基材(10)を、接着剤が硬化するまでの期間、加熱下で養生するのが良い。
すなわちこの製法においては、高比重シートを木質繊維板に接着する前に予備加熱することにより、高比重シートの内部応力を取り除いて熱膨張させておき、その状態で木質繊維板に接着して、加熱下で養生するものであるため、床材施工後に、ホットカーペット等により加熱されたとしても、高比重シートが熱膨張が小さくなり、床材に有害な反りが発生するのを、より確実に防止でき、床材端部が浮き上がったり、床材間に隙間が形成されるのを、より確実に防止することができる。
なお、上記予備加熱時の温度や、養生時の温度は、ホットカーペットにより加熱されたときの床材温度に合わせて、40℃程度以上に設定するのが良い。
また養生時間は、接着剤の硬化が終了するまでの時間に設定すれば良いが、余裕を見て、その時間よりも長く設定しても良い。
参考までに、接着剤(11a)(11b)としてエポキシ樹脂系のものを用いる場合、養生時間は15時間以上に設定するのが適当である。
本実施形態において、床材(1)は、全体厚さが、2〜9mmに設定されてなる構成を採用するのが良く、より好ましくは下限値が2.5mm以上、上限値が6.0mm以下に設定されてなる構成を採用するのが良い。
すなわちこの全体厚みが薄過ぎるものは、製造が困難になる。逆に厚過ぎるものは、高重量化を来たし、取扱が困難になるばかりか、剛性が高くなり、柔軟性の低下により、床下地への馴染み性が低下するとともに、切断作業も困難になる恐れがある。
本実施形態において、床材(1)の形状は、平面視で長方形等の矩形状に形成されるものであるが、その形状は特に限定されるものではなく、例えば平面視で正方形に形成するようにしても良い。
また床材(1)の周囲には、隣合う床材同士を接合する接合部が設けられている。すなわち床材(1)の周囲4辺における隣合う2辺には、上じゃくり部(23)が形成されるとともに、残りの2辺には、上じゃくり部(23)に係合可能な下じゃくり部(24)が形成されている。
なお本発明においては、接合部の構成は、上記のものに限られることはなく、例えば図3に示すように、隣合う2辺に雄ざね部(21)、残りの2辺に雌ざね部(22)を形成するようにしても良く、このさね加工と、上記相じゃくり加工のほか、相じゃくり実矧ぎ加工等を併用するようにしても良い。
本発明において、床材(1)は、通常、平面視長方形や正方形等の方形状に形成されるものである。
更に床材(1)における周辺部上端には、面取り部(30)が形成される。この面取り部(30)を形成することにより、床材間の接合部に段差が生じても、その段部が目立たなくなり、良好な仕上がり具合を維持することができる。
また本発明においては、上側木質層(11a)としての木質繊維板が、0.5mm以上の厚さの場合、面取り部(30)を形成することにより、隣り合う床材間において対応し合う木質繊維板同士の接触厚さを0.5mm未満に調整するのが良い。すなわちこの場合、吸湿環境になった際に歩行時に生じる木質繊維板同士の接触音による踏み鳴り音が軽微となり、更に厚さ方向に膨潤しても、目立つことがなくなり、高い品質を維持することができる。
また本発明では、下じゃくり部(24)の突出部において、木質繊維板と高比重シートとが存在する構成を採用するのが好ましい。すなわち、この構成を採用する場合、放湿環境下のとき、高比重シートによる防湿及び補強と、化粧層(4)による補強とにより、上記の各突出部の先端が上方に変形するのを有効に防止することができる。
更に上じゃくり部(23)の突出部においても、木質繊維板と高比重シートとが存在する構成を採用するのが好ましい。すなわちこの構成を採用する場合、上じゃくり部周辺を良好な形状に保つことができる。
本発明の床材(1)は、隣り合う床材間において相じゃくり接合を行いつつ、床下地に両面テープ(40)を介して接着施工することにより床構造を形成するものである。
床下地は、平面下地であり、新設施工の場合には、合板、パーティクルボード等によって構成され、リフォームの場合には、上記のもの以外に、既設の床材によって構成される。
リフォームの場合、既設の床面には通常ワックスが塗布されているが、そのワックスを除去しても良く、またワックスが塗布されたままの状態であっても、本発明の床材(1)は、両面テープ(40)を用いて施工することができる。
すなわち、既設床面にワックスが塗布されている場合、両面テープ(40)による接着強度が低下するため、加熱放湿等により床材に谷反りが発生する恐れがあるが、本発明の床材(1)は、上記したように、床下地への接着強度が低くとも、谷反りを確実に防止できるため、既設床面にワックスが塗布されていようとも、両面テープ(40)を用いて不具合なく確実に施工でき、良好な仕上がり具合を得ることができる。
なお、ワックスの除去は完全に行っても良いし、サンドペーパー等でワックスの表面を粗面化する等、適度な除去であっても良い。
本発明において、両面テープ(40)としては、テープ基材の両面に感圧性接着剤(粘着材)が塗布されたもの、感圧接着剤の層にガラス繊維等の繊維が分散混入されたもの等を好適に用いることができ、温湿度変化しても、剥離しないものは、より好適に用いることができる。
また図1(b)に示すように、両面テープ(40)は、床材裏面における少なくとも両側部の位置に配置するのが良く、更にその中間部の位置にも配置するのが、より好ましい。すなわち両側部に両面テープ(40)を配置する場合には、放湿収縮による床材(1)の谷反りを、より確実に防止できるとともに、中間部に配置する場合には、吸湿伸長による山反りを、より確実に防止することができる。
もっとも、本発明において、両面テープ(40)の貼付位置や貼付数は、特に限定されるものではない。
また、両面テープ(40)は、床材施工前に、剥離テープを付けたままの状態で床材(1)の裏面にあらかじめ貼り付けておいても良く、床材施工時に、床材裏面や床下地面に貼り付けるようにしても良い。なお、これらの貼り付け処理において、床下地面等の両面テープ(40)と接触する面の状態に応じて、両面テープ(40)の厚さは任意に選ばれる。
以下、本発明に関連した実施例及びそれと対比するための比較例について説明する。
<実施例1>
ポリエチレンとエチレン・プロピレンラバーと炭酸カルシウムとが配合された組成物からなる比重1.7、厚さ2.3mmの高比重シート(高比重層)の上下面にエポキシ系接着剤を介して、比重0.85、厚さ0.4mmの木質繊維板(木質層)をそれぞれ接着積層して、基材を得た。更にその基材の上面に反応性ウレタン系ホットメルト接着剤を介して、厚さ0.3mmの化粧単板を接着積層するとともに、その上から塗装することにより、化粧層を形成した。これにより、幅151mm、長さ909mmの平面視長方形の床材を作製した。
<比較例1>
ポリ塩化ビニル樹脂に、可塑剤及び硫酸バリウムが配合された組成物からなり、それ以外は上記実施例1と同様の高比重シートを用い、上記と同様に、比較例1の床材を作製した。
<比較例2>
比較例1と同様の高比重シートの上面のみに、上記と同様の木質繊維板を積層して基材を得、更にその基材上に上記と同様に化粧層を形成して、比較例2の床材を作製した。
<床暖房に対する試験>
12mm厚のラワン合板上に、2枚の床暖房放熱パネル(ポリスチレン発泡体基材の表面側に形成した蛇行状の溝に温水パイプを埋設し、その上に金属製の均熱シート・フィルム、合成樹脂シートが順次積層一体化されたもの=下地パネル)を、両面テープとねじを用いて固定した。このとき、2枚の床暖房放熱パネル間に、2mmの隙間を形成し、垂直方向に0.6mmの段差を形成した。
そしてこの放熱パネル上に、2枚の放熱パネル間の隙間及び段差を覆うようにして、上記各床材を両面テープにより取り付けた。なお、両面テープは、床材の両側部及び中間部に床材長さ方向に沿って配置するようにした。
こうして床材を施工した後、80℃の温水を通湯し、72時間経過後に、暖房パネル間の段差部分において、床材表面に表出される筋模様(凹部)を目視及び指触により検査し、筋模様の有無について判断した。次に1100時間経過後に、暖房パネル間の段差部分以外の箇所において、各床材の反り(幅方向の反り=幅反り)と、床材間の隙間を測定した。上記各評価結果を下の表1に示す。
Figure 2005113570
上表1に示すように、まず暖房パネル間における段差の表出に関して、比較例2の床材は、暖房パネル間の段差が床面に表出していることを、指触及び目視とも明確に確認できた。この理由は、基材の高比重シートが熱により軟化して、下地パネル間の段差に馴染むような挙動をとり、床材全体としても段差に沿うように変形したためである。
また比較例1の床材において、段差の表出は、指触では僅かに感じとれるものの、目視では十分に注意を払わない限り認識することができず、実用上問題とならない程度のものである。
また実施例1の床材において、段差の表出は、指触では感じとれず、目視においても、角度によって僅かに視認できる程度で、全く問題とならないものであった。
このように比較例1及び実施例1の床材は、段差の表出を防止できるのである。これは、実施例1及び比較例1の床材では、高比重シートの裏面にも木質繊維板が配置されているためである。すなわち、高比重シートが熱により軟化して、上記の段差に馴染むような挙動をとろうとしても、基材裏面の木質繊維板がその挙動を抑制し、床材全体としての段差への馴染み変形を防止しているためである。
床材の幅反り、床材間の隙間に関して、比較例2の床材は、幅反り、床材間の隙間が共に大きく、床面として平坦性を損なうものとなった。
比較例1の床材は、幅方向端部間の隙間(サイドの隙間)が大きいものの、幅方向反りや床材長さ方向端部間の隙間(エンドの隙間)が、比較例2の床材よりも軽減されている。更に実施例1のものと比較して、幅反りは遜色がないものの、隙間についてはサイド及びエンドのいずれにおいても大きいものであった。これは、高比重シートに含まれる可塑剤が徐々に気散したことによるものであった。従って更に長期間にわたって床暖房用に使用していると、隙間が一段と大きくなると推測され、場合によっては、可塑剤が木質繊維板との接着層に移行して、接着剥離(層間剥離)も発生する恐れもある。
また、実施例1の床材は、幅反りや隙間が小さく、高い品質を維持することができた。これは、高比重シートが加熱膨張するのに対し、その両面に配置される木質繊維板が乾燥収縮することにより、高比重シートと木質繊維板が相反する挙動を示すことに加えて、高比重シート内に可塑剤が含まれず、可塑剤の気散移行による悪影響を防止できるためと考えられる。
この発明の実施形態である床材を示す図であって、同図(a)は平面図、同図(b)は裏面図である。 図1の線断面図である。 この発明の変形例である床材を示す断面図である。
符号の説明
1…床材
2…高比重層(高比重シート)
3a、3b…木質層(木質繊維板)
4…化粧層
10…基材
11a、11b…接着層(接着剤)
40…両面テープ

Claims (7)

  1. 基材上に化粧層が積層される床材であって、
    前記基材が、下側木質層と、前記下側木質層上に積層される高比重層と、前記高比重層上に積層される上側木質層とを具備し、
    前記上側木質層は、比重が0.7以上、厚さが2.0mm以下の木質繊維板により構成され、
    前記下側木質層は、比重が0.7以上、厚さが2.0mm以下の木質繊維板により構成され、
    前記高比重層は、比重が1.5〜3.0の軟質合成樹脂製の高比重シートにより構成され、
    前記高比重層の厚さが、前記上側木質層及び前記下側木質層のうち少なくともいずれか一方の木質層の厚さに対し、同等から10倍の範囲に設定されてなることを特徴とする床材。
  2. 前記高比重層として、硬度(JISK6253のデュロメーター硬さ試験タイプAに準拠)が80°以上のものが用いられてなる請求項1記載の床材。
  3. 高比重シートは、合成樹脂に、ゴム成分、無機粉体及び金属粉体等の充填材が配合された組成物により構成されてなる請求項1又は2のいずれかに記載の床材。
  4. 前記上側木質層及び前記下側木質層は、比重及び厚さがほぼ同程度に設定されてなる請求項1ないし3のいずれかに記載の床材。
  5. 前記上側木質層及び前記下側木質層が、溶媒を含まない接着剤を介して前記高比重層に接着されてなる請求項1ないし4のいずれかに記載の床材。
  6. 前記基材の裏面側に、床材接着施工用の両面テープが貼り付けられてなる請求項1ないし5のいずれかに記載の床材。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の床材を床下地上に複数並べて敷設して形成される床構造であって、
    前記床材と前記床下地とが両面テープを介して接着されてなることを特徴とする床構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007146387A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Asahi Woodtec Corp 木質床構造および木質床の施工方法
CN106760384A (zh) * 2016-12-20 2017-05-31 苏州金威特工具有限公司 一种隐形榫槽结构金属包边薄形双层含气道实木地热地板

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