JP2005110730A - 炊飯器用内釜 - Google Patents

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Yasuo Konuki
保夫 小貫
Akihiko Saeki
昭彦 佐伯
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Hitachi Appliances Inc
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Abstract

【課題】 炊飯器の本体に収納される内釜の上端部のフランジの全周を断熱部材で覆うことにより、内釜上端部からの放熱を防ぎ、蓄熱効果を高める、省エネを図る。
【解決手段】 炊飯器の本体1に着脱自在に収納される内釜2において、内釜2の上端部のフランジ2aに、該フランジ2aの半円より幾分長さの短い一対の半円形状の断熱部材3を差し込み、断熱部材3間のフランジ2aに断熱部材3の一部をなす一対の取手4を差し込み、断熱部材3を保持するとともに、断熱部材3と本体1の上枠6のどちらか一方に凸部6a、他方に凹部4bを設けて内釜2の回り止めとした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般家庭及び業務用に使用される炊飯・保温兼用の炊飯器に用いられる内釜に関するものである。
従来のこの種の炊飯器においては、米と水の入った内釜を加熱する熱源として火力が強く、美味しいご飯が炊ける電磁誘導加熱が主流となっている。
そして、その内釜としては、電磁誘導加熱に有効な磁性体よりなるステンレス鋼とその熱をすばやく全体に伝えるのに適したアルミニウム鋼を貼り付けたクラッド材を使用し、それをプレス成形により深鍋形状に絞り込み、上端部をなめらかなR形状に曲げてフランジを形成している。
また、図6に示すように、内釜2の上端部をR形状に曲げてフランジ2aを形成した後、そのフランジ2aの左右対象位置に一対の断熱空間を有する取手4を設けたものも公知である。(特許文献1)
特開2001−292893号公報
上記のような従来例によると、内釜2のフランジ2aの全周が金属のクラッド材のままであるため、保温中にそのフランジ2aの全周から放熱しやすく、このため、内釜2の温度と内釜2内部の保温中のご飯の温度差により内釜2の側面部に水滴が付着しやすくなるといった問題があった。
また、図6に示すように、内釜2のフランジ2aの左右位置に一対の断熱空間を設けた取手4を取り付けたものでは、取手4がフランジ2aの一部分だけであるため、この取手4の取り付け部以外の箇所は上記と同様金属のクラッド材の部分から放熱してしまい、やはり内釜2の側面部に水滴が付着しやすくなるという問題があった。
また、この内釜2の側面部の露付き防止として、内釜2の側面部に位置する個所にヒーター等を装着して、ヒーターに通電することにより水滴が付着するのを防ぐ方法もあるが、ヒーターに頻繁に通電しなければならず、電気を多く消費するという問題があった。
かかる従来の問題を解決するため本発明の請求項1では、炊飯器の本体に着脱自在に収納される内釜において、内釜の上端部のフランジの全周を断熱部材で覆ったものである。
また、請求項2では、断熱部材の一部を一対の取手によって構成したものである。
また、請求項3では、フランジに、該フランジの半円より幾分長さの短い一対の半円形状の断熱部材を差し込み、断熱部材間のフランジに断熱部材の一部をなす一対の取手を差し込み、断熱部材を保持するものである。
さらに、請求項4では、断熱部材と本体の上枠のどちらか一方に凸部、他方に凹部を設け、内釜の回り止めとしたものである。
本発明によれば、内釜の上端部のフランジの全周を断熱部材で覆っているので、内釜上端部からの放熱を軽減することができ、それによって、蓄熱効果が向上し、内釜側面部の露付きを軽減することができる。
また、断熱部材の一部を取手形状にすることにより、ご飯の保温中でも熱い思いをすることなく内釜を容易に取り出すことができる。
さらに、断熱部材と本体上枠のどちらか一方に凸部、他方に凹部を設けることにより、内釜の回転を防止することができ、利便性が向上するものである。
以下、本発明の一実施例について図面を用いて詳細に説明する。
実施例の構成は図1から図5に示す通りである。図1は本発明の炊飯器用内釜の取手取り付け構造の組立前の斜視図。図2は同取り付け完成状態の斜視図。図3は同取手部の断面図、図4は同内釜を下側から見た斜視図、図5は図4のA部の拡大図である。
最初に、内釜2は、プレス成形により深鍋形状に絞り込み、その上端部をなめらかなR形状に曲げてフランジ2aを形成している。
フランジ2aには、図の上下位置から該フランジ2aの半円より幾分長さの短い一対の半円形状の断熱部材3を矢印(イ)のように差し込み、次に図の左右位置から断熱部材3間のフランジ2aに断熱部材3の一部をなす一対の取手4を矢印(ロ)のように差し込み、両側から断熱部材3を保持する。これによって、フランジ2aの全周は取手4を含む断熱部材3によって覆われる構造となっている。
断熱部材3および取手4は、ABS樹脂等の熱不良導体樹脂よりなり、フランジ2aに差し込みやすいように外向きに略U状に膨らませて成形されている。
取手4の下面両端部と該取手4の下面両端側に位置するフランジ2aおよび断熱部材3の両端部には、該取手4と断熱部材3をフランジ2aに嵌合させた時に同一位置にくるように穴4a、2bおよび3aを設けてあり、取手4の下面から穴4a、2bおよび3aにネジ5をねじ込んで断熱部材3と取手4をフランジ2aに固定する。
ここで内釜2は、図3に示すように本体1内に収納されてフランジ2aがその上枠6に載せられているだけであり、ご飯を装う時は内釜2が回転しやすい構造になっている。
そこで、図3、図4および図5に示すように、取手4の下面に凹部4bを設け、この凹部4bと相対する本体1の上枠6に凸部6aを設けることにより、内釜2の回転を防止するとともに、内釜2の本体1に対する位置決めを行ない、利便性を向上させる。
他の実施例として、上記構成では取手4に凹部4bを設け、上枠6に凸部6aを設けたが、逆に取手4に凸部6aを設け、上枠6に凹部4bを設けてもよい。また、この凹部4bと凸部6aは取手4だけではなく、断熱部材3に設けても同様の効果を得ることができる。
なお、7は外蓋で、内釜2を覆うように本体1に開閉自在に取り付けられている。
上記したように本発明によれば、内釜2の上端部のフランジ2aの全周を断熱部材3で覆ったので、内釜2の上端部からの放熱を軽減することができ、それによって、蓄熱効果が向上し、内釜2の側面部の露付きを軽減することができる。
また、フランジ2aに該フランジ2aの半円より幾分長さの短い一対の半円形状の断熱部材3を差し込み、断熱部材3間のフランジ2aに断熱部材3の一部をなす一対の取手4を差し込み、断熱部材3を保持したので、ご飯の保温中でも熱い思いをすることなく内釜2を容易に取り出すことができる。
さらに、断熱部材3と本体1の上枠6のどちらか一方に凸部6a、他方に凹部4bを設け、内釜2の回り止めとしたので、内釜2の回転を防止することができるものである。
本発明の炊飯器用内釜の取手取り付け構造の組立前の斜視図である。 本発明の炊飯器用内釜の取り付け完成状態の斜視図である。 本発明の取手部の断面図である。 本発明の内釜を下側から見た斜視図である。 図4のA部の拡大図である。 従来の内釜の斜視図である。
符号の説明
1 本体
2 内釜
2a フランジ
2b 穴
3 断熱部材
3a 穴
4 取手
4a 穴
4b 凹部
5 ネジ
6 上枠
6a 凸部

Claims (4)

  1. 炊飯器の本体(1)に着脱自在に収納される内釜(2)において、内釜(2)の上端部のフランジ(2a)の全周を断熱部材(3)で覆ったことを特徴とする炊飯器用内釜。
  2. 断熱部材(3)の一部は、一対の取手(4)によって構成されていることを特徴とする請求項1記載の炊飯器用内釜。
  3. フランジ(2a)に、該フランジ(2a)の半円より幾分長さの短い一対の半円形状の断熱部材(3)を差し込み、断熱部材(3)間のフランジ(2a)に断熱部材(3)の一部をなす一対の取手(4)を差し込み、断熱部材(3)を保持することを特徴とする請求項1および2記載の炊飯器用内釜。
  4. 断熱部材(3)と本体(1)の上枠(6)のどちらか一方に凸部(6a)、他方に凹部(4b)を設け、内釜(2)の回り止めとしたことを特徴とする請求項1記載の炊飯器用内釜。


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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104665601A (zh) * 2013-11-26 2015-06-03 珠海格力电器股份有限公司 一种电饭煲
CN107713712A (zh) * 2017-11-02 2018-02-23 珠海格力电器股份有限公司 烹饪器具

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