JP2005110648A - 昆布の佃煮 - Google Patents

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Masaharu Fukui
正晴 福井
Hirofumi Watanabe
裕文 渡辺
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ICHISHI KK
SANKO SANGYO KK
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ICHISHI KK
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Abstract

【課題】 従来ニンニクが健康維持の為に有効な健康食品であることは、多くの人が認めながら、独特の食感・臭い・食後の口臭のため敬遠する場合が有った。そこで今回日本人が古来より好んで食してきた昆布と組み合わせ、何の抵抗も無く、無意識のうちにニンニクの有効成分を摂取出来る、昆布の佃煮を提供する。
【解決手段】 昆布とニンニク又は黒ニンニクと混ぜ合わせ、更に好みにより松茸・椎茸・山椒の実等の山菜、雑魚・シジミ等の海産物と混ぜ合わせ、これらを熱湯で1時間以上煮込み佃煮にすることにより、ニンニク独特の食感・臭い・食後の口臭を和らげ、昆布に多量に含まれる天然のグルタミン酸ソーダをニンニクの中身に浸透させる事により、従来の佃煮感覚でお年よりから若年層まで広く食することが可能な、ニンニク入りの昆布の佃煮を提供することが出来る。

Description

本発明は、健康の維持・増進を図る事の出来る昆布の佃煮に関するものである。
本発明は、古来よりニンニクは健康食品として、広く食されて来たが、独特の食感・臭い・食後の口臭等のため嗜好性が高く、広く普及するには及ばなかった。これの改良として、無臭ニンニク、黒ニンニク等が考案され、販売されている。
しかし未だ日本人の食感には完全に馴染込めていない。本発明はこれらを解決することにより、日本人の食生活に広く普及させ、活力が得られ、疲労回復、頭脳明晰、皮膚が若返り、活力の出る、昆布の佃煮を提供するものである。
本発明は従来のニンニク入り健康食品の問題点である、ニンニク独特の食感・臭い・食後の口臭を改善し、通常の佃煮感覚で食することの出来るニンニク入りの活力の出る昆布の佃煮を提供するものである。
請求項1に記載の昆布の佃煮は、昆布の甘味成分である天然のグルタミン酸ソーダをニンニクの中身に充分にしみ込ませたことを特徴とする。本発明で用いる昆布としては、例えば、昆布を約2cm×約2cm程度の角切りにし、厚さ1mmから3mmにスライスしたニンニクを混ぜ、これを1時間以上かけてじっくりと煮込むことにより、昆布に多量に含まれる天然のグルタミン酸ソーダがニンニクの中身まで充分に含浸させることが可能となって、日本人の食感にマッチしたニンニク入り昆布の佃煮を作ることができる。
天然のグルタミン酸ソーダは元来代表的な化学調味料の原材料であり、日本料理における昆布でだしを取り、うま味の下地作りを行うのも、また湯豆腐に昆布を敷いて使用し、おいしさを引き出すのも、総て昆布に含まれる天然のグルタミン酸ソーダによるものであり、日本人の食感にマッチし、古来より好んで食されて来た。
1時間以上かけて煮沸させることにより、昆布に含有される天然のグルタミン酸ソーダをニンニクの中身に充分浸透させる事ができ、ニンニクが含まれていても日本人の食感にマッチし、また独特の臭いを和らげ、食後の口臭も低減することが出来る。
またニンニクに多く含まれる、▲1▼トリスルフィンドは、肝臓を強くすることにより皮膚の老化を防止する、▲2▼システインは、脳の神経細胞を伸ばす働きがあり、脳内の情報ネットワークの活性化を図り、これが記憶力アップ・発想力アップ・思考力アップとなり、▲3▼更に糖タンパクの一種であるニンニクレクチンは癌細胞と結合し、癌細胞を死滅させる効果等があると言われている。
請求項2に記載の昆布の佃煮は、黒ニンニクを使用することを特徴としている。
種々の無臭ニンニクの中で玄米発酵液や遠赤外線で長時間処理を施された黒ニンニクを使用すれば、食感・臭気・食後の口臭がさらに改善され、日本人に最もマッチしたニンニク入りの昆布の佃煮を作ることが出来る。
請求項3に記載の昆布の佃煮に用いる昆布とニンニクの重量比は10:1から10:10で有ることを特徴としている。この重量比で、昆布10に対しニンニクは5程度が、最も日本人の食感にマッチしている。この重量比を10:1より少なくすると、ニンニクの有効成分の摂取量が少なくなり、健康維持・増進の効果も少なく成る。又逆に重量比が10:10を越えるとニンニクの食感・臭い・口臭が強く成り過ぎるため、従ってこの範囲と限定される。
請求項4に記載の昆布の佃煮は、嗜好により副原料として松茸・椎茸・シメジ・マイタケ・山椒の実等の山菜食物及び/又は雑魚の小魚類、またシジミ等の海産食物を混ぜ合わせて煮込むことを特徴としており、これらの副原料を添加することにより、より一層日本人好みの佃煮を提供することが可能となる。
請求項5に記載の昆布の佃煮は1時間以上煮沸することを特徴としており、この沸騰により昆布中の天然のグルタミン酸ソーダをニンニクの中身まで浸透させることができる。この沸騰の時間は長ければ長いほどよい。
昆布に含有する天然のグルタミン酸ソーダをニンニクの中身まで充分に浸透させる事により、日本人の食感にマッチしたニンニク入りの昆布の佃煮を作ることができ、従来の昆布の佃煮と同一感覚で食することが可能となり、無意識の内にニンニクの健康に有効な成分を摂取することが出来る。
角切昆布と黒ニンニクさらに椎茸を加えたものに、佃煮として必要な醤油・砂糖・みりん・化学調味料・還元澱粉糖化物等を加えた物を熱湯で1時間以上じっくりと煮沸する事により昆布に含まれる天然のグルタミン酸ソーダをニンニクの中身まで充分に含浸させた昆布の佃煮を製造することができる。
大鍋に50Lの水を入れ、約2cm×約2cmの角切りにした昆布30kgと、厚さ約2mmにスライスした黒ニンニク15kg(重量比10:5)及び長さ1.5cmから2.0cmの椎茸8kgを大鍋の水中にいれ、これらを良くかき混ぜ、佃煮として必要な醤油10L・砂糖8kg・みりん2L・化学調味料を少々・還元澱粉糖化物少々を加えたものを熱湯で沸騰させ、約5時間炊き込んだ。
これにより、昆布の天然グルタミン酸ソーダが、ニンニクの中身に充分浸透し、日本人の食感にマッチしたニンニク入りの昆布の佃煮が出来た。
活力が得られ健康維持・増進の図れる食品として、老年層から若年層まで広く、従来感覚で食することが出来、無意識の内にニンニクの有効成分の摂取が可能な、健康維持・増進が図れる昆布の佃煮を提供する事が出来る。

Claims (5)

  1. 昆布とニンニクを主原料とし、水中に分散させて混合し、醤油・ミリン及び必要に応じ他の副原料を添加して煮込んだことを特徴とする昆布の佃煮。
  2. 上記ニンニクが黒ニンニクであることを特徴とする請求項1記載の昆布の佃煮。
  3. 上記の昆布とニンニクの混合比率が、重量比で10:1〜10:10であることを特徴とする昆布の佃煮。
  4. 上記の副原料として松茸・椎茸・シメジ・マイタケ・山椒の実等の山菜食物、及び/又は小魚・シジミ等の海産食物が、適宜選ばれたものであることを特徴とする昆布の佃煮。
  5. 上記煮込みの条件が1時間以上煮沸さることを特徴とする昆布の佃煮。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007214972A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Sharp Corp 携帯通信端末装置
CN104323343A (zh) * 2014-11-28 2015-02-04 荣成南光食品有限公司 佃煮芝麻海带及其制备方法
CN104921046A (zh) * 2015-07-10 2015-09-23 中盐榆林盐化有限公司 一种花椒盐及其制备方法

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