JP2005111744A - 記録ヘッド及び記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 先端ガイドがずれたり抜け落ちたりするのを防止し、記録品質の低下を防止する記録ヘッド及び記録装置を提供する。
【解決手段】 記録ワイヤ35を位置決めするためのノーズ41及び先端ガイド61を備えた記録ヘッドにおいて、ノーズ41と先端ガイド61とが二色成形により異なる樹脂材料で一体成形され、ノーズ41と先端ガイド61とに、先端ガイド61が記録ワイヤ35の突出方向である矢印X方向及びこの矢印X方向と略直交する矢印Y方向に抜出すのを防止する抜出し防止機構66を設けた。
【選択図】 図4

Description

ノーズ及び先端ガイドを備えた記録ヘッド及びこの記録ヘッドを備えた記録装置に関する。
一般に、プラテンに沿って往復駆動されるキャリッジに記録ヘッドが搭載され、記録ヘッドの記録ワイヤの突出動作により、インクリボンを介してプラテン上に搬送されたシートに画像を記録する記録装置が知られている。この種の記録装置の記録ヘッドには、記録ワイヤを位置決めするためのノーズ及び先端ガイドが備えられている。
上述した記録ヘッドでは、ノーズの機能として剛性が必要なことと、先端ガイドの機能として潤滑性が必要なことから、ノーズと先端ガイドとは異なる樹脂材料で構成し、互いを溶着等で固定していた。
しかしながら、ノーズと先端ガイドとを溶着した場合、溶着する分の工数が増加するとともに溶着設備が必要であるため、製造コストがかかるばかりでなく、溶着時に先端ガイドに傾斜が生じやすく、この先端ガイドの傾斜によって記録ワイヤの動作不良等の不具合が生じ、記録品質が低下するという問題があった。
この問題を解消すべく、ノーズと先端ガイドとを二色成形により一体成形した記録ヘッドが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1における記録ヘッドのノーズと先端ガイドとの接合面の断面形状は、略くさび形状である。
特開平6−198920号公報
しかしながら、上述した従来の記録ヘッドにおいて、ノーズと先端ガイドとを二色成形し、ノーズと先端ガイドとの接合面の断面形状が略くさび形状の場合には、先端ガイドがノーズから剥離したとき、略くさび形状を有する接合面に沿って先端ガイドがずれたり抜け落ちたりすることがあり、これによって記録品質が低下するという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、先端ガイドがずれたり抜け落ちたりするのを防止し、記録品質の低下を防止する記録ヘッド及び記録装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、記録ワイヤを位置決めするためのノーズ及び先端ガイドを備えた記録ヘッドにおいて、前記ノーズと前記先端ガイドとが二色成形により異なる樹脂材料で一体成形され、前記ノーズと前記先端ガイドとに、前記先端ガイドが前記記録ワイヤの突出方向及びこの突出方向と略直交する方向に抜出すのを防止する抜出し防止機構を設けたことを特徴とするものである。
この記録ヘッドにおいて、前記先端ガイドは、前記ノーズの先端に設けられた空所に嵌合され、前記抜出し防止機構は、前記先端ガイドに形成された段付きの突条と、前記ノーズの空所を囲う壁部に形成され、前記突条が嵌合する孔とで構成されてもよい。
また、プラテンに沿って往復駆動されるキャリッジに記録ヘッドが搭載され、前記記録ヘッドの記録ワイヤの突出動作により、インクリボンを介して前記プラテン上に搬送されたシートに画像を記録する記録装置において、前記記録ヘッドは、記録ワイヤを位置決めするためのノーズ及び先端ガイドを備え、前記ノーズと前記先端ガイドとが二色成形により異なる樹脂材料で一体成形され、前記ノーズと前記先端ガイドとに、前記先端ガイドが前記記録ワイヤの突出方向及びこの突出方向と略直交する方向に抜出すのを防止する抜出し防止機構を設けたことを特徴とするものである。
この記録装置において、前記先端ガイドは、前記ノーズの先端に設けられた空所に嵌合され、前記抜出し防止機構は、前記先端ガイドに形成された段付きの突条と、前記ノーズの空所を囲う壁部に形成され、前記突条が嵌合する孔とで構成されてもよい。
本発明によれば、先端ガイドがずれたり抜け落ちたりするのを防止することができ、記録品質の低下を防止することができる。
以下、本発明の一実施形態を添付の図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る記録装置の一実施形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す斜視図である。図2は、図1のプリンタ本体を示す側断面図である。図3は、図1の記録ヘッドを示す斜視図である。
これらの図に示す記録装置としてのプリンタ10は、記録ヘッド18の複数の記録ワイヤ35(図3)を、インクリボン31(図2)を介してシートSに打ち付けてドットを記録することにより、文字を含む画像を印刷するドットインパクトプリンタである。
ここで、シートSは、単票紙や連続紙などの普通紙の他に、通帳や葉書、封筒などである。特に、単票紙は単票複写紙を含み、上記連続紙は連続複写紙を含む。
上記プリンタ10は、図1に示すように、記録装置本体としてのプリンタ本体11と、このプリンタ本体11に着脱自在に装着されたプッシュトラクタユニット12及び排出ユニット13と、同じくプリンタ本体11に着脱自在に装着されたシート供給ガイド34(図2)と、プリンタ本体11の上方、下方をそれぞれ覆う図示しないアッパケース及びロアケースと、を有して構成される。
上記プリンタ本体11は、本体フレームとしてのベースフレーム14、シート案内フレーム15(図2)、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17と、記録ヘッド18及びキャリッジ19を備えた印刷機構部20と、プラテン21、シート案内22及びピンチローラ25(図2)を備えたシート搬送機構部23と、を有して構成される。
ベースフレーム14及びシート案内フレーム15は、図2に示すようにほぼ平行配置され、これらのベースフレーム14及びシート案内フレーム15の両端に上記左サイドフレーム16、右サイドフレーム17がそれぞれ立設して固定される。これらの左サイドフレーム16と右サイドフレーム17間に、図1に示すように、キャリッジ軸24が架け渡されて回動可能に枢支され、プラテン21が架け渡されて回転自在に配設されている。シート案内22は、左サイドフレーム16と右サイドフレーム17との間に配設されて、シート案内フレーム15に嵌合して固定されている。また、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17の後方部、上方部それぞれには、前記プッシュトラクタユニット12、排出ユニット13をそれぞれ装着可能な図示しないトラクタユニット装着部、排出ユニット装着部が設けられている。
図2に示すプッシュトラクタユニット12は、シートSとしての連続紙をシート搬送機構部23へ送り出し、シート供給ガイド34は、シートSとしての単票紙を1枚ずつ(単票複写紙の場合には一綴りずつ)シート搬送機構部23へ供給する。また、排出ユニット13は、連続紙または単票紙をシート搬送機構部23からプリンタ10外へ引き出すものである。
つまり、プッシュトラクタユニット12のトラクタベルト26の回転により、このトラクタベルト26のピン27の作用で、連続紙は、シート搬送機構部23のシート案内22に案内され、このシート案内22とプラテン21との間に形成されるシート搬送経路28を経て記録ヘッド18へ向い、矢印α方向に送給される。このプッシュトラクタユニット12の非動作時に、シート供給ガイド34から単票紙が1枚ずつ、シート搬送経路28を経て記録ヘッド18へ供給可能とされる。また、排出ユニット13の排出ローラ29の回転により、後述のごとく、記録ヘッド18により文字等が記録された連続紙または単票紙は、シート搬送機構部23のプラテン21から矢印β方向に引き出される。これにより、連続紙または単票紙は、キャリッジ19の後述の主走査方向に直交する副走査方向に搬送される。
図1に示す前記キャリッジ19は、キャリッジ軸24に摺動自在に挿通されると共に、記録ヘッド18を搭載する。キャリッジ軸24がプラテン21と平行に配置されることから、キャリッジ19は、これらのプラテン21及びキャリッジ軸24の軸方向と一致する主走査方向に移動(走行)可能に設けられる。
図示しないキャリッジ駆動モータの正転または逆転により、キャリッジ19は、タイミングベルト30(図2)を介しキャリッジ軸24に案内されて、主走査方向における図1の左向きまたは右向きにプラテン21に沿って往復移動する。
前記記録ヘッド18は多数の記録ワイヤ35(図3)を備え、これらの記録ワイヤ35の突出方向前方にインクリボン31が位置する。記録ヘッド18は、キャリッジ19と共に主走査方向に走行する間に、記録ワイヤ35を突出動作させてインクリボン31に打ち当て、インクリボン31のインクを、プラテン21上に搬送されるシートS(連続紙または単票紙)に付着させて、このシートSに文字を含む画像を記録する。
記録ヘッド18による記録動作は、キャリッジ19が主走査方向左向きまたは右向きに走行する間に、記録ヘッド18の記録ワイヤ35により一行分の記録がなされ、この一行分の記録がなされる度に、シートSが連続紙の場合には、図2に示すシート搬送機構部23のプラテン21、プッシュトラクタユニット12及び排出ユニット13が、また、シートSが単票紙の場合には、シート搬送機構部23のプラテン21、ピンチローラ25及び排出ユニット13が、それぞれシートSを所定量(通常行間分)搬送させ、これらの動作が繰り返されることにより実施される。
尚、図2に示す符号32は、ベースフレーム14とシート案内フレーム15との間に開口して形成されて、プリンタ10の下方からシート搬送機構部23内へシートSを供給するためのボトムシート供給口である。
図4は、図3のIV−IV線に沿う記録ヘッド18の断面図である。
記録ヘッド18は、図4に示すように、ヘッド本体40にノーズ41が連設され、ヘッド本体40の外側には、図3に示すように、放熱器42が配置されて構成される。
ヘッド本体40は、図4に示すように、有底略円筒形状のフレーム43を有し、フレーム43の開口側に、略リング形状のヨーク44、サイドヨーク45が順次積層して配設される。また、フレーム43の内側には、略円筒形状のスプリングホルダ46が配置される。更に、上記ヨーク44及びサイドヨーク45の周方向に複数形成されたそれぞれの凹部にそれぞれ1本のワイヤレバー47が収容される。
これらのワイヤレバー47はレバーホルダ48により保持されて構成される。このレバーホルダ48は、当該レバーホルダ48の外側が補強板49を介して固定ばね50(板ばね)によりスプリングホルダ46側に押圧され、所定量たわみながら当該レバーホルダ48の内側がスプリングホルダ46に当接される。この固定ばね50は、レバーホルダ48を押圧するためのばね部50Aと、このばね部50Aに略垂直に連なって延び、先端にノーズ41の爪部41Bに引っ掛けて固定するための固定部50Cを有する延出部50Bとを備えている。この固定ばね50により、ノーズ41がヘッド本体40に固定される。
これらワイヤレバー47の先端部47Aには、記録ワイヤ35が固着されている。図4においては、説明上、2本の記録ワイヤ35のみを示している。各ワイヤレバー47は、それぞれの先端部47A付近が、スプリングホルダ46に内蔵された復帰スプリング51によってレバーホルダ48方向へ常時付勢される。レバーホルダ48のワイヤレバー47側には、ワイヤレバー47が復帰したときに衝撃力を吸収するためのダンパゴム75が配置される。更に、このダンパゴム75のワイヤレバー47側には、ダンパスペーサ76が配置され、ワイヤレバー47の待機位置を調整している。
また、ワイヤレバー47の基端部であるレバー支点部47Bは、支点押えばね52によりフレーム43方向に押圧されている。支点押えばね52は、弾性変形するばね部52Aと、連結部52Bとにより構成され、ばね部52Aは、レバー支点部47Bを押圧し、連結部52Bは、レバーホルダ48の受け面に当接される。
フレーム43は、軟磁性材料(例えば1%ケイ素鋼)から構成され、環形状の外壁43Aと内壁43Bとの間に底部43Cが形成される。このフレーム43の底部43Cには、略同一円周上に所定間隔を隔てて複数のコア53が一体に形成されている。
これら各コア53には、ボビン54が嵌め込まれる。このボビン54には、コイル線が巻き付けられて電磁コイル55が形成されており、コア53及び電磁コイル55により電磁石56が構成される。
また、電磁石56の電磁コイル55への通電によってこの電磁コイル55が発熱するが、上記放熱器42(図3)は、この発熱によるヘッド本体40の熱を放散させて、このヘッド本体40を冷却するものである。
フレーム43とノーズ41との間には、電子部品が実装された基板57が配置される。また、この基板57とフレーム43との間には、絶縁板58が介在される。この絶縁板58は、フレーム43に対し基板57を絶縁するものである。
上記ノーズ41は、記録ワイヤ35の上述の突出動作を含む進退動作を案内する複数の中間ガイド60及び先端ガイド61を保持するものである。つまり、記録ワイヤ35は、ノーズ41、複数の中間ガイド60、及び先端ガイド61により位置決めされる。この先端ガイド61は、ノーズ41の先端41Aに設けられ、記録ワイヤ35の先端を案内している。言い換えれば、先端ガイド61には、記録ワイヤ35が摺動可能とする孔が形成されている。
前記電磁石56の電磁コイル55に通電がなされると、この電磁石56の周囲に磁気回路が形成され、コア53が励磁されて磁気力として吸引力が発生し、ワイヤレバー47のアーマチュア部59がコア53に吸引される。これにより、ワイヤレバー47は、レバー支点部47Bを中心としてノーズ41方向に回動し、記録ワイヤ35をノーズ41の先端41Aに設けた先端ガイド61から突出動作させる。このように、電磁コイル55は通電されることにより、ワイヤレバー47を介して記録ワイヤ35を駆動する。
電磁コイル55の通電が遮断されたときにコア53が消磁されて、上記吸引力が消失する。このとき、ワイヤレバー47は、復帰スプリング51の付勢力(復帰力)により、レバー支点部47Bを中心としてレバーホルダ48方向へ回動し、記録ワイヤ35を元位置に復帰させる。
ところで、ノーズ41の機能として剛性が必要なことと、先端ガイド61の機能として潤滑性が必要なことから、ノーズ41と先端ガイド61とは異なる樹脂材料で構成される。例えば、ノーズ41は、PET(ポリエチレンテレフタレート)などの剛性の高い樹脂で構成され、先端ガイド61は、POM(ポリアセタール)などの潤滑性の高い樹脂で構成される。
本実施形態では、ノーズ41と先端ガイド61とは二色成形により一体成形される。具体的に説明すると、まず、不図示の二色射出成形機により、ノーズ41が成形される。次いで、二色射出成形機によりノーズ41の先端41Aに設けられた空所70に先端ガイド61が成形される。つまり、先端ガイド61は、ノーズ41の先端41Aに設けられた空所70に嵌合される。
ノーズ41は、図3に示すように、ノーズ41のヘッド本体40に固定される底板部62に立設される三つの壁部63、64、65を備えている。これによって、記録ワイヤ35の突出方向に略直交する四方向のうち、三方が壁部63、64、65で囲まれ、残りの一方が先端ガイド61の樹脂材料を充填するために開放して、ノーズ41の先端41Aに空所70が形成されている。この空所70に射出成形により先端ガイド61の樹脂材料が充填されて先端ガイド61が成形される。ここで、壁部63(第1の壁部)と壁部64(第2の壁部)とは、略平行に配置され、壁部65(第3の壁部)は、これら壁部63、64に挟まれて配置されている。このように、ノーズ41と先端ガイド61とを二色成形することによって、ノーズ41と先端ガイド61とを溶着する工程を省略することができるので、溶着設備を省略することができ、記録ヘッド18の製造コストを削減することができる。また、ノーズ41と先端ガイド61とを二色成形した場合、ノーズと先端ガイドとを溶着したときのように、先端ガイド61が傾いてしまうようなことがないので、先端ガイド61の傾きによる記録品質の低下を防止することができる。
図5は、記録ヘッド18のノーズ41を図3に示すIV−IV線に沿って切断した場合のノーズ41の断面を示す斜視図である。
本実施形態では、図4及び図5に示すように、ノーズ41と先端ガイド61とに、先端ガイド61が、記録ワイヤ35の突出方向である矢印X方向、及びこの突出方向である矢印X方向と略直交する矢印Y方向に抜出すのを防止する抜出し防止機構66が設けられている。この矢印Y方向とは、矢印X方向に略直交する方向のうち、先端ガイド61の樹脂材料を充填するために開放している側の方向である。つまり、ノーズと先端ガイドとを二色成形により成形したといえども、長時間の記録ヘッドの使用により先端ガイドがノーズから剥離してしまい、先端ガイドがノーズから矢印X方向又は矢印Y方向に抜出すことがあるためである。ここで、先端ガイド61がノーズ41から抜出すとは、先端ガイド61がノーズ41から剥離した場合に、ずれたり、抜け落ちたりすることをいう。
抜出し防止機構66は、先端ガイド61に形成された段付きの略円筒形状の突条67と、ノーズ41の空所70を囲う壁部63、64、65のうち壁部65に形成され、突条67が嵌合する孔68とで構成される。具体的に説明すると、孔68の内周に沿って凹部68Aが形成されており、孔68の凹部68Aに係止する凸部67Aが突条67の外周に沿って形成されている。本実施形態では、凸部67Aは、突条67の先端に形成されている。
これら突条67の凸部67Aと孔68の凹部68Aによって、先端ガイド61は、ノーズ41から剥離するのが抑制されるばかりでなく、たとえノーズ41から剥離したとしても、矢印X方向或いは矢印Y方向にノーズ41からずれたり抜け落ちたりすることはない。従って、先端ガイド61がノーズ41から剥離したとしても記録品質が低下するのを防止することができる。
また、先端ガイド61の樹脂材料を充填するために開放している側に対向する側の壁部65に突条67が嵌合する孔68が形成されているので、先端ガイド61が矢印Y方向に抜出すのをより効果的に防止することができる。
以上、実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、壁部65に先端ガイド61の突条67が嵌合する孔68を備えた場合について説明したが、壁部63又は64に先端ガイドの突条が嵌合する孔を備える場合であってもよい。
本発明に係る記録装置の一実施形態が適用されたプリンタのプリンタ本体を示す斜視図である。 図1のプリンタ本体を示す側断面図である。 図1の記録ヘッドを示す斜視図である。 図3のIV−IV線に沿う記録ヘッドの断面図である。 図3のIV−IV線に沿う記録ヘッドの切断面を示す斜視図である。
符号の説明
10…プリンタ(記録装置)、18…記録ヘッド、35…記録ワイヤ、41…ノーズ、61…先端ガイド、66…抜出し防止機構、67…突条、68…孔。

Claims (4)

  1. 記録ワイヤを位置決めするためのノーズ及び先端ガイドを備えた記録ヘッドにおいて、
    前記ノーズと前記先端ガイドとが二色成形により異なる樹脂材料で一体成形され、
    前記ノーズと前記先端ガイドとに、前記先端ガイドが前記記録ワイヤの突出方向及びこの突出方向と略直交する方向に抜出すのを防止する抜出し防止機構を設けたことを特徴とする記録ヘッド。
  2. 請求項1に記載の記録ヘッドにおいて、
    前記先端ガイドは、前記ノーズの先端に設けられた空所に嵌合され、
    前記抜出し防止機構は、
    前記先端ガイドに形成された段付きの突条と、
    前記ノーズの空所を囲う壁部に形成され、前記突条が嵌合する孔とで構成されることを特徴とする記録ヘッド。
  3. プラテンに沿って往復駆動されるキャリッジに記録ヘッドが搭載され、前記記録ヘッドの記録ワイヤの突出動作により、インクリボンを介して前記プラテン上に搬送されたシートに画像を記録する記録装置において、
    前記記録ヘッドは、記録ワイヤを位置決めするためのノーズ及び先端ガイドを備え、
    前記ノーズと前記先端ガイドとが二色成形により異なる樹脂材料で一体成形され、
    前記ノーズと前記先端ガイドとに、前記先端ガイドが前記記録ワイヤの突出方向及びこの突出方向と略直交する方向に抜出すのを防止する抜出し防止機構を設けたことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項3に記載の記録装置において、
    前記先端ガイドは、前記ノーズの先端に設けられた空所に嵌合され、
    前記抜出し防止機構は、
    前記先端ガイドに形成された段付きの突条と、
    前記ノーズの空所を囲う壁部に形成され、前記突条が嵌合する孔とで構成されることを特徴とする記録装置。

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